JP2007336469A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機密性の要求される文書や複写することに違法性がある画像を不正に複写しようとした者を簡単に知ることが可能で、不正に複写しようとした画像が何であるかを、システム管理者が簡単に知ることが可能になる画像処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】操作者が操作者判別装置19を用いてMFP1を使用可能状態にした後、読取部2で読み取ったデジタル画像データは第1画像データ処理部16へ送られて不正な複写でないかチェックされ、もし不正であれば映像記憶装置17が操作者の映像を撮影し、操作者判別装置19が操作者情報を得て、それらを不正に複写しようとした画像データとともに保存する。保存されたデータは管理者が外部PC端末6を使っていつでも取り出せる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、スキャナ等の機能を複合したデジタル複合機(MFP)において、不正な画像形成を試みた操作者を特定する画像処理装置に関する。
CCD光電変換素子からなるラインセンサ読取装置やレーザーによる書き込み装置の発展により、アナログ複写機からデジタル化された画像データの処理を行うデジタル複写機が登場した。
また、デジタル複写機となってからは、複写機の機能だけでなく、ファクシミリ、プリンタ、スキャナの各機能を複合させたため、単なるデジタル複写機ではなく、デジタル複合機(「MFP」と略称する)と呼ばれるようになった。
さらに、ハードディスクドライブ(HDD)を含むメモリの大容量化と低コスト化、ネットワークを含む通信技術の高速化と普及、CPUの処理能力の向上、デジタル画像データに関連する技術(例えば、特性値の規格化や圧縮フォーマット)等々、MFPに関連する技術の進化に伴い、MFPに搭載される機能も多種多様化してきている。
今日、オフィスの中でのMFPの使われ方も多種多様化してきている。
例えば、パーソナルコンピュータ(「PC」と略称する)の横にペアで設置され、各職務者が手軽に複写機、ファクシミリ、プリンタ、スキャナの機能を使用することができる小型のMFPがある。
また、部署や日単位の複数名で共有され、ある程度の生産性やソート、パンチ、ステープルを含む各種の機能が使用できる中型のMFPがある。
さらに、企業の中では複写関連業務を集中して行う部署、もしくは複写関連業務そのものを生業とする会社では、高生産性と高品位で、多機能な大型のMFPが使用されている。
上述のように小型から大型までと多様化してきているMFPであるが、各クラスに亘って共有できる機能も存在するが、クラス毎に要求が強い機能も存在する。
例えば、大型のMFPではパンチ、ステープル、紙折りを含むプロット後の紙に対する後加工や、複写業務と同時に電子ファイリング化することが求められ、小型のMFPではインターネットFAXやPC−FAXの機能の充実や、パーソナル的な使用目的として、専用紙に対する高品位画像印刷が求められる。
このように多種多様化してきているMFP市場に対して、従来は各クラスに必要な機能をセットにしたシステムを構築して販売提供していた。
ところで、ビジネスにおける情報価値の重要性は既に認知されており、情報を早く、正確に、確実に伝えるだけでなく、分かりやすく且つ効果的に伝えることも要求されている。
特に、通信技術の高速化と普及化、メモリの大容量化と低コスト化、小型化とPCの高性能化に伴い、不正に機密文書や社外秘文書を簡単に複製する環境が、存在することになり、不正に文書を複写(コピー)できないようにするための技術が発展してきており、さらなるセキュリティ強化が望まれている。
企業の中では、機密文書、社外秘文書を作成し、配布することも増えたが、同時に不正にそのような画像を簡単に複製する環境が、同じオフィス内に存在することになり、不正に文書を複写できないようにするための技術が発展してきており、さらなるセキュリティの強化や多機能化が望まれている。
従来、入力画像が複写に違法性のある紙幣等の原稿かを判断し、違法性ありと判定した場合は、通常の画像形成をさせないようにするとともに、違法画像が印刷されようとした旨を他の装置へ通報するように指示し、さらに、その詳しい状況を示す日時、印刷しようとした枚数、縮尺、印刷しようとした画像の状況情報を他の装置へ送信する画像処理装置(例えば、特許文献1参照)があった。
