JP2003165313A - タイヤ状態監視装置 - Google Patents
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C23/00—Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
- B60C23/02—Signalling devices actuated by tyre pressure
- B60C23/04—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
- B60C23/0408—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver
- B60C23/0422—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver characterised by the type of signal transmission means
- B60C23/0433—Radio signals
- B60C23/0435—Vehicle body mounted circuits, e.g. transceiver or antenna fixed to central console, door, roof, mirror or fender
- B60C23/0444—Antenna structures, control or arrangements thereof, e.g. for directional antennas, diversity antenna, antenna multiplexing or antennas integrated in fenders
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Abstract
(57)【要約】
【課題】データを安定して受信することが可能なタイヤ
状態監視装置を提供すること。 【解決手段】受信アンテナ４１は、非金属体で構成され
た泥除けに設けられている。すなわち、受信アンテナ４
１は、車体１１等の金属体と離間された非金属体の泥除
けに設けられている。このため、送信機３０からの電波
が金属体の影響を受けて、受信機４０の受信性能が著し
く低下することはない。従って、受信機４０は、送信機
３０からの送信データを安定して受信し、処理すること
ができる。よって、空気圧が異常である場合には、その
旨を表示器５０に警告表示することができる。
状態監視装置を提供すること。 【解決手段】受信アンテナ４１は、非金属体で構成され
た泥除けに設けられている。すなわち、受信アンテナ４
１は、車体１１等の金属体と離間された非金属体の泥除
けに設けられている。このため、送信機３０からの電波
が金属体の影響を受けて、受信機４０の受信性能が著し
く低下することはない。従って、受信機４０は、送信機
３０からの送信データを安定して受信し、処理すること
ができる。よって、空気圧が異常である場合には、その
旨を表示器５０に警告表示することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ状態監視装
置に関し、より詳しくはタイヤ空気圧等のタイヤ状態を
車室内から確認できる無線方式のタイヤ状態監視装置に
関するものである。
置に関し、より詳しくはタイヤ空気圧等のタイヤ状態を
車室内から確認できる無線方式のタイヤ状態監視装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、車両に装着された複数のタイヤの
状態を車室内で確認するために、無線方式のタイヤ状態
監視装置が提案されている。その監視装置は、タイヤの
ホイールにそれぞれ装着された複数の送信機と、車両の
車体に設けられた受信機とから構成されている。各送信
機は、対応するタイヤの空気圧や温度等の状態を計測し
て、その計測された状態を示すデータを無線送信する。
一方、受信機は、送信機からのデータをアンテナで受信
して、各タイヤの状態を、例えば車両の運転席に設けら
れた表示器に表示する。
状態を車室内で確認するために、無線方式のタイヤ状態
監視装置が提案されている。その監視装置は、タイヤの
ホイールにそれぞれ装着された複数の送信機と、車両の
