JP2007082233A - シリコンコンデンサーマイクロフォン及びそのパッケージ方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】接合強度を向上させ、電磁波ノイズのような外部雑音に強いシリコンコンデンサーマイクロフォン及びそのパッケージ方法を提供すること。
【解決手段】 音響ホールが形成された金属ケース110と、MEMSマイクロフォンチップ10と、電圧ポンプ22及びバッファIC24が内蔵されたASICチップ20とが実装されており、金属ケース110と接合するための接続パターン121が形成された基板120と、金属ケース110を基板120に固定させる仮溶接点130と、仮溶接点130により固定された金属ケース110及び基板120の全体接合面の周りに塗布されて、金属ケース110と基板120とを接合する接着剤140と、を備えることを特徴とするシリコンコンデンサーマイクロフォンが提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、シリコンコンデンサーマイクロフォンおよびそのパッケージ方法に関し、さらに詳細には、マイクロフォンのケースをPCB(Printed Circuit Board)と接合する、コンデンサーマイクロフォンのパッケージ方法及びそれによるコンデンサーマイクロフォンに関する。
一般に、移動通信端末機やオーディオなどに広く用いられるコンデンサーマイクロフォンは、電圧バイアス要素、音圧に対応して変化するキャパシタ(C)を形成するダイアフラム/バックプレートセット及び出力信号をバッファリングするための電界効果トランジスタ(Junction Field−Effect Transistor;JFET)とからなる。このような伝統的な方式のコンデンサーマイクロフォンは、1つのケース内に振動板、スペーサリング、絶縁リング、バックプレート、通電リングおよびPCBが一体に組み立てられる組立体からなる。
一方、最近には、微細装置の集積化のために用いられる技術として、マイクロマシニングを利用した半導体加工技術がある。この技術は、MEMS(Micro Electro Mechanical System)とも呼ばれ、半導体工程、特に集積回路技術を応用したマイクロマシニング技術を利用し、μm単位の超小型センサやアクチュエータ及び電気機械的構造物を製作することができる。このようなマイクロマシニング技術を利用して製作されたMEMSチップマイクロフォンは、超精密微細加工により小型化、高性能化、多機能化、集積化が可能であり、安定性及び信頼性を向上させ得るという長所がある。
米国特許6,781,231号明細書)
ところが、このようにマイクロマシニング技術を利用して製作されたMEMSチップマイクロフォンは、電気的駆動及び信号処理を必要とするため、他の特殊目的型半導体(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)チップデバイスと共にパッケージ化する必要がある。
従来のMEMSチップマイクロフォンをパッケージングする技術には、特許文献1「環境と干渉が遮断されたMEMSパッケージ(MICRO ELECTROMECHANICAL SYSTEM PACKAGE WITH ENVIRONMENTAL AND INTERFERENCE SHIELD)」がある。特許文献1に示されたパッケージング技術は、導電層と不導電層が交互に重なっている多層の基板上に、内部導電層及び外部導電層からなるカバーを、導電性接着剤を利用して接着した構造からなっている。
したがって、このような従来のパッケージング方式は、工程が複雑で製造原価が上昇し、接合性が落ち、金属ハウジングとは異なり、不導体を用いることによって、電磁波ノイズなどの外部雑音に敏感であるという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、マイクロフォンのケースを基板と接着剤で接合する、新規かつ改良されたシリコンコンデンサーマイクロフォンのパッケージ方法及びそれによるシリコンコンデンサーマイクロフォンを提供することにある。
本発明の他の目的は、マイクロフォンのケースを基板と接着剤で接合するとき、ケースの動きを防止するために、マイクロフォンのケースを基板に固定した後に、接着剤で接合するシリコンコンデンサーマイクロフォンのパッケージ方法及びそれによるシリコンコンデンサーマイクロフォンを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、MEMSマイクロフォン部品が固着された基板に金属ケースの終端部をレーザー溶接により仮溶接して固定した後、接着剤で接合することで、不良の発生を防止し、接合強度を向上させ、電磁波ノイズのような外部雑音に強いシリコンコンデンサーマイクロフォン及びそのパッケージ方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、音響ホールが形成された金属ケースと、MEMS(Micro Electro Mechanical System)マイクロフォンチップと、電圧ポンプ及びバッファICが内蔵された特殊目的型半導体(ASIC)チップとが実装されており、金属ケースと接合するための接続パターンが形成された基板と、金属ケースを基板に固定させる固定手段と、固定手段により固定された金属ケース及び基板の全体接合面の周りに塗布されて、金属ケースと基板とを接合する接着剤と、を備えることを特徴とするシリコンコンデンサーマイクロフォンが提供される。
上記固定手段は、レーザー又はハンダ付けの仮溶接により形成された仮溶接点であってもよい。上記接着剤は、導電性エポキシ、非導電性エポキシ、シルバーペースト、シリコン、ウレタン、アクリル、クリームソルダーのうちのいずれかであってもよい。
上記金属ケースは、円筒状又は四角筒状であってもよい。該金属ケースの終端部は、外側に曲げられて翼が形成された形状であってもよい。
上記基板は、PCB(Printed Circuit Board)基板、セラミック基板、FPCB(Flexible Circuit Board)基板、メタルPCBのうちのいずれかの基板であってもよい。上記金属ケースの材質は、黄銅、アルミニウム及びニッケル合金のうちのいずれかであってもよい。
上記基板は、金属ケースが実装される面の反対側の面に外部回路と接続する接続端子が形成されてもよく、金属ケースが実装される面に外部回路と接続する接続端子が形成されてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、MEMSチップ及び特殊目的型半導体(ASIC)チップが実装され、接続パターンが形成された基板を投入するステップと、金属ケースを投入するステップと、基板の接続パターンに金属ケースを整列するステップと、金属ケースを基板の接続パターンに仮溶接して固定するステップと、固定された金属ケースと基板の全体接続面の周りとを接着剤で接合するステップと、接着剤を硬化させるステップと、を含むことを特徴とする、シリコンコンデンサーマイクロフォンのパッケージ方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、底面が閉塞された金属ケースと、外部音響を入力するための音響ホールが形成されており、音響ホールの周囲には、音響ホールをハンダ付けによりシーリングするためのシーリング端子が形成されており、MEMSマイクロフォンチップと、電圧ポンプ及びバッファICが内蔵された特殊目的型半導体(ASIC)チップとが実装されており、金属ケースと接合するための接続パターンが形成されている基板と、金属ケースを基板に固定させる固定手段と、固定手段により固定された金属ケース及び基板の全体接合面の周りに塗布されて、金属ケースと基板とを接合する接着剤と、を備えることを特徴とするシリコンコンデンサーマイクロフォンが提供される。
