JP2007081462A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像表示手段を備えた撮像装置を低消費電力化し、撮影枚数の向上を図ることを課題とする。
【解決手段】 画像を表示するための画像表示手段(5)と、被写体を照射するための発光手段(103)と、表示する画像の輝度に応じて発光手段の電源を充電するための充電電流を制御する充電電流制御手段(101)とを有する撮像装置が提供される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像装置及びその制御方法に関するものである。
従来よりデジタルカメラやビデオカメラなどの撮像装置において、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの表示手段と、撮影に十分な光量を得るためのストロボ発光手段とを備えたものが種々提案されている。この種のデジタルカメラにおいてはストロボ発光手段のメインコンデンサに充電するために大電流を消費してしまう。そのため、下記の特許文献1で開示されているように、ストロボ充電時には表示装置のバックライトの明るさを暗くし、消費電力を抑える制御を行うものがある。
図10の従来例の構成図と図11の従来例のフローに従って説明する。図10において801はLCD等の表示用のパネル、802はパネル801を照らすバックライト、803はバックライト802の明るさを制御するためのバックライト制御部である。
ストロボの充電が必要と判断した場合には(S901)、システム制御部8の制御によりストロボ部11は充電を開始する(S902)。その際にシステム制御部8は表示部5の構成ブロックであるバックライト制御部803を介してバックライト802の輝度を低輝度に設定し(S903)、充電が完了するまで充電を続ける(S904)。所定の値まで充電するとシステム制御部8の制御によりストロボ部11の充電を完了し(S905)、システム制御部8はバックライト制御部803を介してバックライト802の輝度を元の明るさに戻す(S906)。
また、下記の特許文献2で開示されているように、有機ELディスプレイの輝度制御方法において、映像入力信号に基づいて輝度積算値を算出し、その算出された積算値に応じて映像入力信号の振幅を制御することにより省電力化を図っている方式も報告されている。
特開2003−348497号公報 特開2003−255901号公報
ところで、上記のようにストロボ充電時にバックライトの明るさを暗くすると、表示が暗くなり撮影の際にはフレーミングがしづらくなることがある。また、有機ELディスプレイの輝度制御の場合も同様であり、表示側の輝度を下げるということは適正な明るさよりも暗くなる方向であり、撮影者には使いにくい状況となってしまうことがあった。
本発明は、上記のような問題を解決するために成されたもので、画像表示手段を備えた撮像装置を低消費電力化し、撮影枚数の向上を図ることを目的とする。
本発明の撮像装置は、画像を表示するための画像表示手段と、被写体を照射するための発光手段と、前記表示する画像の輝度に応じて前記発光手段の電源を充電するための充電電流を制御する充電電流制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置は、画像を表示するための画像表示手段と、前記表示する画像の輝度に応じてクロックの周波数を制御するクロック制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置の制御方法は、画像を表示するための画像表示手段と、被写体を照射するための発光手段とを有する撮像装置の制御方法であって、前記表示する画像の輝度に応じて前記発光手段の電源を充電するための充電電流を制御する充電電流制御ステップを有することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置の制御方法は、画像を表示するための画像表示手段を有する撮像装置の制御方法であって、前記表示する画像の輝度に応じてクロックの周波数を制御するクロック制御ステップを有することを特徴とする。
表示する画像の輝度に応じて低消費電力化することができる。これにより、撮影枚数を増加させることができる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について、図1から図5に基づいて説明すると以下のとおりである。
