JP2014090487A - 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 通信パラメータを設定するための設定方式を複数利用できる場合の不具合を解決する。
【解決手段】 他の通信装置から送信されたプローブリクエスト信号に対する応答信号を送信し、他の通信装置が実行可能な通信パラメータの設定方式を判定する判定し、判定された通信パラメータの設定方式に基づいて、前記通信装置と前記他の通信装置とが共に実行できる設定方式を選択する。そして、選択された設定方式が、通信パラメータを提供する装置が新たに構築した所定のネットワークへの参加を要求する場合、当該所定のネットワークに参加して前記選択した設定方式に従った通信パラメータ設定処理を実行し、前記選択手段により選択した設定方式が該所定のネットワークへの参加を要求しない場合、前記所定のネットワークに参加することなく前記選択した設定方式に従った通信パラメータ設定処理を実行する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、通信装置の制御方法、および、プログラムに関する。
無線通信では、使用前に設定しなければならない設定項目が数多く存在し、煩雑である。例えばIEEE802.11規格シリーズに準拠した無線LANに代表される無線通信では、設定項目として、ネットワーク識別子としてのSSID(Service Set Identifier)、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等がある。そこで、様々なメーカーから、通信パラメータを簡単に設定するための仕組みが考案されている。また、Wi−FiアライアンスによりWPS(Wi−Fi Protected Setup)として規格化もされている。
これらの通信パラメータ設定方式(以下、設定方式)は独自のプロトコルで実行されるため、異なる種類の設定方式間では互換性がない。そのため、複数の設定方式をサポートする無線通信装置でパラメータ設定を行う場合は、ユーザは通信パラメータを提供する提供装置と提供装置から通信パラメータの提供を受ける受信装置とに同一の設定方式を実行させる必要がある。そこで、ユーザの利便性を向上させるために、通信パラメータの受信装置が、提供装置が提供する設定方式を自動選択する方法(以下、設定方式選択方法)が存在する。この設定方式選択方法は、アクセスポイントを介して通信するインフラストラクチャ通信で実施されている。
特許文献1では、設定方式ごとにネットワークIDを割り当て、アクセスポイントは実施する設定方式のネットワークIDのネットワークを構築し、無線通信装置はネットワークIDに対応する方式を用いて通信パラメータの自動設定を実行している。
特開2007−143117号公報
無線通信装置同士が直接通信を行うアドホックネットワークにおいては、ネットワークを管理する無線通信装置が存在しない。その為、無線通信装置同士が互いの通信パラメータ設定方式への対応情報や、無線通信装置の台数を正確に把握することが困難であった。その為、アドホックモードの通信パラメータ設定において、どの通信パラメータ設定方式を自動選択して実行するのか判断ができなかった。又、実行する通信パラメータ設定方式を自動選択することができないため、どのネットワークで通信パラメータ設定を行うのか判断ができなかった。
又、各設定方式により設定処理が異なるため、例え設定方式を選択できたとしても、正常に設定処理が行われない可能性も考えられる。例えば、ある設定方式は、設定処理を行う専用の設定用ネットワークで設定処理を実行するが、そうでない設定方式もある。設定用ネットワークを利用する場合は、各装置がそのネットワークに移行しなければならないが、設定用ネットワークを利用しない場合は、ネットワークの移動は必要ない。つまり、どの設定方式を実行するかにより、ネットワークの移動が必要であったり、なかったりし、各装置が同じネットワークにいなければ設定処理が行えなくなってしまう。
本発明は、通信パラメータを設定するための設定方式を複数利用できる場合の不具合を解決することを目的とする。その一例として、設定処理を実行する装置が共通に実行できる設定方式を選択できるようにする。また、選択した設定方式がネットワークの移動が必要な方式であっても、移動が必要なくても、設定処理を実行できるようにする。
本発明の通信装置は、他の通信装置から送信されたプローブリクエスト信号に対する応答信号を送信する送信手段と、他の通信装置が実行可能な通信パラメータの設定方式を判定する判定手段と、前記判定手段により判定した前記他の通信装置が実行可能な通信パラメータの設定方式に基づいて、前記通信装置と前記他の通信装置とが共に実行できる設定方式を選択する選択手段と、前記選択手段により選択した設定方式が、通信パラメータを提供する装置が新たに構築した所定のネットワークへの参加を要求する場合、当該所定のネットワークに参加して前記選択した設定方式に従った通信パラメータ設定処理を実行し、前記選択手段により選択した設定方式が該所定のネットワークへの参加を要求しない場合、前記所定のネットワークに参加することなく前記選択した設定方式に従った通信パラメータ設定処理を実行する実行手段と、を有する。
