JP2007085650A - 熱交換器、該熱交換器を装着したスターリング機関、及びスターリング機関の製造方法 - Google Patents

熱交換器、該熱交換器を装着したスターリング機関、及びスターリング機関の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 構造簡単で熱伝達効率の高い、スターリング機関に好適な熱交換器と、この熱交換器を装着した高性能のスターリング機関を提供する。
【解決手段】 スターリング機関1の外殻の一部を構成する高温側伝熱ヘッド40の外周面には高温側冷媒配管70をインサート成型したリング状の発泡グラファイトブロック72から成る熱交換器80が密着する。同じく外殻の一部を構成する低温側伝熱ヘッド41の外周面には低温側冷媒配管71をインサート成型したリング状の発泡グラファイトブロック73から成る熱交換器81が密着する。発泡グラファイトブロック72、73はリングが1箇所で分断された形になっていて、冷媒配管は分断箇所の一方の端部よりブロック内に導入され、他方の端部より導出される。低温側伝熱ヘッド41と熱交換器81は一体発泡断熱体76で充填被覆される。
【選択図】 図1

Description

本発明は熱交換器、該熱交換器を装着したスターリング機関、及びスターリング機関の製造方法に関する。
スターリング機関(本明細書では外燃機関であり動力源として用いられるスターリングエンジンと、スターリング冷凍機の総称として「スターリング機関」の名称を用いる)は、フロンでなくヘリウム、水素、窒素、あるいは乾燥空気などの自然媒体を作動ガスとして用いるので、オゾン層の破壊や地球温暖化を招くことのない熱機関として注目を集めている。
スターリング冷凍機では、リニアモータなどの動力源によりピストンを往復運動させ、このピストンに対し所定の位相差をもってディスプレーサを同期往復運動させている。ピストンとディスプレーサは圧縮空間と膨脹空間の間で作動ガスを行き来させ、逆スターリングサイクルを構成する。圧縮空間では主として圧縮変化に基いて作動ガスの温度が上昇し、膨脹空間では主として膨脹変化に基づいて作動ガスの温度が低下する。これにより、圧縮空間に近接配置される高温側伝熱ヘッドの温度は上昇し、膨張空間に近接配置される低温側伝熱ヘッドの温度は下降するので、高温側伝熱ヘッドより放熱し、低温側伝熱ヘッドから外部の熱を吸収して、外部を冷却することができる。
スターリング機関のCOP(成績係数)は、高温側伝熱ヘッドの温度と低温側伝熱ヘッドの温度に依存し、COP向上の鍵を握るのは高温側伝熱ヘッドの温度を極力低く保ちつつ所期の放熱を行い、かつ、低温側伝熱ヘッドの温度を極力高く保ちつつ所期の吸熱を行う伝熱構造である。伝熱ヘッドに接触する空気に温熱や冷熱を伝える方式ではかかる要請に十分応えることができない。通常採用されるのは冷媒を介して熱の授受を行う方式である。その例を特許文献1−3に見ることができる。
特許文献1には、伝熱ヘッドの外周面に冷媒配管をコイル状に巻き付けた構成が記載されている。
特許文献2、3には、伝熱ヘッドの外周面に熱交換用ジャケットを装着し、その中に冷媒を通す構成が記載されている。
特許文献4、5には、熱伝導体として、また構造材として用いられ得る発泡グラファイトについての記載がある。
発泡グラファイトは最近注目を集めるようになった高伝熱素材である。当初は、原材料自体が高価であり、かつ、小規模な生産量にとどまっていたため、製品としての発泡グラファイトは非常に高価なものであった。また、金型による成型が困難であったため、所望の形状を得るには機械や工具を使用して切削したり、穴明けしたりする必要があり、加工に手間がかかっていた。そのため、大量生産を要しない航空宇宙分野などに用途が限定されていた。
ところが近年は状況が一変した。まず、安価な石油ピッチを原材料とする生産方法が確立されたことにより、発泡グラファイトの価格が下がった。また、発泡グラファイトのブロックを金型で成型することが可能になった。これらの要因により、発泡グラファイトは今後広範な用途に使用されることが予想されている。
特許文献4には、石油ピッチを原料として製造した、高温で流動性が生じる発泡グラファイトを成形型に注ぎ込むことにより、所望の形状の発泡体を形成する発泡グラファイト製造方法が記載されている。
