JP2007091216A - 自動車用のライニング部品変形体の製造方法及びライニング部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単で早く、しかも比較的費用効果の良い仕方で自動車用ライニング部品変形体を製造する。
【解決手段】本発明は、自動車用の複数のライニング部品変形体からライニング部品変形体(1,10)を製造する方法であって、第1のステップにおいて、前記複数のライニング部品変形体に使用されるよう形作られたライニング部品基本要素(4,40)を製造し、第2のステップにおいて、少なくとも1つの変形体に特有の変形部(2,20)を前記ライニング部品基本要素(4,40)に形成すると共に変形体に特有の仕方で形作る方法に関する。本発明は更に、対応のライニング部品基本要素及びライニング部品変形体に関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用の複数のライニング部品変形体(lining part variant)から1つのライニング部品変形体を製造する方法、自動車用の対応のライニング部品及びライニング部品基本要素に関する。
従来プラスチック材料で作られたライニング部品、特にバンパは、現在、ほとんど全ての自動車に用いられている。ライニング部品は従来、一体構造のものであり、自動車の複数の変形体に関し、同一の外部又は周囲寸法、形状及び外観を有し、変形体に特有の追加の変形の点において特有の変形体に関し複数の変形体とは異なっている。追加の変形体特有の変形部は、例えば、溝、縁又はエンボスである場合がある。この種の縁又は溝はこの場合例えば、追加の縁飾り要素、例えば縁飾りストリップを受け入れるために使用できる。加うるに、各変形体の特徴付けに関し、変形体特有の変形部を変形体特有の仕方で塗装する場合がある。
したがって、ライニング部品の複数の変形体の中から或る1つの変形体と別の変形体を識別する唯一の方法は、変形部を適当な仕方で塗装するか縁飾り要素を変形部に又はこの中に、或いは両方に単に取り付けることによる。
ライニング部品は一般に、プラスチック材料、例えばポリプロピレンから射出成形法により作られる。種々の車両についてライニング部品の複数の変形体を製造する必要があるので、ライニング部品の個々の変形体の上述の形態に起因して、別々の適当なツール又は別々の適当な射出成形用モールドをライニング部品の各変形体について提供する必要がある。その目的は、これらに対応した変形体特有の変形部をそれぞれのライニング部品変形体に設けることができるようにすることにある。製造されるべき複数のライニング部品変形体に対応して複数のツールを提供することにより、自動車の種々の変形体についてこれらライニング部品を製造する方法は、費用の極めて高くつくものとなる。各ツールは、正確に1つの変形体について特別に作られる必要があり、各ツールは一般に、別の変形体を製造するのには使えない。多数のライニング部品変形体が存在する場合が多く、更にこれらは、車両タイプに合わせて比較的早く次々に変わると共に廃れて行くことに鑑みてこれらライニング部品変形体のそれぞれの製造用のツールは、これらに代えて他の変形体特有ツールを用いるまで短い期間しか使えない場合が多い。
特に、バンパ又はバンパライニング(内張り)は、自動車における変形体の製造に関し、冒頭に記載した変形部、例えば縁、溝又はエンボス及び例えばこれらに取り付けられた縁飾り要素及び(又は)変形体特有の塗料の助けにより、適当に構成されなければならない場合が多い。自動車の種々の変形体向きのバンパライニング又はバンパの周囲寸法又は外部寸法は、上述した変形体特有の変形部の点でのみ異なっていることを除き同一である。
先行技術の技術的背景とは異なり、複数のライニング部品変形体から変形体として自動車用ライニング部品の製造を可能にし、先行技術で知られている製造方法と比べて迅速で簡単であり、しかも費用効果のよい方法を提供することが望ましい。また、複数のライニング部品変形体からの変形体として、対応して製造された自動車用ライニング部品を提供することが望ましく、このライニング部品は、簡単で迅速であり、しかも比較的費用効果がよい仕方で製造される。