本発明によれば、通信パラメータを設定するための設定方式を複数利用できる場合であっても、通信パラメータの設定処理を実行することができる。
実施形態1における構成図 実施形態1における装置の構成図 実施形態1におけるフローチャート図 実施形態1におけるシーケンス図
(実施形態1)
まず、本発明を実施するのに好適なハードウェア構成について説明する。
以下、本実施形態に係る無線通信装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、IEEE802.11シリーズに準拠した無線LANシステムを用いた例について説明するが、通信形態は必ずしもIEEE802.11準拠の無線LANには限らない。
図1において、100および101は無線通信装置であり、本実施形態ではそれぞれデジタルカメラ100(通信装置A)とプリンタ101(通信装置B)である。第1の通信装置である通信装置Aは、通信機能104に無線LANを有している。通信装置Aは、無線ネットワークの通信パラメータの設定方式を自動選択し、選択した方式を用いて通信パラメータの自動設定を行うための実行ボタン102を有している。この実行ボタン102を押下することで、周辺の無線通信装置の情報を収集するためのネットワーク及び、通信パラメータの設定を実行する為のネットワークを構成することが可能である。
又、第2の通信装置である通信装置Bも、無線通信機能105に無線LANを有している。通信装置Bも、設定方式を自動選択し、選択した方式を用いて通信パラメータの自動設定を行うための実行ボタン102を有している。この実行ボタン103を押下することで、周辺の無線通信装置の情報を収集するためのネットワーク及び、通信パラメータの設定を実行する為のネットワークを構成することが可能である。本実施形態において、通信装置A及び通信装置Bは、複数の通信パラメータ設定方式を実行可能である。
通信装置Aは、1台ごとの無線通信装置に対して通信パラメータ設定を行う通信パラメータ設定方式Aと、複数の無線通信装置に対して通信パラメータ設定を一括に行う通信パラメータ設定方式Bとを実行できる。通信装置Bは、通信装置Aと同様の通信パラメータ設定方式Aと、通信パラメータ設定を一括に行う通信パラメータ設定方式Cとを実行できる。尚、方式Bと方式Cは、効果は同じだが別の通信パラメータ設定方式である。
又、通信パラメータ設定方式Aは、通信パラメータの設定を行う時に、通信パラメータ設定用のネットワークを構築して通信パラメータ設定を行う方式でもある。又、上記設定方式は、通信パラメータとしてネットワーク識別子、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵を一方の装置から他方の装置に提供し、各装置で共通の通信パラメータを共有するための通信プロトコルである。
図2は、通信装置A、Bのブロック図である。同図において、200はデジタルカメラである通信装置Aである。201はデジタルカメラ200を制御する制御部、202は画像処理部、203は制御命令つまりプログラムが格納されているROM、204はRAMである。205は無線LAN(IEEE802.11)の通信制御を行う無線通信処理部、206はアンテナ、207はアンテナ制御部である。208は撮像部であり、209のCCDから入力された画素信号を取り込む。210は撮像した画像や設定情報を格納する記録メディアカードの制御を行うカードインタフェース、211は表示部、212は操作部である。ユーザが操作部212を操作することにより、撮影指示、再生、設定等の各種の操作が行われる。
213は電源部、214は無線以外の通信インタフェース部で、例えばUSBやIEEE1394などである。215は図1の実行ボタン102に対応し、通信パラメータの設定方式を選択し、選択した方式を用いて通信パラメータの自動設定を行うための実行ボタンである。実行ボタン215をユーザが押すと通信パラメータ設定方式の選択及び選択した方式により通信パラメータの自動設定を実行するモードの起動を行う。216は周辺の無線通信装置の情報を収集し、設定方式を選択するためのネットワーク、通信パラメータの設定を行う為のネットワーク、データ通信を行う為のネットワークを構築するネットワーク構築部である。
