JP2007083330A - 流体研磨加工方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 流体研磨加工において、従来方法の加工精度の悪さを改善して、微小孔の加工精度を改善する。
【解決手段】 スラリー(7)を供給装置(2a,2b)によりに供給して、工作物(5)に微小孔を研磨加工する流体研磨加工方法の1次加工工程においては、所定の微小孔を加工する前の段階で供給装置を停止し、この時点の第1の作動流体流量(Q1)を計測する。2次加工工程においては、Q1に基づいて目標の加工まで達しない第2の加工時間(T1)を算出し、T1の間研磨加工を実施した後供給装置を停止し、この時点の第2の作動流体流量(Q2)を計測する。仕上げ加工工程においては、Q2に基づいて目標の第3の加工時間(T2)を算出し、T2の間研磨加工を実施する。2次及び仕上げ工程における加工時間は、加工中における作動流体流量の増加量と加工時間の比の関数である加工能力係数により決定される。
【選択図】 図7

Description

本発明は、流体研磨加工方法及びそれを実施するための流体研磨加工装置に係り、より特別には、研磨材スラリーを使用した、微小孔の高精度加工方法及び加工装置に関する。
燃料噴射器ノズル先端、気化器噴出孔、流体流量調整用オリフィス、印字機噴射ノズル等、高精度の微小孔が設けられた装置は数多く存在する。このような微小孔を加工する方法として、レーザ、電子ビーム、放電加工等あるが、これらの方法によっても十分な精度が達成できない場合、流体研磨加工方法が採用される場合がある。流体研磨加工方法が使用される例として、例えば、ディーゼルコモンレール燃料インジェクタ用の微小孔の加工があげられる。近年ディーゼルはコモンレール化が進み、出力80kW程度の小型乗用車から大型トラックまで搭載されているが、燃料インジェクタに流量誤差が生じると、燃料効率が低下して経済性に悪影響を与えるとともに、排ガス中の環境汚染物が増加し、環境上も好ましくない。
ディーゼルコモンレールインジェクタの噴射量誤差は、その構成部品であるオリフィスの静的オイル流量精度の影響が大きく、流体研磨による調量加工が行われている。流体研磨は、供給装置であるシリンダからピストンの移動により吐出されたスラリー(砥粒と油を混ぜたもの)を工作物であるオリフィスに流し、径の拡大と入り口Rの形成を行っている。従来の流体研磨加工方法では一般的に、先ずスラリー流量が真の目標より低く設定された所定値になるまでスラリーをオリフィスに流し、その時点でのオリフィスを通る作動流体であるオイルの流量(オイル流量)を計測し、オイル流量の不足分に基づいて、更なる必要加工時間を決定し、その必要加工時間更に流体研磨を施すことによって、オリフィスの微小孔を仕上げる工程がとられている。
しかし、結果として、加工精度が悪化し、オイル流量バラツキが大きくなってしまう。この調量加工方法としては、オイル流量変化量と加工時間の関係(これを加工能力係数と呼ぶ)を過去の統計的データから求め、それを基に加工時間を決めて加工する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、加工能力係数はワーク個々で異なるため統計量と実際の値にズレが生じ、それに伴って加工時間の推定精度が悪化し、加工精度が低下するという問題があった。
更に加工能力係数により加工時間を決定する、流体研磨方法では、流量目標値と前回のオイル流量計側値の差分(dQ)と統計的に求めた加工能力係数(K)から、加工時間(T)を算出する(T=dQ/K)。ここで、加工能力係数は図4のような過去のデータから統計的に、例えばN回の平均値や、N回の内の最大値を採取する等して決めている。しかし、実際には図4に示すように、ワーク各々で加工能力係数にばらつきがあるため、統計量と実際の値とのズレから、加工時間(T)の推定精度が悪化する。よって、このTを基に加工しても、狙いのオイル流量に入れることができない。また、実際の加工能力係数に対して統計量が小さい場合、加工時間(T)を大きく推定してしまうため、狙いの流量を越えてしまい不良となる。逆に、実際よりも統計量が大きい場合は、加工時間(T)は小さめに推定するので、狙い流量に届かないが、追加工して狙いに入れることは可能である。そのため、現状は統計量に補正値αを加えることで実際よりも大きめに加工能力係数を設定している。ただし、これを行うと常に加工時間を小さく推定するため、なかなか目標値に届かず繰り返し回数が増加し、計測時間を含めた総加工時間が増加する欠点がある。
