JP2007081167A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高耐圧、高速化を可能とするトレンチゲート構造を有する半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 第1導電型の半導体層の表面に、第1の深さのトレンチを形成する工程と、前記第1の深さのトレンチ内を酸化物で埋め込む工程と、前記第1導電型の半導体層のうち、前記酸化物で埋め込まれたトレンチを取り囲む領域の表面を、前記第1の深さより浅い第2の深さまでエッチングして凹部を形成する工程と、前記凹部を埋め込むように第2導電型の半導体層をエピタキシャル成長するさせる工程と、前記第2導電型の半導体層をエピタキシャル成長させた後、前記酸化物を前記トレンチの底部に残しつつ除去する工程と、前記酸化物が除去されたトレンチの側壁部にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜で覆われた前記トレンチ内部をゲート電極で埋め込む工程と、を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法を提供する。
【選択図】 図3
【解決手段】 第1導電型の半導体層の表面に、第1の深さのトレンチを形成する工程と、前記第1の深さのトレンチ内を酸化物で埋め込む工程と、前記第1導電型の半導体層のうち、前記酸化物で埋め込まれたトレンチを取り囲む領域の表面を、前記第1の深さより浅い第2の深さまでエッチングして凹部を形成する工程と、前記凹部を埋め込むように第2導電型の半導体層をエピタキシャル成長するさせる工程と、前記第2導電型の半導体層をエピタキシャル成長させた後、前記酸化物を前記トレンチの底部に残しつつ除去する工程と、前記酸化物が除去されたトレンチの側壁部にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜で覆われた前記トレンチ内部をゲート電極で埋め込む工程と、を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法を提供する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に、トレンチゲート構造を有する縦型の半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置の集積度の向上に伴い、トレンチ内に絶縁膜を介して電極を形成した埋め込みゲート(トレンチゲート)構造を有する半導体装置が提案されている。この構造を有するMOSFETは、一般的にゲート近傍の断面構造がU字型形状のトレンチを使用しているので、「U−MOSFET」などと呼ばれている。
トレンチゲートを形成するための方法も、従来より種々提案されている。
トレンチゲートを形成するための方法も、従来より種々提案されている。
例えば、特許文献1はトレンチゲートにより駆動されるパワー素子である縦型IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)の製造方法に関するものである。このようなトレンチゲート構造の素子においては、ゲート電極とベース層の深さには以下のような関係がある。
ゲート電極がベース層の厚さより長いと、ゲート・ドレイン間の寄生容量が大きくなり、これに伴って素子耐圧は低下するとともに、スイッチング損失が増加する。逆に、ゲート電極がベース層の厚さより短いと、素子のオン抵抗(RON)が大きくなるかオンしなくなる場合がある。
また、ドリフト層は高耐圧化のためにはある程度の厚みが必要となるが、ドリフト層を不用意に厚くすると、オン抵抗(RON)が大きくなり高速化の妨げとなってしまう。
ゲート電極がベース層の厚さより長いと、ゲート・ドレイン間の寄生容量が大きくなり、これに伴って素子耐圧は低下するとともに、スイッチング損失が増加する。逆に、ゲート電極がベース層の厚さより短いと、素子のオン抵抗(RON)が大きくなるかオンしなくなる場合がある。
また、ドリフト層は高耐圧化のためにはある程度の厚みが必要となるが、ドリフト層を不用意に厚くすると、オン抵抗(RON)が大きくなり高速化の妨げとなってしまう。
このため、ゲート電極の長さとベース層の厚さとは等しく、ドリフト層の働きを最適化させたトレンチゲートが理想的な素子構造となる。このようなトレンチゲートの形成方法は、素子の高耐圧、高速化のための課題である。
特開2004−165691号公報
本発明の目的は、高耐圧、高速化を可能とするトレンチゲート構造を有する半導体装置の製造方法を提供することである。
本発明の一態様によれば、
第1導電型の半導体層の表面に、第1の深さのトレンチを形成する工程と、
前記第1の深さのトレンチ内を酸化物で埋め込む工程と、
前記第1導電型の半導体層のうち、前記酸化物で埋め込まれたトレンチを取り囲む領域の表面を、前記第1の深さより浅い第2の深さまでエッチングして凹部を形成する工程と、
前記凹部を埋め込むように第2導電型の半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、
