JP2002022076A - 多流路形ロータリジョイント - Google Patents

多流路形ロータリジョイント

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JP2002022076A JP2000200433A JP2000200433A JP2002022076A JP 2002022076 A JP2002022076 A JP 2002022076A JP 2000200433 A JP2000200433 A JP 2000200433A JP 2000200433 A JP2000200433 A JP 2000200433A JP 2002022076 A JP2002022076 A JP 2002022076A
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伸仁 平川
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    • F16L39/00Joints or fittings for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力の異なる複数流体を良好に流動させるこ
とができ多流路形ロータリジョイントを提供する。 【解決手段】 ジョイント本体1とこれに回転自在に連
結された回転体2との対向周面部間に、断面コ字状の弾
性シールリング3c,3d,4a,4bにより、低圧流
路空間5bと高圧流路空間6aとを区画形成する。真空
吸引路7bの一部をなす低圧流路空間5bをシールする
シールリング3c,3dは、内外周リップ部41,42
間の環状溝43が低圧流路空間5bに隣接する空間6
a,54に開口する対称形態に配置して、前記対向周面
部の一方に係合保持される。加圧流体供給路8aの一部
をなす高圧流路空間6aをシールするシールリング4
a,4bは、環状溝43が当該高圧流路空間6aに開口
する対称形態に配置して、前記対向周面部の一方に係合
保持される。シールリング3d,4aは兼用されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置の
ウエハ搬送手段等として使用される産業ロボットのアー
ム関節部等に装着されるロータリジョイントであって、
アーム関節部等を構成する2つの相対回転部材間におい
て圧力の異なる複数流体(例えば正圧流体と負圧流体)
を各別のルートで流動させるための多流路形ロータリジ
ョイントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置のウエハ搬送手段等とし
て使用される産業用ロボットにあっては、アーム関節部
を構成する2つの相対回転部材(作業側アーム部材及び
これを回転自在に支持する動力源側アーム部材)間にお
いて圧力の異なる複数流体を各別のルートで流動させる
ためのロータリジョイントが必要となる。すなわち、作
業側アーム部材には、ワーク(シリコンウエハ等)保持
用の真空吸着機器や作業部位置制御用の流体機器等に接
続された複数の回転側流体通路が設けられると共に、動
力源側アーム部材には、これらの操作,制御機器を作動
させるための真空ポンプやコンプレッサ等の動力発生機
器に接続された複数の固定側流体通路が設けられるが、
これらの回転側流体通路と固定側流体通路とを各別に相
対回転自在に連結しておくための複数の流体路を有する
ロータリジョイントが必要となる。
【0003】而して、かかるロータリジョイントとして
は、ジョイント本体とその内周部に相対回転自在に支持
された回転体との対向周面部間に、両体に形成された流
路の相対回転部分をメカニカルシール又は弾性シールリ
ングでシールするようにしたものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、メカニカルシ
ールは、ジョイント本体に設けた密封環と回転体に設け
た密封環とをスプリングにより押圧接触させて、両密封
環の相対回転摺接作用によりシールを行うものであり、
構造上、大きな設置スペースが必要となるものである。
したがって、メカニカルシールを使用したロータリジョ
イントでは、両体間に形成すべき流路が多くなると、メ
カニカルシールの設置スペースを確保するために、ロー
タリジョイントが必要以上に大型化し、ロボットの小型
