JP2007085402A - スイベルジョイント - Google Patents

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【課題】流体の漏洩を防止可能なスイベルジョイントを提供する。
【解決手段】塗布ガン201に、溶融状態のポリウレタンを搬送するための流体搬送経路が形成された内筒部材10および外筒部材120と、これらの当接部に配置されて内筒部材10を外筒部材120に回転可能に軸支するボールベアリング30・30と、弾性材料からなり内筒部材10および外筒部材120に形成された流体搬送経路の連通部とボールベアリング30・30との間に配置されるとともに収容溝41が形成されたシール部材40・40と、シール部材40・40と内筒部材10に形成された流体搬送経路または外筒部材120に形成された流体搬送経路との間に配置され、収容溝41に嵌合してシール部材40・40を前記当接部にて内筒部材10および外筒部材120の両方に当接する方向に弾性変形させる拡開部材42・42と、を具備した。
【選択図】図5

Description

本発明は、一方が他方に対して回転可能に軸支される一対の部材の間で流体を搬送するスイベルジョイントの技術に関する。
従来、一方が他方に対して回転可能に軸支される一対の部材の間で流体を搬送するスイベルジョイントの技術は公知となっている。
このようなスイベルジョイントは、上記一対の部材の内部にそれぞれ流体を搬送するための流体搬送経路が形成されるとともに、一対の部材が互いに回転可能に当接する当接面である一方の部材の内周面および他方の部材の外周面にそれぞれ流体搬送経路の一端が配置され、さらに一対の部材のいずれか一方の部材の当接面上に当該部材の流体搬送経路の一端と連通するリング状の溝が形成されることにより、上記一対の部材が相対的に回転しても常に両者の間で流体を搬送可能としている。
上記従来のスイベルジョイントは、一対の部材が互いに回転可能に当接する当接面に流体搬送経路の端部を形成するため、特に流体に作用する圧力が大きい場合には、当該当接面の隙間から外部に向かって流体が漏洩する場合がある。
また、スイベルジョイントを構成する一対の部材の当接面には通常、一対の部材を回転可能に軸支する軸受が設けられているため、当該軸受の内部、すなわち本来は潤滑油を供給すべき部分を上記流体が通過することとなる。その結果、軸受のスムーズな動作を阻害する要因となる。
特に、スイベルジョイントにより搬送される流体が溶融状態の樹脂等、冷却されると強固に凝固するものである場合には、スイベルジョイントが回転不能となる不具合が発生する虞もある。
このような問題を解消する方法として、特許文献1に記載のスイベルジョイントが提案されている。
特許文献1に記載のスイベルジョイントは、スイベルジョイントの一対の部材の当接面に設けられた流体搬送経路の端部と軸受の間となる位置に、一対の部材の両方の当接面に弾性的に当接するリング状のシール部材を設けることにより、流体が軸受の内部を通過すること、ひいては流体が外部に漏洩することを防止している。
また、このようなスイベルジョイントをロボットの先端部に設けられた塗布ガンに利用する技術も知られている。塗布ガンの例としては、特許文献2に記載の塗布ガンが挙げられる。
特開2002−213670号公報 特開平5−330333号公報
しかし、特許文献1に記載のスイベルジョイントの場合、シール部材は自身の弾性変形力によりスイベルジョイントの一対の部材の当接面に当接するものであるため、経年劣化によりシール部材の弾性変形力が低下すると流体の漏洩を起こす場合があった。
特に、流体が溶融状態の樹脂である場合等、シール部材の周囲の温度が高い場合にはシール部材の経年劣化が促進される傾向がある。
本発明は以上の如き状況に鑑み、流体の漏洩を防止可能なスイベルジョイント、特に搬送時の圧力や温度が高い流体の漏洩を防止可能なスイベルジョイントを提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、
流体を搬送するための流体搬送経路がそれぞれ形成された第一部材および第二部材と、
前記第一部材と第二部材との当接部に配置され、前記第一部材および第二部材の一方を他方に回転可能に軸支する軸受と、
を具備し、
前記第一部材に形成された流体搬送経路の一端および第二部材に形成された流体搬送経路の一端を前記当接部に配置し、これらの流体搬送経路を連通して前記第一部材と第二部材との間で流体を搬送するスイベルジョイントにおいて、
