JP2007081986A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 不正に文書を複写できないようにすると共に、不正に複写しようとした者を知ることができるようにする。
【解決手段】 画像読取部11によって原稿の画像を読み取り電子化した画像データを得て、第1画像データ処理部14によってその画像データから予め決められたパターンを認識したとき、上記画像データに対する不正複写防止処理を実行すると共に、映像記憶装置15によって不正複写防止処理実行時のMFP1周囲の映像を撮影してその映像データを取得してHDD13に記憶し、その映像データをネットワーク2を介して外部管理者のPC3へ送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像読取部11によって原稿の画像を読み取り電子化した画像データを得て、第1画像データ処理部14によってその画像データから予め決められたパターンを認識したとき、上記画像データに対する不正複写防止処理を実行すると共に、映像記憶装置15によって不正複写防止処理実行時のMFP1周囲の映像を撮影してその映像データを取得してHDD13に記憶し、その映像データをネットワーク2を介して外部管理者のPC3へ送信する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、スキャナ、複写機とファクシミリとプリンタとスキャナの機能を複合したデジタル複合機(MFP)を含む画像処理装置に関する。
CCD光電変換素子からなるラインセンサ読み取り装置やレーザ光による書き込み装置の発展により、アナログ複写機からデジタル化された画像データの処理を行うデジタル複写機が登場した。
また、デジタル複写機となってからは、複写機の機能だけでなく、ファクシミリ、プリンタ、スキャナの各機能を複合させたため、単なるデジタル複写機ではなく、デジタル複合機(「MFP」と略称する)と呼ばれるようになった。
さらに、ハードディスクドライブ(HDD)を含むメモリの大容量化と低コスト化、ネットワークを含む通信技術の高速化と普及、CPUの処理能力の向上、デジタル画像データに関連する技術(例えば、特性値の規格化や圧縮フォーマット)等々、MFPに関連する技術の進化に伴い、MFPに搭載される機能も多種多様化してきている。
また、デジタル複写機となってからは、複写機の機能だけでなく、ファクシミリ、プリンタ、スキャナの各機能を複合させたため、単なるデジタル複写機ではなく、デジタル複合機(「MFP」と略称する)と呼ばれるようになった。
さらに、ハードディスクドライブ(HDD)を含むメモリの大容量化と低コスト化、ネットワークを含む通信技術の高速化と普及、CPUの処理能力の向上、デジタル画像データに関連する技術(例えば、特性値の規格化や圧縮フォーマット)等々、MFPに関連する技術の進化に伴い、MFPに搭載される機能も多種多様化してきている。
今日、オフィスの中でのMFPの使われ方も多種多様化してきている。
例えば、パーソナルコンピュータ(「PC」と略称する)の横にペアで設置され、各職務者が手軽に複写機、ファクシミリ、プリンタ、スキャナの機能を使用することができる小型のMFPがある。
また、部署や課単位の複数名で共有され、ある程度の生産性やソート、パンチ、ステープルを含む各種の機能が使用できる中型のMFPがある。
さらに、企業の中で複写関連業務を集中して行う部署、もしくは複写関連業務そのものを生業とする会社では、高生産性と高品位で、多機能な大型のMFPが使用されている。
上述のように小型から大型までと多様化してきているMFPであるが、各クラスに亘って共有できる機能も存在するが、クラス毎に要求が強い機能も存在する。
例えば、パーソナルコンピュータ(「PC」と略称する)の横にペアで設置され、各職務者が手軽に複写機、ファクシミリ、プリンタ、スキャナの機能を使用することができる小型のMFPがある。
また、部署や課単位の複数名で共有され、ある程度の生産性やソート、パンチ、ステープルを含む各種の機能が使用できる中型のMFPがある。
さらに、企業の中で複写関連業務を集中して行う部署、もしくは複写関連業務そのものを生業とする会社では、高生産性と高品位で、多機能な大型のMFPが使用されている。
上述のように小型から大型までと多様化してきているMFPであるが、各クラスに亘って共有できる機能も存在するが、クラス毎に要求が強い機能も存在する。
例えば、大型のMFPではパンチ、ステープル、紙折りを含むプロット後の紙に対する後加工や、複写業務と同時に電子ファイリング化することが求められ、小型のMFPではインターネットFAXやPC−FAXの機能の充実や、パーソナル的な使用目的として、専用紙に対する高品位画像印刷が求められる。
このように多種多様化してきているMFP市場に対して、従来は各クラスに必要な機能をセットにしたシステムを構築して販売提供していた。
ところで、ビジネスにおける情報価値の重要性は既に認知されており、情報を早く、正確に、確実に伝えるだけでなく、分かり易く且つ効果的に伝えることも要求されている。
特に、通信技術の高速化と普及化、メモリの大容量化と低コスト化、小型化とPCの高性能化にともない、不正に機密文書や社外秘文書を簡単に複製する環境が、存在することになり、不正に文書を複写(コピー)できないようにするための技術が発展してきており、更なるセキュリティ強化が望まれている。
このように多種多様化してきているMFP市場に対して、従来は各クラスに必要な機能をセットにしたシステムを構築して販売提供していた。
ところで、ビジネスにおける情報価値の重要性は既に認知されており、情報を早く、正確に、確実に伝えるだけでなく、分かり易く且つ効果的に伝えることも要求されている。
特に、通信技術の高速化と普及化、メモリの大容量化と低コスト化、小型化とPCの高性能化にともない、不正に機密文書や社外秘文書を簡単に複製する環境が、存在することになり、不正に文書を複写(コピー)できないようにするための技術が発展してきており、更なるセキュリティ強化が望まれている。
企業の中では、機密文書、社外秘文書を作成し、配布することも増えたが、同時に不正にそのような画像を簡単に複製する環境が、同じオフィス内に存在することになり、不正に文書を複写できないようにするための技術が発展してきており、更なるセキュリティの強化や多機能化が望まれている。