217は周辺の通信パケットの内容、ネットワークID情報を検知するための検知部である。218は217の検知結果を基に、周囲の装置が実行可能な通信パラメータの設定方式を判定する判定部である。219は218の判定結果を基に、周辺の装置と自装置とで共通に実行できる設定方式を判定し、その設定方式からいずれかの設定方式を選択する選択部である。220は、選択部219により選択した設定方式が通信パラメータの設定を行うための設定ネットワークを構築するか否かの判断及び、通信パラメータの自動設定処理を行うために設定ネットワークに切替えるか否かを判断する判断部である。221は220の判断結果を基に、選択された設定方式により通信パラメータの自動設定を実行する実行部である。222は通信パラメータの自動設定を実行して相手と共有した通信パラメータを記憶しておく共有部である。
また、231はプリンタである通信装置Bである。232はプリンタ221を制御する制御部、233は画像処理部、234は制御命令つまりプログラムが格納されているROM、235はRAMである。236は電源部、237は無線以外の通信インタフェース部で、例えばUSBやIEEE1394などである。238はプリンタ用紙の給紙及び排紙を行う給紙排紙部、239はプリンタの印字制御を行うプリンタエンジン部である。240は画像が格納された記録メディアカードの制御を行うカードインタフェース、241は表示部、242は操作部である。243は無線LAN(IEEE802.11)の通信制御を行う無線通信処理部、244はアンテナ、245はアンテナ制御部である。
246は図1の実行ボタン103に対応し、通信パラメータの設定方式を選択し、選択した方式を用いて通信パラメータの自動設定を行うための実行ボタンである。実行ボタン246を押すと通信パラメータの設定方式の選択、及び選択した方式により通信パラメータの自動設定を実行するモードの起動を行う。247は周辺の無線通信装置の情報を収集し、設定方式を選択するためのネットワーク、通信パラメータの設定を行う為のネットワーク、データ通信を行う為のネットワークを構築するネットワーク構築部である。248は周辺の通信パケットの内容、ネットワークIDの情報を検知するための検知部である。249は248の検知結果を基に、周囲の装置が実行可能な通信パラメータの設定方式を判定する判定部である。250は249の判定結果を基に、周辺の装置と自装置とで共通に実行できる設定方式を判定し、その設定方式からいずれかの設定方式を選択する選択部である。251は248の検知結果を基に、どの設定方式による設定を実行できるか及び通信パラメータの設定を行うためのネットワークを構築するか否かを判断する判断部である。252は251の判断結果を基に、選択された設定方式により通信パラメータの自動設定を実行する実行部である。253は通信パラメータの自動設定を実行して相手と共有した通信パラメータを記憶しておく共有部である。
尚、前記構成は本発明における実施形態の一つの事例であって、必ずしもこの構成を有していなければいけないものではない。
実施形態1では、通信装置Aと通信装置Bがアドホック接続を行うまでの説明を行う。その際、通信パラメータの設定方式を決定するためのネットワークを構築し、周辺の無線通信装置がサポートしている通信パラメータの設定方式の情報を収集して、実行する通信パラメータ設定方式を決定する。更に、実行する通信パラメータ設定方式を参照することによって、どのネットワークで通信パラメータ設定を行うかを判断し、ネットワークを切替えるか否かを決定する。
図3は、実施形態1における通信装置Aまたは/およびBの動作処理フローチャートを示す図である。通信装置Aまたは/およびB(以下、通信装置)の実行ボタン215、236が操作されると、図3に示す処理は開始される。尚、図3に示す処理は、電源起動時に自動で開始しても良い。
処理が開始されると、通信装置は通信パラメータの設定方式を選択するための選択用ネットワークを構築し、該ネットワークに参加する(S301)。選択用ネットワークの構築は、ネットワーク構築部216(247)により実行される。通信装置はユニークなネットワークIDを用いて選択用ネットワークとしてのアドホックネットワークを構築する。各機器にユニークなネットワークIDを用いることで、周辺の無線通信装置が構築するネットワークとの重複を防止することが可能となる。
これにより、通信装置は周辺の無線通信装置から送信されたプローブリクエスト等の探索信号に対して確実に応答を返すことが可能となり、自身の存在を確実に相手装置に検出させることが可能となる。なお、選択用ネットワークは、予め定められている各機器に共通なネットワークIDを用いてアドホックネットワークを構築してもよい。共通なネットワークに各機器が参加するようにすれば、他の機器を探索する場合は、自身が参加しているネットワークを探索すればよいので、ネットワークを切替ながら他の機器を探索しなくてもよい。