前記第2導電型の半導体層をエピタキシャル成長させた後、前記酸化物を前記トレンチの底部に残しつつ除去する工程と、
前記酸化物が除去されたトレンチの側壁部にゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜で覆われた前記トレンチ内部をゲート電極で埋め込む工程と、
を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
第1導電型の半導体層の表面に、第1の深さのトレンチを形成する工程と、
前記第1の深さのトレンチ内を酸化物で埋め込む工程と、
前記第1導電型の半導体層のうち、前記酸化物で埋め込まれたトレンチを取り囲む領域の表面を、前記第1の深さより浅い第2の深さまでエッチングして凹部を形成する工程と、
前記凹部を埋め込むように第2導電型の半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、
前記第2導電型の半導体層をエピタキシャル成長させた後、前記酸化物を前記トレンチの底部に残しつつ除去する工程と、
前記酸化物が除去されたトレンチの側壁部にゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜で覆われた前記トレンチ内部をゲート電極で埋め込む工程と、
を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
また、本発明の他の一態様によれば、
第1導電型の半導体層の表面に、トレンチを形成する工程と、
前記トレンチ内を酸化物で埋め込む工程と、
前記酸化物を前記トレンチの底部に残しつつ除去する工程と、
底部が前記酸化物で埋め込まれたトレンチの側壁部を絶縁層で覆う工程と、
前記絶縁層で覆われた前記トレンチ内部を半導体材料で埋め込む工程と、
前記トレンチ内部に埋め込まれた前記半導体材料と、前記第1導電型の半導体層のうち前記トレンチを取り囲む領域の表面と、をエッチングして、前記トレンチ内部に埋め込まれた前記半導体材料を除去するとともに、前記トレンチを取り囲む領域に凹部を形成する工程と、
前記凹部を埋め込むように第2導電型の半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、
前記第2導電型の半導体層をエピタキシャル成長させた後、前記トレンチの側壁部の前記絶縁層を除去する工程と、
前記絶縁層が除去されたトレンチの側壁部にゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜で覆われた前記トレンチ内部をゲート電極で埋め込む工程と、
を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
第1導電型の半導体層の表面に、トレンチを形成する工程と、
前記トレンチ内を酸化物で埋め込む工程と、
前記酸化物を前記トレンチの底部に残しつつ除去する工程と、
底部が前記酸化物で埋め込まれたトレンチの側壁部を絶縁層で覆う工程と、
前記絶縁層で覆われた前記トレンチ内部を半導体材料で埋め込む工程と、
前記トレンチ内部に埋め込まれた前記半導体材料と、前記第1導電型の半導体層のうち前記トレンチを取り囲む領域の表面と、をエッチングして、前記トレンチ内部に埋め込まれた前記半導体材料を除去するとともに、前記トレンチを取り囲む領域に凹部を形成する工程と、
前記凹部を埋め込むように第2導電型の半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、
前記第2導電型の半導体層をエピタキシャル成長させた後、前記トレンチの側壁部の前記絶縁層を除去する工程と、
前記絶縁層が除去されたトレンチの側壁部にゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜で覆われた前記トレンチ内部をゲート電極で埋め込む工程と、
を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、トレンチゲート構造を有する素子の耐圧を維持しつつオン抵抗を小さくして、高速化を図ることが可能となる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる半導体装置の製造方法により形成されるトレンチゲート構造を有する電界効果型トランジスタ(以下、U−MOSFET:trench U shape Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)の一部の断面構造を表す模式図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる半導体装置の製造方法により形成されるトレンチゲート構造を有する電界効果型トランジスタ(以下、U−MOSFET:trench U shape Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)の一部の断面構造を表す模式図である。