車体に設けられた受信機とから構成されている。各送信
機は、対応するタイヤの空気圧や温度等の状態を計測し
て、その計測された状態を示すデータを無線送信する。
一方、受信機は、送信機からのデータをアンテナで受信
して、各タイヤの状態を、例えば車両の運転席に設けら
れた表示器に表示する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、受信機
のアンテナの設置場所によっては、送信機からのデータ
を安定して受信することができない場合がある。すなわ
ち、アンテナを車両の金属体と密接する場所に設置する
と、送信機からの電波が金属体の影響を受けるため、受
信機の受信性能が著しく低下する。一方、送信機は電波
法で定められた出力以上に送信出力を上げることはでき
ない。また、送信機の電源である電池の寿命の観点から
も、送信出力を上げることはできない。特に、トラック
等の大型車両においては、装着されるタイヤの数が多
く、しかも車両の全長が長いため、すべてのタイヤに装
着された送信機からのデータを安定して受信することは
困難であった。
のアンテナの設置場所によっては、送信機からのデータ
を安定して受信することができない場合がある。すなわ
ち、アンテナを車両の金属体と密接する場所に設置する
と、送信機からの電波が金属体の影響を受けるため、受
信機の受信性能が著しく低下する。一方、送信機は電波
法で定められた出力以上に送信出力を上げることはでき
ない。また、送信機の電源である電池の寿命の観点から
も、送信出力を上げることはできない。特に、トラック
等の大型車両においては、装着されるタイヤの数が多
く、しかも車両の全長が長いため、すべてのタイヤに装
着された送信機からのデータを安定して受信することは
困難であった。
【０００４】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであって、その目的は、データを安定して受
信することが可能なタイヤ状態監視装置を提供すること
にある。
されたものであって、その目的は、データを安定して受
信することが可能なタイヤ状態監視装置を提供すること
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項１に記載の発明では、車両のタイヤに設け
られ、タイヤの状態を示すデータを無線送信する送信手
段と、その送信手段から送信されてきたデータを車両に
設けた受信アンテナで受信して、受信データを処理する
受信手段とを備えたタイヤ状態監視装置であって、受信
アンテナをタイヤに近接する車両の非金属体に設けた。
めに、請求項１に記載の発明では、車両のタイヤに設け
られ、タイヤの状態を示すデータを無線送信する送信手
段と、その送信手段から送信されてきたデータを車両に
設けた受信アンテナで受信して、受信データを処理する
受信手段とを備えたタイヤ状態監視装置であって、受信
アンテナをタイヤに近接する車両の非金属体に設けた。
【０００６】請求項２に記載の発明では、請求項１に記
載のタイヤ状態監視装置において、非金属体は、泥除け
である。請求項３に記載の発明では、請求項１または請
求項２に記載のタイヤ状態監視装置において、受信アン
テナを泥除けに内蔵した。
載のタイヤ状態監視装置において、非金属体は、泥除け
である。請求項３に記載の発明では、請求項１または請
求項２に記載のタイヤ状態監視装置において、受信アン
テナを泥除けに内蔵した。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るタイヤ状態
監視装置を自動車等の車両に具体化した一実施形態につ
いて図面を用いて説明する。
監視装置を自動車等の車両に具体化した一実施形態につ
いて図面を用いて説明する。
【０００８】図１に示すように、タイヤ状態監視装置１
は、車両１０の４つのタイヤ２０に設けらた４つの送信
機３０と、車両１０の車体１１に設けられた１つの受信
機４０とを備えている。
は、車両１０の４つのタイヤ２０に設けらた４つの送信
機３０と、車両１０の車体１１に設けられた１つの受信
機４０とを備えている。
【０００９】各送信機３０は、それぞれ対応するタイヤ
２０の内部、例えばタイヤ２０のホイール２１に固定さ
れている。そして、各送信機３０は、対応するタイヤ２
０の状態、すなわち対応するタイヤ２０内の空気圧を計
