JP2007085990A - 充填物検知方法及び充填物検知装置 - Google Patents

充填物検知方法及び充填物検知装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 センサ素子と装置本体との間を接続するケーブルを延長した場合でも正確な検知結果が得られる充填物検知方法及び充填物検知装置を得る。
【解決手段】 可変周波数発振器2のメモリ21に、ケーブル45の標準長時に対応させた振幅の正弦波信号を生成するための振幅情報方データD1と、ケーブル45を標準長時より長くした延長時に対応させ、標準長時より振幅の大きい正弦波信号を生成するための振幅情報D2を記憶させておき、センサ素子4と装置本体とを接続するケーブル45の長さが標準時には振幅情報D1を選択し、ケーブル45の長さが標準時より長くなる場合には振幅情報D2を選択するようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばプレキャストコンクリートで作られた型枠へのコンクリートの充填状況を検知する充填物検知方法及び充填物検知装置に関する。
従来、建築物の構造体には、プレキャストコンクリートで作られた型枠(以下、プレキャストコンクリート型枠と呼ぶ)の内部に鉄筋を配し、コンクリートを充填する方法が採られている。
ところで、近年、デザインの多様化などからプレキャストコンクリート型枠の形状も複雑になり、その複雑な形状の末端部までコンクリートが正しく充填されているかどうかを非破壊検査で容易に検出することができる方法が望まれている。現在商品化されている方法には、2つの電極(センサ素子)をプレキャストコンクリート型枠内に配置し、該センサ素子にコンクリートが接触した際に発生する電位を検出してコンクリートの充填を検知するようにしている(例えば、特許文献1又は特許文献2参照)。
特開平7−269120号公報 特開平6−229968号(特許第2836799号)公報
ところで、従来の充填物検知方法にあっては、プレキャストコンクリート型枠内に配置するセンサ素子と装置本体とを接続するケーブルを延長した場合に、それに起因する容量分の増加により取得波形が変化し、検知結果に誤りが生ずるという問題がある。
この発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、センサ素子と装置本体との間を接続するケーブルを延長した場合でも正確な検知結果が得られる充填物検知方法及び充填物検知装置を提供することを目的とする。
上記目的は下記方法及び構成により達成される。
(1) 所定空間内への充填物の充填を検知する充填物検知方法において、電気エネルギを機械エネルギに変換するセンサ素子に所定の範囲で周波数が経時的に変化する正弦波信号を印加し、このときに前記センサ素子に流れる電流の変化を電圧の変化として捉え、捉えた電圧波形の周波数特性を判定することで前記センサ素子を配設した空間内における充填物の充填を検知し、前記センサ素子と装置本体とを接続するケーブルの長さが標準長より長くなる場合には、その延長程度に応じて標準長時よりも前記センサ素子に印加する正弦波信号の振幅を大きくする。
(2) 所定空間内への充填物の充填を検知する充填物検知装置において、電気エネルギを機械エネルギに変換するセンサ素子と、所定の範囲で周波数が経時的に変化する正弦波信号を発生し、発生した正弦波信号を前記センサ素子に印加する信号発生・印加手段と、前記信号発生・印加手段にて発生した正弦波信号が前記センサ素子に印加されることで前記センサ素子の周波数特性を検出し、前記センサ素子を配設した空間内における充填物に前記センサ素子が接触したときの周波数特性の変化を判定することで前記充填物の充填を検知する充填物検知手段と、前記信号発生・印加手段に対し、発生する正弦波信号の振幅を変化させる制御を行う制御手段と、を備える。
(3) 上記(2)に記載の充填物検知装置において、前記信号発生・印加手段は、振幅の異なる複数の正弦波信号の発生が可能であり、前記制御手段は、前記信号発生・印加手段の発生する振幅の異なる複数の正弦波信号のうち1つを択一的に選択する。