弾性材料からなり、前記第一部材に形成された流体搬送経路と前記第二部材に形成された流体搬送経路との連通部と、前記軸受と、の間に配置されるとともに収容溝が形成されたシール部材と、
前記シール部材と前記連通部との間に配置され、前記収容溝に嵌合して前記シール部材を前記当接部にて前記第一部材および第二部材の両方に当接する方向に弾性変形させる拡開部材と、
を具備するものである。
請求項2においては、
前記拡開部材を、前記第一部材または第二部材と一体成型したものである。
請求項3においては、
前記第一部材または前記第二部材の流体搬送経路と前記収容溝とを連通するための連通経路を形成したものである。
請求項4においては、
前記弾性材料が、
グラファイト、二硫化モリブデン、エンジニアリングプラスチックのうち少なくとも一つを充填材としてフッ素樹脂に混入したものである。
請求項5においては、
前記流体を溶融状態の熱可塑性樹脂としたものである。
請求項6においては、
前記第一部材または第二部材の流体搬送経路の端部のうち、前記当接部に配置される端部と反対側の端部を開口し、当該流体搬送経路を連通または遮断する切替弁を設けて流体を塗布する塗布ガンとしたものである。
請求項7においては、
ロボットの先端部に設けられるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、シール部材を確実に当接部に当接することが可能であり、当接部から流体が漏洩するのを効果的に防止することが可能である。
請求項2においては、部品点数および工数を削減することが可能である。
請求項3においては、流体の搬送時の圧力を利用して当接部から流体が漏洩するのを更に効果的に防止することが可能である。
請求項4においては、高温の流体を搬送していても熱によるシール部材の劣化を抑えることが可能であり、長期間にわたって当接部から流体が漏洩するのを防止することが可能である。
請求項5においては、当接部から漏洩した溶融状態の熱可塑性樹脂が軸受に侵入して凝固し、第一部材および第二部材の一方が他方に対して回転不能となる事態を防止することが可能である。
請求項6においては、塗装ガンの姿勢が種々に変化する場合でも、第一部材に対して第二部材を任意の方向に回転させることが可能であり、第二部材に接続されて塗布ガンに流体を供給する配管等の取り回しが容易である。
請求項7においては、ロボットの先端部に設けられた塗装ガンの姿勢が種々に変化する場合でも、第一部材に対して第二部材を任意の方向に回転させることが可能であり、第二部材に接続されて塗布ガンに流体を供給する配管等の取り回しが容易である。
以下では、図1乃至図4を用いて本発明に係るスイベルジョイントの第一実施例である塗布ガン101について説明する。なお、以下の説明では便宜上、図1中の矢印Aの方向を「前方」と定義する。
塗布ガン101は主として内筒部材10、外筒部材20、ボールベアリング30・30、シール部材40・40等を具備する。
塗布ガン101は外筒部材20から内筒部材10に溶融状態のポリウレタンを搬送し、内筒部材10の先端部(先端部11bに設けられた開口部15)から溶融状態のポリウレタンを吐出することにより溶融状態のポリウレタンを自動車のフロントガラスの周縁部に塗布するものである。
ここで、塗布ガン101が自動車のフロントガラスの周縁部に塗布する溶融状態のポリウレタンは、本発明に係る「流体」の実施の一形態である。
本出願における「流体」には、主として液体状のものが含まれる。すなわち、ある程度の流動性を有し、圧力を作用させることにより搬送することが可能(圧送可能)なものであれば良く、粘度が低いものや粘度が高いもの、あるいはペースト状のものも流体に含まれる。
本出願における流体には、水、油、有機溶剤の他、樹脂材料等が含まれる。
本出願における「樹脂材料」には、熱可塑性樹脂(温度が上昇すると軟化してある程度の流動性を有し、温度が下降すると固化する性質を有する樹脂)を昇温して溶融状態としたもの、および、熱硬化する前の熱硬化樹脂等が含まれる。
また、上記樹脂材料にガラス繊維や炭素繊維を添加したもの(例えばFRP)や、上記樹脂材料に種々のゴムを添加して熱可塑性エラストマーとしたもの、あるいは固化する前のゴム等も本出願における「樹脂材料」に含まれる。