選択用ネットワークを構築すると、通信装置の制御部201(232)は通信パラメータの設定方式の決定処理を行う期間を決定し、該期間のタイマをセットする(S302)。通信装置の検知部217(248)は、周辺の無線通信装置が実行できる通信パラメータの設定方式に関する情報、及び基本装置情報を取得するために無線LANスキャンを行う(S303)。この無線LANスキャンでは、通信装置は探索要求信号であるプローブリクエストを送信する。そして、プローブリクエストを受信した通信装置は、応答信号として返信するプローブレスポンスに、自身が実行できる通信パラメータに設定方式に関する情報(以下、設定方式情報)と、基本装置情報を格納して送信する。
このレスポンスを受信することにより、通信装置は周辺の無線通信装置の設定方式情報及び基本装置情報を収集する。設定方式情報には、自身が対応する通信パラメータの設定方式を示す情報が含まれる。また、通信パラメータの設定処理を実行中の場合には、実行中を示す情報が併せて格納される。基本装置情報は各通信装置の固有情報であり、例えばMACアドレス等が格納される。尚、実施形態1ではプローブリクエストとプローブレスポンスに情報を付加する方法を説明したが、他のメッセージを用いて情報を送受信しても良い。
通信装置の判定部218(249)は収集した情報の解析を行い周辺の無線通信装置が実行できる設定方式を判定する。そして、通信装置の選択部219(250)は、周囲の無線通信装置と、自装置とで共通に実行可能な設定方式が存在しているかを判断する(S304)。ステップS304において、周辺の無線通信装置と自装置とで共通に実行可能な設定方式が存在しない場合、通信装置はS302でセットしたタイマがタイムアウトをしているか判断する(S305)。タイムアウトしている場合は、設定方式の決定処理を終了する。タイムアウトしていなければ、S303の処理に戻る。
ステップS304において、周辺の無線通信装置と自装置とで共通に実行可能な設定方式が存在した場合、通信装置の選択部219(250)は、共通に実行可能な設定方式の中から実行する設定方式を選択する(S306)。
ステップS306において、共通に実行可能な設定方式が複数存在する場合は、通信装置は周辺の無線通信装置が実行中の設定方式を優先的に選択する。又、周辺の無線通信装置が実行中の設定方式がない場合は、予め定められた優先度に基づいて選択する。優先度としては、例えばセキュリティ強度が高い設定方式を優先する方法、設定処理が高速に実行できる方を優先する方法などがある。又、周辺の無線通信装置群の中で、最も多くサポートされている設定方式を優先する方法もある。これらのうちどの方法を採用するかは予め決められているものとする。
通信装置の判断部220(251)は、S306にて選択した設定方式が、ステップS301にて構築したネットワークとは別のネットワーク上で設定処理を行う方式であるか否かを判断する(S307)。別のネットワークとは、例えば通信パラメータ設定方式に固有のネットワーク上で設定処理を行う場合などが挙げられる。又、自装置が通信パラメータを受信する場合(提供装置からの提供を受ける場合)に、通信パラメータの提供装置が構築したネットワークへ参加する場合も含まれる。別のネットワークを構築して行う設定方式の場合は、通信装置の実行部221(252)は、当該通信パラメータ設定を行う為のネットワークに切替える(S308)。
別のネットワークを構築して行う設定方式ではない場合は、通信装置の実行部221(252)は、ネットワークを切替えずにそのままのネットワークでステップS309に進む。なお、本実施形態では、設定用ネットワークに切替える場合は、通信パラメータを提供する提供装置が通信パラメータ設定を行う為の設定用ネットワークを構築する。又、提供装置から通信パラメータの提供を受ける受信装置が、通信パラメータの提供を受けるために、提供装置が構築した設定用ネットワークに参加する。設定用ネットワークは、設定方式に固有なネットワークであり、固有なネットワークID(ネットワーク識別情報)のネットワークであるとする。設定用ネットワークを設定方式に固有なネットワークとすることにより、受信装置は参加するネットワークを容易に探すことができる。
そして、通信装置の実行部221(252)は、通信パラメータの設定処理を実行して通信パラメータを共有し、共有部222(253)に記憶する(S309)。その後、通信装置Aと通信装置Bとで無線通信する場合は、共有部220、253に記憶する通信パラメータを用いてネットワークに参加し、互いに通信できるようになる。本実施例では、ステップS309の後に、自動的に共有部220、253に記憶する通信パラメータを用いてネットワークに参加し、互いに通信できるようになるものとする。
図4は、実施形態1におけるシーケンスを示す図である。
