JP2007088580A - 通信システム及び通信管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】多数の端末装置からサーバ装置に接続要求が集中しても、サーバ装置の集約地点のネットワークに発生する通信データ量を制御し、輻輳の発生を回避して接続要求を処理可能とする。
【解決手段】管理装置105が、端末装置107からサーバ装置102への接続要求401を受け付け(402)、接続設定情報422を取得し(407)、端末装置107からサーバ装置102への接続処理に必要なネットワーク帯域幅を算出し(412)、接続要求401を接続要求処理キューに格納し(413)、端末装置107からサーバ装置102への接続処理が可能であるか否かを判断し(416)、端末装置107にサーバ識別番号417を通知する。端末装置107は。受け取ったサーバ識別番号417に基づいて、サーバ装置102への接続要求を行って、通信を開始する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、通信システム及び通信管理方法に係り、特に、端末装置からサーバ装置への接続要求や起動要求の制御を行って、端末装置とサーバ装置との間で通信を行う通信システム及び通信管理方法に関する。
データセンタ等に集約して配置された複数のサーバ装置と、サーバ装置にネットワークを介して接続される複数の端末装置からなる通信システムは、端末装置からサーバ装置への通信がサーバが配置されている集約地点のネットワークに集中することになる。
一般に、端末装置からサーバ装置への接続処理に要する通信データ量は、端末装置がサーバ装置の通常のサービスを利用するための通信データ量に比較して多い。また、端末装置からの接続要求時にサーバ装置が未起動の場合、サーバ装置を起動する必要があるが、サーバ装置の起動処理に要する通信データ量も、通常のデータ通信時に要する通信データ量に比較して多い。従って、多数の端末装置からサーバ装置に接続要求が集中する時間帯、例えば、業務開始時等には、通常のデータ通信時に比較して大量の通信データ量が集約地点のネットワークに発生することになる。
前述のように、多数の端末装置からサーバ装置に接続要求が集中すると、集約地点のネットワークの許容帯域幅を越える通信データ量が発生する可能性があり、輻輳が発生することがあり得る。
前述したような輻輳の発生を防止することができる従来技術として、例えば、特許文献1等に記載された技術が知られている。この従来技術は、ネットワークを介する通信システムにおいて、通信データ量がネットワーク容量の閾値を超えて増加した場合に、ノード間に通信パスを設定することにより、ネットワークの帯域幅を増加するというものである。
また、他の従来技術として、例えば、特許文献2等に記載された技術が知られている。この従来技術は、データ通信中継装置に関するもので、サーバ装置と端末装置との間で確立しているコネクション数に応じて、端末装置からの接続要求の中継を拒否する等の制御を行って輻輳の発生を防止するというものである。
特開2000−232483号公報 特開2004−139291号公報
前述した特許文献1に記載の従来技術は、通信データ量が増加したときに、ネットワークの帯域幅を増加するために通信パスを追加して設定することができるものであるが、ネットワークの帯域幅が固定されていて、通信パスを追加することのできない通信システムに対して適用することができないという問題点を有している。
また、特許文献2に記載の従来技術は、サーバ装置と端末装置との間で確立しているコネクション数を検出してその数に応じた制御を行うことができるももの、ネットワークの通信データ量を検出する仕組みを持たないため、ネットワークの通信データ量等に応じて端末装置からの接続要求を制御することができず、ネットワークに大量の通信データ量が発生した場合に、ネットワークに輻湊を生じさせてしまうという問題点を有している。
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、多数の端末装置からサーバ装置に接続要求が集中しても、サーバ装置の集約地点のネットワークに許容される帯域幅を越える通信データ量を発生させることなく、輻輳を発生させることのない通信システム及び通信管理方法を提供することにある。また、本発明の目的は、利用者の接続要求に係る待機時間を低減することのできる通信システム及び通信管理方法を提供することにある。
本発明によれば前記目的は、複数のサーバ装置と複数の端末装置とが第1のネットワークを介して接続可能に構成される通信システムであって、前記複数のサーバ装置と第2のネットワーク介して接続される管理装置を備え、前記第1のネットワークが前記第2のネットワークに接続されており、前記管理装置は、前記端末装置から前記サーバ装置への接続要求を受け付け、前記端末装置から前記サーバ装置への接続設定情報を取得し、前記端末装置から前記サーバ装置への接続処理に必要なネットワーク帯域幅を算出し、前記端末装置から前記サーバ装置への接続要求を接続要求処理キューに格納し、前記端末装置から前記サーバ装置への接続処理が可能であるか否かを、接続処理に要する通信データ量が前記第2のネットワークの許容帯域幅を超えるか否かにより判断して前記端末装置に通知することにより達成される。
また、本発明によれば前記目的は、複数のサーバ装置と複数の端末装置とが第1のネットワークを介して接続可能に構成され、かつ、前記端末装置から前記サーバ装置への接続要求処理に合わせて前記サーバ装置を起動させる通信システムであって、前記複数のサーバ装置と第2のネットワーク介して接続される管理装置を備え、前記第1のネットワークが前記第2のネットワークに接続されており、前記管理装置は、前記サーバ装置の起動処理に必要なネットワーク帯域幅を算出し、前記サーバ装置の起動要求を起動要求処理キューに格納し、前記サーバ装置の起動処理が可能であるか否かを、起動処理に要する通信データ量が前記第2のネットワークの許容帯域幅を超えるか否かにより判断して前記サーバ装置を起動することにより達成される。
また、本発明によれば前記目的は、複数のサーバ装置と複数の端末装置とが第1のネットワークを介して接続可能に構成され、かつ、前記端末装置から前記サーバ装置への接続要求処理にあわせて前記サーバ装置を起動させる通信システムであって、前記複数のサーバ装置と第2のネットワーク介して接続される管理装置を備え、前記複数のサーバ装置及び前記管理装置が第3のネットワークを介して前記複数のサーバ装置が共有する記憶装置に接続され、前記第1のネットワークが前記第2のネットワークに接続されており、前記管理装置は、前記端末装置から前記サーバ装置への接続要求を受け付けて、前記サーバ装置を起動する際、サーバ装置の起動処理に要する通信データ量が前記第3のネットワークの許容帯域幅を超える場合に、サーバ装置の起動処理を待機させることにより達成される。
さらに、本発明によれば前記目的は、複数のサーバ装置と複数の端末装置とが第1のネットワークを介して接続可能に構成される通信システムにおける通信管理方法であって、前記複数のサーバ装置と第2のネットワーク介して接続される管理装置を備え、前記第1のネットワークが前記第2のネットワークに接続されており、前記管理装置は、前記端末装置から前記サーバ装置への接続要求を受け付け、前記端末装置からサーバ装置への接続処理に要する通信データ量が前記第2のネットワークの許容帯域幅を超える場合に、前記端末装置からサーバ装置への接続要求を待機させることにより達成される。
