JP2007088785A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 原稿サイズを検知するためのセンサ等のハードウェアを設けることなく原稿サイズを検知できる画像読取装置を提供する。
【解決手段】 原稿から画像を主走査ライン毎に読み取る画像読取部11と、予め定められた画像が形成されたパターン画像と、パターン画像の画像データを比較データとして記憶する比較データ記憶部13と、各主走査ラインの画像データと、比較データ記憶部13に記憶されている比較データとを比較し、一致度の高い主走査ラインと、一致度の低い主走査ラインとの境目を、原稿の画像データの副走査方向における端位置と判定する原稿端位置判定部14と、副走査方向端位置判定部14により判定された副走査方向における端位置に基づいて、原稿のサイズを求めるサイズ算出部15とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、原稿の画像を読み取る画像読取装置に関し、特に、読取対象とされる原稿のサイズを検出する技術に関する。
従来、複写機、スキャナ、ファクシミリ等の画像読取装置における原稿サイズの検知は、プラテンガラス上に原稿を載置する場合については、例えば下記特許文献1,2又は3に示されるように、プラテンガラス上の所定の位置における原稿の有無を検知するセンサを用いて行われていた。また、載置された原稿をシートフィーダにより引き込む場合については、主走査方向の原稿サイズについては、原稿ガイド板の位置の検知により行われ、副走査方向の原稿サイズについては、副走査方向の先頭と末尾の通過時を検知するセンサを用いて行われていた。
特開平10−010651号公報 特開平10−090807号公報 特開平08−083033号公報
しかしながら、従来技術では、センサ等の原稿サイズを検知するために原稿サイズ検知用の特別なハードウェアを画像読取装置に備える必要があり、その分コストがかかっていた。
本発明は、上記問題点に鑑みて成されたもので、原稿サイズを検知するためのセンサ等のハードウェアを設けることなく原稿サイズを検知できる画像読取装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、原稿から画像を主走査ライン毎に読み取る読取手段と、
前記読取手段の原稿読取位置における原稿の背面側に設けられた、予め定められた画像が形成されたパターン画像と、
前記パターン画像の画像データを比較データとして記憶する比較データ記憶手段と、
前記読取手段によって読み取られた各主走査ラインの画像データと、前記比較データ記憶手段に記憶されている比較データとを比較し、一致度の高い主走査ラインと、一致度の低い主走査ラインとの境目を、前記原稿の画像データの副走査方向における端位置と判定する副走査方向端位置判定手段と、
前記副走査方向端位置判定手段により判定された副走査方向における端位置に基づいて、原稿のサイズを求めるサイズ算出手段と
を備える画像読取装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の画像読取装置であって、前記副走査方向端位置判定手段は、
前記比較データ記憶手段に記憶されている比較データの各画素と、この比較データの各画素に対応する、前記読取手段によって読み取られた各主走査ラインの画像データの画素との差分を算出する差分算出部と、
前記各主走査ライン毎に、前記差分算出部により算出された前記対応する各画素同士の差分が、予め定められた値以内であるか否かを判定し、当該差分が予め定められた値以内である場合に当該対応する各画素同士が一致したと判定する第1の一致判定部と、
前記差分算出部により差分が算出された前記比較データの画素ごとに、この画素に対する前記第1の一致判定手段による判定結果の少なくとも1つが一致したと判定された場合に、当該比較データの画素が原稿データと一致したと判定する第2の一致判定部と、
前記第2の一致判定部によって、前記対応する各画素同士の一致が予め定められた数だけ判定された場合に、当該主走査ラインの画像データが前記比較データと一致したと判定し、当該一致した主走査ラインと、一致しない主走査ラインとの境目を、前記原稿の画像データの副走査方向における端位置として判定する端位置判定部と
を備えるものである。
これらの構成によれば、読取手段により原稿及び背景から主走査ライン毎に画像データが読み取られ、この読み取られた主走査ラインの画像データと、比較データ記憶手段に記憶されているパターン画像の画像データとが、副走査方向端位置判定手段により比較されて、一致度の高い主走査ラインと、一致度の低い主走査ラインとの境目が、当該読取対象となっている原稿の画像データの副走査方向における端位置と判定される。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の画像読取装置であって、前記差分算出部は、前記比較データの画素と、その画素と一致する位置にある前記各主走査ライン毎の画像データの画素及びその前後に位置する予め定められた画素数分の画素との差分を算出し、
