JP2007081579A - 通信装置及びその制御方法 - Google Patents

通信装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007081579A
JP2007081579A JP2005264425A JP2005264425A JP2007081579A JP 2007081579 A JP2007081579 A JP 2007081579A JP 2005264425 A JP2005264425 A JP 2005264425A JP 2005264425 A JP2005264425 A JP 2005264425A JP 2007081579 A JP2007081579 A JP 2007081579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network
communication
wireless
printer
digital camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005264425A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007081579A5 (ja
Inventor
Masashi Yoshida
昌史 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005264425A priority Critical patent/JP2007081579A/ja
Priority to US11/518,271 priority patent/US7526251B2/en
Publication of JP2007081579A publication Critical patent/JP2007081579A/ja
Publication of JP2007081579A5 publication Critical patent/JP2007081579A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/14Direct-mode setup
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/18Processing of user or subscriber data, e.g. subscribed services, user preferences or user profiles; Transfer of user or subscriber data
    • H04W8/20Transfer of user or subscriber data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/18Self-organising networks, e.g. ad-hoc networks or sensor networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/06Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/16Interfaces between hierarchically similar devices
    • H04W92/18Interfaces between hierarchically similar devices between terminal devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

【課題】 ステーション(無線通信装置)のPSモードを有効にしても、そのステーションの属するネットワーク上の他のステーションから送信されたパケットを受信し損なうことを抑制する技術を提供すること。
【解決手段】 デジタルカメラ210とプリンタ220は相互にPSモードに対応しているかどうかを判断する。両方がPSモードに対応している場合、この2つの装置だけでPS用ネットワークを構成してPSモードを有効とする無線通信を行う。少なくとも一方がPSモードに対応していない場合、PSモードを無効として、通常の無線通信を行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、通信装置及びその制御方法に関し、特に、アドホックネットワークにおいてパワーセーブモードで無線通信を行う通信装置及びその制御方法に関する。
近年、無線通信用デバイスの集積化により、可搬型パーソナルコンピュータ(いわゆるノートPC)のみならず、プリンタ、携帯情報端末(PDA)、デジタルカメラ、携帯電話等、様々な装置に無線通信機能が実装されるようになってきた。これらの無線通信装置は、小型なものほど搭載される電池の容量も小さくなるため、無線通信を行う際の消費電力を低減させることに対する要求が高まっている。
無線LANによる通信において消費電力を低減する機能として、IEEE802.11規格においてパワーセーブモード(以下、「PSモード」とも呼ぶ)が定義されている。PSモードの基本的な原理は、ビーコンが送信されると予想されるタイミングとその前後の短期間は無線受信機に電力を供給して動作させるが、それ以外の時間は無線受信機への給電を停止することで、消費電力を低減させるというものである。
インフラストラクチャネットワークにおける無線通信では、ステーション(無線通信装置のことであり、以下、「STA」とも呼ぶ)はアクセスポイント(以下、「AP」とも呼ぶ)が送信するビーコンのみを受信する。ステーションは、受信したビーコンに含まれているTIM(traffic indication map)を見て、APに自分宛てのデータがバッファリングされているかどうかを判断する。自分宛てのデータがある場合は、STAは無線送受信機への給電を継続し、PS−PollパケットをAPに対して送信する。
APはPS−Pollパケットを受信すると、送信元STAがデータを受信可能な状態(Awake)であると判断し、バッファリングしているデータをパケット形式でSTAに対して送信する。STAはデータパケットを受信すると、直ちにAPに対して受信完了を意味するACKパケットをAPに送信する。
STAは受信したパケットのMACヘッダに含まれるMore Dataフラグを見ることで、APにバッファリングされたデータが受信パケット以外にさらにあるかどうかを判断する。More Dataフラグが1のパケットを受信した場合は、Awake状態を維持する。More Dataフラグが0のパケットを受信した場合は、無線送受信機への給電を停止して、STAはデータを送受信できない状態(Doze)に移行する。
一方、アドホックネットワークにおける無線通信では、ステーション間で直接通信を行うため、常にAwake状態であるAPが存在しない。このとき、送信元STAの通信相手である送信先STAがパワーセーブモードを有効(オン)にしていると、データ送信のタイミングにより、送信先STAがAwake状態の場合とDoze状態の場合がありうる。データ送信時に送信先STAがDoze状態であると、送信先STAはそのデータを受信できず、パケットロスが発生する可能性がある。したがって、送信元STAは送信先STAのPSモードが有効か無効かを検出することが望まれる。
STAのPSモード検出方法については、IEEE802.11規格において規定されていない。しかし、一般的な方法として、STAは通信相手のSTAが送信するパケットのMACヘッダに含まれるPower Management bit(PMビット)を参照して、通信相手のSTAのPSモードを判断する。そのため、STAはアドホックネットワークに参加している他のSTAが送信するビーコンなどを利用して、STA毎にMACアドレスとPSモードの記憶及び更新を行う。
図1は、アドホックネットワークにおいて無線通信装置のパワーセーブモードが有効な場合のパケットシーケンスを示す図である。図1に示すように、例えばSTA2がSTA3にデータを送信する場合、全STAがAwake状態であるビーコンインターバル中のATIM Window内において、STA2がSTA3へATIMパケットを送信する。これにより、STA3にビーコンインターバルの間Awake状態を維持させて、STA2はSTA3にデータパケットを送信する。