特許文献5には、発泡グラファイトの利用例として、冷却対象と面接触させる熱交換器が記載されている。これはヒートシンクとして用いられるものであり、外殻で覆った板状の発泡グラファイトに水やエタノールなどの液体を充填し、冷却対象に一方の面を密着させ、発泡グラファイトの熱伝導と合わせて液体の蒸発潜熱を利用して冷却対象の熱を他方の面に伝達し、放熱する。
特開2005−127569号公報(第3頁[0012][0013]、図4−図9) 特開2003−240373号公報(第5頁−第6頁、図1−図6) 特開2000−205682号公報(第4頁[0028]−[0031]、図2) 米国特許第6,398,994号明細書(第4欄第4−42行) 米国特許第6,399,149号明細書(第4欄第29−44行)
特許文献1に記載された装置のように、冷媒配管を伝熱ヘッドにコイル状に巻き付ける構造は、冷媒を用いる伝熱構造としては簡便な部類に属する。しかしながらこのようにして得られた伝熱構造には次の問題がある。
第1に、伝熱ヘッドと冷媒配管の間で効率良く熱授受を行わせるためには、冷媒配管を伝熱ヘッドに隙間無く密着させる必要があるが、これが容易なことではない。伝熱ヘッドの方は銅又は銅合金を材料とする円筒状の部品である。製作にあたり加工精度のばらつきは不可避であるうえ、スターリング機関の組立工程で加圧試験を行うと塑性変形が生じ、最終仕上がり寸法のばらつきが拡大する。
他方冷媒配管の側においても、銅、アルミニウム、ステンレス鋼などを材料とする金属管をコイル状に巻く加工をしなければならないが、金属管の曲げ加工にはスプリングバックがつきものであり、コイル状に巻いたとしても、量産製品において真円度や寸法を保証するのは困難である。
このように形状・寸法の安定しない伝熱ヘッドとコイル状冷媒配管を組み合わせた場合、どこかに接触不十分な箇所が生じることは避けられない。接触不十分であると伝熱ヘッドから冷媒配管に十分熱を伝えきれず、高温側伝熱ヘッドは温熱を持ち去られないが故に高温となり、低温側伝熱ヘッドは冷熱を持ち去られないが故に低温となる。こうなると高温側伝熱ヘッドと低温側伝熱ヘッドの温度差が拡大し、COPが低下する。
また低温側伝熱ヘッドにあっては、伝熱ヘッド外周面と冷媒配管との間で空気中の水分が結露し、凍結する。凍結により生じた氷は水より体積が増えるので、冷媒配管のコイル形状は内側から押し拡げられる。これが続くと低温側伝熱ヘッドと冷媒配管との隙間がじわじわと広がり、熱伝達性能は一層低下することになる。
熱伝達性能が低下するのみならず、冷媒配管と伝熱ヘッド外周面との隙間が拡大すると、スターリング機関の振動で冷媒配管が伝熱ヘッドから外れてしまうことさえ起こり得る。これを防ぐためには、冷媒配管を伝熱ヘッドに対し、金属線のような緊縛材料をもって、また緊縛装置を使用して、強固に緊縛する必要がある。しかしながらこのように強固に緊縛してしまうと、スターリング機関及びその周辺システムの品質不良や故障に対するサービス時、分解を行うのに邪魔になる。
特許文献2、3に記載された装置のように、伝熱ヘッドにジャケットを取り付け、その中に冷媒を流す方式では、冷媒が伝熱ヘッドに直接接触するので熱授受効率が高い。また空気中の水分の結露と凍結により熱伝達性能が左右されるということもない。しかしながらこの方式はジャケットという特殊部品を必要とし、製作・組立のコストが上昇する。加えて、ジャケットと伝熱ヘッドの接続箇所はシール部材により液密を図る必要があるが、ここで用いられるシール部材には高温(高温側伝熱ヘッドに用いられる場合)や低温(低温側伝熱ヘッドに用いられる場合)に耐え、そのうえ冷媒に長期間接触しても劣化しないという、高い規格が求められ、これまたコストアップ要因となる。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、構造簡単で熱伝達効率の高い、スターリング機関に好適な熱交換器を提供することを目的とする。また、かかる熱交換器を装着した高性能のスターリング機関と、その製造方法を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するため、本発明に係る熱交換器は、温熱源又は冷熱源に密着させて吸熱又は放熱を行うものであって、冷媒配管をインサートした発泡グラファイトブロックからなることを特徴としている。