上記(1)に記載の充填物検知方法では、センサ素子と装置本体とを接続するケーブルが延長された場合に、その延長程度に応じてセンサ素子に印加する正弦波信号の振幅を標準長時よりも大きくするので、容量分の増加による取得波形の変化を補償でき、これにより正確な検知結果が得られる。
上記(2)及び(3)に記載の充填物検知装置では、センサ素子と装置本体とを接続するケーブルが延長された場合に、その延長程度に応じてセンサ素子に印加する正弦波信号の振幅を標準長時よりも大きくできるので、容量分の増加による取得波形の変化を補償でき、これにより正確な検知結果が得られる。
以下、本発明を実施するための好適な一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る充填物検知装置の概略構成を示すブロック図である。
この図において、本実施の形態に係る充填物検知装置は、同期信号発生器1と、可変周波数発振器2と、増幅器3と、センサ素子4と、抵抗5と、差動増幅器6と、4象限掛け算器7と、ローパスフィルタ8と、判定部9と、ゲイン切替スイッチ10とを備えて構成される。
同期信号発生器1は、可変周波数発振器2を繰り返し動作させるための同期信号を発生する。
可変周波数発振器2は、周波数が所定の周波数範囲(例えば1kHzから20kHz)で連続的に変化する正弦波の電気信号を発生する。この場合、同期信号発生器1から同期信号が出力される毎に初期周波数(例えば1kHz)から繰り返し正弦波信号を発生する。また、振幅の異なる2種類の正弦波信号の発生が可能であり、この詳細については後述する。
増幅器3は、可変周波数発振器2で発生した正弦波信号を、センサ素子4を駆動できるレベルまで増幅し、加振用信号Vrとして出力する。なお、本実施の形態では、同期信号発生器1、可変周波数発振器2及び増幅器3を含めて信号発生・印加手段と呼ぶ。
センサ素子4は、電気信号を機械信号に変換して出力するものであり、図2に示すように、圧電セラミックス40と、圧電セラミックス40を固定する金属板41と、圧電セラミックス40を金属板41と共に収容するケース42と、ケース42を固定する台座43と、台座43とケース42に収容された金属板41との間に介挿され、ケース42へのコンクリートの侵入を防止するシール材44とを備えて構成される。なお、ケース42は圧電セラミックス40の周囲に空間を保てる大きさに形成されている。また、センサ素子4と装置本体とはケーブル45によって接続される。なお、センサ素子4に圧電セラミックス40を使用することで、装置を安価にできるとともに精度の高い検査が可能となる。
図1に戻り、抵抗5は、増幅器3とセンサ素子4との間に直列に介挿され、その両端にはセンサ素子4に流れる電流に対応する電圧が発生する。センサ素子4に流れる電流は周波数の変化によって変化するので、抵抗5の両端に現れる電圧はセンサ素子4の周波数特性を反映したものになる。差動増幅器6は、抵抗5の両端の電圧を増幅して電圧Viを出力する。4象限掛け算器7は、加振用信号Vrと電圧Viを乗算してこれらの電圧に対するノイズの影響を除去する。ローパスフィルタ8は、4象限掛け算器7の出力信号から以下で説明するcos(2ωt+α+β)分を除去した信号(出力電圧Vo)を出力する。なお、本実施の形態では、抵抗5、差動増幅器6、4象限掛け算器7、ローパスフィルタ8及び判定部9を含めて充填物検知手段と呼ぶ。また、判定部9を制御手段と呼ぶ。
判定部9は、図示せぬマイコン、RAM、ROM、A/D変換器、LCD(液晶表示器)等の表示器を備えて構成される。判定部9は、センサ素子4にコンクリートを接触させないときの固有の振動周波数特性を基準として、ローパスフィルタ8から出力される信号から、センサ素子4に対するプレキャストコンクリート型枠内におけるコンクリートの接触・非接触を判定し、その結果(良否)を上述した表示器上に表示する。因みに、センサ素子4の固有の振動周波数特性を一度設定しておくことで以後メンテナンス時以外、再設定する必要はなくなる。なお、センサ素子4の固有の振動周波数特性は上記したRAMに記憶される。また、マイコンを制御するためのプログラムは上記したROMに記憶されている。