化を阻害する。また、メカニカルシールは密封環相互が
強力に押圧接触させたものであるから、流路つまりメカ
ニカルシールの設置数が多くなると、両体の回転抵抗力
が大きくなり、ロボットアームの運動に対する負荷や抵
抗が大きくなり、ロボット性能に悪影響を及ぼす虞れが
ある。
【0005】これに対して、シール手段としてOリング
等の弾性シールリングを使用したロータリジョイントで
は、上記した問題は生じない。しかし、両体の対向周面
部へのシールリングの弾性接触力によってシール力を確
保するものであるため、高圧流体や負圧流体に対して安
定したシール機能を発揮することができず、流体圧力の
変動にも適正に対応することができない。
【0006】本発明は、このような問題を生じることな
く、圧力の異なる複数流体を良好に流動させることがで
き、産業用ロボットのアーム関節部等における流路接続
手段として好適に使用することができる実用的な多流路
形ロータリジョイントを提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の多流路形ロータリジョイントは、ジョイント本体
に回転体を相対回転自在に連結し、両体の対向周面部間
に複数の弾性シールリングを軸線方向に並列配置して、
当該対向周面部間に、対向する2つの弾性シールリング
によりシールされた低圧流路空間及び高圧流路空間を形
成し、各弾性シールリングは、環状の本体部と本体部か
ら軸線方向に突出して前記対向周面部に弾性的に押圧接
触する筒状の内外周リップ部とを具備するものであり、
低圧流路空間をシールする2つの弾性シールリングは、
内外周リップ部間の環状溝が当該低圧流路空間に隣接す
る空間に開口する対称形態に配置して、前記対向周面部
の一方に係合保持されており、高圧流路空間をシールす
る2つの弾性シールリングは、内外周リップ部間の環状
溝が当該高圧流路空間に開口する対称形態に配置して、
前記対向周面部の一方に係合保持されており、両体を貫
通する低圧流路及び高圧流路を設けて、低圧流路空間を
通過する低圧流路には当該低圧流路空間に隣接する空間
より低圧の流体を流動させると共に、高圧流路空間を通
過する高圧流路には当該高圧流路空間に隣接する空間よ
り高圧の流体を流動させるように構成してあることを特
徴とするものである。かかるロータリジョイントにあっ
ては、例えば、低圧流路は負圧流体が流動する真空吸引
路として使用され、高圧流路は正圧流体が流動する加圧
流体供給路として使用される。また、少なくとも一つの
低圧流路空間は高圧流路空間に隣接して設けることがで
き、かかる場合、当該低圧流路空間をシールする弾性シ
ールリングを当該高圧流路空間をシールする弾性シール
リングとして兼用することができる。また、両体には、
回転体の軸線上を通過して両体を貫通する電気配線通過
孔を設けておくことができ、この電気配線通過孔には電
気配線を接続せるロータリコネクタを配置しておくこと
が好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図7に基づいて具体的に説明する。なお、以下の説明
において、左右とは図1における左右を意味するものと
する。
【0009】図1〜図6は本発明の実施の形態を示して
おり、この実施の形態における本発明に係る多流路形ロ
ータリジョイントは、例えば産業ロボット(ウエハ搬送
用ロボット等)のアーム関節部を構成する動力源側アー
ム部材と作業側アーム部材との間に装着されるものであ
り、図1に示す如く、ジョイント本体1に回転体2を相
対回転自在に連結し、両体1,2の対向周面部間の環状
空間を複数の弾性シールリング3…,4…により区画シ
ールして、複数の低圧流路空間5…及び高圧流路空間6
…を形成し、両体1,2に、各流路空間5,6を通過す
る複数の低圧流路7…及び高圧流路8…並びに電気配線
通過孔9を貫通形成してなる。
【0010】ジョイント本体1は、図1に示す如く、動
力源側アーム部材に取り付けられるものであり、軸線方
向(左右方向)に7つの部分11,12,13,14,
15,16,17に分割してなる円筒状構造体をなす。
以下、これらの分割部分を、左側のものから順に「第1
ジョイント本体部分11」「第2ジョイント本体部分1
2」「第3ジョイント本体部分13」「第4ジョイント本体
部分14」「第5ジョイント本体部分15」「第6ジョイン
ト本体部分16」「第7ジョイント本体部分17」とい