本発明は、請求項1の特徴を有する複数のライニング部品変形体から自動車用ライニング部品変形体を製造する方法を提供する。また、請求項10の特徴を有するライニング部品基本要素及び請求項12の特徴を有する自動車用ライニング部品が提供される。さらに、考えられる実施形態が、対応の従属形式の請求項に記載されている。
請求項1に記載された本発明によれば、自動車用の複数のライニング部品変形体からライニング部品変形体を製造する方法であって、第1のステップにおいて、前記複数のライニング部品変形体に使用されるよう形作られたライニング部品基本要素を製造する方法が提供される。第2のステップにおいて、少なくとも1つの変形体に特有の変形部を前記ライニング部品基本要素に形成すると共に変形体に特有の仕方で形作る。
この種のライニング部品は、冒頭で述べたように、例えば、バンパ又はバンパライニングであるのがよい。
ライニング部品基本要素を、単一のツール、例えば単一の射出成形用モールドを用いて製造できる。ライニング部品基本要素は、外部寸法又は周囲寸法を定める。
第2のステップで形成された変形体特有変形部は、例えば、溝、縁又はエンボスであるのがよい。しかしながら、任意他の形式の変形体特有の付形も又、想到可能である。
本発明の方法の実施形態では、変形体特有の前記変形部は、溝、縁又はエンボスの形態をしており、雄型モールド及び適当な仕方で該雄型モールドと協働する雌型モールドを用いて深絞り成形されている。
この場合、形成されるべき変形部の寸法形状に応じて、第2のステップを実施するため、即ち、変形ステップを実施するために、ライニング部品基本要素を適当な箇所で加熱することが現場において必要な場合がある。雄型モールド及びこれと協働する雌型モールドは、ライニング部品基本要素に設けられる変形部を変形体特有の仕方で形成できるような仕方で形作られている。換言すると、雄型モールド及び適当な仕方でこれと協働する雌型モールドの例えば寸法及び(又は)形状は、変形体特有の仕方で定められる。
本発明の方法の考えられる別の実施形態では、前記変形部、例えば溝又は縁は、変形体特有の縁飾りストリップを受け入れるよう形作られている。
加うるに、本発明の方法の別の実施形態は、変形体特有の縁飾りストリップを変形部、即ち、例えば、溝の中に収納し又は縁の上に取り付けるステップを有する。
それにより、前記縁飾りストリップを前記変形部内に収納するために穴を開け、該穴により、前記縁飾りストリップを適当な締結要素により前記変形部内に締結することが可能である。締結要素は例えば、開けた穴に挿入することができ、それによりライニング部品の変形部に締結できる適当な挿入要素、例えばクリップ又はリベットであるのがよい。締結要素は又、穴を介して適当な仕方で協働するナットを用いることによりライニング部品の変形部にねじ込むことができるねじ要素であってもよい。
本発明の方法の考えられる別の実施形態では、第2のスナップにおいて、前記変形部の前記形成と共に前記穴を開ける。換言すると、変形部の形成と穴の穴開けを追加の作業を必要とする穴の穴開けではなく、単一の作業で同時に行う。変形部を雄型モールド及びこれと協働する雌型モールドを用いて形成する場合、用いられるべき雄型モールド及び(又は)適当な仕方でこれと協働する雌型モールドは、適当な穴を開けることができる。適当な切断突起を備える。切断突起が雄型モールドの側部に設けられるか雌型モールドの側部に設けられるかに応じて、切断突起を受け入れるために設けられる対応の凹み又は凹部を適当な対応部分、即ち、雌型モールドの側部又は雄型モールドの側部に設けるのがよい。
しかしながら、本発明の方法の考えられる別の実施形態では、結合手段を用いて縁飾りストリップをライニング部品の変形部又は変形部内に締結することも又想到できる。しかしながら、機械的連結、例えば、上述のねじ連結又は上述のクリップ連結に加えて、縁飾りストリップを変形部に結合し、かくしてこれに加えてこの連結部を安定化させる手段を提供することも又可能である。
本発明の方法の考えられる別の実施形態では、変形体特有の変形部、例えば溝、縁又はエンボスを変形体特有の仕方で塗装する。塗料の色も又、変形体特有の仕方で定めることができる。また、縁飾り要素、例えば縁飾りストリップの取り付け又は締結に加えて、この種の塗料を提供することも又可能である。本発明の方法の考えられる別の実施形態では、ライニング部品基本要素は、単一ツール又は単一射出成形用モールドを用いてプラスチック材料から射出成形される。用いられるプラスチック材料は、例えばポリウレタン又はポリプロピレンであるのがよい。