上記固定手段は、レーザー又はハンダ付けの仮溶接により形成された仮溶接点であってもよい。上記接着剤は、導電性エポキシ、非導電性エポキシ、シルバーペースト、シリコン、ウレタン、アクリル、クリームソルダーのうちのいずれかであってもよい。上記音響ホールは、MEMSチップが付着された位置の基板に形成されてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第1の音を流入するための第1の音流入ホールが形成された金属ケースと、第2の音を流入するための第2の音流入ホールが形成されており、MEMSマイクロフォンチップと、電圧ポンプ及びバッファICが内蔵された特殊目的型半導体(ASIC)チップとが実装されており、金属ケースと接合するための接続パターンが形成された基板と、第1の音流入ホール又は第2の音流入ホールを介して入力されたいずれかの音響を位相遅延させるための位相遅延体と、金属ケースを基板に固定させる固定手段と、固定手段により固定された金属ケース及び基板の全体接合面の周りに塗布されて、金属ケースと基板とを接合する接着剤と、を備えることを特徴とする、シリコンコンデンサーマイクロフォンが提供される。
上記固定手段は、レーザー又はハンダ付けの仮溶接により形成された仮溶接点であってもよい。上記接着剤は、導電性エポキシ、非導電性エポキシ、シルバーペースト、シリコン、ウレタン、アクリル、クリームソルダーのうちのいずれかであってもよい。
上記基板は、金属ケースが実装される面の反対の面に外部回路と接続する接続端子が形成されてもよく、金属ケースが実装される面に外部回路と接続する接続端子が形成されてもよい。
上記位相遅延体は、金属ケースに形成された第1の音流入ホールの内側もしくは外側または基板に形成された第2の音流入ホールの内側もしくは外側のうちのいずれかに設置されてもよい。
以上説明したように本発明によれば、金属ケースを基板にレーザーまたはハンダ付けで仮溶接して固定した後に、接着剤で接合することで、接合時にケースが固定されて不良が発生せず、接合力が強くて機械的堅固性が向上し、外部雑音にも強く、特に工程費用を低減して、全体製造原価を大幅低くすることができるという長所がある。
また、従来のマイクロフォン製造工程において、金属ケースとPCBとを接合する工程であるカーリング工程をなくし、コンデンサーマイクロフォン用部品が実装されたPCB基板に金属ケースを接着剤で接合することで、ケースとPCB基板との間の電気的な導電特性を向上させることができ、かつ外部から音圧が流入できないように密封して音響特性も向上させることができる。
また、PCBの形態がケースにより制限されないため、マイクロフォンに用いられるPCBのデザインを自由に決めることができ、色々な形態の端子形成が可能であり、従来のように、カーリングの際に加えられる物理的な力がなくても作業が可能なので、さらに薄いPCBの適用が可能であり、このように薄いPCBを使用する場合、製品の高さを低くすることができることから、薄型のマイクロフォンも製造できる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず、本発明に係る実施の形態は、ケースに音響ホールが形成された例を第1の実施の形態として、第1の実施の形態の複数の変形例を説明し、基板に音響ホールが形成された例を第2の実施の形態として、第2の実施の形態の複数の変形例を説明し、指向性マイクロフォンの例を第3の実施の形態として、第3の実施の形態の複数の変形例を説明する。
1.第1の実施の形態
1.1)第1の実施の形態の第1の変形例
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る第1の変形例の側断面図であり、図2は、第1の変形例の分離斜視図であり、図3は、本発明の第1の実施の形態に用いられるMEMSチップマイクロフォンの構造を示す例示図であり、図4は、本発明の第1の実施の形態に係るシリコンコンデンサーマイクロフォンの回路図である。
本発明の第1の実施の形態に係る第1の変形例は、図1及び図2に示すように、円筒状の金属ケース110をMEMSチップ10及び特殊目的型半導体(Application Specific Integrated Circuit;以下、ASICという)チップ20が実装された基板120にレーザーで仮溶接して固定した後に、接着剤140で金属ケース110を基板120に接合したものである。ここで、接着剤140には、導電性エポキシ、非導電性エポキシ、シルバーペースト、シリコン、ウレタン、アクリル、クリームソルダーなどが利用可能である。
図1及び図2に示すように、基板120には、MEMSチップ10及びASICチップ20が実装されており、金属ケース110と接触する部分に円状の接続パターン121が形成されている。そして、図示していないが、必要により電磁波遮蔽またはESD遮蔽のためのキャパシタや抵抗などが共に実装され得る。
基板120の大きさは、金属ケース110の大きさより大きいことから、外部デバイスと接続する接続パッド又は接続端子を広いPCB基板面上に自由に配置でき、接続パターン121は、一般的なPCB製作工程により銅箔を載置した後、ニッケル(Ni)又は金(Au)メッキして形成したものである。このとき、基板120には、例えばPCB基板、セラミック基板、FPCB(Flexible Circuit Board)基板、メタルPCB基板など多様な基板を用いることができる。
金属ケース110は、基板120との接続面が開口されて、内部にチップ部品を実装できるようにした円筒状であって、上面には音響が流入できるように音響ホール110aが形成されている。金属ケース110の材質には、黄銅、銅、ステインレススティール、アルミニウム、ニッケル合金などが可能であり、金メッキ又は銀メッキして用いることもでき、金属ケース110の形状は、円状や四角状など、多様な形状が可能である。
このような金属ケース110を基板120の接続パターン121に配置した後、図示していないレーザー加工機を利用して接続部位の一部分である仮溶接点130をレーザーで仮溶接し、金属ケース110と基板120とを一次固定した後、接着剤140を接合部位の全体面の周りに塗布してマイクロフォンパッケージングを完成する。ここで、「仮溶接」とは、金属ケース110と基板120とが接する全体面を溶接することではなく、金属ケース110と基板120とを固定するために、1ケ所以上の複数所(これを仮溶接点といい、好ましくは2ケ所〜4ケ所)を点溶接することを意味する。このように仮溶接により金属ケース110と基板120との間に形成された接合点を仮溶接点130といい、このような仮溶接点130により金属ケース110がPCB120に固定されて、基板120に金属ケース110を接着剤140で接着する場合や硬化過程において、金属ケース110が動かなくなって正しい位置で接合が行われることができる、また、接続パターン121は、接続端子125と接続しており、ここに金属ケース110が接着されれば、外部雑音の流入を遮断して雑音を除去しやすいという利点がある。