う。而して、これらのジョイント本体部分11〜17
は、図1に示す如く、第1及び第2ジョイント本体部分
11,12を貫通して第3ジョイント本体部分13に螺
着させた第1ボルト18と、第3及び第4ジョイント本
体部分13,14を貫通して第5ジョイント本体部分1
5に螺着させた第2ボルト19と、第5及び第6ジョイ
ント本体部分15,16を貫通して第7ジョイント本体
部分17に螺着させた第3ボルト20とによって、同心
状に連結一体化される。また、第1ジョイント本体部分
11は有底円筒形状をなしており、他のジョイント本体
部分12〜17は、第1ジョイント本体部分11と外径
を同一とする円筒形状をなしている。
【0011】回転体2は、図1に示す如く、ジョイント
本体1の内周部にベアリング21,22を介して相対回
転自在且つ同心状に支持させた円柱状構造体である。ベ
アリング21,22は、ジョイント本体1の第2及び第
7ジョイント本体部分12,17の内周部と回転体2の
両端外周部との間に装填されている。回転体2は、第7
ジョイント本体部分17から右方向に突出する取付フラ
ンジ23により、作業側アーム部材にその回転軸線と同
心状態で取り付けられる。
【0012】弾性シールリング3…,4…は、図1に示
す如く、両体1,2の対向周面部とベアリング21,2
2とで囲繞された環状空間に左右方向に並列状に配置さ
れている。この例では、当該環状空間の左側領域に並列
配置された4つの弾性シールリング3…により2つの低
圧流路空間5,5が形成されており、当該環状空間の右
側領域に並列配置された6つの弾性シールリング4…に
より3つの高圧流路空間6…が形成されている。以下の
説明においては、低圧流路空間5,5を形成する弾性シ
ールリング3…について、左側のものから順に「第1低
圧用シールリング3a」「第2低圧用シールリング3
b」「第3低圧用シールリング3c」「第4低圧用シー
ルリング3d」といい、第1及び第2低圧用シールリン
グ3a,3bでシールされる低圧流路空間5又は第3及
び第4低圧用シールリング3c,3dでシールされる低
圧流路空間5を「第1低圧流路空間5a」又は「第2低
圧流路空間5b」という。また、高圧流路空間6…を形
成する弾性シールリング4…について、左側のものから
順に「第1高圧用シールリング4a」「第2高圧用シー
ルリング4b」「第3高圧用シールリング4c」「第4
高圧用シールリング4d」「第5高圧用シールリング4
e」「第6高圧用シールリング4f」といい、高圧流路
空間6…について、第1及び第2高圧用シールリング4
a,4bでシールされるもの、第3及び第4高圧用シー
ルリング4c,4dでシールされるもの又は第5及び第
6高圧用シールリング4e,4fでシールされるもの
を、「第1高圧流路空間6a」「第2高圧流路空間6
b」又は「第3高圧流路空間6c」という。
【0013】弾性シールリング3…,4…は、図1〜図
5に示す如く、夫々、ジョイント本体1の内周部に形成
された環状凹部24,26,27,29,30,32,
33,35,36に係合保持されている。すなわち、第
1低圧用シールリング3aは、図2に示す如く、第2ジ
ョイント本体部分12と第3ジョイント本体部分13と
の間に形成した環状凹部24に係合保持されている。第
2低圧用シールリング3bは、図2に示す如く、第3ジ
ョイント本体部分13と第3及び第4ジョイント本体部
分13,14間に装填せる第1環状部材25との間に形
成した環状凹部24に係合保持されている。第3低圧用
シールリング3cは、図3及び図5に示す如く、第1環
状部材25と第4ジョイント本体部分14との間に形成
した環状凹部27に係合保持されている。第4低圧用シ
ールリング3d及び第1高圧用シールリング4a(両シ
ールリング3d,4aは後述する如く兼用されている)
は、図3及び図5に示す如く、第4ジョイント本体部分
14と第4及び第5ジョイント本体部分14,15間に
装填せる第2環状部材28との間に形成した環状凹部2
9に係合保持されている。第2高圧用シールリング4b
は、図3及び図5に示す如く、第2環状部材28と第5
ジョイント本体部分15との間に形成した環状凹部30
に係合保持されている。第3高圧用シールリング4c
は、図4に示す如く、第5ジョイント本体部分15と第
5及び第6ジョイント本体部分15,16間に装填せる
第3環状部材31との間に形成した環状凹部32に係合
保持されている。第4高圧用シールリング4dは、図4