また、流体研磨加工方法について提案する別の従来技術がある(例えば、特許文献2参照)が、本発明の提案を開示するものではない。
特開2004−284014号 特表平11−510437号
本発明は、上述した事情に鑑みなされたもので、流体研磨加工において、過去の統計量を基に加工時間を推定する方法による加工時間の精度の悪化を改善して、微小孔の加工精度を改善可能な流体研磨加工方法及びそのための装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の形態では、上述した目的を達成するために、研磨流体であるスラリー(7)を供給装置により工作物(5)に供給して、前記工作物(5)に微小孔を研磨加工する流体研磨加工方法は、1次加工工程と、2次加工工程と、仕上げ加工工程とを具備する。1次加工工程においては、スラリー供給流量を確実に低く抑えて、目標の径より小さい微小孔の加工段階で、スラリー供給装置を停止する。この時点における微小孔を流れる作動流体の流量である第1の作動流体流量(Q1)を計測する。2次加工工程においては、前記第1の作動流体流量(Q1)に基づいて、目標の加工まで達しない第2の加工時間(T1)を算出し、前記第2の加工時間(T1)の間研磨加工を実施した後、前記供給装置を停止する。この時点における微小孔を流れる作動流体の流量である第2の作動流体流量(Q2)を計測する。仕上げ加工工程においては、前記第2の作動流体流量(Q2)に基づいて、目標の第3の加工時間(T2)を算出し、前記第3の加工時間(T2)の間研磨加工を実施する。ここで、前記2次及び仕上げ工程における加工時間(T1、T2)は、加工能力係数(K)により決定されており、前記加工能力係数(K)は加工中における作動流体流量の増加量(dQ)と加工時間(T)の比(dQ/T)の関数(K=f(x)、x=dQ/T)であることを特徴とする。
この様に構成することにより、流体研磨加工において、過去の統計量を基に加工時間を推定する方法による加工時間の精度の悪さを改善するために、工作物(ワーク)毎に加工能力係数を算出し、即ち作動流体流量の増加量と加工時間から加工能力係数を算出し、加工能力係数により加工時間を求めることにより、より高い精度の加工を実現し、工作物の微小孔の加工精度を改善する。
本発明の請求項2に記載の形態では、上記請求項1に記載の形態において、前記1次加工工程における加工は、過去の流体研磨加工のデータから決定された目標の微小孔を加工するために必要な加工時間より確実に少ない第1の加工時間(T0)の間スラリー(7)を供給することにより実施されることを特徴とする。
本形態によれば、流体研磨加工の第1段階である1次加工工程において、必要加工量を確実に超えないで且つある程度までの加工を実施するので、加工超過を生じることなく、加工時間を短縮できる効率的な加工が実施できる。
流体研磨加工の初期の段階では、スラリーの状態やワークの形状の影響を受ける不安定領域にあるので、本発明の請求項3に記載の形態では、上記請求項2に記載の形態において、前記第1の加工時間(T0)は、前記不安定領域を超える長い時間であることを特徴とする。
本形態によれば、1次加工工程を、流体研磨加工の不安定な状態の段階である初期段階を超えて加工することにより、その後の2次加工及び仕上げ加工がより容易になる。
本発明の請求項4に記載の形態では、上記請求項1から3に記載の形態のいずれか一項において、前記2次加工工程において、前記第2の加工時間(T1)は、等式(1):T1=(Qf−Q1)/第1の加工能力係数、により算出される。ここで、第1の加工能力係数=平均加工能力係数(Kave)+補正値(α)であり、Qfは目標の作動流体流量である。平均加工能力係数(Kave)は流体研磨加工の過去のデータから求めた加工能力係数(K)の平均値であり、補正値(α)は前記加工能力係数(K)の過去のデータのバラツキの片振幅(3σ)より大きい値である。
