JP2007088940A - コグニティブ通信システムおよびコグニティブ通信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 無線チャネルの空き状態が変動する既存の無線システムへの干渉を抑えることができるコグニティブ通信システムを提供する。
【解決手段】 本発明のコグニティブ通信システムは、無線端末1005に設けられ、他の無線機器に割り当てられた無線チャネルが使用中か空き状態かを検出するメディア推定部104と、空き状態の無線チャネルを使用できる期間である有効期間に関する情報を保持するデータベース装置1008と、コグニティブ無線基地局1004を設けた。コグニティブ無線基地局1004は、データベース装置1008を参照し、割り当てる無線チャネルの情報と共に、有効期間に関する情報を無線端末1005に供給することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明のコグニティブ通信システムは、無線端末1005に設けられ、他の無線機器に割り当てられた無線チャネルが使用中か空き状態かを検出するメディア推定部104と、空き状態の無線チャネルを使用できる期間である有効期間に関する情報を保持するデータベース装置1008と、コグニティブ無線基地局1004を設けた。コグニティブ無線基地局1004は、データベース装置1008を参照し、割り当てる無線チャネルの情報と共に、有効期間に関する情報を無線端末1005に供給することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば放送システムやレーダシステムのような特定のシステムに対してライセンスされている帯域を、そのシステムが使用していない場所・時間に限って使用するコグニティブ通信システムおよびコグニティブ通信方法に関する。
周波数資源の逼迫に対応するために、次世代の移動体通信システムとして、「コグニティブラジオ」と呼ばれる方式の検討が開始されている。
コグニティブラジオの基本的な考え方は、使用可能性がある帯域をスキャンして使用状況を検出し、使用中でなければ借用するというものである。当然のことながら、コグニティブラジオが用いられる無線システム(以下、「コグニティブ通信システム」と称する)では、放送システムやレーダシステム、電波天文観測システムのような既存の無線システムに干渉を与えないように無線チャネルを共有しなければならない。
既存の無線システムとして、テレビジョン放送用の周波数無線チャネルを共有化する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特許第3583962号明細書
上述した特許文献1では、ライセンスされている既存の無線システムとしてテレビジョン放送のみを考えている。このため、空き無線チャネルの時間的、空間的な変動はほとんどない。つまり、一旦、無線チャネルが空き状態であると判断されると、地形の変化やテレビジョン放送局の新たな設置等の変化が生じるまで、空きと判断された無線チャネルはテレビジョン放送に干渉を与えずに継続して使用できる可能性が高い。しかしながら、セルラーや無線LANのようなシステムでは、端末自体が移動するので、これらのシステムに割り当てられている無線チャネルの状態が変動する。すなわち、ある時点では空き状態であった無線チャネルが、端末が移動して来たことによってその無線チャネルが使用状態になる。このため、ある時点で空き状態と判定された無線チャネルをコグニティブラジオの無線機が使用し続けると、移動して来た端末に干渉を与えてしまう恐れがある。
特許文献1に開示されている従来技術では、無線チャネルの空き状態は変動することが少ないため、コグニティブ端末が無線チャネルを使用できる期間(以下、これを「有効期間」と称する)に関しては考慮されていなかった。したがって、無線チャネルの空き状態が変動するような無線システムが存在する環境に特許文献1に開示された技術を適用した場合、これらのシステムに干渉を及ぼす恐れがある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、無線チャネルの空き状態が変動する既存の無線システム環境下においてコグニティブラジオの無線機がコグニティブ通信を行う場合に、既存の無線システムに干渉を与えることがないコグニティブ通信システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明のコグニティブ通信システムは、他の無線機器に割り当てられた無線チャネルが使用中か空き状態かを検出する無線チャネル検出手段と、前記無線チャネル検出手段で空き状態と検出された無線チャネルを用いて通信を行う無線端末と、空き状態の無線チャネルを使用できる期間に関する情報を保持するデータベース装置と、前記データベース装置と接続し、通信に使用する無線チャネルの割り当て要求を前記無線端末から受けた場合、前記データベース装置を参照し、割り当てる無線チャネルの情報と共に、前記期間に関する情報を前記無線端末に供給する無線基地局とを備えたことを特徴とする。