に示す如く、第3環状部材31と第6ジョイント本体部
分16との間に形成した環状凹部33に係合保持されて
いる。第5高圧用シールリング4eは、図4に示す如
く、第6ジョイント本体部分16と第6及び第7ジョイ
ント本体部分16,17間に装填せる第4環状部材34
との間に形成した環状凹部35に係合保持されている。
第6高圧用シールリング4fは、図4に示す如く、第4
環状部材34と第7ジョイント本体部分17との間に形
成した環状凹部36に係合保持されている。
【0014】弾性シールリング3…,4…は同一構成を
なす共通部材であり、図6に示す如く、環状の本体部4
0と、本体部40から軸線方向に突出する筒状の内外周
リップ部41,42と、内外周リップ部41,42間の
環状溝43に充填されたバネ部材44とからなる断面略
コ字状の環状体をなすものである。本体部40及び内外
周リップ部41,42からなる断面略コ字状の環状体は
プラスチック,ゴム等の弾性材で一体成形されるが、そ
の構成材たる弾性材の選定はシール条件に応じて行われ
る。例えば、当該弾性シールリング4によってシールす
べき流体が高温である場合には耐熱性の弾性材を使用
し、当該流体が腐食性を有するものである場合には耐食
性の弾性材を使用するが、一般には、自己潤滑性,低摩
擦性(摩擦係数0.2〜0.3程度)を有するポリテト
ラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素樹脂やこれ
にガラス繊維,炭素繊維,二硫化モリブデン等の充填材
を一種以上配合してなる弾性複合材等を使用することが
好ましい。例えば、ポリテトラフルオロエチレンにガラ
ス繊維及び二硫化モリブデン又はポリイミド樹脂を配合
した、低摩擦性,耐摩耗性等に優れる弾性複合材を使用
している。各弾性シールリング3,4は、外周リップ部
42の外周先端部に突設した環状シール部45をジョイ
ント本体1の内周面部である環状凹部24,26,2
7,29,30,32,33,35,36の底面部47
に弾性接触させると共に内周リップ部41の内周先端部
に突設した環状シール部46を回転体2の外周面部にお
ける当該底面部47に対向する部分48に弾性接触させ
た状態で、環状凹部24,26,27,29,30,3
2,33,35,36に係合保持されている。バネ部材
44は、コ字状に折曲した板バネを環状にして弾性シー
ルリング3,4の環状溝43に装填させたものであり、
内外周リップ部41,42をその径方向間隔が広がる方
向に附勢する。すなわち、バネ部材44により、環状シ
ール部45,46のシール面(環状凹部24,26,2
7,29,30,32,33,35,36の底面部47
及びこれに対向する回転体2の外周面部分48)への接
触面圧を高めるようになっている。
【0015】各高圧流路空間6をシールする2つの高圧
用シールリング4,4は、それらの環状溝43,43を
当該高圧流路空間6に開口させた対称形態で配置されて
いる。すなわち、第1及び第2高圧用シールリング4
a,4bは、図3及び図5に示す如く、環状溝43,4
3の開口面が第1高圧流路空間6aを挟んで対向する状
態で配置されていて、第1高圧流路空間6aとその両側
に隣接する空間(第2低圧流路空間5b並びに第2及び
第3高圧用シールリング4b,4c間の空間50)とを
区画シールする。同様に、図4に示す如く、第3及び第
4高圧用シールリング4c,4dは、それらの環状溝4
3,43の開口面が第2高圧流路空間6bを挟んで対向
する状態で配置されていて、第2高圧流路空間6bとそ
の両側に隣接する空間(前記空間50並びに第4及び第
5高圧用シールリング4d,4e間の空間51)とを区
画シールし、また第5及び第6高圧用シールリング4
e,4fは、それらの環状溝43,43の開口面が第3
高圧流路空間6cを挟んで対向する状態で配置されてい
て、第3高圧流路空間6cとその両側に隣接する空間
(前記空間51及びベアリング22が配置された空間5
2)とを区画シールする。一方、各低圧流路空間5をシ
ールする2つの低圧用シールリング3,3は、それらの
環状溝43,43を夫々当該低圧流路空間5の両側に隣
接する空間に開口させた対称形態で配置されており、配
置形態が高圧用シールリング4,4とは逆となってい
る。すなわち、第1及び第2低圧用シールリング3a,
3bは、図2に示す如く、それらの環状溝43,43の