複数のライニング部品変形体から変形体として自動車用ライニング部品を製造するために、当初、均一の基本形態として使用できるライニング部品基本要素を複数のライニング部品変形体から製造するために、たった1つのツール、例えば射出成形用金型しか提供する必要がないということは、本発明の方法の基本的な利点であると考えることができ、かかる均一の基本形態は次に、第2のステップにおいて、各変形体に特有な仕方で変形させる。単一のツールしか必要としないことにより、製造方法は、公知の方法と比較して、迅速且つ簡単であり、しかも特に費用効果がよいものになる。変形体特有の変形部を形成するための本発明の方法の第2のステップにおける変形プロセスでは、別のツールを用いることが必要な場合があるが、これは、射出成形用モールド、例えば雄型モールド及びこれと協働する雌型モールドと比較して、簡単であり、したがって、費用効果のよいツールである。雄型モールド及びこれと協働する雌型モールドの変形体に依存した使用と関連した費用は、射出成形用モールドの変形体に依存した使用と関連した費用よりも実質的に安上がりである。加うるに、ライニング部品基本要素に対して変形プロセスを実施する変形ツールを非常に迅速且つ現場特有の仕方で製造でき、変形体の製造を僅かな細部の点でのみ異なるものにすることができる。加うるに、ライニング部品基本要素について局部的精度で実施されるべき変形体特有変形部も又可能である。変形プロセスは、必要ならば、事前設定に従ってより正確に実施することができる。
さらに、本発明は、一作業で単一ツールを用いて製造でき、複数の車両用ライニング部品変形体を製造するために使用されるよう形作られたライニング部品基本要素に関する。特に、このライニング部品基本要素は、単一の射出成形用モールドを用いて一作業で射出成形され、複数の自動車用バンパ変形体を製造するために用いるのに適したバンパ基本要素であるのがよい。
本発明のライニング部品基本部品は、プラスチック材料、特にポリプロピレンから射出成形されたものであるのがよい。
本発明は又、本発明の方法により複数のライニング部品変形体から変形体として製造された自動車用ライニング部品に関する。このライニング部品は、特に、本発明の方法により複数のバンパ変形体から変形体として製造される自動車用バンパであるのがよい。
ライニング部品、例えばバンパは一般に、少なくとも一部がプラスチック材料で作られる。換言すると、少なくともライニング部品基本要素は、プラスチック材料で作られ、追加の変形体特有縁飾り要素は、例えば、金属又は別の適当な材料で作られたものであるのがよい。
本発明のライニング部品の考えられる別の実施形態では、このライニング部品は、上述したように、自動車用バンパである。このバンパは、例えば、自動車用フロントバンパとして使用できる。
本発明のライニング部品の別の実施形態では、このライニング部品は、自動車用のリヤバンパとして使用できるバンパであってもよい。
本発明の別の利点及び別の実施形態は、詳細な説明及び添付の図面から明らかになろう。
上述の特徴及び以下に説明する特徴は、各場合に特定される組み合わせだけでなく、他の組み合わせ又は単独で使用でき、それにより本発明の範囲から逸脱しないことは理解されよう。
本発明は、図面に記載された実施形態に基づいて概略的に示されており、本発明を図面を参照して以下に詳細に説明する。
図1は、本発明の方法の実施形態に従って説明されたバンパ1の断面側面図である。バンパ1は、この場合、自動車のリヤバンパとして形作られている。これは、複数のバンパ変形体からの変形体である。複数のバンパ変形体のうちの種々のバンパ変形体は、例えば、これに取り付けられていて、各場合に設けられた溝2の中に納められる縁飾りストリップ3の点で異なっている。換言すると、この場合に示された例では、溝2は、この中に受け入れられ、この中に締結される縁飾りストリップ3と共に変形体特有であり、バンパ1を複数のバンパ変形体の他の変形体から識別するのに役立つ。