特開2002−232707号公報
しかしながら、従来の画像処理装置では、不正に複写しようとした者を簡単に知ることができないという問題があった。また、不正に複写しようとした画像が何であるかを、システム管理者が簡単に知ることができないという問題もあった。
そこで、本発明は、機密性の要求される文書や複写することに違法性がある画像を不正に複写しようとした者を簡単に知ることが可能で、不正に複写しようとした画像が何であるかを、管理者が簡単に知ることが可能になる画像処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1記載の本発明は、原稿の画像を読み取り電子化した画像データを得る画像読取手段と、前記画像読取手段によって得られた画像データから予め決められたパターンを認識したとき、前記画像データに対して通常の画像形成をしないように抑制する画像形成抑制手段と、前記パターンを認識したときの装置周囲の映像データを取得して記憶する映像データ記憶手段と、を有する画像処理装置において、装置の操作者を特定する操作者情報を記憶し操作者を判別する操作者判別手段を有し、前記映像データと前記操作者情報とを関連づけて前記映像データ記憶手段に記憶することを特徴とする画像処理装置である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像処理装置において、前記映像データ記憶手段は、前記パターンを認識した画像データも併せて、前記操作者情報と関連づけて記憶することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の画像処理装置において、前記映像データを集約化して、前記映像データ記憶手段に記憶させる集約手段を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の画像処理装置において、前記操作者判別手段が操作者を管理者であると判別した場合に限り、前記集約手段によって集約された前記映像データ及び前記操作者情報を印刷する手段を有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項記載の画像処理装置において、前記操作者情報及び前記映像データを、装置外部の管理者用装置へ送信する送信手段を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項記載の画像処理装置において、前記送信手段は、前記操作者情報及び前記映像データを、前記操作者情報から割り出した操作者用装置にも送信することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項記載の画像処理装置において、前記映像データは、不正な画像読み取りを行った操作者の映像データであることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の画像処理装置において、前記映像データは、不正な画像読取を行った操作者の動画の映像データであることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項7記載の画像処理装置において、前記映像データは、不正な画像読取を行った操作者の静止画の映像データであることを特徴とする。
本発明の画像処理装置によれば、機密性の要求される文書や複写することに違法性がある画像を不正に複写しようとした者を簡単に知ることが可能で、不正に複写しようとした画像が何であるかを、管理者が簡単に知ることが可能になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、本実施形態のデジタル画像処理装置(MFP)の全体構成とシステムを示したブロック図である。システムはMFP1と、ネットワークを介してつながった外部PC端末6、操作者判別装置19からなる。
読取部2は、原稿をCCD光電変換素子からなるラインセンサとA/Dコンバータとそれら駆動回路を具備し(図示しない)、セットされた原稿をスキャンすることで原稿の濃淡情報をRGB各8ビットからなるデジタル画像データを生成し出力する機能を果たす。
プロッタ部3は、CMYKからなるデジタル画像データを受け取ると、レーザービームを用いた電子写真プロセスを使って、転写紙に受け取った画像データを出力する機能を果たす。