本出願における「樹脂材料」のうち、熱可塑性樹脂の具体例としては、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、アクリル樹脂(PMMA)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、フッ素樹脂類(ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(PTP)、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体(ETFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、クロロトリフルオロエチレン−エチレン共重合体(ECTFE)、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)、ポリビニルオライド(PVF)等)、ポリアセタール(POM)、スチレン系樹脂類(アタクチックポリスチレン(APS)、アイソタクチックポリスチレン(IPS)、シンジオタクチックポリスチレン(SPS)、ABS樹脂(ABS)、AS樹脂等)、ポリカーボネイト(PC)、変性ポリフェニレンエーテル(m−PPE)、ポリアリレート(PAR)、ポリエーテルスルフォン(PES)、ポリサルフォン(PSF)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリアミド類(PA)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、塩化ビニール(PVC)、ポリウレタン(PUR)、ポリエーテルケトン(PEK)、ポリフェニレンオキサイド(PPO)、ポリメチルペンテン(PMP)等が挙げられる。
また、本出願における「樹脂材料」のうち、熱可塑性樹脂の具体例としてはポリイミド類(PI)が挙げられる。
さらに本実施例の「流体」には、上記樹脂材料が溶剤に溶解した状態のもの、上記樹脂材料が水に分散した状態のもの等(具体例は塗料)も含まれる。
塗布ガン101は図示せぬロボットの先端部に設けられ、当該ロボットは予め設定されたプログラムに従って塗布ガン101を操作し、溶融状態のポリウレタンを自動車のフロントガラスの周縁部に塗布する。
本実施例の場合、溶融状態のポリウレタンは自動車のフロントガラスの周縁部に種々の部材(ウェザーストリップ、その他取付のための金属部材等)を接着する、あるいは当該フロントガラスを自動車のボデーに接着するための接着剤として用いられる。
本出願における「ロボット」には、JIS B0134に定義される産業用ロボット(シーケンスロボット、プレイバックロボット、数値制御ロボット、知能ロボット等)が含まれる。
以下では、図1および図2を用いて内筒部材10について説明する。
内筒部材10は本発明に係る第一部材の実施の一形態であり、主として内筒本体11、切替弁16等を具備する。
内筒本体11は内筒部材10の主たる構造体を成すものであり、その形状は前後方向に延びた略円筒形状である。内筒本体11の前後略中央部には外周面11aが形成される。
内筒本体11の内部には導入経路12、充填室13および吐出経路14が形成される。導入経路12、充填室13および吐出経路14を合わせたものは、本発明に係る第一部材の流体搬送経路の実施の一形態であり、これらを通って溶融状態のポリウレタンが搬送(圧送)される。
導入経路12はその一端が外周面11aに開口し、内筒本体11の中心に向かって延びた経路である。導入経路12の他端は内筒本体11の内部の略中央部に形成された空間である充填室13に連通する。吐出経路14はその一端が充填室13に連通し、他端が内筒本体11の先端部11bに設けられた開口部15にて開口する経路である。
外筒部材20から搬送(圧送)されてきた溶融状態のポリウレタンは、導入経路12、充填室13、吐出経路14を経て開口部15から外部に吐出される。すなわち、先端部11bは、溶融状態のポリウレタンを塗布するためのノズルとして機能する。
切替弁16は本発明に係る切替弁の実施の一形態であり、胴体部16a、テーパー部16b、ピストン16cを具備する。
胴体部16aは切替弁16の主たる構造体を成す部分であり、胴体部16aの前半部は充填室13の内部に配置されるとともに、胴体部16aの後半部は充填室13と内筒本体11の内部後方に形成された空間であるピストン室17とを区画する隔壁部材18に気密的かつ液密的に摺接する。このとき、充填室13の内周面と胴体部16aの外周面とは所定の隙間が形成され、当該隙間には導入経路12から搬送(圧送)されてきた溶融状態のポリウレタンが充填される。