また、本発明のコグニティブ通信方法は、他の無線機器に割り当てられた無線チャネルが現在使用中か空き状態かを検出し、空き状態とされた無線チャネルを使用できる期間に関する情報を推定し、空き状態の無線チャネルを使用できる期間をデータベース装置に保持し、通信に使用する無線チャネルの割り当て要求を無線端末から受けた場合、前記データベース装置を参照し、割り当てる無線チャネルの情報と共に、前記期間に関する情報を前記無線端末に供給することを特徴とする。
本発明によれば、無線チャネルの空き状態が変動する既存の無線システム環境下においてコグニティブラジオの無線機がコグニティブ通信を行う場合でも、既存の無線システムに対して干渉を及ぼすことがない。
以下、図面を参照して、本発明の最良な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明のコグニティブ通信システムの概略構成図を示す図である。コグニティブ通信システムは、放送システムやレーダシステム、さらにはセルラーシステム、無線LANシステムなど既存の無線システムで管理している無線チャネルの内、現在使われていない無線チャネルを認識(recognize)し、他の既存の無線システムに干渉を与えないように無線チャネルを利用することで周波数利用効率を上げるシステムである。
(実施例1)
図1において、コグニティブ通信システムは、コグニティブ通信用の無線基地局(以下、「コグニティブ無線基地局」と称する)1004,1013、コグニティブ無線基地局と接続して無線チャネル利用状況の情報を保持するデータベース装置1008,1014、コグニティブ無線基地局と無線接続可能で、コグニティブラジオ機能を持つ無線端末(以下、「コグニティブ無線端末」と称する)1005,1006,1007,1015によって構成される。データベース装置1011は、各コグニティブ通信システム1001,1012のデータベース装置1008,1014を統合するものである。データベース装置1011は、既存の無線システム(例えば、セルラーシステム、無線LANシステム、気象レーダ、電波天文)が利用している周波数のデータベースを持つ。例えば、セルラーシステムに割り当てられている周波数帯、無線LANシステムに割り当てられている周波数帯、気象レーダが使用している周波数やスイープする周期、電波天文が観測している周波数などが保持されている。
図1において、コグニティブ通信システムは、コグニティブ通信用の無線基地局(以下、「コグニティブ無線基地局」と称する)1004,1013、コグニティブ無線基地局と接続して無線チャネル利用状況の情報を保持するデータベース装置1008,1014、コグニティブ無線基地局と無線接続可能で、コグニティブラジオ機能を持つ無線端末(以下、「コグニティブ無線端末」と称する)1005,1006,1007,1015によって構成される。データベース装置1011は、各コグニティブ通信システム1001,1012のデータベース装置1008,1014を統合するものである。データベース装置1011は、既存の無線システム(例えば、セルラーシステム、無線LANシステム、気象レーダ、電波天文)が利用している周波数のデータベースを持つ。例えば、セルラーシステムに割り当てられている周波数帯、無線LANシステムに割り当てられている周波数帯、気象レーダが使用している周波数やスイープする周期、電波天文が観測している周波数などが保持されている。
図1に示した例では、コグニティブ通信システム1001は、セルラーシステム1002、無線LANシステム1003、電波天文に用いるアンテナ1009、気象レーダ1010が存在する環境下でコグニティブ通信を行うことを想定している。
図2は、コグニティブ無線端末1005〜1007の概略構成を示すブロック図である。コグニティブ無線端末1005〜1007は、コグニティブ無線端末間どうしや、コグニティブ無線基地局1004,1013を介してコグニティブ通信システム内の他の端末と通信を行う。