HDD4は、デスクトップ・パーソナル・コンピュータ(PC)などにも使用されている、電子データを保存するための大型の記憶装置で、MFP1内では主にデジタル画像データ及びデジタル画像データの付帯情報、映像記憶装置17で記憶された映像や画像を蓄積する機能を果たす。また、本実施形態ではIDEを拡張して規格化されているATAバス接続のハードディスクを使用する。
外部I/F回路部5は、MFP1と外部装置間で、各種データのやりとりを行うために必要な物理的な接続を行う機能を果たす回路である。本実施形態では、ネットワーク(例えば、イーサネット(登録商標)、ローカルエリアネットワーク、インターネット)と、SDカードメモリ7と、操作者判別装置19との接続を行う。
外部PC端末6は、いわゆるパーソナルコンピュータであり、これにインストールされたアプリケーションソフトやドライバを介して、ユーザはMFP1に対して各種制御や画像データの入出力を行う機能を果たす。ただしその場合でも、操作者は後述する操作者判別装置19を用いてMFP1を使用可能状態にしなければならない。
SD7は、フラッシュメモリを内蔵した小型メモリ装置の一種であり、図示を省略したメモリカードリーダライタ装置に装着して画像データ及びその付帯情報を含む各種のデータを記録又は再生するための記録媒体であり、MFP1に対して簡易に装置着脱可能で携帯性に優れている記録媒体である。
第2画像データ処理部18は、HDD4に保存された画像を、再度取り出して圧縮・伸張・画像の結合を行う装置で、主に画像の集約化を行う機能を果たす。
操作表示部10は、MFP1と操作者のインターフェイスを行う機能を果たす。本実施形態では、LCD(液晶表示装置)とキースイッチから構成され、MFP1の各種状態や操作方法をLCDに表示し、操作者からのキースイッチ入力を検知する。
CPU11は、MFP1の制御全体を司るマイクロプロセッサである。本実施形態では例えばインテル(Intel)社(登録商標)のx86系のCPUを使用する。
N.B.(North Bridge)12は、例えば、パーソナルコンピュータに使用されるチップセットのひとつであり、汎用の電子デバイスである。主にCPU−PCIブリッジを含むCPUシステムを構築する際によく使用されるバスのブリッジ機能を汎用回路化したものであり、本実施形態ではCPU−PCIバス、メモリコントローラ、AGPバスとの間をブリッジしている。
S.B.(South Bridge)14は、例えば、パーソナルコンピュータに使用されるチップセットのひとつであり、汎用の電子デバイスである。主にPCI−ISAブリッジを含むCPUシステムを構築する際によく使用されるバスのブリッジ機能を汎用回路化したものであり、本実施形態ではROM15との間をブリッジしている。
ROM15は、CPU11がMFP1の制御を行う際のプログラム(ブートプログラムも含む)が格納されるメモリである。
メモリ13は、CPU11がMFP1の制御を行う際に、プログラムや中間処理データを一時的に記憶する記憶媒体である。CPU11には高速処理が求められるため、通常起動時にROM15に記憶されたブートプログラムにてシステムを起動して、その後は高速にアクセス可能なメモリ13に展開されたプログラムによって処理を行う。本実施形態では規格化されたパーソナルコンピュータに使用されているDIMMを使用する。
バス制御回路8は、MFP1内で必要な画像データ又は映像データと制御コマンド等各種データのやりとりを行うデータバスの制御回路であり、標準規格化された複数種のバス規格間のブリッジ機能も有している。
本実施形態では、操作表示部10、読取部2、プロッタ部3、第1画像データ処理部16、第2画像データ処理部18、映像記憶装置17とは、規格化された汎用拡張バスであるPCIバスで、HDD4とはATAバスで、メモリ9とはDIMMバスで、N.B.12とはAGPバスで接続し、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)化している。すなわち、MFP1内の各部を標準規格化された拡張バス規格を含む複数種類のバス規格に基づくバスをまたがって接続するバス制御手段の機能を果たす。
メモリ9は、複数種のバス規格間をブリッジする際の速度差や、接続された部品自体の処理速度差を吸収するために、一時的にやりとりするデータを記憶する記憶媒体である。本実施形態では規格化されたパーソナルコンピュータに使用されているDIMMを使用する。