アドホックネットワーク生成時に、ATIM Windowに0の値を設定した場合はビーコンインターバル中にATIM Window期間が存在しないため、パワーセーブモードを有効にすることができない。そのため、アドホックネットワークにおいてパワーセーブモードを有効にする場合は、ネットワーク生成時にATIM Windowに1以上の値を設定する必要がある。なお、ATIM Windowを変数として使用するときは、その値はATIM Window期間を示すものとする。
松江英明、守倉正博監修、「802.11高速無線LAN教科書」、初版、株式会社IDGジャパン、2003年3月29日、p.95、図5−6
前述のように、あるSTAが、パワーセーブモードが有効であるSTAが存在する可能性のあるアドホックネットワークに参加して通信を行うためには、各STAのパワーセーブモードが有効か無効かを把握する必要がある。これには、各STAの送信するビーコン等のパケットに含まれるPMビットの状態を検出する。そして、検出した結果を各STAのMACアドレス毎に記憶し、パケット受信ごとに随時更新する。
しかしながら、PSモード検出方法はIEEE802.11規格において規定されていないため、通信相手のSTAが上記のような制御を行っている保証がない。したがって、あるSTAがパワーセーブモードを有効にし、Doze状態にあるときに、他の(通信相手の)STAがデータパケットを送信してくると、そのデータパケットを受信し損なう可能性がある。このパケットが、例えばIPアドレスの割り当てに際して発行されるARPパケットであった場合、IPアドレスの競合が発生してしまい、ネットワーク全体に悪影響を及ぼす可能性がある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、STAのPSモードを有効にしても、そのSTAの属するネットワーク上の他のSTAから送信されたパケットを受信し損なうことを抑制する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の通信装置は、パワーセーブモードでの無線通信が可能な通信装置であって、第1の無線パラメータを用い、第1のネットワークに接続する第1の接続手段と、前記第1のネットワークに含まれる所定の外部装置が、前記パワーセーブモードでの無線通信に対応しているか否かを検出する検出手段と、前記検出手段により、前記外部装置が、前記パワーセーブモードでの無線通信に対応していることが検出された場合、前記外部装置に、前記外部装置及び前記通信装置から構成される、前記第1のネットワークと異なる第2のネットワークに接続するための第2の無線パラメータと、当該第2の無線パラメータを用いて前記第2のネットワークに接続するように要求するネットワーク切り替え要求とを送信する送信手段と、前記第2の無線パラメータを用い、前記第1のネットワークに代えて前記第2のネットワークに接続する第2の接続手段と、を備え、前記第2のネットワークにおいて、前記外部装置と前記パワーセーブモードで無線通信を行うことを特徴とする。
また、本発明の通信装置の制御方法は、パワーセーブモードでの無線通信が可能な通信装置の制御方法であって、第1の無線パラメータを用い、第1のネットワークに接続する第1の接続工程と、前記第1のネットワークに含まれる所定の外部装置が、前記パワーセーブモードでの無線通信に対応しているか否かを検出する検出工程と、前記検出工程により、前記外部装置が、前記パワーセーブモードでの無線通信に対応していることが検出された場合、前記外部装置に、前記外部装置及び前記通信装置から構成される、前記第1のネットワークと異なる第2のネットワークに接続するための第2の無線パラメータと、当該第2の無線パラメータを用いて前記第2のネットワークに接続するように要求するネットワーク切り替え要求とを送信する送信工程と、前記第2の無線パラメータを用い、前記第1のネットワークに代えて前記第2のネットワークに接続する第2の接続工程と、を備え、前記第2のネットワークにおいて、前記外部装置と前記パワーセーブモードで無線通信を行うことを特徴とする。
なお、その他の本発明の特徴は、添付図面及び以下の発明を実施するための最良の形態の記載によっていっそう明らかになるものである。
以上の構成により、本発明によれば、STAのPSモードを有効にしても、そのSTAの属するネットワーク上の他のSTAから送信されたパケットを受信し損なうことを抑制することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の上位概念、中位概念および下位概念の理解に役立つ実施形態を示す。なお、以下の実施形態に含まれる概念について、そのすべてが特許請求の範囲に記載されているとは限らない。ただし、これは特許発明の技術的範囲から意識的に除外したのではないことを理解していただきたい。
[第1の実施形態]
<アドホックネットワークの構成>
図2は、第1の実施形態における通信装置であるデジタルカメラ210とプリンタ220がアドホックネットワークを構成する様子を示す図である。
デジタルカメラ210及びプリンタ220はそれぞれ無線通信機能を備えており、APを経由しない通信方式であるアドホック通信により、各種データの送受信を行う。
なお、このアドホックネットワークにはデジタルカメラ210及びプリンタ220以外の無線通信装置が存在する可能性がある。しかし、後述するように、デジタルカメラ210及びプリンタ220が実際にデータの送受信を行う際は、他の無線通信装置が存在しない別のアドホックネットワークが構成される。
<デジタルカメラ210及びプリンタ220の構成>
図3は、デジタルカメラ210のハードウェア構成を示す機能ブロック図である。
制御部301は、不図示のフラッシュROM及びRAMを含み、フラッシュROMに格納されるプログラム(ファームウェア)を実行することによりデジタルカメラ210全体の制御を行う。デジタルカメラ210全体の制御には、PSモードの有効/無効を設定する制御も含まれる。
表示部302は、例えば液晶ディスプレイにより構成される。表示部302は、撮像画像やメニュー画面などを表示したり、電子ビューファインダとして機能したりする。
通信部303は、他の無線通信装置と無線通信を行うためのインタフェースである。
アンテナ304は、無線通信において、電波の送受信を行う。アンテナ304は、デジタルカメラ210の外部に設置されていてもよいし、内蔵されていてもよい。
記憶部305は、例えばSRAMやHDD(ハードディスク)などの書き換え可能な記憶媒体である。記憶部305は、ESS−IDや暗号鍵などの無線通信のためのパラメータ(以下、「無線パラメータ」と呼ぶ)や、デジタルカメラ210の設定情報などの各種データを記憶する。
操作部306は、シャッターボタンや十字キー、メニューボタンなどから構成され、ユーザはこれを介してPSモードの設定や撮像などの各種指示をデジタルカメラ210に与えることができる。
撮像部307は、光学レンズ、固体撮像素子、A/D変換器などから構成され、画像データを得る。
図4は、プリンタ220のハードウェア構成を示す機能ブロック図である。
制御部401は、不図示のフラッシュROM及びRAMを含み、フラッシュROMに格納されるプログラム(ファームウェア)を実行することによりプリンタ220全体の制御を行う。プリンタ220全体の制御には、PSモードの有効/無効を設定する制御も含まれる。
表示部402は、例えば液晶ディスプレイにより構成される。表示部402は、プリンタ220の状態や印刷中の画像などを表示する。
通信部403は、他の無線通信装置と無線通信を行うためのインタフェースである。
アンテナ404は、無線通信において、電波の送受信を行う。アンテナ404は、プリンタ220の外部に設置されていてもよいし、内蔵されていてもよい。
記憶部405は、例えばSRAMやHDD(ハードディスク)などの書き換え可能な記憶媒体である。記憶部405は、無線パラメータや、プリンタ220の設定情報などの各種データを記憶する。
操作部406は、メニューボタンや印刷中止ボタンなどから構成され、ユーザはこれを介してPSモードの設定や印刷の強制終了などの各種指示をプリンタ220に与えることができる。
印刷部407は、プリントヘッドやインクカートリッジなどから構成され、画像等を媒体(例えば、紙)上に印刷する。なお、プリンタ220はインクジェットプリンタに限られず、例えば、レーザープリンタでもよい。
<ネットワークの概要>