この構成によると、冷媒配管を発泡グラファイトブロックにインサートしたものであるから構成が簡単であると共に、構造物としての強度も高い。また、発泡グラファイトブロックの外面形状を適切に仕上げることにより、温熱源又は冷熱源への密着度を高め、熱伝達効率を向上させることができる。
(2)また本発明は、外殻の一部を構成する伝熱ヘッドの外面に、上記熱交換器を密着させたスターリング機関であることを特徴としている。
この構成によると、伝熱ヘッドの形状・寸法のばらつきを発泡グラファイトの弾性で吸収できるから、伝熱ヘッドと発泡グラファイトブロックを容易に密着させることができる。発泡グラファイトブロックにインサート成型された冷媒配管も発泡グラファイトブロックと密着状態にあるから、冷媒配管は発泡グラファイトを仲立ちとして伝熱ヘッドに密着せしめられることになり、冷媒配管と伝熱ヘッドの間の熱伝達が向上する。
また、特許文献1記載の構成の場合、冷媒配管と伝熱ヘッドとの間で熱授受が行われるのは両者間の接触面を通じてのみである。本発明の構成だと、冷媒配管の全周を発泡グラファイトブロックが包んでいるから、伝熱ヘッドに対面していない箇所も熱授受に関与することになり、熱伝達が一層向上する。
(3)また本発明は、上記構成のスターリング機関において、前記伝熱ヘッドは円筒状をなし、前記発泡グラファイトブロックは1箇所分断したリング状をなし、前記冷媒配管は前記分断箇所の一方の端部より発泡グラファイトブロックに導入され、他方の端部より導出されることを特徴としている。
この構成によると、発泡グラファイトブロックはリング状であり、その1箇所に分断部が設けられているから、分断部を押し拡げて内径を拡大することが可能である。従って、内径を拡大した状態で発泡グラファイトブロックを伝熱ヘッドの外周面に嵌合することができ、嵌合作業をスムーズに進行させることができる。分断部の両側の端部から突出する冷媒配管は、発泡グラファイトブロックを押し拡げるためのハンドルとして役立つ。
伝熱ヘッドに発泡グラファイトブロックを嵌合した後、押し拡げていた力を緩めれば、発泡グラファイトブロックはそれ自身の弾性によるスプリングバックと、その中を通る冷媒配管の弾性によるスプリングバックで縮径する。これにより、発泡グラファイトブロックの内周面が伝熱ヘッドの外周面に密着し、熱伝達性能が向上する。
(4)また本発明は、上記構成のスターリング機関において、前記伝熱ヘッドと前記発泡グラファイトブロックを包含して断熱材を発泡させることにより、発泡グラファイトブロックを断熱材で充填すると共に、伝熱ヘッド及び発泡グラファイトブロックを一体発泡断熱体で被覆することを特徴としている。
この構成によると、断熱材が発泡グラファイトブロックの開口気泡及び発泡グラファイトブロックに分断部があればその分断部を充填した上で、連続した一体発泡断熱体となって伝熱ヘッドと発泡グラファイトブロックをすっぽりと包むのであるが、発泡グラファイトブロックは開口率が高いため、断熱材発泡時のガス圧は発泡グラファイトブロック内部の気泡を通過し、発泡グラファイトブロックに応力を与えない。従って、断熱材の発泡後も、伝熱ヘッドと発泡グラファイトブロックの密着状態が恒常的に維持される。このように、一体発泡断熱体が伝熱ヘッド部を連続して被覆することから、特に低温側伝熱ヘッドにあっては、低温となった伝熱ヘッド、及び発泡グラファイトブロックが空気に接触しないので、空気中の水分の結露や凍結が生じず、結露や凍結による悪影響をなくすことができる。
またスターリング機関を運転するか停止するかによって伝熱ヘッドの温度が変化し、これに伴い伝熱ヘッド及び発泡グラファイトブロックが膨張したり収縮したりする。開口気泡を断熱材で充填していない発泡グラファイトブロックが空気に露出していると、気泡の容積変化に伴い、発泡グラファイトブロックがあたかも呼吸をしているかのように外気を吸い込み、また吐き出すものであり、これを繰り返していると空気中の水分が次第に発泡グラファイトブロックの中に蓄積されて熱伝達性能に悪影響を及ぼす。一体発泡断熱体により発泡グラファイトブロックを被覆し、外気との接触を遮断しておけば、そのような懸念はない。なお、一体発泡断熱体に亀裂が入った場合を想定して、一体発泡断熱体の全表面をシリコン樹脂系のシール材で被覆し、一体発泡断熱体に亀裂が入ってもそこから外気が侵入しないようにしておくのが好ましい。
