JP2007089656A - 食器洗浄機 - Google Patents
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Abstract
【課題】高台付き食器は、食器用かごに横置きにして乾燥する。高台の凹部に溜まり水が残り、乾燥時間内で蒸発することができないため、乾燥効率を低下させていた。本発明は、上記の問題に鑑み、溜まり水を無くするか少なくして乾燥効率を向上させる食器洗浄機を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、洗浄槽と、前記洗浄槽に内置され、食器類を含む被洗浄物を載置する食器用かごと、被洗浄物に向けて洗浄水を噴射する回転体ノズル体と、洗浄槽の内底側に設けられ、洗浄水を加熱や前記被洗浄物の乾燥を行うヒータとを有する食器洗浄機において、食器用かごをほぼ水平の状態ないし、傾けた状態にするかご傾斜回転作動手段を有することを特徴とする。
【選択図】図4
【解決手段】本発明は、洗浄槽と、前記洗浄槽に内置され、食器類を含む被洗浄物を載置する食器用かごと、被洗浄物に向けて洗浄水を噴射する回転体ノズル体と、洗浄槽の内底側に設けられ、洗浄水を加熱や前記被洗浄物の乾燥を行うヒータとを有する食器洗浄機において、食器用かごをほぼ水平の状態ないし、傾けた状態にするかご傾斜回転作動手段を有することを特徴とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、食器乾燥時に飯茶碗、汁椀及び湯呑等を含む高台付き食器の高台内に溜まる洗浄水を排出し、乾燥効率を向上させた食器洗浄機に関するものである。
食器かごを回転させる食器洗浄機は、例えば特許文献1(特開2000−316774号公報)に記載されている。
食器洗浄機において、乾燥効率が100%にならない原因を食器の種類で調べたところ、飯茶碗、汁椀及び湯呑のように高台付き食器に生じやすいことが分かった。
高台付き食器は、食器用かごに横置きにして乾燥する。高台の凹部に溜まり水が残り、乾燥時間内で蒸発することができないため、乾燥効率を低下させていた。
本発明は、上記の問題に鑑み、溜まり水を無くするか少なくして乾燥効率を向上させる食器洗浄機を提供することを目的とする。
本発明は、洗浄槽と、前記洗浄槽に内置され、食器類を含む被洗浄物を載置する食器用かごと、被洗浄物に向けて洗浄水を噴射する回転体ノズル体と、洗浄槽の内底側に設けられ、洗浄水を加熱や前記被洗浄物の乾燥を行うヒータとを有する食器洗浄機において、食器用かごをほぼ水平の状態ないし、傾けた状態にするかご傾斜回転作動手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、かご傾斜回転作動手段により食器用かごを傾けることができるので、飯茶碗、汁椀及び湯呑のよう高台付き食器でも、高台の凹部に溜まった洗浄水を排出できる。洗浄水が高台の凹部に残らないので、乾燥効率を著しく向上させることができる。
図1に本発明の一実施例である食器洗浄機の正面図を示す。
食器洗浄機の本体枠体の前面には、ドア開閉用の押ボタン1が備わる。この押ボタン11を押すことにより、ドアロックが解除され、取っ手2が付いた上扉3と下扉4がほぼ同時に開く。
また、本体枠体の前面下部には操作表示部5が設けられる。操作表示部5の電源スイッチ5をONしてコースを選択後、スタートスイッチ6を押すことにより、食器洗浄機は運転を開始する。
図2は本発明の一実施例である食器洗浄機の縦断面図を示す。
洗浄槽8の下部には、洗浄槽内に貯留した洗浄水を吸込み加圧して吐出する洗浄ポンプ兼排水ポンプ9と加圧された洗浄水を食器用かごである上かご10と下かご11に向けて洗浄水を噴射する洗浄ノズルが具備されている。
上かご10には飯茶碗、汁椀及び湯呑のように底に高台を有する食器が主に収納される。高台は凹部を有する。上かご10は側面から見て左右に45度傾斜回転できるよう側面の片側に駆動機構(かご傾斜回転作動手段)が備えられている。上かご10は、前側から見ると、前後に傾斜回動が行なわれる。
固定ノズル13(洗浄ノズル)は上かご10の上側部、回転ノズル12(洗浄ノズル)は下かご11の下側に設けられる。洗浄ノズルは上/下かごの横側に設けることも可能である。また洗浄ノズルは設ける位置や個数は任意に選択できる。
本実施例では下かご11の下部方向に2個の回転ノズル12と上かご10の上方には複数個の下向きの噴射口を有する固定ノズル13が配置されている。