図5は、本実施形態におけるアドホックネットワークの概要を示す図である。前述のように、デジタルカメラ210及びプリンタ220を含む最初のアドホックネットワーク(初期ネットワーク)は、例えばデジタルカメラ510のような他の無線通信装置も含む可能性がある。デジタルカメラ510は、PSモードに対応していても対応していなくても構わない。
次に、デジタルカメラ210及びプリンタ220は、お互いがPSモードに対応していることを確認すると、初期ネットワークから離脱し、新たにPS用ネットワークを構成する。PS用ネットワークもアドホックネットワークの一種であるが、他の無線通信装置が存在せず、デジタルカメラ210及びプリンタ220の間だけでデータを送受信するためのネットワークである。
PS用ネットワークでは、デジタルカメラ210及びプリンタ220は、任意にPSモードを有効又は無効にすることができる。詳細は後述するが、簡単に説明すると、原則としてPSモードを有効にし、画像データなど大きなデータを送受信する際はPSモードを無効にすることが好ましい。
<処理の流れ>
図6A及び図6Bは、デジタルカメラ210及びプリンタ220がPS用ネットワークを構成してデータの送受信を行う処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートでは、デジタルカメラ210とプリンタ220が行う処理が並行して記載されている。また、図6Bは、図6Aの続きである。
本フローチャートでは、デジタルカメラ210がプリンタ220に画像データを送信し、プリンタ220がいわゆるダイレクトプリントを行うものとして説明する。しかし、実際に送受信されるデータの種類はこれに限られず、重要なことは、デジタルカメラ210及びプリンタ220が適宜PSモードを有効にして無線通信を行うことである。
ステップS601で、デジタルカメラ210の制御部301は、操作部306を介してユーザから無線通信開始の指示を受信するのを待つ。ステップS601と並行して、ステップS602で、プリンタ220の制御部401は、操作部406を介してユーザから無線通信開始の指示を受信するのを待つ。このとき、デジタルカメラ210の通信相手としてプリンタ220が、プリンタ220の通信相手としてデジタルカメラ210がユーザによって指定されるものとする。
なお、デジタルカメラ210及びプリンタ220がアドホックネットワークへ接続するための無線パラメータ及びこれから通信する相手が本発明のPSモードに対応しているかに関する情報は、事前に記憶部305及び記憶部405に記録されている。無線パラメータ等は相互に一致している必要があるため、例えばデジタルカメラ210及びプリンタ220の工場出荷時に設定される。また、新たに無線通信装置を購入したときは、ユーザがそれぞれの装置の操作部を介して無線パラメータを一致させて設定し、併せて、それぞれの装置がPSモードに対応しているかに関する情報も設定することができる。
具体的には、例えばデジタルカメラ210は、(登録番号,MACアドレス,ESS−ID,暗号鍵,PS対応/非対応)という項目から構成されるテーブルを、1つ以上保持し、そのうちの1つがプリンタ220に対応する。項目「MACアドレス」にはプリンタ220のMACアドレスが登録されている。そのため、デジタルカメラ210は一意にプリンタ220を特定することができる。このテーブルの構成は、これに限るものではなく、無線パラメータを含み、通信相手を一意に特定できるものであれば、いかなる構成でもよい。テーブル中のESS−IDは、PSモードを無効にした初期ネットワークでも使用される可能性があり、デジタルカメラ210とプリンタ220以外の無線通信装置も容易に参加できるように、比較的簡単な文字列から構成される。そのため、ステップS601及びS602でデジタルカメラ210とプリンタ220がお互いを一意に特定できても、最初からPS用ネットワークを構成することは好ましくない。そこで、後述するようにデジタルカメラ210とプリンタ220はまず初期ネットワークに接続し、そこからPS用ネットワークに移行することが好ましい。
ステップS603で、デジタルカメラ210の制御部301は、記憶部305に記録されている情報を参照してプリンタ220がPSモードに対応しているかどうかを判断する。対応している場合はステップS605、S611へと進む。対応していない場合は、PSモードを有効にするとプリンタ220と正常に通信できないため、ステップS607、S609と進み、PSモードを無効とした通常の通信を行う。
ステップS604で、プリンタ220の制御部401は、記憶部405に記録されている情報を参照してデジタルカメラ210がPSモードに対応しているかどうかを判断する。対応している場合はステップS606、S612へと進む。対応していない場合は、PSモードを有効にするとデジタルカメラ210と正常に通信できないため、ステップS608、S610と進み、PSモードを無効とした通常の通信を行う。
なお、デジタルカメラ210及びプリンタ220がPSモードに対応しているかどうかの情報は、事前に記憶部305及び記憶部405に記録しない構成とすることもできる。この場合、以下に説明する初期ネットワークに接続した後に、デジタルカメラ210とプリンタ220が相互に、PSモードに対応しているかどうかの情報を送受信して、PSモードに対応しているかどうかの判断を行う。
ステップS611で、デジタルカメラ210の制御部301は、記憶部305に記録されている無線パラメータを使用してアドホックネットワーク(初期ネットワーク)に接続する。このとき、ATIM Window=0とし、デジタルカメラ210のPSモードを無効とする。これにより、初期ネットワークに、PSモードに対応していない他の無線通信装置が存在したとしても、その装置から送られてくるパケットを受信し損なうことを防止できる。
ステップS612で、プリンタ220の制御部401は、記憶部405に記録されている無線パラメータを使用して初期ネットワークに接続する。このとき、ATIM Window=0とし、プリンタ220のPSモードを無効とする。これにより、ステップS611と同様の効果が得られる。
ステップS613で、デジタルカメラ210の制御部301は、初期ネットワークの中でプリンタ220を検索し、ステップS615でプリンタ220からの応答パケットを待つ。ここでの検索には、例えばUPnP(Universal Plug and Play)やBonjourなど、任意の公知技術を用いることができる。デジタルカメラ210がプリンタ220からの応答パケットを受信すると、ステップS616、S621へと進む。応答パケットを受信せずに所定の時間が経過する(タイムアウト)と、ステップS618、ステップS619へと進み、制御部301は表示部302にエラーメッセージを表示して処理を終了する。
ステップS613と並行して、ステップS614で、プリンタ220の制御部401は、初期ネットワークの中でデジタルカメラ210を検索する。具体的には、デジタルカメラ210からの検索パケットの受信を待ち、受信すると、ステップS616で、デジタルカメラ210に応答パケットを返す。
ステップS621で、デジタルカメラ210の制御部301は、PS用ネットワーク(図5)のための無線パラメータを生成する。生成された無線パラメータは、例えば記憶部305に記録される。無線パラメータは、例えば、デジタルカメラ210のプロダクトIDやシリアルナンバー、現在時刻などをシードとして、ランダムに生成される。なお、無線パラメータの生成アルゴリズムには、一意の値を作り出すことができれば、どのようなアルゴリズムを用いてもよい。また、デジタルカメラ210ではなく、プリンタ220が無線パラメータを生成するようにプリンタ220を構成してもよい。
ステップS622で、デジタルカメラ210の制御部301は、ステップS621で生成した無線パラメータをプリンタ220に送信する。
ステップS623で、プリンタ220の制御部401は、デジタルカメラ210から送信された無線パラメータを受信する。受信した無線パラメータは、例えば記憶部405に記録される。次いでステップS626で、プリンタ220の制御部401は、デジタルカメラ210にACKパケットを送信する。
ステップS624で、デジタルカメラ210の制御部301は、プリンタ220からACKパケットを受信するのを待つ。ACKパケットを受信すると、ステップS625、S630へと進む。応答パケットを受信せずに所定の時間が経過する(タイムアウト)と、ステップS627、ステップS628へと進み、制御部301は表示部302にエラーメッセージを表示して処理を終了する。