第1画像データ処理部16は、MFP1内で必要となる画像データに対する加工、補正、編集、検知、変換、原稿からある規則性を持ったパターン(例えば、地紋)を読み取る不正画像検知、その不正画像検知によって原稿からある規則性を持ったパターンを読み取った場合に実行する画像形成抑制処理(「不正複写防止処理」ともいう)を含む各種の処理を行う。すなわち、画像読取手段によって得られた画像データから予め決められたパターンを認識したとき、上記画像データに対する画像形成抑制処理を実行する画像形成抑制手段の機能を果たす。
映像記憶装置17は、ビデオカメラを含む撮影機を搭載し、MFP1の周辺の情報、不正な画像読取を行った操作者の映像を撮影し、その映像データを記憶する。上記第1画像データ処理部16が原稿からある規則性を持ったパターン(例えば、地紋)を読み取った場合の指示に基づいて、不正画像を検知したときの外部状況情報を取得して記憶する。その映像データとしては動画又は静止画がある。ここに記憶された映像データはHDD4に送って保存する。その保存された映像データは管理者用装置の外部PC端末6から取り出すことができる機能を持っている。すなわち、読取部2によって読み取った画像データから予め決められたパターンを認識したときのMFP1の周囲の映像の映像データを取得して記憶する映像データ記憶手段の機能を果たす。
操作者判別装置19は、MFP1の操作者を判別することのできる装置である。本実施形態では、例えば、カードキーリーダで実現される。このカードキーリーダは、操作者によって操作者専用のカードキーを装着されると、カードキーから操作者の情報を読み取り、MFP1を使用可能状態にするものである。操作者はカードキーをカードキーリーダに装着している場合に限り、MFP1を使用することができる。すなわち、操作者判別装置19は、装置の操作者を特定する操作者情報を入力されることによって操作者を判別する操作者判別手段の機能を果たす。
本実施形態では、上記操作者判別装置19をカードキーリーダとしたが、他に例えば、指紋、掌紋、指静脈、又は、瞳の虹彩などを使った生体認証セキュリティシステムを用いてもよい。
他に例えば、操作者IDとパスワードの組み合わせを使ったセキュリティシステムを用いてもよい。この場合、操作者IDが、装置の操作者を特定する操作者情報に相当し、操作者がIDとパスワードを操作表示部10のキースイッチで入力すると、CPU11がそれらをHDD4に格納されたIDテーブルと照合する。
また、上記セキュリティシステムを、ネットワークを用いて実現してもよい。この場合、操作者がIDとパスワードを操作表示部10のキースイッチで入力すると、外部I/F回路部5とネットワークを介して、認証サーバとして機能している外部PC端末6にあるIDテーブルと照合して、アクティベーションを行う。
次に、このMFP1における複写処理、画像読取処理、印刷処理について説明する。
図2は、図1に示す第1画像データ処理部16の内部構成を示すブロック図である。
図3は、図1に示す第1画像データ処理部16と映像記憶装置17の各内部構成を示すブロック図である。
図4は、図1に示す第2画像データ処理部18の内部構成を示すブロック図である。
(複写処理)
操作者は、操作者専用のカードキーを用意し、操作者判別装置19に読み込ませ、MFP1を使用可能状態にする。
そして、操作者は、原稿を読取部2にセットし、操作表示部10によって所望するモードを含む各種の設定と複写(コピー)開始の指示の入力を行う。
操作表示部10は、操作者から入力された設定又は指示の情報を、MFP1内部の制御コマンドデータに変換して発行する。その発行された制御コマンドデータは、PCIバス、バス制御回路部8、AGPバスを介してCPU11に通知される。
CPU11は、コピー開始の制御コマンドデータに従って、コピー動作プロセスのプログラムを実行し、コピー動作に必要な設定や動作を順に行っていく。
次にコピー動作プロセスの各動作を順に記す。
読取部2で原稿をスキャンし、RGBの各8ビットからなるデジタルの画像データを、PCIバス、バス制御回路部8を介してメモリ9に蓄積する。
CPU11は、第1画像データ処理部16に、操作者の所望するモードに従った処理の設定を行う。その処理の内容に関しては後述する。
このときに操作者がデータ保存を所望する場合、メモリ9内のRGB各8ビットの画像データをHDD4に保存してもよい。
メモリ9に蓄積したRGB各8ビットの画像データは、第1画像データ処理部16に送られる。