複数のバンパ変形体の製造を迅速で効率的であり、しかも費用効果のよいものに保つために、本発明の方法による第1のステップでは、先ず最初に、例えば図1aに示すようなバンパ基本要素4が作られる。このバンパ基本要素4の形態、形状及び寸法は、複数のバンパ変形体のバンパ変形体の全てに共通の形態、形状及び寸法に一致している。バンパ基本要素4から進んで、第2のステップにおいて、変形体特有の変形部を形成する。かかる変形体特有変形部は、複数のバンパ変形体から互いに異なるバンパ変形体を形成するのに極めて重要である。バンパ基本要素の製造は、バンパ変形体の全てについて同一であるが、変形体特有変形部を形成する第2のステップは、変形体ごとに異なっている。バンパ基本要素4を単一のツールを用いて製造するのがよい。バンパ基本要素4は一般に、射出成形法により製造され、したがって、このバンパ基本要素の製造では、バンパ基本要素の形態、形状及び寸法に一致する射出成形用モールドを用意することが必要である。バンパ基本要素4の場合、用いられるべき射出成形用モールドは、比較的大型である。その結果、射出成形法を用いてバンパ基本要素4だけを製造し、これから進んで、複数のバンパ変形体のうちの種々のバンパ変形体を形成する第2のステップでは、種々のバンパ変形体相互間の相違点を反映する変形部を単に形成することが、比較的費用効果がよい。バンパ基本要素4は一般に、プラスチック材料から射出成形され、この場合、プラスチック材料は、ポリプロピレンであるのがよい。任意他の適当なプラスチック材料又は射出成形法で用いることができる適当な材料も又、使用できる。
バンパ基本要素4の製造後、このバンパ基本要素に本発明の方法の第2のステップを施し、かかる第2のステップでは、変形体特有の変形をバンパ基本要素4に対して行う。この変形は、バンパ変形体に応じてその形態が様々であってよい。この場合に示されたバンパ変形体1の例では、溝2が深絞り成形される。バンパ基本要素4に設けられた溝2の寸法、正確な形状及び位置決めは、変形体特有の仕方で定められなければならない。溝2は、例えば、エンボス加工法により形成されたものであってよく、このエンボス加工法では、適当な雄型モールド及びこれと協働する雌型モールドを用いるのがよい。雄型モールド及びこれと協働する雌型モールドの寸法形状は、形成されるべき溝2に適合していなければならない。換言すると、種々のバンパ変形体では、種々の雄型モールド及びこれに対応した雌型モールドを用いることが必要な場合がある。しかしながら、種々の雄型モールド及びこれと関連した雌型モールドを用意するには、変形体特有射出成形用モールドよりも更に僅かではあるが費用が伴う。形成されるべき溝の形態、形状及び寸法に応じて、エンボス加工の実施を容易にすると共に均一な溝の形成を可能にするために一時的且つ局所的にバンパ基本要素4を適当な箇所で加熱するのがよい。
深絞り成形溝2の別の変形体特有の形成の場合、例えば、溝2を変形体特有な仕方で塗装してもよい。また、この場合、1つのバンパ変形体に関し図1bに示す例の場合のように、即ち、この場合、溝2内に配置された縁飾りストリップ3により識別されるバンパ変形体1と同様、他のバンパ変形体から区別することも考えられる。縁飾りストリップ3、及びかくしてこれを受け入れるために用いられる溝2は、変形体特有な仕方で形作られたものであるのがよい。縁飾りストリップ3は、金属又は金属縁飾りストリップであるのがよい。縁飾りストリップ3は、金属被覆縁飾りストリップであるのがよい。縁飾りストリップ3を溝2内で結合手段によりバンパに連結するのがよい。加うるに、縁飾りストリップ3は又、別の連結手段により溝2内に配置してもよい。これは、例えば、挿入連結部、例えば、クリップ連結部又はねじ連結部であるのがよい。クリップ連結部又はねじ連結部を作るためには、溝2内の適当な箇所に、適当なクリップ又はねじを導入できる穴を設けなければならない。穴を形成するためには、これらの穴を溝2の形成と同時に単一の作業で開けるのがよい。例えば、溝2が雄型モールド及びこれと協働する雌型モールドを用いて形成する場合、雄型モールドか雌型モールドかのいずれかが適当に寸法決めされた穴を開けることができる適当な切断突起を有するのがよい。