低温で使用する一体発泡断熱体としては、気密性、形態の安定性、及び材料としての強度が重要であることから、冷蔵庫の断熱材に使用される硬質ポリウレタン発泡体が好適する。但し、一般に硬質ポリウレタン発泡体は60℃以上で硬度が低下するので、高温で使用する一体断熱発泡体としてはポリプロピレン系、ポリエチレン系などの耐熱性発泡体が好適である。
(5)また本発明は、上記構成のスターリング機関を製造するに際し、冷媒配管をインサートした発泡グラファイトブロックを形成する工程と、スターリング機関の外殻の一部をなす伝熱ヘッドの外面に前記発泡グラファイトブロックを密着させる工程と、前記伝熱ヘッド及び前記発泡グラファイトブロックを包含して断熱材を発泡させて伝熱ヘッド及び発泡グラファイトブロックを被覆する一体発泡断熱体を形成する工程と、を順次遂行することを特徴としている。
この構成によると、冷媒配管と伝熱ヘッドとの間に発泡グラファイトを仲立ちとする良好な伝熱構造が形成され、しかもこれを一体発泡断熱体で被覆して空気中の水分の浸入/凍結による弊害を防いだスターリング機関を容易に得ることができる。
本発明によると、高伝熱素材である発泡グラファイトで冷媒配管を包み込んだ熱交換器を作成し、その上で伝熱ヘッドの外周面に密着させることにより、伝熱ヘッド及び冷媒配管の形状・寸法のばらつきを発泡グラファイトで吸収し、伝熱ヘッドと冷媒配管の間に良好な伝熱構造を形成することができる。また、外側を一体発泡断熱体で被覆する構成とすることにより、発泡グラファイトブロックと伝熱ヘッドの密着を維持するとともに、空気中の水分の浸入/凍結による弊害を防ぐことができる。
本発明の第1実施形態を図1〜図4に基づき説明する。図1はスターリング機関の断面図、図2は熱交換器の製造方法概念図、図3は熱交換器の断面図、図4は低温側伝熱ヘッド及びこれに嵌合した熱交換器を一体発泡断熱体で被覆した状態を示す断面図である。
スターリング機関1は冷凍機として用いられるフリーピストンタイプのものであり、その組立の中心となるのはシリンダ10、11である。シリンダ10、11の軸線は同一直線上に並ぶ。シリンダ10にはピストン12が挿入され、シリンダ11にはディスプレーサ13が挿入される。ピストン12及びディスプレーサ13は、スターリング機関1の運転中、ガスベアリングの仕組みによりシリンダ10、11の内壁に接触することなく往復運動する。ピストン12とディスプレーサ13は所定の位相差を備えて動く。
ピストン12の一方の端にはカップ状のマグネットホルダ14が設けられる。ディスプレーサ13の一方の端からはディスプレーサ軸15が突出する。ディスプレーサ軸15はピストン12及びマグネットホルダ14を軸線方向にスライドできるように貫通し、背圧空間に突出する。
シリンダ10はピストン12の動作領域にあたる部分の外側にリニアモータ20を保持する。リニアモータ20は、コイル21を備えたアウターヨーク22と、シリンダ10の外周面に接するように設けられたインナーヨーク23と、アウターヨーク22とインナーヨーク23の間の環状空間に挿入されたリング状のマグネット24と、アウターヨーク22及びインナーヨーク23を所定の位置関係に保持する合成樹脂製エンドブラケット25、26を備える。マグネット24はマグネットホルダ14に固定されている。
マグネットホルダ14のハブの部分にはスプリング30の中心部が固定される。ディスプレーサ軸15にはスプリング31の中心部が固定される。スプリング30、31の外周部はエンドブラケット26に固定される。スプリング30、31の外周部同士の間にはスペーサ32が配置されており、これによりスプリング30、31は一定の距離を保つ。スプリング30、31は円板形の素材にスパイラル状の切り込みを入れたものであり、ディスプレーサ13をピストン12に対し所定の位相差(65゜〜90゜の位相差)をもたせて共振させる役割を果たす。
シリンダ11のうち、ディスプレーサ13の動作領域にあたる部分の外側には高温側伝熱ヘッド40と低温側伝熱ヘッド41が配置される。高温側伝熱ヘッド40、低温側伝熱ヘッド41、及び後述する再生器チューブ48はスターリング機関1の外殻の一部を構成する。
高温側伝熱ヘッド40はリング状、低温側伝熱ヘッド41はキャップ状であって、いずれも銅や銅合金など熱伝導の良い金属からなる。高温側伝熱ヘッド40の内周面にはリング状の高温側内部熱交換器42が装着され、低温側伝熱ヘッド41の内周面には同じくリング状の低温側内部熱交換器43が装着される。高温側内部熱交換器42と低温側内部熱交換器43はそれぞれ通気性を有し、内部を通り抜ける作動ガスの熱を高温側伝熱ヘッド40と低温側伝熱ヘッド41に伝える。高温側内部熱交換器42と低温側内部熱交換器43は、銅や銅合金などの薄板をコルゲート加工し、リング状に形成したものである。