第1導電型(ここでは、n型)の半導体基板101上に第1導電型のコレクタドリフト層102が形成され、周端領域を除くコレクタドリフト層102の表面には第2導電型(ここでは、p型)のベース層103が形成されている。ベース層103内にはトレンチ104が形成され、トレンチ104の底面および側面は酸化膜105で覆われた上にゲート電極(ここではポリシリコン)106が埋め込まれている。ベース層103の表面には、第1導電型の拡散層107が形成されている。
拡散層107はソースとして働き、これに接続して形成される図示しないソース電極と、コレクタ層(半導体基板)101に接続して形成されるドレイン電極と共にMOSFETを構成している。このMOSFETは、ゲート電極106に所定のバイアス電圧を印加することにより、トレンチ104の周囲にチャネル領域を形成して、ソースとドレインとの間をオン状態とするスイッチング動作をさせることができる。
拡散層107はソースとして働き、これに接続して形成される図示しないソース電極と、コレクタ層(半導体基板)101に接続して形成されるドレイン電極と共にMOSFETを構成している。このMOSFETは、ゲート電極106に所定のバイアス電圧を印加することにより、トレンチ104の周囲にチャネル領域を形成して、ソースとドレインとの間をオン状態とするスイッチング動作をさせることができる。
図2は、この半導体装置の電極構造を例示する透視平面図である。
図2を参照しつつ、このMOSFETの平面構造について説明すると、図1において互いに並行して形成された複数の埋め込みゲート電極106は、ゲートコンタクトGCにより、これら埋め込みゲート電極106と略直交して形成されたゲート配線GEと接続されている。また、図示しない層間絶縁膜を介したソースコンタクトSCにより、ソース領域107に図示しないソース配線が接続される。これらゲート配線GEとソース配線とは、図示しない層間絶縁膜により絶縁されている。
図2を参照しつつ、このMOSFETの平面構造について説明すると、図1において互いに並行して形成された複数の埋め込みゲート電極106は、ゲートコンタクトGCにより、これら埋め込みゲート電極106と略直交して形成されたゲート配線GEと接続されている。また、図示しない層間絶縁膜を介したソースコンタクトSCにより、ソース領域107に図示しないソース配線が接続される。これらゲート配線GEとソース配線とは、図示しない層間絶縁膜により絶縁されている。
図3および図4は、本発明の実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を表す工程断面図である。
まず、図3(a)に表すように、n型シリコン(Si)基板101上にn型シリコン(Si)層102を2マイクロメータ程度の厚みにエピタキシャル成長(epitaxial growth)させる。例えば、n型シリコン基板101はヒ素(As)の濃度を1×1020atoms/cm3、n型シリコン層102はリン(P)の濃度を1×1016atoms/cm3とする。
その後、n型シリコン層102表面を4000オングストローム程度酸化した後、選択的にエッチングする。この酸化膜をマスクとしn型シリコン層102を反応性イオンエッチング(以下、RIE:Reactive Ion Etching)にてエッチングし、深さ1.5マイクロメータのトレンチ104を形成する。
次に、同図(b)に表すように、酸化シリコン(SiO2)にてトレンチ104を埋め込んだ後、ベース層となる部分のシリコン(Si)のみを露出させるように酸化シリコンをエッチングする。次いで、同図(c)に表すように、トレンチ内とベース層となる部分の外側に残留した酸化膜301a、301bをマスクとしてケミカルドライエッチング(以下、CDE:Chemical Dry Etching)にて、n型シリコン層102を深さ方向に1マイクロメータ、エッチングする。このとき、n型シリコン層102は等方的にエッチングされるため、酸化膜301b下の領域も一部エッチングされる。また、トレンチ104に埋め込まれた酸化膜301aはエッチングされずに、トレンチ104形成領域にそのままの形状で残る。
まず、図3(a)に表すように、n型シリコン(Si)基板101上にn型シリコン(Si)層102を2マイクロメータ程度の厚みにエピタキシャル成長(epitaxial growth)させる。例えば、n型シリコン基板101はヒ素(As)の濃度を1×1020atoms/cm3、n型シリコン層102はリン(P)の濃度を1×1016atoms/cm3とする。
その後、n型シリコン層102表面を4000オングストローム程度酸化した後、選択的にエッチングする。この酸化膜をマスクとしn型シリコン層102を反応性イオンエッチング(以下、RIE:Reactive Ion Etching)にてエッチングし、深さ1.5マイクロメータのトレンチ104を形成する。
次に、同図(b)に表すように、酸化シリコン(SiO2)にてトレンチ104を埋め込んだ後、ベース層となる部分のシリコン(Si)のみを露出させるように酸化シリコンをエッチングする。次いで、同図(c)に表すように、トレンチ内とベース層となる部分の外側に残留した酸化膜301a、301bをマスクとしてケミカルドライエッチング(以下、CDE:Chemical Dry Etching)にて、n型シリコン層102を深さ方向に1マイクロメータ、エッチングする。このとき、n型シリコン層102は等方的にエッチングされるため、酸化膜301b下の領域も一部エッチングされる。また、トレンチ104に埋め込まれた酸化膜301aはエッチングされずに、トレンチ104形成領域にそのままの形状で残る。
