JP2007083905A - タイヤ内情報検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
車両の各タイヤに取付けられた発信機から送信された各タイヤ内の情報が、中継基地を経由しなくても確実に受信機に送信されるようにすることである。
【解決手段】
車両1の各タイヤT1 〜T4 に対応する検出センサS1 〜S4 とバルブV1 〜V4 とから各発信機B1 〜B4 を構成し、各タイヤT1 〜T4 におけるディスクホイール2のリム部2aに、アルミ材より成る各バルブV1 〜V4 を、前記リム部2aよりも外部に突出される形態で取付け、各検出センサS1 〜S4 の基板7の電線取付部24から延設された電線25の先端部25aを各バルブV1 〜V4 と当接させて両者を電気的に接続し、前記各バルブV1 〜V4 を微弱電波Wの送信アンテナとして作用させる。
【選択図】 図6
車両の各タイヤに取付けられた発信機から送信された各タイヤ内の情報が、中継基地を経由しなくても確実に受信機に送信されるようにすることである。
【解決手段】
車両1の各タイヤT1 〜T4 に対応する検出センサS1 〜S4 とバルブV1 〜V4 とから各発信機B1 〜B4 を構成し、各タイヤT1 〜T4 におけるディスクホイール2のリム部2aに、アルミ材より成る各バルブV1 〜V4 を、前記リム部2aよりも外部に突出される形態で取付け、各検出センサS1 〜S4 の基板7の電線取付部24から延設された電線25の先端部25aを各バルブV1 〜V4 と当接させて両者を電気的に接続し、前記各バルブV1 〜V4 を微弱電波Wの送信アンテナとして作用させる。
【選択図】 図6
Description
本発明は、車両に取付けられ、各タイヤ内の情報(空気圧、温度等)を検出するタイヤ内情報検出装置に関するものである。
車両が走行すると、タイヤの空気圧は徐々に低下する。空気圧が低下したタイヤで走行すると、乗り心地が悪化するだけでなく、走行中にタイヤが破損して事故に直結するおそれがある。
これを回避するため、各タイヤにセンサを内装し、前記センサによって検出されたタイヤ内の情報(空気圧、温度等)を、前記センサの無線送信部を発信機として受信機に無線送信し、当該情報を表示する技術の出願がなされている(例えば、特許文献1参照)。しかし、従来のタイヤ情報検出装置では、各センサの無線送信部がタイヤに内装されているため、送信された電波がタイヤを超える際に、電波のエネルギーが減少してしまう(減衰)。この結果、受信された情報の精度が低下してしまう。
上記した不具合を解消するために、現状では、各タイヤの近傍に中継基地として受信アンテナを設け、該受信アンテナから有線で受信機に情報を送っている。しかし、受信アンテナから受信機までの配線が必要になるため、取付けが面倒である。
特開2004−237951号公報
本発明は、上記した不具合に鑑み、各タイヤに取付けられた検出センサによって検出される各タイヤ内の情報が、中継基地を経由しなくても確実に受信機に送信されるようにすることを課題としている。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、車両の各タイヤに内装され、前記各タイヤ内の情報を検出する各検出センサと、電気の導体より成り、各タイヤに空気を注入するためにディスクホイールの外部に突出させた状態で前記各タイヤに取付けられるバルブとから構成される各発信機と、前記各発信機から無線送信される情報を受信するための受信機とを備え、前記各タイヤ内の情報が設定値から外れたときに運転者に警告を与えるためのタイヤ内情報検出装置であって、前記バルブを電波の送信アンテナとすべく、前記検出センサの無線送信部と前記バルブとが電気接続されていることを特徴としている。
請求項1の発明では、各検出センサの無線送信部とバルブとが電気的に接続されている。このため、バルブに高周波電流が流れ、該バルブから電波が送信される。即ち、バルブが電波の送信アンテナとして機能する。しかも、前記バルブは、ディスクホイールの外部に突出して配置されている。即ち、各タイヤ内の情報は、ディスクホイールの外部に配置されたバルブから送信されるため、タイヤ内から送信される場合と比較して電波エネルギーの減少(減衰)が生じにくくなり、タイヤ内の情報(空気圧、温度等)が確実に送信される。
請求項2の発明は、請求項1を前提として、前記バルブは、アルミ材より成ることを特徴としている。従来のバルブは鉄より成るものであるが、これを鉄よりも導電性の高いアルミ材とすることにより、更に電波エネルギーの減少が生じにくくなる。