図2は、本実施形態における撮像装置の構成例を示す。本実施形態では撮像装置としてデジタルカメラを例にあげて説明を行う。1は被写体の光学像を撮像部3内の固体撮像素子3に結像させるレンズ、2はシャッター機能を有し、レンズ1を通った光量を制御するための絞りを兼ねた絞り・シャッターである。撮像部3は、固体撮像素子、CDS回路、クランプ回路及びA/D変換回路を有する。固体撮像素子は、CCDセンサー又はCMOSセンサーであり、光電変換によりレンズ1で結像された被写体光を電気信号として取り込み、画像信号を生成する。CDS回路は、固体撮像素子より出力される電気信号のクロックの除去やノイズの軽減するための相関二重サンプリングを行う。クランプ回路は、CDS回路の出力信号を後述のタイミング発生部8から供給されるタイミングパルスで所定の基準電圧にクランプする。A/D変換回路は、クランプ回路の出力の信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する。4は表示や記録などをするために撮像部3で生成された画像信号を所望の形式となるように種々の信号処理や変換を行う信号処理部である。5は信号処理部4からの画像信号を受け有機EL(エレクトロルミネッセンス:electroluminescence)ディスプレイや液晶ディスプレイに表示する表示部である。6は周囲が暗い場合等に被写体を照射するために発光するためのストロボ発光部である。7はレンズ1や絞り・シャッター2を駆動するための光学系駆動部である。8は撮像装置全体の制御及び各種演算を行うシステム制御部である。9は表示部5に表示する表示画像の輝度を演算するための演算部である。10は画像データの記録又は読み出しを行うための半導体メモリー等の記録媒体である。11はデジタルカメラのすべてのブロックに電源を供給する電源部である。12はデジタルカメラの電源をオン、オフするためのメインスイッチである。
次に、本実施形態のデジタルカメラの基本動作を図3のフローチャートを用いて説明する。メインスイッチ12がオンされると(S301)、電源部11は動作を開始し、メイン電源およびコントロール系の電源を供給する。モードが撮影または再生かを判断し(S302)、撮影モードであれば、ステップS303の撮影シーケンスに進む。再生モードであった場合は、ステップS320の再生シーケンスに進む。再生シーケンスでは、記録媒体10からデータを一旦信号処理部4に取り込み(S320)、表示のための信号処理を行い、表示部5に画像を表示する(S321)。その後、メインスイッチ12がオフされるまで画像を表示し、メインスイッチ12がオフされたら(S322)、画像の表示を中止し電源をオフする。
ステップS302の判断において撮影シーケンスに入った場合は、光学系駆動部7はAFレンズ1のレンズ位置をリセット位置まで駆動し(S303)、固体撮像素子やタイミングパルス発生回路など撮像部3の電源をオンする。システム制御部8の制御により光学系駆動部7からの信号で絞り・シャッター2をまず開放にした後(S304)、測光シーケンスに進む。測光シーケンスでは、撮像部3からの画像データを信号処理部4で処理し、更にシステム制御部8に入力しここで測光値から露出制御値を演算する(S305)。この演算結果に応じてシステム制御部8はプログラム線図により、絞り、シャッタースピードを決定し制御する(S306)。表示モードを確認し(S307)、表示オンのモードであれば表示部5は表示を行う(S308)。次に、ストロボ発光のための充電が必要か判断する(S309)。充電が必要であると判断した場合はストロボ充電シーケンスS400へ移り、その後レリーズスイッチの第1のスイッチがオンされるまで待機する。
第1のスイッチがオンされると(S310)、再び測光シーケンスに入り測光および演算を行い(S311)、その結果に応じてシステム制御部8は再度プログラム線図により、絞り、シャッタースピードを決定し再度制御する(S312)。次に、システム制御部8は撮像部3を通った信号から信号処理部4で高周波成分を取り出し被写体までの距離の演算を行う(S313)。その後、光学系制御部7はレンズ1を駆動して合焦か否かを判断し(S314)、合焦していないと判断したときは再びレンズ1を駆動し測距を行う(S313)。合焦後、レリーズスイッチの第2のスイッチがオンされるまで待機し、第2のスイッチがオンされたら(S315)、静止画の露光を行う(S316)。露光が終了すると、撮像部3を通った画像データは信号処理部4で所望の信号処理を行い、システム制御部8の制御により半導体メモリー等の記録媒体10に記録される。この時第2のスイッチが押され続けていた場合は(S317)、表示部5に画像を表示し(S318)、第2のスイッチがオフされるまで表示し続け、オフされた時には表示を止めて撮影を終了する。ステップS317ではじめから第2のスイッチがオフだった場合は、表示は行わずに撮影を終了する。メインスイッチ12がオフされていなければ(S319)、レリーズスイッチの第1のスイッチが押されるまでのシーケンスを再度行い、レリーズスイッチの第1のスイッチがオンされるまで待機する。メインスイッチ12がオフされれば(S319)、光学ブロックの各メカは所定の位置に戻りメインの電源を切る。