本形態によれば、2次加工工程の適切な第2の加工時間の決定方法の具体的形態を開示する。
本発明の請求項5に記載の形態では、上記請求項4に記載の形態において、前記仕上げ加工工程において、前記第3の加工時間(T2)は、等式(2):T2=(Qf−Q2)/第2の加工能力係数(Kw)、により算出される。第2の加工能力係数(Kw)は、等式(3):Kw=(Q2−Q1)/T1、により算出されることを特徴とする。
本形態によれば、仕上げ加工工程の適切な第3の加工時間の決定方法の具体的形態を開示する。
また、本発明の請求項6に記載の形態では、上記請求項1から4に記載の形態いずれか一項において、前記仕上げ加工工程は第1の段階と、第2の段階とを具備する。前記第1の段階において、前記第2の作動流体流量(Q2)に基づいて、目標の加工まで達しない第3の加工時間(T2)を算出し、前記第3の加工時間(T2)の間研磨加工を実施した後、前記供給装置を停止する。この時点における微小孔を流れる作動流体の流量である第3の作動流体流量(Q3)を計測する。前記第2の段階においては、前記第3の作動流体流量(Q3)に基づいて、目標の第4の加工時間(T3)を算出し、前記第4の加工時間(T3)の間研磨加工を実施した後、前記供給装置を停止することを特徴とする。
本形態によれば、確実に加工精度を改善可能な仕上げ加工工程の形態を開示する。
また、本発明の請求項7及び8に記載の形態では、上記請求項6に記載の形態において、前記第1の段階において、前記第3の加工時間(T2)は、等式(4):T2=(Q2−Q1)/第2の加工能力係数(Kw2)、により算出される。ここで、第2の加工能力係数=第1の加工能力係数平均値(Kave1)+補正値(β)である。第1の加工能力係数平均値(Kave1)は、流体研磨加工の過去のデータから求めた第1の加工能力係数の平均値であり、補正値(β)は前記第1の加工能力係数の過去のデータのバラツキの片振幅より大きい値である。前記第2の段階において、前記第4の加工時間(T3)は、計測された第1と第2との第3の作動流体流量(Q1、Q2、Q3)と、それらに対応する第1と第2との第3の加工時間(T0、T1、T2)とにより形成される3つの計測値を使用して、数学的に外挿する方法、より特別には最小2乗法により算出されることを特徴とする。
請求項7及び8に記載の形態によれば、仕上げ加工工程における適切な加工時間の決定方法を更に具体化する。
また、本発明の請求項9に記載の形態では、上記請求項1から8に記載の形態いずれか一項において、前記供給装置からのスラリー(7)の供給圧力は一定に保持されることを特徴とする。
本形態によれば、流体研磨加工において、微小孔の研磨加工はより無理なくスムーズに実施できる。
また、本発明の請求項10に記載の形態では、上記請求項1から9に記載の形態いずれか一項において、前記工作物(5)はディーゼルエンジン用燃料インジェクタの微小孔であることを特徴とする。
本形態によれば、本発明の用途をより具体化する。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態の流体研磨加工方法及びそれを実施するための装置を詳細に説明する。
図1から図3は本発明に係る流体研磨装置の実施の形態を図解的に示す。図1は本発明の実施の形態の流体研磨装置50の概略的な設備構成を示し、図2は図1の流体研磨装置50の(流体研磨)加工ユニット10の構成の説明図であり、図3は図1の流体研磨装置50の(オイル流量)計測ユニット20の構成の説明図である。この実施の形態において、加工される工作物は、ディーゼルコモンレ−ル用インジェクタ(燃料噴射装置)のオリフィスであり、その微小孔が流体研磨装置50により流体研磨加工される。
まず図1を参照すると、本実施の形態の流体研磨装置50は、(流体研磨)加工ユニット(部)10と、オイル流量の計測ユニット(部)20と、洗浄ユニット(部)40とを具備する。