請求項3の発明は、請求項1又は2を前提として、前記バルブから無線送信される電波は、周波数が315MHz の微弱電波であることを特徴としている。周波数315MHz の微弱電波は、所定の条件の下で無線局の免許を受けることが不要であるため、容易に使用することができる。
本発明は、車両の各タイヤに内装され、前記各タイヤ内の情報を検出する各検出センサと、電気の導体より成り、各タイヤに空気を注入するためにディスクホイールの外部に突出させた状態で前記各タイヤに取付けられるバルブとから構成される各発信機と、前記各発信機から無線送信される情報を受信するための受信機とを備え、前記各タイヤ内の情報が設定値から外れたときに運転者に警告を与えるためのタイヤ内情報検出装置であって、前記バルブを電波の送信アンテナとすべく、前記検出センサの無線送信部と前記バルブとが電気接続されていることを特徴としている。これにより、ディスクホイールの外部に突出されたバルブに高周波電流が流れ、該バルブが電波の送信アンテナとなるため、電波の送信効率が良好となり、タイヤ内の情報を、中継基地等を設けることなく直接に、しかも確実に無線送信することができる。
以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。図1は、車両1の各タイヤT1 〜T4 に取付けられた各発信機B1 〜B4 から、各タイヤT1 〜T4 内の空気圧と温度の情報が、微弱電波Wで無線送信される状態の模式図、図2はタイヤT1 に取付けられた発信機B1 の斜視図、図3はタイヤT1 の上半部の断面図、図4はバルブV1 を分離した状態の検出センサS1 の斜視図、図5は検出センサS1 の平面断面図、図6は図5のX−X線断面図である。
図1に示されるように、本実施例のタイヤ内情報検出装置Aは、車両1の各タイヤT1 〜T4 に取付けられた各発信機B1 〜B4 と、運転者(図示せず)から視認可能な位置に装着された受信機Mとから構成されている。最初に、タイヤT1 〜T4 について説明する。なお、各タイヤT1 〜T4 及び各発信機B1 〜B4 の構成はいずれも同一なので、ここでは、前右側(運転席側)のタイヤT1 及び発信機B1 についてのみ説明する。図2及び図3に示されるように、タイヤT1 は、ディスクホイール2のリム部2aにタイヤ本体3が装着されて構成されている。タイヤ本体3の内側に形成された空間部Qには、所定の圧力で空気が充填されている。そして、前記リム部2aの外周縁部で、ディスクホイール2の厚み方向のほぼ中央部に発信機B1 が取付けられている。図4に示されるように、発信機B1 は、検出センサS1 とバルブV1 とから構成されている。前記検出センサS1 はタイヤ本体3の空間部Qに臨んでいる。また、前記バルブV1 は、リム部2aから外部に突出されている。
検出センサS1 について説明する。検出センサS1 は、タイヤT1 における タイヤ本体3内(空間部Q)の空気圧と温度とを検出するためのものである。図5及び図6に示されるように、本実施例の検出センサS1 は、圧力センサ4、温度センサ5、電源6、基板7等が略直方体箱状のケース部材8に収容されて成る。ケース部材8の正面板部8aには、バルブV1 を支持するために略円柱状のバルブ支持部11が延設されている。該バルブ支持部11の外側の端面部11aは、該バルブV1 が、斜めに設けられたリム部2aに対応して支持されるように、斜めに切除されている。また、バルブ支持部11において、前部(ケース部材8より突出した部分)の軸心部分には、バルブV1 を構成するバルブ取付部12(後述)を螺合させる雌ねじ部11bが設けられている。前記バルブ支持部11の後部は、ケース部材8の内側に延設されていて、当該延設部分に、バルブ支持部11の雌ねじ部11bと連通する第1及び第2の各空気流路13,14が設けられている。第1空気流路13は、雌ねじ部11bと略同心に設けられていて、圧力センサ4に空気圧を作用させるためのものである。また、第2空気流路14は、第1空気流路13とほぼ直交して上方に向かって設けられており、タイヤ本体3の空間部Qに空気を送るためのものである。
図5及び図6に示されるように、ケース部材8の底面部には、基板7が配設されている。基板7には、図7に示されるように、圧力検出ユニットU1 、温度検出ユニットU2 、電源ユニットU3 、信号変換ユニットU4 、エンコーダユニットU5 及び信号送信ユニットU6 が配設されている。そして、ケース部材8の底面部は、検出センサS1 が取付けられるリム部2aの外周面のわん曲形状に対応してわん曲されている(図4参照)。そして、クッション部材より成る閉塞部材15によって閉塞されている。