以下、本発明の第1の実施形態のストロボ充電電流制御の動作について、図1の信号処理部4、表示部5、演算部9、システム制御部8およびストロボ部6の構成図、図4及び図5のストロボ充電シーケンスのフローチャートを用いて説明する。なお、図1に示すストロボ部6は、本実施形態のデジタルカメラに必要な一部分だけを記載している。
図1において図2と同じものについては同じ番号をつけているため説明は省略する。101はシステム制御部8の制御を受けて充電電流を制御する充電電流制御部である。102はシステム制御部8の制御を受けて充電のオン、オフを行ったり充電電流制御部101で設定された値で電源の充電を行う充電回路部である。103は充電回路部102で充電されたエネルギーを放出して発光する発光部である。104は充電回路部102の充電電流を電圧として検出し基準電圧と比較する比較器である。105は比較器104の基準電圧となり充電電流制御部101の制御により電圧を可変することができる基準電圧回路である。
次に図1の構成図と図4のフローチャートを用いてストロボ充電時の動作を説明する。ストロボ充電シーケンスに入ると、表示部5で表示するために信号処理部4から出力されている信号は演算部9にも送られ、演算部9で表示画像の輝度を演算する(S401)。ここで行う演算は平均輝度を求める。その後演算の結果はシステム制御部8に送られ、所定値K1と比較する(S402)。所定値K1よりも演算結果が小さい場合は表示画像の輝度は低い(暗い)と判断し、システム制御部8の制御により充電電流制御部101は充電回路部102の充電電流を増やす制御を行う(S403)。このときシステム制御部8は、前記所定値K1と関連付けられている所定値V1となるように、基準電圧回路105の基準電圧を制御する。これにより、比較器104の基準電圧は高くなり、充電回路部102の充電電流を増やすことができ、充電時間を短くすることが可能となる。ステップS402で所定値K1よりも大きいと判断した場合は更に所定値K2と比較する(S404)。ここで演算結果が所定値K2よりも大きい場合は表示画像の輝度は高い(明るい)と判断し、システム制御部8の制御により充電電流制御部101は充電回路部102の充電電流を減らす制御を行う(S405)。このときシステム制御部8は、前記所定値K2と関連付けられている所定値V2となるように、基準電圧回路105の基準電圧を制御する。これにより、比較器104の基準電圧は低くなり、充電回路部102の充電電流を減らすことができ、消費電力を増すことなく最適な充電時間に制御することが可能となる。ステップS404で演算結果が所定値K2よりも小さいと判断した場合は、表示画像はほぼ適正レベルにあると判断し、システム制御部8の制御により充電電流制御部101は充電回路部102を通常の充電電流となるように設定する(S406)。このときシステム制御部8は、通常の所定値となるように、基準電圧回路105の基準電圧を制御する。これにより、比較器104の基準電圧は通常の設定値Vtypとなり、通常の充電電流で充電が可能となる。以上の説明で挙げた演算部9の結果と比較するための所定値はK1、K2の2値であるが、必ずしも2値である必要はなく、3値以上として更に細かく充電電流の制御を行っても何ら問題はない。逆に、簡単のために所定値を1つとしても問題はない。
充電するための電流値が決定した後に充電を開始し(S407)、所定の充電電圧になるまで充電を行う(S408)。充電電圧が所定のレベルに達したらシステム制御部8の制御により充電回路部は充電を停止し、ストロボの充電を終了する(S409)。
また、演算部9で行う演算は平均輝度を求める前にヒストグラムを求めても良い。ヒストグラムを求めた場合のストロボ充電時の動作を図5のフローチャートを用いて説明する。なお、図4と同じ動作をするものに関しては同じ番号を付した。