開口面を夫々第1低圧流路空間5aの両側に隣接する空
間(ベアリング21が配置された空間53並びに第2及
び第3低圧用シールリング3b,3c間の空間であって
第1環状部材25が装填された空間54)に向けた状態
で配置されていて、第1低圧流路空間5aとこれに隣接
する空間53,54とを区画シールする。また、第3及
び第4低圧用シールリング3b,3cは、図3及び図5
に示す如く、それらの環状溝43,43の開口面を夫々
第2低圧流路空間5bの両側に隣接する空間(前記空間
54及び第1高圧流路空間6a)に向けた状態で配置さ
れていて、第2低圧流路空間5bとこれに隣接する空間
6a,54とを区画シールする。そして、第2低圧流路
空間5bと第1高圧流路空間6aとが隣接しており、両
流路空間5b,6a間を区画シールする第4低圧用シー
ルリング3dと第1高圧用シールリング4aとはその環
状溝43の開口面が向く方向が同一となる形態で配置さ
れていて、配置形態が同一となることから、両弾性シー
ルリング3d,4aは兼用されている。なお、各流路空
間5,6に隣接する空間(相互に隣接空間となる第2低
圧流路空間5b及び第1高圧流路空間6aを除く)5
0,51,52,53,54は大気圧空間である。
【0016】各流路7,8は、図1〜図5に示す如く、
ジョイント本体1をその外周面部から流路空間5,6へ
と貫通する固定側通路55,56,57,58,59と
回転体2を流路空間5,6から取付フランジ23の端面
部へと貫通する回転側通路60,61,62,63,6
4とを流路空間5,6により相対回転自在に連通接続し
てなる一連のものである。なお、固定側通路55,5
6,57,58,59は、夫々、第3ジョイント本体部
分13、第4ジョイント本体部分14、第5ジョイント
本体部分15及び第2環状部材28、第6ジョイント本
体部分16及び第3環状部材31、第7ジョイント本体
部分17及び第4環状部材34を貫通している。以下、
第1又は第2低圧流路空間5a,5bを通過する低圧流
路7を、夫々「第1低圧流路7a」「第2低圧流路7
b」といい、第1、第2又は第3高圧流路空間6a,6
b,6cを通過する高圧流路8を、夫々「第1高圧流路
8a」「第2高圧流路8b」「第3高圧流路8c」とい
う。
【0017】而して、この例では、各低圧流路7を真空
吸引路として使用し、各高圧流路8を圧縮空気等の加圧
流体供給路として使用している。すなわち、当該ロータ
リジョイントをアーム関節部に装着した場合に、各低圧
流路7において、各固定側通路55,56は真空ポンプ
に接続され、各回転側通路60,61はワーク保持用の
真空吸着機器に接続される。また、各高圧流路8におい
て、各固定側通路57,58,59はコンプレッサ等の
加圧流体供給機器に接続され、各回転側通路62,6
3,64はアーム位置操作,制御用のシリンダ等の流体
機器に接続される。
【0018】電気配線通過孔9は、図1に示す如く、回
転体2の軸線上を通過して両体1,2を貫通しており、
アーム運動等を操作,制御するための電気,電子機器に
通電し或いは電気信号を送るための電気配線を挿通させ
る。電気配線通過孔9の相対回転部分にはロータリコネ
クタ70が配置されていて、両体1,2の相対回転によ
る電線ないしケーブルの絡みつきや捩れを確実に防止す
る。すなわち、ロータリコネクタ70は、図1に示す如
く、ケーシング71とこれに固定された第1コネクタ7
2とで構成される回転側コネクタ部分及びケーシング7
1に回転自在に取付けられた第2コネクタ73で構成さ
れる固定側コネクタ部分からなる周知のものであり、第
1コネクタ72に接続した電線ないしケーブル74と第
2コネクタ73に接続した電線ないしケーブル75と
を、両体1,2の相対回転に拘わらず、良好に接続す
る。
【0019】以上のように構成された多流路形ロータリ
ジョイントによれば、冒頭で述べた如き問題を生じるこ
となく、各低圧流路7による真空吸引作用及び各高圧流
路8による高圧流体の供給を良好に行うことができる。
【0020】すなわち、各高圧流路8の相対回転部分で
ある高圧流路空間6は、これに隣接する空間つまり大気
圧空間50,51,52又は負圧空間たる第2低圧流路
空間5bより高圧(正圧)となるが、高圧流路空間6を
シールする各高圧用シールリング4が、その内外周リッ
プ部41,42間の環状溝43が高圧流路空間6に開口
する状態で配置されているから、高圧流路8を流動する