測して、その計測によって得られた空気圧データを含む
データを無線送信する。
２０の内部、例えばタイヤ２０のホイール２１に固定さ
れている。そして、各送信機３０は、対応するタイヤ２
０の状態、すなわち対応するタイヤ２０内の空気圧を計
測して、その計測によって得られた空気圧データを含む
データを無線送信する。
【００１０】受信機４０は、車体１１の所定箇所に設置
され、例えば車両１０のバッテリ（図示略）からの電力
によって動作する。この受信機４０は、４つの送信機３
０にそれぞれ対応する４つの受信アンテナ４１を備えて
いる。そして、受信アンテナ４１は、それぞれケーブル
４２を介して受信機４０に接続されている。このケーブ
ル４２は、ノイズの影響をあまり受けない同軸ケーブル
が好ましい。受信機４０は、各送信機３０から送信され
たデータを、主に対応する受信アンテナ４１を介して受
信する。
され、例えば車両１０のバッテリ（図示略）からの電力
によって動作する。この受信機４０は、４つの送信機３
０にそれぞれ対応する４つの受信アンテナ４１を備えて
いる。そして、受信アンテナ４１は、それぞれケーブル
４２を介して受信機４０に接続されている。このケーブ
ル４２は、ノイズの影響をあまり受けない同軸ケーブル
が好ましい。受信機４０は、各送信機３０から送信され
たデータを、主に対応する受信アンテナ４１を介して受
信する。
【００１１】表示器５０は、車室内等、車両１０の運転
者の視認範囲に配置される。この表示器５０は、ケーブ
ル４３を介して受信機４０に接続されている。図２に示
すように、各送信機３０は、マイクロコンピュータ等よ
りなる送信コントローラ３１を備える。送信コントロー
ラ３１は、例えば、中央処理装置（ＣＰＵ）、リードオ
ンリメモリ（ＲＯＭ）及びランダムアクセスメモリ（Ｒ
ＡＭ）を備えている。送信コントローラ３１の内部メモ
リ、例えばＲＯＭには、予め固有のＩＤコードが登録さ
れている。このＩＤコードは、車両１０に設けられる４
つの送信機３０を識別するために利用されている。
者の視認範囲に配置される。この表示器５０は、ケーブ
ル４３を介して受信機４０に接続されている。図２に示
すように、各送信機３０は、マイクロコンピュータ等よ
りなる送信コントローラ３１を備える。送信コントロー
ラ３１は、例えば、中央処理装置（ＣＰＵ）、リードオ
ンリメモリ（ＲＯＭ）及びランダムアクセスメモリ（Ｒ
ＡＭ）を備えている。送信コントローラ３１の内部メモ
リ、例えばＲＯＭには、予め固有のＩＤコードが登録さ
れている。このＩＤコードは、車両１０に設けられる４
つの送信機３０を識別するために利用されている。
【００１２】圧力センサ３２は、タイヤ２０内の空気圧
を計測して、その計測によって得られた空気圧データを
送信コントローラ３１に出力する。送信コントローラ３
１は、入力された空気圧データ及び内部メモリに登録さ
れているＩＤコードを含むデータを送信回路３３に出力
する。送信回路３３は、送信コントローラ３１から送ら
れてきたデータを符号化及び変調した後、そのデータを
送信アンテナ３４を介して無線送信する。送信機３０
は、電池３５を備えている。送信機３０は、その電池３
５からの電力によって動作する。
を計測して、その計測によって得られた空気圧データを
送信コントローラ３１に出力する。送信コントローラ３
１は、入力された空気圧データ及び内部メモリに登録さ
れているＩＤコードを含むデータを送信回路３３に出力
する。送信回路３３は、送信コントローラ３１から送ら
れてきたデータを符号化及び変調した後、そのデータを
送信アンテナ３４を介して無線送信する。送信機３０
は、電池３５を備えている。送信機３０は、その電池３
５からの電力によって動作する。
【００１３】図３に示すように、各受信アンテナ４１
は、タイヤ２０が跳ね上げる泥や雨水等から車体１１を
保護する泥除け１２に設けられている。泥除け１２は、
金属製のステー１３を介してボルト１４で車体１１に固
定される。この泥除け１２は、非金属体、例えば合成樹
脂等の絶縁体で構成されているため、送信機３０からの
電波が金属体の影響を受けることはほとんどない。その
結果、受信機４０の受信性能が著しく低下することもほ
とんどない。なお、この受信アンテナ４１は、電線を所
定回数だけ巻回した、いわゆるループアンテナで構成さ
れている。また、受信アンテナ４１は、タイヤ２０と対