前記第1の一致判定部は、前記差分算出部によって算出された各差分のうち、予め定められている個数が前記予め定められた値以内である場合に、前記比較データの画素と、これの比較対象とされている前記主走査ラインの画像データの画素が一致したと判定するものである。
この構成によれば、差分算出部が、比較データの1つの画素と、原稿の各主走査ライン毎の画像データにおける複数の画素との差分を算出し、第1の一致判定部が、当該複数の差分のうち、予め定められている個数が予め定められた値以内である場合に当該両画素が一致したと判定するので、パターン画像の画素位置、又は原稿の画像データが若干不正確に読み取られた場合においても、正確な原稿サイズを検出することができる。
請求項4に係る発明は、請求項2又は請求項3に記載の画像読取装置であって、前記差分算出部は、前記比較データの主走査方向における予め定められた画素数おきの画素のみを、差分算出の対象画素とするものである。
この構成によれば、差分算出部によって差分算出の対象とされる画素数が少ないので、より速く原稿サイズを検出することができる。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像読取装置であって、前記パターン画像として、格子パターンを用いるものである。
この構成では、パターン画像として格子パターンを用いることで、原稿に形成されている画像と、背面に形成されている画像との境界を判定しやすくしている。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像読取装置であって、前記背面に形成されたパターン画像として、低濃度の画像を用いるものである。
この構成では、パターン画像として低濃度の画像を用いることで、パターン画像が原稿を透けてしまうことをなくし、原稿からの画像の読取時における裏写りの発生を少なくしている。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像読取装置であって、前記読取手段によって読み取られた主走査ラインの画像データと、前記比較データ記憶手段に記憶されている比較データとを比較して、当該主走査ラインの各位置における一致度を求め、一致度の高い領域と一致度の低い領域の境目を、当該原稿の画像データの主走査方向における原稿の端位置と判定する主走査方向端位置判定手段を更に備え、
前記サイズ算出手段は、前記副走査方向端位置判定手段及び主走査方向端位置判定手段によって判定された、原稿の副走査方向及び主走査方向における端位置に基づいて、当該原稿のサイズを求めるものである。
この構成によれば、読取手段によって読み取られた原稿の画像データと、比較データ記憶手段に予め記憶されているパターン画像の背景データとが、主走査方向端位置判定手段により比較され、当該主走査ラインの各位置における一致度の高い領域と一致度の低い領域の境目を、当該原稿の画像データの主走査方向における原稿の端位置と判定する。そして、この主走査方向における原稿の端位置と、副走査方向端位置判定部によって判定された副走査方向における原稿の端位置に基づいて、サイズ算出手段により原稿のサイズが求められる。
請求項1及び請求項2に記載の発明によれば、原稿サイズを検知するためのセンサ等のハードウェアを設けることなく副走査方向における原稿サイズを検出できるため、安価に当該原稿サイズ検知を行うことができる。また、センサを用いる従来の原稿サイズ検知のように1点のみでサイズ検知するわけではなく、主走査方向に延びるライン上の画像データを利用してサイズ検知するので、副走査方向の長さが異なる原稿であっても、精度のよいサイズ検知が可能になる。これにより、例えば、自動原稿給装装置に、サイズの異なる原稿が混載して一度に載置された場合であっても、それぞれの原稿のサイズを的確に検出することができる。
請求項3に記載の発明によれば、パターン画像の画素位置、又は原稿の画像データが若干不正確に読み取られた場合においても、正確に副走査方向における原稿サイズを検出することができる。
請求項4に記載の発明によれば、差分算出部によって差分算出の対象とされる画素数が少ないので、より速く原稿サイズを検出することができる。
請求項5に記載の発明によれば、パターン画像として格子パターンを用いるので、原稿に形成されている画像と、背面に形成されている画像との境界を判定しやすくなる。
請求項6に記載の発明によれば、パターン画像として低濃度の画像を用いるので、パターン画像が原稿を透けてしまうことをなくし、原稿からの画像の読取時における裏写りの発生を少なくすることができる。