このようにパッケージが完成されたマイクロフォンの組立体は、図1に示すように、基板120の接続パターン121と金属ケース110とがレーザーの仮溶接により固定された後、接着剤140で接合されており、金属ケース110と基板120との間の空間150は、音響チャンバーとして機能する。
基板120の底面には、外部デバイスと接続する接続端子123、125が少なくとも2個以上8個まで形成されることができ、各接続端子123、125は、スルーホール124を介してチップ部品面と電気的に導通され得る。特に、本発明の実施の形態において、接続端子123,125を基板120の周辺部まで長く形成する場合、露出面を介して電気ごてなどを接近してリワーク作業を容易にすることができる。
MEMSチップ10は、図3に示すように、シリコンウェーハ14上にMEMS技術を利用してバックプレート13を形成した後、スペーサ12を間において振動膜11が形成された構造からなっている。このようなMEMSチップ10の製造技術は、既に知られたものであるため、これ以上の説明は省略する。
ASICチップ20は、MEMSチップ10と接続して電気的信号を処理する部分であって、図4に示すように、MEMSチップ10がコンデンサーマイクロフォンとして動作するように電圧を提供する電圧ポンプ22と、MEMSチップ10を介して感知された電気的な音響信号を増幅またはインピーダンス整合させ、接続端子を介して外部に提供するためのバッファIC24とで構成される。ここで、電圧ポンプ22は、例えばDC−DCコンバーターであり、バッファIC24は、例えばアナログ増幅器やアナログデジタル変換器(ADC)などを用いることができる。図4の回路図において、コンデンサー記号「C0」は、MEMSチップ10に対した電気的な等価回路を示し、MEMSマイクロフォンパッケージ100は、3個の接続端子(Vdd,GND,Output)を介して外部デバイスと接続することが分かる。
本発明の第1の実施の形態では、金属ケース110を基板120に固定することを、レーザーによる仮溶接を例に挙げて説明したが、ハンダ付け、パンチングなどによる他の方式により金属ケース110を基板120に固定することも可能であり、接着剤140には、例えば、導電性又は非導電性エポキシ類、シルバーペースト、シリコン、ウレタン、アクリル、クリームソルダーなどを用いることができる。
[パッケージ方法]
図5は、本発明の第1の実施形態に係るシリコンコンデンサーマイクロフォンのパッケージ手順を示すフローチャートである。
本発明の第1の実施形態に係るシリコンコンデンサーマイクロフォンをパッケージングする方法は、同図に示すように、基板120を投入するステップS1と、MEMSチップ10及びASICチップ20を基板120上に実装するステップS2、金属ケース110を投入するステップS3、基板の接続パターン121に金属ケース110を合わせるステップS4、金属ケース110の終端部と基板の接続パターン121とを仮溶接などにより固定するステップS5、金属ケース110を基板120に固定した後に、基板120と金属ケース110とが接する部分の全体の周りを接着剤140で塗布して金属ケース110と基板120とを接合するステップS6、接着剤140を硬化させるステップS7とで構成される。
このとき、基板120には、PCB基板、セラミック基板、FPCB基板、メタルPCB基板など多様な基板を用いることができ、基板120には、金属ケース110と接続する接続パターン121が形成されている。
また、金属ケース110の材質には、黄銅、銅、ステインレススティール、アルミニウム、ニッケル合金などが可能であり、金メッキ又は銀メッキして用いることもでき、金属ケース110の形状は、円状や四角状など多様な形状が可能である。
そして、金属ケース110を基板120に固定するステップS5は、レーザー溶接やハンダ付け等による仮溶接やパンチングなどが可能であり、接着剤140には、導電性又は非導電性エポキシ類が用いられることができ、接着剤140で接合した後には、自然硬化、紫外線硬化、熱硬化などで接着剤140を硬化させてマイクロフォンの製作を完了する。
このような本発明の第1の実施形態に係るパッケージ方法によれば、金属ケース110を基板120にレーザーで仮溶接して固定した後、接着剤140で接着して硬化させることによって、接合力(電気的接続力及び密封性能)が強化されて音質が向上し、外部雑音にも強く、特に、不良の発生を減らし、工程費用を低減して、全体製造原価を大幅低くすることができるという長所がある。
1.2)第1の実施の形態の第2の変形例
図6は、本発明の第1の実施の形態に係る第2の変形例の分離斜視図であって、本発明の第1の実施形態の第2の変形例は、四角筒状の金属ケース210を基板220にレーザーで仮溶接して固定した後に、接着剤140で接着して硬化させたものである。
図6に示すように、基板220には、MEMSチップ10及びASICチップ20が実装されており、金属ケース210と接触する部分に四角状の接続パターン221が形成されている。接続パターン221は、通常のPCBパターン技術により銅箔フィルムで形成されたものである。
金属ケース210は、基板220と接続する面が開口された四角筒状であって、上面には音響が流入できるように音響ホール210aが形成されている。
このような金属ケース210を基板220の接続パターン221に配置した後、図示していないレーザー加工機を利用して、図6に示すように、各面で一ケ所の接続部位をレーザー溶接して仮溶接点130を形成し、接着剤140を接続面の周り全体に塗布した後に硬化させて、パッケージングを完成する。ここで、接続パターン221は、接地端子と接続しており、ここに金属ケース210が溶接されれば、外部雑音の流入を遮断して雑音を除去しやすいという利点がある。
このようにパッケージングが完成されたマイクロフォンの組立体は、図1に示すものと同様なので、説明の重複を避けるために、これ以上の説明は省略する。
1.3)第1の実施の形態の第3の変形例
図7は、本発明の第1の実施の形態に係る第3の変形例の分離斜視図であって、本発明の第1の実施形態の第3の変形例は、終端部に「L」形状に突出された翼116が形成された円筒状の金属ケース110´を基板120にレーザーで仮溶接して固定した後に、接着剤140で接合して硬化させたものである。
図7に示すように、基板120には、MEMSチップ10及びASICチップ20が実装されており、金属ケース110´と接触する部分に円状の接続パターン121が形成されている。基板120の大きさは、金属ケース110の大きさより大きいことから、外部デバイスと接続する接続パッドや接続端子を広いPCB面上に自由に配置でき、接続パターン121は、一般的なPCB製作工程により銅箔を載置した後、ニッケル(Ni)又は金(Au)メッキすることが好ましい。本発明の第3の実施の形態において接続パターン121は、金属ケースに形成された翼116に対応し、第1の実施の形態より幅が大きいことが好ましい。
第3の変形例の金属ケース110´は、基板120と接続面が開口された円筒状であって、上面には音響が流入できるように音響ホール110aが形成されており、ケース本体114の終端には、外側に突出された翼116が形成されている。
このような金属ケース110´の終端部の翼116をPCB基板の接続パターン121に配置した後、図示していないレーザー加工機を利用して仮溶接してケース110´と基板120とを固定した後、接着剤140で接着してパッケージングを完成する。
1.4)第1の実施の形態の第4の変形例