次に、図4(a)に表すように、選択エピタキシャル成長技術によりp型シリコン(Si)層103を形成し、化学的機械的研磨(以下、CMP:Chemical Mechanical Polishing)によって表面を平坦化する。具体的には、例えば、モノシランとp型のドーピングガスに、エッチングガスとして塩酸などのガスを添加しながら摂氏800度で30分程度、p型シリコン層103をエピタキシャル成長させる。選択エピタキシャル成長技術においては、シリコン層はシリコン上にのみ成長し酸化膜上には成長しないため、CDEによってエッチングされた領域にシリコンが埋め込まれる。こうして、トレンチ状の酸化膜301aはp型シリコン(Si)層103に埋め込まれる。
次に、図4(b)に表すように、酸化膜301aをトレンチ104底部に0.5マイクロメータ程度残すようにエッチングする。このとき、トレンチ104底部に残す酸化膜105aの上面は、コレクタドリフト層となるn型シリコン層102の上面とほぼ同じ高さとなる。
次に、図4(c)に表すように、トレンチ104側壁およびシリコン(Si)表面を500オングストローム程度酸化して、ゲート酸化膜105bを形成する。
引き続き、トレンチ104内をポリシリコン(Poly-Si)で埋め込み、リン(P)をドープして、ゲート電極106を形成する。
次に、図4(b)に表すように、酸化膜301aをトレンチ104底部に0.5マイクロメータ程度残すようにエッチングする。このとき、トレンチ104底部に残す酸化膜105aの上面は、コレクタドリフト層となるn型シリコン層102の上面とほぼ同じ高さとなる。
次に、図4(c)に表すように、トレンチ104側壁およびシリコン(Si)表面を500オングストローム程度酸化して、ゲート酸化膜105bを形成する。
引き続き、トレンチ104内をポリシリコン(Poly-Si)で埋め込み、リン(P)をドープして、ゲート電極106を形成する。
最後に、ポリシリコン(Poly-Si)を表面より2000オングストローム程度の深さまでエッチバックし、化学気相成長法(以下、CVD:Chemical Vapor Deposition)により、酸化膜を6000オングストローム程度成長させる。その後、図1に表すソース層107となる領域のシリコン(Si)表面を露出させるようにエッチングし、砒素(As)をインプラ、拡散させてソース層107を形成する。
これに、バリアメタル、メタル電極を形成後、ゲート配線、ソース配線を形成する。最後に、シリコン基板101の裏面にドレイン電極を形成して、U−MOSFETを完成する。
これに、バリアメタル、メタル電極を形成後、ゲート配線、ソース配線を形成する。最後に、シリコン基板101の裏面にドレイン電極を形成して、U−MOSFETを完成する。
図5は、一般的なU−MOSFETと、上記製造方法を用いて得られるU−MOSFETの一部をそれぞれ拡大して表した、模式図である。
図5(a)に表す一般的なU−MOSFETは、先にベース層501を不純物のインプラ、拡散によって形成し、その後、トレンチ502を形成して得られたものである。
同図より、ゲート電極503はベース層501の底面を突き抜けてコレクタドリフト層504まで達している。一般的に、トレンチ502を形成するためのエッチング工程における微細な深さの制御は、エッチング時間を調整することによって行われる。この方法によると、トレンチ502の深さをベース層501底部とぴったり合わせることは困難である。ゲート電極503の深さがベース層501の底面より浅い場合、U−MOSFETがオンしなくなることがあるので、ベース深さにはある程度の余裕を持たせる必要がある。
さらに、同図のU−MOSFETにおいて例えば、pチャネル型のU−MOSFETを製造することを想定すると、ベース層501形成時に1100℃程度の高温で不純物のリン(P)を熱拡散させるため、ベース層501中で、リン(P)の濃度が深さ方向に勾配をもってしまう。このような場合、ゲート電極503の深さにある程度の余裕をもたせていないと、ベース層501の底部付近でチャネルを確保できなくなりU−MOSFETがオンしなくなることがある。このため、同図のU−MOSFETにおいて、ゲート電極503の長さは、ベース層501を突き抜けてコレクタドリフト層504に達する構造が採用されている。
しかしながら、ゲート電極503を深く形成することによって、チャネル長は長くなり、オン抵抗(RON)が大きくなってしまう。さらに、ゲート・ドレイン間の寄生容量が大きくなり、これに伴って、素子耐圧の低下およびスイッチング損失の増大をまねいてしまう。
また、特にpチャネル型のU−MOSFETにおいては、ベース層501形成時の熱工程により、コレクタ層505から不純物のボロン(B)がコレクタドリフト層504に染み出してくる傾向がある。一方、コレクタドリフト層504は、耐圧をもたせるために低濃度に保つ必要がある。このため、ボロン(B)の染み出しによる高濃度化を抑えるために、コレクタドリフト層504を厚くせざるをえなくなる。コレクタドリフト層504を厚くすることにより、オン抵抗(RON)が大きくなってしまう。