請求項7に記載の発明によれば、主走査方向端位置判定部によって判定された主走査方向における原稿の端位置と、副走査方向端位置判定部によって判定された副走査方向における原稿の端位置とに基づいて、原稿サイズを検知するためのセンサ等のハードウェアを設けることなく主走査方向及び副走査方向における原稿サイズ検出を、安価な構成で行うことができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像読取装置のシートフィーダ部分の機械的な概略構成を示す斜視図である。画像読取装置は、例えば複写機、スキャナ、ファクシミリ、又はこれらの機能を併せ持つ複合機等に適用される。原稿112は、読み取る面を下にして載置され、シートフィーダの原稿引込機構(図示省略)により1枚ずつ矢印Aの方向に搬送される。原稿引込機構により引き出された原稿の下部にあたる位置には、原稿の画像を読み取る読取センサ113が設けられている。読取センサ113は、CCD(電荷結合素子)等から構成され、原稿の例えば主走査方向の1走査ラインを読み取り可能なものである。読取センサ113は、主走査方向の1走査ラインの読み取りを、引き込まれる原稿112に対し全走査ライン繰り返すことにより原稿の全面を読み取る。当該シートフィーダにおいて、読取センサ113に対する原稿の背面側であり、原稿が載置されていない場合に読取センサ113により読み取られる部分111には、所定のパターン画像114が描かれている。このパターン画像114は、原稿に裏写りせず、あらゆるタイプの原稿画像に対し原稿との境界が明確であるものが望ましく、例えば低濃度のパターン、格子パターン、又は低濃度の格子パターンである。本実施形態では、パターン画像114は、低濃度の格子パターンからなるものとする。読取センサ113は、原稿が搬送される場合、原稿面上の画像を読み取ると共に、原稿搬送方向に直交する方向における記録紙の外側領域のパターン画像114を読み取る。また、読取センサ113は、原稿が搬送されてくる前後に、パターン画像114を読み取る。
次に、本発明に係る画像読取装置の一実施形態であるスキャナ1の機能構成を説明する。図2は、スキャナ1の機能構成を示すブロック図である。スキャナ1は、その機能部として、画像読取部11、比較データ記憶部13、原稿端位置判定部14、及びサイズ算出部15を備える。ここでは、スキャナ1の画像データの出力についての説明は省略する。
画像読取部11は、原稿から画像を読み取る。画像読取部11の機械的構成は、図1に示す画像読取装置のシートフィーダ部分に相当する。
比較データ記憶部13は、原稿が載置されていない場合に読取センサ113により読み取られる上記背面のパターン画像を予め記憶しておくものである。比較データ記憶部13は、例えばRAM等から構成される。比較データ記憶部13には、画像読取部11が原稿データを読み取る直前に上記背面のパターン画像が読み取られ記憶される。なお、このパターン画像読み取り時期は、原稿データを読み取る前の任意の時期等であり、例えば、スキャナ1の原稿読取スタートボタン(図略)を押下した時である。比較データ記憶部13に記憶されるパターン画像は、原稿の画像が読み取られたときに、その画像データ(この画像データは原稿の画像とその周辺の上記背景のパターン画像とを含んでいる。)と比較され、原稿の主走査方向及び副走査方向における外端位置を検出するために用いられる。
原稿端位置判定部14は、画像読取部11によって読み取られた原稿画像データについて、例えば、(1)副走査方向に並ぶ複数の主走査ラインのどの走査ラインからどの走査ラインまでが原稿内のものか、(2)所定の主走査方向の1走査ラインにおける各画素が原稿内のものか否かを判定することで、原稿の副走査方向及び主走査方向の端部位置を判定するものである。原稿端位置判定部14の構成及び処理の詳細については後述する。
サイズ算出部15は、原稿端位置判定部14により判定された原稿の端部位置に基づいて、原稿の副走査方向及び主走査方向のサイズを求めるものである。サイズ算出部15は、読取センサ113によって読み取られる主走査方向の全読取画素数から、原稿端位置判定部14により判定された主走査方向における両端位置より外側の画素数を引いた画素数(すなわち原稿の主走査方向の画素数)に、1画素の占める主走査方向長さを乗算した長さを主走査方向の原稿サイズxとして算出する。また、サイズ算出部15は、読取センサ113によって読み取られる副走査方向の全読取画素数から、原稿端位置判定部14により判定された副走査方向における両端位置より外側の画素数を引いた画素数(すなわち原稿の副走査方向の画素数)に、1画素の占める副走査方向長さを乗算した長さを副走査方向の原稿サイズyとして算出する。
次に、原稿端位置判定部14の構成及び処理の詳細について説明する。図2に基づいて原稿端位置判定部14は、差分算出部141、第1一致判定部142、第2一致判定部143、及び端位置判定部144を備える。
差分算出部141は、比較データ記憶部13に記憶されている比較元データを構成する画素と、この画素に対応する、画像読取部11によって読み取られた各主走査ラインデータの画素との画素値の差分を算出するものである。この差分算出部141は、1つの比較元画素について、複数の比較先画素との差分を算出する。以下、この1つの比較元画素についての差分算出対象となる比較先画素の纏まりをブロックという。