圧力検出ユニットU1 について説明する。図8に示されるように、本実施例の圧力検出ユニットU1 は、タイヤ本体3内(空間部Q)の空気圧を検出して電気信号に変換するための圧力センサ4と、前記電気信号を増幅するための増幅回路16とから構成されている。前記圧力センサ4は、例えば、拡散型半導体圧力センサである。図5及び図6に示されるように、圧力センサ4の圧力ポート4aは、第1空気流路13に挿入されている。バルブV1 から注入された空気は、第2空気流路14を通ってタイヤ本体3の空間部Qに注入される。空間部Qと第1空気流路13とは連通されているため、前記空間部Qの空気圧が、圧力センサ4の圧力ポート4aに作用する。これにより、圧力センサ4における4本の抵抗17の抵抗値の変化が圧力変化として出力される。該出力が、圧力センサ4と電気的に接続された増幅回路16によって増幅される。
温度検出ユニットU2 について説明する。図5及び図7に示されるように、温度検出ユニットU2 は、圧力センサ4と隣接して基板7に実装された温度センサ5から成る。該温度センサ5は、例えば、サーミスタ温度センサである。そして、ケース部材8の正面板部8aにおいて、温度センサ5と対応する部分には、タイヤ本体3内(空間部Q)と温度センサ5とを連通させるための通気孔18が設けられている。
バルブV1 について説明する。図4に示されるように、本実施例のバルブV1 は、バルブ支持部11の雌ねじ部11bに螺合して固着されるバルブ取付部12の軸心部分に、長ねじ状のバルブ本体19が固着された形態である。バルブ取付部12及びバルブ本体19の軸心部分は中空になっていて、注入された空気が漏れないようにシールするためのバルブコア19aが取付けられている。図5及び図6に示されるように、本実施例の発信機B1 は、ディスクホイール2のリム部2aの所定位置(通し孔2bの部分)に取付けられる。ここで、前記リム部2aにおける通し孔2bの部分には、全周に亘ってゴムリング20が装着されている。該ゴムリング20は、ディスクホイール2とバルブV1 とを絶縁するためのものである(後述)。そして、バルブV1 のバルブ本体19は、座金21が挿通された状態で前記リム部2aの外部に突出される。これにより、空気注入作業に支障をきたすことはない。そして、バルブ本体19に押えナット22が螺合して締め込まれる。通常の状態においては、バルブ本体19の先端部にはキャップ23が装着されていて、砂や泥が侵入することが防止されている。
本実施例の検出センサS1 では、図5及び図6に示されるように、基板7の底面部で第1空気流路13の直下の部分に電線取付部24が設けられていて、該電線取付部24から電線25が延設されている。該電線25の先端部25aはリング状になっていて、バルブ支持部11の雌ねじ部11bの底面部に配置されている。そして、バルブ取付部12と前記先端部25aとが当接されている。しかも、本実施例のバルブV1 を構成する各部材(バルブ取付部12、バルブ本体19、座金21、押えナット22、キャップ23)は、すべてアルミ材より成る。これにより、基板7における信号送信ユニットU6 の部分で生じた高周波電流は、前記電線25を介してバルブV1 に流れる。このため、該バルブV1 のバルブ本体19にも高周波電流が流れ、前記バルブ本体19から電波が送信される。
従来のタイヤ内情報検出装置の場合、タイヤ本体内に配置されている検出センサ自体から電波が送信され、タイヤ本体又はディスクホイールを透過して伝播される。これにより、電波のエネルギーが著しく低下し(減衰)、各タイヤの近傍に中継基地等を設けなければならなかった。しかし、本実施例のタイヤ内情報検出装置Aの場合、ディスクホイール2のリム部2aから外部に突出されたバルブV1 から電波が送信される(換言すれば、バルブV1 が電波を送信するための送信アンテナとなっている)。このため、電波のエネルギーの低下が少なく、中継基地等を設けることが不要である。しかも、通常のバルブが鉄材より成るのに対し、本実施例のバルブV1 を構成する各部材(バルブ本体19、押えナット22、キャップ23等)はアルミ材より成る。ここで、鉄の固有抵抗が9.71μΩcmであるのに対し、アルミニウムの固有抵抗は2.65μΩcmである。即ち、アルミ材の導電率は、鉄材のそれに比較して遥かに大きいため、電波の送信効率が更に良好になる。