ストロボ充電シーケンスに入ると、表示部5で表示するために信号処理部4から出力されている信号は演算部9にも送られ、演算部9で表示画像の画素値のヒストグラムを演算する(S451)。次にそのヒストグラムの結果において所定値H1以下の度数のデータを削除する(S452)。同様にヒストグラムの結果において所定値H2以上の度数のデータを削除する(S453)。更には残ったヒストグラムのデータにおいて、所定値D1を超える度数においてはその値をD1とする。つまり度数の最大値をD1とする(S454)。このように必要な部分のみのデータを取り出し後に、所定の関数または係数を用いてデータに重み付けを行う(S455)。これにより、リニアでない領域のデータに対しても補正が可能となる。これらヒストグラムにおいて一連の処理を行った後に平均輝度を求める(S401)。ステップS402以降のフローに関しては図4と同様であるので、説明は省略する。このようにヒストグラムにおいて必要な部分のデータのみを用い更に補正を行った後に平均輝度を求めることにより、より細かな制御をすることが可能となる。
このように、画像表示手段に表示する輝度に応じて充電電流を制御することにより、消費電流を増やすことなく充電時間を短くすることが可能であり、また、最適な充電電流に設定することが可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、表示手段に表示する画像の輝度レベルを演算する手段とストロボの充電電流を制御する手段を有する。画像の輝度レベルが高い場合にはストロボの充電電流を少なくし、反対に画像の輝度レベルが低い場合にはストロボの充電電流を多くする。これにより、消費電流を増やすことなく最適な充電時間に設定することが可能となる。また、表示画像の輝度に応じて充電電流を制御することにより消費電力を増やすことなく充電時間を短くすることが可能となる。また、充電電流を制御することにより、低消費電力化し、撮影枚数を増加させることができる。
表示手段を備えるデジタルカメラにおいて、ストロボ充電の際表示の輝度を暗くするため視認性が悪くなるなどの場合があった。第1の実施形態は、表示部(有機ELディスプレイ)に表示している画像の輝度を演算する演算手段とストロボの充電電流を制御する制御手段を有する。EVF(電子ビューファインダ)時に表示画像の輝度が低い場合にはストロボの充電電流を増やし、総消費電流を増やすことなく充電時間を短くすることができる。また、表示画像の輝度が高い場合にはストロボの充電電流を減らすことで、総消費電力を一定値以下に抑えることが可能となる。
第1の実施形態は、有機ELディスプレイ等の画像を表示するための画像表示手段と、前記画像表示手段に表示する画像の輝度を演算する表示画像輝度演算手段と、被写体を照射するための発光手段とを有する。充電電流制御手段は、前記発光手段に充電するために充電電流を変えることができ、前記画像表示手段に表示する際表示画像の輝度に応じて充電電流を制御することにより、総消費電力を制御することが可能となる。
また、第1の実施形態は、前記画像表示手段に表示する際表示画像の輝度が低い場合には前記充電電流制御手段により充電電流を増やし、前記画像表示手段に表示する際表示画像の輝度が高い場合には前記充電電流制御手段により充電電流を減らす。これにより、総消費電力を一定にすることが可能となる。
また、第1の実施形態は、前記表示画像輝度演算手段において、ヒストグラムを求め必要なデータのみを抽出し補正を施した後に平均輝度を求めることにより、きめ細かい充電電流の制御を行うことが可能となる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について、図6から図9に基づいて説明すると以下のとおりである。
図6は本発明の第2の実施形態におけるデジタルカメラの構成図であり、図2と同様の機能に関しては同じ番号を付してあり説明は省略する。13はシステム制御部8の制御により撮像部3、信号処理部4、表示部5へのクロック周波数を制御するためのクロック周波数制御部である。
図7は本発明の第2の実施形態におけるデジタルカメラの基本動作のフローチャートであり、図3と同様の動作に関しては同じ番号を用いている。図7のフローによると、メインスイッチ12がオンされると(S301)、電源部11は動作を開始し、メイン電源およびコントロール系の電源を供給する。モードが撮影または再生かを判断し(S302)、撮影モードであれば、ステップS303の撮影シーケンスに進む。再生モードであった場合は、ステップS320の再生シーケンスに進む。再生シーケンスでは、記録媒体10からデータを一旦信号処理部4に取り込み(S320)、表示のための信号処理を行う。次にクロック制御シーケンスS700に移りクロック周波数を制御する。その後、表示部5に画像を表示し(S321)、メインスイッチ12がオフされるまで画像の表示を続け、メインスイッチ12がオフされたら(S322)、画像の表示を中止し電源をオフする。