向する泥除け１２の面に設けられている。
は、タイヤ２０が跳ね上げる泥や雨水等から車体１１を
保護する泥除け１２に設けられている。泥除け１２は、
金属製のステー１３を介してボルト１４で車体１１に固
定される。この泥除け１２は、非金属体、例えば合成樹
脂等の絶縁体で構成されているため、送信機３０からの
電波が金属体の影響を受けることはほとんどない。その
結果、受信機４０の受信性能が著しく低下することもほ
とんどない。なお、この受信アンテナ４１は、電線を所
定回数だけ巻回した、いわゆるループアンテナで構成さ
れている。また、受信アンテナ４１は、タイヤ２０と対
向する泥除け１２の面に設けられている。
【００１４】図４に示すように、受信機４０は、受信ア
ンテナ４１を介して受信されたデータを処理するための
受信コントローラ４４及び受信回路４５を内蔵する。マ
イクロコンピュータ等よりなる受信コントローラ４４
は、例えば、ＣＰＵ、ＲＯＭ及びＲＡＭを備えている。
受信回路４５は、各送信機３０からの送信データを、主
に対応する受信アンテナ４１を介して受信する。また、
受信回路４５は、受信データを復調及び復号した後、受
信コントローラ４４に送出する。
ンテナ４１を介して受信されたデータを処理するための
受信コントローラ４４及び受信回路４５を内蔵する。マ
イクロコンピュータ等よりなる受信コントローラ４４
は、例えば、ＣＰＵ、ＲＯＭ及びＲＡＭを備えている。
受信回路４５は、各送信機３０からの送信データを、主
に対応する受信アンテナ４１を介して受信する。また、
受信回路４５は、受信データを復調及び復号した後、受
信コントローラ４４に送出する。
【００１５】受信コントローラ４４は、受信データに基
づいて発信元の送信機３０に対応するタイヤ２０の空気
圧を把握する。また、受信コントローラ４４は、空気圧
に関するデータを表示器５０に表示させる。特に、タイ
ヤ２０の空気圧が異常である場合には、その旨を表示器
５０に警告表示する。
づいて発信元の送信機３０に対応するタイヤ２０の空気
圧を把握する。また、受信コントローラ４４は、空気圧
に関するデータを表示器５０に表示させる。特に、タイ
ヤ２０の空気圧が異常である場合には、その旨を表示器
５０に警告表示する。
【００１６】以上、詳述したように本実施形態によれ
ば、次のような作用、効果を得ることができる。 （１）受信アンテナ４１は、非金属体で構成された泥除
け１２に設けられている。すなわち、受信アンテナ４１
は、車体１１等の金属体と離間された非金属体の泥除け
１２に設けられている。このため、送信機３０からの電
波が金属体の影響を受けて、受信機４０の受信性能が著
しく低下することはない。従って、受信機４０は、送信
機３０からの送信データを安定して受信し、処理するこ
とができる。よって、空気圧が異常である場合には、そ
の旨を表示器５０に警告表示することができる。
ば、次のような作用、効果を得ることができる。 （１）受信アンテナ４１は、非金属体で構成された泥除
け１２に設けられている。すなわち、受信アンテナ４１
は、車体１１等の金属体と離間された非金属体の泥除け
１２に設けられている。このため、送信機３０からの電
波が金属体の影響を受けて、受信機４０の受信性能が著
しく低下することはない。従って、受信機４０は、送信
機３０からの送信データを安定して受信し、処理するこ
とができる。よって、空気圧が異常である場合には、そ
の旨を表示器５０に警告表示することができる。
【００１７】（２）受信アンテナ４１をタイヤ２０と対
向する泥除け１２の面に設けている。このため、受信ア
ンテナ４１が車両１０の後方から見られることはない。
従って、車両自体の意匠を損なうことなく、受信アンテ
ナ４１を設置することができ、しかも送信機３０からの
送信データを安定して受信することができる。
向する泥除け１２の面に設けている。このため、受信ア
ンテナ４１が車両１０の後方から見られることはない。
従って、車両自体の意匠を損なうことなく、受信アンテ
ナ４１を設置することができ、しかも送信機３０からの
送信データを安定して受信することができる。
【００１８】（３）ループ状の電線を泥除け１２に装着
するだけで、受信アンテナ４１を形成している。その結
果、受信アンテナ４１の構成が簡単で、しかも受信アン
テナ４１を低コストで作成することができる。
するだけで、受信アンテナ４１を形成している。その結