図8は、本発明の第1の実施の形態に係る第4の変形例の分離斜視図であって、本発明の第1の実施形態に係る第4の変形例は、終端部に「L」形状に突出された翼216が形成された四角筒状の金属ケース210´を基板220にレーザーで仮溶接して固定した後、接着剤140で接合して硬化させたものである。
図8に示すように、基板220には、MEMSチップ10及びASICチップ20が実装されており、金属ケース210´と接触する部分に四角状の接続パターン221が形成されている。基板220の大きさは、金属ケース210´の大きさより大きいことから、外部デバイスと接続する接続パッドや接続端子を広いPCB面上に自由に配置でき、接続パターン221は、一般的なPCB製作工程により銅箔を載置した後、ニッケル(Ni)又は金(Au)メッキすることが好ましい。本発明の第4実施の形態において接続パターン221は、金属ケース210´の本体214の終端部に形成された翼216に対応し、第2の実施の形態より幅が広いことが好ましい。
金属ケース210´は、基板220と接続面とが開口された四角筒状であって、上面には、音響が流入できるように音響ホール210aが形成されており、ケース本体214の終端面には、外側に突出された翼216が形成されている。
このような金属ケースの終端部の翼216をPCB基板の接続パターン221に配置した後、図示していないレーザー加工機で仮溶接してケース210´と基板220とを固定した後、接着剤140で接着してパッケージングを完成する。
1.5)第1の実施の形態の第5の変形例
図9は、本発明の第1の実施の形態に係る第5の変形例の側断面図である。
本発明の第1の実施形態の第5の変形例に係るシリコンコンデンサーマイクロフォンは、円筒状の金属ケース110が金属ケースより広い基板120に仮溶接で固定された後、接着剤140で接合されており、基板部品面120cには、マイクロフォンが用いられる製品のメインPCB300の接続パッド302と接続する接続端子122が形成されている。本発明の第1の実施形態の第5の変形例では、接続端子が4個であることを例に挙げたが、これは、1つの例に過ぎず、少なくとも2個以上8個まで形成されることができ、参照番号130は、仮溶接による仮溶接点を示す。そして接続端子122を基板の側壁部まで拡張するか、側壁部に続き部品面の反対面まで拡張する場合、電気ごてなどの熱伝逹が改善されて、リワーク作業がより便利になることができる。
そして、本発明の第1の実施形態の第5の変形例に係るシリコンコンデンサーマイクロフォンが実装される製品のメインPCB300は、シリコンコンデンサーマイクロフォンのケース110が実装できるように、円状の挿入ホール300aが形成されており、マイクロフォンの基板120に形成された接続端子122に対応し、接続パッド302が形成されている。
このようにメインPCB300にシリコンコンデンサーマイクロフォンが実装された本発明の第1の実施形態の第5の変形例のマイクロフォンは、図9に示すように、基板部品面120cの中央部分から突出された金属ケース110がメインPCB300の挿入ホール300aに挿入されるとともに、メインPCBの接続パッド302とマイクロフォンの接続端子122とがハンダ付け304により接続されている形状である。
したがって、本発明の第1の実施形態の第5の変形例の実装方式によれば、マイクロフォンの基板の上に突出されたケース110部分が、メインPCB300に形成された挿入ホール300aに挿入されることから、実装後の全体高tが従来のマイクロフォンにおいて部品面の反対面に接続端子が形成されて、メインPCB上に実装されるときの全体高より低くなり、製品の部品実装の空間を效率的に使用することができる。
このようなシリコンコンデンサーマイクロフォンの金属ケースの内部には、図9の断面図に示すように、MEMSチップ10及びASICチップ20が基板120上に実装されており、金属ケース110と接触する部分に円状の接続パターン121が形成されている。
このとき、基板120には、PCB基板、セラミック基板、FPCB基板、メタルPCB基板など多様な基板を用いることができ、金属ケース110は、音響が流入できるように音響ホール112が形成されており、黄銅、銅、ステインレススティール、アルミニウム、ニッケル合金などからなっており、金メッキ又は銀メッキして用いることができる。
そして、図9の側断面図に示すように、接続端子122を基板の側壁部を経て部品面の反対面まで拡張する場合、電気ごてなどの熱伝逹が改善され、リワーク作業がより容易となり、図示していないが、接続端子122を基板の側壁部までのみ拡張することもできる。
2.第2の実施の形態
2.1)第2の実施の形態の第1の変形例
図10は、本発明の第2の実施の形態によって基板に音響ホールが形成されたシリコンコンデンサーマイクロフォンの第1の変形例の分離斜視図であり、図11は、図10に示すシリコンコンデンサーマイクロフォンの側断面図である。
本発明の第2の実施の形態の第1の変形例は、図10及び図11に示すように、上面が閉塞された円筒状の金属ケース110を、MEMSチップ10及びASICチップ20が実装され、音響ホール120aが形成された基板120の接続パターン121とレーザーで仮溶接して、金属ケース110を基板120に固定した後、接続面全体の周りを接着剤140で接合する例である。ここで、接着剤140には、導電性エポキシ、非導電性エポキシ、シルバーペースト、シリコン、ウレタン、アクリル、クリームソルダーなどが可能である。
図10及び図11に示すように、基板120の中央部には、外部音を流入するための音響ホール120aが形成されており、音響ホール120aの周囲には、MEMSチップ10及びASICチップ20が実装されており、金属ケース110と接触する部分に円状の接続パターン121が形成されている。そして、図示していないが、必要により電磁波遮蔽またはESD遮蔽のためのキャパシタや抵抗などが共に実装できる。
基板120の大きさは、金属ケース110の大きさより大きいことから、外部デバイスと接続する接続パッドや接続端子を広い基板面上に自由に配置でき、接続パターン121は、一般的なPCB製作工程により銅箔を載置した後、ニッケル(Ni)又は金(Au)メッキして形成されたものである。このとき、基板120には、PCB基板、セラミック基板、FPCB基板、メタルPCB基板など多様な基板を用いることができる。
金属ケース110は、一面は閉塞されており、基板120との接続面は開口されて、内部にチップ部品を実装できるようになった円筒状であって、基板の音響ホール120aを介して外部の音が流入できるようになった構造であるから、金属ケース110の底面は閉塞されている構造である。金属ケース110の材質には、黄銅、銅、ステインレススティール、アルミニウム、ニッケル合金などが可能であり、金メッキ又は銀メッキして用いることもでき、金属ケースの形状は、円状や四角状など多様な形状が可能である。
このような金属ケース110を基板120の接続パターン121に配置した後、図示していないレーザー加工機を利用して仮溶接点130をレーザーで仮溶接し、ケース110を基板120に固定した後、接続面の全体の周りに接着剤140を塗布することにより、マイクロフォンパッケージングを完成する。このように仮溶接によりケース110と基板120との間に形成された接合点を仮溶接点130といい、このような仮溶接点130によりケース110が基板120に固定されて、基板120にケース110を接着剤140で接着する場合や硬化過程において、ケース110が動かなくなって、正しい位置で接合が行われることができる。また、接続パターン121は、接続端子125と接続しており、ここに金属ケース110が接着されれば、外部雑音の流入を遮断して雑音を除去しやすいという利点がある。
