JP2007089141A - 基地局、制御局、及び、無線通信制御方法 - Google Patents

基地局、制御局、及び、無線通信制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007089141A
JP2007089141A JP2006225837A JP2006225837A JP2007089141A JP 2007089141 A JP2007089141 A JP 2007089141A JP 2006225837 A JP2006225837 A JP 2006225837A JP 2006225837 A JP2006225837 A JP 2006225837A JP 2007089141 A JP2007089141 A JP 2007089141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
station
control
data
cell change
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006225837A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4755550B2 (ja
Inventor
Tomomoto Sao
智基 佐尾
Hiroyuki Ishii
啓之 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2006225837A priority Critical patent/JP4755550B2/ja
Publication of JP2007089141A publication Critical patent/JP2007089141A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4755550B2 publication Critical patent/JP4755550B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】セルチェンジの際に移動局へのデータ送信の切断やデータの欠落が発生するのを防ぐことが可能な基地局、制御局、及び、無線通信制御方法を提供する。
【解決手段】変更元の基地局40aの流入量制御機能4021は、セルチェンジのタイミングTcよりもセルチェンジ待ち時間twだけ早いタイミングで、RNC50に対して「流入量0」を示す流入量制御信号を送信することにより、RNC50から変更元の基地局40aへのデータ流入量を制御する。このことにより、移動局30でのデータの欠落や送信切断なくセルチェンジの際の円滑な切り替えが可能となる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、移動通信システムにおけるセルチェンジ時の切り替えを円滑に制御するための基地局、制御局、及び、無線通信制御方法に関するものである。
現在普及している携帯電話機を利用した移動通信システムでは、サービスエリア全体をセルと呼ばれる無線ゾーンに分割しこのセルを単位として各移動電話機を対象とする通信サービスを行っている。このようなシステムは、セルをカバーする複数の基地局と、これら基地局との間に無線チャネルを設定して通信を行う移動局と、複数の基地局を管理する制御局とによって構成されている。また、制御局は交換装置等を含む幹線網と接続されている。このような構成においては、幹線網と移動局との間の通信におけるデータ伝送は制御局及び基地局を経由して行われる。特に、幹線網・制御局と基地局との間の有線通信区間と、基地局と移動局との間の無線通信区間の中継を行うため、基地局では幹線網・制御局から送られてくるデータを一時的にバッファリングする機能を有している。
一方、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)や1x EV-DOなどの高速で大容量の下り高速パケット通信が標準化されており、また開発されている(例えば、非特許文献1及び2参照)。このような高速パケット通信方式の主な特徴として、データ受信を行っている移動局の無線状況に応じて、適応変調・符号化方式が用いられている点がある。この適応変調・符号化方式では移動局の無線状況に応じて、時間的に無線伝送速度を変更することができる。例えば、HSDPAでは、無線チャネルの変調方式、HS−PDSCHコードの数、移動局と基地局との無線状態による符号化率によって、スループットを向上させることができるようになっている。なお、3GPPシステムでは制御局は「RNC(Radio Network Controller)」と呼ばれる。
ところで、上記構成のような移動通信システムの場合、無線通信区間の伝送速度に比べ有線通信区間の伝送速度が大きい場合は、中継する基地局の一時的なバッファにデータが溜まる傾向となり、無線通信区間の伝送速度に比べ有線通信区間の伝送速度が小さい場合は、中継する基地局の一時的なバッファにデータが枯渇する傾向となる。中継する基地局の一時的なバッファ容量は有限であり、バッファを溢れたデータは破棄されること、また、中継する基地局のバッファが枯渇することにより無線リソースの利用効率を向上することが出来ないことから、無線通信区間の伝送速度と有線通信区間の伝送速度に差がある場合は、バッファオーバーフローによるデータ破棄に起因する伝送効率の劣化、又は、バッファの枯渇による無線リソース利用効率の低下の原因となる。これら2つの問題を回避するには無線通信区間の伝送速度と有線通信区間の伝送速度をできる限り一致させるような制御が必要となる。