加工ユニット10は、スラリー供給装置(スラリータンク1+シリンダ2a,2b)からスラリー7(加工媒体:砥粒と油を混ぜたもの)をワーク(工作物)であるオリフィス5に流して加工を行う。次に、オリフィス5の微小孔は、加工後、洗浄部40により洗浄される。さらに計測ユニット20は、オイルの供給装置(オイルタンク21+シリンダ22)からオイルをオリフィス5に流して、そのときの流量を流量計25で測定する。このサイクルを繰り返して、目標のオイル流量に到達させる。
次に図2を参照すると、図1の流体研磨装置50の内の加工ユニット10の概要構成が示されている。加工ユニット10は、研磨材を含む研磨流体(スラリー)7を収容するためのスラリータンク1を具備しており、スラリータンク1には攪拌機4が設けられる。攪拌機4によりスラリータンク1内のスラリー7を攪拌することにより、スラリー7の分離、沈殿を防止している。加工ユニット10は更に、それぞれピストン6a、6bを具備する2基のシリンダ(供給装置)2a、2bと、2基の三方弁3a、3b及び逆止弁8a、8bとを具備する。シリンダ2a、2bはプランジャ式供給装置である。シリンダ2a、2bはスラリー吐出用であって、吸い込み時間ロスをなくすために2基具備されており、例えば、一方のシリンダ2aがスラリーを吐出している間に、他方のシリンダ2bが吸い込みを行いシリンダが切り替わるまで待機する。従って、シリンダが切り替えられると、遅延なく他方のシリンダ2bによりスラリー7を吐出出来る。
この場合、シリンダ2aがスラリー7をオリフィス5に吐出する場合には、三方弁3aは配管11と12を連通させ、配管13の出口を閉じるように設定される。またこの際、シリンダ2bがスラリー7をスラリータンク1から吸引できるように、三方弁3bは配管14と16を連通させ、配管15の入口を閉じるように設定される。そして、上記のシリンダの切り替えの際には、三方弁3aは配管11と13を連通させ、配管12の入口を閉じるように設定され、三方弁3bは配管14と15を連通させ、配管16の出口を閉じるように設定される。従って、シリンダ2bがスラリー7をオリフィス5に吐出可能になり、シリンダ2aがスラリー7をスラリータンク1から吸引可能になる。シリンダから吐出されたスラリー7は、配管12又は15から配管17,18を介して、加工されるオリフィス5に供給される。逆止弁8a、8bはそれぞれシリンダ2a、2bへの逆流を防止する。
(オイル流量)計測ユニット20は、オイルシリンダ(作動流体供給装置)22と、オイルタンク(流動流体タンク)21と、三方弁23と、逆止弁28とを具備する。後述のオイル流量計測手順において、この場合軽油であるオイル(作動流体)はオイルタンク21より供給配管33、三方弁23、配管31を介してオイルシリンダ22に吸引され、オイルシリンダ22は配管31、三方弁23、逆止弁28、配管32、圧力センサ29、流量計25、配管34を介してオイルをオリフィス(工作物)5に供給する。この際、三方弁23は配管31と32を連通させ、配管33を閉鎖するように設定される。本実施の形態において、オイルの供給装置はプランジャ式のオイルシリンダ20であるが、別の定量ポンプ等の流体供給装置であっても良い。配管34は加工ユニット10の配管18に接続されても良い。
上記構成(の流体研磨装置50)にて、本発明の第一の実施の形態による流体研磨加工方法によりオリフィス5の微小孔を加工する場合を説明する。先ず、オリフィス5にはレーザー加工等により下穴加工が実施される。その後本実施の形態による流体研磨加工方法が施される。研磨流体であるスラリー7が、加工ユニット10の例えばシリンダ2aにより一定圧力でオリフィス5に供給される。この場合、スラリー7の圧力は一定になるように、図示されない制御装置によりシリンダ2aが制御される。本実施の形態においては、加工時間(T)を決定して、その加工時間(T)の間、流体研磨加工が実施される。この加工時間(T)は、従来は上記のごとく図4に示すような統計値である加工能力係数(K)により決定されていた。
本発明の第1の実施の形態における加工時間決定方法について図6を参照して以下で説明する。