従来、入力画像が複写に違法性のある紙幣等の原稿かを判断し、違法性有りと判定した場合は、通常の画像形成をさせないようにすると共に、違法画像が印刷されようとした旨を他の装置へ通報するように指示し、さらに、その詳しい状況を示す日時、印刷しようとした枚数、縮尺、印刷しようとした画像の状況情報を他の装置へ送信する画像処理装置(例えば、特許文献1参照)があった。
特開2002−232707号公報
従来、入力画像が複写に違法性のある紙幣等の原稿かを判断し、違法性有りと判定した場合は、通常の画像形成をさせないようにすると共に、違法画像が印刷されようとした旨を他の装置へ通報するように指示し、さらに、その詳しい状況を示す日時、印刷しようとした枚数、縮尺、印刷しようとした画像の状況情報を他の装置へ送信する画像処理装置(例えば、特許文献1参照)があった。
しかしながら、従来の画像処理装置では、不正に複写しようとした者を簡単に知ることができないという問題があった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、不正に文書を複写できないようにすると共に、不正に複写しようとした者を知ることができるようにすることを目的とする。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、不正に文書を複写できないようにすると共に、不正に複写しようとした者を知ることができるようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、次の画像処理装置を提供する。
(1)原稿の画像を読み取り電子化した画像データを得る画像読取手段と、その画像読取手段によって得られた画像データから予め決められたパターンを認識したとき、上記画像データに対する不正複写防止処理を実行する不正複写防止処理手段と、上記パターンを認識したときの装置周囲の映像データを取得して記憶する映像記憶手段を備えた画像処理装置。
(2)上記(1)の画像処理装置において、上記映像データは不正な画像読み取りを行った使用者の映像データである画像処理装置。
(1)原稿の画像を読み取り電子化した画像データを得る画像読取手段と、その画像読取手段によって得られた画像データから予め決められたパターンを認識したとき、上記画像データに対する不正複写防止処理を実行する不正複写防止処理手段と、上記パターンを認識したときの装置周囲の映像データを取得して記憶する映像記憶手段を備えた画像処理装置。
(2)上記(1)の画像処理装置において、上記映像データは不正な画像読み取りを行った使用者の映像データである画像処理装置。
(3)上記(2)の画像処理装置において、上記映像データは不正な画像読み取りを行った使用者の動画又は静止画の映像データである画像処理装置。
(4)上記(1)〜(3)のいずれかの画像処理装置において、上記映像記憶手段に記憶した映像データを外部の管理者用装置へ送信する手段を設けた画像処理装置。
(5)上記(4)の画像処理装置において、上記映像データを外部の管理者用装置へ送信するとき、上記映像データを集約化して送信する手段を設けた画像処理装置。
(6)上記(4)又は(5)の画像処理装置において、上記映像データを外部の管理者用装置へ送信するとき、上記パターンを認識した画像データも併せて送信する手段を設けた画像処理装置。
(4)上記(1)〜(3)のいずれかの画像処理装置において、上記映像記憶手段に記憶した映像データを外部の管理者用装置へ送信する手段を設けた画像処理装置。
(5)上記(4)の画像処理装置において、上記映像データを外部の管理者用装置へ送信するとき、上記映像データを集約化して送信する手段を設けた画像処理装置。
(6)上記(4)又は(5)の画像処理装置において、上記映像データを外部の管理者用装置へ送信するとき、上記パターンを認識した画像データも併せて送信する手段を設けた画像処理装置。
この発明による画像処理装置は、原稿の画像を読み取り電子化した画像データから予め決められたパターンを認識したとき、上記画像データに対する不正コピー防止処理を実行すると共に、上記パターンを認識したときの装置周囲の映像データを取得して記憶するので、その映像データに基づく映像を参照することによって、不正にコピーをした者を容易に知ることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔実施例〕
図1は、この発明の一実施例のデジタル画像処理装置(以下「MFP」と略称する)の機能構成を示すブロック図である。
パーソナルコンピュータ(PC)3は、このMFP1とネットワーク2を介してデータのやり取りが可能に接続してMFP1を管理する外部の管理者用装置であり、パーソナルコンピュータにインストールされたアプリケーションソフトやドライバを介して、MFP1に対して各種制御や画像データの入出力を行う。
SDメモリカード4は、フラッシュメモリを内蔵した小型メモリの一種であり、メモリカードリーダライタ装置20に装着して画像データ及びその付帯情報を含む各種のデータを記録又は再生するための記録媒体であり、MFP1に対して簡易に着脱可能で携帯性に優れている記録媒体である。
〔実施例〕
図1は、この発明の一実施例のデジタル画像処理装置(以下「MFP」と略称する)の機能構成を示すブロック図である。
パーソナルコンピュータ(PC)3は、このMFP1とネットワーク2を介してデータのやり取りが可能に接続してMFP1を管理する外部の管理者用装置であり、パーソナルコンピュータにインストールされたアプリケーションソフトやドライバを介して、MFP1に対して各種制御や画像データの入出力を行う。
SDメモリカード4は、フラッシュメモリを内蔵した小型メモリの一種であり、メモリカードリーダライタ装置20に装着して画像データ及びその付帯情報を含む各種のデータを記録又は再生するための記録媒体であり、MFP1に対して簡易に着脱可能で携帯性に優れている記録媒体である。
このMFP1の操作表示部10は、MFP1とユーザのインタフェースを行う部分であり、液晶表示装置(LCD)を含む表示部とキースイッチを含む入力部とから構成され、MFP1の各種状態や操作方法を表示部に表示し、ユーザからの各種の情報の入力を検知してCPU21へ出力する。