幹線網と移動局との通信における基地局での信号破棄を抑制するという観点から、基地局でのバッファに滞留しているデータ量に応じて、制御局から基地局へのデータ流入量制御を行う方法がすでに提案されており(例えば、特許文献1参照)、また高速パケット通信方法のような無線通信区間の送信速度が大きく変動するような通信システムにおいても、バッファ枯渇による無線リソース使用効率の劣化、及び、バッファ溢れによるデータ破棄に起因する再送制御等の発生によって、システムの伝送効率の劣化を防ぐ方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
図12を参照して、これらの特許文献に開示されているデータ流入量の制御手法について説明する。ただし、説明に不要な信号は省略している。
まず、制御局が幹線網から移動局あてのデータを受信する状態であるとき、制御局は基地局の伝送速度にあわせて、基地局に向けてデータの送信を行う(ステップS601)。
基地局では移動局への無線伝送速度でデータを送信し(ステップS602)、無線伝送速度を上回る速度でデータ受信をした場合、直ちにデータを送信することができないので、データを一時的に基地局のバッファに格納する(ステップS603)。
このとき、バッファに格納されているデータ量を無線伝送速度で除した値が、バッファ内のデータをすべて送信することができる時間である「バッファ滞留時間」となる。基地局はこのバッファ滞留時間が閾値を超えたかを監視し、バッファ滞留時間が閾値を超えた場合には、サブレイヤ信号にて制御局からの流入量を規制するための「流入量制御信号」を通知する(ステップS604)。流入量制御信号を受信した制御局は、その制御信号内で指定されたデータ送出量に基づき、データ送信を行う。
また、逆に、データの送信中に(ステップS605)、無線伝送速度が上昇し(ステップS606)、バッファ量(バッファ滞留時間)が減少する時も(ステップS607)、それが閾値を下回ると、基地局はサブレイヤ信号にて送信規制の解除を行うための情報を制御局に通知する(ステップS608)。規制解除を行う情報を受信した制御局は、その制御情報内で指定されたデータ送出量に基づき、データ送出量を変更する。
このような方式を用いることでバッファ滞留時間をもって基地局への流入量を制御することができ、基地局へのデータの流入量の制限にて基地局でのバッファのオーバーフローを回避することができ、また基地局へのデータの流入量の規制解除にて基地局でのバッファ枯渇を回避することができる。
上述の説明は同一セル内における基地局から移動局への無線データ伝送を想定したものであるが、ここで、このような移動通信システムにおいて、移動局がセルをまたがって移動する場合、セルチェンジと呼ばれる基地局の切り替えが行われる。セルチェンジ時には、まず制御局からセルチェンジのための制御信号を送信し、セルチェンジのタイミングを変更元の基地局及び変更先の基地局双方に伝える。この際、前述の制御局から基地局へのデータ流入量の制御をどのようにするかが検討されていなかった。ここで、変更元の基地局は、セルチェンジ前移動局がデータを受信した場合の基地局言い換えればセルチェンジ前のセルをカバーする基地局をいい、変更先の基地局は,セルチェンジ後移動局がデータを受信した場合の基地局言い換えればセルチェンジ後のセルをカバーする基地局をいう。
特開2002−77987号公報 特開2005−57323号公報 3GPP TR25.848 v4.0.0 3GPP2 C. S0024 Rev.1.0.0
上述したようなHSDPAのようなパケット通信では、基地局間のセルチェンジにおいて,制御局では、「セルチェンジの制御信号」を基地局に送信し、セルチェンジのタイミングを変更元及び変更先の基地局に伝える。そのタイミングで制御局から変更先の基地局に下りデータが流れるように送信先を切り替える。その際、セルチェンジの動作がすべて終了するまでデータ送信を停止しており、すなわち、通信を連続して行うことができないという問題があった。また、セルチェンジの制御信号を受信してからも通信を連続して行うことによってデータを送信する方法を行う場合には、変更元の基地局に制御局から流入したデータが残留し、当該変更元の基地局がセルチェンジのタイミング前に残留した全データを送信できない場合、そのデータは正しく移動局には受信できない状態になる。また、変更先の基地局に制御局からのデータ流入が適切に行われなければ、通信が連続して行えないことになるという問題点があった。
本発明では、上記のような問題点について鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、セルチェンジの際に移動局へのデータ送信の切断やデータの欠落が発生するのを防ぐことが可能な基地局、制御局、及び、無線通信制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、制御局により制御される複数の基地局と、該基地局と通信を行う移動局と、を含む移動通信システムにおける基地局であって、前記移動局との通信が変更元の基地局から変更先の基地局に変更されるセルチェンジの際に、前記制御局に対して制御信号を送信することにより、前記制御局から変更元の基地局へのデータ流入量を制御する流入量制御手段を備えることを特徴とする基地局を提供する。
この発明によれば、基地局は、移動局と通信を行う基地局が変更元の基地局から変更先の基地局に変更されるセルチェンジの際に変更元の基地局へのデータの流入量を制御することができるため、適切にデータ流入量を制御することによって移動局へのデータ送信の切断やデータの欠落が発生するのを防ぐことが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の基地局において、前記流入量制御手段は、セルチェンジのタイミングよりもセルチェンジ待ち時間だけ早いタイミングで、前記制御局に対して前記制御信号を送信することを特徴とする。