このようにACKパケットの送受信を行うことにより、デジタルカメラ210からプリンタ220へ無線パラメータが確実に送信されたかを確認することができる。
ステップS630で、デジタルカメラ210の制御部301は、デジタルカメラ210を初期ネットワークから切断する。
ステップS631で、プリンタ220の制御部401は、プリンタ220を初期ネットワークから切断する。
ステップS632で、デジタルカメラ210の制御部301は、デジタルカメラ210の使用する無線パラメータをステップS621で生成したものに変更する。
ステップS633で、プリンタ220の制御部401は、プリンタ220の使用する無線パラメータをステップS623で受信したものに変更する。
ステップS634及びステップS635で、デジタルカメラ210の制御部301及びプリンタ220の制御部401は、変更後の無線パラメータでアドホックネットワーク(PS用ネットワーク)を構成する。このとき、ATIM Windowを1以上の値に設定する。このPS用ネットワークには、前述のように、デジタルカメラ210及びプリンタ220以外の無線通信装置は存在しない。
ステップS636で、デジタルカメラ210の制御部301は、デジタルカメラ210のPSモードを有効にする。
ステップS637で、プリンタ220の制御部401は、プリンタ220のPSモードを有効にする。
ステップS638で、デジタルカメラ210の制御部301は、プリンタ220に確認メッセージを送信する。
ステップS639で、プリンタ220の制御部401は、デジタルカメラ210から送信された確認メッセージを受信する。次いでステップS642で、プリンタ220の制御部401は、デジタルカメラ210にACKパケットを送信する。
ステップS640で、デジタルカメラ210の制御部301は、プリンタ220からACKパケットを受信するのを待つ。ACKパケットを受信すると、ステップS641、S646へと進む。応答パケットを受信せずに所定の時間が経過する(タイムアウト)と、ステップS643、ステップS644へと進み、制御部301は表示部302にエラーメッセージを表示して処理を終了する。
このようにACKパケットの送受信を行うことにより、デジタルカメラ210及びプリンタ220が、初期ネットワークからPS用ネットワークへ正常に移行できたかを確認することができる。
以上により、デジタルカメラ210とプリンタ220が共にPSモードに対応している場合、この2つの装置だけでPS用ネットワークを構成し、PSモードを有効としたデータの送受信を行うことができるようになる。
なお、本フローチャートでは、デジタルカメラ210とプリンタ220がほぼ同じタイミングで初期ネットワークに接続するものとして説明した(ステップS611、S612参照)。しかし、実際には、一方の装置が先に初期ネットワークに参加していてもよい。例えば、プリンタ220と不図示のPCが初期ネットワークに接続しているところへ、デジタルカメラ210がその初期ネットワークに接続(参加)し、ステップS613以降の処理によりプリンタ220と共にPS用ネットワークに移行することとしてもよい。
図6Bに移り、ステップS648で、デジタルカメラ210の制御部301は、操作部306を介してユーザから印刷指示を受信するのを待つ。この印刷指示には、印刷対象の画像データ、印刷枚数、用紙サイズなどを示す情報(以下、「印刷パラメータ」と呼ぶ)が含まれる。
ステップS649で、デジタルカメラ210の制御部301は、印刷パラメータをプリンタ220に送信する。ステップS650で、プリンタ220の制御部401は、印刷パラメータをデジタルカメラ210から受信し、印刷初期化(準備)を行う。
ステップS651で、デジタルカメラ210の制御部301は、これから画像データの転送が始まることを検知する。
ステップS652で、デジタルカメラ210の制御部301は、PSモードを無効にするメッセージをプリンタ220に送信する。
ステップS653で、プリンタ220の制御部401は、PSモードを無効にするメッセージをデジタルカメラ210から受信する。
ステップS654で、デジタルカメラ210の制御部301は、デジタルカメラ210のPSモードを無効にする。
ステップS655で、プリンタ220の制御部401は、プリンタ220のPSモードを無効にする。次いでステップS658で、プリンタ220の制御部401は、ACKパケットをデジタルカメラ210に送信する。
ここで、PSモードを無効にするのは、次の理由による。すなわち、PSモードが有効の場合、ATIM Window期間の直後に送信すべきデータパケットが発生した場合、デジタルカメラ210は次のビーコンインターバルのATIM Windowまで待つ必要がある。これは、データ送信速度(スループット)の低下につながる。したがって、デジタルカメラ210とプリンタ220の間で送受信されるデータのサイズが所定のサイズよりも大きい場合、PSモードを無効にすることが好ましい。しかし、スループットの低下を問題としないのであれば、PSモードを無効にしなくてもよい。
ステップS656で、デジタルカメラ210の制御部301は、プリンタ220からACKパケットを受信するのを待つ。ACKパケットを受信すると、ステップS657、S659へと進む。
ステップS659で、デジタルカメラ210の制御部301は、印刷パラメータに従って画像データをプリンタ220に送信する。画像データは一般的に、デジタルカメラ210のメモリカード(不図示)に記録されている。
ステップS660で、プリンタ220の制御部401は、画像データをデジタルカメラ210から受信する。
ステップS661で、デジタルカメラ210の制御部301は、画像データの送信が終了したことを検知する。
ステップS662で、デジタルカメラ210の制御部301は、PSモードを有効にするメッセージをプリンタ220に送信する。
ステップS663で、プリンタ220の制御部401は、PSモードを有効にするメッセージをデジタルカメラ210から受信する。
ステップS664で、デジタルカメラ210の制御部301は、デジタルカメラ210のPSモードを有効にする。
ステップS665で、プリンタ220の制御部401は、プリンタ220のPSモードを有効にする。次いでステップS667で、プリンタ220の制御部401は、ACKパケットをデジタルカメラ210に送信する。
ステップS666で、デジタルカメラ210の制御部301は、プリンタ220からACKパケットを受信するのを待つ。ACKパケットを受信すると、ステップS669に進む。
ステップS668で、プリンタ220の制御部401は印刷部407を使用して、印刷パラメータに従った印刷処理を行う。なお、印刷処理は、ステップS660で画像データの受信を開始したらすぐに行われてもよい。
ステップS670で、プリンタ220の制御部401は、印刷完了を示すメッセージをデジタルカメラ210に送信し、処理を終了する。
ステップS669で、デジタルカメラ210の制御部301は、印刷完了を示すメッセージをプリンタ220から受信し、処理を終了する。
<第1の実施形態のまとめ>
以上説明したように、本実施形態によれば、デジタルカメラ210とプリンタ220は相互にPSモードに対応しているかどうかを判断する。対応している場合、この2つの装置だけでPS用ネットワークを構成し、PSモードを有効としたデータの送受信を行うことができるようになる。また、PS用ネットワークにおいても、大きなデータを送受信する場合は、デジタルカメラ210とプリンタ220のPSモードを無効にしてもよい。これにより、以下の効果を得ることができる。
第1に、STAのPSモードを有効にしても、そのSTAの属するネットワークから送信されたパケットを受信し損なうことを抑制することが可能となる。なぜなら、そのSTAの属するネットワークすなわちPS用ネットワークには、PSモードに対応した無線通信装置しか存在しないからである。また、PS用ネットワークに移行する前の初期ネットワークでは、そのSTAのPSモードは無効となっているからである。
第2に、STAのPSモードを有効にしても、送受信するデータ量に応じてPSモードを無効に切り替えることができるため、スループットの低下を抑制することができる。