図2は、本発明の方法の実施形態に従って製造されたバンパ変形体の考えられる別の実施形態を示している。図1の例の場合のように、バンパ変形体10の製造のため、バンパ基本要素40を先ず最初に第1のステップで作る。例えば射出成形用モールドのようなツールを用いて射出成形法で製造したバンパ基本要素40を、複数のバンパ変形体を製造する開始要素として用いるのがよい。図1の例の場合のように、バンパ基本要素40は、複数のバンパ変形体のうちのバンパ変形体の全てに共通な形態、形状及び寸法を有し、したがって、変形体特有変形部をバンパ基本要素40に基づいて形成するのがよい。次に、第2のステップにおいて、変形体特有の変形をバンパ基本要素40に基づいて施す。図2のバンパ10の例では、図1の例の場合のように、溝20を深絞り成形する。溝20の形状、寸法及び位置決めは、この場合も又、変形体特有である。溝20は、この場合も又、変形体特有であるのがよい。溝20を、この場合も又、エンボス加工法の助けにより、例えば、適当な雄型モールド及びこの雄型モールドと協働する雌型モールドを用いて形成するのがよい。図1の例とは対照的に、この場合に示されたバンパ10の溝20は、縁飾りストリップを受け入れず、これとは異なり、溝20は、変形体特有塗料50を備える。この変形体特有塗料50は、自動車の車体全体について選択された塗料と同一であるのがよい。
図1a及び図1bは、ライニング部品基本要素の一例としてのバンパ基本要素の考えられる実施形態及びこれから製造でき、本発明の方法の実施形態を用いて製造されたバンパ変形体の考えられる実施形態を示す図である。 図2a及び図2bは、本発明の方法の別の実施形態に従って製造されたライニング部品変形体の一例としてのバンパ変形体の考えられる別の実施形態を示す図である。
符号の説明
1 ライニング部品変形体
2,20 変形体特有の変形部又は溝
3 縁飾りストリップ
4,40 ライニング部品基本要素
10 バンパ変形体
20 変形体特有の塗料

Claims (15)

  1. 自動車用の複数のライニング部品変形体からライニング部品変形体(1,10)を製造する方法であって、第1のステップにおいて、前記複数のライニング部品変形体に使用されるよう形作られたライニング部品基本要素(4,40)を製造し、第2のステップにおいて、前記ライニング部品基本要素(4,40)に、少なくとも1つの変形体に特有の変形部(2,20)を形成すると共に変形体に特有の仕方で形作る、方法。
  2. 前記変形部(2,20)は、溝、縁又はエンボスの形態をしており、雄型モールド及び適当な仕方で該雄型モールドと協働する雌型モールドを用いて深絞り成形されている、請求項1記載の方法。
  3. 前記変形部(2)は、変形体特有の縁飾りストリップ(3)を受け入れるよう形作られている、請求項1又は2記載の方法。
  4. 次のステップでは、前記縁飾りストリップ(3)を前記変形部(2)に収納する、請求項3記載の方法。
  5. 前記縁飾りストリップ(3)を前記変形部(2)内に収納するために穴を開け、該穴により、前記縁飾りストリップ(3)を適当な締結要素により前記変形部(2)内に締結できる、請求項3又は4記載の方法。
  6. 前記第2のステップにおいて、前記変形部(2)の前記形成と共に前記穴を開ける、請求項5記載の方法。
  7. 前記縁飾りストリップ(3)を前記変形部(2)内に接着する、請求項4〜6のうちいずれか一に記載の方法。
  8. 前記変形部(2,20)を変形体特有の仕方で塗装する、請求項1〜7のうちいずれか一に記載の方法。
  9. 前記ライニング部品基本要素(4,40)は単一のツール又は単一の射出成形用モールドを用いてプラスチック材料から射出成形されている、請求項1〜8のうちいずれか一に記載の方法。
  10. 一作業で単一ツールを用いて製造でき、複数の車両用ライニング部品変形体を製造するために使用されるよう形作られたライニング部品基本要素。
  11. 射出成形用モールドを用いてプラスチック材料、特にポリプロピレンから射出成形された請求項10記載のライニング部品基本要素。
  12. 請求項1〜9のうちいずれか一に記載の方法により複数のライニング部品変形体から変形体として製造された自動車用ライニング部品。
  13. 少なくとも一部がプラスチック材料で作られた請求項12記載のライニング部品。
  14. 自動車のフロントバンパとして使用できる請求項12又は13記載のライニング部品。
  15. 自動車のリヤバンパとして使用できる請求項12又は13記載のライニング部品。
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