第1一致判定部142は、差分算出部141により求められた各差分が閾値以下であるか否か(例えば、モノクロデータ0〜255の範囲の値で画素の値が表現される場合であれば、9以下であるか否か)をチェックし、差分が閾値以下の場合には、比較元画素と比較先画素とが一致したと判定し、差分が閾値より大きい場合には、比較元画素と比較先画素とは不一致であると判定するものである。
また、第2一致判定部143は、比較元画素ごとに比較先データとの一致を判定するのである。第2一致判定部143は、上記ブロック内の全画素についての第1一致判定部142による一致判定結果に、少なくとも1つ一致があれば、その比較元画素と比較先データとが一致と判定する。また、第2一致判定部143は、ブロック内に1つも一致がない場合には、その比較元画素と比較先データとが不一致と判定する。
端位置判定部144は、副走査方向及び主走査方向における原稿の端位置を判定するものである。副走査方向における原稿端位置を判定する場合、端位置判定部144は、第2一致判定部143の判定により不一致とされた比較元画素が連続する数をカウントし、不一致である比較元画素の連続数が、予め設定されている所定数(=適宜設定される閾値:例えば、画像読取部11の主走査ライン全画素数の例えば25〜30%の数を示す値)に達しなければ、当該主走査ラインはパターン画像と一致すると判定する。また、端位置判定部144は、不一致である比較元画素の連続数が上記所定数に達している場合には、当該主走査ラインはパターン画像と一致しないと判定する。端位置判定部144は、この判定結果に基づいて、上記一致しない主走査ラインと、上記一致した主走査ラインとの境目を、原稿の画像データの副走査方向における端位置として判定する。
また、主走査方向における原稿端位置を判定する場合、端位置判定部144は、第2一致判定部143のブロック一致判定結果において、不一致が走査ラインの原稿外から原稿内に向かう方向に連続して所定数(=適宜設定される閾値:例えば、画像読取部11の主走査ライン全画素数の例えば25〜30%の数を示す値)に達した場合、その連続の開始画素を主走査方向における原稿開始位置の画素と判定し、一致が走査ラインの原稿内から原稿外に向かう方向に連続して所定数(=適宜設定される閾値:例えば、画像読取部11による読み取りで取得されたデータと、比較データ記憶部13に記憶されている比較データとを適正に照合できる最小幅(主走査方向)となる画素数を示す値。詳細は後述。)に達した場合、その連続の開始画素の1つ前の画素を主走査方向における原稿終了位置の画素と判定する。
スキャナ1による画像読み取り処理の概略を説明する。図3は、スキャナ1による画像読み取り処理の概略を示すフローチャートである。画像読取部11が主走査ライン毎に原稿及びその周辺の画像を読み取ると(S1)、この読み取った画像のデータに対して、画像処理部(図略)がスキャナ補正、シェーディング補正等の入力データの正規化処理を行う(S2)。
そして、この正規化処理が済んだ画像データに基づいて、原稿端位置判定部14が、副走査方向及び主走査方向における原稿開始位置及び終了位置の検出を開始し、有効区間を生成する(S3)。S3において原稿端位置判定部14が副走査方向及び主走査方向における有効区間開始位置を検出した時点から、画像読取部11が読み取った画像データは、有効区間内の画像データとしてメモリへの格納が開始される(S4)。このメモリへの画像データの格納処理を行う一方、原稿端位置判定部14は、副走査方向及び主走査方向における原稿終了位置の検出処理を続ける。
主走査方向における有効区間終了位置が検出されると、以後、主走査方向のデータについては、当該検出された有効区間終了位置までのデータがメモリに格納される。原稿端位置判定部14によって、副走査方向における有効区間の終了位置が検出されると、副走査方向における有効区間終了位置となる主走査ラインまでのデータがメモリに格納される。ここまでで、画像データのメモリへの取り込みが終了する。サイズ算出部15は、検出された有効区間から原稿サイズを算出する。
上記のようにして、メモリへの画像データの取り込みが終了した時点では、原稿画像データの読取及びメモリへの取り込みと、原稿有効区間の検出の両方が終了しているので、スキャナ1の制御部(図略)は、メモリからデータを読み出し、図略の画像処理部が、検出された有効区間情報に応じた画像処理を実施した後、スキャナデータとしてパーソナルコンピュータ等に出力、また、スキャナ1が画像形成装置に適用されている場合は、印刷対象データとして画像形成部に出力する(S5)。
原稿の副走査方向及び主走査方向における端位置の判定処理の流れについて説明する。図4乃至図6は原稿の副走査方向及び主走査方向における端位置の判定処理の流れを示すフローチャートである。
操作者によってスキャナ1の画像読み取り開始ボタンが押し下げられると(S11)、画像読取部11がパターン画像114を読み取って比較データを取得し(S12)、取得された比較データは比較データ記憶部13に記憶される。複写機の原稿搬送機構が、原稿を画像読取部11の原稿読取位置(読取センサ113の配設位置)への搬送を開始する(S13)。