画像読取部(スキャナ部)11は、原稿の画像にレーザ光(レーザビーム)を照射し、その反射光をアナログ信号に変換するCCD光電変換素子からなるラインセンサと、CCD光電変換素子によって変換されたアナログ信号をデジタルの画像データに変換するA/Dコンバータと、それらの各部の駆動回路とを具備し、セットされた原稿の画像をスキャンすることによって原稿の濃淡情報をレッド、グリーン、ブルー(RGB)の各8ビットからなるデジタル画像データを生成して出力する。すなわち、原稿の画像を読み取り電子化した画像データを得る画像読取手段に相当する。
画像読取部(スキャナ部)11は、原稿の画像にレーザ光(レーザビーム)を照射し、その反射光をアナログ信号に変換するCCD光電変換素子からなるラインセンサと、CCD光電変換素子によって変換されたアナログ信号をデジタルの画像データに変換するA/Dコンバータと、それらの各部の駆動回路とを具備し、セットされた原稿の画像をスキャンすることによって原稿の濃淡情報をレッド、グリーン、ブルー(RGB)の各8ビットからなるデジタル画像データを生成して出力する。すなわち、原稿の画像を読み取り電子化した画像データを得る画像読取手段に相当する。
画像書込部(プロッタ部)12は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック(CMYK)からなるデジタル画像データを受け取ると、レーザビームを用いた電子写真プロセスを使って、その受け取った画像データに基づく画像を用紙(転写紙)に印刷する。すなわち、転写紙に画像データを印刷する画像書込手段の機能を果たす。
ハードディスクドライブ(HDD)13は、電子データを保存するための大容量の記憶装置であり、MFP1内では主に原稿から読み取った画像のデジタルの画像データ及びその付帯情報、映像記憶装置15で記憶された映像データを蓄積する。また、本実施例ではIDEを拡張して規格化されているATAバス接続のハードディスクドライブを使用する。すなわち、画像データ及びその画像データの付帯情報を蓄積する記憶手段の機能を果たす。
ハードディスクドライブ(HDD)13は、電子データを保存するための大容量の記憶装置であり、MFP1内では主に原稿から読み取った画像のデジタルの画像データ及びその付帯情報、映像記憶装置15で記憶された映像データを蓄積する。また、本実施例ではIDEを拡張して規格化されているATAバス接続のハードディスクドライブを使用する。すなわち、画像データ及びその画像データの付帯情報を蓄積する記憶手段の機能を果たす。
第1画像データ処理部14は、MFP1内で必要となる画像データに対する加工、補正、編集、検知、変換、原稿からある規則性を持ったパターン(例えば、地紋)を読み取る不正画像検知、その不正画像検知によって原稿からある規則性を持ったパターンを読み取った場合に実行する不正複写防止処理(「不正複写コピー防止処理」ともいう)を含む各種の処理を行う。すなわち、画像読取手段によって得られた画像データから予め決められたパターンを認識したとき、上記画像データに対する不正複写防止処理を実行する不正複写防止処理手段の機能を果たす。
映像記憶装置15は、ビデオカメラを含む撮影機を搭載し、MFP1の周辺の情報、不正な画像読み取りを行った使用者の映像を撮影し、その映像データを記憶する。上記第1画像データ処理部14が原稿からある規則性を持ったパターン(例えば、地紋)を読み取った場合の指示に基づいて、不正画像を検知したときの外部状況情報を取得して記憶する。その映像データとしては動画又は静止画がある。ここに記憶された映像データはHDD13に送って保存する。その保存された映像データは管理者用装置のPC3から取り出すことができる機能を持っている。すなわち、画像読取部11によって読み取った画像データから予め決められたパターンを認識したときのMFP1の周囲の映像の映像データを取得して記憶する映像記憶手段の機能を果たす。
第2画像データ処理部16は、HDD13に保存された画像データ又は映像データを再度取り出し、圧縮、伸張、画像データの結合を行う装置であり、主に画像データの集約化を行う。すなわち、画像データ又は付帯情報を圧縮、伸張、結合する画像データ処理手段と、映像データを外部の管理者用装置へ送信するときに集約化する手段の機能を果たす。
バス制御回路部17は、MFP1内で必要な画像データ又は映像データと制御コマンドを含む各種データのやり取りを行うデータバスの制御回路であり、標準規格化された拡張バス規格を含む複数種類のバス規格間をまたがって接続するブリッジ機能も有している。
バス制御回路部17は、MFP1内で必要な画像データ又は映像データと制御コマンドを含む各種データのやり取りを行うデータバスの制御回路であり、標準規格化された拡張バス規格を含む複数種類のバス規格間をまたがって接続するブリッジ機能も有している。
本実施例では、操作表示部10、画像読取部11、画像書込部12、第1画像データ処理部14、映像記憶装置15、第2画像データ処理部16とは、標準規格化された汎用拡張バスであるPCIバス26で、HDD13とはATAバス27で、第1メモリ18とはDIMMバス28で、NB22とはAGPバス29でそれぞれ接続し、ASIC化している。すなわち、MFP1内の各部を標準規格化された拡張バス規格を含む複数種類のバス規格に基づくバスをまたがって接続するバス制御手段の機能を果たす。
第1メモリ18は、複数種類のバス規格間をブリッジする際の速度差や、接続された部品自体の処理速度差を吸収するために、一時的にやりとりするデータを記憶するメモリである。本実施例では規格化されたパーソナルコンピュータに使用されているDIMMを使用する。
第1メモリ18は、複数種類のバス規格間をブリッジする際の速度差や、接続された部品自体の処理速度差を吸収するために、一時的にやりとりするデータを記憶するメモリである。本実施例では規格化されたパーソナルコンピュータに使用されているDIMMを使用する。
外部インタフェース(I/F)回路部19は、MFP1と外部装置のPC3との間で、各種のデータのやり取りを行うために必要な物理的な接続を行う回路である。本実施例ではネットワーク(例えば、イーサネット(登録商標)、ローカルエリアネットワーク、インターネット)とSDメモリカード(図中「SD」と記す)4との接続を行う。すなわち、外部のPC3と画像データを送受する外部インタフェース(I/F)手段の機能を果たす。
CPU21は、MFP1の制御全体を司るマイクロプロセッサである。本実施例では、例えば、インテル(Intel)社(登録商標)のx86系のCPUを使用する。