本発明によれば、複数端末装置とサーバ装置との間で通信を行う通信システムにおいて、多数の端末装置からサーバ装置に接続要求が集中しても、サーバ装置の集約地点のネットワークに許容される帯域幅を越える通信データ量を発生させることがなく、従って、輻輳を発生させることのない通信システムを実現することができ、また、利用者の接続要求に係る待機時間を低減することができる。
以下、本発明による通信システム及び通信管理方法の実施形態を図面により詳細に説明する。なお、以下に説明する本発明の実施形態は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図1は本発明の一実施形態による通信システムの全体構成を示すブロック図である。図1において、101はデータセンタ、102、103はサーバ装置、104は端末装置側ネットワーク、105は管理装置、106はネットワーク、107、108は端末装置である。なお、図1には、2台のサーバ装置と2台の端末装置とを示しているが、これらの装置は、それぞれさらに多数が備えられていてよい。
本発明の実施形態による通信システムは、データセンタ101に複数のサーバ装置102、103が集約されて配置され、また、本発明のために管理装置105が配置され、これらのサーバ装置102、103及び管理装置105が端末装置側ネットワーク104を介して相互に接続され、さらに、これらのサーバ装置102、103、管理装置105が、端末装置側ネットワーク104、インターネット、イントラネット等の外部ネットワーク106を介して複数の端末装置107、108と接続可能とされて構成されている。
前述において、サーバ装置102、103は、ターミナルサービス機能を有しているターミナルサーバである。ターミナルサービス機能を利用することにより、端末装置107、108が必要とするアプリケーションソフトは、サーバ装置102、103上で実行され、端末装置107、108は、専用の通信プロトコルを使用して、利用者からの入力をサーバ装置102、103に送信し、サーバ装置102、103からの画面情報を受信することにより所望の業務等を行うことができる。
サーバ装置102、103は、端末装置107、108と1対1で接続されてもよく、あるいは、1対多で接続されてもよい。従って、1台の端末装置107が、あるいは、複数の端末装置107、108が同時に、サーバ装置102にネットワークを通じて接続し処理を行うことができる。
なお、サーバ装置102、103は、ターミナルサーバに限定される必要はなく、通常のウェブサーバ等であってもよい。
端末装置側ネットワーク104は、データセンタ101における端末装置107、108との間の通信のためのLAN(Local Area Network)であり、100Mbps(bit per second)や、1Gbpsの固定された帯域幅を持つ一般的なネットワークである。
なお、帯域幅とは、ネットワークが持つ通信データ量の転送能力(転送速度)のことであり、1秒当りに転送することができるデータのビット数(bps:bits per second)やバイト数(bytes per second)を単位として表わされる。
前述した本発明の実施形態による通信システムは、データセンタ101にサーバ装置102、103が集約されて配置されているため、端末装置107、108からサーバ装置102、103への通信は、端末装置側ネットワーク104に集中する。端末装置107、108は、サーバ装置102、103への接続処理時に、接続情報、初期設定情報、初期情報等からなる大量の通信データをサーバ装置102、103から受信する。そのため、端末装置107、108からサーバ装置102、103への接続処理に要する通信データ量は、端末装置107、108がサーバ装置102、103の通常のサービスを利用するときの通信データ量に比較して多くなる。
従って、端末装置107、108からサーバ装置102、103への接続処理が集中すると、通信データ量が端末装置側ネットワーク104の許容される帯域幅を超える可能性があり、端末装置側ネットワーク104に輻輳が発生する恐れが生じる。このため、本発明の実施形態では、端末置側ネットワーク104に管理装置105を設置する。管理装置105は、端末装置107、108からサーバ装置102、103への接続処理の制御を行う。
図2は管理装置105のハードウェア構成例を示すブロック図である。図2において、201は筐体、202はCPU(Central Processing Unit)、203はメモリ、204は二次記憶装置、205は内部信号線、206は通信インタフェース、207は表示装置、208は入力装置である。
管理装置105は、通常のコンピュータ装置内に構成され、図2に例示するように、筐体201内にCPU202、メモリ203、ハードディスク等の二次記憶装置204、バス等の内部信号線205を備えて構成されており、筐体201の表面や外部に、通信インタフェース206、ディスプレイ等の表示装置207、キーボード等の入力装置208が接続されている。管理装置105は、OS(Operating System)の制御によりCPU202が記憶装置204に格納されたプログラムをメモリ203上に呼び出して実行することにより以下に説明する各機能を実現している。
サーバ装置102、103、端末装置107、108も、前述した管理装置105と同様のハードウェア構成によりより実現することができる。但し、サーバ装置102、103は、ディスプレイ等の表示装置207、キーボード等の入力装置208を備えていなくてもよい。また、サーバ装置102、103は、それぞれ、CPU202、メモリ203、ハードディスク等の二次記憶装置204、バス等の内部信号線205を備えたコンピュータ基盤であって、それらのコンピュータ基盤が、内部にネットワークを備えた1つの筐体に格納されている形態でもよい。また、サーバ装置102、103は、それら自身では記憶装置204を有せず、あるいは、それら自身が有する記憶装置204を利用せずに、外部に設置された複数の格納領域を有する記憶装置とネットワークを介して接続される形態でもよい。
図3は本発明の他の実施形態による通信システムの全体構成を示すブロック図である。図3において、301は記憶装置、302は記憶装置側ネットワークであり、他の符号は図1の場合と同一である。図3に示す通信システムの例は、サーバ装置102、103が、それら自身では記憶装置204を有せず、あるいは、それら自身に有する記憶装置204を利用せず、外部に設置された複数の格納領域を有する記憶装置301とネットワークを介して接続される場合の例である。
図3に示す通信システムにおけるサーバ装置102、103は、記憶装置301と、記憶装置側ネットワーク302を介して接続されている。記憶装置301は、内部に複数のサーバ装置102、103のそれぞれに対応する記憶領域を有しており、サーバ装置102、103とは、iSCSI等の専用プロトコルを用いて通信を行う。
記憶装置側ネットワーク302は、端末装置側ネットワーク104と同様の100Mbpsや、1Gbpsの固定された帯域幅を持つ一般的なネットワークである。なお、記憶装置側ネットワーク302は、端末装置側ネットワーク104と同一のネットワークとして共用してもよい。
前述した本発明の他の実施形態による通信システムは、図1により説明した通信システムの場合と同様に、データセンタ101にサーバ装置102、103が集約されて配置されているため、記憶装置301とサーバ装置102、103との間の通信は、記憶装置ネットワーク301に集中する。サーバ装置102、103の起動時に、サーバ装置102、103が記憶装置301から取得するデータ量は、端末装置107、108がサーバ装置102、103の通常のアプリケーションの処理サービスを利用するときの通信データ量に比較して多くなる。