このようにパッケージングが完成されたマイクロフォンの組立体は、図11に示すように、基板120の接続パターン121と金属ケース110とがレーザーによる仮溶接点130に固定された後、接着剤140で接合されており、金属ケース110と基板120との間の空間150は、音響チャンバーとして機能する。
また、基板120には、外部音響を入力するための音響ホール120aが形成されており、基板120の底面音響ホールの周囲には、メインPCB300とマイクロフォンとの間の空間で音波の歪みを防止するために、音響ホール120aをハンダ付けによりシーリング(Hole sealing)するためのシーリング端子120bが形成されている。このとき、外部デバイスと接続する接続端子123、125は、少なくとも2ケ以上8ケまで形成されることができ、各接続端子123、125は、スルーホール124を介してチップ部品面と電気的に導通できる。特に、本発明の実施の形態において、接続端子123、125を基板120の周辺部まで長く形成する場合、露出面を介して電気ごてなどを接近して、リワーク作業を容易にすることができる。
このような本発明の第2の実施形態に係るマイクロフォンをメインPCB300に実装した例は、図15に示す通りである。
図15に示すように、マイクロフォンを実装する製品のメインPCB300には、外部音を流入するためのメイン音響ホール300bが形成されており、このメイン音響ホール300bの周囲には、メインPCB300とマイクロフォンとの間の空間で音波の歪みを防止するために、メイン音響ホール300bをハンダ付けによりシーリングするためのシーリング端子306が形成されており、マイクロフォンの接続端子123、125に対応して接続パッド302が形成されている。このようなメインPCB300に本発明の第2の実施形態に係るマイクロフォンをハンダ付け304により接続すれば、外部の音響は、メインPCB300のメイン音響ホール300bを介して流入した後、シーリング端子306によりシーリングされる領域を経て、マイクロフォン基板120の音響ホール120aを介してマイクロフォンの内部に入力される。
一方、図10に示した本発明の第2の実施の形態の第1の変形例では、部品が実装されていない位置の基板に音響ホールが形成されたことを例に挙げて説明したが、他の変形例として、図16及び図17に示すように、MEMSチップ10が付着された位置の基板に音響ホール120aを形成することもできる。図16及び図17に示した本発明の第2の実施の形態の他の変形例では、基板の音響ホール120aを介して流入した外部音響が、MEMSチップ10に直ちに流入して振動板を振動させるようになっている。
2.2)第2の実施の形態の第2の変形例
図12は、本発明の第2の実施の形態に係る第2の変形例の分離斜視図であって、本発明の第2の変形例は、四角筒状の金属ケース210を基板220にレーザーで仮溶接した後、接着剤140で接合したことである。第2の変形例では、四角状ケース210の各面に一地点ずつ仮溶接して全て4個の仮溶接点130が形成されている。
図12に示すように、基板220には、外部音を流入するための音響ホール220aが形成されており、音響ホール220aの周囲には、MEMSチップ10及びASICチップ20が実装されており、金属ケース210と接触する部分に四角状の接続パターン221が形成されている。接続パターン221は、通常のPCBパターン技術により銅箔フィルムで形成されたものであって、基板220の底面の音響ホール220aの周囲には、メインPCB300とマイクロフォンとの間の空間で音波の歪みを防止するために、音響ホールをハンダ付けによりシーリングするためのシーリング端子120bが形成されている。
金属ケース210は、基板220と接続する面が開口された四角筒状であって、基板の音響ホール220aを介して外部音を流入することから、ケースの底面は閉塞されている。
このような金属ケース210を基板220の接続パターン221に整列した後、図示していないレーザー加工機を利用して仮溶接点130をレーザーで仮溶接してケース210を固定し、接続面の全体の周りに接着剤140を塗布した後に硬化させて、マイクロフォンパッケージングを完成する。ここで、接続パターン221は、接地端子と接続しており、ここに金属ケース210が溶接されれば、外部雑音の流入を遮断して雑音を除去すること容易であるという利点がある。
このようにパッケージングが完成されたマイクロフォンの組立体は、図11に示すものと同様であるため、説明の重複を避けるために、これ以上の説明は省略する。
2.3)第2の実施の形態の第3の変形例
図13は、本発明の第2の実施の形態に係る第3の変形例の分離斜視図であって、本発明の第2の実施の形態に係る第3の変形例は、終端に「L」形状に突出された翼116が形成された円筒状の金属ケース110´と基板120との仮溶接点130をレーザーで仮溶接して互いに固定した後、接着面の全体の周りを接着剤140で接合したものである。
図13に示すように、基板120には、外部音を流入するための音響ホール120aが形成されており、MEMSチップ10及びASICチップ20が実装されており、金属ケース110´と接触する部分に円状の接続パターン121が形成されている。図示していないが、基板120の底面音響ホール120aの周囲には、メインPCB300とマイクロフォンとの間の空間で音波の歪みを防止するために、音響ホール120aをハンダ付けによりシーリングするためのシーリング端子120bが形成されている。基板120の大きさは、金属ケースの大きさより大きいことから、外部デバイスと接続する接続パッドや接続端子を広いPCB面上に自由に配置でき、接続パターンは、一般的なPCB製作工程により銅箔を載置した後、ニッケル(Ni)又は金(Au)メッキすることが好ましい。本発明の第2の実施の形態の第3の変形例において接続パターン121は、金属ケースに形成された翼116に対応して第1の変形例より幅が広いことが好ましい。
本発明の第2の実施の形態の第3の変形例の金属ケース110´は、基板120と接続面とが開口された円筒状であって、PCB基板の音響ホール120aを介して外部音を流入することから、ケースの底面は閉塞されており、ケース本体114の終端面には、外側に突出された翼116が形成されている。
このような金属ケース110´の終端翼116をPCB基板の接続パターン121に配置した後、図示していないレーザー加工機を利用してレーザーで仮溶接してケース110´を基板120に固定した後、接着剤140で接合してパッケージングを完成する。
2.4)第2の実施の形態の第4の変形例
図14は、本発明の第2の実施の形態に係る第4の変形例の分離斜視図であって、本発明の第2の実施の形態に係る第4の変形例は、終端に「L」形状に突出された翼216が形成された四角筒状の金属ケース210´を基板220にレーザーで仮溶接して固定した後、接着剤で接合したものである。