このように構成された充填物検知装置において、可変周波数発振器2にて発生した正弦波信号が増幅器3で増幅されて加振用電圧Vrとしてセンサ素子4と4象限掛け算器7の夫々に入力される。センサ素子4に加振用電圧Vrが入力されることでセンサ素子4から機械的振動が発生する。また、抵抗5の両端にはセンサ素子4に流れる電流に対応する電圧が発生する。そして、抵抗5の両端に発生した電圧が差動増幅器6にて増幅されて電圧Viが出力される。差動増幅器6からの電圧Viと増幅器3からの加振用電圧Vrとが4象限掛け算器7にて乗算されて、その出力がローパスフィルタ8にてcos(2ωt+α+β)成分が除去されて出力電圧Voが得られる。出力電圧Voは加振用信号の周波数変化に対するセンサ素子4の周波数特性(振幅と位相)を反映した信号になる。このときセンサ素子4の表面に何も接触していなければ、図3に示すようにセンサ素子4の持つ固有振動数付近の周波数にピークを持った電圧が現れる。センサ素子4の周りにコンクリートが充填された場合にはセンサ素子4の振動特性が変化して、図4に示すようにピーク電圧の位置と大きさが変化する。判定部9はこのピーク電圧の変化からコンクリートの充填状況を判定し、その結果を表示器上に表示する。これにより、ユーザは容易にコンクリートの充填を判別することができる。
ここで、上記作動原理を、数式を用いて説明すると以下のようになる。
この場合、Vr=Asin(ωt+α)、Vi=Bsin(ωt+β)とする。但し、A,Bは振幅、ωtは周波数、αとβは位相のずれとする。
Vr×Vi=Asin(ωt+α)×Bsin(ωt+β)
=AB[cos(β−α)−cos(2ωt+α+β)]/2 …(1)
式(1)のcos(β−α)の部分は、位相差に合わせて変化する直流成分であり、ここに電圧Viの振幅成分も含まれる。また、cos(2ωt+α+β)の部分は元の加振用電圧Vrと電圧Viの2倍の周波数の信号である。必要とする周波数特性の情報は電圧Viの振幅(大きさ)であるので、式(1)のcos(β−α)のみで良い。したがって、ローパスフィルタ8を通過させてcos(2ωt+α+β)の成分を除去すればよい。このようにして出力電圧Voには周波数特性が電圧の形で現れる。
図3及び図4で示したように、プレキャストコンクリート型枠内等の空間内にコンクリートが充填されると、ピークの周波数とレベルが変化することで、その状況を検知することができる。
ところで、センサ素子4を配置する計測地点と装置本体との間の距離が離れている場合、センサ素子4に配線するケーブル45を延長することで計測が可能であるが、その際、ケーブル長に起因する容量分の増加により取得波形のピーク電圧が低下し、周囲が空気(コンクリート未充填)や水の状態の場合でもコンクリート判定範囲に入ってしまい、接触物を誤判定してしまう虞がある。
図5は、空気中でのケーブル延長の影響を示すピーク電圧分布を示す図である。
この図において、曲線CV1はケーブル延長無しの標準ケーブル長(例えば5m)のときのピーク電圧分布、曲線CV2は70m延長したときのピーク電圧分布、曲線CV3は130m延長したときのピーク電圧分布、曲線CV4は180m延長したときのピーク電圧分布である。これらの曲線CV1〜CV4から分かるように、ケーブル長が長くなるに従ってピーク電圧が低下する。
判定部9は出力電圧Voと周波数範囲から接触物の判定を行っており、例えば図6に示す例では、周波数3kHz〜13kHzで出力電圧0〜2.5Vの範囲ではコンクリートと判定し、周波数4.5kHz〜6.5kHzで出力電圧3V〜6Vの範囲では水と判定し、周波数7kHz〜13kHzで出力電圧3〜9Vの範囲では空気と判定している。ここで、ケーブル45の長さを標準長としてピーク電圧が空気又は水の範囲に入っている状態でケーブル45を延長し、そのときのピーク電圧がコンクリートの範囲に入ってしまうと、判定部9は接触物を空気又は水と判定せず、コンクリートと判定してしまう。つまり誤判定することになる。このようにケーブル延長によるピーク電圧の低下を考慮しなければ、誤った判定をしてしまう虞がある。