果、受信アンテナ４１の構成が簡単で、しかも受信アン
テナ４１を低コストで作成することができる。
【００１９】なお、前記実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。 ・図５に示すように、受信アンテナ４１を泥除け１２に
内蔵した構成にしても良い。この場合、泥除け１２を形
成する２枚の樹脂シートで受信アンテナ４１を挟持した
構成にしても良いし、泥除け１２の形成時に受信アンテ
ナ４１を一体的に埋め込んでも良い。このように構成す
れば、受信アンテナ４１が外部から全く見えない。この
ため、泥除け１２の意匠を損なうことなく、受信機４０
は送信機３０からの送信データを安定して受信すること
ができる。また、受信アンテナ４１が外部に晒されない
ため、受信アンテナ４１の損傷や劣化を確実に防止する
ことができる。
て具体化することも可能である。 ・図５に示すように、受信アンテナ４１を泥除け１２に
内蔵した構成にしても良い。この場合、泥除け１２を形
成する２枚の樹脂シートで受信アンテナ４１を挟持した
構成にしても良いし、泥除け１２の形成時に受信アンテ
ナ４１を一体的に埋め込んでも良い。このように構成す
れば、受信アンテナ４１が外部から全く見えない。この
ため、泥除け１２の意匠を損なうことなく、受信機４０
は送信機３０からの送信データを安定して受信すること
ができる。また、受信アンテナ４１が外部に晒されない
ため、受信アンテナ４１の損傷や劣化を確実に防止する
ことができる。
【００２０】・図１〜図４の実施形態及び図５の実施形
態において、受信アンテナ４１は、ループ状の電線では
なく、ループ状の金属板によって形成しても良い。 ・図６に示すように、トラック等の大型自動車に採用さ
れている泥除け１２には、泥除け１２の振れを防止する
ための振れ止め１５が泥除け１２の後面（タイヤ２０と
対向する面とは反対側の面）に設けられている。この振
れ止め１５は通常金属等の導電体で構成され、金属製の
ステー１３に設けられているため、金属製のステー１３
と振れ止め１５とでループが形成される。そこで、ステ
ー１３と振れ止め１５とを受信アンテナ４１として機能
させる構成にしても良い。具体的には、金属製のステー
１３及びボルト１４を樹脂スペーサ等の非金属体（絶縁
体）１６で車体１１から電気的にフローティングさせる
構成にしても良い。このように構成すれば、振れ止め１
５に泥除け１２の振れ止め機能と、受信アンテナ４１の
機能とを兼用させることができる。従って、専用の受信
アンテナ４１が不要となり、受信アンテナ４１にかかる
コストを低減することができる。
態において、受信アンテナ４１は、ループ状の電線では
なく、ループ状の金属板によって形成しても良い。 ・図６に示すように、トラック等の大型自動車に採用さ
れている泥除け１２には、泥除け１２の振れを防止する
ための振れ止め１５が泥除け１２の後面（タイヤ２０と
対向する面とは反対側の面）に設けられている。この振
れ止め１５は通常金属等の導電体で構成され、金属製の
ステー１３に設けられているため、金属製のステー１３
と振れ止め１５とでループが形成される。そこで、ステ
ー１３と振れ止め１５とを受信アンテナ４１として機能
させる構成にしても良い。具体的には、金属製のステー
１３及びボルト１４を樹脂スペーサ等の非金属体（絶縁
体）１６で車体１１から電気的にフローティングさせる
構成にしても良い。このように構成すれば、振れ止め１
５に泥除け１２の振れ止め機能と、受信アンテナ４１の
機能とを兼用させることができる。従って、専用の受信
アンテナ４１が不要となり、受信アンテナ４１にかかる
コストを低減することができる。
【００２１】・受信アンテナ４１をＰＰ（ポリプロピレ
ン）、ＡＢＳ樹脂等の絶縁体で成形されたサイドスポイ
ラ、すなわちタイヤ２０と最も近接するサイドスポイラ
の部分に設けた構成にしても良い。
ン）、ＡＢＳ樹脂等の絶縁体で成形されたサイドスポイ
ラ、すなわちタイヤ２０と最も近接するサイドスポイラ
の部分に設けた構成にしても良い。
【００２２】・また、受信アンテナ４１をＰＰ（ポリプ
ロピレン）、ＡＢＳ樹脂等の絶縁体で成形されたリヤア
ンダースポイラ、すなわちタイヤ２０と最も近接するリ
ヤアンダースポイラの部分に設けた構成にしても良い。
ロピレン）、ＡＢＳ樹脂等の絶縁体で成形されたリヤア
ンダースポイラ、すなわちタイヤ２０と最も近接するリ