テーパー部16bは切替弁16の前端部を成す略円錐形状の部分であり、充填室13と吐出経路14とが連通する部分に設けられたシート面19に着座(当接)可能である。
ピストン16cは切替弁16の後端部を成す略円柱形状の部材であり、その外周面はピストン室17に気密的に摺接するピストン16cが設けられる。
ピストン室17に圧縮空気を供給することにより、切替弁16は前後方向(図1中の矢印Aの方向)に摺動し、(1)充填室13と吐出経路14とが連通する部分に設けられたシート面19からテーパー部16bが離間し、充填室13と吐出経路14が連通されて開口部15から溶融状態のポリウレタンを吐出可能な状態(開いた状態)と、(2)シート面19にテーパー部16bが着座(当接)し、充填室13と吐出経路14が遮断されて開口部15から溶融状態のポリウレタンを吐出不能な状態(閉じた状態)と、を切り替えることが可能である。
なお、本実施例の切替弁16は開閉の切り替えを行う弁であるが、開度を調整して溶融状態のポリウレタンの流量(吐出量)を調整することが可能な流量調整弁としても良い。
以下では、図1および図3を用いて外筒部材20について説明する。
外筒部材20は本発明に係る第二部材の実施の一形態であり、主として外筒本体21、押さえ部材22・22、キャップ23・23等を具備する。
外筒本体21は外筒部材20の主たる構造体を成すものであり、その形状は前後方向に貫通する貫通孔が形成された略円筒形状である。外筒本体21には前後方向(図1中の矢印Aの方向)に貫通する貫通孔が形成される。当該貫通孔の周面である内周面21aの中途部には段差面21b・21cが形成される。
段差面21cには断面視略三角形でその頂部(頂点)が段差面21b側を向くリング状の拡開部21eが一体的に突設される。
外筒本体21には連通溝24および導入経路25が形成される。連通溝24および導入経路25を合わせたものは、本発明に係る第二部材の流体搬送経路の実施の一形態であり、これらを通って溶融状態のポリウレタンが搬送(圧送)される。
連通溝24は外筒本体21の内周面21aの前後略中央部に形成されるリング状の溝である。
導入経路25はその一端が外筒本体21の外周面に形成された突起部21dの開口部25aにて開口し、他端が連通溝24に連通する経路である。
外筒本体21には連通経路26が形成される。連通経路26は本発明に係る連通経路の実施の一形態であり、連通溝24と拡開部21eの頂部とを連通する経路である。拡開部21eおよび連通経路26の機能の詳細については後述する。
押さえ部材22・22は中央に貫通孔が形成された略円盤形状の部材であり、外筒本体21の貫通孔に収容され、段差面21bに係合する。
キャップ23・23は中央に貫通孔が形成された略円盤形状の部材であり、外筒本体21の貫通孔の端部にボルト等で固定される。
以下では、図1を用いてボールベアリング30・30について説明する。
ボールベアリング30は本発明に係る軸受の実施の一形態であり、内筒部材10と外筒部材20との当接部、すなわち内筒部材10の外周面11aと外筒部材20の内周面21aとが対向する部分に配置され、内筒部材10を外筒部材20に回転可能に軸支するものである。
本実施例の場合、ボールベアリング30は内筒部材10の外周面11a、外筒部材20の内周面21a、押さえ部材22およびキャップ23で囲まれる位置に配置される。
なお、本実施例のボールベアリング30は球状の玉を用いた玉軸受であるが、本発明に係る軸受はこれに限定されず、円筒ころ軸受、円錐ころ軸受および針状ころ軸受も本発明に係る軸受に含まれる。
また、荷重を受ける方向で分類した場合においても、本実施例のボールベアリング30は軸受の回転軸に垂直な方向(ラジアル方向)の荷重を受けるラジアル軸受であるが、本発明に係る軸受はこれに限定されず、軸受の回転軸に平行な方向(スラスト方向)の荷重を受けるスラスト軸受や、ラジアル方向およびスラスト方向の両方の荷重を受ける軸受も、本発明に係る軸受に含まれる。
さらに、メタル軸受の如く、玉や円筒等の転動体を有さず、軸と軸受との隙間で滑ることにより回転可能に軸支する滑り軸受も本発明に係る軸受に含まれる。
以下では、図1および図4を用いてシール部材40・40について説明する。
シール部材40は本発明に係るシール部材の実施の一形態である。
図1に示す如く、シール部材40は、内筒部材10と外筒部材20との当接部(内筒部材10の外周面11aと外筒部材20の内周面21aとが対向する部分)において、内筒部材10に形成された流体搬送経路と外筒部材20に形成された流体搬送経路との連通部(連通溝24と導入経路12とが連通している部分)とボールベアリング30との間となる位置に配置される。