しかも、本発明に係るバルブV1 とディスクホイール2のリム部2aとは、ゴムリング20によって電気的に絶縁されている。この結果、電波はバルブV1 のみから送信される。なお、図9に示されるように、発信機の発振器と直流電源(バッテリー等)により生成された高周波電源30の電波の波長を(λ)とした場合に、バルブV1 を含めたアンテナ全体の長さ(L)が、半波長(λ/2)の整数倍の長さを有する場合には、アンテナが共振して電波の出力が大きくなることが知られている。よって、アンテナ全体の長さ(L)が上記となるように、接続導線(電線25)の長さを調整することが好ましい。
本実施例のタイヤ内情報検出装置Aでは、バルブV1 から送信される電波は、周波数が315MHz の微弱電波Wである。電波法の規定によれば、周波数が315MHz の微弱電波Wを3m以内で使用し、しかも、電界強度が500μV/m(54dBμV/m)以下であれば、免許が不要である。また、周波数が315MHz の微弱電波Wは、我が国において最も普通に使用されている。このため、容易に使用できると共に、周辺装置等の設計・入手も容易である。
次に、受信機Mについて説明する。図10に示されるように、本実施例の受信機Mは略直方体形状であり、前面部に設けられた液晶ディスプレイ26に、各タイヤT1 〜T4 の情報(本実施例の場合、空気圧と温度)が表示される形態である。そして、前記液晶ディスプレイ26の周囲に、表示するタイヤT1 〜T4 を変更するためのタイヤボタン27、表示するタイヤT1 〜T4 を設定するための設定ボタン28、設定の開始・終了を決定するためのセットボタン29及び警告ランプ31が設けられている。本実施例の受信機Mは、車両のシガーライタソケット(図示せず)から供給される電源によって作動され、運転者が視認し易い位置に設置される。
図11に示されるように、受信機Mには、受信アンテナ32と基板(図示せず)が内装されていて、前記基板には、信号受信ユニットU7 、デコーダユニットU8 、アラームユニットU9 、ディスプレイユニットU10、及び電源ユニットU11が配設されている。
本実施例のタイヤ内情報検出装置Aの作用について説明する。各発信機B1 〜B4 を構成する各検出センサS1 〜S4 には、それぞれ電源6が内装されているため、各タイヤT1 〜T4 内の空気圧及び温度は、圧力センサ4及び温度センサ5によって常に検出されている。それらの検出値は、図7に示されるように、信号変換ユニットU4 によってアナログ信号からデジタル信号に変換されて出力され、エンコーダユニットU5 に入力される。エンコーダユニットU5 では、入力された信号(各タイヤT1 〜T4 の空間部Qにおける現実の空気圧及び温度)が、予め設定された設定値と比較される。そして、実際の検出値が設定範囲外にあるときは、検出値と比較結果(例えば空気圧の場合、「異常高圧」又は「異常低圧」)とを出力する。前記検出値が設定範囲内にあれば、適正状態であるため、検出値のみを出力する。エンコーダユニットU5 の出力は、信号送信ユニットU6 から電線25(図6参照)によって各バルブV1 〜V4 に送られ、各バルブV1 〜V4 から、周波数が315MHz の微弱電波Wとなって受信機Mに送信される。
図11に示されるように、車両1のエンジンが始動されると同時に、受信機Mの電源ユニットU11が作動される。受信アンテナ32を介して信号受信ユニットU7 に受信された微弱電波Wは、デコーダユニットU8 によってデジタル信号からアナログ信号に再変換され、タイヤ内情報(空気圧及び温度)としてディスプレイユニットU10の液晶ディスプレイ26に表示される。もし、検出値が設定範囲外であるという比較結果が送信されている場合には、アラームユニットU9 が作動して、スピーカ33からアラームが発せられると共に、受信機Mの警告ランプ31が点灯する。なお、各発信機B1 〜B4 は、各タイヤT1 〜T4 に対応して取付けられているため、各発信機B1 〜B4 から送信されるそれぞれの微弱電波Wが混信するおそれはない。即ち、本実施例では、各タイヤT1 〜T4 におけるバルブV1 〜V4 の「ID」、「空気圧」、「温度」の各データがパルス信号に乗せられて送信されていて、各タイヤT1 〜T4 毎の情報は、前記「ID」によって識別される。そして、受信機Mのタイヤボタン27を押すことにより、各タイヤT1 〜T4 の情報を、順次表示させることができる。