ノースブリッジ(North Bridge:NB)22は、例えば、パーソナルコンピュータに使用されるチップセットのひとつであり、汎用の電子デバイスである。主にCPU−PCIブリッジを含むCPUシステムを構築する際によく使用されるバスのブリッジ機能を汎用回路化したものであり、本実施例ではCPU21とのPCIバス30、メモリコントローラ、AGPバス29との間をブリッジしている。
CPU21は、MFP1の制御全体を司るマイクロプロセッサである。本実施例では、例えば、インテル(Intel)社(登録商標)のx86系のCPUを使用する。
ノースブリッジ(North Bridge:NB)22は、例えば、パーソナルコンピュータに使用されるチップセットのひとつであり、汎用の電子デバイスである。主にCPU−PCIブリッジを含むCPUシステムを構築する際によく使用されるバスのブリッジ機能を汎用回路化したものであり、本実施例ではCPU21とのPCIバス30、メモリコントローラ、AGPバス29との間をブリッジしている。
第2メモリ23は、CPU21がMFP1の制御を行う際に、プログラムや中間処理データを一時的に記憶するメモリである。CPU21は高速処理を求められるため、通常起動時にROM25に記憶されたブートプログラムによってシステムを起動し、その後は高速にアクセス可能な第2メモリ23に展開されたプログラムによって処理を行う。本実施例では規格化されたパーソナルコンピュータに使用されているDIMMを使用する。
サウスブリッジ(South Bridge:SB)24は、同じくパーソナルコンピュータを含む情報処理装置に使用されるチップセットのひとつであり、汎用の電子デバイスである。主にPCI−ISAブリッジを含むCPUシステムを構築する際によく使用されるバスのブリッジ機能を汎用回路化したものであり、本実施例ではROM25との間をブリッジしている。
ROM25は、CPU21がMFP1の制御を行う際のプログラム(ブートプログラムも含む)が格納されるメモリである。
サウスブリッジ(South Bridge:SB)24は、同じくパーソナルコンピュータを含む情報処理装置に使用されるチップセットのひとつであり、汎用の電子デバイスである。主にPCI−ISAブリッジを含むCPUシステムを構築する際によく使用されるバスのブリッジ機能を汎用回路化したものであり、本実施例ではROM25との間をブリッジしている。
ROM25は、CPU21がMFP1の制御を行う際のプログラム(ブートプログラムも含む)が格納されるメモリである。
次に、このMFP1における複写処理、画像読取処理、印刷処理について説明する。
図2は、図1に示す第1画像データ処理部と映像記憶装置15の各内部構成を示すブロック図である。
図3は、図1に示す第2画像データ処理部の内部構成を示すブロック図である。
図2は、図1に示す第1画像データ処理部と映像記憶装置15の各内部構成を示すブロック図である。
図3は、図1に示す第2画像データ処理部の内部構成を示すブロック図である。
(複写処理)
ユーザは画像読取部11に原稿をセットし、操作表示部10によって所望するモードを含む各種の設定と複写(コピー)開始の指示の入力を行う。
操作表示部10は、ユーザから入力された設定又は指示の情報を、MFP1内部の制御コマンドデータに変換して発行する。その発行された制御コマンドデータはPCIバス26、バス制御回路部17、AGPバス29を介してCPU21に通知される。
CPU21は、コピー開始の制御コマンドデータに従って、コピー動作プロセスのプログラムを実行し、コピー動作に必要な設定や動作を順に行っていく。
ユーザは画像読取部11に原稿をセットし、操作表示部10によって所望するモードを含む各種の設定と複写(コピー)開始の指示の入力を行う。
操作表示部10は、ユーザから入力された設定又は指示の情報を、MFP1内部の制御コマンドデータに変換して発行する。その発行された制御コマンドデータはPCIバス26、バス制御回路部17、AGPバス29を介してCPU21に通知される。
CPU21は、コピー開始の制御コマンドデータに従って、コピー動作プロセスのプログラムを実行し、コピー動作に必要な設定や動作を順に行っていく。
次にコピー動作プロセスの各動作を順に記す。
画像読取部11で原稿の画像をスキャンし、RGBの各8ビットからなるデジタルの画像データを、PCIバス26、バス制御回路部17を介して第1メモリ18に蓄積する。
CPU21は、第1画像データ処理部14に、ユーザの所望するモードに従った処理の設定を行う。その処理の内容に関しては後述する。
このときにユーザがデータ保存を所望する場合、第1メモリ18内のRGBの各8ビットの画像データをHDD13に保存してもよい。
第1メモリ18に蓄積したRGBの各8ビットの画像データは、第1画像データ処理部14に送られる。
第1画像データ処理部14内では、インタフェース(I/F)回路部40を介してPCIバス26からの各種データを送受する。これは汎用拡張バスであるPCIバス26と、第1画像データ処理部14内のローカルデータバスをブリッジする回路である。
画像読取部11で原稿の画像をスキャンし、RGBの各8ビットからなるデジタルの画像データを、PCIバス26、バス制御回路部17を介して第1メモリ18に蓄積する。
CPU21は、第1画像データ処理部14に、ユーザの所望するモードに従った処理の設定を行う。その処理の内容に関しては後述する。
このときにユーザがデータ保存を所望する場合、第1メモリ18内のRGBの各8ビットの画像データをHDD13に保存してもよい。
第1メモリ18に蓄積したRGBの各8ビットの画像データは、第1画像データ処理部14に送られる。
第1画像データ処理部14内では、インタフェース(I/F)回路部40を介してPCIバス26からの各種データを送受する。これは汎用拡張バスであるPCIバス26と、第1画像データ処理部14内のローカルデータバスをブリッジする回路である。
不正コピー検知部41は、受け取ったRGBの画像データから、ある領域内のある規則性を持ったパターン(例えば、地紋)を検出し、そのパターンの有無の情報によって、その後の処理を決定することができる。
パターンが検出された場合、その情報に従って、不正コピーを防止するための不正コピー防止処理(不正複写防止処理)を行う。
不正コピー防止処理としては、不正画像の検知を行ったときに、第1画像データ処理部14で処理を行い、画像書込部12によって不正コピー防止処理を行う領域を塗りつぶしてプリントする(その結果不正に読み取られた画像部分は印刷されない)、又はプリントそのものを行わないという処理を行う。
