JP3066440U - 食器等の水切り具 - Google Patents

食器等の水切り具

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たけ子 徳竹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カゴ体を載置しているトレー体に水切り用の
誘導斜面部を設けることで、カゴ体に収容した食器等か
ら流れ落ちた水が自然にトレー体の外に流れ出す食器等
の水切り具を提供することを目的とする。 【解決手段】 一側壁面を切り倒し状に開放して台所の
シンクS側に臨ませるよう、水切り用の誘導斜面部Qを
設けたトレー体1と、このトレー体1に着脱自在に載置
される水切り用のカゴ体2とで食器等の水切り具を構成
する。トレー体1の底面は、水切り用の誘導斜面部Qに
水を誘導すべく、傾斜状に形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、食器・俎板・包丁等を使用した後、これらを水洗いしてから台所の シンク近傍に水切り状態で放置しておくための、食器等の水切り具に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
調理や食事等で使用した食器・俎板・包丁等は、台所のシンクで水洗いした後 、台所の所定位置に置かれた、例えばカゴ体またはトレー体もしくは桶体等に収 容して、水を切りながら自然乾燥させるのが通常である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、水洗いした食器・俎板・包丁等をカゴ体に収容する場合には、 食器等から流れ落ちた水がキッチンテーブル等に流れ出してしまうため、後の拭 き掃除が面倒である。
【0004】 また、トレー体もしくは桶体に食器等を収容する場合には、当該トレー体や桶 体の内部に食器等から流れ落ちた水が溜まっていた。そして、水が溜まった状態 を長期間放置しておくと、トレー体や桶体の底部に水垢等が生じて非衛生的であ り、トレー体や桶体の清掃も非常に面倒であった。
【0005】 さらに、所定のトレー体や桶体の中にカゴ体を入れ、このカゴ体に水洗いした 食器等を収容して水切りをする器具も存在するが、これもトレー体や桶体の底部 に水が溜まってしまい、この状態を長期間放置すると非衛生的である。また、と れー体や桶体の底部に溜まった水を捨てるときも、トレー体や桶体の中からカゴ 体を一旦取り外し、その状態でトレー体や桶体を傾けて水を排出しなければなら ず、その作業が非常に面倒であった。
【0006】 そこで本考案は、叙上のような従来存した問題点に鑑み創案されたもので、カ ゴ体を載置しているトレー体に水切り用の誘導斜面部を設けることで、カゴ体に 収容した食器等から流れ落ちた水が自然にトレー体の外に流れ出すと共に、包丁 や俎板等も立て掛けることのできる、食器等の水切り具を提供することを目的と したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案にあっては、一側壁面を切り倒し状に開放して台所のシンク 側に臨ませるよう、水切り用の誘導斜面部Qを設けたトレー体1と、このトレー 体1に着脱自在に載置される水切り用のカゴ体2とを有することで、上述した課 題を解決した。
【0008】 また、トレー体1の一側壁面を縦長に起立形成し、このトレー体1の一側壁面 とトレー体1に載置したカゴ体2との間に、包丁や俎板等の収容空間部Pを有す ることで、同じく上述した課題を解決した。
【0009】 さらに、収容空間部Pにおいて、包丁の柄を掛架させたり、俎板の一端縁部を 係止させるべく、トレー体1の一側壁面から第1帯板3を突出形成したことで、 同じく上述した課題を解決した。
【0010】 また、収容空間部Pにおいて、包丁の刃先端を一点支持にて立て掛けたり、俎 板の他端縁部を係入すべく、第1帯板3に対向して仕切小板5を設けたことで、 同じく上述した課題を解決した。
【0011】 この他、カゴ体2の一側壁面は、上部開口に向けて幅広となるように傾斜状に 形成されていることで、同じく上述した課題を解決した。
【0012】 また、トレー体1の底面は、水切り用の誘導斜面部Qに水を誘導すべく、傾斜 状に形成されていることで、同じく上述した課題を解決した。