流体が高圧である場合や圧力変動するときにも、常に、
高圧用シールリング4によるシール機能が適正に発揮さ
れる。
【0021】例えば、第1高圧流路空間6aにおいて
は、第1高圧流路8aに加圧流体が供給されると、図5
に示す如く、その流体が第1高圧流路空間6に開口する
第1及び第2高圧用シールリング4a,4bの環状溝4
3,43に流入して、その圧力により、軸線方向におい
ては、両シールリング4a,4bが相互に離間する方向
に押圧されて本体部40,40が環状凹部29,30の
側面部に押し付けられ、径方向においては、各シールリ
ング4a,4bの内外周リップ部41,42がその径方
向間隔が広がる方向に押圧変形される。すなわち、環状
溝43に流入した流体の圧力により、各シールリング4
a,4bのシール部45,46のシール面47,48へ
の接触面圧が上昇して、第1及び第2高圧用シールリン
グ4a,4bによるシール機能が十分に発揮される。か
かる接触面圧の上昇程度は、第1高圧流路空間6aに供
給される流体の圧力に比例する。したがって、上記接触
面圧つまりシール力が第1高圧流路8aに供給される流
体の圧力に応じて比例的に変化することになり、当該流
体が高圧である場合や圧力変動した場合にも、第1及び
第2高圧用シールリング4a,4bによるシール機能が
適正且つ良好に発揮されることになり、第1高圧流路8
aによる加圧流体の供給が漏れを生じることなく良好に
行われる。このような高圧用シールリング4によるセル
フシール作用は、第2高圧流路空間6bをシールする第
3及び第4高圧用シールリング4c,4d並びに第3高
圧流路空間6cをシールする第5及び第6高圧用シール
リング4e,4fについても全く同様に行われ、第2及
び第3高圧流路8b,8cによる加圧流体の供給も漏れ
を生じることなく良好に行われる。
【0022】また、各低圧流路7の相対回転部分である
低圧流路空間5は、これに隣接する空間つまり大気圧空
間53,54又は正圧空間たる第1高圧流路空間6aよ
り低圧(負圧)となるが、低圧流路空間5をシールする
各低圧用シールリング3が、その内外周リップ部41,
42間の環状溝43が大気圧以上の空間6a,53,5
4に開口する状態で配置されているから、低圧流路7に
おける負圧度(真空吸引度)やその変動に拘わらず、常
に、低圧用シールリング3によるシール機能が適正に発
揮される。
【0023】例えば、第2低圧流路空間5bにおいて
は、第2低圧流路7bが真空吸引路として使用される
と、図5に示す如く、軸線方向においては、第3及び第
4低圧用シールリング3c,3dが相互に接近する方向
に引き寄せられて本体部40,40が環状凹部27,2
9の側面部に押し付けられ、径方向においては、各シー
ルリング3c,3dの内外周リップ部41,42がその
径方向間隔が広がる方向に吸引変形され、シール部4
5,46のシール面47,48への接触面圧が上昇し
て、第3及び第4低圧用シールリング3c,3dによる
シール機能が十分に発揮される。かかる接触面圧の上昇
程度は、第2低圧流路空間5bにおける負圧度に比例す
る。したがって、上記接触面圧つまりシール力が第2低
圧流路空間5bを介して行われる真空吸引力に応じて比
例的に変化することになり、当該真空吸引力が高い場合
や変動した場合にも、第3及び第4低圧用シールリング
3c,3dによるシール機能が適正且つ良好に発揮され
ることになり、第2低圧流路7bによる真空吸引作用が
良好に行われる。このような低圧用シールリング3によ
るセルフシール作用は、第1低圧流路空間5aをシール
する第1及び第2低圧用シールリング3a,3bについ
ても全く同様に行われ、第1低圧流路7aによる真空吸
引作用が良好に行われる。
【0024】このように、上記した多流路形ロータリジ
ョイントによれば、アーム関節部を構成する動力源側ア
ーム部材と作業側アーム部材との間における複数の正圧
流体ルート及び負圧流体ルートの接続を良好に行うこと
ができる。しかも、各流路7,8のシール手段として弾
性シールリング3,4を使用したことから、メカニカル
シールを使用した場合と異なって、ロータリジョイント
を必要以上に大型化させることなく多数の流路7,8を
確保することができ、両アーム部材間の回転抵抗,負荷
も軽減することができる。また、低圧用シールリング3
と高圧用シールリング4とを同一構成をなす共通部材と
できようにしたこと、及びシール機能の異なる低圧用シ