図14に示すように、基板220には、外部音を流入するための音響ホール220aが形成されており、MEMSチップ10及びASICチップ20が実装されており、金属ケース210´と接触する部分に四角状の接続パターン221が形成されている。図示していないが、基板220の底面音響ホール220aの周囲には、メインPCB300とマイクロフォンとの間の空間において音波の歪みを防止するために、音響ホール220aをハンダ付けによりシーリングするためのシーリング端子が形成されている。基板220の大きさは、金属ケース210´の大きさより大きいことから、外部デバイスと接続する接続パッドや接続端子を広いPCB面上に自由に配置でき、接続パターン221は、一般的なPCB製作工程により銅箔を載置した後、ニッケル(Ni)又は金(Au)メッキすることが好ましい。
金属ケース210´は、基板220との接続面が開口された四角筒状であって、PCB基板の音響ホール220aを介して外部音を流入することから、ケース210´の底面は閉塞されており、ケース本体214の終端面には、外側に突出された翼216が形成されている。
このような金属ケースの終端翼216を基板の接続パターン221に整列した後、図示していないレーザー加工機を利用して仮溶接点130をレーザーで仮溶接してケース210´を基板120に固定させ、ケース210´と基板120との接着面の全体の周りに接着剤140を塗布した後に硬化させて、マイクロフォンパッケージングを完成する。
2.5)第2の実施の形態の第5の変形例
図18は、本発明の第2の実施の形態に係る第5の変形例によって基板の部品面に接続端子が形成され、MEMSチップが付着された位置の基板に音響ホールが形成された本発明の第2の実施の形態に係る第5の変形例の側断面図である。
本発明の第2の実施の形態の第5の変形例に係るシリコンコンデンサーマイクロフォンは、図18に示すように、底面が閉塞された円筒状の金属ケース110が金属ケース110より広く、外部音を流入するための音響ホール120aが形成された基板120に接着剤140で付着されており、基板部品面120cには、マイクロフォンが用いられる製品のメインPCB300の接続パッド302と接続する接続端子122が形成されている。
そして、本発明の第2の実施の形態の第5の変形例に係るシリコンコンデンサーマイクロフォンが実装される製品のメインPCB300は、指向性シリコンコンデンサーマイクロフォンのケース110が実装され得るように、円状の挿入ホール300aが形成されており、マイクロフォンの基板120に形成された接続端子122に対応して接続パッド302が形成されている。
このようにメインPCB300にシリコンコンデンサーマイクロフォンが実装された全体構造は、図18に示すように、基板部品面120cの中央部分から突出された金属ケース110がメインPCB300の挿入ホール300aに挿入されるとともに、メインPCBの接続パッド302とマイクロフォンの接続端子122とがハンダ付け304により接続されている形状である。
したがって、本発明の第2の実施の形態の第5の変形例に係る実装方式によれば、マイクロフォンの基板の上に突出されたケース110部分が、メインPCB300に形成された挿入ホール300aに挿入されることから、実装後の全体高が従来のマイクロフォンにおいて部品面の反対面に接続端子が形成されてメインPCB上に実装されるときの全体高さより低くなり、製品の部品実装空間を效率的に用いることができる。
3.第3の実施の形態
3.1)第3の実施の形態の第1の変形例
図19は、本発明の第3の実施の形態に係るシリコンコンデンサーマイクロフォンの第1の変形例の分離斜視図であり、図20及び図21は、本発明の第3の実施の形態に係る第1の変形例の側断面図である。ここで、図20は、位相遅延体151がケース110側に付着された場合の断面図であり、図21は、位相遅延体151が基板120側に付着された場合の断面図である。
本発明の第3の実施の形態の第1の変形例は、図19〜図21に示すように、第1の音のための第1の音響ホール110aが形成された円筒状の金属ケース110をMEMSチップ10及びASICチップ20が実装された基板120にレーザーで仮溶接して、ケース110を基板120に固定した後、接着剤140でケース110を基板120に接合したことである。ここで、接着剤140には、例えば導電性エポキシ、非導電性エポキシ、シルバーペースト、シリコン、ウレタン、アクリル、クリームソルダーなどを用いることが可能である。
図19〜図21に示すように、基板120には、MEMSチップ10及びASICチップ20が実装されており、金属ケース110と接触する部分に円状の接続パターン121が形成されている。そしてMEMSチップ10が実装された位置の基板120には、第2の音を流入するための第2の音響ホール120aが形成されており、第2の音響ホール120aの周辺の外側には、シーリング端子120bが形成されている。
基板120の大きさは、金属ケース110の大きさより大きいことから、外部デバイスと接続する接続パッドや接続端子を広い基板面上に自由に配置でき、接続パターン121は、一般的なPCB製作工程により銅箔を載置した後、ニッケル(Ni)又は金(Au)メッキして形成されたものである。このとき、基板120には、例えばPCB基板、セラミック基板、FPCB基板、メタルPCB基板など多様な基板を用いることができる。
金属ケース110は、基板120との接続面が開口されて内部にチップ部品を実装できるようになった円筒状であって、上面には、第1の音が流入できるように第1の音響ホール110aが形成されている。金属ケース110の材質には、例えば黄銅、銅、ステインレススティール、アルミニウム、ニッケル合金などを用いることが可能であり、金メッキ又は銀メッキして用いることもでき、金属ケースの形状は、円状や四角状、ケースの終端部に翼が突出された形状など多様な形状が可能である。
このような金属ケース110を基板120の接続パターン121に配置した後、図示していないレーザー加工機を利用して接続部位である仮溶接点130をレーザーで仮溶接して、ケース110と基板120とを固定した後、接着剤140を接合部位の全体面に塗布して、マイクロフォンパッケージングを完成する。
このようにパッケージングが完成された指向性マイクロフォンの組立体は、図20及び図21に示すように、基板120の接続パターン121と金属ケース110とがレーザーの仮溶接により固定された後、接着剤140で接合されている。そして、マイクロフォンが指向特性を有することができるように、流入した音を位相遅延させるための位相遅延体151がケース110又は基板120のうちのいずれかに設置されている。
基板120の底面には、外部デバイスと接続する接続端子123、125が少なくとも2個以上8個まで形成されることができ、各接続端子123、125は、スルーホール124を介してチップ部品面と電気的に導通できる。特に、本発明の第3の実施の形態において、接続端子123、125を基板120の周辺部まで長く形成する場合、露出面を介して電気ごてなどを接近して、リワーク作業を容易にすることができる。
3.2)第3の実施の形態の第2の変形例
図22は、本発明の第3の実施の形態に係る第2の変形例の分離斜視図であって、本発明の第3の実施の形態の第2の変形例は、第1の音を流入するための第1の音響ホール210aが形成された四角筒状の金属ケース210を第2の音を流入するための第2の音流入ホールが形成された基板220にレーザーで仮溶接して固定した後、接着剤140で接着して硬化させたものである。
図22に示すように、基板220には、MEMSチップ10及びASICチップ20が実装されており、MEMSチップ10が実装された位置の基板220には、第2の音を流入するための第2の音流入ホールが形成されている。そして、金属ケース210と接触する部分に四角状の接続パターン221が形成されているが、接続パターン221は、通常のPCBパターン技術により銅箔フィルムで形成されたものである。