ステップS302の判断において撮影シーケンスに入った場合は、光学系駆動部7はAFレンズ1のレンズ位置をリセット位置まで駆動し(S303)、固体撮像素子やタイミングパルス発生回路など撮像部3の電源をオンする。システム制御部8の制御により光学系駆動部7からの信号で絞り・シャッター2をまず開放にした後(S304)、測光シーケンスに進む。測光シーケンスでは、撮像部3からの画像データを信号処理部4で処理し、更にシステム制御部8に入力しここで測光値から露出制御値を演算する(S305)。この演算結果に応じてシステム制御部8はプログラム線図により、絞り、シャッタースピードを決定し制御する(S306)。表示モードを確認し(S307)、表示を行うモードであればクロック制御シーケンスS700に移りクロック周波数を制御する。その後表示部5は表示を行う(S308)。次に、ストロボ発光のための充電が必要か判断する(S309)。充電が必要であると判断した場合はストロボ充電の充電を行い(S601)、その後レリーズスイッチの第1のスイッチがオンされるまで待機する。
第1のスイッチがオンされると(S310)、再び測光シーケンスに入り測光および演算を行い(S311)、その結果に応じてシステム制御部8は再度プログラム線図により、絞り、シャッタースピードを決定し再度制御する(S312)。次に、システム制御部8は撮像部3を通った信号から信号処理部4で高周波成分を取り出し被写体までの距離の演算を行う(S313)。その後、光学系駆動部7はレンズ1を駆動して合焦か否かを判断し(S314)、合焦していないと判断したときは再びレンズ1を駆動し測距を行う(S313)。合焦後、レリーズスイッチの第2のスイッチがオンされるまで待機し、第2のスイッチがオンされたら(S315)、静止画の露光を行う(S316)。露光が終了すると、撮像部3を通った画像データは信号処理部4で所望の信号処理を行い、システム制御部8の制御により半導体メモリー等の記録媒体10に記録される。この時第2のスイッチが押され続けていた場合は(S317)、表示を行うモードであるためクロック制御シーケンスS700に移りクロック周波数を制御する。その後表示部5に画像を表示し(S318)、第2のスイッチがオフされるまで表示し続け、オフされた時には表示を止めて撮影を終了する。ステップS317ではじめから第2のスイッチがオフだった場合は、表示は行わずに撮影を終了する。メインスイッチ12がオフされていなければ(S319)、レリーズスイッチの第1のスイッチが押されるまでのシーケンスを再度行い、レリーズスイッチの第1のスイッチがオンされるまで待機する。メインスイッチ12がオフされれば(S319)、光学ブロックの各メカは所定の位置に戻りメインの電源を切る。
次に図8及び図9のフローチャートに従ってクロック制御シーケンスの動作を説明する。クロック制御シーケンスに入ると、表示部5で表示するために信号処理部4から出力されている信号は演算部9にも送られ、演算部9で表示画像の輝度を演算する(S701)。ここで行う演算は平均輝度を求める。その後演算の結果はシステム制御部8に送られ、所定値K1と比較する(S702)。所定値K1よりも演算結果が小さい場合は表示画像の輝度は低いと判断し、システム制御部8の制御によりクロック周波数制御部13はクロック周波数を早く(高く)するように制御する(S703)。このときシステム制御部8は、前記所定値K1と関連付けられているクロック周波数である所定値C1となるように制御する。これにより、システムクロックは早くなり各部の処理スピードが向上することが可能となる。ステップS702で所定値K1よりも大きいと判断した場合は更に所定値K2と比較する(S704)。ここで演算結果が所定値K2よりも大きい場合は表示画像の輝度は高いと判断し、システム制御部8の制御によりクロック周波数制御部13はクロック周波数を遅く(低く)するように制御する(S705)。このときシステム制御部8は、前記所定値K2と関連付けられているクロック周波数である所定値C2となるように制御する。これにより、システムクロックは遅くなり消費電力を抑えることが可能となる。ステップS704で演算結果が所定値K2よりも小さいと判断した場合は、表示画像はほぼ適正レベルにあると判断し、システム制御部8の制御によりクロック周波数制御部13はクロック周波数を通常のクロック周波数となるように設定する(S706)。以上の説明で挙げた演算部9の結果と比較するための所定値はK1、K2の2値であるが、必ずしも2値である必要はなく、3値以上として更に細かく充電電流の制御を行っても何ら問題はない。逆に、簡単のために所定値を1つとしても問題はない。ステップS706でクロック周波数を設定後、クロック制御シーケンスを終了する。