流体研磨加工においては、加工能力係数(K)がスラリーの状態やワークの形状の影響を受けて変化する不安定領域が加工の初期の段階に存在する。ただし、ワーク内ではある一定時間(第1の加工時間T0)を加工し、不安定領域を抜ければ、一定になることが実験で証明されている(図5)。この第1の加工時間(T0)は、不安定領域を抜けることができる(超える)時間であって、目標の微小孔を形成するには確実に達しない加工時間である。第1の加工時間(T0)の間の加工において、スラリー供給流量は、目標の微小孔を加工するために必要な所定のスラリー流量より少ない前もって決められた値程度まで増大する。ここで一定時間T0は、流体研磨前の下孔径等によって異なるため、事前の加工テストで決定する。もしくは、時間T0以上加工が行われればいいため、時間T0以上になるようなスラリー流量値で止めてもよい。一定時間(T0)加工した後、過去のワークの加工能力係数N回の平均値(Kave)にそのバラツキの片振幅3σ(図4参照)程度の補正値(α=3σ)を足したものを仮の(第1の)加工能力係数(Kave+α)に設定し、これを基に第2の加工時間(T1)を推定する(T1=(Qf−Q1)/(Kave+α))。ここで、Qfは目標(狙い)のオイル(作動流体)流量、即ち正規に加工された場合のオイル流量である。仮の(第1の)加工能力係数(Kave+α)は実際の値より十分大きい値となっているため、加工しても狙いの流量に達する事はない。そして、このときの加工前後のオイル流量変化量(dQ=Q2−Q1)と第2の加工時間(T1)から、そのワークの第2の加工能力係数を把握する(Kw=dQ/T1)。そして、このワーク固有の第2の加工能力係数(Kw)と目標との差分(Qf−Q2)から最適な第3の加工時間T2を推定する(T2=(Qf−Q2)/Kw)。この第3の加工時間T2を使って加工すれば、精度よく加工することができ、狙いのオイル流量に入れることができる。このように本実施形態においては、工作物(ワーク)毎に加工能力係数(K)を算出して、それにより加工時間(T)を決定する。
また、図7に本発明の流体研磨加工方法の第1の実施の形態のフローチャートを示す。本実施の形態の流体研磨加工方法がステップ1(S1)で開始すると、ステップ2(S2)において、供給装置、例えばシリンダ2aのピストン6aが上昇し、一定圧力で研磨流体であるスラリー7を工作物であるオリフィス5に供給する。予め決められた第1の加工時間(T0)まで流体研磨加工が実施され、ステップ3(S3)で第1の加工時間(T0)に達すると、ステップ4(S4)に進みピストン6aは停止する。ここでステップ5(S5)において、シリンダは2aから2bに切り替えられることが好ましい。切替時にシリンダ2bは一旦内部に残った残留スラリーをスラリータンク1に全て戻した後再度スラリー7で満タンに充填されていることが好ましい。次にステップ6(S6)で第1のオイル(作動流体)流量が計測される(このオイル流量は図6のQ1とする)。ステップ7(S7)に進み、S7において第2の加工時間(T1)が算出されるが、これは、過去のデータの加工能力係数の平均値(Kave)に基づいてT1が大きくなり過ぎないように、Kaveに補正値αを足して前述のごとく決定される。S1からS6までを1次加工工程とする。
ステップ8(S8)において、S5においてシリンダ切替されることにより、シリンダ2bのピストン6bが上昇してオリフィス5にスラリー7が供給される。ステップ9(S9)において加工時間が第2の加工時間T1に到達すると、ステップ10(S10)に進み、シリンダ2bは停止する。更にステップ11(S11)でS5と同様にシリンダが2bから2aに切り替えられることが好ましい。ステップ12(S12)に進み、S12で第2のオイル流量(Q2)が計測される。S7からS12までを2次加工工程とする。
更にステップ13(S13)において、第2の加工能力係数(Kw)が、前述のごとくQ1、Q2、T1に基づいて算出される。ステップ14(S14)において、Kwに基づいて第3の加工時間(T2)が前述のごとく算出される。その後、ステップ15(S15)において、切り替えられたシリンダ2aのピストン6aが上昇してオリフィス5にスラリー7を流して研磨加工が進められる。ステップ16(S16)において、第3の加工時間T2に達したかどうかがチェックされ、T2に達するとピストン6aが停止され(ステップ17(S17))、加工は終了する(ステップ18(S18))。S13からS17までを仕上げ加工工程とする。