この発明によれば、セルチェンジ待ち時間だけ早いタイミングで制御局に対して制御信号を送信することで、セルチェンジのタイミングまでに変更元の基地局のバッファ内のデータが移動局へ送信されるように制御局からのデータ流入量を制御することができるため、移動局へのデータ送信の切断やデータの欠落が発生するのを防ぐことが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の基地局において、前記セルチェンジ待ち時間を計算する計算手段を更に備え、前記計算手段は、変更元の基地局のバッファ内のデータ全てが移動局へ送信されるまでの時間を、前記セルチェンジ待ち時間として算出することを特徴とする。
この発明によれば、基地局は、セルチェンジ待ち時間の間に変更元の基地局のバッファ内のデータ全てを移動局へ送信することができるため、移動局へのデータ送信の切断やデータの欠落が発生するのを防ぐことが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の基地局において、前記計算手段は、変更元の基地局のバッファ内のデータ量と、前記制御局からのデータ流入量と、前記移動局に対する無線伝送速度と、に基づいて前記セルチェンジ待ち時間を計算することを特徴とする。
この発明によれば、容易に取得可能な情報に基づいて適切なセルチェンジ待ち時間を容易に計算することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4の何れか1項に記載の基地局において、前記流入量制御手段は、前記データ流入量がゼロとなるよう制御する信号を送信することを特徴とする。
この発明によれば、データ流入量がゼロとなるよう制御することで、データ流入量がゼロでない場合よりも制御が容易となり、また、セルチェンジ待ち時間の計算も簡単に行うことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5の何れか1項に記載の基地局において、前記流入量制御手段は、セルチェンジにより変更元の基地局が変更先の基地局となった場合に、前記制御局に対して制御信号を送信することにより、前記制御局から変更元の基地局へのデータ流入量を制御することを特徴とする。
この構成によれば、セルチェンジ後にもデータ流入量を制御することで、データの欠落や伝送効率の悪化を防ぐことができる。
請求項7に記載の発明は、制御局により制御される複数の基地局と、該基地局と通信を行う移動局と、を含む移動通信システムにおける制御局であって、移動局と通信を行う基地局が変更されるセルチェンジの際に、変更元の基地局から受信した制御信号に基づいて、前記変更元の基地局へのデータ流入量を制御する流入量制御手段を備えることを特徴とする制御局を提供する。
この発明によれば、セルチェンジの際に変更元の基地局へのデータ流入量を制御することができるため、適切にデータ流入量を制御することによって移動局へのデータ送信の切断やデータの欠落が発生するのを防ぐことが可能となる。
請求項8に記載の発明は、制御局により制御される複数の基地局と、該基地局と通信を行う移動局と、を含む移動通信システムにおいて行われる無線通信制御方法において、前記制御局が、セルチェンジのタイミングを変更元の基地局に通知するセルチェンジタイミング通知ステップと、前記変更元の基地局が、前記セルチェンジタイミング通知ステップにおいて通知されたセルチェンジのタイミングよりもセルチェンジ待ち時間だけ早いタイミングで、前記制御局に対して制御信号を送信する制御信号送信ステップと、前記制御局が、前記制御信号送信ステップにおいて送信された制御信号に基づいて、前記変更元の基地局に送信するデータの流入量を制御するデータ流入量制御ステップとを有することを特徴とする無線通信制御方法を提供する。
この発明によれば、セルチェンジの際に変更元の基地局へのデータの流入量を制御することができるため、適切にデータ流入量を制御することによって、移動局へのデータ送信の切断やデータの欠落が発生するのを防ぐことが可能となる。
この発明によれば、移動局と通信を行う基地局が変更元の基地局から変更先の基地局に変更されるセルチェンジの際に変更元の基地局へのデータの流入量を制御することができるため、適切にデータ流入量を制御することによって、移動局へのデータ送信の切断やデータの欠落が発生するのを防ぐことが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る移動通信システムの全体構成を示す図である。この移動通信システムにおいては、交換装置を含む幹線網60と、制御局として機能するRNC50と、基地局40とが階層をなして構成されている。移動局30は基地局40と無線回線経由で通信を行う。RNC50は、前述の3GPPシステムにおける複数の基地局40を統括する制御装置である。
図2には、セルチェンジが行われる場合の例を示している。同図に示すように、移動局30が基地局40aの無線ゾーンに在圏し、基地局40aと通信を行っている最中に基地局40bの無線ゾーンに移動した場合、移動局30と通信を行う基地局が基地局40aから基地局40bに変更される。この基地局の切り替えをセルチェンジという。上述において基地局40aを変更元の基地局と称し、基地局40bを、変更先の基地局と称する。
図3は、図1に示す移動通信ネットワークにおけるプロトコルスタックを示す。移動局30のプロトコルスタックは、基地局40と対向する物理レイヤと、RNC50と対向するデータリンクレイヤとを含んで構成される。
基地局40のプロトコルスタックは、移動局30と対向する物理レイヤと、RNC50と対向する物理レイヤ及びサブレイヤとを含んで構成される。RNC50のプロトコルスタックは、基地局40と対向する物理レイヤ及びサブレイヤと、移動局30と対向するデータリンクレイヤとを含んで構成され、幹線網60側と対向するレイヤ(不図示)も備えている。ここで、上述したサブレイヤはRNC50と基地局40間で制御信号をやり取りするレイヤである。
図4に、図1に示す基地局40の構成を示す。
有線物理レイヤ処理部401はRNC50と通信を行う。サブレイヤ処理部402はRNC50と制御信号に関する通信を行う。 サブレイヤ処理部402は流入量制御機能4021を備えている。流入量制御機能4021は、RNC50から基地局40へのデータ流入量を制御するための流入量制御信号をRNC50に送信する。