金属ケース210は、基板220と接続する面が開口された四角筒状であって、上面には、第1の音が流入できるように第1の音響ホール210aが形成されている。
このような金属ケース210を基板220の接続パターン221に整列した後、図示していないレーザー加工機を利用して各面で1ケ所の接続部位をレーザー溶接して仮溶接点130を形成し、接着剤140を接続面の周りの全体に塗布した後に硬化させて、パッケージングを完成する。ここで、接続パターン221は、接地端子と接続しており、ここに金属ケース210が溶接されれば、外部雑音の流入を遮断して雑音を除去しやすいという利点がある。
このようにパッケージングが完成された指向性シリコンコンデンサーマイクロフォンの組立体は、ケースの形状を除いては本発明の第3の実施の形態の第1の変形例と同様なので、説明の重複を避けるために、これ以上の説明は省略する。
3.3)第3の実施の形態の第3の変形例
図23は、本発明の第3の実施の形態の第3の変形例によって接続端子が部品実装面に形成された指向性コンデンサーマイクロフォンの実装概念図であり、図24は、図23に示す指向性シリコンコンデンサーマイクロフォンの実装時の側断面図である。
本発明の第3の実施の形態の第3の変形例に係る指向性シリコンコンデンサーマイクロフォンは、図23及び図24に示すように、底面に第1の音を流入するための第1の音響ホール110aが形成された円筒状の金属ケース110が、金属ケース110より広く、第2の音を流入するための第2の音響ホール120aが形成された基板120に接着剤140で付着されており、基板部品面120cには、マイクロフォンが用いられる製品のメインPCB300の接続パッド302と接続する接続端子122が形成されている。
そして、本発明の第3の実施の形態の第3の変形例に係る指向性シリコンコンデンサーマイクロフォンが実装される製品のメインPCB300は、指向性シリコンコンデンサーマイクロフォンのケース110が実装できるように、円状の挿入ホール300aが形成されており、マイクロフォンの基板120に形成された接続端子122に対応して接続パッド302が形成されている。
このようにメインPCB300に指向性シリコンコンデンサーマイクロフォンが実装された全体構造は、図24に示すように、基板部品面120cの中央部分から突出された金属ケース110が、メインPCB300の挿入ホール300aに挿入されるとともに、メインPCBの接続パッド302とマイクロフォンの接続端子122とがハンダ付け304により接続されている形状である。
したがって、本発明の第3の実施の形態の第3の変形例にかかる実装方式によれば、マイクロフォンの基板の上に突出されたケース110部分が、メインPCB300に形成された挿入ホール300aに挿入されることから、実装後の全体高が従来のマイクロフォンにおいて部品面の反対面に接続端子が形成されてメインPCB上に実装されるときの全体高より低くなり、製品の部品実装空間を效率的に用いることができる。
このような指向性シリコンコンデンサーマイクロフォンの金属ケース110の内部には、MEMSチップ10及びASICチップ20が基板120上に実装されており、基板120の中央部分に第2の音を流入するための第2の音響ホール120aが形成されており、第1の音響ホール110aの内側には、指向性のための位相遅延体151が付着されている。ここで、図示していないが、位相遅延体151は、第1の音響ホール110aの内外側や第2の音響ホール120aの内外側に付着され得る。
図24に示すように、パッケージングが完成された指向性シリコンコンデンサーマイクロフォンの組立体は、MEMSチップ10及びASICチップ20が実装された基板120上に金属ケース110がレーザー仮溶接により固定された後、接着剤140で接続パターン121と接合されている。
金属ケース110において、MEMSチップ10の位置と一致する部分には、第1の音を流入するための第1の音響ホール110aが形成されており、基板120においてMEMSチップ10が実装された位置には、第2の音を流入するための第2の音響ホール120aが形成されており、第1の音響ホール110aの内側には、位相遅延体151が付着されている。
このような第3の変形例の構造では、第1の音響ホール110a又は第2の音響ホール120aを介して流入した音響が、位相遅延体151を通過しながら位相が変化されて指向特性を有するようになる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の第1の実施の形態に係る第1の変形例の側断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る第1の変形例の分離斜視図である。 本発明に適用されるMEMSチップの構造を示す説明図である。 本発明に係るシリコンコンデンサーマイクロフォンの回路図である。 本発明に係るシリコンコンデンサーマイクロフォンのパッケージ手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る第2の変形例の分離斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る第3の変形例の分離斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る第4の変形例の分離斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る第5の変形例の側断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る第1の変形例の分離斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る第2の変形例の側断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る第2の変形例の分離斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る第3の変形例の分離斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る第4の変形例の分離斜視図である。 本発明により基板に音響ホールが形成されたシリコンコンデンサーマイクロフォンをメインPCBに実装した例の側断面図である。 第2の実施の形態の他の変形例であって、MEMSチップが付着された位置の基板に音響ホールが形成された場合の分離斜視図である。 図16に示す他の変形例の側断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る第5の変形例の側断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る第1の変形例の分離斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る第1の変形例の側断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る第1の変形例の他の側断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る第2の変形例の分離斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る第3の変形例の分離斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る第3の変形例の側断面図である。