不正コピー検知部41によって検知された場合、I/F回路部40を介して映像記憶装置15のI/F回路部50を通して映像記憶部51に伝えられる。
パターンが検出された場合、その情報に従って、不正コピーを防止するための不正コピー防止処理(不正複写防止処理)を行う。
不正コピー防止処理としては、不正画像の検知を行ったときに、第1画像データ処理部14で処理を行い、画像書込部12によって不正コピー防止処理を行う領域を塗りつぶしてプリントする(その結果不正に読み取られた画像部分は印刷されない)、又はプリントそのものを行わないという処理を行う。
不正コピー検知部41によって検知された場合、I/F回路部40を介して映像記憶装置15のI/F回路部50を通して映像記憶部51に伝えられる。
また、不正コピー検知部41から検知信号を受け取った場合、映像記憶部51によって、MFP1の周辺状況の映像の映像データを取得して記憶する。
映像記憶部51によって撮影された映像は、PCIバス26を通じて、HDD13に保存される。その保存された映像データは、外部管理者のPC3によって確認することが可能である。
第1画像データ処理部14の内部の色変換部42は、RGBの各8ビットの画像データを受け取ると画像書込部12用の色空間であるCMYKの各8ビットの画像データに変換する。このときにユーザが所望するモード情報に従って彩度もあわせて調整する。
γ変換部43は、CMYKの各8ビットの画像データを受け取るとユーザが所望するモード情報に従って明るさを調整して出力する。
映像記憶部51によって撮影された映像は、PCIバス26を通じて、HDD13に保存される。その保存された映像データは、外部管理者のPC3によって確認することが可能である。
第1画像データ処理部14の内部の色変換部42は、RGBの各8ビットの画像データを受け取ると画像書込部12用の色空間であるCMYKの各8ビットの画像データに変換する。このときにユーザが所望するモード情報に従って彩度もあわせて調整する。
γ変換部43は、CMYKの各8ビットの画像データを受け取るとユーザが所望するモード情報に従って明るさを調整して出力する。
フィルタ処理部44は、CMYKの各8ビットの画像データを受け取るとユーザが所望するモード情報に従って鮮鋭化処理と平滑化処理を施す。例えば、文字モードでは文字をハッキリ且つクッキリとさせるために鮮鋭化処理を施し、写真モードでは滑らかに階調性を表現するために平滑化処理を施す。
像域分離部45では、後段の処理において画像の特徴に合った最適な処理を行うために、画像が文字領域であるか絵柄領域であるかを判定する。例えば、受け取った画像データを黒文字領域、色文字領域、およびその他の領域に分離する。
階調処理部46では、CMYKの各8ビットの画像データを受け取ると画像書込部12の階調処理能力に従った階調数変換処理を行う。本実施例ではCMYKの各2ビットの画像データに疑似中間調処理の一つである誤差拡散法を用いて階調数を変換する。
像域分離部45では、後段の処理において画像の特徴に合った最適な処理を行うために、画像が文字領域であるか絵柄領域であるかを判定する。例えば、受け取った画像データを黒文字領域、色文字領域、およびその他の領域に分離する。
階調処理部46では、CMYKの各8ビットの画像データを受け取ると画像書込部12の階調処理能力に従った階調数変換処理を行う。本実施例ではCMYKの各2ビットの画像データに疑似中間調処理の一つである誤差拡散法を用いて階調数を変換する。
第1画像データ処理部14で処理されたCMYKの各2ビットの画像データは、PCIバス26、バス制御回路部17を介して再度第1メモリ18に蓄積する。
このときにユーザがデータ保存を所望する場合、第1メモリ18内のCMYKの各2ビットの画像データをHDD13に保存してもよい。
第1メモリ18に蓄積したCMYKの各2ビットの画像データは、PCIバス26、バス制御回路部17を介して画像書込部12に送られる。
画像書込部12は受け取ったCMYKの各2ビットの画像データを用紙に印刷し、原稿のコピーを生成する。
このときにユーザがデータ保存を所望する場合、第1メモリ18内のCMYKの各2ビットの画像データをHDD13に保存してもよい。
第1メモリ18に蓄積したCMYKの各2ビットの画像データは、PCIバス26、バス制御回路部17を介して画像書込部12に送られる。
画像書込部12は受け取ったCMYKの各2ビットの画像データを用紙に印刷し、原稿のコピーを生成する。
(画像読取処理)
ユーザは画像読取部11に原稿をセットし、操作表示部10によって所望するモードを含む各種の設定とスキャナ送信開始の指示の入力を行う。
操作表示部10は、ユーザから入力された設定又は指示の情報を、MFP1内部の制御コマンドデータに変換して発行する。その発行された制御コマンドデータはPCIバス26、バス制御回路部17、AGPバス29を介してCPU21に通知される。
CPU21は、スキャナ開始の制御コマンドデータに従って、スキャナ送信動作プロセスのプログラムを実行し、スキャナ送信動作に必要な設定や動作を順に行っていく。
ユーザは画像読取部11に原稿をセットし、操作表示部10によって所望するモードを含む各種の設定とスキャナ送信開始の指示の入力を行う。
操作表示部10は、ユーザから入力された設定又は指示の情報を、MFP1内部の制御コマンドデータに変換して発行する。その発行された制御コマンドデータはPCIバス26、バス制御回路部17、AGPバス29を介してCPU21に通知される。
CPU21は、スキャナ開始の制御コマンドデータに従って、スキャナ送信動作プロセスのプログラムを実行し、スキャナ送信動作に必要な設定や動作を順に行っていく。
次にスキャナ送信動作プロセスの各動作を順に記す。
画像読取部11で原稿の画像をスキャンし、RGBの各8ビットからなるデジタルの画像データを、PCIバス26、バス制御回路部17を介して第1メモリ18に蓄積する。
CPU21は、第1画像データ処理部14に、ユーザの所望するモードに従った処理の設定を行う。その処理の内容に関しては後述する。
このときにユーザがデータ保存を所望する場合、第1メモリ18内のRGBの各8ビットの画像データをHDD13に保存してもよい。
第1メモリ18に蓄積したRGBの各8ビットの画像データは、第1画像データ処理部14に送られる。