信号処理部403は移動局30とRNC50間の信号中継処理や、基地局40が備えるバッファへの一時的なデータの格納(バッファリング)等を行う。無線物理レイヤ処理部404は移動局30と通信を行う。
計算部405は各種演算を行う。例えば、計算部405は、基地局40のバッファ内のデータ量と、RNC50からのデータ流入量と、移動局30への無線伝送速度とに基づいて、セルチェンジ待ち時間を算出する。ここで、データ流入量は、単位時間当りに流入するデータ量で表すことができる。
なお、移動局30への無線伝送速度は無線物理レイヤ処理部404を監視することで測定可能であり、データ流入量は有線物理レイヤ処理部401を監視することで測定可能であり、基地局40のバッファでのデータ滞留量は信号処理部403を監視することで測定可能である。
また、計算部405は、セルチェンジによって基地局40が変更先の基地局となった場合に、基地局40の無線伝送速度等に基づいてRNC50からの適切なデータ流入量を計算し、サブレイヤ処理部402からRNC50に通知する。
図5に、図1に示すRNC50の構成を示す。
有線物理レイヤ処理部501は基地局40と通信を行う。サブレイヤ処理部502は基地局40と制御信号に関する通信を行う。サブレイヤ処理部502は、流入量制御機能5021を備えている。流入量制御機能5021は、基地局40から送られてくる「流入量制御信号」を基に、RNC50から基地局40へのデータ流入量の制御を行う。
データリンクレイヤ処理部503は移動局30と通信を行う。信号処理部504は移動局30と幹線網60間の信号中継処理やバッファリングなどを行う。幹線網レイヤ処理部505は幹線網60と通信を行う。
次に、図6に示すシーケンス図を参照して、セルチェンジ時に移動局30が通信を行う基地局が基地局40aから基地局40bに変更される場合の動作例について説明する。また、その際のデータ同士の関係を図7に示す。なお、図6及び図7において同等部分には同一符号が付されている。
通常の状態においては、図7に示すように、変更元の基地局40aの流入量制御機能4021は、変更元の基地局40aのバッファに滞留しているバッファ量D3に基づいてデータ流入量D1を制限し、バッファのオーバーフローを回避しつつ通信を行っている。
セルチェンジ時においては、RNC50はセルチェンジ制御信号を送信し、セルチェンジのタイミングTcを変更元の基地局40a及び変更先の基地局40bに伝える(図6のステップS701)。
セルチェンジ制御信号を受信した変更元の基地局40aは、セルチェンジのタイミングTcからセルチェンジ待ち時間twだけ前の時点(早いタイミング)において、流入量制御機能4021により、RNC50に対して「流入量0」を示す流入量制御信号を送信する(図6及び図7のステップS703)。ここで「セルチェンジ待ち時間tw」は、当該時間の間に変更元の基地局40aが変更元の基地局40aにバッファされているデータを移動局30に送信することが可能な時間とする。本動作例では、セルチェンジ待ち時間twの数値は予め定められて変更元の基地局40aのメモリに記憶されているものとする。
RNC50は流入量制御信号を基地局40aから受信すると、当該制御信号で示される流入量に基づいて、流入量制御機能5021により変更元の基地局40aへのデータ送信を停止する。これによって、RNC50から変更元の基地局40aへのデータ流入量は0となり、図7に示すように、変更元の基地局40aから移動局30に送信されるデータは変更元の基地局40aに溜まっているバッファ内のデータD4のみとなる。セルチェンジのタイミングまでに、前述のバッファ内のデータをすべて移動局30に送信することができれば、データの欠落を抑制することが可能である。
その後、RNC50は、前もって基地局40に通知しているセルチェンジのタイミングTcで、その切り替えを行う(図6のステップS704)。
また、それと同時に、変更先の基地局40bは流入量制御信号により適切なデータ流入量を通知する(ステップS705)。ここで、適切なデータ流入量としては、例えば、変更先の基地局40bにおける無線伝送速度から計算されたものや、規定された固定値、あるいは、ステップS701におけるセルチェンジ制御信号の通知前に変更元の基地局40aがRNC50に送信した流入量送信信号で示されるデータ流入量が存在する。これにより、RNC50から変更先の基地局40bに対してデータを連続して送出することが可能となる。
なお、1つの基地局40によりカバーされるエリアがさらに細かい複数のセル(セクタとも言う)に分割されており,当該セクタ毎に通信が行われる通信方式も存在する。上述した動作例においては、移動局30が通信を行う基地局が変更元の基地局40aから変更先の基地局40bに変更された場合の動作例を説明したが、変更元の基地局40a内の異なるセクタ間のセクタチェンジにおいて、本発明に係るセルチェンジ方法を適用してもよい。
次に、図6及び図8を参照して、セルチェンジ時の他の動作例について説明する。本動作例においては、予め定められているセルチェンジ待ち時間twを用いずに、変更元の基地局40aによって算出されたセルチェンジ待ち時間twを使用する。
図6のステップS701において、変更元の基地局40aがセルチェンジ制御信号を受信した場合に、計算部405は、その時点(以下、計算時点という)でバッファに格納されているバッファ量D5と、データ流入量D1と、無線伝送速度D2とに基づいて、これからバッファに溜まるであろうデータ量の全てを送信することが可能な時間を計算し、その時間をセルチェンジ待ち時間twとする(図8のステップS702)。ここで、セルチェンジ待ち時間twの算出方法としては、例えば、tw=(D5+(D1−D2)×t)/D1で求められる。なお、tは計算時点からセルチェンジまでの時間であり、「セルチェンジ制御信号の通知」の受信時にセルチェンジ待ち時間twを求めるのであれば、tは「セルチェンジ制御信号の通知」を受信した時点からセルチェンジ時点Tcまでの時間に等しい。
