JP2007082966A - 水切り具取具 - Google Patents
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Abstract
【課題】汁に含まれる具を掬うための道具を提供する。
【解決手段】具を掬うために充分な強度を持った厚みの板状のベース体と、該ベース体に水切りが素早く出来て具が引っ掛かる大きさの貫通した孔や溝よりなる水切り機構と、ベース体先端に形成されたフォーク状の歯と、前記ベース体に設けられた柄とよりなる水切り具取具である。
【選択図】 図1
【解決手段】具を掬うために充分な強度を持った厚みの板状のベース体と、該ベース体に水切りが素早く出来て具が引っ掛かる大きさの貫通した孔や溝よりなる水切り機構と、ベース体先端に形成されたフォーク状の歯と、前記ベース体に設けられた柄とよりなる水切り具取具である。
【選択図】 図1
Description
本発明は汁に含まれる具を掬うための道具に関するものである。
従来、汁を取ることなく具や麺を掬うものとしてスプーンの底に水切り穴をあけ、スプーンの先がフォーク歯になっているものがあった。
実開昭50−012975
従来のものはスプーンの底に水切り穴を開け、その先にフォーク歯を有するものであるので、スプーン本来の機能である汁すなわち液体を掬くい、それを保持するための湾曲部を有している。そのために次のような問題があった。
(イ)湾曲部を有するため、一度汁を溜めた後に水切りを行うので素早い水切りが出来にくい難点があった。
(ロ)湾曲部を有するため、図6に示すように底とスプーンの縁には高さの差があり、スプーンを傾けないと底の細かい具は掬えず、傾ける自由度が制限される縦長の容器に入っている場合は底の細かい具を掬うのは難しかった。
(ハ)湾曲部を有するため、フォーク歯も普通スプーンの縁に着いているか、底の方から上向きに角度をもって着いており、柄がスプーンの掬い部と水平方向である場合はさほど問題にはならないが、図8に示すように柄がスプーンの掬い部と角度を有する場合は(ロ)と同様の理由により縦長の容器に入っている底の具を引っ掛け難かった。
(ニ)湾曲部を有するため、何か具を潰したい場合、直角に力の加わる面積が小さいため滑ったり、潰れ難かったりした。
(ホ)湾曲部を有するため、この水切りスプーンを具の入っている容器に具取り出し用具として取り付けまたは添付する場合、厚みが有りかさばる難点があった。
本発明はこれらの問題を解決するためになされたものである。
(イ)湾曲部を有するため、一度汁を溜めた後に水切りを行うので素早い水切りが出来にくい難点があった。
(ロ)湾曲部を有するため、図6に示すように底とスプーンの縁には高さの差があり、スプーンを傾けないと底の細かい具は掬えず、傾ける自由度が制限される縦長の容器に入っている場合は底の細かい具を掬うのは難しかった。
(ハ)湾曲部を有するため、フォーク歯も普通スプーンの縁に着いているか、底の方から上向きに角度をもって着いており、柄がスプーンの掬い部と水平方向である場合はさほど問題にはならないが、図8に示すように柄がスプーンの掬い部と角度を有する場合は(ロ)と同様の理由により縦長の容器に入っている底の具を引っ掛け難かった。
(ニ)湾曲部を有するため、何か具を潰したい場合、直角に力の加わる面積が小さいため滑ったり、潰れ難かったりした。
(ホ)湾曲部を有するため、この水切りスプーンを具の入っている容器に具取り出し用具として取り付けまたは添付する場合、厚みが有りかさばる難点があった。
本発明はこれらの問題を解決するためになされたものである。
具を掬うために充分な強度を持った厚みの板状のベース体と、該ベース体に水切りが素早く出来て具が引っ掛かる大きさの貫通した孔や溝よりなる水切り機構と、ベース体先端に形成されたフォーク状の歯と、前記ベース体に設けられた柄とよりなる水切り具取具である。
具を掬った時、汁を溜めることなく素早く水切りが出来、縦長の容器の具を掬い易いように掬い部と柄に角度を持たせた場合でも底の方にある細かい具や細長い具を逃さず掬うことが出来る。また、具を潰したい時、湾曲していないため直角に力の加わる面積が多く容易に潰すことが出来る。
さらに、この水切り具取具を具の入っている容器などに取り付けまたは添付する場合、全体の厚みを薄く出来るため安定が良く、取り付け、包装などが容易である。
さらに、この水切り具取具を具の入っている容器などに取り付けまたは添付する場合、全体の厚みを薄く出来るため安定が良く、取り付け、包装などが容易である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
本発明は図1に示すように板状のベース体(1)と水切りをするための水切り孔(2)とベース体の先端に設けたフォーク状の歯(3)と、前記ベース体に設けられた柄(4)から構成されている。
ベース体(1)の材質はなんでも良いが、水切りを良くするため孔の周りは出来るだけ薄い方が望ましいので厚みを薄くし図2に示すように水切り孔の無い部分に補強リブ(5)を設ける。該リブは使用時の力は主に先端から柄の方向に掛かるためフォーク状の歯(3)と平行となる方向に設け、リブの高さは材料強度に合わせ必要最小限とし、強度計算上またコスト面から図2におけるA−A′断面を表した図3に示すようにわずかなRを持たせる。
水切り孔(2)は貫通孔であって、具が引っ掛かり、水切りが素早く出来る大きさとする。なお、断面形状は四角に限らず円形、多角形、貫通溝のいずれでも良い。
フォーク状の歯(3)は主に細長い具を引っ掛け、掬い、滑り落ちないようにするため設けられているが、具を刺して取り出すためにも使用できる歯形状になっている。
柄(4)は図1に示すようにベース体を支えて具を掬う時手に持つためのもので、従来のフォークの柄と同様である。図1、図5の事例においてはベース本体と柄は平行ではあるが柄が一段高く取り付けられたものになっている。その他の例として図4に示すように具が掬い易くするためベース体と柄に角度をつけても良い。