本発明の第2の実施の形態の流体研磨加工方法の加工能力係数の把握方法及びそのフローチャートをそれぞれ図8及び図9,10に示しており、ここでは、上記第1の実施の形態との相違を以下に記載する。本実施の形態のフローチャートは2つの図面に分けられており、図9のフローチャートはスタートから2次加工工程までを示し、図10のフローチャートは仕上げ加工工程を示す。第2の実施の形態においては、第1の実施の形態におけるS1からS12までの手順は同じである。S13の第2の加工能力係数(Kw2)の算出の仕方が第1の実施の形態と第2の実施の形態では相違する。1次及び2次加工工程は同じであるが、仕上げ加工工程が異なる。本実施の形態においては、前出の補正値αと同等値であるβを導入し、第2の加工能力係数(Kw2)=Kw+βとする。ここでKw=(Q2−Q1)/T1である。βはαと同様に、例えば過去の第1の加工能力係数(Kw)の平均値のバラツキの片振幅程度の値に設定する。そして、S14において第2の加工能力係数Kw2に基づいて第3の加工時間(T2)を算出する(T2=(Q5−Q2)/Kw2)(図8参照)。この様にβを設定すれば、第3の加工時間T2の加工によっても目標加工値には達しない。
更にステップ15(S15)に進みピストン6aを上昇しスラリー7をオリフィス5に送る。ステップ16(S16)で第3の加工時間T2に達したことを検知すると、ステップ17(S17)でピストン6aを停止し、ステップ21(S21)でS5やS11と同様にシリンダを切り替える。そしてステップ22(S22)で第3のオイル流量(Q3)を計測し(図8参照)、更にステップ23(S23)で第3の加工能力係数(Ks)を算出する。Ksの算出方法は次のようなものである。既に求めた、Q1、T0と、Q2、T1(T0+T1)と、Q3、T2(T0+T1+T2)との3点から最小2乗法による近似直線の傾き(図8中の太実線)を求めてこれをKsとする。そして、ステップ24(S24)において、図8に示すようにQ3からKsの傾きで直線を延長することにより、第4の加工時間(T3)を求める(T3=(Qf−Q3)/Ks)。上記では、3点から最小2乗法によりKsを求めたが、前記の3点から外挿する別の既知の数学的方法によりKsを求めても良い。
そして、ステップ25(S25)においてピストン6bを上昇しオリフィス5にスラリー7を流して、ステップ26(S26)において第4の加工時間(T3)に達したかどうかをチェックし、T3に達するとステップ27(S27)に進みピストンを停止し、加工を終了する(ステップ18(S18))。第2の実施の形態の仕上げ加工工程(S13からS27まで)において、S13からS22を第1段階、S23からS27を第2段階とする。
次に上記実施の形態の効果及び作用について説明する。
本発明の第1の実施の形態の流体研磨加工方法及び装置により以下の効果が期待できる。
・流体研磨加工において、過去の統計量を基に加工時間を推定する方法による加工時間の精度の悪さを改善するために、加工中のオリフィスの微小孔の加工状況から加工能力係数を算出してこれにより加工時間を決定することにより、オリフィスの微小孔の加工精度を改善する。
本発明の第2の実施の形態の流体研磨加工方法及び装置により以下の効果が期待できる。
・上記第1の実施の形態より以上に加工精度を向上させる可能性がある。
また、上記において記載した、あるいは添付図面に示した実施の形態において、スラリーを工作物であるオリフィスに供給する供給装置は、プランジャ式ポンプであるシリンダであったが、供給装置はプランジャ式ポンプ以外の種々な既知のポンプ又は流体供給装置であっても良く、スラリー供給装置は2基具備されたが、1基又は3基以上具備されてもよい。