図2において、コグニティブ無線端末は、無線信号を送受するアンテナ101、受信した信号を復調すると共に、送信する信号を変調するモデム部107、モデム部107を制御し、必要なパラメータを設定するパラメータ設定部111、送信すべき信号を生成すると共に、復調した信号を図示しないユーザインターフェース部へ供給する情報生成部108、無線チャネルをスキャンするための電波監視部102、受信信号の振幅変動や周波数特性を検出する統計処理部103、受信した信号の変調方式などを推定するメディア推定部104、無線チャネルの空き時間を推定する有効期間推定部105、既存の無線システムの種類と周波数に関する情報(例えば、セルラーシステム、無線LAN、気象レーダ、電波天文等で使用される周波数帯、アクセス方式、スロット間隔、フレーム間隔等)を保存する無線システムデータベース109、検出した無線チャネルの空き状態等を一時保存する無線チャネルデータベース106、GPS(Global Positioning System)部110で構成される。
以下、各部の動作について説明する。
まず送信時において、例えば、音声通話であれば、情報生成部108は図示しないユーザインターフェースからの音声をデジタル化してモデム部107に出力する。インターネットアクセスであれば、情報生成部108はインターネットブラウザによるデータの送受を行う。ユーザが介在する通常の通信においては、情報生成部108でデータが生成され、そのデータがモデム部107に出力される。モデム部107はデータを無線変調し、アンテナ101に供給する。一方、アンテナ101から受信されたユーザーデータは、モデム部107で復調され、復調されたデータは情報生成部108に渡される。パラメータ設定部111は、無線端末がコグニティブ通信を行うのに必要な機能で、他のシステムに割り当てられた無線チャネルのうち、空き状態の無線チャネルを使用して通信を行うためにモデム部107に対して、空き状態の無線チャネル(無線周波数)、変調方式、送信電力などのパラメータを設定する。さらに、パラメータ設定部111は、後述する空きチャネルの無線周波数を使用できる期間を把握しており、この期間に基づきモデム部107を制御する。
電波監視部102は、スキャンする無線チャネルがセットされ、アンテナ101で受信した信号をベースバンドに変換する。スキャンする無線チャネルは、コグニティブ無線基地局から指示される。例えば、端末が電源を投入した際に、後述する図5に示すような周波数帯域の空き状態をスキャンするようにコグニティブ無線基地局から指示を受ける。
統計処理部103は、ベースバンド信号の振幅変動特性と周波数特性を検出する。メディア推定部104は、統計処理部103の処理結果から、電波監視部102でスキャンした無線チャネルの空き状態を検出すると共に、その無線チャネルが使用されている無線システムのアクセス方式の識別、変調方式の識別、通信が音声であるかデータであるかの識別を行う。さらに、データ通信の場合、その通信がどの程度無線チャネルを占有しているか、通信していない時間はどの程度なのか、等の値を計算する。これらの情報は有効期間推定部105に供給される。有効期間推定部105は、スキャンしている無線チャネルが空きの状態であると判断したとき、その空き情報は何時まで有効であるかを決定する。スキャンした周波数チャネルが空いているか、また、推定したメディアとその有効期間は無線チャネルデータベース106に書き込まれる。
無線システムデータベース109は、予め、コグニティブ無線基地局1004のデータベース装置1008から、無線システムデータベース109に保存された無線システムの種類に関する情報(例えば、セルラーシステム、無線LAN、気象レーダ、電波天文等)を取得し、スキャンした無線チャネルがどのシステムに属するものかを把握するのに用いられる。GPS部110は、既知のGlobal Positioning Systemを用いて無線端末の位置を同定する。同定した位置情報は、情報生成部108に供給され、モデム部107を介してコグニティブ無線基地局1004に送られる。
図3は、電波監視部102、統計処理部103及びメディア推定部104の詳細構成を示すブロック図である。