ここから、副走査方向における原稿先端位置を検出する処理が開始される。画像読取部11の読取センサ113は、主走査方向の1走査ライン分の画像のデータ読み取りを開始する(S14)。この画像読取部11による画像読み取りは、原稿が読取センサ113の読取位置に到達すると想定される時点よりも前の時点から開始する。このとき、端位置判定部144は、比較データ(パターン画像)と、画像読取部11による読取データとを比較した場合における不一致画素の連続数をカウントするカウンタのカウンタ値Nは、初期化しておく。
上記画像読取部11による読み取り中に、原稿端位置判定部14は、当該読取で取得された画像データと、比較データ記憶部13に記憶されている比較データとが一致するか否かの判定を行う(S15)。
ここで、原稿端位置判定部14による原稿端位置の判定処理を説明する。図7は原稿端位置判定部14の回路構成例を示す図、図8は原稿端位置判定部14による原稿端位置の判定処理の様子を模式的に示す図である。
画像読取部11により読み取られた主走査ラインの画像データを構成する1つの画素が、比較先画素として、画像読取部11から原稿端位置判定部14に入力されると、比較データ記憶部13からも比較元データとなる画素が比較元画素として原稿端位置判定部14に入力される。そして、減算器(差分算出部141として機能)1411aによって両者の差分が算出され、比較回路(第1一致判定部142として機能)1421aによって、当該算出された差分が、閾値記憶メモリ16に記憶されている予め定められた閾値(上述)以下となっているかが判定される。
続いて、次の新たな比較元データの画素が比較データ記憶部13から原稿端位置判定部14に入力され、次の新たな比較先データとなる画素が画像読取部11から原稿端位置判定部14に入力されると、差分算出及び当該差分の閾値との比較が行われるが、前回の比較元画素は、減算器1411b、フリップフロップ1412b及び比較回路1421bにより、引き続き当該新たに入力された比較先画素との差分算出及び当該差分の閾値との比較が行われる。すなわち、比較元画素は、一旦原稿端位置判定部14に入力されると、フリップフロップ1412a乃至1412eと、減算器1411a乃至1411eとにより、次々に入力されてくる新たな比較先画素との差分算出及び当該差分の閾値との比較が繰り返し行われる。これにより、図8に示すように、比較元データとなる1つの画素は、比較先データとなる画素として次々に入力されてくる複数の画素(本実施形態では5つの画素)に対して、上記差分算出及び当該差分の閾値との比較が行われる。
このようにして1つの比較元画素(パターン画像のデータ)に対して5つの比較先画素(画像読取部11によって読み取られたデータ)との一致・不一致の判定を行った後、この5つの比較結果がOR回路(第2一致判定部143として機能)143aに入力される。このOR回路143aにより、比較結果の少なくとも1つが一致である場合には、比較データの画素が読取データの画素と一致したと判定され、1つも一致していない場合には、比較データの画素が原稿データと一致していないと判定される。
このような原稿端位置判定部14による原稿端位置の判定処理による判定結果に基づき、比較元画素が比較先画素と一致する判定された場合は(S15でYES)、当該比較先画素は原稿外画像の画素である可能性が高いため、比較データ記憶部13に記憶されている比較データと、画像読取部11による読取データとを比較した場合における不一致画素の連続数をカウントするカウンタのカウンタ値Nをクリアする(S16)。また、比較元画素が比較先画素と一致していないと判定された場合は(S15でNO)、上記カウンタ値Nをインクリメントする(S17)。
上記の比較元画素と比較先画素との比較を、主走査ラインのデータを構成する全ての画素について終了すると(S18でYES)、端位置判定部144は、上記カウンタ値Nが所定値(例えば、画像読取部11の主走査ライン全画素数の例えば25〜30%の数を示す値)以上である場合には(S19でYES)、当該主走査ラインのデータは、原稿内の画像データであると判断し、画素カウンタ144aに、当該主走査ラインを副走査有効区間開始位置として記憶させる(S20)。すなわち、端位置判定部144は、一致度の高い主走査ラインと、一致度の低い主走査ラインとの境目を、原稿の画像データの副走査方向における先端位置と判定する。以上で、副走査方向における有効区間開始位置(副走査方向における原稿先端位置)の検出を終了する。
なお、上記S15においては、読取で取得された画像データと比較データとの一致判定では、1つの比較元画素(パターン画像のデータ)に対して5つの比較先画素(画像読取部11によって読み取られたデータ)との一致・不一致の判定を行うようにしているが、これに代えて、複数の比較元画素(この複数の比較元画素からなる区間を1ブロックとする)の平均値と、これと同数の比較先画素(この複数の比較先画素からなる区間を1ブロックとする)の平均値との差分を算出して上記閾値との比較を行って、比較元画素と比較先画素との一致・不一致を1ブロック毎に判定するようにし、S19及びS20で、不一致ブロック数を示すカウンタ値Nが、所定値(画像読取部11の主走査ラインにおける全ブロック数の例えば25〜30%の数を示す値)以上である場合に、当該主走査ラインのデータが原稿内の画像データであると判断するようにしてもよい。