第1画像データ処理部14内では、I/F回路部40を介してPCIバス26からの各種データを送受する。これは汎用拡張バスであるPCIバス26と、第1画像データ処理部14内のローカルデータバスをブリッジする回路である。
画像読取部11で原稿の画像をスキャンし、RGBの各8ビットからなるデジタルの画像データを、PCIバス26、バス制御回路部17を介して第1メモリ18に蓄積する。
CPU21は、第1画像データ処理部14に、ユーザの所望するモードに従った処理の設定を行う。その処理の内容に関しては後述する。
このときにユーザがデータ保存を所望する場合、第1メモリ18内のRGBの各8ビットの画像データをHDD13に保存してもよい。
第1メモリ18に蓄積したRGBの各8ビットの画像データは、第1画像データ処理部14に送られる。
第1画像データ処理部14内では、I/F回路部40を介してPCIバス26からの各種データを送受する。これは汎用拡張バスであるPCIバス26と、第1画像データ処理部14内のローカルデータバスをブリッジする回路である。
第1画像データ処理部14の内部の色変換部42は、RGBの各8ビットの画像データを受け取ると画像読取部11用として規格化された色空間であるsRGBの各8ビットの画像データに変換する。
γ変換部43は、sRGBの各8ビットの画像データを受け取っても特になにも処理を行わずに次段に出力する。もし、このときユーザが特別に明るさの調整を指定している場合は明るさを調整して出力してもよい。
フィルタ処理部44は、sRGBの各8ビットの画像データを受け取ると、ユーザが所望するモード情報に従って鮮鋭化処理と平滑化処理を施す。例えば、文字モードでは文字をハッキリ且つクッキリとさせるために鮮鋭化処理を施し、写真モードでは滑らかに階調性を表現するために平滑化処理を施す。
γ変換部43は、sRGBの各8ビットの画像データを受け取っても特になにも処理を行わずに次段に出力する。もし、このときユーザが特別に明るさの調整を指定している場合は明るさを調整して出力してもよい。
フィルタ処理部44は、sRGBの各8ビットの画像データを受け取ると、ユーザが所望するモード情報に従って鮮鋭化処理と平滑化処理を施す。例えば、文字モードでは文字をハッキリ且つクッキリとさせるために鮮鋭化処理を施し、写真モードでは滑らかに階調性を表現するために平滑化処理を施す。
像域分離部45では、後段の処理において画像の特徴に合った最適な処理を行うために、画像が文字領域であるか絵柄領域であるかを判定する。例えば、受け取った画像データを黒文字領域、色文字領域、およびその他の領域に分離する。
階調処理部46は、sRGBの各8ビットの画像データを受け取っても特になにも処理を行わずに次段に出力する。もし、このときユーザが特別に階調数を指定している場合(例えば、2値)は、階調数変換処理を行って出力してもよい。
第1画像データ処理部14で処理されたsRGBの各8ビットの画像データは、PCIバス26、バス制御回路部17を介して再度第1メモリ18に蓄積する。
このときにユーザがデータ保存を所望する場合、第1メモリ18内のsRGBの各8ビットの画像データをHDD13に保存してもよい。
階調処理部46は、sRGBの各8ビットの画像データを受け取っても特になにも処理を行わずに次段に出力する。もし、このときユーザが特別に階調数を指定している場合(例えば、2値)は、階調数変換処理を行って出力してもよい。
第1画像データ処理部14で処理されたsRGBの各8ビットの画像データは、PCIバス26、バス制御回路部17を介して再度第1メモリ18に蓄積する。
このときにユーザがデータ保存を所望する場合、第1メモリ18内のsRGBの各8ビットの画像データをHDD13に保存してもよい。
第1メモリ18に蓄積したsRGBの各8ビットの画像データは、バス制御回路部17、AGPバス29、NB22、PCIバス30、外部I/F回路部19を介して、ネットワーク2に送出され、外部サーバ(図示を省略する)やPC3に伝えられ、スキャナ送信が行われたことになる。
(印刷処理)
ユーザはPC3のアプリケーションソフトウェアを通じて電子ドキュメントの印刷を行う。
アプリケーションソフトウェアを使用する際、ユーザは、不正コピー防止機能を付加することができるが、その領域を任意に設定することができる。
PC3のプリンタドライバソフトウェアは、印刷指定された電子ドキュメントのレンダリングを行い、CMYKの各2ビットのデジタルの画像データを生成する。
PC3はネットワーク2を介して、MFP1に印刷(プリント)の要求と生成したCMYKの各2ビットの画像データを送出する。
CPU21は、外部I/F回路部19、PCIバス30、NB22を介して、PC3からのプリント要求の制御コマンドデータを受け取ると、プリンタ動作プロセスのプログラムを実行し、必要な設定や動作を順に行っていく。
ユーザはPC3のアプリケーションソフトウェアを通じて電子ドキュメントの印刷を行う。
アプリケーションソフトウェアを使用する際、ユーザは、不正コピー防止機能を付加することができるが、その領域を任意に設定することができる。
PC3のプリンタドライバソフトウェアは、印刷指定された電子ドキュメントのレンダリングを行い、CMYKの各2ビットのデジタルの画像データを生成する。
PC3はネットワーク2を介して、MFP1に印刷(プリント)の要求と生成したCMYKの各2ビットの画像データを送出する。
CPU21は、外部I/F回路部19、PCIバス30、NB22を介して、PC3からのプリント要求の制御コマンドデータを受け取ると、プリンタ動作プロセスのプログラムを実行し、必要な設定や動作を順に行っていく。
次に印刷動作プロセスの各動作を順に記す。
PC3からネットワーク2を介して送られてくるCMYKの各2ビットの画像データは、外部I/F回路部19、PCIバス30、NB22、バス制御回路部17を介して、第1メモリ18に蓄積する。
第1メモリ18に蓄積したCMYKの各2ビットの画像データは、バス制御回路部17、PCIバス26を介して、画像書込部12に送られる。
画像書込部12は受け取ったCMYKの各2ビットの画像データを用紙に印刷し、プリンタ処理が行われたことになる。
PC3からネットワーク2を介して送られてくるCMYKの各2ビットの画像データは、外部I/F回路部19、PCIバス30、NB22、バス制御回路部17を介して、第1メモリ18に蓄積する。
第1メモリ18に蓄積したCMYKの各2ビットの画像データは、バス制御回路部17、PCIバス26を介して、画像書込部12に送られる。
