JP2021164143A

JP2021164143A - 着信時メモ表示機能

Info

Publication number: JP2021164143A
Application number: JP2020075010A
Authority: JP
Inventors: 昌男神谷; Masao Kamiya
Original assignee: Creval Corp
Current assignee: Creval Corp
Priority date: 2020-04-02
Filing date: 2020-04-02
Publication date: 2021-10-11

Abstract

【課題】発信番号が通知される着信において、応答前にスマートフォンの画面に表示される情報が限られており、スマートフォンの持つ表示能力を十分に活用できておらず、使用者に十分な利便を与えるものではなかった。【解決手段】これまでの発信番号表示処理機能に改変もしくは処理を加え、電話帳のメモ欄への入力情報の有無を確認し情報がある場合にその内容を表示させる方法で、応答前の表示内容の拡張を実現する。更に、電話帳以外のアプリケーションとの連携の有無を判定し、連携が有ればそのアプリケーションに入力され記憶された情報も応答前に表示させるプログラム処理を加えて実現する。【選択図】図１

Description

本発明は、スマートフォン使用者がスマートフォンの電話帳に登録済みの電話番号に係る諸情報を電話帳内のメモ欄や他のアプリケーションに入力し記憶させることで、その電話番号からの着信の際にこれら諸情報の一部または全部をスマートフォンの画面に表示させ、応答前に確認できるようにする機能に関するものである。

発信番号が通知される着信において、スマートフォンの電話帳に登録済みの番号であれば、その発信者に関する電話帳への登録情報の一部が応答前にスマートフォンの画面に表示される。

しかし、着信時に表示される情報は、発信者の氏名や電話番号等の一部情報に限られ、スマートフォンの持つ画面表示能力が十分に活用されておらず、使用者に十分な利便を与えるものではなかった。

また、スマートフォンの使用者が、着信が予想される相手に伝えるべき情報などを、スマートフォン内にインストールされたアプリケーションに予め入力しておき、着信時にスマートフォンの画面に表示させることで応答前に内容を確認できれば利便性が高いにも関わらず、これを実現する仕組みが備わってなかった。

解決しようとする問題点は、スマートフォンへの着信時においてスマートフォンの電話帳のメモ欄などに予め入力された内容を応答前に画面に表示できない点及び、電話帳以外のアプリケーションと連携させ、そのアプリケーションへの入力情報を応答前に画面に表示させることができない点である。

本発明は、スマートフォンへの着信時に発信者に係る情報をスマートフォンの画面に応答前に表示する機能において、表示する情報を従来の情報より拡張し、発信番号から索引される電話帳への入力情報のうちメモ欄などの情報も画面に表示することを可能とし、更に電話帳以外のインストール済のアプリケーションソフトウェアと連携させることで、このアプリケーションに入力された発信番号に係る情報を画面に表示することを可能とすることを特徴とする。

スマートフォンの画面への表示文字数などの制限により一度にすべて表示することが不可能な場合や、表示文字数を制限することで見やすさを優先する場合は、画面スクロール機能を活用することや、一部情報の表示にとどめた上で残りの情報の有無を所有者に文字もしくはマークで通知することで所有者の画面タッチなどのアクションを契機に残りの情報に切り替えることを可能とする。

本発明により、スマートフォンの使用者は、着信が予想される発信者に係る情報やこの発信者に伝えるべき情報などを電話帳のメモ欄などに入力し記憶させることで、着信時にその情報がスマートフォン上の画面に表示され、応答する前に使用者が画面上で確認することを可能にする利点がある。

あるいは、電話帳以外のインストール済みのアプリケーションが発信番号に対応した記憶場所を持つ場合に、使用者が予め発信者に係る情報を入力し記憶させておくことで、着信時に当該アプリケーションを発信番号で索引し情報を引き出し画面に表示することで、使用者が応答前に画面上で確認できるなど、有効に利用できる利点がある。

更に、電話帳のメモ欄とその他のアプリケーションへの入力情報の両方を表示可能とすることで、使用者が表示させたい情報の入力先を使い分けることや入力できる情報量を増やす利点がある。

スマートフォンの表示文字数などの制限により一度にすべての情報を画面に表示することが不可能な場合は、画面スクロール機能を活用することや一部の情報の表示にとどめた上で残りの情報の有無を使用者に文字もしくはマークで通知し、使用者の画面タッチなどのアクションを契機に残りの情報に切り替えることで、見やすさを維持しながら情報量を多くできる利点がある。