【0013】 本考案に係る食器等の水切り具においては、台所のキッチンテーブルK等にト レー体1を設置し、シンクS側に臨ませるよう配置したトレー体1の水切り用の 誘導斜面部Qが、水洗いした食器・俎板・包丁等から流れ落ちた水を自然にシン クS内へ落下させ、トレー体1内部における水の溜まりを防止する。
【0014】 また、縦長に起立形成されたトレー体1の一側壁面は、カゴ体との間に包丁や 俎板等の収容空間部Pを形成すると共に、収容した包丁や俎板等が外部へ転倒す るのを防止する。
【0015】 さらに、収容空間部Pの第1帯板3は、包丁の柄を掛架させたり、俎板の一端 縁部を係止させる。一方、仕切小板5は包丁の刃先端を一点支持にて立て掛けた り、俎板の他端縁部を係入保持させる。
【0016】 この他、一側壁面が傾斜状に形成された食器水切り用のカゴ体2は、食器等の 収容スペースを拡げ、且つ収容した食器等の取り出しも容易にしている。
【0017】 加えて、トレー体1の傾斜底面は、食器等から流れ落ちた水を誘導斜面部Qに 導き、シンク5内へ自然に落下させる。
【0018】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の一実施の形態を説明する。本考案に係る食器等 の水切り具は、図1、図2に示すように、一側壁面を切り倒し状に開放して台所 のシンクS側に臨ませるよう、水切り用の誘導斜面部Qを設けたトレー体1と、 このトレー体1に着脱自在に載置される水切り用のカゴ体2とから構成されてい る。
【0019】 トレー体1は、図2に示すように、方形状の底面を囲む三壁面が立ち上がって おり、トレー体1の底面に落ちた水は、開放状態にある誘導斜面部Q側からのみ 流れ落ちるようになっている。そして、図4に示すように、トレー体1の底面は 、誘導斜面部Q側が低くなるように傾斜状に形成されており、食品等から流れ落 ちた水が自然に誘導斜面部Q側に導かれ、シンクS内に落下するものである。
【0020】 尚、傾斜面の形成は、図1に示すものに限定されず、例えばトレー体1の誘導 斜面部Qと反対側の端部底面に突起を設ける等、どの様な手段を用いても差し支 えない。
【0021】 また、図1、図2に示すように、トレー体1の一側壁面を、例えば約20cm の縦長に起立形成して起立壁面部6としている。そして、このトレー体1の起立 壁面部6とトレー体1に載置したカゴ体2との間に、収容空間部Pを形成してい る。この収容空間部Pは、例えば包丁や俎板等を収容するものである。収容空間 部Pを形成する起立壁面部6には、包丁の柄を掛架させたり、俎板の一端縁部を 係止させるべく、第一帯板3を突出形成している。この第一帯板3は、例えば縦 幅約2cm、横幅約5.5cm程度の横長小板状で、トレー体1底面から約1c m上方で水切り用の誘導斜面部Qに沿って突出形成している。
【0022】 尚、図示を省略したが、この第1帯板3は、その上縁部に略半円形の溝を形成 し、この溝に包丁の柄等を係入保持させるようにしても良い。そして、図2、図 4に示すように、包丁の刃先端を一点支持にて立て掛けたり、俎板の他端縁部を 係入するため、起立壁面部6内側の前記第1帯板3に対向した位置に、複数の仕 切小板5を隣接配置させた第2帯板4を突出形成している。
【0023】 一方、トレー体1に載置される水切り用のカゴ体2は、図2に示すように、そ の一側壁面が上部開口に向けて幅広となるように傾斜状に形成されている。 尚、カゴ体2の形状は図2に示すものに限定されず、収容している食器等の水 切りが可能であれば、どの様な形状であっても差し支えない。
【0024】 次に、本実施の形態の使用の一例を説明する。まず、図2に示すように、奇麗 に洗浄して乾燥させたトレー体1の上に食器水切り用のカゴ体2を載せる。そし て、図1に示すように、このトレー体1の誘導斜面部をシンクS内に臨ませるよ うにして、台所のキッチンテーブルK上に当該トレー体1を配置する。その後、 図1に示すように、水洗いされた食器等を食器水切り用のカゴ体2に収容する。 また、図1、図4に示すように、水洗いされた包丁は、その柄を第1帯板3に掛 け、刃部を上にしながら刃先端を仕切小板5の間に入れて刃先端の一点支持状態 にして立て掛ける。さらに、図1、図3に示すように、水洗いされた俎板は、一 端縁部を第1帯板3に係止させる状態にして、他端縁部を仕切小板5の間に係入 保持させておく。このとき、図3に示すように、起立壁面部6と俎板とで包丁を 挟むように配置すると、より安全である。このようにして、水洗いした食器・俎 板・包丁等を台所のキッチンテーブルK等において自然乾燥させることができる 。