より具体的には、シール部材40は、内筒部材10の外周面11a、外筒部材20の内周面21a、外筒部材20の段差面21cおよび押さえ部材22で囲まれる位置に配置される。
図4に示す如く、シール部材40はリング状の部材であり、内筒部材10の外周面11aと外筒部材20の内周面21aとの間に嵌合される。シール部材40の内周面が内筒部材10の外周面11aに当接し、シール部材40の外周面が外筒部材20の内周面21aに当接する。また、シール部材40の二つの端面(前後方向に垂直な面)のうち、押さえ部材22に対向する端面は押さえ部材22に当接し、段差面21cに対向する端面にはリング状の収容溝41が形成される。
シール部材40を構成する材料は、弾性材料、すなわち弾性変形して塗布ガン101の当接部、すなわち内筒部材10の外周面11aと外筒部材20の内周面21aに当接し、当該当接部をシールして溶融状態のポリウレタンの漏洩を防止し得るものであれば良く、市販のOリングやパッキン等に用いられる樹脂材料(エラストマーやゴムを含む)であれば良い。
なお、本実施例の場合は流体として溶融状態のポリウレタンを取り扱うことから、シール部材40を構成する材料は耐熱性に優れた材料であることが好ましいため、シール部材40はフッ素樹脂にグラファイト、二硫化モリブデン、エンジニアリングプラスチック等の充填材を混入したものからなる。
また、図1に示す如く、シール部材40の収容溝41には拡開部21eが嵌合される。
拡開部21eはシール部材40を拡開するもの、すなわちシール部材40を内筒部材10および第二部材20の両方に当接する方向に弾性変形させるものであり、断面形状がテーパー面142a・142bを含む略三角形のリング状の突起である。
拡開部21eは、シール部材40と、内筒部材10に形成された流体搬送経路と外筒部材20に形成された流体搬送経路との連通部(連通溝24と導入経路12とが連通している部分)と、の間に配置され、テーパー面142a・142bが収容溝41に当接する。
内筒部材10の先端部11bと外周面11aとの間となる内筒部材10の外周部には雄ネジ11cが形成される。また、内筒部材10には先端部11bから中央に貫通孔が形成された略円盤形状の支持板45が貫装され、ロックナット46が雄ネジ11cに螺合することにより、内筒部材10が外筒部材20から抜けて脱落することを防止している。
以下では、図1を用いて塗布ガン101の内部の溶融状態のポリウレタンの搬送(圧送)経路について説明する。
突起部21dに接続されたホース(図示せず)から搬送(圧送)されてきた溶融状態のポリウレタンは開口部25aから外筒部材20の内部に導入され、導入経路25を経て連通溝24に到達する。
このとき、内筒部材10の導入経路12が外周面11aに開口している位置と、外筒部材20の連通溝24が内周面21aに開口している位置と、は前後方向(図1中の矢印Aの方向)において略同じである。従って、内筒部材10が外筒部材20に対して相対的に回転しても、連通溝24と導入経路12とは常に連通していることとなる。
よって、連通溝24に到達した溶融状態のポリウレタンは内筒部材10の内部に導入され、導入経路12、充填室13、吐出経路14を経て開口部15から外部に吐出される。
このように、塗布ガン101は、内筒部材10に形成された流体搬送経路の一端(導入経路12の一端)および外筒部材20に形成された流体搬送経路の一端(連通溝24の開口部)をそれぞれ当接部(内筒部材10の外周面11aと外筒部材20の内周面21aとが対向する部分)に配置して、内筒部材10に形成された流体搬送経路と外筒部材20に形成された流体搬送経路とを連通することにより、内筒部材10と外筒部材20との間で(より厳密には、外筒部材20から内筒部材10に)流体を搬送(圧送)することが可能である。
なお、本実施例では導入経路12を一箇所のみ設けたが、内筒部材10の外周面11aの周方向に並べて複数箇所設けても良い。
また、外筒部材20に形成された流体搬送経路を通って搬送(圧送)される溶融状態のポリウレタンの一部は、連通溝24、連通経路26を経て拡開部21eの頂部よりシール部材40の収容溝41に到達する。そして、当該溶融状態のポリウレタンの圧力がシール部材40に作用することにより、シール部材40は内筒部材10の外周面11a、外筒部材20の内周面21a、押さえ部材22にそれぞれ当接する方向に弾性変形する。