従って、サーバ装置102、103の起動時には、記憶装置301からサーバ装置102、103への通信データ量が、記憶装置側ネットワーク302に許容される帯域幅を超える可能性があり、記憶装置側ネットワーク302に輻輳が発生する恐れが生じる。このため、本発明の実施形態では、記憶置側ネットワーク302に管理装置105を設置する。管理装置105は、前述で説明した接続処理の制御を行うと共に、サーバ装置102、103の起動処理の制御を行う。
図4は端末装置107がサーバ装置102に接続して通信を行う場合に、管理装置105が、端末装置側ネットワーク104の通信データ量を制御しながら、端末装置107からサーバ装置102への接続要求を仲介する処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)端末装置107は、サーバ装置102を利用したい場合に、利用者情報401及び接続要求421を送信する。管理装置105は、端末装置107から送信されれてきた利用者情報401及び接続要求421を受信する。端末装置107の利用者情報とは、端末装置107の利用者を認証するための情報であり、利用者IDとパスワードとの組み合わせからなる。パスワードは、固定パスワードでも、ワンタイムパスワードでもよい。また、利用者情報として、デジタル証明書やバイオメトリクス情報を用いてもよい(ステップ402)。
(2)管理装置105は、ステップ402において受信した利用者情報401を解析し、利用者が正規の利用者であると認証できたか否かを確認する。管理装置105は、認証が成功しなかった場合、認証失敗404のメッセージを端末装置107に送信して処理を中止し、また、認証が成功して正規の利用者であることが確認できた場合、認証成功405のメッセージを端末装置107に送信し、ステップ407以降の処理を続行する(ステップ403)。
前述において、端末装置107は、管理装置105から認証失敗404のメッセージ、あるいは、認証成功405のメッセージを受け取ると、ディスプレイに表示する等により、その情報を利用者に通知する。
(3)ステップ403で認証に成功した場合、端末装置107がサーバ装置情報406と接続設定情報422とを送信してくるので、管理装置105は、端末装置107から送信されてくるサーバ装置情報406と接続設定情報422とを受信する。サーバ装置情報406とは、サーバ装置102を一意に指定するための情報であり、コンピュータ名等の情報である。接続設定情報422とは、サーバ装置102のサービスを利用するための情報であり、サーバ装置102のターミナルサービスを利用する場合、サーバ装置102から受信する画面情報のサイズ、色深度、端末装置107のハードディスクやプリンタ等のローカルデバイスとの接続の有無、転送画面における背景画像の有無等の情報である。また、サーバ装置102のウェブサーバ機能によるサービス等、他のサービスを利用する場合における接続設定情報422は、そのサービスを利用するための設定情報である。なお、サーバ装置情報406や接続設定情報422は、ステップ402での処理時に利用者情報401や接続要求421と同時に受信してもよい(ステップ407)。
(4)次に、管理装置105は、接続対象であるサーバ装置102の起動状態や待機状態を調べて、その結果を端末装置107に通知する。このため、管理装置105は、pingやポートスキャン等のプログラムを用いて、接続対象に割り当てたサーバ装置102の起動状態や、サーバ装置102のターミナルサービス等に関する接続インタフェースの起動状態の問い合わせ409を行い、応答410を受け取る。さらに、管理装置105は、後述するように利用者がログインしていない状態か、ログインされた後に切断されている状態かの問い合わせ409をサーバ装置409に行い、応答410を受け取ってもよい。その後、管理装置105は、応答410をもとに、サーバ装置102の起動状態、サーバ装置102におけるサービスの起動状態、利用者のログイン状態を、状態情報411として端末装置107に送信する(ステップ408)。
前述において、端末装置107は、管理装置105から状態情報411を受け取ると、ディスプレイに表示する等により、その情報を利用者に通知する。
なお、ここでは、サーバ装置102及びサーバ装置102におけるサービスは起動しているものとして、ステップ412以降の処理に進む。サーバ装置102及びサーバ装置102におけるサービスが起動されていない場合の処理については、図6を参照して後述する。
(5)管理装置105は、端末装置107からサーバ装置102への接続処理を行うために要するネットワーク帯域幅を算出する。必要なネットワーク帯域幅は、端末装置107がサーバ装置102のターミナルサービスを利用する場合であれば、受信する画面情報のサイズや色深度等の接続設定情報422に依存する。また、サーバ装置102にログインして接続する場合と、1度ログインした後、切断して待機状態にあるサーバ装置102に接続する場合によっても異なる。ネットワーク帯域幅については、通信パケットのヘッダー部分に記載された帯域幅情報を読み取ることにより取得してもよい。あるいは、ステップ407での処理において管理装置105が受信する接続設定情報422に含まれていてもよい。あるいは、帯域幅の情報をデータベースに格納しておき、サーバ装置情報406や接続設定情報422等に対応する帯域幅をデータベースから取得してもよい(ステップ412)。
(6)管理装置105は、端末装置107からの接続要求421をメモリ203上の接続要求処理キューに格納する。接続要求処理キューとは、接続要求を処理するための待ち行列であり、先に入力された接続要求421が先に処理される。なお、接続要求処理キューとして、優先度の異なる複数のキューからなる接続要求処理キューを備えてもよい。なお、複数キューからなる続要求処理キューについての詳細は、図5を参照して後述する(ステップ413)。
(7)その後、管理装置105は、接続要求421が接続要求処理キューに格納されてから処理されるまでの処理待ち時間や、要求をキューに格納する時点にすでに接続要求処理キューに格納されている他の接続要求数を確認する。処理待ち時間は、単一のキューからなる接続処理キューの場合、例えば、式(1)により求めることができる。複数のキューからなる接続処理キューの場合も同様である。
Figure 2007088580
式(1)において、
nは、当該接続要求421の格納時点に既にキューに格納されている接続要求数、
Vliは、各接続要求の接続処理に要するネットワーク帯域幅、
Tliは各接続要求の接続処理に係る時間、
Vl0は端末装置側ネットワーク104の有効帯域幅である。
管理装置105は、これらの処理待ち時間や処理待ち接続要求数を待機情報415として端末装置107に送信する。また、管理装置105は、単位時間当たりの接続要求処理キューに格納されている処理待ち接続要求数やその合計値を、予め設定した周期で定期的に、あるいは、予め設定してある閾値を超えた場合や、現在までの最大値を更新した場合等に、電子メールやSNMP(Simple Network Management Protocol)トラップ等の手段を用いて、管理者あるいは管理者に通知するための装置に通知する(ステップ414)。
前述において、端末装置107は、待機情報415を受け取ると、ディスプレイに表示する等により、その情報を利用者に通知する。