電波監視部102は、RF・アナログ部208、A/D変換部201と直交復調部202で構成される。RF・アナログ部208は、検出した信号を増幅し、ダウンコンバートする。増幅及びダウンコンバートされた信号は、A/D変換部201でデジタル信号に変換される。直交復調部202はデジタル信号を直交復調する。直交復調されたベースバンド信号は、実部信号と虚部信号に分離される。
統計処理部103は、振幅変動検出部203と周波数特性検出部204に入力されたベースバンド信号を、時間軸方向(振幅変動)と周波数軸方向の統計処理を行う。直交復調されたベースバンド信号は、振幅変動検出部203でベースバンド信号の振幅変動が検出される。一方、直交復調されたベースバンド信号は、周波数特性検出部204でフーリエ変換され周波数特性が検出される。統計処理部103で検出された振幅変動特性と周波数特性は、メディア推定部104に入力される。
メディア推定部104は、無線チャネル連続空き時間推定部206、アクセス方式推定部207、変調方式推定部208、音声・データ識別部209で構成される。無線チャネル連続空き時間推定部206は、スキャンした無線チャネルが空き状態か使用状態かを検出すると共に、空き状態であればどの位の時間空き状態であるのかを推定する。無線チャネルの空き状態の検出は、振幅変動検出部203から出力される受信信号の振幅値とRF、アナログ部208で発生する熱雑音のレベルを比較し、受信信号が熱雑音のレベルと等しければ無線チャネルが空き状態と判断する。無線チャネル連続空き時間推定部206はタイマーを備えており、空き状態が連続して検出された時間をタイマーで測定し、測定された時間を無線チャネル連続空き時間と推定する。判定した結果は無線チャネルデータベース106と共にアクセス方式207にも入力される。
アクセス方式推定部207は、変調方式推定部208で推定された変調方式から、無線システムのアクセス方式を推定する。アクセス方式の推定は、推定した変調方式と無線チャネルで無線システムデータベース109を参照して行なわれる。例えば、セルラーシステムが使用している無線チャネルで、セルラーシステムが使用している変調方式が推定されたら、そのセルラーシステムのアクセス方式を無線データベース109から参照し、アクセス方式を決定する。また、アクセス方式がTDMAであれば、スロット間隔やフレーム間隔もデータベース109から参照する。
変調方式推定部208は、振幅変動特性と周波数特性から変調方式を推定する。変調方式の推定方法として、サイクロステーショナリ(周期定常性)統計として知られている推定法や、振幅の瞬時値の尖度を用いた推定法、フーリエ変換から得られるスペクトラムの形状を用いた推定法などを用いる。推定結果は、アクセス方式推定部207と音声データ識別部209に供給される。音声・データ識別部209は、推定された変調方式と振幅特性と周波数特性から、調波構造やケプストラム解析を用いてスキャンしている信号が音声であるか否かを判定する。有効期間推定部105には、無線チャネル連続空き時間推定部206、アクセス方式推定部207の出力、音声・データ識別部209の出力が供給される。
図4は、有効期間推定部105の動作を説明するためのフローチャートである。無線チャネル連続空き時間推定部206における判定の結果、空き状態の無線チャネルがあると判定された場合、有効期間推定部は、アクセス方式推定部207からの入力により、無線システムのアクセス方式が例えばTDMA(時分割多重アクセス方式)であるか否かをチェックする(ステップS301)。無線システムデータベース109から参照した結果アクセス方式がTDMAであれば、無線システムデータベース109から参照したスロット間隔の長さを有効期間と推定する(ステップS302)。
一方、アクセス方式がTDMAで無い場合は、音声・データ識別部209からの入力により、受信した信号が音声か否かを判断する(ステップS303)。信号が音声であれば、無音期間を有効期間と推定する(ステップS304)。信号が音声でなければ、無線チャネル連続空き時間推定206からの入力により、連続空き時間を有効期間と推定する(ステップS305)。
メディア推定部104で推定された無線チャネルの状態(空き状態か使用中か)、アクセス方式、音声かデータかの区別、さらには無線システムデータベース109に保存された無線システムの種類に関する情報(例えば、セルラーシステム、無線LAN、気象レーダ、電波天文等)、有効期間推定部105で推定された空きと判断された無線チャネルの空き状態の期間(有効期間)は、無線チャネルデータベース106に供給され、一時的に保存される。この保存された結果は、モデム部107を介してコグニティブ無線基地局1004に送信される。