その結果、塗布ガン101の当接部(内筒部材10の外周面11aと外筒部材20の内周面21aとが対向する部分)はシール部材40により強固にシールされ、溶融状態のポリウレタンの漏洩を防止し、ひいてはボールベアリング30に溶融状態のポリウレタンが侵入して凝固することにより塗布ガン101が回転不能となる事態を防止することが可能である。
以下では、図5、図6および図7を用いて本発明に係るスイベルジョイントの第二実施例である塗布ガン201について説明する。
なお、塗布ガン201を構成する部材のうち、図1に示す塗布ガン101を構成する部材と略同一のものについては同じ符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
塗布ガン201が図1に示す塗布ガン101と異なる点は、塗布ガン101における拡開部21eに相当する機能を果たす拡開部材42が、外筒部材120と別体となっていることである。
拡開部材42はシール部材40を拡開するもの、すなわちシール部材40を内筒部材10および第二部材120の両方に当接する方向に弾性変形させるものであり、断面形状がテーパー面42a・42b、端面42cを含む略五角形のリング状の部材である。
拡開部材42はシール部材40と連通経路126との間に配置され、テーパー面42a・42bが収容溝41に当接し、端面42cが外筒部材120の段差面21cに対向する向きに配置される。
拡開部材42の端面42cにはリング状の溝43が形成される。また、溝43とテーパー面42a・42bのエッジ(境界)部分とを連通する連通孔44・44・・・が形成される。
外筒部材120に形成された流体搬送経路を通って搬送(圧送)される溶融状態のポリウレタンの一部は、連通溝24、連通経路126、拡開部材42の溝43、連通孔44を経てシール部材40の収容溝41に到達する。そして、当該溶融状態のポリウレタンの圧力がシール部材40に作用することにより、シール部材40は内筒部材10の外周面11a、外筒部材120の内周面21a、押さえ部材22にそれぞれ当接する方向に弾性変形する。
その結果、塗布ガン201の当接部(内筒部材10の外周面11aと外筒部材120の内周面21aとが対向する部分)はシール部材40により強固にシールされ、溶融状態のポリウレタンの漏洩を防止し、ひいてはボールベアリング30に溶融状態のポリウレタンが侵入して凝固することにより塗布ガン201が回転不能となる事態を防止することが可能である。
以下では、図8および図9を用いて本発明に係るスイベルジョイントの第三実施例である塗布ガン301について説明する。
なお、塗布ガン301を構成する部材のうち、図1に示す塗布ガン101を構成する部材および図5に示す塗布ガン201を構成する部材と略同一のものについては同じ符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
塗布ガン301は、拡開部材50が外筒部材120と別体である点は塗装ガン201と同じであるが、拡開部材50の詳細構成が塗装ガン201における拡開部材42と異なる。
拡開部材50はシール部材40を拡開するもの、すなわちシール部材40を内筒部材10および第二部材120の両方に当接する方向に弾性変形させるものであり、断面形状がテーパー面50a・50b、端面50c、内周面50dおよび外周面50eを含む略五角形のリング状の部材である。
拡開部材50はシール部材40と連通経路126との間に配置され、テーパー面50a・50bが収容溝41に当接するようにシール部材40に嵌合され、端面50cが外筒部材120の段差面21cに対向する向きに配置される。
拡開部材50の端面50cにはリング状の溝51が形成される。また、拡開部材50の端面50cには溝51と交差して拡開部材50の内周面50dから外周面50eまで延びた溝52・52・・・が形成される。
拡開部材50は、図1に示す塗装ガン101の拡開部21eや図5に示す塗装ガン201の拡開部材42と異なり、収容溝41に当接する面であるテーパー面50a・50bと端面50cとを連通する溝や貫通孔を有さない。
そのため、拡開部材50のテーパー面50a・50bがシール部材40の収容溝41に当接すると、収容溝41は外部から液密的に遮断(閉塞)される。
塗布ガン301の外筒部材120に形成された流体搬送経路を通って搬送(圧送)される溶融状態のポリウレタンの一部は、連通溝24、連通経路126、拡開部材50の溝51、溝52を経て拡開部材50の端面50c側に到達するが、収容溝41は組み立て時に既に拡開部材50により外部から液密的に遮断(閉塞)されており、溶融状態のポリウレタンは収容溝41の内部には到達しない。