このように、一般的な製造方法を用いて形成されるU−MOSFETにおいては、オン抵抗(RON)の低減および高速化への課題が存在していた。
これに対して、図5(b)に表す、本発明の実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を用いて得られるU−MOSFETは、ゲート電極106とベース層103の底面がほぼ同じ深さに形成されているのが分かる。トレンチ104の底部に形成させる酸化膜105aによって、ポリシリコン(Poly-Si)106の深さを調整することが可能となるからである。先に説明した図4(b)に表す製造工程において、酸化膜105aはエッチング速度の制御が比較的容易であるため、酸化膜上面をベース層103底部と略同じ高さになるよう調整可能となる。さらに、ベース層103の厚みに関しても、図3(c)および図4(a)に表したようにエッチングとエピタキシャル成長技術とを用いることにより、インプラ・拡散を用いた場合と比べて、精密な寸法制御が可能となる。
このように、酸化膜105aの厚みによって、ゲート電極106の下端をベース層103とコレクタドリフト層102の境界線に合わせることにより、オン抵抗(RON)を最小値にすることができる。
このように、酸化膜105aの厚みによって、ゲート電極106の下端をベース層103とコレクタドリフト層102の境界線に合わせることにより、オン抵抗(RON)を最小値にすることができる。
すなわち、トレンチ104底部と側壁部はそれぞれ酸化膜105aと酸化膜105bとで覆われており、側壁部に形成される酸化膜105bはU−MOSFETのゲート酸化膜となる。これらの酸化膜を同一の工程で形成せずに、別工程にて形成することにより、それぞれを任意の厚さにすることが可能となる。トレンチ104底部の酸化膜105aを厚くすることで、ゲート電極106とコレクタ層101との寄生容量を低減しスイッチング損失を抑えることができる。さらに、電界集中が起こりやすいトレンチ104底のコーナー部分の酸化膜厚を厚くすることにより、素子の信頼性も向上する。
また、同図(b)に表すU−MOSFETは、ベース層103をエピタキシャル成長技術により形成するため、ベース層103において不純物の濃度勾配が生じ難い。このため、ゲート電極106をコレクタドリフト層102まで伸張させる必要がなく、ゲート電極106の長さをベース層103深さまで短くすることができる。
さらに、ベース層103をエピタキシャル成長技術によって形成することにより、pチャネル型のUーMOSFETを製造する場合であっても、コレクタドリフト層102の厚さを薄くすることができる。ベース層103を形成するためのエピタキシャル成長工程は温度800℃程度でよいため、コレクタ層101からの不純物ボロンの染み出しが抑制できるからである。
例えば、本実施の形態を用いて、コレクタドリフト層102の厚さを5分の1まで小さくすると、耐圧を同じとして算出した場合にオン抵抗を2割程度削減することが可能となる。
さらに、ベース層103をエピタキシャル成長技術によって形成することにより、pチャネル型のUーMOSFETを製造する場合であっても、コレクタドリフト層102の厚さを薄くすることができる。ベース層103を形成するためのエピタキシャル成長工程は温度800℃程度でよいため、コレクタ層101からの不純物ボロンの染み出しが抑制できるからである。
例えば、本実施の形態を用いて、コレクタドリフト層102の厚さを5分の1まで小さくすると、耐圧を同じとして算出した場合にオン抵抗を2割程度削減することが可能となる。
このように、本発明の実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を用いることにより、U−MOSFETのオン抵抗(RON)を低下するだけでなく、ゲート長を短くすることによる設計マージンの低減、素子の微細化などの効果も得ることができる。
図6および図7は、本発明の別の実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を表す工程断面図である。
まず、図6(a)に表すように、n型シリコン(Si)基板101上にn型シリコン(Si)層102を2マイクロメータ程度の厚みにエピタキシャル成長(epitaxial growth)させる。例えば、n型シリコン基板101はヒ素(As)の濃度を1×1020atoms/cm3、n型シリコン層102はリン(P)の濃度を1×1016atoms/cm3とする。
その後、n型シリコン層102表面を4000オングストローム程度酸化し、この酸化膜をマスクとしn型シリコン層102を反応性イオンエッチング(以下、RIE:Reactive Ion Etching)にて選択的にエッチングし、深さ1.5マイクロメータ程度のトレンチ104を形成する。
次に、同図(b)に表すように、酸化シリコンなどの酸化膜601にてトレンチ104を埋め込む。