本実施例には、図示されていないが、水流切り替え装置により下側の回転ノズル12と固定ノズル13に独立して水流を切り替えることができる。洗浄ポンプ兼排水ポンプ9により加圧された洗浄水を洗浄ノズルする。洗浄ノズルより食器に噴射する洗浄水により食器に付着している汚れは洗浄される。洗浄水に含まれる残菜は、残菜フィルタ14で濾されて捕集される。
濾された洗浄水は洗浄ポンプ兼排水ポンプ9により循環しながら、上かご10と下かご11に収納されている食器15を洗浄する。残菜フィルタ14の下部には洗浄水を加熱するための加熱用ヒータ16がある。
洗浄、すすぎが終了すると食器15を乾燥させるための送風を行う乾燥用ファン17と乾燥用ファン17から送風された風を加熱するための温風用ヒータ18を作動させて食器15を乾燥する。温風用ヒータの熱源にはPTCを使用しており、PTCは過熱すると入力を小さく抑えて安全方向に働く。
洗浄槽内には洗浄水の水温検知を行うサーミスタ19がついている。サーミスタ19の固定は、直接洗浄槽内に突き出した構造としている。
従来は洗浄槽を成形するときに樹脂でサーミスタを一体成形していた。このため、温度の検知感度が熱伝導の悪い樹脂層により時間遅れが大きくなり検出誤差が大きくなる。サーミスタ19を直接洗浄槽内に突き出した本実施例の構造としたので検出誤差が小さくなった。
なお、サーミスタは、耐食性の良いステンレスやセラミックなどで外郭を構成したものを用いている。
図3に食器洗浄機の工程図を示す。
まず、電源スイッチONした後にコース設定し、スタートボタンを押すと、自動的に洗い工程、すすぎ(1)工程、すすぎ(2)工程、加熱すすぎ工程、乾燥工程の順に運転が推移して自動的に停止する。
洗い工程では洗浄水の温度を約65℃程度まで上げている。常温の20℃からでは約25分程度時間を要する。また、加熱すすぎ工程では洗浄水の温度を約75℃まで上げている。
乾燥工程ではPTCヒータあるいはシーズヒータを加熱して送風を行い、熱風を洗浄槽内に循環させて排気している。加熱すすぎ工程の温度が高い程、食器類に蓄積される熱量が多いため乾燥工程時の時間は短縮される。
また、洗浄水が食器類に付着する量が少ないほど同じヒータ容量であれば乾燥時間を短くすることができる。加熱すすぎ工程が終了した状態では洗浄水が食器及び食器用かごに大量に付着している。
図4は本発明の他の実施例に係わるもので、食器用かごのガイドレールの部分図を示す。
ガイドレールは本実施例の場合、二つのガイドレールにより構成されている。
一つは洗浄槽内に固定されている固定ガイドレール41で、反対方向にも同じものが備わる。他方は回転ガイドレール42である。可動ガイドレール42のほぼ中心部の凸部43には、駆動機構(かご傾斜回転作動手段)のシャフト44が取付けられている。
また、食器用かごを可動ガイドレール42に装着するときのストッパー45が付いている。
固定ガイドレール41は、食器かごが出し入れされる可動ガイドレール42の出し入れ側端部に対向するように設けられる。可動ガイドレール42は、シャフト44を支軸としてシーソ作動自在であるが、固定ガイドレール41は固定したままで動かない。固定ガイドレール41は洗浄槽8の両側面部に固定され、食器の入った食器かごの荷重を最初に受けるため強固に作られている。ストッパー45は、固定ガイドレール41の反対側になる洗浄槽の奥側に位置する。
図5は本発明の他の実施例に係わるもので、可動ガイドレールの駆動機構(かご傾斜回転作動手段)の部分断面を示す。
かご傾斜回転作動手段は、可動ガイドレール42と、洗浄槽8の側壁に取り付けた樹脂製のスリーブ軸受50と、減速機構を内蔵した駆動部51(モータ)と、凸部43に嵌るシャフト44と、駆動部51を支持する取付け板52と、取付け板52を洗浄槽8の側壁に取り付けるネジ54とを有する。
駆動部51のシャフト55は樹脂製のスリーブ軸受50を通して可動ガイドレール42の凸部43に嵌る。凸部43に嵌ったシャフト55が脱落しないようにネジ(図示せず)で固定されている。
スリーブ軸受50は洗浄水と直接接触するため耐食性の良い樹脂製の軸受である。食器類の点数増加による荷重増加により、回転摩擦トルクが増加する場合はプラスチック玉軸受を使用とよい。回転摩擦による損失を低減し、駆動部が小型で耐水性の面でも優れている。
駆動部51のモータ(図示せず)は、正逆転用のモータを使用する。モータの正逆転により、可動ガイドレール42は水平位置に保たれたり、傾斜状態に保たれたりする。また、回転位置検出(図示せず)については駆動部側で行う。