この後、原稿搬送機構が原稿を主走査方向有効区間検出位置に移動させる(S21)。主走査方向有効区間検出位置は、例えば、画像読取部11の読取位置が、原稿の副走査方向の先端部から5mm程度の位置であり、S19において副走査有効区間開始位置が検出されてから一定時間経過が図略のタイマによって計測され、原稿が副走査方向の先端部が画像読取部11の読取位置に5mm程度進入したと想定される位置まで原稿搬送機構が原稿を移動させる。
次に、主走査方向における原稿開始及び終了位置の検出処理について説明する。上記S21の原稿搬送の後、この位置にある原稿に対して、画像読取部11の読取センサ113が、主走査方向の1走査ライン分の画像のデータ読み取りを開始する(S31)。端位置判定部144は、比較データ(パターン画像)と、画像読取部11による読取データとを比較した場合における不一致画素の連続数をカウントするカウンタのカウンタ値Nを初期化する。
上記画像読取部11による読み取り中に、原稿端位置判定部14は、当該読取で取得された画像データと、比較データ記憶部13に記憶されている比較データとが一致するか否かの判定を行い(S32)、この判定結果に基づく不一致画素の連続数のカウントはS15乃至S17と同様に行う(S33,S34)。
上記カウント後、不一致連続カウント値Nが所定値以上になったとき(S35でYES)、端位置判定部144は、当該所定値以上となったカウント値Nをカウントし始めた最初の画素の位置を主走査方向における主走査方向における原稿開始位置とし、当該位置の座標を主走査方向における有効区間開始位置として画素カウンタ144aに記憶させる(S36)。以上で、主走査方向における有効区間開始位置の検出処理が終了する。
上記主走査方向における原稿開始位置の検出処理が済むと、これにより、主走査方向及び副走査方向共に有効区間内に入ったことになるため、図略の制御部は、この時点よりも後に画像読取部11が読み取ったデータが、図略のメモリに格納されるように設定する(S37)。すなわち、以後は、原稿画像の読取及び読取データのメモリへの格納と共に、主走査方向における原稿終了位置の検出も併せて行われる。
続いて、主走査方向における原稿終了位置の検出に入り、端位置判定部144は、比較データと、画像読取部11による読取データとを比較した場合に、一致する画素の連続数をカウントするカウンタのカウンタ値Mを初期化する(S38)。
原稿端位置判定部14は、上記S31の画像読取部11による読み取りで取得されたデータと、比較データ記憶部13に記憶されている比較データとが一致するか否かの判定を行う(S39)。この判定では、比較元画素と比較先画素とが一致するか否かの判断は、S15の処理と同様であるが、カウンタ値Mとして残す値は、一致する画素の連続数である。
端位置判定部144は、上記カウンタ値Mが所定値(例えば、画像読取部11による読み取りで取得されたデータと、比較データ記憶部13に記憶されている比較データとを適正に照合できる最小幅(主走査方向)となる画素数を示す値。パターン画像114の格子サイズが1mmピッチであるとすると、3mm程度の幅で一致が確認できれば、画像読取部11による読み取りで取得されたデータと、比較データ記憶部13に記憶されている比較データとが一致すると判定してよいため、この場合、当該3mmに対応する50画素程度を所定値とすればよい。)以上となった場合に(S42でYES)、当該所定値以上に達したカウント値Mをカウントし始めた最初の画素の更に1つ前の画素位置を、主走査方向における原稿終了位置とし(図8参照)、当該位置の座標を主走査方向における有効区間終了位置として画素カウンタ144aに記憶させる(S43)。以上で、主走査方向における原稿終了位置の検出処理が終了する。これにより、主走査方向における有効区間の開始位置及び終了位置が検出されたため、図略の制御部は、これ以降に画像読取部11が読み取る主走査ライン毎のデータは、上記で検出された主走査方向における有効区間の開始位置及び終了位置内の画素が、図略のメモリに格納されるように設定する(S44)。
そして、次の主走査ラインの原稿データの読み取り、及び副走査方向における原稿終端位置の検出を行うために、次の主走査ラインを画像読取部11が読み取る(S51)。端位置判定部144は、比較データ(パターン画像)と、画像読取部11による読取データとを比較した場合の不一致画素の連続数カウンタのカウンタ値Nを初期化する。
上記画像読取部11による読み取り中に、原稿端位置判定部14は、当該読取で取得された画像データと、比較データ記憶部13に記憶されている比較データとが一致するか否かの判定を行う(S52)。この判定結果に基づく不一致画素の連続数のカウントはS15乃至S17と同様に行う(S53,S54)。
