JP2009112756A - 水溶液受け付き石鹸収納容器 - Google Patents

Abstract

【課題】 石鹸入れは、水はけが悪い為、使用した石鹸が濡れて常時ベトついていた。更に水受け付の石鹸入れは、溜まった水溶液を蓋を開けて捨てなければならなかった。
【解決手段】 石鹸受け部の底に水溶液を透過する孔を設け、その下部に落下した水溶液を溜める水溶液受け部が形成されている。
【選択図】図１

Description

本発明は、石鹸収納容器に石鹸を立てて入れ、水溶液を底で受け水溶液を簡単に捨てられ石鹸がベトつかず快適に使える石鹸収納容器である。

従来の石鹸入れは、水はけが悪い為、使用した石鹸が、ぬれて常時ベトついていた。水受け付きの石鹸入れは、溜まった水溶液を蓋を開けて捨てなければならなかった。

そこで、本発明は、上記の問題点を解決する為、石鹸受け部の底面に透孔を設け、透孔の下方に水溶液受けを一体的に設け溜まった水溶液は容器を傾斜させるだけで簡単に捨てられる構造である。

課題を解決する為の手段

上部の開放された石鹸受け部の底部に水溶液を透過する透孔が開設され、前記透孔の更に下部に落下した前記水溶液を貯める水溶液受け部が一体的に設けられており、前記水溶液受け部に排出口が設けられており、前記水溶液受け部に貯められた水溶液は前記排出口から排出し得る様に構成された石鹸収納容器である。

発明の効果

本発明の容器は場所をとらず、小さなスペースにも置くことが出来、石鹸を立てて収納するので水溶液の落下が早く、石鹸を常に乾燥した状態に保つ事が出来、石鹸が小さく薄くなってもベトつかず清潔に使用する事が出来る。

本発明の水溶液受け付き石鹸収納容器は石鹸を容易に取り出せる様、容器の背面の上部中央を大きく、くり抜き、更に石鹸が容器に接する部分を最小にする為、突起を設け（形状は丸、四角、花型など厚さき２〜５ミリまで巾は１センチぐらいでよい）、底面に透孔を設け（孔は縦長だったら５ミリ巾で３〜５コ、丸だったら６〜８コ）、透孔の下方に水溶液受け部を設けた。容器の背面下方に容器を安定支持する為の脚用突起を設けた。尚、この脚用突起は横長に１本でも、丸棒２本でもよい。

実施例について図面を参照して説明する。
図１、図２及び図３に示すように、石鹸収納容器１は、石鹸受け部２、水溶液受け部３と脚用突起４により構成されている。石鹸受け部２の背面の上部中央は石鹸８を容易に取り易くするために大きくくり抜かれている。又、石鹸８が容器に接する部分を最小にするために石鹸８が容器と接する部分に突起５を４つ設けている。更に水溶液を通過するための透孔６を石鹸受け部２の底面に複数個設けている。
尚、石鹸受け部２の左右２ａ，２ｂは前方に湾曲し石鹸が横に滑り落ちない様にしている。突起５は４個に限らず２個でも良く、数に限定されない。

石鹸受け部２の下に水溶液受け部３を設け、石鹸受け部２に設けた透孔６を通過して落ちてくる水溶液を水溶液受け部３で受け、水溶液を溜める。溜まった水溶液は水溶液受け部３に設けた排出口７より排出する。

石鹸収納容器１の背面下部に脚用突起４を２本設けている。脚用突起４は図２、図３示すように丸棒の構成であるが、四角でも三角でもよく形状に限定されない。脚用突起４は、１本を横に設けた構成でもよく、本実施例の構成に限定されない。

本実施例においては、本発明の石鹸収納容器１は陶磁器で説明しているが、ガラス、セラミック、プラスチック、水に錆びない金属などで製作出来る。底面の透孔６は石鹸８が水溶液受け部に落下しない程度の縦長の、四角、丸にしても良い。上部を動物の耳とか顔に見たてて作れば楽しいし、上部左右に孔を設けて吊るす事も出来る。

此の容器の底面の水溶液受け部３に小さなスポンジを入れておけば石鹸溶液を吸収しているので、取り出して洗面台を洗う事が出来る。

石鹸収納容器の実施例の正面図 石鹸収納容器の実施例の上面図 石鹸収納容器の実施例の斜視図

符号の説明

１ 石鹸収納容器
２ 石鹸受け部
３ 水溶液受け部
４ 脚用突起
５ 突起
６ 透孔
７ 排出口
８ 石鹸

Claims (1)

1. 上部の開放された石鹸受け部の底部に水溶液を透過する透孔が開設され、前記透孔の更に下部に落下した前記水溶液を貯める水溶液受け部が一体的に設けられており、前記水溶液受け部に排出口が設けられており、前記水溶液受け部に貯められた水溶液は前記排出口から排出し得る様に構成された石鹸収納容器。

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