図6は本発明の他の実施例に係わるもので、可動ガイドレールの他の駆動方式である部分図を示す。
可動ガイドレール42は、シャフト以外の支持部材により、シーソ作動自在に支持されている。バネ60は洗浄槽8に設けられたバネ固定ボス61と可動ガイドレール42の間に固定されている。このバネ60により、可動ガイドレール42は、反時計方向の回転力が付与される。
角度規制ストッパー62は、可動ガイドレール42が反時計方向に回転する最大傾斜角度を規制する。
反対側のバネ63はバネ60と同様に洗浄槽8に設けられたバネ固定ボス64と可動ガイドレール42の間に固定されている。バネ63は耐水性、耐食性のある形状記憶合金を使用している。このバネ63により、可動ガイドレール42は、時計方向の回転力が付与される。
角度規制ストッパー65は、可動ガイドレール42が時計方向に回転する最大傾斜角度を規制する。
図7は本発明の他の実施例に係わるもので、高台食器専用かごの部分図を示す。
この高台食器専用かご71は、鉄線を組み合わせたものに樹脂をコーテングして構成されている。両側には食器かごガイド72が取付けられている。食器かごガイド72の後端は可動ガイド42のストッパー45で位置決めされるのでほぼ直角となっている。前側端(手前側端)は引出し易いように傾斜角度を設けている。
この高台食器専用かご71は、飯茶碗、汁椀及び湯呑のように底に高台を有する高台食器を専用に載せる専用かごである。
図8は、高台食器専用かご71に高台食器の湯飲みを載置した形態を示している。
高台食器専用かご71の傾斜回転軸線100に対して高台食器の湯飲み73は、湯飲み73の長手方向が交差になるように置かれる。
言い換えると、前記高台食器専用かごに載置される高台食器は、高台食器専用かごの傾斜回転作動に伴い高台付食器の上口(飲み口側)と下口(高台側)が上向きないし下向きになる置き方で配置される。しかも、傾斜回転軸線100に対して高台食器の湯飲み73は、湯飲み73の長手方向が直角になるように置かれる。
図9は横に寝かせるように置かれた湯呑に洗浄水が付着した状態を示す。
洗浄水は湯呑73の高台の凹部91と内部に付着する。底部の凹部91に付着する洗浄水90aは水平位置では上部の部分はほとんど付着しないで下側の一部に溜まり、量も少ない。
これに対して内側に付着する洗浄水90bは、かなりの量が流れずに内部に残留する。この状態で、湯呑73を傾けて洗浄水90bを流すには、傾斜角度θが15度以上必要である。15度以上傾けると洗浄水90aは湯呑の口から水滴92として落下する。
なお、湯呑73の凹部91は、下口(高台側)である。湯呑73の内部は高台付食器の上口(飲み口側)になる。
次に本発明の実施例を動作の面から説明する。
ここでは、高台に凹部を有する高台食器の洗浄乾燥を主に説明する。
高台食器の配置は、大別して2種類ある。
図2の方式では、かごの傾斜回転軸線100に対して高台食器の湯飲み73が直角ではなく少し斜に置かれている。このため、湯飲み73の凹部に残る洗浄水を排出するためには回転角度を大きくする必要がある。但し食器を多く搭載できる。
図8の方式では、かごの傾斜回転軸線100に対して高台食器の湯飲み73が直角に置かれる。このため、少ない回転角度で湯飲み73の凹部に残る洗浄水を排出できる。但し搭載できる食器数が少ない。
図4に示すようにガイドレールは、固定ガイドレール41と可動ガイドレール42を有する。この固定ガイドレール41は、食器が搭載された重い高台食器専用かご71を洗浄槽内に設置する際に役立つ。
高台食器専用かご71の食器かごガイド72を可動ガイドレール42の出し入れ側端部に載せると、可動ガイドレール42は下がるように回動し、高台食器専用かご71を洗浄槽内に挿入できなくなる。
しかし、可動ガイドレール42の出し入れ側に固定ガイドレール41があるので、高台食器専用かご71を洗浄槽内に入れる際に高台食器専用かご71の食器かごガイド72が固定ガイドレール41に載る。可動ガイドレール42は下がるように回動しないので、高台食器専用かご71は洗浄槽内にスムーズに入れられる。
なお、可動ガイドレール部の強度及び回転保持トルクを充分大きく取れば固定ガイドレール41は無くてもよい。但し、可動ガイドレールの駆動機構(かご傾斜回転作動手段)が大型になる不具合がある。
可動ガイドレール42の奥側には食器用かごのストッパー45が付いている。これにより、高台食器専用かごを洗浄槽内の奥側位置で止めることができる。