実施形態1では、まず通信装置A及び通信装置Bは、通信パラメータの設定方式の選択処理を開始する(F401,F402)。選択処理は、実行ボタン215、246が操作されると開始される。選択処理を開始すると、通信装置A及び通信装置Bは、通信パラメータの設定方式を選択するための選択用無線ネットワークを構築する(F403,F404)。次に通信装置Aは、周辺の無線通信装置(通信装置B)の設定方式情報、及び基本装置情報を取得するためプローブリクエストを送信する(F405)。通信装置Bは、通信装置Aのプローブリクエストを受けて、プローブリスポンスを返す。プローブレスポンスには、通信装置Bの設定方式情報、及び基本装置情報が含まれている。実施形態1では、設定方式Aと、設定方式Cをサポートしているという情報がプローブレスポンスに格納されている(F406)。
また、通信装置Bは、周辺の無線通信装置(通信装置A)の設定方式情報、及び基本装置情報を取得するためプローブリクエストを送信する(F407)。通信装置Aは、通信装置Bのプローブリクエストを受けて、プローブレスポンスを返す。プローブレスポンスには、通信装置Aの設定方式情報、及び基本装置情報が含まれている。実施形態1では、設定方式Aと、設定方式Bをサポートしているという情報がプローブレスポンスに格納されている(F408)。通信装置A及び通信装置Bは設定方式情を収集した結果、共通に実行可能な設定方式(設定方式A)を選択する(F409,F410)。
尚、実施形態1では、通信装置Aが通信パラメータを提供する提供装置とする。又、通信装置Bは提供装置から通信パラメータの提供を受け、通信を受信する受信装置とする。また、選択した設定方式Aは、現在のネットワーク(選択用ネットワーク)とは、別ネットワークで通信パラメータの設定処理を行う方式であるとする。その為、提供装置の通信装置Aは、通信パラメータの設定処理を行うための第2のネットワーク(設定用ネットワーク)を構築する(F411)。
また、受信装置の通信装置Bは、現在のネットワークから、提供装置(通信装置A)が存在するネットワークに参加する(F412)。つまり、通信装置Aが構築した設定用ネットワークに参加する。通信装置Aと通信装置Bは通信パラメータの設定処理を実行し、通信パラメータの交換(提供装置から受信装置に通信パラメータを提供する)を行う(F413)。設定処理が終わると、通信装置Aと通信装置Bは、設定処理を実行して交換した通信パラメータを用いて、接続処理を行う(F414)。尚、実施形態1では、通信装置は2台で説明を行ったが、通信装置が2台以上でも同様のシーケンスとなる。
以上のように、上記説明では、無線通信装置同士が互いの通信パラメータ設定に関する情報を認識できるため、アドホックネットワークであっても、どの通信パラメータ設定方式を実行するのか決定することが可能となる。又、実行する通信パラメータ設定方式を判断することにより、どのネットワークで通信パラメータ設定を行うか判断することが可能となる。
また、複数の設定方式を実行可能であっても、共通に実行可能な方式を選択し、選択した方式が別ネットワーク(設定用ネットワーク)を構築して設定処理を行う方式か否かを判断する。そして、設定用ネットワークを構築する方式の場合は、設定用ネットワークを構築、参加して設定処理を行う。設定ネットワークを構築しない方式の場合は、選択用のネットワークで設定処理を行う。このようにすることにより、様々な設定方式に対応して、通信パラメータの設定処理を実行できる。
即ち、通信パラメータを設定するための設定方式を複数利用できる場合の不具合を解決することができる。例えば、設定処理を実行する装置が共通に実行できる設定方式を選択できる。また、選択した設定方式がネットワークの移動が必要な方式であっても、移動が必要なくても、設定処理を実行できる。
なお、上記説明はIEEE802.11準拠の無線LANを例に説明した。しかしながら、本発明は、ワイヤレスUSB、MBOA、Bluetooth(登録商標)、UWB、ZigBee等の他の無線媒体において実施してもよい。また、有線LAN等の有線通信媒体において実施してもよい。
ここで、MBOAは、Multi Band OFDM Allianceの略である。また、UWBは、ワイヤレスUSB、ワイヤレス1394、WINETなどが含まれる。
また、通信パラメータとしてネットワーク識別子、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵を例にしたが、他の情報であってもよいし、他の情報も通信パラメータには含まれるようにしてもよいことは言うまでも無い。