(8)その後、管理装置105は、接続処理が可能であるか否かを判断する。管理装置105は、可能であると判断した場合、端末装置107に、端末装置107がサーバ装置102に接続要求418を送信できるようにするためにサーバ装置識別情報417を送信する。サーバ装置識別情報417とは、サーバ装置102を一意に識別するための情報であり、サーバ装置情報406等に対応するIPアドレス情報等である。また、管理装置105は、接続処理が不可能であると判断した場合、ステップ414に戻り、再度、処理を繰り返す。接続処理が可能であるか否かの判断は、式(2)が成立するか、あるいは、式(3)が成立するか等により行うことができる。式(2)、式(3)は、いずれも、端末装置側ネットワーク104に接続処理に必要とする帯域の空きがあることを確認するためのものである(ステップ816)。
Figure 2007088580
式(2)において、
Vl0は、端末装置側ネットワーク104の有効帯域幅、
Vl1は、端末装置側ネットワーク104の使用中の有効帯域幅、
Vlcは、当該接続要求421の接続処理に要するネットワーク帯域幅である。
Figure 2007088580
式(3)において、
Vl0は、端末装置側ネットワーク104の有効帯域幅、
mは、接続処理中の接続要求数、
Vliは、各接続要求の接続処理に要するネットワーク帯域幅、
Vlcは、当該接続要求421の接続処理に要するネットワーク帯域幅である。
(9)端末装置107は、管理装置105からサーバ装置識別情報417を受信すると、その情報を利用してサーバ装置102へ接続処理を行う。このため、端末装置107は、サーバ装置102へ接続要求418等を送信し、サーバ装置102から接続情報、初期設定情報、初期情報等からなる接続応答419等を受信することにより接続処理を完了する。接続処理完了以降、端末装置107は、サーバ装置102のサービスを利用するための通信420を行う。
図5は複数キューからなる続要求処理キューの構成例を示す図であり、次に、これについて説明する。
図5に示す例は、接続要求処理キュー503が優先度の異なる複数のキューからなるものであり、キューの数は、優先度のレベル分けに応じて適切な数が用意される。図5に例示するように、3つの優先度の異なるキューを有する場合、端末装置107からの接続要求421は、接続要求振り分け手段502により、高優先度キュー504、中優先度キュー505、低優先度キュー506のいずれかに入力され、高優先度キュー504に格納された接続要求421は中優先度キュー505、低優先度キュー506より優先的に処理され、中優先度キュー505に格納された接続要求421は低優先度キュー506より優先的に処理される。
接続要求振り分け手段502は、端末装置107からの利用者情報401、利用者の属性、端末装置107の位置、サーバ装置情報406、接続設定情報422等に応じて、各優先度のキューに接続要求421を振り分ける。利用者の属性とは、利用者の所属、部署、役職等の情報である。優先度は、データベースに利用者情報401と対応付けて格納しておき利用者情報401をキーとしてデータベースを検索する等の方法を用いて取得することができる。また、端末装置107の位置とは、社内、社外(自宅、モバイル)等の情報である。この端末装置107の位置の情報は、接続設定情報422に含まれていてもよいし、端末装置107からの通信パケットの送信元IPアドレスをもとに判断してもよい。
図6は端末装置107がサーバ装置102に接続して通信を行う場合に、管理装置105が、端末装置107から接続要求421を受信し、記憶装置側ネットワーク302の通信データ量を制御しながらサーバ装置102の起動要求を仲介する制御を行う処理を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。なお、図6に示す処理は、図4におけるステップ408とステップ412との間に挿入される処理であり、図6に示すステップ408とステップ412との処理は、図4のステップ408及びステップ412と同一の処理である。
(1)管理装置105は、接続対象とするサーバ装置102の状態の問い合わせ409を行い、サーバ装置102からの応答410をもとに、サーバ装置102及びサーバ装置102におけるサービス接続インタフェースが未起動の状態であるか否かを判定し、未起動でなく起動されていると判断した場合、その旨を状態情報411として端末装置107に送信し、図4により説明したステップ412からの処理に進む(ステップ408、601)。
(2)ステップ601の判定で、管理装置105が、応答410をもとに、サーバ装置102及びサーバ装置102におけるサービス接続インタフェースが起動していないと判断した場合、その旨を状態情報411として端末装置107に送信し、その後、管理装置105は、サーバ装置102の起動処理を行うために必要なネットワークの帯域幅を算出する。必要なネットワーク帯域幅は、起動対象となるサーバ装置102や、サーバ装置102のOS等によって異なる。ネットワークの帯域幅の情報は、ステップ407での処理で、管理装置105が受信する接続設定情報422に含まれていてもよく、あるいは、帯域幅の情報をデータベースに格納しておき、サーバ装置情報406や接続設定情報422に対応する帯域幅をデータベースから取得してもよい(ステップ602)。
(3)管理装置105は、サーバ装置102への起動要求をメモリ203上の起動要求処理キューに格納する。起動要求処理キューとは、接続要求を処理するための待ち行列であり、先に入力された起動要求が先に処理される。起動要求処理キューは、図4により説明したステップ413の処理における接続要求処理キューと同様の機能を備える。従って、図5に例示するように優先度の異なる複数のキューからなる起動要求処理キューを備えてもよく、端末装置107の利用者情報401、利用者の属性、端末装置107の位置、サーバ装置情報406、接続設定情報422等に応じて優先度付けされて処理されてもよい(ステップ603)。
(4)管理装置105は、起動要求が起動要求処理キューに格納されてから処理されるまでの処理待ち時間や、格納時点にすでに起動要求処理キューに格納されている他の起動要求数を確認する。処理待ち時間は、単一のキューからなる接続処理キューの場合、例えば、式(4)により求めることができる。複数のキューからなる接続処理キューの場合も同様である。
Figure 2007088580
式(4)において、
pは、当該起動要求の格納時点に既にキューに格納されている起動要求数、
Vbiは、各起動要求の起動処理に要するネットワーク帯域幅、
Tbiは、各起動要求の起動処理に係る時間、
Vb0は、記憶末装置側ネットワーク302の有効帯域幅である。
管理装置105は、これらの処理待ち時間や処理待ち起動要求数を待機情報605として端末装置107に送信する。また、管理装置105は、単位時間当たりの起動要求処理キューに格納されている処理待ち起動要求数やその合計値を、予め設定した周期で定期的に、あるいは、予め設定してある閾値を超えた場合や、現在までの最大値を更新した場合等に、電子メールやSNMP(Simple Network Management Protocol)トラップ等の手段を用いて、管理者あるいは管理者に通知するための装置に通知する(ステップ604)。
前述において、端末装置107は、待機情報605を受け取ると、ディスプレイに表示する等により、その情報を利用者に通知する。
(5)その後、管理装置105は、サーバ装置に対する起動処理が可能であるか否かを判断する。管理装置105は、起動処理が可能であると判断した場合、ステップ607の処理に進みサーバ装置102の起動を行い、また、起動処理が不可能であると判断した場合、ステップ604に戻り、再度、処理を繰り返す。起動処理が可能であるか否かの判断は、式(5)が成立するか、あるいは、式(6)が成立するか等により行うことができる。式(5)、式(6)は、いずれも、記憶装置側ネットワーク302に起動処理に必要とする帯域の空きがあることを確認するためのものである(ステップ606)。
Figure 2007088580
式(5)において、