符号の説明
10 MEMSチップ
11 振動膜
12 スペーサ
13 バックプレート
14 シリコンウェーハ
20 ASICチップ
22 電圧ポンプ
24 バッファIC
100 マイクロフォンパッケージ
110、110´ 金属ケース
110a 第1の音響ホール
112 音響ホール
114 ケース本体
116 翼
120 基板
120a 第2の音響ホール
120b シーリング端子
120c 基板部品面
121 接続パターン
122、123、125 接続端子
124 スルーホール
130 仮溶接点
140 接着剤
150 空間
151 位相遅延体
210 金属ケース
210a 第1の音響ホール
214 ケース本体
216 翼
220 基板
220a 音響ホール
221 接続パターン
300 メインPCB
300a 挿入ホール
300b メイン音響ホール
302 接続パッド
304 ハンダ付け
306 シーリング端子

Claims (20)

  1. 音響ホールが形成された金属ケースと、
    MEMS(Micro Electro Mechanical System)マイクロフォンチップと、電圧ポンプ及びバッファICが内蔵された特殊目的型半導体(ASIC)チップとが実装されており、前記金属ケースと接合するための接続パターンが形成された基板と、
    前記金属ケースを前記基板に固定させる固定手段と、
    前記固定手段により固定された前記金属ケース及び前記基板の全体接合面の周りに塗布されて、前記金属ケースと前記基板とを接合する接着剤と、
    を備えることを特徴とするシリコンコンデンサーマイクロフォン。
  2. 前記固定手段は、レーザー又はハンダ付けの仮溶接により形成された仮溶接点であることを特徴とする、請求項1に記載のシリコンコンデンサーマイクロフォン。
  3. 前記接着剤は、導電性エポキシ、非導電性エポキシ、シルバーペースト、シリコン、ウレタン、アクリル、クリームソルダーのうちのいずれかであることを特徴とする、請求項1に記載のシリコンコンデンサーマイクロフォン。
  4. 前記金属ケースは、円筒状又は四角筒状であることを特徴とする、請求項1に記載のシリコンコンデンサーマイクロフォン。
  5. 前記金属ケースの終端部は、外側に曲げられて翼が形成された形状であることを特徴とする、請求項4に記載のシリコンコンデンサーマイクロフォン。
  6. 前記基板は、PCB(Printed Circuit Board)基板、セラミック基板、FPCB(Flexible Circuit Board)基板、メタルPCBのうちのいずれかの基板であることを特徴とする、請求項1に記載のシリコンコンデンサーマイクロフォン。
  7. 前記金属ケースの材質は、黄銅、アルミニウム及びニッケル合金のうちのいずれかであることを特徴とする、請求項1に記載のシリコンコンデンサーマイクロフォン。
  8. 前記基板は、前記金属ケースが実装される面の反対側の面に外部回路と接続する接続端子が形成されたことを特徴とする、請求項1に記載のシリコンコンデンサーマイクロフォン。
  9. 前記基板は、前記金属ケースが実装される面に外部回路と接続する接続端子が形成されたことを特徴とする、請求項1に記載のシリコンコンデンサーマイクロフォン。
  10. MEMSチップ及び特殊目的型半導体(ASIC)チップが実装され、接続パターンが形成された基板を投入するステップと、
    金属ケースを投入するステップと、
    前記基板の接続パターンに前記金属ケースを整列するステップと、
    前記金属ケースを前記基板の接続パターンに仮溶接して固定するステップと、
    前記固定された金属ケースと基板の全体接続面の周りとを接着剤で接合するステップと、
    前記接着剤を硬化させるステップと、
    を含むことを特徴とする、シリコンコンデンサーマイクロフォンのパッケージ方法。
  11. 底面が閉塞された金属ケースと、
    外部音響を入力するための音響ホールが形成されており、前記音響ホールの周囲には、前記音響ホールをハンダ付けによりシーリングするためのシーリング端子が形成されており、MEMSマイクロフォンチップと、電圧ポンプ及びバッファICが内蔵された特殊目的型半導体(ASIC)チップとが実装されており、前記金属ケースと接合するための接続パターンが形成されている基板と、
    前記金属ケースを前記基板に固定させる固定手段と、
    前記固定手段により固定された前記金属ケース及び前記基板の全体接合面の周りに塗布されて、前記金属ケースと前記基板とを接合する接着剤と、
    を備えることを特徴とするシリコンコンデンサーマイクロフォン。
  12. 前記固定手段は、レーザー又はハンダ付けの仮溶接により形成された仮溶接点であることを特徴とする、請求項11に記載のシリコンコンデンサーマイクロフォン。
  13. 前記接着剤は、導電性エポキシ、非導電性エポキシ、シルバーペースト、シリコン、ウレタン、アクリル、クリームソルダーのうちのいずれかであることを特徴とする、請求項11に記載のシリコンコンデンサーマイクロフォン。
  14. 前記音響ホールは、前記MEMSチップが付着された位置の基板に形成されたことを特徴とする、請求項11に記載のシリコンコンデンサーマイクロフォン。
  15. 第1の音を流入するための第1の音流入ホールが形成された金属ケースと、
    第2の音を流入するための第2の音流入ホールが形成されており、MEMSマイクロフォンチップと、電圧ポンプ及びバッファICが内蔵された特殊目的型半導体(ASIC)チップとが実装されており、前記金属ケースと接合するための接続パターンが形成された基板と、
    前記第1の音流入ホール又は前記第2の音流入ホールを介して入力されたいずれかの音響を位相遅延させるための位相遅延体と、
    前記金属ケースを前記基板に固定させる固定手段と、
    前記固定手段により固定された前記金属ケース及び前記基板の全体接合面の周りに塗布されて、前記金属ケースと前記基板とを接合する接着剤と、
    を備えることを特徴とする、シリコンコンデンサーマイクロフォン。
  16. 前記固定手段は、レーザー又はハンダ付けの仮溶接により形成された仮溶接点であることを特徴とする、請求項15に記載のシリコンコンデンサーマイクロフォン。
  17. 前記接着剤は、導電性エポキシ、非導電性エポキシ、シルバーペースト、シリコン、ウレタン、アクリル、クリームソルダーのうちのいずれかであることを特徴とする、請求項15に記載のシリコンコンデンサーマイクロフォン。
  18. 前記基板は、前記金属ケースが実装される面の反対の面に外部回路と接続する接続端子が形成されたことを特徴とする、請求項15に記載のシリコンコンデンサーマイクロフォン。
  19. 前記基板は、前記金属ケースが実装される面に外部回路と接続する接続端子が形成されたことを特徴とする、請求項15に記載のシリコンコンデンサーマイクロフォン。
  20. 前記位相遅延体は、前記金属ケースに形成された第1の音流入ホールの内側もしくは外側または前記基板に形成された第2の音流入ホールの内側もしくは外側のうちのいずれかに設置されたことを特徴とする、請求項15に記載のシリコンコンデンサーマイクロフォン。
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