そのため、当該溶融状態のポリウレタンの圧力が拡開部材50に作用して、拡開部材50を挟んで収容溝41に封入されている空気と溶融状態のポリウレタンとの間に圧力差が生じ、拡開部材50はシール部材40の収容溝41に没入する方向に移動する。そして、シール部材40のうちテーパー面50a・50bと当接する部分はテーパー面50a・50bに沿って更に弾性変形して内筒部材10の外周面11aおよび外筒部材120の内周面21aに強く当接する。
その結果、塗布ガン301の当接部(内筒部材10の外周面11aと外筒部材120の内周面21aとが対向する部分)は、シール部材40により強固にシールされ、溶融状態のポリウレタンの漏洩を防止し、ひいてはボールベアリング30に溶融状態のポリウレタンが侵入して凝固することにより塗布ガン301が回転不能となる事態を防止することが可能である。
以上の如く、塗布ガン201は、
溶融状態のポリウレタンを搬送するための流体搬送経路である導入経路12、充填室13および吐出経路14が形成された内筒部材10と、
溶融状態のポリウレタンを搬送するための流体搬送経路である連通溝24および導入経路25が形成された外筒部材120と、
内筒部材10と外筒部材120との当接部である内筒部材10の外周面11aと外筒部材120の内周面21aとが対向する部分に配置され、内筒部材10を外筒部材120に回転可能に軸支するボールベアリング30・30と、
を具備し、
内筒部材10に形成された流体搬送経路の一端(導入経路12の開口部)および外筒部材120に形成された流体搬送経路の一端(連通溝24の開口部)をそれぞれ内筒部材10の外周面11aおよび外筒部材120の内周面21aに配置してこれらの流体搬送経路を連通して内筒部材10と外筒部材120との間で溶融状態のポリウレタンを搬送するものであって、
弾性材料からなり、内筒部材10に形成された流体搬送経路と外筒部材120に形成された流体搬送経路との連通部と、ボールベアリング30・30と、の間に配置されるとともに収容溝41が形成されたシール部材40・40と、
シール部材40・40と前記連通部の間に配置され、収容溝41に嵌合してシール部材40・40を前記当接部にて内筒部材10および外筒部材120の両方に当接する方向に弾性変形させる拡開部材42と、
を具備するものである。
このように構成することにより、シール部材40・40を確実に当接部(内筒部材10の外周面11aと外筒部材120の内周面21aとが対向する部分)に当接することが可能であり、当接部から溶融状態のポリウレタンが漏洩するのを効果的に防止することが可能である。
また、塗布ガン101は、
拡開部21eを、塗布ガン101における拡開部材42の如く外筒部材120と別体とせず、外筒部材120と一体成型したものである。
このように構成することにより、部品点数および工数を削減することが可能である。
また、塗布ガン101は、外筒部材120の流体搬送経路と収容溝41とを連通するための連通経路126を形成したものである。
このように形成することにより、シール部材40・40は拡開部21e・21eにより予め機械的に弾性変形させられて当接部(内筒部材10の外周面11aと外筒部材120の内周面21aとが対向する部分)に当接するだけでなく、その後収容溝41に到達した溶融状態のポリウレタンの圧力をシール部材40・40に作用させて、シール部材40・40を当接部(内筒部材10の外周面11aと外筒部材120の内周面21aとが対向する部分)に当接する方向に弾性変形させることが可能であり、溶融状態のポリウレタンの搬送時の圧力を利用して当接部から溶融状態のポリウレタンが漏洩するのを更に効果的に防止することが可能である。
また、塗布ガン101のシール部材40・40は、
グラファイト、二硫化モリブデン、エンジニアリングプラスチックのうち少なくとも一つを充填材としてフッ素樹脂に混入したものである。
このように構成することにより、高温の流体である溶融状態のポリウレタンを搬送していても熱によるシール部材40・40の劣化を抑えることが可能であり、長期間にわたって当接部から溶融状態のポリウレタンが漏洩するのを防止することが可能である。
また、塗布ガン101は、
取り扱う流体を溶融状態の熱可塑性樹脂(溶融状態のポリウレタン)としたものである。
このように構成することにより、当接部から漏洩した溶融状態のポリウレタンがボールベアリング30に侵入して凝固し、内筒部材10が外筒部材120に対して回転不能となる事態を防止することが可能である。