次いで、同図(c)に表すように、トレンチ104内部の酸化膜601を0.5マイクロメータ程度残すようにエッチングする。
次に、同図(d)に表すように、再度酸化を行いシリコン表面にシリコン酸化膜602を1000オングストローム程度形成した後、減圧気相化学成長法(LPCVD:Low Pressure Chemical Vapor Deposition)によりシリコン窒化膜(SiN)603を500オングストローム程度形成し、トレンチ104の側壁部を覆う。
その後、n型シリコン層102表面を4000オングストローム程度酸化し、この酸化膜をマスクとしn型シリコン層102を反応性イオンエッチング(以下、RIE:Reactive Ion Etching)にて選択的にエッチングし、深さ1.5マイクロメータ程度のトレンチ104を形成する。
次に、同図(b)に表すように、酸化シリコンなどの酸化膜601にてトレンチ104を埋め込む。
次いで、同図(c)に表すように、トレンチ104内部の酸化膜601を0.5マイクロメータ程度残すようにエッチングする。
次に、同図(d)に表すように、再度酸化を行いシリコン表面にシリコン酸化膜602を1000オングストローム程度形成した後、減圧気相化学成長法(LPCVD:Low Pressure Chemical Vapor Deposition)によりシリコン窒化膜(SiN)603を500オングストローム程度形成し、トレンチ104の側壁部を覆う。
次に、図7(a)に表すように、トレンチ104内部を埋め込むようにポリシリコン(Poly-Si)604を堆積させた後、ベース層形成予定領域のポリシリコン604、シリコン窒化膜(SiN)603、シリコン酸化膜602をエッチング除去する。
このとき、フィールド領域605に堆積されるポリシリコン(Poly-Si)604bの厚みを、トレンチ104内に埋め込まれるポリシリコン(Poly-Si)604aの厚みより十分薄くしておく。
このとき、フィールド領域605に堆積されるポリシリコン(Poly-Si)604bの厚みを、トレンチ104内に埋め込まれるポリシリコン(Poly-Si)604aの厚みより十分薄くしておく。
次に、図7(b)に表すように、ポリシリコン(Poly-Si)604aおよび604bと、シリコン窒化膜(SiN)603aおよび603bと、n型シリコン(Si)層102と、とをCDEにてエッチングする。エッチングには、例えばCF4+O2ガスを用い、シリコン(Si)とシリコン窒化膜(SiN)との選択比をとらない条件とする。
このような条件下でエッチングを行うと、トレンチ104内に埋め込まれたポリシリコン(Poly-Si)604aより薄いフィールド領域605のポリシリコン(Poly-Si)604bとこの下に形成されるシリコン窒化膜(SiN)603bのエッチングが先に完了し、次いでトレンチ104内のポリシリコン(Poly-Si)604aおよびシリコン窒化膜(SiN)603aのエッチングが完了する。
CDEを用いた場合、ポリシリコン604aと、単結晶のn型シリコン層102のエッチングレートはほぼ同一であるので、トレンチ104内に埋め込まれたポリシリコン603aがエッチングにより消失した時には、図7(b)に表したように、n型シリコン層102もほぼ同じ深さまでエッチングされている。
トレンチ104内のエッチングの終点検出として、エッチングにより生成されるガスの成分を分析する方法が挙げられる。ガスの組成を分析し、窒素(N)のプラズマ発光が無くなった時点がシリコン窒化膜(SiN)603aがエッチングにより消失した瞬間であると判断できる。このように、シリコン窒化膜(SiN)603のエッチング時に発生する窒素(N)をエッチングモニターとして用いることにより、エッチング深さの精度を上げることができる。
このような条件下でエッチングを行うと、トレンチ104内に埋め込まれたポリシリコン(Poly-Si)604aより薄いフィールド領域605のポリシリコン(Poly-Si)604bとこの下に形成されるシリコン窒化膜(SiN)603bのエッチングが先に完了し、次いでトレンチ104内のポリシリコン(Poly-Si)604aおよびシリコン窒化膜(SiN)603aのエッチングが完了する。
CDEを用いた場合、ポリシリコン604aと、単結晶のn型シリコン層102のエッチングレートはほぼ同一であるので、トレンチ104内に埋め込まれたポリシリコン603aがエッチングにより消失した時には、図7(b)に表したように、n型シリコン層102もほぼ同じ深さまでエッチングされている。
トレンチ104内のエッチングの終点検出として、エッチングにより生成されるガスの成分を分析する方法が挙げられる。ガスの組成を分析し、窒素(N)のプラズマ発光が無くなった時点がシリコン窒化膜(SiN)603aがエッチングにより消失した瞬間であると判断できる。このように、シリコン窒化膜(SiN)603のエッチング時に発生する窒素(N)をエッチングモニターとして用いることにより、エッチング深さの精度を上げることができる。
次いで、図7(c)に表すように、選択エピタキシャル成長技術によりp型シリコン層103を形成し、CMPによって表面を平坦化する。ここでも、選択エピタキシャル成長技術を用いることにより、シリコン酸化膜602の上にシリコンは成長しないので、トレンチ104の内部は空洞のまま残る。