次いで、上述した動作例と同様に、基地局40の流入量制御機能4021は、セルチェンジのタイミングTcからセルチェンジ待ち時間twだけ前の時点において、RNC50に対して「流入量0」を示す流入量制御信号を送信する(図6及び図8のステップS703)。
これにより、ステップS701におけるセルチェンジのタイミングを通知した時点から、ステップS703において流入量制御信号を「流入量0」として通知する時点までの間に、RNC50から変更元の基地局40aに対してできるだけ多くのデータを流入させることが可能となり、より多くのデータを移動局30に送信することができる。
なお、上述した実施形態においては、ステップS703において、変更元の基地局40aはRNC50に対して流入量制御信号を「流入量0」として通知することにより、セルチェンジ待ち時間twの間、RNC50から基地局40aへのデータ流入量がゼロとなるよう制御したが、当該データ流入量はゼロに限定されることはない。すなわち、基地局40が変更元の基地局40aのバッファにバッファされているデータ及びRNC50から流入したデータを、セルチェンジ待ち時間twの間に移動局30に送信可能なようにデータ流入量を設定すれば、データ流入量はゼロでなくても構わない。
以上説明したように、基地局40は、移動局30と通信を行う基地局が変更元の基地局40aから変更先の基地局40bに変更されるセルチェンジの際に、RNC50から変更元の基地局40aへのデータ流入量を適切に制御することによって、移動局30へのデータ送信の切断やデータの欠落が発生することを防ぐことが可能となる。また、セルチェンジ待ち時間を算出するようにすることで、最大限のデータを送信することが可能となる。
なお、本発明に係る基地局、制御局、及び無線通信制御方法は、ハードハンドオーバーを行う通信方式に適用することが可能であり、例えば、3GPPにおけるHSDPAや3GPP2におけるCDMA2000 1xEV-DOに適用することが可能である。以下に、本発明を3GPPにおけるHSDPAに適用した場合のプロトコルスタック、移動局300、基地局400及びRNC500の構成例を記載する。
図9には、HSDPAに適応した際の移動通信ネットワークにおけるプロトコルスタックを示す。HSDPAでは、基地局400とRNC500間を隔てて、MACサブレイヤのMAC−dサブレイヤとMAC−hsサブレイヤとが分割して配置されるため、基地局400とRNC500間にはMACサブレイヤのエンティティ間のデータが流れることになる。この流れはMAC-d flowと呼ばれる。
移動局300のプロトコルスタックは、基地局400と対向する物理レイヤ及びMACレイヤを含んで構成される。MACレイヤは、基地局400のMAC−hsサブレイヤと対向するレイヤと、RNC500のMAC−dサブレイヤと対向するレイヤとに分割されている。
基地局400のプロトコルスタックは、移動局300と対向する物理レイヤ及びMAC−hsサブレイヤと、RNC500と対向する物理レイヤ及びFPレイヤとを含んで構成される。
RNC500のプロトコルスタックは、基地局400と対向する物理レイヤ及びFPレイヤと、移動局300と対向するMAC−dサブレイヤとを含んで構成され、幹線網600側と対向するレイヤ(不図示)も備えている。
図10に、基地局400の構成を示す。有線物理レイヤ処理部44はRNC500と通信を行う。FPレイヤ処理部43はRNC500と制御信号に関する通信を行い、さらにMAC-d flowの処理を行う。流入量制御部46は、上述した流入量制御機能4021と同様の機能を備えており、RNC500から基地局400へのデータ流入量を制御するための流入量制御信号をRNC500に送信する。MAC−hsサブレイヤ処理部42は基地局400が備えるバッファへのデータのバッファリング等を行い、かつ、上記データを無線物理レイヤにおいて送信するための信号処理、例えばH-ARQ処理、適応変調・符号化処理等の処理を行う。無線物理レイヤ処理部41は移動局300と通信を行う。計算部45は上述した計算部405と同様の機能を備えており、基地局400のバッファ内のデータ量と、RNC500からのデータ流入量と、移動局300への無線伝送速度とに基づいて、セルチェンジ待ち時間を算出する。また、計算部45は、セルチェンジによって基地局400が変更先の基地局となった場合に、基地局400の無線伝送速度等に基づいてRNC500からの適切なデータ流入量を計算し、FPレイヤ処理部43からRNC500に通知する。
図11に、RNC500の構成を示す。有線物理レイヤ処理部51は、基地局400と通信を行う。FPレイヤ処理部52は、基地局400と制御情報に関する通信を行い、さらにMAC-d flowの処理を行う。流入量制御部55は、上述した流入量制御部5021と同様の機能を備えており、基地局400から送られてくる「流入量制御信号」を基に、RNC500から基地局400へのデータ流入量の制御を行う。MAC−dサブレイヤ処理部53は移動局300と通信を行い、移動局300と幹線網600間の信号中継処理やバッファリングなどを行う。幹線網レイヤ処理部54は幹線網600と通信を行う。
このようなHSDPAによる構成を備えた移動通信ネットワークにおいても、上述した実施の形態で説明したのと同様のセルチェンジ無線制御方式が実行され、同様の効果を得ることが可能である。上述の実施例において、RNCは制御局に対応し、HSDPAで流入量制御信号はCapacity AllocationあるいはHS−DSCH CAPACITY ALLOCATIONに対応し、セルチェンジ制御信号はRRCメッセージの一つであり、セルチェンジタイミングTcは、Activation Timeに対応する。
移動通信システムにおけるセルチェンジ時のスムーズな切り替えに利用することができる。