第3に、メモリやCPUなどの資源の消費を抑制することができる。すなわち、従来は、アドホックネットワークにおいてPSモードを有効にして通信を行うためには、各STAのPSモードの状態を把握する必要があった。そのため、各STAは他のSTAの送信するビーコン等のパケットに含まれるPMビットの状態を検出し、その結果をSTAのMACアドレス毎に記憶し、パケット受信ごとに随時更新するなどの処理を行わなければならなかった。これは、メモリやCPUなどの資源を余計に消費するという問題を引き起こす。しかし、本実施形態では、データを送受信する2つの装置のみがPS用ネットワークを構成するため、上記のようなメモリやCPUなどを余計に消費する処理を行う必要がない。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、デジタルカメラ210とプリンタ220がPSモードを有効にして無線通信をする際に、無線パラメータを変更して、他の無線装置の存在しないPS用ネットワークを構成した。第2の実施形態では、デジタルカメラ210とプリンタ220の無線パラメータのうち暗号鍵のみを変更して、PS用ネットワークを構成する。
本実施形態では、第1の実施形態のようにデジタルカメラ210とプリンタ220を一度初期ネットワークから切断して、再度PS用ネットワークに接続するという手続きがないため、ネットワークの切り替えがより高速に行われるという利点がある。
なお、本実施形態において、デジタルカメラ210及びプリンタ220の構成は第1の実施形態と同様でよいため、その説明を省略する(図3及び図4参照)。
<ネットワークの概要>
図7は、本実施形態におけるアドホックネットワークの概要を示す図である。第1の実施形態と同様、デジタルカメラ210及びプリンタ220を含む最初のアドホックネットワーク(初期ネットワーク)は、例えばデジタルカメラ510のような他の無線通信装置も含む可能性がある。デジタルカメラ510は、PSモードに対応していても対応していなくても構わない。
次に、デジタルカメラ210及びプリンタ220は、お互いがPSモードに対応していることを確認すると、初期ネットワークから切断することなく、無線パラメータのうち暗号鍵だけを変更する。暗号鍵が変更されたデジタルカメラ210及びプリンタ220が含まれるネットワークを、PS用ネットワークと呼ぶ。第1の実施形態と異なり、PS用ネットワークにはデジタルカメラ510のような他の無線通信装置が存在する可能性がある。しかし、暗号鍵が異なるため、実際はPS用ネットワークにおいてはデジタルカメラ210及びプリンタ220の間だけでデータを送受信することができる。したがって、実質的に、第1の実施形態におけるPS用ネットワークと第2の実施形態におけるPS用ネットワークは同じ効果を持つ。
PS用ネットワークでは、デジタルカメラ210及びプリンタ220は、任意にPSモードを有効又は無効にすることができる。第1の実施形態と同様、原則としてPSモードを有効にし、画像データなど大きなデータを送受信する際はPSモードを無効にすることが好ましい。
<処理の流れ>
図8A及び図8Bは、デジタルカメラ210及びプリンタ220がPS用ネットワークを構成してデータの送受信を行う処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートでは、デジタルカメラ210とプリンタ220が行う処理が並行して記載されている。また、図8Bは、図8Aの続きである。
なお、図8A及び図8Bにおいて、図6A及び図6Bと同一の処理を行うステップには同一の符号を付し、説明を省略する。
本フローチャートでは、デジタルカメラ210がプリンタ220に画像データを送信し、プリンタ220がいわゆるダイレクトプリントを行うものとして説明する。しかし、実際に送受信されるデータの種類はこれに限られず、重要なことは、デジタルカメラ210及びプリンタ220が適宜PSモードを有効にして無線通信を行うことである。
ステップS811で、デジタルカメラ210の制御部301は、記憶部305に記録されている無線パラメータを使用してアドホックネットワーク(初期ネットワーク)に接続する。このとき、ATIM Windowには1以上の値を設定し、デジタルカメラ210のPSモードを無効とする。これにより、初期ネットワークに、PSモードに対応していない他の無線通信装置が存在したとしても、その装置から送られてくるパケットを受信し損なうことを防止できる。
ステップS812で、プリンタ220の制御部401は、記憶部405に記録されている無線パラメータを使用して初期ネットワークに接続する。このとき、ATIM Windowには1以上の値を設定し、プリンタ220のPSモードを無効とする。これにより、ステップS811と同様の効果が得られる。
ここで、第1の実施形態と異なり、ATIM Windowに1以上の値を設定するのは、次の理由による。すなわち、ATIM Windowの値はデジタルカメラ210及びプリンタ220がアドホックネットワークに接続するときにのみ設定でき、接続中に変更することはできない。本実施形態では、デジタルカメラ210及びプリンタ220を一度初期ネットワークから切断して、再度PS用ネットワークに接続するという処理が行われないため、最初にATIM Window=0とするとPSモードを有効にできないからである。
ステップS821で、デジタルカメラ210の制御部301は、PS用ネットワーク(図7)のための暗号鍵を生成する。生成された暗号鍵は、例えば記憶部305に記録される。暗号鍵は、例えば、デジタルカメラ210のプロダクトIDやシリアルナンバー、現在時刻などをシードとして、ランダムに生成される。なお、暗号鍵の生成アルゴリズムには、一意の値を作り出すことができれば、どのようなアルゴリズムを用いてもよい。また、デジタルカメラ210ではなく、プリンタ220が暗号鍵を生成するようにプリンタ220を構成してもよい。
ステップS822で、デジタルカメラ210の制御部301は、ステップS821で生成した暗号鍵をプリンタ220に送信する。
ステップS823で、プリンタ220の制御部401は、デジタルカメラ210から送信された暗号鍵を受信する。受信した暗号鍵は、例えば記憶部405に記録される。次いでステップS626で、プリンタ220の制御部401は、デジタルカメラ210にACKパケットを送信する。
ステップS832で、デジタルカメラ210の制御部301は、デジタルカメラ210の使用する暗号鍵をステップS821で生成したものに変更する。
ステップS833で、プリンタ220の制御部401は、プリンタ220の使用する暗号鍵をステップS823で受信したものに変更する。
以上の処理により、デジタルカメラ210及びプリンタ220は初期ネットワークに存在する他の無線通信装置(例えばデジタルカメラ510)と通信不可能となり、実質的に初期ネットワークから切り離される。これにより、デジタルカメラ210又はプリンタ220がDoze状態のときに他の無線通信装置がパケットを送信してきても、初期ネットワークやPS用ネットワークに悪影響を及ぼすことが防止できる。
<第2の実施形態のまとめ>
以上説明したように、本実施形態によれば、デジタルカメラ210とプリンタ220は相互にPSモードに対応しているかどうかを判断する。対応している場合、この2つの装置だけでPS用ネットワークを構成し、PSモードを有効としたデータの送受信を行うことができるようになる。ただし、PS用ネットワークは、第1の実施形態と異なり、無線パラメータのうち暗号鍵のみを変更することにより構成される。
これにより、第1の実施形態における効果に加えて、PS用ネットワークをより高速に構成することが可能となる。なぜなら、デジタルカメラ210とプリンタ220を一度初期ネットワークから切断して、再度PS用ネットワークに接続するという手続きがなく、暗号鍵を変更するのみだからである。
[その他の実施形態]
上述した各実施の形態の処理は、各機能を具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供してもよい。そして、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、前述した実施形態の機能を実現することができる。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどを用いることができる。或いは、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることもできる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれている。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれてもよい。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含むものである。