シリコン酸化膜602をエッチングした後、新たにトレンチ側壁およびシリコン(Si)表面を500オングストローム酸化する。引き続き、トレンチ104内をポリシリコン(Poly-Si)で埋め込み、リン(P)をドープする。
最後に、ポリシリコン(Poly-Si)を表面より2000オングストロームの深さまでエッチバックし、CVDにより、酸化膜を6000オングストローム成長させる。その後、ソース層となる領域となる領域のシリコン(Si)表面を露出させるようにエッチングし、砒素(As)をインプラ、拡散させてソース層を形成する。
これに、バリアメタル、メタル電極を形成後、ゲート配線、ソース配線を形成する。最後に、n型シリコン基板101の裏面にドレイン電極を形成して、U−MOSFETを完成する。
最後に、ポリシリコン(Poly-Si)を表面より2000オングストロームの深さまでエッチバックし、CVDにより、酸化膜を6000オングストローム成長させる。その後、ソース層となる領域となる領域のシリコン(Si)表面を露出させるようにエッチングし、砒素(As)をインプラ、拡散させてソース層を形成する。
これに、バリアメタル、メタル電極を形成後、ゲート配線、ソース配線を形成する。最後に、n型シリコン基板101の裏面にドレイン電極を形成して、U−MOSFETを完成する。
本実施の形態は、先に説明した図3、4に表す実施の形態と比べて、底部が酸化膜601で埋め込まれたトレンチ104の側壁部にシリコン窒化膜(SiN)603aをエッチングモニターとして設けたうえで、トレンチ104内を半導体材料で埋め込んだ点が大きく異なる。トレンチ104内に埋め込まれたポリシリコン(Poly-Si)604aおよびフィールド領域605に形成されたポリシリコン(Poly-Si)604bと、n型シリコン層102とのエッチングレートがほぼ等しいため、これらはほぼ同じレートでエッチングされる。このため、図5(b)で表したゲート電極106の深さとベース層102の深さとをより高精度に一致させることができる。ポリシリコン(Poly-Si)とシリコン(Si)以外の材料であっても、エッチング選択比が略等しい組み合わせであれば、この限りではない。
また、本実施の形態において、フィールド領域105に薄く形成したポリシリコン(Poly-Si)604bはなくても構わない。すなわち図7(a)の工程で、ポリシリコン(Poly-Si)604bを残さないようにエッチングを行えばよい。
また、本実施の形態において、フィールド領域105に薄く形成したポリシリコン(Poly-Si)604bはなくても構わない。すなわち図7(a)の工程で、ポリシリコン(Poly-Si)604bを残さないようにエッチングを行えばよい。
本実施の形態においても、ベース層をエピタキシャル成長技術にて形成させるため、第1の実施の形態と同様の効果も有する。また、第1の実施の形態同様、ベース層形成後に酸化膜をエッチングし再度ゲート酸化膜を形成するという工程を有するため、犠牲酸化と同様の効果を得ることができる。犠牲酸化処理を行うことにより、チャネルを形成するデリケートな箇所の表面欠陥を除去することもできる。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、IGBTのように、トレンチゲート構造を有するものはいずれも本発明の範囲に包含される。
図8は、本発明の実施の形態にかかる半導体装置の製造方法により形成されるIGBTの構造を表す、模式図である。
図8に表すように、縦型IGBTは、p型コレクタ層801とn型バッファ層802とn型ドリフト層803と、n型ドリフト層803の表面に形成されるp型ベース層804と、p型ベース層804内に形成されるトレンチ型ゲート電極805と、エミッタ806と、により形成される。図1に表すU−MOSFETと比べて、個々の名称や一部の構造が異なるものの、トレンチゲート構造付近の構造は同じであるため、先に説明した製造方法が適用できる。また、その製造方法を用いて得られるデバイスにおいても同様の効果を得ることができる。
図8は、本発明の実施の形態にかかる半導体装置の製造方法により形成されるIGBTの構造を表す、模式図である。
図8に表すように、縦型IGBTは、p型コレクタ層801とn型バッファ層802とn型ドリフト層803と、n型ドリフト層803の表面に形成されるp型ベース層804と、p型ベース層804内に形成されるトレンチ型ゲート電極805と、エミッタ806と、により形成される。図1に表すU−MOSFETと比べて、個々の名称や一部の構造が異なるものの、トレンチゲート構造付近の構造は同じであるため、先に説明した製造方法が適用できる。また、その製造方法を用いて得られるデバイスにおいても同様の効果を得ることができる。
また、トレンチゲート構造を形成する部分の材料、寸法の詳細などに関して当業者が適宜設計変更したものも本発明の要旨を含む限り本発明の範囲に包含される。
101、505 コレクタ層
102、504 コレクタドリフト層
103、501 ベース層
104、502 トレンチ
105、105a、105b、301a、301b、601、602 酸化膜