また、塗布ガン101は、
内筒部材10の流体搬送経路の端部のうち、当接部(内筒部材10の外周面11aと外筒部材120の内周面21aとが対向する部分)に配置される端部と反対側の端部を開口部15にて開口し、内筒部材10の流体搬送経路を連通または遮断する切替弁16を設けて溶融状態のポリウレタンを自動車のフロントガラスの周縁部等に塗布する塗布ガンとしたものである。
このように構成することにより、塗装ガン101の姿勢が種々に変化する場合でも、内筒部材10に対して外筒部材120を任意の方向に回転させることが可能であり、外筒部材120に接続されて塗布ガン101に溶融状態のポリウレタンを供給する配管等の取り回しが容易である。
また、塗布ガン101は、
ロボットの先端部に設けられるものである。
このように構成することにより、ロボットの先端部に設けられた塗装ガン1の姿勢が種々に変化する場合でも、内筒部材10に対して外筒部材120を任意の方向に回転させることが可能であり、外筒部材120に接続されて塗布ガン101に溶融状態のポリウレタンを供給する配管等の取り回しが容易である。
本発明に係るスイベルジョイントの第一実施例の側面断面図。 本発明に係るスイベルジョイントの第一実施例の第一部材の側面断面図。 本発明に係るスイベルジョイントの第一実施例の第二部材の側面断面図。 本発明に係るスイベルジョイントの第一実施例のシール部材を示す図。 本発明に係るスイベルジョイントの第二実施例の側面断面図。 本発明に係るスイベルジョイントの第二実施例の第二部材の側面断面図。 本発明に係るスイベルジョイントの第二実施例の拡開部材を示す図。 本発明に係るスイベルジョイントの第三実施例の側面断面図。 本発明に係るスイベルジョイントの第三実施例の拡開部材を示す図。
符号の説明
1 塗布ガン(スイベルジョイント)
10 内筒部材(第一部材)
20 外筒部材(第二部材)
30 ボールベアリング(軸受)
40 シール部材
42 拡開部材

Claims (7)

  1. 流体を搬送するための流体搬送経路がそれぞれ形成された第一部材および第二部材と、
    前記第一部材と第二部材との当接部に配置され、前記第一部材および第二部材の一方を他方に回転可能に軸支する軸受と、
    を具備し、
    前記第一部材に形成された流体搬送経路の一端および第二部材に形成された流体搬送経路の一端を前記当接部に配置し、これらの流体搬送経路を連通して前記第一部材と第二部材との間で流体を搬送するスイベルジョイントにおいて、
    弾性材料からなり、前記第一部材に形成された流体搬送経路と前記第二部材に形成された流体搬送経路との連通部と、前記軸受と、の間に配置されるとともに収容溝が形成されたシール部材と、
    前記シール部材と前記連通部との間に配置され、前記収容溝に嵌合して前記シール部材を前記当接部にて前記第一部材および第二部材の両方に当接する方向に弾性変形させる拡開部材と、
    を具備することを特徴とするスイベルジョイント。
  2. 前記拡開部材を、前記第一部材または第二部材と一体成型したことを特徴とする請求項1に記載のスイベルジョイント。
  3. 前記第一部材または前記第二部材の流体搬送経路と前記収容溝とを連通するための連通経路を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスイベルジョイント。
  4. 前記弾性材料が、
    グラファイト、二硫化モリブデン、エンジニアリングプラスチックのうち少なくとも一つを充填材としてフッ素樹脂に混入したものであることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のスイベルジョイント。
  5. 前記流体を溶融状態の熱可塑性樹脂としたことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のスイベルジョイント。
  6. 前記第一部材または第二部材の流体搬送経路の端部のうち、前記当接部に配置される端部と反対側の端部を開口し、当該流体搬送経路を連通または遮断する切替弁を設けて流体を塗布する塗布ガンとしたことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のスイベルジョイント。
  7. ロボットの先端部に設けられることを特徴とする請求項6に記載のスイベルジョイント。
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