アドホックネットワークにおいて無線通信装置のパワーセーブモードが有効な場合のパケットシーケンスを示す図である。 第1の実施形態における通信装置であるデジタルカメラ210とプリンタ220がアドホックネットワークを構成する様子を示す図である。 デジタルカメラ210のハードウェア構成を示す機能ブロック図である。 プリンタ220のハードウェア構成を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態におけるアドホックネットワークの概要を示す図である。 第1の実施形態において、デジタルカメラ210及びプリンタ220がPS用ネットワークを構成してデータの送受信を行う処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態において、デジタルカメラ210及びプリンタ220がPS用ネットワークを構成してデータの送受信を行う処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるアドホックネットワークの概要を示す図である。 第2の実施形態において、デジタルカメラ210及びプリンタ220がPS用ネットワークを構成してデータの送受信を行う処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態において、デジタルカメラ210及びプリンタ220がPS用ネットワークを構成してデータの送受信を行う処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
210 デジタルカメラ
220 プリンタ

Claims (13)

  1. パワーセーブモードでの無線通信が可能な通信装置であって、
    第1の無線パラメータを用い、第1のネットワークに接続する第1の接続手段と、
    前記第1のネットワークに含まれる所定の外部装置が、前記パワーセーブモードでの無線通信に対応しているか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段により、前記外部装置が、前記パワーセーブモードでの無線通信に対応していることが検出された場合、前記外部装置に、前記外部装置及び前記通信装置から構成される、前記第1のネットワークと異なる第2のネットワークに接続するための第2の無線パラメータと、当該第2の無線パラメータを用いて前記第2のネットワークに接続するように要求するネットワーク切り替え要求とを送信する送信手段と、
    前記第2の無線パラメータを用い、前記第1のネットワークに代えて前記第2のネットワークに接続する第2の接続手段と、
    を備え、
    前記第2のネットワークにおいて、前記外部装置と前記パワーセーブモードで無線通信を行うことを特徴とする通信装置。
  2. 前記第1の無線パラメータ及び前記第2の無線パラメータは、ESS−ID及び暗号鍵を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第2のネットワークにおいて、前記外部装置及び前記通信装置の間で所定のサイズよりも大きなデータを送受信する間は、前記パワーセーブモードを使用しないことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記第1のネットワークに接続する際はATIM Windowのサイズを0とし、前記第2のネットワークに接続する際はATIM Windowのサイズを1以上とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. さらに、前記第2の無線パラメータを生成する生成手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. さらに、使用する暗号鍵を前記第1のネットワークで使用されている暗号鍵と異なる第2の暗号鍵に変更する暗号鍵変更手段を備え、
    前記送信手段は、前記外部装置に、前記第2の無線パラメータ及び前記ネットワーク切り替え要求に代えて、前記第2の暗号鍵と、使用する暗号鍵を前記第2の暗号鍵に変更するように要求する暗号鍵変更要求とを送信し、
    前記第2の暗号鍵を使用して、前記外部装置と前記パワーセーブモードで無線通信を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  7. 前記第2の暗号鍵を使用して、前記外部装置及び前記通信装置の間で所定のサイズよりも大きなデータを送受信する間は、前記パワーセーブモードを使用しないことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記第1のネットワークに接続する際にATIM Windowのサイズを1以上とすることを特徴とする請求項6又は7に記載の通信装置。
  9. さらに、前記第2の暗号鍵を生成する生成手段を備えることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. さらに、前記第1の無線パラメータと、前記外部装置が前記パワーセーブモードでの無線通信に対応しているか否かを示す情報とを記憶する記憶手段を備え、
    前記接続手段は、前記記憶手段から前記第1の無線パラメータを取得して前記第1のネットワークに接続し、
    前記検出手段は、前記記憶手段から前記外部装置が前記パワーセーブモードでの無線通信に対応しているか否かを示す情報を取得して前記検出を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. パワーセーブモードでの無線通信が可能な通信装置の制御方法であって、
    第1の無線パラメータを用い、第1のネットワークに接続する第1の接続工程と、
    前記第1のネットワークに含まれる所定の外部装置が、前記パワーセーブモードでの無線通信に対応しているか否かを検出する検出工程と、
    前記検出工程により、前記外部装置が、前記パワーセーブモードでの無線通信に対応していることが検出された場合、前記外部装置に、前記外部装置及び前記通信装置から構成される、前記第1のネットワークと異なる第2のネットワークに接続するための第2の無線パラメータと、当該第2の無線パラメータを用いて前記第2のネットワークに接続するように要求するネットワーク切り替え要求とを送信する送信工程と、
    前記第2の無線パラメータを用い、前記第1のネットワークに代えて前記第2のネットワークに接続する第2の接続工程と、
    を備え、
    前記第2のネットワークにおいて、前記外部装置と前記パワーセーブモードで無線通信を行うことを特徴とする通信装置の制御方法。
  12. パワーセーブモードでの無線通信が可能な通信装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    第1の無線パラメータを用い、第1のネットワークに接続する第1の接続工程と、
    前記第1のネットワークに含まれる所定の外部装置が、前記パワーセーブモードでの無線通信に対応しているか否かを検出する検出工程と、
    前記検出工程により、前記外部装置が、前記パワーセーブモードでの無線通信に対応していることが検出された場合、前記外部装置に、前記外部装置及び前記通信装置から構成される、前記第1のネットワークと異なる第2のネットワークに接続するための第2の無線パラメータと、当該第2の無線パラメータを用いて前記第2のネットワークに接続するように要求するネットワーク切り替え要求とを送信する送信工程と、
    前記第2の無線パラメータを用い、前記第1のネットワークに代えて前記第2のネットワークに接続する第2の接続工程と、
    を備え、
    前記第2のネットワークにおいて、前記外部装置と前記パワーセーブモードで無線通信を行うことを特徴とするプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP2005264425A 2005-09-12 2005-09-12 通信装置及びその制御方法 Pending JP2007081579A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005264425A JP2007081579A (ja) 2005-09-12 2005-09-12 通信装置及びその制御方法