なお、コグニティブ無線端末が無線チャネルデータベース106を持たない場合、メディア推定部104と有効期限推定部105の推定結果は、直接モデム部107を介してコグニティブ無線基地局1004に送信される。コグニティブ無線基地局1004は、コグニティブ無線端末から送信された情報をデータベース装置1008に書き込む。データベース装置1008には、各コグニティブ無線端末から送信された情報が集まり、保存される。
図5はデータベース装置1008に保存された情報のテーブル構成を示す図である。図5に示すテーブルの項目は、スキャンした周波数帯、スキャンした位置(経度、緯度)、スキャンした無線チャネルの空き情報(使用中か、空き状態か)、スキャンした無線チャネル上で通信されているメディア(例えば音声またはデータ)及び、推定されたアクセス方式(例えば、TDMAまたはCDMA)、無線システムの種類(例えばセルラーシステム、無線LANシステム、気象レーダシステム、電波天文観測システム)、空きの無線チャネルを使用できる期間(有効期間)により構成されている。無線チャネルの使用有効期間は、データベース装置1008に登録されると、図示しないタイマーが起動し、タイマーに従って有効期間はカウントダウン(減少)されていく。スキャンした位置(緯度・経度)は、コグニティブ無線端末に搭載されたGPS部110で測定したがコグニティブ無線端末の位置情報をコグニティブ無線基地局に通知することで取得できる。コグニティブ無線端末にGPSを搭載していない場合は、複数のコグニティブ無線基地局による三角測量等でコグニティブ無線端末の位置を特定する。
図6は、コグニティブ無線基地局の概略構成を示すブロック図である。図6において、アンテナ601は、コグニティブ無線端末との間で通信を行うための送受信アンテナである。無線送受信部602は、受信した信号を復調すると共に、送信する信号を変調する。情報検出部603は復調した信号から必要な情報を取り出し、データベース装置1014へ供給する。インターフェース部はデータベース装置1014とのインターフェースとして機能する。情報生成部605は、データベース装置1014を参照し、取得した情報を無線送受信部602へ供給する。
図7は、コグニティブ無線端末1005とコグニティブ無線端末1006間で通信を開始するシーケンス図である。図7を用いてコグニティブ無線基地局の動作も説明する。コグニティブ無線端末1005,1006はそれぞれ、無線チャネル割り当てを、コグニティブ無線基地局1004に要求する(ステップS501,S502)。コグニティブ無線基地局1004は、無線送受信部602と情報検出部603を通じて割り当て要求があったことを認識し、要求があったコグニティブ無線端末が位置(緯度、経度)する場所において空き状態にある無線チャネルの周波数をデータベース装置1008内のテーブルを参照し、検索する。前述の図5を例にして説明すると、コグニティブ無線端末1005,1006の緯度経度がそれぞれ(35.43,139.45),(35.41,139.45)であるとき、この二つのコグニティブ無線端末が位置する場所で無線チャネルが空いている周波数帯は、5.15GHz〜5.2GHzであることが分かる。
コグニティブ無線基地局1004の情報生成部605は、検索した結果である空き状態の周波数チャネルの情報(5.15GHz〜5.2GHz)と共に、この周波数の有効期間の情報もインターフェース部604を介して併せて取得する。図5のテーブルによると、この周波数の有効期間は、緯度経度が(35.43,139.45)のコグニティブ無線端末1005は2.5秒、緯度経度が(35.41,139.45)のコグニティブ無線端末1006は2秒である。コグニティブ無線基地局1004の情報生成部605は、短い方の有効期間である2秒を有効期間としてコグニティブ無線端末1005,1006に供給する(ステップS503、S504)。コグニティブ無線端末1005,1006は、供給された周波数チャネルの情報と有効期間の情報を受信し、モデム部107で復調し、解析する。解析された情報はパラメータセット部111に供給され、供給された周波数チャネルの情報に基づいてモデム部107の各パラメータをセットし、割り当てられた無線チャネルを用いて通信を開始する(ステップS505)。パラメータセット部111はさらにタイマーを備えており、コグニティブ無線基地局1004から供給された有効期間の情報に基づいて、タイマーのカウントダウンを始める。そして通信開始から2秒経過すると(ステップS506)、パラメータセット部111はモデム部107を制御して通信を終了させる(ステップS507)。なお、ステップS501からS504までに要する時間は有効期間に比べて無視できるものとして説明したが、パラメータセット部111は、ステップS501からS504までに要する時間を考慮し、この時間を有効期間から差し引いてモデム部107を制御してもよい。