Vb0は、記憶装置側ネットワーク302の有効帯域幅、
Vb1は、記憶装置側ネットワーク302の使用中の有効帯域幅、
Vbcは、当該起動要求の起動処理に要するネットワーク帯域幅である。
Figure 2007088580
式(6)において、
Vb0は、記憶装置側ネットワーク302の有効帯域幅、
qは、起動処理中の起動要求数、
Vbiは、各起動要求の起動処理に要するネットワーク帯域幅、
Vbcは、当該起動要求の起動処理に要するネットワーク帯域幅である。
(6)ステップ606で、起動処理が可能であると判断した場合、管理装置105は、サーバ装置102の起動処理を行う。このため、管理装置105は、サーバ装置102に対し、起動要求608を送信する。サーバ装置102は、起動要求608を受信すると、自身のOSを起動し、さらに端末装置107に提供するサービスを起動する。サーバ装置102は、サービス起動後に管理装置105に応答609を送信して、自身の起動状態、及び、自身におけるサービス接続インタフェースの起動状態を通知する。あるいは、管理装置105が、サーバ装置102の起動状態や、サーバ装置102におけるサービス接続インタフェースの起動状態の問い合わせを行い、それに対する応答609を受け取ってもよい(ステップ607)。
(7)管理装置105は、サーバ装置102からの応答609を元に、サーバ装置102及びサービス接続インタフェースの起動状態を判断し、起動済みであると判断した場合、状態情報411を端末装置107に送信し、図4により説明したステップ412以降の、端末装置107とサーバ装置102の接続処理を実施する。起動に失敗したと判断した場合、管理装置105は、起動エラー情報611を端末装置107に送信した後、エラー情報をログに出力したり、アラート情報をサーバ装置の管理者に送付したりする(ステップ610)。
前述した本発明の実施形態での処理は、管理装置105が端末装置107からの接続要求に対して、接続処理が可能になったときに端末装置107にサーバ装置識別情報を送信し、これに基づいて端末装置107がサーバ装置102に直接ログインして接続するというものであった。
一般に、端末装置107からサーバ装置102に直接ログインして接続する場合と、サーバ装置102にログインした後、切断し、その後、接続する場合では、前者の処理に要する通信データ量より、後者の処理に要する通信データ量の方が少ない。従って、端末装置107からサーバ装置102に直接ログインして接続してもよいが、サーバ装置102の状態を、管理装置105が、利用者の代理で1度サーバ装置102にログインし、その後、切断した状態としておくことにより、端末装置107は、より少ない通信データでサーバ装置102に接続することが可能なる。次に、このような場合の処理について説明する。
図10は管理装置105が、利用者の代理としてサーバ装置102にログインし、その後、切断してサーバ装置102を待機状態にしておく処理動作を説明するフローチャートである。図10に示す処理は、図4に示すフローのステップ408とステップ412との間に挿入される処理であり、サーバ装置102が未起動の場合、図6に示した起動処理を実施した後に行われる。図10に示すステップ408とステップ412とは、図4のステップ408及びステップ412と同一の処理である。
(1)管理装置105は、接続対象とするサーバ装置102の状態の問い合わせを行い、サーバ装置102からの応答410をもとに、サーバ装置102がログインされずに未ログインの状態にあるか否かを判定し、サーバ装置102がログインされた後、切断されて待機状態にあると判断した場合、その旨を状態情報411として端末装置107に送信し、図4に示したステップ412の処理に進み、サーバ装置102がログインされていないと判断した場合、その旨を状態情報411として端末装置107に送信し、ステップ1002の処理に進む(ステップ408、1001)。
(2)ステップ1001でサーバ装置102が未ログインの状態と判断された場合、管理装置105は、サーバ装置102へのログイン処理を行うために必要なネットワーク帯域幅を算出する。必要なネットワーク帯域幅は、ログイン対象となるサーバ装置102や、サーバ装置102のOS等によって異なる。ネットワーク帯域幅の情報は、ステップ407で管理装置105が受信する接続設定情報422に含まれていてもよく、あるいは、帯域幅の情報をデータベースに格納しておき、サーバ装置情報406や接続設定情報422に対応する帯域幅をデータベースから取得してもよい(ステップ1002)。
(3)管理装置105は、サーバ装置102へのログイン要求をメモリ203上のログイン要求処理キューに格納する。ログイン要求処理キューとは、ログイン要求を処理するための待ち行列であり、先に入力されたログイン要求が先に処理される。ログイン要求処理キューは、図4により説明したステップ413における接続要求処理キューと同様の機能を備える。従って、図5に例示するように優先度の異なる複数のキューからなるログイン要求処理キューを備えてもよく、端末装置107の利用者情報401、利用者の属性、端末装置107の位置、サーバ装置情報406、接続設定情報422等に応じて優先度付けされて処理されてもよい(ステップ1003)。
(4)管理装置105は、ログイン要求がログイン要求処理キューに格納されてから処理されるまでの処理待ち時間や、格納時点にすでに起動要求処理キューに格納されている他の起動要求数を確認する。処理待ち時間は、図4のステップ414の処理における接続要求に対する処理待ち時間の算出方法と同様の方法により算出することができる。管理装置105は、これらの処理待ち時間や、処理待ち要求数を待機情報1005として端末装置107に送信する。また、管理装置105は、単位時間当たりのログイン要求処理キューに格納されている処理待ち接続要求数やその合計値を、予め設定した周期で定期的に、あるいは、予め設定してある閾値を超えた場合や、現在までの最大値を更新した場合等に、電子メールやSNMP(Simple Network Management Protocol)トラップ等の手段を用いて、管理者、あるいは、管理者に通知するための装置に通知する(ステップ1004)。
前述において、端末装置107は、待機情報1005を受け取ると、ディスプレイに表示する等により、その情報を利用者に通知する。
(5)管理装置105は、ログイン処理が可能であるか否かを判断する。可能であると判断した場合、管理装置105は、ステップ1007に進みサーバ装置102へのログインを行う。また、ログイン処理が不可能であると判断した場合、管理装置105は、ステップ1004に戻り、再度、処理を繰り返す。ログイン処理が可能であるか否かの判断は、図4により説明したステップ416における接続処理の判断の場合と同様である(ステップ1006)。
(6)ステップ1006で、ログイン処理が可能であると判断された場合、管理装置105は、サーバ装置102へのログイン処理を行う。ログイン処理に必要な情報は、図4により説明したステップ402における利用者情報401に含めておくこととする。サーバ装置102へのログイン処理のため、管理装置105は、サーバ装置102に対してログイン要求1008を送る。サーバ装置102は、ログイン要求1008を受信すると、ログイン処理を受け付け、ログイン処理後に管理装置105に応答1009を送信して、ログイン状態を通知する。あるいは、管理装置105が、サーバ装置102へのログイン状態の問い合わせを行い、それに対する応答1009を受け取ってもよい(ステップ1007)。
(7)管理装置105は、サーバ装置102からの応答1009を元にサーバ装置102へのログイン状態がログイン成功か否かを判断する。ログイン成功であると判断した場合、ステップ1012の処理に進み、ログインに失敗したと判断したとき、管理装置105は、ログインエラー情報1011を端末装置107に送信した後、エラー情報をログに出力したり、アラート情報をサーバ装置の管理者に送付したりする(ステップ1010)。
(8)ステップ1010で、ログイン成功であると判断した場合、管理装置105は、サーバ装置102との切断処理を行う。このため、管理装置105は、サーバ装置102に対して切断要求1013を送信する。サーバ装置102は、切断要求1013を受信すると、切断処理を実行する。サーバ装置102は、切断処理の後に管理装置105に応答1014を送信して切断状態を通知する。あるいは、管理装置105が、サーバ装置102への切断状態の問い合わせを行い、それに対する応答1014を受け取ってもよい(ステップ1012)。
(9)次に、管理装置105は、サーバ装置102からの応答1014を元にサーバ装置102との切断状態を判断して、切断成功か否かを判定する。管理装置105は、切断成功であると判断した場合、状態情報411を端末装置107に送信し、図4により説明したステップ412以降の、端末装置107とサーバ装置102との接続処理を実施する。また、切断に失敗したと判断したとき、管理装置105は、切断エラー情報1016を端末装置107に送信した後、エラー情報をログに出力したり、アラート情報をサーバ装置の管理者に送付したりする(ステップ1015)。
一般に、サーバ装置102の起動に係る時間は、サーバ装置102への接続に係る時間よりはるかに長いので、端末装置107からの接続要求421の受信より以前にサーバ装置102を起動しておくことにより、端末装置から107サーバ装置102への接続時間の短縮を図ることができる。以下では、端末装置107からの接続要求421の受信より以前にサーバ装置102を起動する処理の例の幾つかについて説明する。また、説明する事前の起動処理に加えて、ログイン、切断処理を実施してもよい。
図7は管理装置105が端末装置107から登録された時刻にサーバ装置102を起動する場合の処理動作を説明するフローチャートであり、まず、この例について説明する。
(1)まず、管理装置105は、端末装置107から送信されてくる利用者情報401及び起動時刻登録要求701を受信する。管理装置105は、利用者情報401を受信した後、図4により説明したステップ403での処理と同様の認証処理を行う(ステップ702、403)。
(2)ステップ403での認証が成功した後、管理装置105は、端末装置107から対象となるサーバ装置情報406及び起動時刻706の情報を受信して登録する。これらのサーバ装置情報406及び起動時刻706の情報は、ステップ702での処理時に利用者情報401及び起動時刻登録要求701と同時に受信してもよい。管理装置105は、指定されたサーバ装置102に対する起動時刻登録を完了すると、登録完了708のメッセージを端末装置107に送信する(ステップ707)。
前述において、端末装置107は、管理装置105から登録完了708のメッセージを受け取ると、ディスプレイに表示する等により、その情報を利用者に通知する。
(3)管理装置105は、現在時刻がステップ707で登録された起動時刻706であるか否かを監視して判断する。起動時刻706でない場合、待機して監視処理を続行する。起動時刻706になったと判断した場合、図6により説明したステップ408からステップ610の処理を実行し、サーバ装置102を起動する。さらに、図10により説明したステップ408からステップ1015の処理を実行し、サーバ装置102へのログイン・切断を行ってもよい。ここで起動、ログイン・切断されたサーバ装置102は、端末装置107からの接続要求421があるまで待機状態となる。管理装置105は、端末装置107の接続要求421を受信した場合は、図4により説明したステップ402からの接続要求処理を実行する(ステップ709、408)。
図8は管理装置102が利用者のサーバ装置102への接続要求時刻を推定し、その推定時刻に合わせてサーバ装置102を起動する処理動作を説明するフローチャートであり、次に、この例について説明する。
(1)管理装置105は、端末装置107から送信されてくる利用者情報401及び自動起動登録要求811を受信する。管理装置105は、利用者情報401を受信した後、図4により説明したステップ403での処理と同様の認証処理を行う(ステップ812、403)。
(2)ステップ403での認証が成功した後、管理装置105は、端末装置107から対象となるサーバ装置情報406を受信して登録する。サーバ装置情報406は、ステップ812の処理時に利用者情報401及び自動起動登録要求811と同時に受信してもよい。管理装置105は、指定されたサーバ装置102に対する自動起動登録を完了すると、登録完了814のメッセージを端末装置107に送信する(ステップ813)。
前述において、端末装置107は、管理装置105から登録完了814のメッセージを受け取ると、ディスプレイに表示する等により、その情報を利用者に通知する。
(3)管理装置105は、サーバ装置102への接続要求時刻の推定を行い、推定した時刻をサーバ装置102の起動時刻として登録する。起動時刻の推定は、利用者のこれまでの履歴を登録しておき、この登録された履歴情報からいままででの最も早い接続要求時刻に、サーバ装置102の起動に要する時間及び誤差の時間を加えた時間を減じた時刻を起動時刻とする等により推定する。あるいは、利用者の現時点までの接続要求時刻の平均値、分散、サンプル数をもとに確率的に充分早い接続要求時刻を求め、それにサーバ装置102の起動に要する時間及び誤差の時間を加えた時間を減じた時刻を起動時刻としてもよい(ステップ801)。
(4)次に、管理装置105は、図7により説明したステップ709に進み、現在時刻がステップ801の処理で推定、登録された起動時刻となったか否かを判断する。起動時刻となっていた場合、図6により説明したステップ408からステップ610の処理を実行してサーバ装置102を起動する。さらに、図10により説明したステップ408からステップ1015の処理を実行し、サーバ装置102へのログイン・切断を行ってもよい。ここで起動、ログイン・切断したサーバ装置102は、利用者からの接続要求421があるまで待機状態となる(ステップ709、607)。
(5)管理装置105は、端末装置107からの接続要求421を待ち受ける。そして、管理装置105は、端末装置107からの接続要求421がないか否かを判定し、接続要求421を受信することができた場合は、図4により説明したステップ402の処理に進み、接続要求処理を実行する(ステップ802、803、402)。
(6)ステップ803の判定で、端末装置107からの接続要求421がなく、接続要求を受信することができなかった場合、管理装置105は、端末装置107からの接続要求421の待ち受け時間が、予め設定された時間、あるいは、予め設定された時刻を超えているか否か、すなわち、待ち受け時間をオーバーしたか否かを判定し、待ち受け時間をオーバーしていなかった場合、ステップ802に戻り、接続要求待ち受け処理を続行する(ステップ804)。
(7)ステップ804の判定で、待ち受け時間が予め設定された時間、あるいは、予め設定された時刻を超えた場合、管理装置105は、起動したサーバ装置102を停止する。このため、管理装置105は、サーバ装置102に停止要求806を送る。サーバ装置102は、停止要求806を受信すると、端末装置107に提供するサービスを停止し、さらに自身のOSを停止する。サーバ装置102は、OS停止中に管理装置105に応答807を送信して、自身のサービス接続インタフェースの停止状態、及び、自身の停止状態を通知する。あるいは、管理装置105が、サーバ装置102のサービス接続インタフェースの停止状態や、サーバ装置102の停止状態の問い合わせを行い、それに対する応答807を受け取ってもよい(ステップ805)。