着信時メモ表示機能実現フローチャート（実施例１）

これまでの発信番号表示処理機能に処理を加える方法及び処理を改変する方法で実現する。画面に表示可能な文字数はスマートフォンにより異なるため、画面への表示能力に応じて表示文字数を一部に制限する、もしくは情報の入力可能量を制限する、もしくは表示画面上でのスクロール機能を活用するなどして実現する。

図１は、本発明を実現するためのソフトウェアフローチャートである。処理００Ｘ（０００〜００６）は一部改変することを含めた従来の処理を表し、処理Ｘ０Ｘ（２００、２０１等）は本機能実現のために新たに加えた処理を表す。スマートフォンに着信があり、発信番号表示機能が起動された段階が、処理０００の開始処理に該当する。

処理００１にて発信番号の有無を判定し、発信番号が受信されてなければ処理００６に移行し、発信番号表示処理が終了する。以降、応答処理の従来のプロセスに引き継がれる。発信番号が受信されている場合は、処理００２にて発信番号で電話帳の検索が行われる。電話帳検索の結果、電話帳のメモ欄などに情報が記憶されている場合は処理１００にてその旨判定し、メモ欄などの情報を表示メモリに設定し処理００３に引き継ぐ。メモ欄などに情報が記憶されて無い場合はそのまま何も行わず処理００３に引き継ぎ、処理００３では発信番号などの従来の情報を表示メモリに設定する。

処理２００にて電話帳以外のアプリケーションとの連携の有無を判定し、連携が無ければ処理００６に移行し、発信番号表示処理を終了し応答処理の従来のプロセスに引き継ぐ。電話帳以外のアプリケーションとの連携が有る場合は、処理２０１にてそのアプリケーションを発信番号で索引し、処理３００で表示すべき情報の有無を判定する。

処理３００にて表示すべき情報が記憶されていると判定した場合、処理３０１にてその情報を表示メモリに設定し処理００４に引き継ぐ。表示すべき情報の記憶が無いと判定した場合は、そのまま何も行わず処理００４に引き継ぎ、処理００４では表示メモリに設定された情報から表示内容を表示情報として編集し、処理００５にてスマートフォンの画面に表示し一連の処理を終了する（処理００６）。以降、応答処理の従来のプロセスに引き継ぐ。

処理１００における電話帳のメモ欄などへの登録の有無は、メモ欄などのデータの有無で判定する方法の他、登録の有無を示す専用のフラッグを設けるなどの方法で判定することも可能とする。処理２００における電話帳以外のアプリケーションとの連携の有無は、連携の有無を示す専用のフラッグを設けるなどの方法で判定することも可能とする。処理３００における電話帳以外のアプリケーションへの表示すべきメモ情報の有無は、該当アプリケーションのメモ欄などのデータの有無で判定する方法の他、記憶の有無を示す専用のフラッグを設けるなどの方法で判定することも可能とする。

処理００４において表示情報を編集する際、表示行数や表示文字数の調整、画面スクロール処理への対応、残り情報の有無表示への対応など、スマートフォンの機種の能力に応じて編集処理を改変するものとする。処理００５の表示処理においても同様に、スマートフォンの機種の能力に応じて表示処理を改変するものとする。

本発明により、スマートフォン利用者がその通信相手からの着信に備え、伝えるべきことや聞くべきことなどを着信時に応答前に確認できるようになり、確実なコミュニケーションにつながることで通信機会の効率化が期待できる。

Claims

電話番号や氏名などに加え、発信者に係る諸情報を前もってスマートフォンの電話帳へ入力し記憶させることにより、スマートフォンへの着信時に発信者の電話番号や氏名などに加え、記憶させた他の諸情報もスマートフォンの画面へ応答前に表示することで、スマートフォン使用者へのリマインドを可能にすることを特徴とする機能。
諸情報を入力し記憶させることが可能な電話帳機能以外のアプリケーションと連携することで、前もって記憶させた諸情報をスマートフォンの画面へ応答前に表示することで、スマートフォン使用者へのリマインドを可能にすることを特徴とする機能。
スマートフォン以外の、その他の移動通信端末や固定通信端末やその他通信端末での同様の機能。