また、演算部9で行う演算は平均輝度を求める前にヒストグラムを求めても良い。ヒストグラムを求めた場合のストロボ充電時の動作を図9のフローチャートを用いて説明する。なお、図8と同じ動作をするものに関しては同じ番号を付した。
クロック制御シーケンスに入ると、表示部5で表示するために信号処理部4から出力されている信号は演算部9にも送られ、演算部9で表示画像の画素値のヒストグラムを演算する(S751)。次にそのヒストグラムの結果において所定値H1以下の度数のデータを削除する(S752)。同様にヒストグラムの結果において所定値H2以上の度数のデータを削除する(S753)。更には残ったヒストグラムのデータにおいて、所定値D1を超える度数においてはその値をD1とする。つまり度数の最大値をD1とする(S754)。このように必要な部分のみのデータを取り出し後に、所定の関数または係数を用いてデータに重み付けを行う(S755)。これにより、リニアでない領域のデータに対しても補正が可能となる。これらヒストグラムにおいて一連の処理を行った後に平均輝度を求める(S701)。ステップS702以降のフローに関しては図8と同様であるので、説明は省略する。このようにヒストグラムにおいて必要な部分のデータのみで平均輝度を求めることにより、より細かな制御をすることが可能となる。
このように、画像表示手段に表示する輝度に応じてクロック周波数を制御することにより、消費電流を増やすことなく動作させることが可能であり、更には消費電力を少なくすることも可能となる。
以上のように、第2の実施形態では、システムのクロック周波数を制御する制御手段を有することにより、EVFおよび再生時に表示画像の輝度に応じてシステムクロックを制御することにより、少なくとも総消費電力を一定にすることが可能であり更には省電力化も可能となる。また、クロック周波数を制御することにより、低消費電力化し、撮影枚数を増加させることができる。また、表示画像の輝度に応じて、クロック周波数を高くし、動作を高速にすることができる。
また、第2の実施形態は、有機ELディスプレイ等の画像を表示するための画像表示手段と、前記画像表示手段に表示する画像の輝度を演算する表示画像輝度演算手段と、システムの動作クロック周波数を制御するクロック制御手段とを有する。前記画像表示手段に表示する際表示画像の輝度に応じて前記クロック制御手段によりシステムのクロックを制御することにより消費電力を制御することが可能となる。
また、第2の実施形態は、前記画像表示手段に表示する際表示画像の輝度が低い場合には前記クロック周波数制御手段によりクロック周波数を早くする。前記画像表示手段に表示する際表示画像の輝度が高い場合には前記クロック周波数制御手段によりクロック周波数を遅くする。これにより、総消費電力を一定にすることが可能となる。
また、第2の実施形態は、前記表示画像輝度演算手段において、ヒストグラムを求め必要なデータのみを抽出し補正を施した後に平均輝度を求めることにより、きめ細かいクロック周波数の制御を行うことが可能となる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の第1の実施形態のストロボ部を中心としたブロック図である。 本発明の第1の実施形態のブロック図である。 本発明の第1の実施形態のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態のストロボ充電のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態のヒストグラムを用いたストロボ充電のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態のブロック図である。 本発明の第2の実施形態のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態のクロック制御のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態のヒストグラムを用いたクロック制御のフローチャートである。 従来のデジタルカメラのバックライト制御部を中心としたブロック図である。 従来のデジタルカメラのバックライト制御のフローチャートである。
符号の説明
1 レンズ
2 シャッター機能付き絞り
3 撮像部
4 信号処理部
5 表示部
6 ストロボ部
7 光学系駆動部
8 システム制御部
9 演算部
10 記録媒体
11 電源部
12 スイッチ部
101 充電電流制御部
102 充電回路部
103 発光部
104 比較器
105 基準電圧回路

Claims (15)

  1. 画像を表示するための画像表示手段と、
    被写体を照射するための発光手段と、