US11/518,271 US7526251B2 (en) 2005-09-12 2006-09-11 Communication apparatus and control method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005264425A JP2007081579A (ja) 2005-09-12 2005-09-12 通信装置及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007081579A true JP2007081579A (ja) 2007-03-29
JP2007081579A5 JP2007081579A5 (ja) 2008-10-23

Family

ID=37855893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005264425A Pending JP2007081579A (ja) 2005-09-12 2005-09-12 通信装置及びその制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7526251B2 (ja)
JP (1) JP2007081579A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010141601A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Canon Inc 通信装置、通信装置の制御方法、コンピュータプログラム
JP2014090487A (ja) * 2013-12-26 2014-05-15 Canon Inc 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP2014104684A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Canon Inc 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4136771B2 (ja) 2003-04-23 2008-08-20 キヤノン株式会社 通信システム、通信装置、及びその制御方法、並びにコンピュータプログラム
JP4125173B2 (ja) 2003-04-23 2008-07-30 キヤノン株式会社 情報処理装置の接続制御方法、情報処理装置、及びコンピュータプログラム
JP4125172B2 (ja) * 2003-04-23 2008-07-30 キヤノン株式会社 無線通信システム、無線通信装置、及びその制御方法、並びにコンピュータプログラム
JP4411225B2 (ja) * 2005-02-15 2010-02-10 キヤノン株式会社 通信装置及び通信方法
EP2049956B1 (en) * 2006-08-08 2016-03-16 Siemens Industry, Inc. Devices, systems, and methods for communicating with a plc
JP4886463B2 (ja) 2006-10-20 2012-02-29 キヤノン株式会社 通信パラメータ設定方法、通信装置及び通信パラメータを管理する管理装置
DE102007004386B4 (de) * 2007-01-29 2015-10-08 Intel Mobile Communications GmbH Ad-hoc-Kommunikationsnetzwerk, Ad-hoc-Kommunikationsnetzwerk-Speicherverwaltungseinheit, Ad-hoc-Kommunikationseinrichtung, Verfahren zum Betreiben eines Ad-hoc-Kommunikationsnetzwerks, Verfahren zum Betreiben einer Ad-hoc-Kommunikationseinrichtung
JP5550288B2 (ja) * 2009-09-01 2014-07-16 キヤノン株式会社 コンテンツ提供装置、コンテンツ処理方法
JP5743675B2 (ja) * 2010-05-13 2015-07-01 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム。
US20230095149A1 (en) * 2021-09-28 2023-03-30 Fortinet, Inc. Non-interfering access layer end-to-end encryption for iot devices over a data communication network

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004140778A (ja) * 2002-08-21 2004-05-13 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コンピュータ装置、無線ネットワークの接続方法、およびプログラム
JP2004186753A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 Nec Infrontia Corp 無線LANシステム、通信端末、LAN制御装置、及びQoS制御方法
JP2005020163A (ja) * 2003-06-24 2005-01-20 Sony Corp 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
WO2005032072A2 (en) * 2003-09-30 2005-04-07 Koninklijke Philips Electronics N.V. Automatic assignment of a network id
JP2005117247A (ja) * 2003-10-06 2005-04-28 Saxa Inc 無線lanシステムにおける登録方法
JP2005136897A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Sony Corp 通信システム、情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2005236696A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Fuji Xerox Co Ltd データ処理装置、データ処理装置の制御方法及びプログラム
JP2006319586A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Sony Corp 無線通信装置およびその制御方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6067297A (en) * 1996-06-28 2000-05-23 Symbol Technologies, Inc. Embedded access point supporting communication with mobile unit operating in power-saving mode
US6604201B1 (en) * 1998-10-28 2003-08-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Network unit with power saving mode inhibit based on interconnection relationship to neighboring nodes which is stored on the unit
JP3534099B2 (ja) * 2001-10-12 2004-06-07 ミノルタ株式会社 撮像印刷システム、デジタルカメラおよびプリンタ
US6823284B2 (en) 2002-04-30 2004-11-23 International Business Machines Corporation Geolocation subsystem