第1画像データ処理部16内では、インターフェイス(I/F)回路部20を介してPCIバスからの各種データを送受する。これは汎用拡張バスであるPCIバスと、画像データ処理内のローカルデータバスをブリッジする回路である。
不正コピー検知部21は、受け取ったRGBの画像データから、ある領域内のある規則性を持ったパターン(例えば、地紋)を検知し、そのパターンの有無の情報によって、その後の処理を決定することができる。
パターンが検知された場合、その情報に従って、不正コピーを防止することを含む、画像形成抑制処理(不正複写防止処理)を行う。画像形成抑制処理としては、不正画像の検知を行ったときに第1画像データ処理部16で処理を行い、プロッタ部3によって不正画像を検知した領域を塗りつぶして印刷する(その結果不正に読み取られた画像部分は印刷されない)、又は印刷そのものを行わないという処理を行う。
不正コピー検知部21によって検知された場合、I/F回路部20を介して映像記憶装置17のI/F回路部30を通して映像記憶部31に伝えられる。
また、不正コピー検知部21から検知信号を受け取った場合、映像記憶部31によってMFP1の周辺状況の映像の映像データを取得して記憶する。
映像記憶部31によって撮影された映像は、PCIバスを通じてHDD4に保存される。その保存された映像データは、外部PC端末6を使ってシステム管理者が確認することが可能である。
第1画像データ処理部16内の色変換部22は、RGB各8ビットのデータを受け取るとプロッタ部3用の色空間であるCMYK各8ビットに変換する。このときに操作者が所望するモード情報によって彩度もあわせて調整する。
γ変換部23は、CMYKの各8ビットの画像データを受け取ると、操作者が所望するモード情報に従って明るさを調整して出力する。
フィルタ処理部24は、CMYKの各8ビットの画像データを受け取ると操作者が所望するモード情報に従って鮮鋭化処理と平滑化処理を施す。例えば、文字モードでは文字をハッキリ且つクッキリとさせるために鮮鋭化処理を施し、写真モードでは滑らかに階調性を表現するために平滑化処理を施す。
像域分離部25では、後段の処理において画像の特徴にあった最適な処理を行うために、画像が文字領域であるか絵柄領域であるかを判定する。例えば、受け取った画像データを黒文字領域、色文字領域、及びその他の領域に分離する。
階調処理部26では、CMYKの各8ビットの画像データを受け取るとプロッタ部3の階調処理能力に従った階調数変換処理を行う。本実施形態ではCMYKの各2ビットの画像データに疑似中間調処理の一つである誤差拡散法を用いて階調数を変換する。
第1画像データ処理部16で処理されたCMYK各2ビットの画像データは、PCIバス、バス制御回路部8を介して再度メモリ9に蓄積する。
このときに操作者がデータ保存を所望する場合、メモリ9内のCMYK各2ビットの画像データを、HDD4に保存してもよい。
メモリ9に蓄積したCMYK各2ビットの画像データは、PCIバス、バス制御回路部8を介してプロッタ部3に送られる。
プロッタ部3は受け取ったCMYKの各2ビットの画像データを用紙に印刷し、原稿のコピーを生成する。
(画像読取処理)
操作者は、操作者専用のカードキーを用意し、操作者判別装置19に読み込ませ、MFP1を使用可能状態にする。
そして、操作者は、原稿を読取部2にセットし、操作表示部10によって所望するモードを含む各種の設定とスキャナ(画像読取)送信開始の指示の入力を行う。
操作表示部10は、操作者から入力された設定又は指示の情報を、MFP1内部の制御コマンドデータに変換して発行する。その発行された制御コマンドデータは、PCIバス、バス制御回路部8、AGPバスを介してCPU11に通知される。
CPU11は、スキャナ送信開始の制御コマンドデータに従って、スキャナ送信動作プロセスのプログラムを実行し、スキャナ送信動作に必要な設定や動作を順に行っていく。
次にスキャナ送信動作プロセスの各動作を順に記す。
読取部2で原稿をスキャンし、RGBの各8ビットからなるデジタルの画像データを、PCIバス、バス制御回路部8を介してメモリ9に蓄積する。
CPU11は、第1画像データ処理部16に、操作者の所望するモードに従った処理の設定を行う。その処理の内容に関しては後述する。
このときに操作者がデータ保存を所望する場合、メモリ9内のRGB各8ビットの画像データをHDD4に保存してもよい。