【0025】 尚、本考案は上記した実施の形態に限定されるものではなく、本考案の目的を 達成できる範囲での改良、変形等は本考案に全て包含されるものである。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、一側壁面を切り倒し状に開放して台所の シンクS側に臨ませるよう、水切り用の誘導斜面部Qを設けたトレー体1と、こ のトレー体1に着脱自在に載置される水切り用のカゴ体2とを有するので、カゴ 体2に収容している食器等から流れ落ちた水を、トレー体1の誘導斜面部Qから シンク5内に落下させることができる。その結果、トレー体1内部の水の溜まり を未然に防止して、トレー体1に水垢が生じることもなく、水切り具は勿論のこ と、水切り具を置いている台所全体を衛生的にすることができる。
【0027】 また、トレー体1の一側壁面を縦長に起立形成し、このトレー体1の一側壁面 とトレー体1に載置したカゴ体2との間に収容空間部Pを設けたので、カゴ体2 の外での包丁や俎板等の水切りを可能としている。
【0028】 そして、収容空間部Pにおいて、包丁の柄を掛架させたり、俎板の一端縁部を 係止させるべく、トレー体1の壁面から第1帯板3を突出形成し、また、包丁の 刃先端を一点支持にて立て掛けたり、俎板の他端縁部を係入すべく、第1帯板3 に対向して仕切小板5を設けたので、立て掛けている包丁や俎板の転倒を防止し つつ、その水切りを可能としている。
【0029】 さらに、カゴ体2の一側壁面は、上部開口に向けて幅広となるように傾斜状に 形成されているので、食器等の収容スペースを高め、且つ乾燥後の食器等の取り 出しを容易にしている。 加えて、トレー体1の底面は、水切り用の誘導斜面部Qに向けて傾斜状に形成 されているため、食器等から流れ落ちた水を常にトレー体1の誘導斜面部Qに導 き、シンク5内に自然に落下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態における水切り具の使用
状態を示す一部分解斜視図である。
【図2】同じくトレー体にカゴ体を載置する状態を示す
分解斜視図である。
【図3】同じく水切り具の使用状態を示す側面図であ
る。
【図4】同じく水切り具の使用状態を示すもので、図3
におけるX−X線断面図である。
【符号の説明】
1…トレー体 2…カゴ体 3…第1帯板 4…第2帯板 5…仕切小板 6…起立壁面部 P…収容空間部 Q…誘導斜面部 K…キッチンテーブル S…シンク

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側壁面を切り倒し状に開放して台所の
    シンク側に臨ませるよう、水切り用の誘導斜面部を設け
    たトレー体と、このトレー体に着脱自在に載置される水
    切り用のカゴ体とを有することを特徴とする食器等の水
    切り具。
  2. 【請求項2】 トレー体の一側壁面を縦長に起立形成
    し、このトレー体の一側壁面とトレー体に載置したカゴ
    体との間に、包丁や俎板等の収容空間部を有する請求項
    1記載の食器等の水切り具。
  3. 【請求項3】 収容空間部において、包丁の柄を掛架さ
    せたり、俎板の一端縁部を係止させるべく、トレー体の
    一側壁面から第1帯板を突出形成した請求項2記載の食
    器等の水切り具。
  4. 【請求項4】 収容空間部において、包丁の刃先端を一
    点支持にて立て掛けたり、俎板の他端縁部を係入すべ
    く、第1帯板に対向して仕切小板を設けた請求項2また
    は3記載の食器等の水切り具。
  5. 【請求項5】 カゴ体の一側壁面は、上部開口に向けて
    幅広となるように傾斜状に形成されている請求項1乃至
    4のいずれか記載の食器等の水切り具。
  6. 【請求項6】 トレー体の底面は、水切り用の誘導斜面
    部に水を誘導すべく、傾斜状に形成されている請求工1
    乃至5のいずれか記載の食器等の水切り具。
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