高温側伝熱ヘッド40と低温側伝熱ヘッド41はこのように高温側内部熱交換器42と低温側内部熱交換器43を介在させた形でシリンダ11の外側に支持される。そして高温側伝熱ヘッド40にはシリンダ10及び圧力容器50が連結される。
高温側伝熱ヘッド40、シリンダ10、11、ピストン12、ディスプレーサ13、ディスプレーサ軸15、及び高温側内部熱交換器42で囲まれる環状の空間は圧縮空間45となる。低温側伝熱ヘッド41、シリンダ11、ディスプレーサ13、及び低温側内部熱交換器43で囲まれる空間は膨張空間46となる。
高温側内部熱交換器42と低温側内部熱交換器43の間には再生器47が配置される。再生器47は樹脂フィルムを円筒形に巻回したものであり、フィルムの片面に微小な突起を多数点在させてフィルム間に突起の高さ分の間隙を形成し、これを作動ガスの通り道としている。再生器47の外側を再生器チューブ48が包み、伝熱ヘッド40、41の間に気密通路を構成する。再生器チューブ48は、例えばステンレス鋼で形成することができる。再生器チューブ48の両端は高温側伝熱ヘッド40と低温側伝熱ヘッド41の内面に連結され、高温側伝熱ヘッド40と低温側伝熱ヘッド41は再生器チューブ48により連結される。
リニアモータ20、シリンダ10、及びピストン12を筒状の圧力容器50が包む。圧力容器50内部のシリンダ10の外周側の空間は背圧空間51となる。
スターリング機関1は次のように動作する。リニアモータ20のコイル21に交流電流を供給するとインナーヨーク23とアウターヨーク22の間にマグネット24を貫通する交番磁界が発生し、マグネット24は軸方向に電磁力を受け往復運動する。ピストン系(ピストン12、マグネットホルダ14、マグネット24、及びスプリング30)の総質量と、スプリング30のバネ定数とにより定まる共振周波数に略一致する周波数の電力を供給することにより、ピストン系は滑らかな正弦波状の往復運動を開始する。
ディスプレーサ系(ディスプレーサ13、ディスプレーサ軸15、及びスプリング31)にあっては、その総質量と、スプリング31のバネ定数とにより定まる共振周波数がピストン12の駆動周波数に略共振するよう設定する。
ピストン12の往復運動により、圧縮空間45では圧縮、膨脹の圧力変化を生じる。この圧力変化に起因する推力によって、ディスプレーサ13もピストン12の駆動周波数に同期して往復運動を行う。このとき、ディスプレーサ13の往復運動とピストン12の往復運動との間には、ピストン12の駆動周波数とディスプレーサ系の共振周波数との差異により決定される所定の位相差が生じる。
ディスプレーサ13の移動により、圧縮空間45と膨脹空間46の間に逆スターリングサイクルが構成される。
運転中に圧縮空間45と膨張空間46の間を行き来する作動ガスは、高温側内部熱交換器42と低温側内部熱交換器43を通過する際に、その有する熱を高温側内部熱交換器42と低温側内部熱交換器43を通じて高温側伝熱ヘッド40と低温側伝熱ヘッド41に伝える。圧縮空間45から膨張空間46に向かう作動ガスは高温であるため高温側伝熱ヘッド40は加熱され、高温側伝熱ヘッド40は放熱ヘッドであるウォームヘッドとなる。膨張空間46から圧縮空間45に向かう作動ガスは低温であるため低温側伝熱ヘッド41は冷却され、低温側伝熱ヘッド41は吸熱ヘッドであるコールドヘッドとなる。高温側伝熱ヘッド40で放熱し、低温側伝熱ヘッド41で吸熱することにより、スターリング機関1は冷凍機関としての機能を果たす。
再生器47は、圧縮空間45と膨張空間46の作動ガス温度による顕熱を相手側の空間には伝えないように作動ガスを通す働きをする。圧縮空間45から高温側内部熱交換器42を経て再生器47に入った高温の作動ガスは、再生器47を通過するときにその顕熱を再生器47に与え、温度が下がった状態で低温側内部熱交換器43を経て膨張空間46に流入する。膨張空間46から低温側内部熱交換器43を冷却した後再生器47に入った低温の作動ガスは、再生器47を通過するときに再生器47から顕熱を回収し、温度が上がった状態で高温側熱交換器42を経て圧縮空間45に流入する。
スターリング機関1は、温熱源である高温側伝熱ヘッド40からは温熱を、冷熱源である低温側伝熱ヘッド41からは冷熱を、それぞれ効率良く取り出すため、次のような伝熱構造を備えている。