メモリ9に蓄積したRGB各8ビットの画像データは、第1画像データ処理部16に送られる。
第1画像データ処理部16内では、インターフェイス(I/F)回路部20を介してPCIバスからの各種データを送受する。これは汎用拡張バスであるPCIバスと、画像データ処理内のローカルデータバスをブリッジする回路である。
第1画像データ処理部16内の色変換部22は、RGBの各8ビットの画像データを受け取ると、スキャナ用として規格化された色空間であるsRGB各8ビットの画像データに変換する。
γ変換部23は、sRGBの各8ビットの画像データを受け取っても特に何も処理を行わず次段に出力する。もし、このとき操作者が特別に明るさの調整を指定している場合は明るさを調整し出力してもよい。
フィルタ処理部24は、sRGBの各8ビットの画像データを受け取ると操作者が所望するモード情報に従って鮮鋭化処理と平滑化処理を施す。例えば、文字モードでは文字をハッキリ且つクッキリとさせるために鮮鋭化処理を施し、写真モードでは滑らかに階調性を表現するために平滑化処理を施す。
像域分離部25では、後段の処理において画像の特徴にあった最適な処理を行うために、画像が文字領域であるか絵柄領域であるかを判定する。例えば、受け取った画像データを黒文字領域、色文字領域、及びその他の領域に分離する。
階調処理部26では、sRGBの各8ビットの画像データを受け取っても特に何も処理を行わず次段に出力する。もし、このとき操作者が特別に階調数を指定している場合(例えば2値)は、階調数変換処理を行って出力してもよい。
第1画像データ処理部16で処理されたsRGB各8ビットの画像データは、PCIバス、バス制御回路部8を介して再度メモリ9に蓄積する。
このときに操作者がデータ保存を所望する場合、メモリ9内のsRGB各8ビットの画像データをHDD4に保存してもよい。
メモリ9に蓄積したsRGB各8ビットの画像データは、PCIバス、バス制御回路部8、AGPバス、N.B.12、PCIバス、外部I/F回路部5を介して、ネットワークに送出され、外部サーバ(図示を省略する)や外部PC端末6に伝えられ、スキャナ送信が行われたことになる。
(印刷処理)
操作者は、外部PC端末6のアプリケーションソフトを通じて電子ドキュメントの印刷を行う。
アプリケーションソフトを使用する際、操作者は、不正コピー防止機能を付加することができるが、その領域を任意に設定することができる。
外部PC端末6のプリンタドライバソフトは、印刷指定された電子ドキュメントのレンダリングを行い、CMYK各2ビットので自他画像データを、生成する。
外部PC端末6はネットワークを介して、MFP1に印刷(プリント)の要求と生成したCMYKの各2ビットの画像データを送出する。
CPU11は、外部I/F回路部5、PCIバス、N.B.12を介して、外部PC端末6からのプリント要求の制御コマンドデータを受け取ると、印刷処理動作プロセスのプログラムを実行し、必要な設定や動作を順に行う。
次に印刷処理動作プロセスの各動作を順に記す。
外部PC端末6からネットワークを介して送られてくるCMYK各2ビットの画像データは、外部I/F回路部5、PCIバス、N.B.12、バス制御回路部8を介して、メモリ9に蓄積する。
メモリ9に蓄積したCMYKの各2ビットの画像データは、バス制御回路部8、PCIバスを介してプロッタ部3に送られる。
プロッタ部3は受け取ったCMYK各2ビットの画像データを用紙に印刷し、印刷処理動作が行われたことになる。
次に、このMFP1における不正コピーが行われたときの処理について説明する。
不正コピー検知部21は、画像データ中から所定のパターンを検知すると、画像形成抑制処理(不正複写防止処理)を実行するとともに、映像記憶装置17はその不正コピー防止機能が働いた状況時の、不正コピーを行った操作者の映像を撮影して、その映像データを取得して記憶する。その記憶された映像データは、操作者判別装置19から得られた操作者情報に関連づけられて、ともにHDD4に蓄積される。
記憶された映像データ及び操作者情報は、外部I/F回路部5を介して、管理者用の外部PC端末6へ送られる。
この不正コピーを行った使用者の映像は、静止画でもよいし動画でもよい。