本発明の実施の形態に係る移動通信システムの全体構成を示す図である。 同実施の形態に係るセルチェンジの例を示す図である。 同実施の形態に係る移動通信ネットワークにおけるプロトコルスタックを示す図である。 同実施の形態に係る基地局の構成を示す図である。 同実施の形態に係るRNCの構成を示す図である。 同実施の形態に係るセルチェンジ時の動作例を示すシーケンス図である。 同実施の形態に係る動作例におけるデータ同士の関係を示す図である。 同実施の形態に係る動作例におけるデータ同士の関係を示す図である。 変形例に係る移動通信ネットワークにおけるプロトコルスタックを示す図である。 変形例に係る基地局の構成を示す図である。 変形例に係るRNCの構成を示す図である。 従来のデータ流入量の制御手法を示す図である。
符号の説明
30 移動局
40 基地局
40a 変更元の基地局
40b 変更先の基地局
401 有線物理レイヤ処理部
402 サブレイヤ処理部
4021 流入量制御機能
403 信号処理部
404 無線物理レイヤ処理部
405 計算部
50 RNC
501 有線物理レイヤ処理部
502 サブレイヤ処理部
5021 流入量制御機能
503 データリンクレイヤ処理部
504 信号処理部
505 幹線網レイヤ処理部
60 幹線網

Claims (8)

  1. 制御局により制御される複数の基地局と、該基地局と通信を行う移動局と、を含む移動通信システムにおける基地局であって、
    前記移動局との通信が変更元の基地局から変更先の基地局に変更されるセルチェンジの際に、前記制御局に対して制御信号を送信することにより、前記制御局から変更元の基地局へのデータ流入量を制御する流入量制御手段を備えることを特徴とする基地局。
  2. 前記流入量制御手段は、セルチェンジのタイミングよりもセルチェンジ待ち時間だけ早いタイミングで、前記制御局に対して前記制御信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. 前記セルチェンジ待ち時間を計算する計算手段を更に備え、
    前記計算手段は、変更元の基地局のバッファ内のデータ全てが移動局へ送信されるまでの時間を、前記セルチェンジ待ち時間として算出することを特徴とする請求項2に記載の基地局。
  4. 前記計算手段は、変更元の基地局のバッファ内のデータ量と、前記制御局からのデータ流入量と、前記移動局に対する無線伝送速度と、に基づいて前記セルチェンジ待ち時間を計算することを特徴とする請求項3に記載の基地局。
  5. 前記流入量制御手段は、前記データ流入量がゼロとなるよう制御する信号を送信することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の基地局。
  6. 前記流入量制御手段は、セルチェンジにより変更元の基地局が変更先の基地局となった場合に、前記制御局に対して制御信号を送信することにより、前記制御局から変更元の基地局へのデータ流入量を制御することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の基地局。
  7. 制御局により制御される複数の基地局と、該基地局と通信を行う移動局と、を含む移動通信システムにおける制御局であって、
    移動局と通信を行う基地局が変更されるセルチェンジの際に、
    変更元の基地局から受信した制御信号に基づいて、前記変更元の基地局へのデータ流入量を制御する流入量制御手段を備えることを特徴とする制御局。
  8. 制御局により制御される複数の基地局と、該基地局と通信を行う移動局と、を含む移動通信システムで行われる無線通信制御方法において、
    前記制御局が、セルチェンジのタイミングを変更元の基地局に通知するセルチェンジタイミング通知ステップと、
    前記変更元の基地局が、前記セルチェンジタイミング通知ステップにおいて通知されたセルチェンジのタイミングよりもセルチェンジ待ち時間だけ早いタイミングで、前記制御局に対して制御信号を送信する制御信号送信ステップと、
    前記制御局が、前記制御信号送信ステップにおいて送信された制御信号に基づいて、前記変更元の基地局に送信するデータの流入量を制御するデータ流入量制御ステップと
    を有することを特徴とする無線通信制御方法。
JP2006225837A 2005-08-25 2006-08-22 基地局、制御局、及び、無線通信制御方法 Expired - Fee Related JP4755550B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006225837A JP4755550B2 (ja) 2005-08-25 2006-08-22 基地局、制御局、及び、無線通信制御方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005244489 2005-08-25
JP2005244489 2005-08-25
JP2006225837A JP4755550B2 (ja) 2005-08-25 2006-08-22 基地局、制御局、及び、無線通信制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007089141A true JP2007089141A (ja) 2007-04-05
JP4755550B2 JP4755550B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=37975614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006225837A Expired - Fee Related JP4755550B2 (ja) 2005-08-25 2006-08-22 基地局、制御局、及び、無線通信制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4755550B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009008037A1 (ja) * 2007-07-06 2009-01-15 Fujitsu Limited 無線通信システムのパス切替制御方法並びに同システムにおける制御装置及び無線基地局