本実施の形態の充填物検知装置は、可変周波数発振器2から振幅の異なる2種類の正弦波信号を発生できるので、ケーブル45を標準長より長くした場合には振幅の大きな方の正弦波信号を発生させてピーク電圧の低下の軽減を図っている。以下、本実施の形態の充填物検知装置におけるピーク電圧低下の補正処理について説明する。
図7は可変周波数発振器2の構成を示すブロック図であり、デジタル方式の周波数可変信号発生回路20と、メモリ21と、D/A変換器22とを備えて構成される。
メモリ21には、振幅の異なる2種類のパターンの正弦波信号を生成するための振幅情報がそれぞれ1周期分書き込まれている。2つの振幅情報は、それぞれ1アドレス単位の振幅データの集合である。
図8はメモリ21のメモリマップと振幅データの読み出しを模式的に示す図である。
この図に示すようにアドレス00〜64には振幅情報D1が格納されており、アドレス100〜164には振幅情報D2が格納されている。周波数可変信号発生回路20は、周波数設定信号nに従い、メモリ21に記憶されている振幅データを読み出す周期を可変して周波数の異なる正弦波の出力を可能にする。この場合、周波数可変信号発生回路20から出力されるアドレスは一定であるので、振幅情報D1の振幅データを読み出す場合は周波数可変信号発生回路20からのアドレスをそのまま使用すれば良いが、振幅情報D2の振幅データを読み出す場合はメモリ21内でアドレスのオフセット値を加算する。
振幅の異なる2種類のパターンの正弦波信号のいずれを生成するかは、判定部9に接続されたゲイン切替スイッチ10を操作することによりユーザが任意に選択することができる。メモリ21から読み出された各振幅データはD/A変換器22に入力されてアナログの電圧として出力される。
図9はD/A変換器22の出力を示す波形図である。
この図に示す振幅2.5VP−Pの曲線CV10は振幅情報D1による正弦波信号であり、振幅5VP−Pの曲線CV11は振幅情報D2による正弦波信号である。
可変周波数発振器2にはその選択を行うための読み出しアドレス制御信号のほか、周波数設定信号nが入力される。ここで、可変周波数発振器2の出力周波数をfout(Hz)、設定周波数をn(FREQ[13..0])とすると、foutは式(2)で表すことができる。
fout=((4.194304×10)/222)×n …(2)
n(FREQ[13..0])を可変することで出力周波数を変化させる。
このように、ケーブル45の長さが長く、充填物がコンクリートでないことが明確であれば、使用者は振幅情報D2を選択して振幅の大きな正弦波信号でセンサ素子4を加振するようにする。これにより、ピーク電圧の降下が補われて充填物が空気の場合でもコンクリート判定領域までピーク電圧が降下せず、接触物を正しく検知することが可能となる。
ところで、逆に最初から正弦波の振幅を大きくしてしまうと、ケーブル45が標準長で充填物がコンクリートのときに、コンクリートの判定領域までピーク電圧が下がらず誤判定する可能性がある。したがって、ケーブル45の長さに応じて最適な振幅の正弦波信号を発生することが大切である。
このように、本実施の形態の充填物検知装置によれば、所定の範囲で周波数が経時的に変化する正弦波の電気信号を発生させて、この電気信号をセンサ素子4に印加して振動周波数特性を検出し、この振動周波数特性をもとにセンサ素子4をプレキャストコンクリート型枠内に充填されたコンクリートに接触させた際の周波数特性の変化を検出するようにしたので、プレキャストコンクリート型枠内におけるコンクリートの充填状況を正確且つ容易に検知することができる。
また、ケーブル45が延長されて標準長より長くなる場合には、センサ素子4を加振する正弦波の振幅を大きくできるので、ケーブル長さが長くなることによる容量分の増加によるピーク電圧の低下を補うことができ、接触物を正しく検知することができる。
なお、上記実施の形態では、振幅の異なる正弦波信号を2種類発生できるようにしたが、その種類を更に増やすことによって、様々なケーブル長に対応させることができる。