画像書込部12は受け取ったCMYKの各2ビットの画像データを用紙に印刷し、プリンタ処理が行われたことになる。
次に、このMFP1における不正コピーが行われたときの処理について説明する。
不正コピー検知部41によって画像データ中から所定のパターンを検出すると、不正コピー防止処理を実行すると共に、映像記憶装置15によって不正コピー防止機能が働いた状況時の不正コピーを行った使用者の映像を撮影してその映像データを取得して記憶する。その記憶された映像データを、さらに拡張バスのATAバス27を通じてHDD13に蓄積する。
さらに、HDD13に記憶された映像データを外部I/F回路部19を通じて管理者のPC3へ送信する。
不正コピー検知部41によって画像データ中から所定のパターンを検出すると、不正コピー防止処理を実行すると共に、映像記憶装置15によって不正コピー防止機能が働いた状況時の不正コピーを行った使用者の映像を撮影してその映像データを取得して記憶する。その記憶された映像データを、さらに拡張バスのATAバス27を通じてHDD13に蓄積する。
さらに、HDD13に記憶された映像データを外部I/F回路部19を通じて管理者のPC3へ送信する。
この不正コピーを行った使用者の映像は、静止画でもよいし動画でもよい。
映像記憶装置15によって不正コピー防止機能が働いた瞬間からMFP1の使用者の映像として所定時間(例えば、3秒)毎の静止画を撮影してその各映像データを記憶する。また、不正コピー防止機能が働いた瞬間からMFP1の使用者の映像として動画の映像を撮影してその映像データを1フレームずつ記憶する。その記憶された映像データは、HDD13に送って記憶すると共に、外部I/F回路部19を通じてPC3へ送信して通知する。
映像記憶装置15によって不正コピー防止機能が働いた瞬間からMFP1の使用者の映像として所定時間(例えば、3秒)毎の静止画を撮影してその各映像データを記憶する。また、不正コピー防止機能が働いた瞬間からMFP1の使用者の映像として動画の映像を撮影してその映像データを1フレームずつ記憶する。その記憶された映像データは、HDD13に送って記憶すると共に、外部I/F回路部19を通じてPC3へ送信して通知する。
また、この不正コピーを行った使用者の映像データと共に、不正コピー対象の画像データも送るとよい。
不正コピー検知部41によって画像データ中から所定のパターンを検出すると、不正コピー防止処理を実行すると共に、映像記憶装置15によって不正コピー防止機能が働いた状況時の不正コピーを行った使用者の映像を撮影してその映像データを取得し、画像読取部11によって読み取った不正コピー対象の画像データ(画像データ中からパターンを認識画像データに相当する)を取得し、その映像データと画像データとを併せて記憶する。その記憶された映像データと画像データをATAバス27を通じてHDD13に蓄積する。
不正コピー検知部41によって画像データ中から所定のパターンを検出すると、不正コピー防止処理を実行すると共に、映像記憶装置15によって不正コピー防止機能が働いた状況時の不正コピーを行った使用者の映像を撮影してその映像データを取得し、画像読取部11によって読み取った不正コピー対象の画像データ(画像データ中からパターンを認識画像データに相当する)を取得し、その映像データと画像データとを併せて記憶する。その記憶された映像データと画像データをATAバス27を通じてHDD13に蓄積する。
さらに、HDD13に保存された映像データ及び不正コピー対象の画像データを、拡張バスを通じて外部I/F回路部19に送信する。
外部I/F回路部19に送られた映像データ及び画像データは、ネットワーク2(もしくは管理者のPC3に接続できる外部I/F)を経由して、外部管理者のPC3に送信される。
こうして、PC3に送信された映像データと画像データを再生して管理者がその映像と画像を確認することにより、不成コピーを行った状況、対象画像、人物の特定を行うことができる。
外部I/F回路部19に送られた映像データ及び画像データは、ネットワーク2(もしくは管理者のPC3に接続できる外部I/F)を経由して、外部管理者のPC3に送信される。
こうして、PC3に送信された映像データと画像データを再生して管理者がその映像と画像を確認することにより、不成コピーを行った状況、対象画像、人物の特定を行うことができる。
また、上記映像データを圧縮して送信するとよい。
第1画像データ処理部14による不正コピー防止機能動作時の映像データを、ATAバス27を通じてHDD13に一旦蓄積する。その蓄積された映像データを、第2画像データ処理部16の圧縮伸張部61で圧縮してデータ容量を小さくする。その小さくした映像データを再びHDD13内に保存する。その後の映像データの送信処理は、上述した処理と同様である。
さらに、上記映像データを集約するとよい。
HDD13内に蓄積された映像データを、第2画像データ処理部16の圧縮伸張部61によって圧縮して映像データのサイズ(データ量)を小さくする。さらに、集約部62によって映像データを集約して再びHDD13内に保存する。
その後の処理は、上述した処理と同様である。
第1画像データ処理部14による不正コピー防止機能動作時の映像データを、ATAバス27を通じてHDD13に一旦蓄積する。その蓄積された映像データを、第2画像データ処理部16の圧縮伸張部61で圧縮してデータ容量を小さくする。その小さくした映像データを再びHDD13内に保存する。その後の映像データの送信処理は、上述した処理と同様である。
さらに、上記映像データを集約するとよい。
HDD13内に蓄積された映像データを、第2画像データ処理部16の圧縮伸張部61によって圧縮して映像データのサイズ(データ量)を小さくする。さらに、集約部62によって映像データを集約して再びHDD13内に保存する。
その後の処理は、上述した処理と同様である。
このようにして、文書の不正コピーを行った使用者の映像を記憶することができ、その映像に基づいて不正コピーを行った使用者を特定することができるようになるため、更なるセキュリティの強化が計ることができる。
また、映像記憶装置によって記憶された映像及び画像を外部I/F部を用いて管理者のPCに送信することによって、MFPの管理者がMFPで不正コピーが行われようとしたことを即座に知ることができ、事実の早期発見をすることができるようになるため、セキュリティが向上する。
さらに、MFP周辺で常に監視を行わなくても、外部の管理者のPC3でMFP1に蓄積された映像データを定期的に確認することにより、不正を行った使用者を確認することができ、セキュリティの強化が計ることができる。
また、映像記憶装置によって記憶された映像及び画像を外部I/F部を用いて管理者のPCに送信することによって、MFPの管理者がMFPで不正コピーが行われようとしたことを即座に知ることができ、事実の早期発見をすることができるようになるため、セキュリティが向上する。
さらに、MFP周辺で常に監視を行わなくても、外部の管理者のPC3でMFP1に蓄積された映像データを定期的に確認することにより、不正を行った使用者を確認することができ、セキュリティの強化が計ることができる。
また、映像記憶装置で記憶する映像を静止画にすれば、データ容量を小さくすることができ、映像データの加工もし易くなるため、データの整理を容易にすることができる。
さらに、映像データ又は画像データを圧縮して送信するようにすれば、送信時のデータ量を少なくすることができる。
また、外部管理者のPCに送信する映像データを集約化して送信することにより、より多くの情報を一纏めで送ることができ、また、多くの情報を一度に送信することができるので、状況解析が早期に行えるようになり、セキュリティの向上が計れる。
さらに、映像記憶装置で撮影される画像だけでなく、不正を行った使用者の映像と共に、不正コピー対象画像データも蓄積し、それらを管理者のPCに送信するので、管理者はどの不正コピー防止画像をコピーしようとしたのかと、誰が行おうとしたのかを同時に知ることができ、よりセキュリティの強化が計ることができる。
さらに、映像データ又は画像データを圧縮して送信するようにすれば、送信時のデータ量を少なくすることができる。
また、外部管理者のPCに送信する映像データを集約化して送信することにより、より多くの情報を一纏めで送ることができ、また、多くの情報を一度に送信することができるので、状況解析が早期に行えるようになり、セキュリティの向上が計れる。
さらに、映像記憶装置で撮影される画像だけでなく、不正を行った使用者の映像と共に、不正コピー対象画像データも蓄積し、それらを管理者のPCに送信するので、管理者はどの不正コピー防止画像をコピーしようとしたのかと、誰が行おうとしたのかを同時に知ることができ、よりセキュリティの強化が計ることができる。
この発明による画像処理装置は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、スキャナと、複写機、ファクシミリ、プリンタ、又はスキャナの機能を備えた装置全般に適用することができる。
1:デジタル画像処理装置(MFP) 2:ネットワーク 3:PC 4:SDメモリカード 10:操作表示部 11:画像読取部 12:画像書込部 13:HDD 14:第1画像データ処理部 15:映像記憶装置 16:第2画像データ処理部 17:バス制御回路部 18:第1メモリ 19:外部I/F回路部 20:メモリカードリーダライタ装置 21:CPU 22:NB 23:第2メモリ 24:SB 25:ROM 26,30:PCIバス 27:ATAバス 28:DIMMバス 29:AGPバス 40,50,60:I/F回路部 41:不正コピー検知部 42:色変換部 43:γ変換部 44:フィルタ処理部 45:像域分離部 46:階調処理部 51:映像記憶部 61:圧縮伸張部 62:集約部
Claims (6)
- 原稿の画像を読み取り電子化した画像データを得る画像読取手段と、該画像読取手段によって得られた画像データから予め決められたパターンを認識したとき、前記画像データに対する不正複写防止処理を実行する不正複写防止処理手段と、前記パターンを認識したときの装置周囲の映像データを取得して記憶する映像記憶手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
- 前記映像データは不正な画像読み取りを行った使用者の映像データであることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記映像データは不正な画像読み取りを行った使用者の動画又は静止画の映像データであることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
- 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理装置において、前記映像記憶手段に記憶した映像データを外部の管理者用装置へ送信する手段を設けたことを特徴とする画像処理装置。
- 請求項4記載の画像処理装置において、前記映像データを外部の管理者用装置へ送信するとき、前記映像データを集約化して送信する手段を設けたことを特徴とする画像処理装置。
- 請求項4又は5記載の画像処理装置において、前記映像データを外部の管理者用装置へ送信するとき、前記パターンを認識した画像データも併せて送信する手段を設けたことを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005268909A JP2007081986A (ja) | 2005-09-15 | 2005-09-15 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005268909A JP2007081986A (ja) | 2005-09-15 | 2005-09-15 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007081986A true JP2007081986A (ja) | 2007-03-29 |
Family
ID=37941787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005268909A Pending JP2007081986A (ja) | 2005-09-15 | 2005-09-15 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007081986A (ja) |
-
2005
- 2005-09-15 JP JP2005268909A patent/JP2007081986A/ja active Pending
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