以上のように本実施例によれば、既存の無線システムに割り当てられた無線チャネルの中で空き状態の無線チャネルを検出すると共に、空き無線チャネルの有効期間を推定しこれをデータベース装置で保存する。そして、端末が通信を開始する際、端末は有効期間の情報を受け、この有効期間に限って通信を行う。これにより、他の既存の無線システム、特に無線チャネルの空き状態が変動するような既存の無線システムへの干渉を抑えることができる。
(実施例2)
図8は、データベース装置1008に保存された情報のテーブル構成の変形例を示す図である。図8に示すように、位置情報(経度・緯度)の代わりに無線チャネルをスキャンしたコグニティブ無線端末の識別子を登録する。コグニティブ無線端末1005,1006がコグニティブ無線基地局1004に無線チャネル割り当てを要求したとき、コグニティブ無線基地局1004は、要求した無線端末の識別子を取得し、データベース装置1008に保存する。コグニティブ無線基地局1004は、この識別子をキーにして両方の端末が使える周波数を検索し、空きチャネルを割り当てる。図8では、2.4GHz〜2.42GHzの周波数がコグニティブ無線端末1005,1006で空き(未使用)と検出されているので、有効期間と共にこの周波数を割り当てる。
図8は、データベース装置1008に保存された情報のテーブル構成の変形例を示す図である。図8に示すように、位置情報(経度・緯度)の代わりに無線チャネルをスキャンしたコグニティブ無線端末の識別子を登録する。コグニティブ無線端末1005,1006がコグニティブ無線基地局1004に無線チャネル割り当てを要求したとき、コグニティブ無線基地局1004は、要求した無線端末の識別子を取得し、データベース装置1008に保存する。コグニティブ無線基地局1004は、この識別子をキーにして両方の端末が使える周波数を検索し、空きチャネルを割り当てる。図8では、2.4GHz〜2.42GHzの周波数がコグニティブ無線端末1005,1006で空き(未使用)と検出されているので、有効期間と共にこの周波数を割り当てる。
このように本実施例によれば、無線端末の位置情報が必要ないのでシステム(特に無線端末の構成)を簡略化できると共に、空き無線チャネルの割り当てを簡略化できる。
(実施例3)
図9は、本実施例を説明するためのシーケンス図である。前述したデータベース装置1008に登録された有効期間がカウントダウンされて0になると、コグニティブ無線基地局1004は、有効期間が切れた位置(緯度・経度)と周波数をデータベース装置1008から特定する(ステップS801)。そして、コグニティブ無線基地局1004は、有効期間が切れた位置に存在するコグニティブ無線端末1005に対して、特定された周波数をスキャンするように指示する(ステップS802)。指示されたコグニティブ無線端末1005は、指示された周波数帯をスキャンし、その結果をコグニティブ無線基地局1004に報告する(ステップS803、S804)。この様にすることで、コグニティブ無線端末が無駄な周波数スキャンをせずに済み、スキャンに要する消費電力を削減することができる。また、スキャン間隔が長すぎると、無線チャネルが空いていないのに、空いていると誤認識してしまい、無線チャネル上で衝突(同時送信)が起きてしまう。しかし、有効期間を設定することによりスキャン間隔が最適になり、無線チャネル上の衝突(同時送信)を減少させることができるので、周波数利用効率を向上させることができる。同様に、実施例2では、データベース装置に位置情報(緯度・経度)の代わりに無線チャネルをスキャンしたコグニティブ無線端末が登録されているので、そのコグニティブ端末に無線チャネルをスキャンさせるようにすればよい。