JP2009021722A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Hitachi Communication Technologies Ltd 無線システム、基地局および移動局
JPWO2007074515A1 (ja) * 2005-12-27 2009-06-04 富士通株式会社 移動制御装置及びハンドオーバ制御方法
JP2010524361A (ja) * 2007-04-06 2010-07-15 クゥアルコム・インコーポレイテッド 遅延及びバックホール効率の良いページング方法及び装置
JP2010259019A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Ntt Docomo Inc 無線基地局
JP2018019402A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. 分散アクセスポイントの間のハンドオーバの方法及び関連装置
US11071093B2 (en) 2007-07-19 2021-07-20 Koninklijke Philips N.V. Link adaption by channel bundling in a wireless communication system

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001148879A (ja) * 1999-09-16 2001-05-29 Alcatel 呼を1つのパスから他のパスへハンドオーバすることができるパケットモード通信の方法およびシステム
WO2002076023A1 (en) * 2001-03-16 2002-09-26 Nokia Corporation Method and system for reducing traffic flow to a mobile node during handoff situations
JP2003319432A (ja) * 2002-04-25 2003-11-07 Mitsubishi Electric Corp 通信システム、基地局、制御局および無線伝送制御方法
JP2004040536A (ja) * 2002-07-04 2004-02-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd パケット送信装置および送信タイミング制御方法
WO2004075589A1 (ja) * 2003-02-18 2004-09-02 Fujitsu Limited 無線基地局及び移動通信システム
JP2005057323A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Ntt Docomo Inc データ流入量制御方法、基地局及び制御局
JP2005525739A (ja) * 2002-05-10 2005-08-25 インターディジタル テクノロジー コーポレイション チャネル品質条件に基づく認知フロー制御

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001148879A (ja) * 1999-09-16 2001-05-29 Alcatel 呼を1つのパスから他のパスへハンドオーバすることができるパケットモード通信の方法およびシステム
WO2002076023A1 (en) * 2001-03-16 2002-09-26 Nokia Corporation Method and system for reducing traffic flow to a mobile node during handoff situations
JP2003319432A (ja) * 2002-04-25 2003-11-07 Mitsubishi Electric Corp 通信システム、基地局、制御局および無線伝送制御方法
JP2005525739A (ja) * 2002-05-10 2005-08-25 インターディジタル テクノロジー コーポレイション チャネル品質条件に基づく認知フロー制御
JP2004040536A (ja) * 2002-07-04 2004-02-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd パケット送信装置および送信タイミング制御方法
WO2004075589A1 (ja) * 2003-02-18 2004-09-02 Fujitsu Limited 無線基地局及び移動通信システム
JP2005057323A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Ntt Docomo Inc データ流入量制御方法、基地局及び制御局

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007074515A1 (ja) * 2005-12-27 2009-06-04 富士通株式会社 移動制御装置及びハンドオーバ制御方法
JP4703656B2 (ja) * 2005-12-27 2011-06-15 富士通株式会社 移動制御装置及びハンドオーバ制御方法
JP2010524361A (ja) * 2007-04-06 2010-07-15 クゥアルコム・インコーポレイテッド 遅延及びバックホール効率の良いページング方法及び装置
WO2009008037A1 (ja) * 2007-07-06 2009-01-15 Fujitsu Limited 無線通信システムのパス切替制御方法並びに同システムにおける制御装置及び無線基地局