US7203526B2 (en) * 2003-03-31 2007-04-10 Broadcom Corporation Wireless user input device providing host link indication
US6917598B1 (en) * 2003-12-19 2005-07-12 Motorola, Inc. Unscheduled power save delivery method in a wireless local area network for real time communication
US20050259836A1 (en) * 2004-05-24 2005-11-24 Ming-Hsiang Yeh Multimedia recorder
DE102004040405B4 (de) * 2004-08-19 2008-11-13 Nec Europe Ltd. Verfahren zur Optimierung des Energieverbrauchs einer Station in einem drahtlosen Netzwerk

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004140778A (ja) * 2002-08-21 2004-05-13 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コンピュータ装置、無線ネットワークの接続方法、およびプログラム
JP2004186753A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 Nec Infrontia Corp 無線LANシステム、通信端末、LAN制御装置、及びQoS制御方法
JP2005020163A (ja) * 2003-06-24 2005-01-20 Sony Corp 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
WO2005032072A2 (en) * 2003-09-30 2005-04-07 Koninklijke Philips Electronics N.V. Automatic assignment of a network id
JP2005117247A (ja) * 2003-10-06 2005-04-28 Saxa Inc 無線lanシステムにおける登録方法
JP2005136897A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Sony Corp 通信システム、情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2005236696A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Fuji Xerox Co Ltd データ処理装置、データ処理装置の制御方法及びプログラム
JP2006319586A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Sony Corp 無線通信装置およびその制御方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010141601A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Canon Inc 通信装置、通信装置の制御方法、コンピュータプログラム
US8959236B2 (en) 2008-12-11 2015-02-17 Canon Kabushiki Kaisha Communication system and method for executing a setting process regardless of whether a setting method requires switching of networks
JP2014104684A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Canon Inc 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
JP2014090487A (ja) * 2013-12-26 2014-05-15 Canon Inc 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US7526251B2 (en) 2009-04-28
US20070060213A1 (en) 2007-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007081579A (ja) 通信装置及びその制御方法
JP4310253B2 (ja) 通信装置及び通信方法
US7873848B2 (en) Method for rapidly shifting a communication apparatus to a power save mode in an adhoc network
KR100799385B1 (ko) 데이터 처리기, 데이터 처리 방법 및 기록 매체
US10771648B2 (en) Communication apparatus and control method therefor
US8527790B2 (en) Communication apparatus and communication method
JP6112938B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2002064512A (ja) 通信方法及び通信装置
WO2013051792A1 (en) Method and apparatus to control link speed of an image forming apparatus
JP2010244464A (ja) 情報処理装置、ネットワークインターフェース装置、それらの制御方法、プログラム
US10791580B2 (en) Communication apparatus, communication method, and non-transitory computer-readable storage medium
JP2010226657A (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP6494835B2 (ja) 通信装置およびその制御方法
US9230204B2 (en) Image forming apparatus and method of reducing power consumption of communication module
JP2019148956A (ja) 端末装置、通信システム、プログラム及び表示制御方法
JP2005277937A (ja) 通信方法及び通信装置
US11006265B2 (en) Communication apparatus, method of controlling communication apparatus, and non-transitory computer-readable storage medium
JP2019216369A (ja) 情報処理装置
JP6463163B2 (ja) 通信装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2009038760A (ja) 通信装置及びその制御方法、基地局装置及びその制御方法、通信システム、プログラム、及び記録媒体
JP6982451B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
JP5889257B2 (ja) 情報処理システム
JP2019161552A (ja) 通信装置およびその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080905

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110512

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110708