高温側伝熱ヘッド40には高温側冷媒配管70を熱接続し、低温側伝熱ヘッド41には低温側冷媒配管71を熱接続する。高温側冷媒配管70と低温側冷媒配管71はそれぞれ銅、アルミニウム、ステンレス鋼などを素材とする金属管により構成され、図示しない外部熱交換器に接続されている。高温側冷媒配管70には冷媒として水(水溶液を含む)あるいは炭化水素系の冷媒が密封され、低温側冷媒配管70には冷媒として二酸化炭素(CO2)などの自然冷媒が封入されている。
高温側冷媒配管70及び低温側冷媒配管71は、図3に見られるように、対応する伝熱ヘッドの外周を一巡する形に曲げられ、その形で発泡グラファイトブロック72、73にインサート成型されている。すなわち高温側冷媒配管70及び低温側冷媒配管71は発泡グラファイトブロック72、73ですっぽりと包まれた形で高温側伝熱ヘッド40あるいは低温側伝熱ヘッド41の外周面に嵌合し、発泡グラファイトの層を介して高温側伝熱ヘッド40あるいは低温側伝熱ヘッド41と温熱あるいは冷熱の授受を行う。高温側冷媒配管70とそれをインサートした発泡グラファイトブロック72が熱交換器80を構成し、低温側冷媒配管71とそれをインサートした発泡グラファイトブロック73が熱交換器81を構成する。
熱交換器80、81の製造は図2のようにして行う。まず、発泡グラファイトブロックの形状のキャビティ91を有する金型90を用意する。キャビティ91の端は金型90の側面に開口している。発泡グラファイトブロックの形に曲げた上で端部をプラグ92に通した冷媒配管をキャビティ91に入れる。プラグ92をキャビティ91の端に嵌め込むと、キャビティ91は出口を閉ざされ、冷媒配管はキャビティ91の底に接しないように保持されることになる。こうしておいて、高温で流動状態にある発泡グラファイト原料をキャビティ91に注ぎ込み、発泡・固化させると、冷媒配管をインサートした発泡グラファイトブロックからなる熱交換器が完成する。
上記のような開放形式の金型90を用いて発泡グラファイトブロックを形成する場合、キャビティ91の内面に接して形成された箇所は寸法精度も面の平滑度も所望のものとすることができるが、キャビティ91に接しないブロック上面はそのようにできない。発泡グラファイト原料の注入量や発泡時の温度管理によって発泡グラファイトブロックの高さにばらつきが生じる上、ブロック上面も型で成形された面のようにきちんとした平面にはならない。そこで、このような寸法・形状の管理の困難な面が熱伝達面となることのないように配慮して金型90を設計する。
発泡グラファイトブロック72、73はそれぞれリング状で、1箇所に分断箇所(切れ目)74、75を有している。高温側冷媒配管70及び低温側冷媒配管71は分断箇所74、75の一方の端部より発泡グラファイトブロック72、73に導入され、他方の端部より導出されている。スターリング機関1の軸線方向における発泡グラファイトブロック72の幅は高温側伝熱ヘッド40の幅に等しく、発泡グラファイトブロック73の幅は低温側伝熱ヘッド41の幅に等しい。
発泡グラファイトブロック72の内径は高温側伝熱ヘッド40の外径よりやや小、発泡グラファイトブロック73の内径は低温側伝熱ヘッド41の外径よりやや小である。発泡グラファイトブロック72、73を高温側伝熱ヘッド40あるいは低温側伝熱ヘッド41の外周面に嵌合するときは、高温側冷媒配管70あるいは低温側冷媒配管71を両手で握って分断箇所74あるいは75を押し拡げ、リング内径を拡大しておいて嵌合する。所定の深さまで嵌合したところで押し拡げていた力を緩めれば、発泡グラファイトブロック72、73はそれ自身の弾性によるスプリングバックと、その中を通る高温側冷媒配管70あるいは低温側冷媒配管71の弾性によるスプリングバックで縮径する。これにより、発泡グラファイトブロック72、73の内周面が高温側伝熱ヘッド40あるいは低温側伝熱ヘッド41の外周面に密着する。