US8743777B2 (en) 2007-07-06 2014-06-03 Fujitsu Limited Method for controlling path switching in wireless communication system, and controller and wireless base station in that system
JP2009021722A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Hitachi Communication Technologies Ltd 無線システム、基地局および移動局
US11071093B2 (en) 2007-07-19 2021-07-20 Koninklijke Philips N.V. Link adaption by channel bundling in a wireless communication system
JP2010259019A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Ntt Docomo Inc 無線基地局
JP2018019402A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. 分散アクセスポイントの間のハンドオーバの方法及び関連装置
US10499297B2 (en) 2016-07-29 2019-12-03 Huawei Technologies Co., Ltd. Method for handover between distributed access points and related device

Also Published As

Publication number Publication date
JP4755550B2 (ja) 2011-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4755550B2 (ja) 基地局、制御局、及び、無線通信制御方法
JP4751791B2 (ja) データ流入量制御装置及びデータ流入量制御方法
JP5714062B2 (ja) 進化した無線システムにおいて回線交換音声アプリケーションのデータレートを制御する方法
JP4751799B2 (ja) データ流入量制御装置及びデータ流入量制御方法
EP1467528B1 (en) Method of flow control for HSDPA and HSUPA
US20050085251A1 (en) Method of providing packetized data from a radio network controller to a base station
EP2176961A2 (en) Apparatus and method for controlling uplink dedicated channel in a mobile communication system
US20210399846A1 (en) Apparatus, method and computer program for packet duplication
JP2006246089A (ja) 無線基地局、移動局
JP5372755B2 (ja) 無線通信システムのパス切替制御方法、同システムにおける制御装置、無線基地局、無線通信システム及び無線端末
JP2011523838A (ja) 不連続伝送を制御するための方法および装置
EP2982175B1 (en) Management of communications with multiple access points based on inter-access point communications
RU2372724C2 (ru) Способ управления скоростью передачи, мобильная станция и контроллер радиосети
EP2786614B1 (en) Selectively resetting and transferring a wireless communication channel
KR101406586B1 (ko) 업링크 향상된 제어 채널 상의 해피비트를 설정하는 방법 및 단말기
CN107852619B (zh) 调整无线网络系统的能量损耗的方法和装置
JP2006245913A (ja) 無線基地局装置及びパケット通信方法
JP2005311495A (ja) セルラシステムにおける無線回線制御方法
US7760682B2 (en) Base station, control station and radio communication control method
JP2006174279A (ja) 無線基地局、移動局
EP2114038B1 (en) Radio base station and mobile communication method
JP2006067433A (ja) 移動通信システム、無線基地局
JP4805668B2 (ja) 無線音声通信の集約を効率的に制御する技術
JP4318731B2 (ja) 基地局装置、端末、移動通信システム及び優先度設定方法
JP2004032206A (ja) 移動通信システムにおける伝送速度切替制御方法、移動通信システム及び移動通信制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110524

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110527

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D04

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees