JP2007088527A - 携帯電話 - Google Patents
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Abstract
【課題】発信者が発信先を簡単に選択できるアドレス帳を備えた携帯電話を提供する。
【解決手段】
携帯電話網を介して発信者と着信者との通話を可能とした携帯電話であって、電話先またはメールの宛先を記憶して表示するアドレス帳と、時刻取得手段を設けるとともに、時刻取得手段に応じて携帯電話のアドレス帳の表示を変更するようにした時間帯アドレス帳表示手段を設け、時間帯アドレス帳表示手段は、時刻取得手段で得られた時刻に応じて、発信時刻と発信する相手先の電話番号をデータベースに蓄積すると共に、そのデータベースの記録内容に応じて表示させるようにしたものである。
【選択図】 図2
Description
また普通は、連絡先の相手が一般電話と携帯電話の二つの連絡先番号をもっている際にどちらに連絡すべきか迷うことがある。一般電話の方が利用料金が安いので、そちらを使う方が合理的だが、時間帯によっては、相手が一般電話のある住居にいるかどうかが不明なことがあり、携帯電話の連絡先を選んでしまうことが多い。
例えば、特開2005−109896号公報には、「GPS受信機によって検知された現在位置情報に一致する住所情報に対応するグループによってアドレス帳に記憶されたアドレスを名前毎に並び替えて表示する手段」が開示されている。
このように、アドレス帳のアドレスを並び替えて表示する手段は、色々と開示されているが、もっと利用者が簡便に利用できるものが必要とされている。
携帯電話網を介して発信者と着信者との通話を可能とした携帯電話であって、電話先またはメールの宛先を記憶して表示するアドレス帳と、時刻取得手段を設けるとともに、時刻取得手段に応じて携帯電話のアドレス帳の表示を変更するようにした時間帯アドレス帳表示手段を設けたものである。
携帯電話とは、無線通信を利用した、持ち歩ける電話機のことである。基地局(有線ネットワーク)との中継点4と携帯電話1が無線で通信し、他の携帯電話5や6や7などと通信できる。
また電話のように話すだけではなく、メールを交換したり、サイトからデータをダウンロードすることもできるようになっている。
携帯電話1は、液晶ディスプレイよりなる表示部2や各種のボタン3A、3B、3C、3D、3Eなどを備える。他に無線部、受話部、発信部なども備えているが、図示は省略した。
時刻取得手段9と通常アドレス帳表示手段10と時間帯アドレス帳表示手段11と発信データベース12と優先連絡先の表示手段13と携帯・一般電話先の切り替え手段14である。なお、このデータベース12は、携帯電話そのものに設けても良いし、携帯連絡網に設けて、そこから読み込む形にしても良い。
アドレス帳のタブは、「あ行」を示す21、「か行」を示す22、「さ行」を示す23、「た行」を示す24、「な行」を示す25、「は行」を示す26などが表示されている。
さらに、前のタブを表示させる矢印アイコン30と、後ろのタブを表示させる矢印アイコン31が表示されている。このタブを切り替えるのは、前記ボタンの3Eを矢印に応じて操作して行う。この構成は公知のものである。
「青山武さん」 ………A1
「伊藤次郎さん」 ………A2
「宇佐美正人さん」………A3
「宇野武彦さん」 ………A4
「小野純平さん」 ………A5
といったように「あ行」の相手先が表示されている。A3の「宇佐美正人さん」の左のアイコンだけ少し変わっていて、左側に「ハートのマーク」のアイコンがついているが、それは「優先連絡先」だからである。なお、図5には図示していないが、「は行」のタブには、同じく「優先連絡先」の「林秀雄さん」が設定されている。
また、以下のようなタブが表示されている。
「か行」のタブ ………22
「さ行」のタブ ………23
「た行」のタブ ………24
「な行」のタブ ………25
「は行」のタブ ………26
などである。
タブの表示を変更するには、横向き三角印の30,31を参考にしながら、上述した携帯電話の送りボタン3Eを操作すれば良い。
これらの構成は従来の携帯電話においては周知の構成である。
「山本美孝さん」 ………N1
「笠原太郎さん」 ………N2
「瀬利正雄さん」 ………N3
「山田秀 さん」 ………N4
「宇佐美正人さん」………A3
「林秀雄さん」 ………A7
といったように「時刻取得手段に応じて携帯電話のアドレス帳の表示を変更」しているものである。そのために「今」のタブNが一番手前に表示されている。その後ろに
「あ行」のタブ ………21
「か行」のタブ ………22
「さ行」のタブ ………23
「た行」のタブ ………24
「な行」のタブ ………25
が表示されることになる。
この「今」のタブに示されるのは、上述したように、携帯電話網を介して発信者と着信者との通話を可能とした携帯電話であって、電話先またはメールの宛先を記憶して表示するアドレス帳と、時刻取得手段を設けた結果、得られたものである。なお、この機能を使わないように発信者が切り替えできるようにしても良いことは言うまでもない。
「宇佐美正人さん」………A3
「林秀雄さん」 ………A7
は、優先連絡先であり、左側にハートのマークのアイコンがついている。これらの優先連絡先を時間帯アドレス帳と共に表示する優先連絡先の表示手段を設けたことにより、「今」のタブに表示されているわけである。
これらの中で「17時20分」台では
R1の時刻に「笠原氏に発信」
R2の時刻に「山本氏に発信」
していることが分かる。
同様に「17時30分」台では
R3の時刻に「笠原氏に発信」
R4の時刻に「山本氏に発信」
R5の時刻に「山本氏に発信」 (般)一般電話先に発信
していることが分かる。
同様に「17時40分」台では
R6の時刻に「瀬利氏に発信」
R7の時刻に「山田氏に発信」
R8の時刻に「山本氏に発信」 (般)一般電話先に発信
している。
すなわち、時刻取得手段9に応じて携帯電話のアドレス帳の表示を変更するようにした時間帯アドレス帳表示手段11を備えさせるのである。
また発信データーベースに使用された曜日単位で管理するように構成した場合には、曜日に対応した便利なアドレス帳の提供を受けることができる。すなわち、例えば水曜日と日曜日で、時間帯に応じたアドレス帳を使い分けて、表示するわけである。
まずステップS1において、「アドレス帳表示ボタンがプッシュされたか否か?」をチェックしている。これは上述したボタンのうち、3Cのことである。
次にステップS2において、「時刻取得」が時刻取得手段9によって行われる。ステップS3においては、「発信データーベースの参照」が行われる。これは、図5に例示したような内容の発信データーベース12のようなものを指す。
「発信したか?」どうかをステップS6でチェックし、もしも発信している場合には、ステップS7で、発信データーベース12の更新が行われることになる。これは、図5に例示したような内容の発信データーベース12のようなものを更新することを意味している。
9 時刻取得手段
10 通常アドレス帳表示手段
11 時間帯アドレス帳表示手段
12 発信データーベース
13 優先連絡先の表示手段
14 携帯・一般電話の切り替え手段
Claims (6)
- 携帯電話網を介して発信者と着信者との通話を可能とした携帯電話であって、電話先またはメールの宛先を記憶して表示するアドレス帳と、時刻取得手段を設けるとともに、時刻取得手段に応じて携帯電話のアドレス帳の表示を変更するようにした時間帯アドレス帳表示手段を設けたことを特徴とする携帯電話。
- 請求項1の構成において、時間帯アドレス帳表示手段は、時刻取得手段で得られた時刻に応じて、発信時刻と発信した相手先の電話番号を発信データベースに蓄積すると共に、その発信データベースの記録内容に応じて、その時刻を含む時間帯での発信履歴により、優先して表示させるようにしたことを特徴とする携帯電話。
- 請求項1の構成において、アドレス帳には、優先連絡先を時間帯アドレス帳と共に表示する優先連絡先の表示手段を設けたことを特徴とする携帯電話。
- 携帯電話網を介して発信者と着信者との通話を可能とした携帯電話であって、電話先またはメールの宛先を記憶して表示するアドレス帳と、時刻取得手段を設けるとともに、時刻取得手段に応じて、携帯電話先の番号と一般電話先の番号との表示優先度を変化させる携帯・一般電話先の切り替え手段を設けたことを特徴とする携帯電話。
- 請求項4の構成において、携帯・一般電話の切り替え手段は、時刻取得手段で得られた時刻に応じて、その時刻を含む時間帯での発信履歴により、発信時刻と発信した相手先の電話番号を発信データベースに蓄積すると共に、その発信データベースの記録内容に応じて表示させるようにしたことを特徴とする携帯電話。
- 携帯電話網を介して発信者と着信者との通話を可能とした携帯電話であって、電話先またはメールの宛先を記憶して表示するアドレス帳と、発信した相手先の電話番号を発信データベースに蓄積すると共に、その発信データベースの記録内容に応じて、優先して表示させるようにしたことを特徴とする携帯電話。
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JP2009049892A (ja) * | 2007-08-22 | 2009-03-05 | Casio Comput Co Ltd | 端末装置、及び、プログラム |
JP2009302679A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 電話装置及び電話発信方法並びにプログラム |
JP2017079550A (ja) * | 2015-10-20 | 2017-04-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 統合管理装置、統合管理システム、及び、管理方法 |
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