ヤアンダースポイラの部分に設けた構成にしても良い。
【００２３】・車両１０が四輪駆動車等のようにサイド
ステップを装備している場合は、受信アンテナ４１をサ
イドステップの樹脂モール等の非金属体に設けても良
い。 ・タイヤ２０の空気圧が異常である場合には、その旨を
音で報知する報知器を設けても良い。加えて、予め車両
１０に装備されているスピーカを報知器とする構成にし
ても良い。
ステップを装備している場合は、受信アンテナ４１をサ
イドステップの樹脂モール等の非金属体に設けても良
い。 ・タイヤ２０の空気圧が異常である場合には、その旨を
音で報知する報知器を設けても良い。加えて、予め車両
１０に装備されているスピーカを報知器とする構成にし
ても良い。
【００２４】・送信機３０から送信される空気圧データ
としては、空気圧の値を具体的に示すデータ、または単
に空気圧が許容範囲内であるか否かを示すデータであっ
ても良い。
としては、空気圧の値を具体的に示すデータ、または単
に空気圧が許容範囲内であるか否かを示すデータであっ
ても良い。
【００２５】・送信機３０に温度センサを設け、空気圧
データ及びタイヤ２０内の温度データをタイヤの状態を
示すデータとして送信機３０から無線送信する構成にし
ても良い。
データ及びタイヤ２０内の温度データをタイヤの状態を
示すデータとして送信機３０から無線送信する構成にし
ても良い。
【００２６】・車両としては、４輪の車両に限らず、２
輪の自転車やオートバイ、多輪のバスや被牽引車、また
はタイヤを装備する産業車両（例えばフォークリフト）
等に、前記実施形態を適用しても良い。なお、被牽引車
に前記実施形態を適用する場合には、受信機４０や表示
器５０を牽引車に設置することは言うまでもない。
輪の自転車やオートバイ、多輪のバスや被牽引車、また
はタイヤを装備する産業車両（例えばフォークリフト）
等に、前記実施形態を適用しても良い。なお、被牽引車
に前記実施形態を適用する場合には、受信機４０や表示
器５０を牽引車に設置することは言うまでもない。
【００２７】さらに、上記実施形態より把握される技術
的思想について、以下にそれらの効果と共に記載する。 〔１〕請求項１に記載のタイヤ状態監視装置において、
泥除けの振れ止めを受信アンテナとして兼用するタイヤ
状態監視装置。このように構成すれば、受信アンテナに
かかるコストを低減することができる。
的思想について、以下にそれらの効果と共に記載する。 〔１〕請求項１に記載のタイヤ状態監視装置において、
泥除けの振れ止めを受信アンテナとして兼用するタイヤ
状態監視装置。このように構成すれば、受信アンテナに
かかるコストを低減することができる。
【００２８】〔２〕前記〔１〕に記載のタイヤ状態監視
装置において、振れ止めは、非金属体によって車体から
電気的にフローティングされているタイヤ状態監視装
置。このように構成すれば、振れ止めを受信アンテナと
して機能させることができる。
装置において、振れ止めは、非金属体によって車体から
電気的にフローティングされているタイヤ状態監視装
置。このように構成すれば、振れ止めを受信アンテナと
して機能させることができる。
【００２９】〔３〕請求項１〜請求項３のいずれか１項
に記載のタイヤ状態監視装置において、受信アンテナを
車両の後方から見えない位置に設けたタイヤ状態監視装
置。このように構成すれば、車両自体の意匠を損なうこ
とはない。
に記載のタイヤ状態監視装置において、受信アンテナを
車両の後方から見えない位置に設けたタイヤ状態監視装
置。このように構成すれば、車両自体の意匠を損なうこ
とはない。
【００３０】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項１〜請求項３の
いずれか１項に記載の発明によれば、データを安定して
受信することができる。
ため、次のような効果を奏する。請求項１〜請求項３の
いずれか１項に記載の発明によれば、データを安定して
受信することができる。
【図１】タイヤ状態監視装置を示すブロック構成図。
【図２】送信機を示すブロック構成図。
【図３】（ａ）泥除けに設けた受信アンテナを示す正面
図。 （ｂ）泥除けに設けた受信アンテナを示す右側面図。
図。 （ｂ）泥除けに設けた受信アンテナを示す右側面図。
【図４】受信機を示すブロック構成図。
【図５】（ａ）泥除けの内部に設けた受信アンテナの例