本発明は以上のような構成であり、使用するときは柄を持って汁の中にある具を出来るだけベース体(1)を水平に近い状態にして掬って食べるが、底の方にある具でも図5に示すようにベース体を底に当てて水平移動させればフォーク状の歯(3)もベース体と同じ高さなので容易に具を掬ったり、引っ掛けたりすることが出来、図6に示す湾曲部(6)を持つスプーンにフォーク状の歯を設けた場合と比べ先端と底面に隙間が生じず掬い残しが無く食べることが出来る。
特に図7に示すように具を取り易くするためベース体(1)と柄(4)に角度を持たせた具取具で、具取具を自由に傾け難い縦長の容器に入っている具を掬う場合でもベース体を底に当てて水平に動かして掬えばフォーク状の歯(3)もベース体と同じ高さなので先端と底面に隙間が生じず底の具をた易く引っ掛け、掬うことが出来、図8に示す従来の湾曲部(6)を持つスプーンにフォーク状の歯を備えたものの難点を克服できる。
また、特定の具取り出し用具として使用するときは、目的にあったベース体と柄の構造として折りたたみ式、組立式なども可能性がある。
本発明は図1に示すように板状のベース体(1)と水切りをするための水切り孔(2)とベース体の先端に設けたフォーク状の歯(3)と、前記ベース体に設けられた柄(4)から構成されている。
ベース体(1)の材質はなんでも良いが、水切りを良くするため孔の周りは出来るだけ薄い方が望ましいので厚みを薄くし図2に示すように水切り孔の無い部分に補強リブ(5)を設ける。該リブは使用時の力は主に先端から柄の方向に掛かるためフォーク状の歯(3)と平行となる方向に設け、リブの高さは材料強度に合わせ必要最小限とし、強度計算上またコスト面から図2におけるA−A′断面を表した図3に示すようにわずかなRを持たせる。
水切り孔(2)は貫通孔であって、具が引っ掛かり、水切りが素早く出来る大きさとする。なお、断面形状は四角に限らず円形、多角形、貫通溝のいずれでも良い。
フォーク状の歯(3)は主に細長い具を引っ掛け、掬い、滑り落ちないようにするため設けられているが、具を刺して取り出すためにも使用できる歯形状になっている。
柄(4)は図1に示すようにベース体を支えて具を掬う時手に持つためのもので、従来のフォークの柄と同様である。図1、図5の事例においてはベース本体と柄は平行ではあるが柄が一段高く取り付けられたものになっている。その他の例として図4に示すように具が掬い易くするためベース体と柄に角度をつけても良い。
本発明は以上のような構成であり、使用するときは柄を持って汁の中にある具を出来るだけベース体(1)を水平に近い状態にして掬って食べるが、底の方にある具でも図5に示すようにベース体を底に当てて水平移動させればフォーク状の歯(3)もベース体と同じ高さなので容易に具を掬ったり、引っ掛けたりすることが出来、図6に示す湾曲部(6)を持つスプーンにフォーク状の歯を設けた場合と比べ先端と底面に隙間が生じず掬い残しが無く食べることが出来る。
特に図7に示すように具を取り易くするためベース体(1)と柄(4)に角度を持たせた具取具で、具取具を自由に傾け難い縦長の容器に入っている具を掬う場合でもベース体を底に当てて水平に動かして掬えばフォーク状の歯(3)もベース体と同じ高さなので先端と底面に隙間が生じず底の具をた易く引っ掛け、掬うことが出来、図8に示す従来の湾曲部(6)を持つスプーンにフォーク状の歯を備えたものの難点を克服できる。
また、特定の具取り出し用具として使用するときは、目的にあったベース体と柄の構造として折りたたみ式、組立式なども可能性がある。
1 ベース本体
2 水切り孔
3 フォーク状の歯
4 柄
5 リブ
6 湾曲部
2 水切り孔
3 フォーク状の歯
4 柄
5 リブ
6 湾曲部
Claims (1)
- 具を掬うために充分な強度を持った厚みの板状のベース体と、該ベース体に水切りが素早く出来て具が引っ掛かる大きさの貫通した孔や溝よりなる水切り機構と、ベース体先端に形成されたフォーク状の歯と、前記ベース体に設けられた柄とよりなる水切り具取具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005303612A JP2007082966A (ja) | 2005-09-20 | 2005-09-20 | 水切り具取具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005303612A JP2007082966A (ja) | 2005-09-20 | 2005-09-20 | 水切り具取具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007082966A true JP2007082966A (ja) | 2007-04-05 |
Family
ID=37970530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005303612A Pending JP2007082966A (ja) | 2005-09-20 | 2005-09-20 | 水切り具取具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007082966A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014075241A1 (zh) * | 2012-11-14 | 2014-05-22 | Yao Wenbin | 可伸缩变换的勺叉 |
JP2016127983A (ja) * | 2016-02-26 | 2016-07-14 | 株式会社レーベン販売 | 分厚い先端を有する調理器具 |
-
2005
- 2005-09-20 JP JP2005303612A patent/JP2007082966A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014075241A1 (zh) * | 2012-11-14 | 2014-05-22 | Yao Wenbin | 可伸缩变换的勺叉 |
JP2016127983A (ja) * | 2016-02-26 | 2016-07-14 | 株式会社レーベン販売 | 分厚い先端を有する調理器具 |
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