上記一致・不一致の判定を主走査ラインのデータを構成する全ての画素について終了すると(S55でYES)、端位置判定部144は、上記カウンタ値Nが所定値(例えば、主走査ラインの全画素数の例えば30%の数を示す値)以下である場合には(S56でYES)、当該主走査ラインのデータは、原稿外の画像データであると判断し、画素カウンタ144aに、当該主走査ラインの1つ前の走査ラインまでを副走査有効区間終了位置として記憶させる(S57)。すなわち、端位置判定部144は、一致度の高い主走査ラインと、一致度の低い主走査ラインとの境目を、原稿の画像データの副走査方向における後端位置と判定する。以上で、副走査方向における有効区間終了位置(副走査方向における原稿後端位置)の検出を終了する。
続いて、サイズ算出部15は、上記のようにして算出した副走査方向及び主走査方向における有効区間情報に基づいて、画像読取部11で読み取られた原稿のサイズを算出する(S58)。例えば、サイズ算出部15は、A4サイズ、B5サイズ、B4サイズ等の定型サイズの寸法情報(主走査方向の原稿サイズx’×副走査方向の原稿サイズy’)を保有しておき、図9に示すように、上記のようにして求めた主走査方向の原稿サイズx×副走査方向の原稿サイズyよりも大きい、主走査方向の原稿サイズx’×副走査方向の原稿サイズy’を有する定型サイズを、原稿サイズと判定する(S101乃至S103)。
最後に、スキャナ1の制御部(図略)は、メモリからデータを読み出し、図略の画像処理部が、上記検出された有効区間情報に応じた画像処理を実施する(S59)。
このようにすれば、原稿サイズを検知するためのセンサ等のハードウェアを画像読取装置に設けなくても原稿サイズを検出でき、読取対象とした原稿の画像形成に適した記録紙のサイズを判定することができる。
なお、本発明は、上記実施形態のものに限定されるものではなく、以下に述べる態様を採用することができる。上記実施形態においては、背面のパターン画像に低濃度の格子パターンを用いたが、原稿に裏写りせず(すなわち低濃度)、原稿との境界がわかりやすい(すなわち原稿と同じパターンや色合いになりにくい)パターン画像であればよく、必ずしも低濃度の格子パターンである必要はない。また、格子パターンを用いる場合には、できるだけ格子の小さいパターンを用いた方が原稿端をより正確に検出することができる。
また、上記実施形態においては、シートフィーダで原稿を引き込みながら画像を読み取る場合(原稿が移動して読取センサ113は移動しない)を例に採り説明したが、プラテンガラス上に原稿を載置して画像を読み取る場合(原稿は移動せず読取センサ113が移
動する)であっても同様の方法で原稿のサイズを検出することができる。
また、上記実施形態における比較元データと比較先データとを逆に用いて(すなわち、原稿データを比較元データとし比較データを比較先データとする。)原稿サイズの検出を行ってもよい。
また、上記図5及び図6で示した主走査方向の有効区間を判定する処理では、主走査方向の1走査ライン分のデータから有効区間を判定しているが、主走査方向の複数の走査ラインのデータに基づいて、主走査方向の有効区間を算出するようにしてもよい。このようにすると、より正確な有効区間を求めることができる。
また、上記図5及び図6で示した主走査方向の有効区間を判定する処理では、全ての比較元画素について比較先画素との一致判定を行っているが、比較データの主走査方向における予め定められた画素数おき(例えば、5画素おき等)の画素のみを、差分算出の対象画素としてもよい。また、1つの比較元画素と複数(上記実施形態では5つ)の比較先画素との一致・不一致判断結果に基づいて、当該比較元画素が比較先画素に一致するか否かを判断しているが、1つの比較元画素と、これに対応する位置の1つの比較先画素との一致・不一致判断結果に基づいて、当該比較元画素が比較先画素に一致するか否かを判断するようにしてもよい。
本発明の一実施形態における画像読取装置のシートフィーダ部分の機械的な構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態における画像読取装置の機能構成を示すブロック図である。 スキャナによる画像読み取り処理の概略を示すフローチャートである。 原稿の副走査方向及び主走査方向における端位置の判定処理の流れを示すフローチャートである。 原稿の副走査方向及び主走査方向における端位置の判定処理の流れを示すフローチャートである。 原稿の副走査方向及び主走査方向における端位置の判定処理の流れを示すフローチャートである。 原稿端位置判定部の回路構成例を示す図である。 原稿端位置判定部による原稿端位置の判定処理の様子を模式的に示す図である。 記録紙サイズ判定処理のフローチャートを示す図である。
符号の説明
1 画像読取装置
11 画像読取部(読取手段)
114 格子パターン(パターン画像)
13 比較データ記憶部(比較データ記憶手段)
14 原稿端位置判定部(副走査方向端位置判定手段、主走査方向端位置判定手段)
141 差分算出部(差分算出部)
142 第1一致判定部(第1の一致判定部)