なお、食器用かごを安定して固定するには可動ガイドレールを奥側に向かって下がるように若干傾斜を持たせた方がよい。また、可動ガイドレールの回転中心を重心位置とすることにより回転トルクを低減できる。
高台食器専用かごを回転させるタイミングについて述べる。
前述したように可動ガイドレールをシーソ作動させることにより、高台食器専用かごが前後に傾き、高台食器に残る水が流し出すことができる。
図5に示すモータで駆動する方式では任意の時間で食器用かごを回転することができる。
水残水を少なくする可動ガイドレールの効果的な作動タイミングは、加熱すすぎが終了後、少し時間を置いてからするのがベストである。
すなわち、加熱すすぎが終了し、洗浄ノズルから洗浄水の噴射が終わってから直後だと洗浄室の天井に付着した洗浄水が落下して、再び洗浄水が高台食器の凹部91に溜まる。天井からの落下水が止むまでの時間を待って可動ガイドレールの傾斜回動をするのが効果的である。
本実施例の場合、加熱すすぎが終了後の経過時間を約0.5〜1分とした。また、乾燥工程の初期段階で食器用かごを回動させることにより食器用かごに付着した洗浄水の水滴が回動時の振動で落下するので乾燥時間の短縮及び乾燥効率が向上する。
図2に示す食器の配置では、食器かごの傾斜回動角度が45度程度を必要とする。これに対し、図8の示す食器の配置では、食器かごの傾斜回動角度が15度程度で高台の凹部に残る洗浄水を排出できる。少ない傾斜回動角度で排水が行なわれるので、排水がし易い。また、少ない傾斜回動角度で足りるので、可動ガイドレールの駆動機構(かご傾斜回転作動手段)を小型化、構成の簡単化等により安価にできる。
図6に示す形状記憶合金のバネ63を使用するものにあっては、温度により動作させるので動作タイミングは温度により決まる。加熱すすぎ工程の温度は70〜80℃で行うので、洗浄槽内は70℃から熱風による送風により急激に低下し43℃程度まで下がり乾燥終了後は55℃以上となる。
これにより、50℃以上で形状記憶合金のバネ63が圧縮になるように遷移温度を設定している。また、バネ60の引張り力は形状記憶合金のバネ63の引張り力より遷移温度が低い状態では強くなるように設定されている。このため、遷移温度の50℃以下では可動ガイドレール42はストッパー62の位置で固定され、ほぼ水平状態に置かれる。
また、遷移温度を超えた状態では可動ガイドレール42は形状記憶合金のバネ63が収縮してストッパー65の位置で固定される。このため、加熱すすぎ工程の直後は、可動ガイドレール42はストッパー65側に位置し、熱風の送風による温度の低下とともにストッパー62に位置し、再度乾燥温度の上昇によりストッパー65側に位置する。なお、回転角度についてはストロークを大きく取れないため10〜30度としている。
本実施例によれば、高台食器を載置する食器用かごを傾斜回動させることにより、高台の凹部に溜まった洗浄水を排出または低減することができる。このため従来乾燥できなかったこれらの食器をよく乾燥させることができ、著しく乾燥効率を向上させることができる。
1…押ボタン、2…取っ手、3…上扉、4…下扉、5…操作表示部、6…スタートボタン、8…洗浄槽、9…洗浄ポンプ兼排水ポンプ、10…上かご、11…下かご、12…回転ノズル、13…固定ノズル、14…残菜フィルタ、15…食器、16…加熱用ヒータ、17…乾燥用ファン、18…温風用ヒータ、19…サーミスタ、41…固定ガイドレール、42…可動ガイドレール、43…凸部、44…シャフト、45…ストッパー、50…スリーブ軸受、51…駆動部、52…取付け板、54…ネジ、55…シャフト、60、63…バネ、61…バネ固定ボス、65…ストッパー、71…高台食器専用かご、72…食器かごガイド、73…湯呑(高台食器)、90a,90b…洗浄水、92…水滴。
Claims (10)
- 洗浄槽と、前記洗浄槽に内置され、食器類を含む被洗浄物を載置する食器用かごと、前記被洗浄物に向けて洗浄水を噴射する回転体ノズル体と、前記洗浄槽の内底側に設けられ、洗浄水を加熱や前記被洗浄物の乾燥を行うヒータとを有する食器洗浄機において、
食器用かごをほぼ水平の状態ないし、傾けた状態にするかご傾斜回転作動手段を有することを特徴とする食器洗浄機。 - 洗浄槽と、前記洗浄槽に内置され、食器類を含む被洗浄物を載置する食器用かごと、前記被洗浄物に向けて洗浄水を噴射する回転体ノズル体と、前記洗浄槽の内底側に設けられ、洗浄水を加熱や前記被洗浄物の乾燥を行うヒータとを有し、
洗い工程、すすぎ工程、加熱すすぎ工程、乾燥工程の順に運転が推移する食器洗浄機において、