これとは別に、本実施例では本発明がディーゼルコモンレールインジェクタ用のオリフィスの加工に適用された例を示したがこれに限定されず、それ以外のオリフィスの加工、あるいは前述したように燃料噴射器ノズル先端、気化器噴出孔、流体流量調整用オリフィス、印字機噴射ノズル等の微小孔の加工に適用されてもよい。
上記の実施の形態は本発明の例であり、本発明は、該実施の形態により制限されるものではなく、請求項に記載される事項によってのみ規定されており、上記以外の実施の形態も実施可能である。
図1は、本発明に係る流体研磨装置の実施の形態の概略的な設備構成の説明図である。 図2は、図1の流体研磨装置の加工ユニットの構成の説明図である。 図3は図1の流体研磨装置の計測ユニットの構成の説明図である。 図4は、過去の流体研磨加工された工作物(ワーク)における加工能力係数のデータを示すグラフである。 図5は、流体研磨加工方法におけるオイル流量と加工時間の関係を示すグラフであり、このグラフにより単一の工作物の加工能力係数が説明される。 図6は本発明の流体研磨加工方法の第1の実施の形態における、加工時間によるオイル流量の推移を示すグラフであり、加工能力係数の把握方法を説明する。 図7は本発明の流体研磨加工方法の第1の実施の形態のフローチャートである。 図8は本発明の流体研磨加工方法の第2の実施の形態における、加工時間によるオイル流量の推移を示すグラフであり、加工能力係数の把握方法を説明する。 図9は、本発明の流体研磨加工方法の第2の実施の形態のフローチャートであり、2次加工工程までを示す。 図10は、本発明の流体研磨加工方法の第2の実施の形態のフローチャートであり、仕上げ加工工程以降を示す。
符号の説明
1 スラリータンク
2a,2b シリンダ(供給装置)
3a,3b 三方弁
4 攪拌器
5 オリフィス(工作物)
6a,6b ピストン
7 スラリー
10 加工ユニット
20 計測ユニット
21 オイルタンク
22 オイルシリンダ
23 三方弁
25 流量計
29 圧力センサ
50 流体研磨装置

Claims (10)

  1. 研磨流体であるスラリー(7)を供給装置により工作物(5)に供給して、前記工作物(5)に微小孔を研磨加工する流体研磨加工方法において、この流体研磨加工方法は、
    1次加工工程と、2次加工工程と、仕上げ加工工程とを具備しており、
    前記1次加工工程においては、供給装置からのスラリー供給流量が、目標の微小孔を加工するために必要な所定のスラリー流量より少ない前もって決められた値程度まで増大するまで、スラリー(7)を供給した後、前記供給装置を停止してスラリー(7)の供給を停止し、更に前記工作物(5)の微小孔に作動流体を流して第1の作動流体流量(Q1)を計測しており、
    前記2次加工工程においては、前記第1の作動流体流量(Q1)に基づいて、目標の加工まで達しない第2の加工時間(T1)を算出し、前記第2の加工時間(T1)の間前記スラリー(7)を供給して研磨加工を実施した後、加工時間が前記第2の加工時間(T1)に達した場合に前記供給装置を停止してスラリー(7)の供給を停止し、更に前記工作物(5)の微小孔に作動流体を流して第2の作動流体流量(Q2)を計測しており、
    前記仕上げ加工工程においては、前記第2の作動流体流量(Q2)に基づいて、目標の第3の加工時間(T2)を算出し、前記第3の加工時間(T2)の間前記スラリー(7)を供給して研磨加工を実施した後、加工時間が前記第3の加工時間(T2)に達した場合に、前記供給装置を停止してスラリー(7)の供給を停止し加工を終了しており、更に
    前記2次及び仕上げ工程における加工時間(T1、T2)は、加工能力係数(K)を設定することにより決定されており、前記加工能力係数(K)は加工中における作動流体流量の増加量(dQ)と加工時間(T)の比(dQ/T)の関数(K=f(x)、x=dQ/T)である、ことを特徴とする流体研磨加工方法。
  2. 前記1次加工工程において、供給装置からのスラリー供給流量が、目標の微小孔を加工するために必要な所定のスラリー流量より少ない前もって決められた値程度まで増大するまで、スラリー(7)を供給することは、過去の流体研磨加工のデータから決定された第1の加工時間(T0)であって、目標の微小孔を加工するために必要な加工時間より確実に少ない第1の加工時間(T0)の間スラリー(7)を供給することにより実施される、ことを特徴とする請求項1に記載の流体研磨加工方法。