143 第2一致判定部(第2の一致判定部)
144 端位置判定部(端位置判定部)
15 サイズ算出部(サイズ算出手段)

Claims (7)

  1. 原稿から画像を主走査ライン毎に読み取る読取手段と、
    前記読取手段の原稿読取位置における原稿の背面側に設けられた、予め定められた画像が形成されたパターン画像と、
    前記パターン画像の画像データを比較データとして記憶する比較データ記憶手段と、
    前記読取手段によって読み取られた各主走査ラインの画像データと、前記比較データ記憶手段に記憶されている比較データとを比較し、一致度の高い主走査ラインと、一致度の低い主走査ラインとの境目を、前記原稿の画像データの副走査方向における端位置と判定する副走査方向端位置判定手段と、
    前記副走査方向端位置判定手段により判定された副走査方向における端位置に基づいて、原稿のサイズを求めるサイズ算出手段と
    を備える画像読取装置。
  2. 前記副走査方向端位置判定手段は、
    前記比較データ記憶手段に記憶されている比較データの各画素と、この比較データの各画素に対応する、前記読取手段によって読み取られた各主走査ラインの画像データの画素との差分を算出する差分算出部と、
    前記各主走査ライン毎に、前記差分算出部により算出された前記対応する各画素同士の差分が、予め定められた値以内であるか否かを判定し、当該差分が予め定められた値以内である場合に当該対応する各画素同士が一致したと判定する第1の一致判定部と、
    前記差分算出部により差分が算出された前記比較データの画素ごとに、この画素に対する前記第1の一致判定手段による判定結果の少なくとも1つが一致したと判定された場合に、当該比較データの画素が原稿データと一致したと判定する第2の一致判定部と、
    前記第2の一致判定部によって、前記対応する各画素同士の一致が予め定められた数だけ判定された場合に、当該主走査ラインの画像データが前記比較データと一致したと判定し、当該一致した主走査ラインと、一致しない主走査ラインとの境目を、前記原稿の画像データの副走査方向における端位置として判定する端位置判定部と
    を備える請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記差分算出部は、前記比較データの画素と、その画素と一致する位置にある前記各主走査ライン毎の画像データの画素及びその前後に位置する予め定められた画素数分の画素との差分を算出し、
    前記第1の一致判定部は、前記差分算出部によって算出された各差分のうち、予め定められている個数が前記予め定められた値以内である場合に、前記比較データの画素と、これの比較対象とされている前記主走査ラインの画像データの画素が一致したと判定する請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記差分算出部は、前記比較データの主走査方向における予め定められた画素数おきの画素のみを、差分算出の対象画素とする請求項2又は請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記パターン画像として、格子パターンを用いる請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像読取装置。
  6. 前記背面に形成されたパターン画像として、低濃度の画像を用いる請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像読取装置。
  7. 前記読取手段によって読み取られた主走査ラインの画像データと、前記比較データ記憶手段に記憶されている比較データとを比較して、当該主走査ラインの各位置における一致度を求め、一致度の高い領域と一致度の低い領域の境目を、当該原稿の画像データの主走査方向における原稿の端位置と判定する主走査方向端位置判定手段を更に備え、
    前記サイズ算出手段は、前記副走査方向端位置判定手段及び主走査方向端位置判定手段によって判定された、原稿の副走査方向及び主走査方向における端位置に基づいて、当該原稿のサイズを求める請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像読取装置。
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JP2013172243A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Pfu Ltd 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2019511779A (ja) * 2016-03-18 2019-04-25 オラクル・インターナショナル・コーポレイション 遠隔プロキシを用いてデータレジデンシ保護を提供するためのシステムおよび方法

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