106、503 ゲート電極
603、603a、603b シリコン窒化膜
604a、604b ポリシリコン
605 フィールド領域
102、504 コレクタドリフト層
103、501 ベース層
104、502 トレンチ
105、105a、105b、301a、301b、601、602 酸化膜
106、503 ゲート電極
603、603a、603b シリコン窒化膜
604a、604b ポリシリコン
605 フィールド領域
Claims (5)
- 第1導電型の半導体層の表面に、第1の深さのトレンチを形成する工程と、
前記第1の深さのトレンチ内を酸化物で埋め込む工程と、
前記第1導電型の半導体層のうち、前記酸化物で埋め込まれたトレンチを取り囲む領域の表面を、前記第1の深さより浅い第2の深さまでエッチングして凹部を形成する工程と、
前記凹部を埋め込むように第2導電型の半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、
前記第2導電型の半導体層をエピタキシャル成長させた後、前記酸化物を前記トレンチの底部に残しつつ除去する工程と、
前記酸化物が除去されたトレンチの側壁部にゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜で覆われた前記トレンチ内部をゲート電極で埋め込む工程と、
を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記酸化物を除去する際、前記酸化物を略第2の深さまで前記トレンチの底部に残すことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
- 第1導電型の半導体層の表面に、トレンチを形成する工程と、
前記トレンチ内を酸化物で埋め込む工程と、
前記酸化物を前記トレンチの底部に残しつつ除去する工程と、
底部が前記酸化物で埋め込まれたトレンチの側壁部を絶縁層で覆う工程と、
前記絶縁層で覆われた前記トレンチ内部を半導体材料で埋め込む工程と、
前記トレンチ内部に埋め込まれた前記半導体材料と、前記第1導電型の半導体層のうち前記トレンチを取り囲む領域の表面と、をエッチングして、前記トレンチ内部に埋め込まれた前記半導体材料を除去するとともに、前記トレンチを取り囲む領域に凹部を形成する工程と、
前記凹部を埋め込むように第2導電型の半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、
前記第2導電型の半導体層をエピタキシャル成長させた後、前記トレンチの側壁部の前記絶縁層を除去する工程と、
前記絶縁層が除去されたトレンチの側壁部にゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜で覆われた前記トレンチ内部をゲート電極で埋め込む工程と、
を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記エッチングの際の前記半導体材料と前記第1導電型の半導体層のエッチングレートが同程度であることを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方法。
- 前記絶縁層として、上層側をシリコン窒化膜とする少なくとも2層を含んでなる積層膜を形成することを特徴とする請求項3または4に記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005267636A JP2007081167A (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | 半導体装置の製造方法 |
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JP2005267636A Pending JP2007081167A (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | 半導体装置の製造方法 |
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JP (1) | JP2007081167A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009094484A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-30 | Rohm Co Ltd | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
CN110534560A (zh) * | 2019-09-16 | 2019-12-03 | 江苏丽隽功率半导体有限公司 | 一种静电感应晶体管的制造方法 |
-
2005
- 2005-09-14 JP JP2005267636A patent/JP2007081167A/ja active Pending
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