図9は管理装置105が入退室管理装置と連携してサーバ装置102を自動起動する処理動作を説明するフローチャートであり、次に、この例について説明する。ここで説明する例は、端末装置が設置されている部屋、建家等の入り口での端末装置利用者の入退出を管理する入退出管理装置との連携を行ってサーバ装置102を自動起動する処理の例である。
(1)管理装置105は、端末装置107から送信されてくる利用者情報401及び入退出管理装置と連携した自動起動登録要求901を受信する。管理装置105は、利用者情報401を受信した後、図4により説明したステップ403での処理と同様の認証処理を行う(ステップ902、403)。
(2)ステップ403での認証が成功した後、管理装置105は、端末装置107から対象となるサーバ装置情報406を受信して登録する。サーバ装置情報406は、ステップ902の処理時に利用者情報401及び入退出管理装置と連携した自動起動登録要求901と同時に受信してもよい。管理装置105は、指定されたサーバ装置102に対する自動起動登録を完了すると、登録完了908のメッセージを端末装置107に送信する(ステップ907)。
前述において、端末装置107は、管理装置105から登録完了908メッセージを受け取ると、ディスプレイに表示する等により、その情報を利用者に通知する。
(3)その後、入退室管理装置910は、利用者のオフィス等への入室を契機として、入室の際に確認した利用者の情報をもとに、利用者情報401及び起動要求911を管理装置105に送信してくる。管理装置105は、入退室管理装置910が送信した利用者情報401及び起動要求911を受信する(ステップ912)。
(4)管理装置105は、利用者情報401を受信した後、図4により説明したステップ403での処理と同様の認証処理を行う。認証に成功した場合、管理装置105は、図6により説明したステップ408からステップ610の処理を実行し、サーバ装置102を起動する。さらに、図10により説明したステップ408からステップ1015の処理を実行し、サーバ装置102へのログイン・切断を行ってもよい。ここで起動、ログイン・切断したサーバ装置102は、利用者からの接続要求421があるまで待機状態となる(ステップ403、408)。
以降、管理装置105は、図8により説明したステップ802以降の、端末装置107からの接続要求の待ち受け処理を行う。そして、管理装置105は、図8で説明したように、端末装置107から接続要求があった場合は、図4のステップ402以降の接続処理を行う。待ち受け時間内に接続要求がない場合は、ステップ805のサーバ装置102の停止処理を行う。
前述した例では、入退室管理装置910と管理装置105とが連携して、サーバ装置102を起動する処理について説明したが、入退室管理装置910と管理装置105とが連携して、利用者の退室時にサーバ装置102を停止する処理についても同様の処理を行うことにより実現することができる。また、入退室管理装置910の代わりに、管理装置105との同様の連携機能を有する出退勤管理装置等を利用してもよい。
前述した本発明の実施形態での各処理は、プログラムにより構成し、計算機が備えるCPUに実行させることができ、また、それらのプログラムは、FD、CDROM、DVD等の記録媒体に格納して提供することができ、また、ネットワークを介してディジタル情報により提供することができる。
以上、説明したように、本発明の実施形態によれば、次のような特徴と機能を奏することができる。
前述した本発明の実施形態によれば、サーバ装置とサーバ装置にネットワークを介して接続される端末装置とからなる通信システムにおいて、端末装置からサーバ装置102への接続処理に要する通信データ量が端末装置側ネットワークの許容帯域幅を超える場合に、端末装置からサーバ装置への接続要求を待機させることができ、また、端末装置からサーバ装置への接続要求処理における待機情報を端末装置の利用者に通知することができる。
また、本発明の実施形態によれば、端末装置の利用者の属性、端末装置の位置、サーバ装置への接続設定情報等に応じて、端末装置からの接続要求処理の優先度を決定することができる。
さらに、前述した本発明の実施形態によれば、端末装置からサーバ装置への接続要求処理に合わせてサーバ装置を起動する通信システムにおいて、サーバ装置の起動処理に要する通信データ量が記憶装置側ネットワークの許容帯域幅を超える場合に、サーバ装置への起動要求を待機させることができ、また、端末装置からサーバ装置への起動要求処理における待機情報を端末装置の利用者に通知することができる。
また、本発明の実施形態によれば、端末装置の利用者の属性、端末装置の位置、サーバ装置への接続設定情報等に応じて、サーバ装置の起動要求処理の優先度を決定することができる。
さらに、本発明の実施形態によれば、利用者が事前に登録した時間に合わせて、事前にサーバ装置を起動することができ、また、サーバ装置に対して一旦ログイン処理を行っ後、サーバ装置を待機状態にすることができる。
さらに、本発明の実施形態によれば、利用者の接続要求時刻を推定し、事前にサーバ装置を起動することができ、また、サーバ装置に対して一旦ログイン処理を行った後、サーバ装置を待機状態にすることができる。
さらに、本発明の実施形態によれば、利用者の入退室情報と連動して、事前にサーバ装置を起動することができ、また、サーバ装置に対して一旦ログイン処理を行った後待機状態にすることができる。
さらに、本発明の実施形態によれば、ある時間において蓄積されている接続要求数や起動要求数を管理者に通知することができる。
さらに、本発明の実施形態によれば、端末装置からサーバ装置への接続処理にかかる通信データ量を低減することができる。
これらが動作することにより、多数の端末装置から複数のサーバ装置に接続要求が集中しても、サーバ装置の集約地点のネットワークである端末装置側ネットワークや記憶装置側ネットワークの通信データ量を制御しながら、接続処理や起動処理を実行することができる。
本発明の一実施形態による通信システムの全体構成を示すブロック図である。 管理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の他の実施形態による通信システムの全体構成を示すブロック図である。 端末装置がサーバ装置に接続して通信を行う場合に、管理装置が、端末装置側ネットワークの通信データ量を制御しながら、端末装置からサーバ装置への接続要求を仲介する処理動作を説明するフローチャートである。 複数キューからなる続要求処理キューの構成例を示す図である。 端末装置がサーバ装置に接続して通信を行う場合に、管理装置が、端末装置から接続要求を受信し、記憶装置側ネットワークの通信データ量を制御しながらサーバ装置の起動要求を仲介する制御を行う処理を説明するフローチャートである。 管理装置が端末装置から登録された時刻にサーバ装置を起動する場合の処理動作を説明するフローチャートである。 管理装置が利用者のサーバ装置への接続要求時刻を推定し、その推定時刻に合わせてサーバ装置を起動する処理動作を説明するフローチャートである。 管理装置が入退室管理装置と連携してサーバ装置を自動起動する処理動作を説明するフローチャートである。 管理装置が、利用者の代理としてサーバ装置にログインし、その後、切断してサーバ装置を待機状態にしておく処理動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
101 データセンタ