図9は、本実施例を説明するためのシーケンス図である。前述したデータベース装置1008に登録された有効期間がカウントダウンされて0になると、コグニティブ無線基地局1004は、有効期間が切れた位置(緯度・経度)と周波数をデータベース装置1008から特定する(ステップS801)。そして、コグニティブ無線基地局1004は、有効期間が切れた位置に存在するコグニティブ無線端末1005に対して、特定された周波数をスキャンするように指示する(ステップS802)。指示されたコグニティブ無線端末1005は、指示された周波数帯をスキャンし、その結果をコグニティブ無線基地局1004に報告する(ステップS803、S804)。この様にすることで、コグニティブ無線端末が無駄な周波数スキャンをせずに済み、スキャンに要する消費電力を削減することができる。また、スキャン間隔が長すぎると、無線チャネルが空いていないのに、空いていると誤認識してしまい、無線チャネル上で衝突(同時送信)が起きてしまう。しかし、有効期間を設定することによりスキャン間隔が最適になり、無線チャネル上の衝突(同時送信)を減少させることができるので、周波数利用効率を向上させることができる。同様に、実施例2では、データベース装置に位置情報(緯度・経度)の代わりに無線チャネルをスキャンしたコグニティブ無線端末が登録されているので、そのコグニティブ端末に無線チャネルをスキャンさせるようにすればよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1004,1013・・・コグニティブ無線基地局
1005,1006,1007,1015・・・コグニティブ無線端末
1008,1011,1014・・・データベース装置
101・・・アンテナ
102・・・電波監視部
103・・・統計処理部
104・・・メディア推定部
105・・・有効期間推定部
106・・・無線チャネルデータベース
107・・・モデム部
108・・・情報生成部
109・・・無線システムデータベース
110・・・GPS部
111・・・パラメータ設定部
1005,1006,1007,1015・・・コグニティブ無線端末
1008,1011,1014・・・データベース装置
101・・・アンテナ
102・・・電波監視部
103・・・統計処理部
104・・・メディア推定部
105・・・有効期間推定部
106・・・無線チャネルデータベース
107・・・モデム部
108・・・情報生成部
109・・・無線システムデータベース
110・・・GPS部
111・・・パラメータ設定部
Claims (6)
- 他の無線機器に割り当てられた無線チャネルが使用中か空き状態かを検出する無線チャネル検出手段と、
前記無線チャネル検出手段で空き状態と検出された無線チャネルを用いて通信を行う無線端末と、
空き状態の無線チャネルを使用できる期間に関する情報を保持するデータベース装置と、
前記データベース装置と接続し、通信に使用する無線チャネルの割り当て要求を前記無線端末から受けた場合、前記データベース装置を参照し、割り当てる無線チャネルの情報と共に、前記期間に関する情報を前記無線端末に供給する無線基地局とを備えたことを特徴とするコグニティブ通信システム。 - 前記空き状態の無線チャネルを使用できる期間は、前記無線端末によって推定されることを特徴とする請求項1記載のコグニティブ通信システム。
- 前記無線チャネル検出手段は前記無線端末内に備えられ、前記無線基地局は、前記データベース装置に書き込まれた前記空き状態の無線チャネルを使用できる期間が経過した場合に、前記期間を推定した前記無線端末内の前記無線チャネル検出手段に対して、無線チャネルが空き状態か使用中かを検出するよう指示する手段を備えたことを特徴とする請求項2記載のコグニティブ通信システム。
- 前記空き状態の無線チャネルを使用できる期間は、前記無線端末内の前記無線チャネル検出手段が空き状態の無線チャネルを検出する時に推定されることを特徴とする請求項2記載のコグニティブ通信システム。
- 前記データベース装置は更に、前記空き状態の無線チャネルを検出した無線端末の識別番号を保存することを特徴とする請求項1記載のコグニティブ通信システム。
- 他の無線機器に割り当てられた無線チャネルが現在使用中か空き状態かを検出し、
空き状態とされた無線チャネルを使用できる期間に関する情報を推定し、
空き状態の無線チャネルを使用できる期間をデータベース装置に保持し、
通信に使用する無線チャネルの割り当て要求を無線端末から受けた場合、前記データベース装置を参照し、割り当てる無線チャネルの情報と共に、前記期間に関する情報を前記無線端末に供給することを特徴とするコグニティブ通信方法。
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