    前記表示する画像の輝度に応じて前記発光手段の電源を充電するための充電電流を制御する充電電流制御手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記充電電流制御手段は、前記表示する画像の輝度が第1の所定値より低い場合には充電電流を増やし、第2の所定値より高い場合には充電電流を減らすことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記充電電流制御手段は、前記表示する画像の平均輝度が第1の所定値より低い場合には充電電流を増やし、第2の所定値より高い場合には充電電流を減らすことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記充電電流制御手段は、前記表示する画像の画素値のヒストグラムを演算し、所定の度数の画素値を基に平均輝度を演算し、その平均輝度が第1の所定値より低い場合には充電電流を増やし、第2の所定値より高い場合には充電電流を減らすことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  5. 前記充電電流制御手段は、前記輝度が第1の所定値より高くかつ第2の所定値より低い場合には充電電流を所定の充電電流に設定することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記画像表示手段は、有機ELディスプレイ又は液晶ディスプレイに画像を表示することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 画像を表示するための画像表示手段と、
    前記表示する画像の輝度に応じてクロックの周波数を制御するクロック制御手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  8. さらに、信号処理するための処理手段を有し、
    前記クロック制御手段は、前記画像表示手段又は前記処理手段のクロックの周波数を制御することを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  9. 前記処理手段は、光電変換により画像信号を生成する撮像手段、又は前記生成された画像信号を処理するための信号処理手段であることを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
  10. 前記クロック制御手段は、前記表示する画像の輝度が第1の所定値より低い場合にはクロック周波数を高くし、第2の所定値より高い場合にはクロック周波数を低くすることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記クロック制御手段は、前記表示する画像の平均輝度が第1の所定値より低い場合にはクロック周波数を高くし、第2の所定値より高い場合にはクロック周波数を低くすることを特徴とする請求項10記載の撮像装置。
  12. 前記クロック制御手段は、前記表示する画像の画素値のヒストグラムを演算し、所定の度数の画素値を基に平均輝度を演算し、その平均輝度が第1の所定値より低い場合にはクロック周波数を高くし、第2の所定値より高い場合にはクロック周波数を低くすることを特徴とする請求項10記載の撮像装置。
  13. 前記クロック制御手段は、前記輝度が第1の所定値より高くかつ第2の所定値より低い場合にはクロック周波数を所定のクロック周波数に設定することを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の撮像装置。
  14. 画像を表示するための画像表示手段と、
    被写体を照射するための発光手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    前記表示する画像の輝度に応じて前記発光手段の電源を充電するための充電電流を制御する充電電流制御ステップを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  15. 画像を表示するための画像表示手段を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記表示する画像の輝度に応じてクロックの周波数を制御するクロック制御ステップを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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