を示す正面図。 （ｂ）泥除けの内部に設けた受信アンテナの例を示す断
面図。
を示す正面図。 （ｂ）泥除けの内部に設けた受信アンテナの例を示す断
面図。
【図６】（ａ）振れ止めを受信アンテナとして機能させ
た例を示す説明図。 （ｂ）振れ止めを受信アンテナとして機能させた例を示
す左側面図。
た例を示す説明図。 （ｂ）振れ止めを受信アンテナとして機能させた例を示
す左側面図。
１…タイヤ状態監視装置、１０…車両、１２…泥除け、
１５…振れ止め、２０…タイヤ、３０…送信手段として
の送信機、４０…受信手段としての受信機、４１…受信
アンテナ。
１５…振れ止め、２０…タイヤ、３０…送信手段として
の送信機、４０…受信手段としての受信機、４１…受信
アンテナ。
Claims (3)
- 【請求項１】 車両のタイヤに設けられ、タイヤの状態
を示すデータを無線送信する送信手段と、 その送信手段から送信されてきたデータを車両に設けた
受信アンテナで受信して、受信データを処理する受信手
段とを備えたタイヤ状態監視装置であって、 受信アンテナをタイヤに近接する車両の非金属体に設け
たタイヤ状態監視装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載のタイヤ状態監視装置に
おいて、 非金属体は、泥除けであるタイヤ状態監視装置。 - 【請求項３】 請求項１または請求項２に記載のタイヤ
状態監視装置において、 受信アンテナを泥除けに内蔵したタイヤ状態監視装置。
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|---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2001362810A JP2003165313A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | タイヤ状態監視装置 |
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|---|---|
| JP2003165313A true JP2003165313A (ja) | 2003-06-10 |
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ID=19173252
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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| TW (1) | TWI256923B (ja) |
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- 2001-11-28 JP JP2001362810A patent/JP2003165313A/ja active Pending
-
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- 2002-04-24 US US10/131,373 patent/US6774777B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-05-02 EP EP02009337A patent/EP1316444A3/en not_active Withdrawn
- 2002-05-03 KR KR10-2002-0024441A patent/KR100460693B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2002-05-16 TW TW091110327A patent/TWI256923B/zh not_active IP Right Cessation
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|---|---|
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| EP1316444A2 (en) | 2003-06-04 |
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