  3. 前記第1の加工時間(T0)は、スラリーの状態や工作物の形状の影響を受ける流体研磨加工の初期の不安定領域を超える時間であることを特徴とする請求項2に記載の流体研磨加工方法。
  4. 前記2次加工工程において、前記第2の加工時間(T1)は、等式(1)
    T1=(Qf−Q1)/第1の加工能力係数
    により算出されており、
    ここで、第1の加工能力係数=平均加工能力係数(Kave)+補正値(α)であり、Qfは目標の作動流体流量であり、平均加工能力係数(Kave)は流体研磨加工の過去のデータから求めた加工能力係数(K)の平均値であり、補正値(α)は前記加工能力係数(K)の過去のデータのバラツキの片振幅(3σ)より大きい値である、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の流体研磨加工方法。
  5. 前記仕上げ加工工程において、前記第3の加工時間(T2)は、等式(2)
    T2=(Qf−Q2)/第2の加工能力係数(Kw)
    により算出されており、
    第2の加工能力係数(Kw)は、等式(3)
    Kw=(Q2−Q1)/T1
    により算出されることを特徴とする請求項4に記載の流体研磨加工方法。
  6. 前記仕上げ加工工程は、第1の段階と、第2の段階とを具備しており、
    前記第1の段階において、前記第2の作動流体流量(Q2)に基づいて、目標の加工まで達しない第3の加工時間(T2)を算出し、前記第3の加工時間(T2)の間前記スラリー(7)を供給して研磨加工を実施した後、加工時間が前記第3の加工時間(T2)に達した場合に前記供給装置を停止してスラリー(7)の供給を停止し、更に前記工作物(5)の微小孔に作動流体を流して第3の作動流体流量(Q3)を計測しており、
    前記第2の段階においては、前記第3の作動流体流量(Q3)に基づいて、目標の第4の加工時間(T3)を算出し、前記第4の加工時間(T3)の間前記スラリー(7)を供給して研磨加工を実施した後、加工時間が前記第4の加工時間(T3)に達した場合に、前記供給装置を停止してスラリー(7)の供給を停止し加工を終了する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の流体研磨加工方法。
  7. 前記第1の段階において、
    前記第3の加工時間(T2)は、等式(4)
    T2=(Q2−Q1)/第2の加工能力係数(Kw2)
    により算出されており、
    ここで、第2の加工能力係数(Kw2)=第1の加工能力係数平均値+補正値(β)であり、第1の加工能力係数平均値は、流体研磨加工の過去のデータから求めた第1の加工能力係数の平均値であり、補正値(β)は前記第1の加工能力係数の過去のデータのバラツキの片振幅より大きい値であり、
    前記第2の段階において、前記第4の加工時間(T3)は、計測された第1と第2との第3の作動流体流量(Q1、Q2、Q3)と、それらに対応する第1と第2との第3の加工時間(T0、T1、T2)とにより形成される3つの計測値を使用して、数学的に外挿する方法により算出される、
    ことを特徴とする請求項6に記載の流体研磨加工方法。
  8. 前記数学的に外挿する方法は最小2乗法であることを特徴とする請求項7に記載の流体研磨加工方法。
  9. 前記供給装置からのスラリー(7)の供給圧力は一定に保持されることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の流体研磨加工方法。
  10. 前記工作物(5)はディーゼルエンジン用燃料インジェクタの微小孔であることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の流体研磨加工方法。
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