本発明は前述の機能を実現するソフトウェアのコンピュータプログラムコードを記録した記録媒体をシステム又は装置に供給し、システム又は装置のコンピュータ(CPU、MPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するようにしてもよい。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSが実際の処理の一部または全部を行い、前述の機能を実現してもよい。OSとは、Operating Systemの略である。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードを、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込む。そして、そのプログラムコードの指示に基づき、機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUが実際の処理の一部または全部を行い、前述の機能を実現してもよい。
100 デジタルカメラ(通信装置A)
101 プリンタ(通信装置B)
102 実行ボタン
103 実行ボタン
104 通信機能部
105 通信機能部

Claims (8)

  1. 通信装置であって、
    他の通信装置から送信されたプローブリクエスト信号に対する応答信号を送信する送信手段と、
    他の通信装置が実行可能な通信パラメータの設定方式を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定した前記他の通信装置が実行可能な通信パラメータの設定方式に基づいて、前記通信装置と前記他の通信装置とが共に実行できる設定方式を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択した設定方式が、通信パラメータを提供する装置が新たに構築した所定のネットワークへの参加を要求する場合、当該所定のネットワークに参加して前記選択した設定方式に従った通信パラメータ設定処理を実行し、前記選択手段により選択した設定方式が該所定のネットワークへの参加を要求しない場合、前記所定のネットワークに参加することなく前記選択した設定方式に従った通信パラメータ設定処理を実行する実行手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記判定手段は、前記他の通信装置が送信する信号に含まれる情報を収集して、前記他の通信装置が実行可能な通信パラメータの設定方式を判定することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記所定のネットワークは、前記選択手段により選択した設定方式に固有なネットワークであることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記通信装置と前記他の通信装置とが共に実行できる設定方式が複数存在する場合、前記選択手段は、予め定められている優先度に基づいて、いずれかの設定方式を選択することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記通信装置前記他の通信装置とが共に実行できる設定方式が複数存在する場合、前記選択手段は、実行中の設定方式を選択することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記第1の通信装置と前記第2の通信装置とが共に実行できる設定方式が複数存在する場合、前記選択手段は、セキュリティ強度に基づいて、設定方式を選択することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. アドホックネットワークを構築可能な通信装置の制御方法であって、
    他の通信装置が実行可能な通信パラメータの設定方式を判定する判定工程と、
    前記通信装置が実行可能な通信パラメータの設定方式と前記他の通信装置が実行可能な通信パラメータの設定方式とに基づいて、前記通信装置と前記他の通信装置とが共に実行できる設定方式を選択する選択工程と、
    前記選択工程において選択された設定方式が、通信パラメータを提供する装置が新たに構築した所定のネットワークへの参加を要求する場合、当該所定のネットワークに参加して前記選択した設定方式に従った通信パラメータ設定処理を実行し、前記選択手段により選択した設定方式が該所定のネットワークへの参加を要求しない場合、前記所定のネットワークに参加することなく前記選択した設定方式に従った通信パラメータ設定処理を実行する実行工程と、
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  8. コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置として動作させるためのプログラム。
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