ールリング3及び高圧用シールリング4(上記した例で
は第4低圧用シールリング3d及び第1高圧用シールリ
ング4a)を兼用できるようにしたことから、ロータリ
ジョイントの更なる小型化,簡素化を図ることができ
る。さらに、電気配線通過孔9及びロータリコネクタ7
0を設けることにより、両アーム部材間における電気的
接続も良好に行うことができる。
【0025】したがって、上記した多流路形ロータリジ
ョイントを使用することによって、半導体製造装置のウ
エハ搬送手段等として使用される産業用ロボットの性
能,能力を大幅に向上させることが可能となる。
【0026】また、ジョイント本体1を複数部分11,
12,13,14,15,16,17,25,28,3
1,34に分解,組立可能な構造としたから、ベアリン
グ21,22や弾性シールリング3…,4…の組み込
み,交換を容易に行うことができ、当該ロータリジョイ
ントの組立,保守点検作業を効率よく容易に行うことが
できる。さらに、第5及び第6ジョイント本体部分1
5,16並びに第2〜第4環状部材28,31,34が
同一構成の共通部材とされているため、ロータリジョイ
ントの製作経済上有利である。しかも、低圧用シールリ
ング3と高圧用シールリング4とが配置形態のみを異に
する共通部材であることから、第5ジョイント本体部分
15及び第3環状部材31(又は第6ジョイント本体部
分16及び第4環状部材34)の組み合わせからなるジ
ョイント本体構成部材は、高圧流路8のみならず低圧流
路7の構成部材としても使用することができ、当該ジョ
イント本体構成部材の設置数を増減することにより低圧
流路7又は高圧流路8を自由に増減させることができ
る。また、弾性シールリング3,4の配置形態を変更す
る(軸線方向における向きを逆にする)ことによって、
低圧流路7を高圧流路8に又は高圧流路8を低圧流路7
に容易に変更することができ、このようにすることによ
り、一つのロータリジョイントを多目的な用途に供しう
る汎用機器として使用することができる。
【0027】なお、本発明は上記した実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の基本原理を逸脱しない範
囲において、適宜に改良,変更することができる。
【0028】すなわち、低圧流路空間5及び高圧流路空
間6の数,配置は任意であり、例えば、複数の低圧流路
空間5…及び複数の高圧流路空間6…を設ける場合にあ
って、各低圧流路空間5と各高圧流路空間6とが相互に
隣接空間となるように交互に配置することができる。こ
のような配置形態とすれば、弾性シールリング群のうち
両端に位置するものを除いて、すべての弾性シールリン
グを低圧用シールリング及び高圧用シールリングとして
兼用することができ、弾性シールリングの数を半減する
ことができる。また、上記した例では、低圧流路7を真
空吸引路として使用したが、低圧流路7は、その相対回
転部分である低圧流路空間5の圧力が隣接空間より低圧
となることを条件として、正圧流体の供給路としても使
用することができる。例えば、隣接空間(高圧流路空間
6を含む)の圧力P(圧力変動がある場合には最低圧
力)が正圧である場合において、低圧流路7を正圧Q
(<P)の流体供給路として使用するときにも、低圧流
路空間5は低圧用シールリング3により上記した場合と
同様のシール機能を発揮する。
【0029】また、弾性シールリング3,4の形状,構
成は、シール条件等に応じて適宜に変更,改良すること
ができ、例えば、図7に示す如く、内外周リップ部4
1,42を湾曲状とすると共に、環状溝43に装填させ
るバネ部材44としてコイルスプリングを使用した構成
となすことができる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の多流路形ロータリジョイントは、冒頭で述べた弾性
シールリングを使用したものにおける利点(小型化等)
をそのまま確保しつつ、その欠点(シール性能が低い
等)を排除したものであり、正負圧流体のように圧力が
異なる複数流体を混在させることなく各別のルートによ
り相対回転部材間において良好に流動,制御させること
ができ、ウエハ搬送用ロボット等に好適に使用すること
ができるものであり、その実用的価値極めて大なるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多流路形ロータリジョイントの一