本出願人は、本実施例のタイヤ内情報検出装置Aを使用したときに発生する電界強度の実験を行った。その結果を、図12及び図13に示す。図12は、本実施例の各発信機B1 〜B4 から送信される微弱電波Wにおける垂直方向の電界強度を示すグラフであり、図13は、同じく水平方向の電界強度を示すグラフである。各グラフより、いずれの場合であっても、周波数315MHz における電界強度は、500μV/m(54dBμV/m)以下であることがわかる。
A:タイヤ内情報検出装置
B1 〜B4 :発信機
M:受信機
S1 〜S4 :検出センサ
T1 〜T4 :タイヤ
U6 :信号送信ユニット(無線送信部)
V1 〜V4 :バルブ
W:微弱電波
1:車両
2:ディスクホイール
25:電線(電気接続)
B1 〜B4 :発信機
M:受信機
S1 〜S4 :検出センサ
T1 〜T4 :タイヤ
U6 :信号送信ユニット(無線送信部)
V1 〜V4 :バルブ
W:微弱電波
1:車両
2:ディスクホイール
25:電線(電気接続)
Claims (3)
- 車両の各タイヤに内装され、前記各タイヤ内の情報を検出する各検出センサと、電気の導体より成り、各タイヤに空気を注入するためにディスクホイールの外部に突出させた状態で前記各タイヤに取付けられるバルブとから構成される各発信機と、
前記各発信機から無線送信される情報を受信するための受信機とを備え、
前記各タイヤ内の情報が設定値から外れたときに運転者に警告を与えるためのタイヤ内情報検出装置であって、
前記バルブを電波の送信アンテナとすべく、前記検出センサの無線送信部と前記バルブとが電気接続されていることを特徴とするタイヤ内情報検出装置。 - 前記バルブは、アルミ材より成ることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ内情報検出装置。
- 前記バルブから無線送信される電波は、周波数が315MHz の微弱電波であることを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ内情報検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005275942A JP2007083905A (ja) | 2005-09-22 | 2005-09-22 | タイヤ内情報検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005275942A JP2007083905A (ja) | 2005-09-22 | 2005-09-22 | タイヤ内情報検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007083905A true JP2007083905A (ja) | 2007-04-05 |
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ID=37971345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005275942A Pending JP2007083905A (ja) | 2005-09-22 | 2005-09-22 | タイヤ内情報検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007083905A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009113110A1 (en) * | 2008-03-10 | 2009-09-17 | Sameer Panda | Pneumatic pressure sensor |
JP2011251635A (ja) * | 2010-06-02 | 2011-12-15 | Pacific Ind Co Ltd | タイヤバルブユニット |
US8610553B2 (en) | 2011-12-29 | 2013-12-17 | Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. | Tire pressure monitoring system |
-
2005
- 2005-09-22 JP JP2005275942A patent/JP2007083905A/ja active Pending
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