映像記憶装置17によって不正コピー防止機能が働いた瞬間から、MFP1の操作者の映像として所定時間(例えば、3秒)毎の静止画を撮影してその各映像データを記憶する。また、不正コピー防止機能が働いた瞬間から、MFP1の操作者の映像として動画の映像を撮影してその映像データを1フレームずつ記憶する。その記憶された映像データは、操作者判別装置19から得られた操作者情報に関連づけられて、ともにHDD4に送って蓄積される。そして、外部I/F回路部5を通じて外部PC端末6へ送信して通知される。
また、不正コピー防止機能が働いたときの映像データ及び操作者判別装置19から得られた操作者情報は、管理者用だけではなくて、操作者自身の外部PC端末6にも送るようにするとよい。
操作者は不正コピーを行った事実を知ることができるため、不正コピーの事実を確認でき、再発防止につながる。
また、本実施形態においては、操作者Aが専用のカードキーを紛失したり盗まれたり貸したりして、操作者Bがそのカードキーを使い、不正コピーを行おうとした場合にも、操作者Aにその旨の通知が送られるため、セキュリティの強化につながる。
また、上記映像データを圧縮して送信するとよい。
第1画像データ処理部16による不正コピー防止機能動作時の映像データを、ATAバスを介してHDD4に一旦蓄積する。その蓄積された映像データを、第2画像データ処理部18へ送る。送られた映像データは、I/F回路部40を介して圧縮伸張処理部41で圧縮処理されて、データ量が小さくなる。圧縮された映像データは再びHDD4に保存する。その後の映像データの送信処理は、上述した処理と同様である。
さらに、上記映像データを集約するとよい。
HDD4内に蓄積された映像データを、第2画像データ処理部18の圧縮伸張処理部41によって圧縮して映像データのデータ量を小さくする。さらに、集約部42によって映像データを集約して再びHDD4内に保存する。
その後の処理は、上述した処理と同様である。
さらに、管理者が操作者判別装置19に管理者専用のカードキーを装着しMFP1を使用可能状態にした場合に、管理者がHDD4に保存された映像データと操作者情報と不正コピーをしようとした画像データをひとまとめに集約された形で取り出せるようにするとよい。
その場合は、上述と同様の処理を行って、HDD4に映像データと操作者情報と不正コピーをしようとした画像データをひとまとめに集約して保存する。
情報を取り出す方法はいくつか考えられるが、本実施形態では、印刷して取り出すことにする。
印刷の命令が操作表示部10から入ったとき、操作者判別装置19が、管理者であるか確認を行う。確認されたら、HDD4内に保存されたデータは、第1画像データ処理部16内部の色変換部22で、プロッタ部3用の色空間であるCMYK各8ビットに変換される。変換された画像データは、プロッタ部3に送られて、プロッタ部3は受け取った画像データを転写紙に出力し、印刷処理が行われたことになる。
このように、本実施形態によれば、画像データを画像形成しようとしたときに特定の地紋を検知すると画像形成を抑制する機能と、その機能が働いたときにMFPの周囲の映像を記録する機能を有するMFP1において、操作者判別装置19、好ましくはカードキーリーダや指紋認証装置を備えることで、例えば操作者が不正コピーしようとしたときに、操作者情報と不正コピーしようとした動かぬ証拠を押さえることができる。また、不正コピーも防止できる。
そして、その操作者情報と不正コピーしようとした動かぬ証拠を、MFP1の管理者の外部PC端末6に送ることによって、MFP1の管理者がMFP1で不正コピーが行われようとしたことを即座に知ることができ、事実の早期発見をすることができるようになるため、セキュリティが向上する。
また、その操作者情報と不正コピーしようとした動かぬ証拠を、不正コピーをしようとした操作者の外部PC端末6に送ることによって、操作者がMFP1で不正コピーが行われようとしたことを即座に知ることができ、事実の確認をすることができるようになるため、再発防止につながる。
また、仮に操作者の専用カードキーが不正に使われて不正コピーが行われた場合でも、その事実の確認を即座にできるようになるため、システムのさらなるセキュリティ向上が実現する。
また、本実施形態によれば、映像記憶装置17で撮影される映像データと操作者情報だけではなく、操作者がどの原稿の画像データを不正にコピーしようとしたのかを、同時に保存するため、誰がどのような原稿をコピーしようとしたのかが分かる。従ってよりセキュリティの強化につながる。
また、本実施形態によれば、MFP1の管理者だけが、不正コピーをしようとした操作者の情報と、そのときの映像データと、その不正コピーしようとした原稿とを集約して、MFP1から取得することができるため、MFP1の管理者用の外部PC端末6がなくても、管理者が情報を取得することできるため、よりこのセキュリティシステムの利便性があがる。