このように発泡グラファイトブロック72、73で高温側冷媒配管70及び低温側冷媒配管71を包み込んだ熱交換器80、81を形成し、その上で高温側伝熱ヘッド40あるいは低温側伝熱ヘッド41の外周面に押し当てることにより、伝熱ヘッドの形状・寸法にばらつきがあったとしても、それを発泡グラファイトの弾性で吸収し、良好な密着性を得ることができる。発泡グラファイトブロック72、73にインサート成型された高温側冷媒配管70と低温側冷媒配管71は発泡グラファイトブロック72、73と密着状態にあるから、高温側冷媒配管70は発泡グラファイトブロック72を仲立ちとして高温側伝熱ヘッド40に密着し、低温側冷媒配管71は発泡グラファイトブロック73を仲立ちとして低温側伝熱ヘッド41に密着せしめられることになり、冷媒配管と伝熱ヘッドの間の熱伝達が向上する。また冷媒配管の全周を発泡グラファイトブロック72、73が包んでいるから、冷媒配管の中で伝熱ヘッドに対面していない箇所も熱授受に関与することになり、熱伝達が一層向上する。
発泡グラファイトブロック72、73を高温側伝熱ヘッド40及び低温側伝熱ヘッド41に嵌合した後、発泡グラファイトブロック73に対してはもう一つの処理を行う。それは一体発泡断熱体76による被覆である。
発泡グラファイトブロック73を嵌合した低温側伝熱ヘッド41を図示しない金型で囲
い、低温側伝熱ヘッド41と発泡グラファイトブロック73を包含したキャビティ内で断熱材を発泡させる。断熱材には色々な種類のものがあるが、ここでは気密性、形態の安定性、及び材料としての強度を考慮し、冷蔵庫の断熱材に使用される硬質ポリウレタン発泡材を選択する。ポリウレタンは比較的低温、低圧で発泡成型でき、設備(加熱装置)も小規模で済むので、本発明の実施に特に好適である。
発泡時の圧力により、断熱材は発泡グラファイトブロック73の開口気泡(ブロック外面に開口している気泡)を充填する。同時に断熱材は低温側伝熱ヘッド41と発泡グラファイトブロック73の外側を被覆する。充填部分と被覆部分は連続しており、両者一体となって一体発泡断熱体76を形成する。このように発泡断熱体により内部の開口気泡を充填した後外部の被覆を行う成型を本明細書では「充填被覆」と称する。
このように一体発泡断熱体76が低温側伝熱ヘッド41と発泡グラファイトブロック73をすっぽりと包むことにより、低温側伝熱ヘッドと発泡グラファイトブロック73の密着状態が恒常的に維持される。スターリング機関1の運転により低温側伝熱ヘッド41及び発泡グラファイトブロック73が低温になっても空気との接触は一体発泡断熱体76によって断たれており、空気中の水分が結露したり凍結したりすることがない。
スターリング機関1の運転/停止に伴い、低温側伝熱ヘッド41の温度が変化し、低温側伝熱ヘッド41及び発泡グラファイトブロック73が膨張したり収縮したりする。低温側伝熱ヘッド41と熱交換器81の線膨張係数が異なる場合、温度変化によって両者の間に隙間が発生し、水分を含んだ外気が侵入することがある。これを繰り返していると空気中の水分が次第に熱交換器81の中に蓄積される。本実施形態の場合、断熱材により発泡グラファイトブロック73の気泡を充填した上で一体発泡断熱体76により発泡グラファイトブロック73を被覆しているので、熱交換器81に空気中の水分が吸収されることはない。なお、一体発泡断熱体76に亀裂が入った場合を想定して、一体発泡断熱体76の全表面をシリコン樹脂系のシール材で被覆し、一体発泡断熱体76に亀裂が入ったとしてもそこから外気が侵入しないようにしておくのが好ましい。
一体発泡断熱体76を低発泡の高密度発泡とすれば、断熱性能は低下するものの機械的強度が増すので、支持部材として利用することが可能になる。また一体発泡断熱体76は修理等のためスターリング機関1の分解が必要となった場合は刃物で切り開いて除去することができる。修理・組立完了後、現場でウレタンを発泡させて一体発泡断熱体76を再生する。
本発明の第2実施形態を図5に基づき説明する。図5はスターリング機関の断面図である。
第2実施形態の熱交換器81が第1実施形態の熱交換器81と異なるのは、再生器チューブ48の低温側を包む延長部77を一体発泡断熱体76に形成した点である。スターリング機関1の運転時、低温側熱交換器との熱伝導により、再生器チューブ48の低温側の外面は周囲温度より低温となり、熱損失の原因となるが、本実施形態ではこの箇所を一体発泡断熱体76で被覆するため熱損失を防止でき、スターリング機関1の性能を向上させることができる。
本発明の第3実施形態を図6に基づき説明する。図6はスターリング機関の断面図である。