102、103 サーバ装置
104 端末装置側ネットワーク
105 管理装置
106 ネットワーク
107、108 端末装置
201 筐体
202 CPU(Central Processing Unit)
203 メモリ
204 二次記憶装置
205 内部信号線
206 通信インタフェース
207 表示装置
208 入力装置
301 記憶装置
302 記憶装置側ネットワーク

Claims (16)

  1. 複数のサーバ装置と複数の端末装置とが第1のネットワークを介して接続可能に構成される通信システムであって、前記複数のサーバ装置と第2のネットワーク介して接続される管理装置を備え、前記第1のネットワークが前記第2のネットワークに接続されており、前記管理装置は、前記端末装置から前記サーバ装置への接続要求を受け付け、前記端末装置からサーバ装置への接続処理に要する通信データ量が前記第2のネットワークの許容帯域幅を超える場合に、前記端末装置からサーバ装置への接続要求を待機させることを特徴とする通信システム。
  2. 複数のサーバ装置と複数の端末装置とが第1のネットワークを介して接続可能に構成される通信システムであって、前記複数のサーバ装置と第2のネットワーク介して接続される管理装置を備え、前記第1のネットワークが前記第2のネットワークに接続されており、前記管理装置は、前記端末装置から前記サーバ装置への接続要求を受け付け、前記端末装置から前記サーバ装置への接続設定情報を取得し、前記端末装置から前記サーバ装置への接続処理に必要なネットワーク帯域幅を算出し、前記端末装置から前記サーバ装置への接続要求を接続要求処理キューに格納し、前記端末装置から前記サーバ装置への接続処理が可能であるか否かを、接続処理に要する通信データ量が前記第2のネットワークの許容帯域幅を超えるか否かにより判断して前記端末装置に通知することを特徴とする通信システム。
  3. 請求項2記載の通信システムにおいて、前記管理装置は、前記端末装置から前記サーバ装置への接続要求処理に関する待機情報を作成し、前記待機情報を前記端末装置に通知することを特徴とする通信システム。
  4. 請求項2記載の通信システムにおいて、前記接続要求処理キューは、優先度の異なる複数の接続要求処理キューにより構成され、前記管理装置は、前記端末装置の利用者の属性情報、前記端末装置の位置、前記端末装置からサーバ装置への接続設定情報の少なくとも1つに応じて、前記端末装置から前記サーバ装置への接続要求を前記優先度の異なる複数の接続要求処理キューのいずれかに格納することを特徴とする通信システム。
  5. 複数のサーバ装置と複数の端末装置とが第1のネットワークを介して接続可能に構成され、かつ、前記端末装置から前記サーバ装置への接続要求処理に合わせて前記サーバ装置を起動させる通信システムであって、前記複数のサーバ装置と第2のネットワーク介して接続される管理装置を備え、前記第1のネットワークが前記第2のネットワークに接続されており、前記管理装置は、前記端末装置から前記サーバ装置への接続要求を受け付けて、前記サーバ装置を起動する際、サーバ装置の起動処理に要する通信データ量が前記第2のネットワークの許容帯域幅を超える場合に、サーバ装置の起動処理を待機させることを特徴とする通信システム。
  6. 複数のサーバ装置と複数の端末装置とが第1のネットワークを介して接続可能に構成され、かつ、前記端末装置から前記サーバ装置への接続要求処理に合わせて前記サーバ装置を起動させる通信システムであって、前記複数のサーバ装置と第2のネットワーク介して接続される管理装置を備え、前記第1のネットワークが前記第2のネットワークに接続されており、前記管理装置は、前記サーバ装置の起動処理に必要なネットワーク帯域幅を算出し、前記サーバ装置の起動要求を起動要求処理キューに格納し、前記サーバ装置の起動処理が可能であるか否かを、起動処理に要する通信データ量が前記第2のネットワークの許容帯域幅を超えるか否かにより判断して前記サーバ装置を起動することを特徴とする通信システム。
  7. 請求項6記載の通信システムにおいて、前記管理装置は、前記サーバ装置の起動要求処理に関する待機情報を作成し、前記待機情報を前記端末装置に通知することを特徴とする通信システム。
  8. 請求項6記載の通信システムにおいて、前記起動要求処理キューは、優先度の異なる複数の接続要求処理キューにより構成され、前記管理装置は、前記端末装置の利用者の属性情報、前記端末装置の位置、前記端末装置からサーバ装置への接続設定情報の少なくとも1つに応じて、前記サーバ装置の起動要求を前記優先度の異なる複数の接続要求処理キューのいずれかに格納することを特徴とする通信システム。
  9. 請求項6記載の通信システムにおいて、前記管理装置は、前記端末装置から前記サーバ装置に関する起動時刻登録要求を受け付け、前記サーバ装置の起動時刻を登録し、前記登録時刻に前記サーバ装置を起動することを特徴とする通信システム。
  10. 請求項6記載の通信システムにおいて、前記管理装置は、前記サーバ装置の起動時刻を推定し、前記推定時刻を前記サーバ装置の起動時刻として登録し、前記登録時刻に前記サーバ装置を起動し、前記登録時刻に前記端末から接続要求がなかった場合に前記サーバ装置を停止することを特徴とする通信システム。
  11. 請求項6記載の通信システムにおいて、前記管理装置は、前記端末装置からの入退室管理装置との連携による前記サーバ装置の自動起動登録要求を受け付け、前記サーバ装置の入退室管理装置との連携による自動起動を登録し、前記入退室管理装置と連携して前記サーバ装置を起動し、前記入退室管理装置と連携して前記サーバ装置を停止することを特徴とする通信システム。
  12. 請求項6記載の通信システムにおいて、前記管理装置は、前記サーバ装置へのログイン処理後に切断して、前記サーバ装置を待機させることを特徴とする通信システム。
  13. 請求項2記載の通信システムにおいて、前記管理装置は、前記接続要求処理キューの状態を管理者に通知することを特徴とする通信システム。
  14. 請求項6記載の通信システムにおいて、前記管理装置は、前記起動要求処理キューの状態を管理者に通知することを特徴とする通信システム。
  15. 複数のサーバ装置と複数の端末装置とが第1のネットワークを介して接続可能に構成され、かつ、前記端末装置から前記サーバ装置への接続要求処理にあわせて前記サーバ装置を起動させる通信システムであって、前記複数のサーバ装置と第2のネットワーク介して接続される管理装置を備え、前記複数のサーバ装置及び前記管理装置が第3のネットワークを介して前記複数のサーバ装置が共有する記憶装置に接続され、前記第1のネットワークが前記第2のネットワークに接続されており、前記管理装置は、前記端末装置から前記サーバ装置への接続要求を受け付けて、前記サーバ装置を起動する際、サーバ装置の起動処理に要する通信データ量が前記第3のネットワークの許容帯域幅を超える場合に、サーバ装置の起動処理を待機させることを特徴とする通信システム。
  16. 複数のサーバ装置と複数の端末装置とが第1のネットワークを介して接続可能に構成される通信システムにおける通信管理方法であって、前記複数のサーバ装置と第2のネットワーク介して接続される管理装置を備え、前記第1のネットワークが前記第2のネットワークに接続されており、前記管理装置は、前記端末装置から前記サーバ装置への接続要求を受け付け、前記端末装置からサーバ装置への接続処理に要する通信データ量が前記第2のネットワークの許容帯域幅を超える場合に、前記端末装置からサーバ装置への接続要求を待機させることを特徴とする通信管理方法。
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