また、上記実施の形態では、単一の周波数範囲の正弦波を用いたが、周波数範囲を切り替える周波数範囲切替器(図示略)を設けて、複数の周波数範囲の正弦波を択一的に選択できるようにしても良い。この場合、可変周波数発振器2は、周波数範囲切替器にて切り替えられた範囲の周波数帯で正弦波信号を繰り返し発生させる機能を有することになる。このように複数の周波数範囲の正弦波を択一的に選択できるようにすることで、プレキャストコンクリート型枠の構造や材質等の物理的な特性に応じて測定に最適な周波数範囲を選択することができ、これによって、より精度の高い測定が可能となる。
また、上記実施の形態では、コンクリートのプレキャストコンクリート型枠等の閉鎖空間内への充填状況の検出について述べたが、他の木製型枠や鋼材で作られた型枠内への充填状況の検出等に使用できることは述べるまでもない。
本発明は、センサ素子と装置本体との間を接続するケーブルを延長した場合でも正確な検知結果が得られるといった効果を有し、コンクリートのプレキャストコンクリート型枠等の閉鎖空間内への充填状況を検出する充填物検知装置として有用である。
本発明の一実施の形態に係る充填物検知装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の充填物検知装置が有するセンサ素子の概略構成を示す図である。 図1の充填物検知装置での測定結果の一例を示す図で、プレキャストコンクリート型枠内にコンクリートが無い場合の出力電圧波形図である。 図1の充填物検知装置での測定結果の一例を示す図で、プレキャストコンクリート型枠内にコンクリートが有る場合の出力電圧波形図である。 図1の充填物検知装置にて得られる空気中でのケーブル延長の影響を示すピーク電圧分布図である。 図1の充填物検知装置での接触物質毎のピーク電圧値分布の例を示す図である。 図1の充填物検知装置の可変周波数発振器の構成を示すブロック図である。 図7の可変周波数発振器におけるメモリのメモリマップと振幅データの読み出しを示す模式図である。 図7の可変周波数発振器にて発生される電圧を示す波形図である。
符号の説明
1 同期信号発生器
2 可変周波数発振器
3 増幅器
4 センサ素子
5 抵抗
6 差動増幅器
7 4象限掛け算器
8 ローパスフィルタ
9 判定部
10 ゲイン切替スイッチ
20 周波数可変信号発生回路
21 メモリ
22 D/A変換器
40 圧電セラミックス
41 金属板
42 ケース
43 台座
44 シール材
45 ケーブル

Claims (3)

  1. 電気エネルギを機械エネルギに変換するセンサ素子に所定の範囲で周波数が経時的に変化する正弦波信号を印加し、このときに前記センサ素子に流れる電流の変化を電圧の変化として捉え、捉えた電圧波形の周波数特性を判定することで前記センサ素子を配設した空間内における充填物の充填を検知し、前記センサ素子と装置本体とを接続するケーブルの長さが標準長より長くなる場合には、その延長程度に応じて標準長時よりも前記センサ素子に印加する正弦波信号の振幅を大きくする充填物検知方法。
  2. 電気エネルギを機械エネルギに変換するセンサ素子と、
    所定の範囲で周波数が経時的に変化する正弦波信号を発生し、発生した正弦波信号を前記センサ素子に印加する信号発生・印加手段と、
    前記信号発生・印加手段にて発生した正弦波信号が前記センサ素子に印加されることで前記センサ素子の周波数特性を検出し、前記センサ素子を配設した空間内における充填物に前記センサ素子が接触したときの周波数特性の変化を判定することで前記充填物の充填を検知する充填物検知手段と、
    前記信号発生・印加手段に対し、発生する正弦波信号の振幅を変化させる制御を行う制御手段と、
    を備える充填物検知装置。
  3. 前記信号発生・印加手段は、振幅の異なる複数の正弦波信号の発生が可能であり、
    前記制御手段は、前記信号発生・印加手段の発生する振幅の異なる複数の正弦波信号のうち1つを択一的に選択する請求項2に記載の充填物検知装置。
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