例を示す縦断側面図である。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】図1の他の要部の拡大図である。
【図4】図1の更に他の要部の拡大図である。
【図5】図3の要部を更に拡大して示す詳細図である。
【図6】弾性シールリングを取り出して示す要部の縦断
側面図である。
【図7】弾性シールリングの変形例を示す図6相当の縦
断側面図である。
【符号の説明】
1…ジョイント本体、2…回転体、3,3a,3b,3
c,3d…低圧用シールリング(低圧流路空間をシール
する弾性シールリング)、4,4a,4b,4c,4
d,4e,4f…高圧用シールリング(高圧流路空間を
シールする弾性シールリング)、5,5a,5b…低圧
流路空間、6,6a,6b,6c…高圧流路空間、7,
7a,7b…低圧流路(真空吸引路)、8,8a,8
b,8c…高圧流路(加圧流体供給路)、9…電気配線
通過孔、21,22…ベアリング、24,26,27,
29,30,32,33,35,36 環状凹部、40
…本体部、41…内周リップ部、42…外周リップ部、
43…環状溝、44…バネ部材、47,48…シール面
(ジョイント本体と回転体との対向周面部)、50,5
1,52…高圧流路空間に隣接する空間、53,54…
低圧流路空間に隣接する空間、70…ロータリコネク
タ、74,75…電線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 功雄 兵庫県三田市下内神字打場541番地の1 日本ピラー工業株式会社三田工場内 (72)発明者 加門 祐介 兵庫県三田市下内神字打場541番地の1 日本ピラー工業株式会社三田工場内 Fターム(参考) 3H104 JA04 JB02 JC06 JC07 JD09 LF11 LG02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジョイント本体に回転体を相対回転自
    在に連結し、 両体の対向周面部間に複数の弾性シールリングを軸線方
    向に並列配置して、当該対向周面部間に、対向する2つ
    の弾性シールリングによりシールされた低圧流路空間及
    び高圧流路空間を形成し、 各弾性シールリングは、環状の本体部と本体部から軸線
    方向に突出して前記対向周面部に弾性的に押圧接触する
    筒状の内外周リップ部とを具備するものであり、 低圧流路空間をシールする2つの弾性シールリングは、
    内外周リップ部間の環状溝が当該低圧流路空間に隣接す
    る空間に開口する対称形態に配置して、前記対向周面部
    の一方に係合保持されており 高圧流路空間をシールする2つの弾性シールリングは、
    内外周リップ部間の環状溝が当該高圧流路空間に開口す
    る対称形態に配置して、前記対向周面部の一方に係合保
    持されており、 両体を貫通する低圧流路及び高圧流路を設けて、低圧流
    路空間を通過する低圧流路には当該低圧流路空間に隣接
    する空間より低圧の流体を流動させると共に、高圧流路
    空間を通過する高圧流路には当該高圧流路空間に隣接す
    る空間より高圧の流体を流動させるように構成してある
    ことを特徴とする多流路形ロータリジョイント。
  2. 【請求項2】 低圧流路が真空吸引路であり、高圧流路
    が加圧流体供給路であることを特徴とする、請求項1に
    記載する多流路形ロータリジョイント。
  3. 【請求項3】 少なくとも一つの低圧流路空間が高圧流
    路空間に隣接して設けられており、当該低圧流路空間を
    シールする弾性シールリングが当該高圧流路空間をシー
    ルする弾性シールリングとして兼用されていることを特
    徴とする、請求項1又は請求項2に記載する多流路形ロ
    ータリジョイント。
  4. 【請求項4】 回転体の軸線上を通過して両体を貫通す
    る電気配線通過孔が設けられていることを特徴とする、
    請求項1、請求項2又は請求項3に記載する多流路形ロ
    ータリジョイント。
  5. 【請求項5】 電気配線通過孔には、電気配線を接続せ
    るロータリコネクタが配置されていることを特徴とす
    る、請求項4に記載する多流路形ロータリジョイント。
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