この発明による画像処理装置は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、スキャナと、複写機、ファクシミリ、プリンタ又はスキャナの機能を備えた装置全般に適用することができる。
本実施形態のデジタル画像処理装置(MFP)の全体構成とシステムを示したブロック図である。 図1に示す第1画像データ処理部16の内部構成を示すブロック図である。 図1に示す第1画像データ処理部16と映像記憶装置17の各内部構成を示すブロック図である。 図1に示す第2画像データ処理部18の内部構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 デジタル画像処理装置(MFP)
2 読取部
3 プロッタ部
4 HDD(大容量記憶装置)
5 外部I/F回路部
6 外部PC端末
7 SD
8 バス制御回路部
9 メモリ
10 操作表示部
11 CPU
12 N.B.
13 メモリ
14 S.B.
15 ROM
16 第1画像データ処理部
17 映像記憶装置17
18 第2画像データ処理部
19 操作者判別装置
20 I/F回路部
21 不正コピー検知部
22 色変換部
23 γ変換部
24 フィルタ処理部
25 像域分離部
26 階調処理部
30 I/F回路部
31 映像記憶部
40 I/F回路部
41 圧縮伸張処理部
42 集約部

Claims (9)

  1. 原稿の画像を読み取り電子化した画像データを得る画像読取手段と、
    前記画像読取手段によって得られた画像データから予め決められたパターンを認識したとき、前記画像データに対して通常の画像形成をしないように抑制する画像形成抑制手段と、
    前記パターンを認識したときの装置周囲の映像データを取得して記憶する映像データ記憶手段と、
    を有する画像処理装置において、
    装置の操作者を特定する操作者情報を入力されることによって操作者を判別する操作者判別手段を有し、
    前記映像データと前記操作者情報とを関連づけて前記映像データ記憶手段に記憶することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記映像データ記憶手段は、前記パターンを認識した原稿の画像データも併せて、前記操作者情報と関連づけて記憶することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記映像データを集約化して、前記映像データ記憶手段に記憶させる集約手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記操作者判別手段が操作者を管理者であると判別した場合に限り、前記集約手段によって集約された前記映像データ及び前記操作者情報を印刷する手段を有することを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記操作者情報及び前記映像データを、装置外部の管理者用装置へ送信する送信手段を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の画像処理装置。
  6. 前記送信手段は、前記操作者情報及び前記映像データを、前記操作者情報から割り出した操作者用装置にも送信することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の画像処理装置。
  7. 前記映像データは、不正な画像読み取りを行った操作者の映像データであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の画像処理装置。
  8. 前記映像データは、不正な画像読取を行った操作者の動画の映像データであることを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  9. 前記映像データは、不正な画像読取を行った操作者の静止画の映像データであることを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
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