前記加熱すすぎ工程における回転体ノズル体からの洗浄水終了まで、前記食器用かごをほぼ水平の状態に保ち、前記洗浄水終了後に前記食器用かごを傾けた状態に保つことを特徴とする食器洗浄機。 - 洗浄槽と、前記洗浄槽に内置され、飯茶碗、汁椀及び湯呑を含む高台食器を収める高台食器専用かごと、洗浄水を噴射する回転体ノズル体と、前記洗浄槽の内底側に設けられ、洗浄水を加熱や前記高台食器の乾燥を行うヒータとを有する食器洗浄機において、
高台食器専用かごをほぼ水平の状態にしたり、傾けた状態にしたりするかご傾斜回転作動手段を有することを特徴とする食器洗浄機。 - 請求項3記載の食器洗浄機において、
前記高台食器専用かごは、両端側に食器かごガイドを有し、
前記洗浄槽の両内側面には、前記食器かごガイドが摺動自在に載せ、前記かご傾斜回転作動手段でほぼ水平の状態ないし、傾けた状態に動かされる可動ガイドレールを設けたことを特徴とする食器洗浄機。 - 請求項4記載の食器洗浄機において、
前記可動ガイドレールの出し入れ側端部に対向する固定ガイドレールを設けたことを特徴とする食器洗浄機。 - 請求項4または5記載の食器洗浄機において、
前記可動ガイドレール上を奥に向かって下る前記高台食器専用かごが止められるストッパーを前記可動ガイドレールの奥側に有することを特徴とする食器洗浄機。 - 請求項3記載の食器洗浄機において、
前記かご傾斜回転作動手段は、シーソ作動自在に支持された可動ガイドレールに温度の変化によりシーソ作動を付与する形状記憶合金を含むことを特徴とする食器洗浄機。 - 請求項3記載の食器洗浄機において、
前記かご傾斜回転作動手段は、シーソ作動自在に支持された可動ガイドレールの一方に設けたシーソ作動を付与するバネと、他方に設けた温度の変化によりシーソ作動を付与する形状記憶合金のバネとを含むことを特徴とする食器洗浄機。 - 請求項7または8記載の食器洗浄機において、
前記可動ガイドレールの最大傾斜角度を規制する角度規制ストッパーを設けたことを特徴とする食器洗浄機。 - 請求項3記載の食器洗浄機において、
前記高台食器専用かごに載置される高台付き食器は、高台食器専用かごの傾斜回転作動に伴い高台付き食器の上口と下口が上向きないし下向きになる置き方で配置されることを特徴とする食器洗浄機。
Priority Applications (1)
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JP2005279978A JP2007089656A (ja) | 2005-09-27 | 2005-09-27 | 食器洗浄機 |
Publications (1)
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JP2007089656A true JP2007089656A (ja) | 2007-04-12 |
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Family Applications (1)
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JP2005279978A Withdrawn JP2007089656A (ja) | 2005-09-27 | 2005-09-27 | 食器洗浄機 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009207795A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Panasonic Corp | 食器洗い機 |
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KR200475065Y1 (ko) * | 2013-04-12 | 2014-11-04 | 제주대학교 산학협력단 | 식기 트레이 거치부가 구비되는 식기세척기 |
CN107854097A (zh) * | 2017-12-04 | 2018-03-30 | 宁波安佳卫厨电器有限公司 | 一种密封结构及使用其的洗碗机 |
-
2005
- 2005-09-27 JP JP2005279978A patent/JP2007089656A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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