第3実施形態の熱交換器81aは、低温側冷媒配管とそれをインサートして成型した発泡グラファイトブロックの配置及び形状が第1実施形態及び第2実施形態の熱交換器81と異なる。すなわち低温側冷媒配管71aはループを描くもののその直径は低温側伝熱ヘッド41の直径よりも小さく、低温側伝熱ヘッド41の端面と平行するように配置される。発泡グラファイトブロック73aもリング状ではなく、低温側伝熱ヘッド41と同一直径のディスク状である。
一体発泡断熱体76aを充填被覆する際、発泡グラファイトブロック73aは低温側伝熱ヘッド41の端面に密着している必要がある。この条件は次のようにして満たされる。すなわち一体発泡断熱体76aの発泡に用いる金型に貫通穴を設け、ここから棒状の治具を挿入して発泡グラファイトブロック73aを低温側伝熱ヘッド41の端面に押し付けた状態で、金型内に断熱材を注入し、発泡させて一体発泡断熱体76aによる充填被覆を行う。一体発泡断熱体76aが硬化した後に治具を抜き去れば、発泡グラファイトブロック73aは低温側伝熱ヘッド41の端面に密着した状態で一体発泡断熱体76aにより保持される。治具が一体発泡断熱体76aに残した穴は別の発泡体で埋め、水分や異物が入らないようにする。
低温側伝熱ヘッド41の端面は、加工誤差、あるいは加圧試験による塑性変形で、外殻完成段階において十分に平坦でないことがあるが、そのような形状・寸法のばらつきがあったとしても、それを発泡グラファイトの弾性で吸収して、発泡グラファイトブロック73aを低温側伝熱ヘッド41に密着させることができる。これにより、低温側冷媒配管71aは発泡グラファイトを仲立ちとして低温側伝熱ヘッド41に密着せしめられることになり、低温側冷媒配管71aと低温側伝熱ヘッド41の間には良好な熱伝達経路が形成される。また低温側冷媒配管71aの全周を発泡グラファイトブロック73aが包んでいるから、低温側冷媒配管71aの中で低温側伝熱ヘッド41に対面していない箇所も熱授受に関与することになり、熱伝達が一層向上する。
以上本発明の実施形態につき説明したが、発明の主旨を逸脱しない範囲でさらに種々の変更を加えて実施することができる。
上記実施形態のスターリング機関はスターリング冷凍機であったが、動力源としてのスターリングエンジンでも、動作温度や熱の伝達方向は異なるものの外殻表面で熱伝達を行うことが必須であるため、本発明を適用できる。また本発明はフリーピストン構造でないスターリング機関でも実施可能である。
本発明は、構造や用途を問わず、スターリング機関全般に広く利用可能である。
第1実施形態に係るスターリング機関の断面図 熱交換器の製造方法概念図 熱交換器の断面図 低温側伝熱ヘッド及びこれに嵌合した熱交換器を断熱発泡層で被覆した状態を示す断面図 第2実施形態に係るスターリング機関の断面図 第3実施形態に係るスターリング機関の断面図
符号の説明
1 スターリング機関
40 高温側伝熱ヘッド
41 低温側伝熱ヘッド
70 高温側冷媒配管
71 低温側冷媒配管
72、73 発泡グラファイトブロック
74、75 分断部
76 一体発泡断熱体
80、81 熱交換器

Claims (5)

  1. 温熱源又は冷熱源に密着させて吸熱又は放熱を行う熱交換器であって、冷媒配管をインサートした発泡グラファイトブロックからなる熱交換器。
  2. 外殻の一部を構成する伝熱ヘッドの外面に、請求項1に記載の熱交換器を密着させたスターリング機関。
  3. 前記伝熱ヘッドは円筒状をなし、前記発泡グラファイトブロックは1箇所分断したリング状をなし、前記冷媒配管は前記分断箇所の一方の端部より発泡グラファイトブロックに導入され、他方の端部より導出されることを特徴とする請求項2に記載のスターリング機関。
  4. 前記伝熱ヘッドと前記発泡グラファイトブロックを包含して断熱材を発泡させることにより、発泡グラファイトブロックを断熱材で充填すると共に、伝熱ヘッド及び発泡グラファイトブロックを一体発泡断熱体で被覆することを特徴とする請求項2又は3に記載のスターリング機関。
  5. 冷媒配管をインサートした発泡グラファイトブロックを形成する工程と、スターリング機関の外殻の一部をなす伝熱ヘッドの外面に前記発泡グラファイトブロックを密着させる工程と、前記伝熱ヘッド及び前記発泡グラファイトブロックを包含して断熱材を発泡させて伝熱ヘッド及び発泡グラファイトブロックを被覆する一体発泡断熱体を形成する工程と、を順次遂行することを特徴とする請求項4に記載のスターリング機関の製造方法。
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