JP2007080639A - スパークプラグの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 主体金具と接地電極との接合部位に形成された溶接突起を除去する際に、接地電極に傷が付いてしまうことを防止することができるスパークプラグの製造方法を提供する。
【解決手段】 円錐状の凹部385が形成された矯正部材380を有する矯正治具300を、昇降装置で上下方向(軸線P方向)に昇降可能に保持する。その下方に、主体金具50の先端面57に接地電極30の基端部32を溶接した金具組立体200を、先端面57を上方に向けた状態で載置する。矯正治具300を金具組立体200に向けて下降させると、接地電極30の先端部31が矯正部材380の凹部385に当接し、円錐面(斜面)に沿って基端部32よりも先端部31が主体金具50の軸線O寄りとなるように接地電極30の傾きが矯正される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、スパークプラグの製造の一工程において、主体金具の先端面に溶接した接地電極の傷付きを低減することができるスパークプラグの製造方法に関するものである。
従来、内燃機関には点火のためのスパークプラグが用いられている。このスパークプラグでは、一般的には、中心電極が挿設された絶縁碍子を保持する主体金具の燃焼室側の先端部に接地電極を接合して、接地電極の他端部を中心電極の先端部の先端面と対向させて、主火花放電ギャップを形成している。そして、中心電極と接地電極との間で火花放電が行われ、両電極間に曝された混合気に着火することにより、火炎核が形成される。
このようなスパークプラグの製造の一工程では、直棒状の接地電極の先端部側を主体金具の先端面よりも上方に向けた状態で、接地電極の基端部と主体金具の先端面とを抵抗溶接等により接合している。このとき、主体金具と接地電極との接合部位が部分的に突起したり、接合部位に溶接ダレが生じたりすることで、いわゆる溶接突起が形成されてしまう場合がある。この溶接突起が形成されたままスパークプラグが組み立てられると、製品の外観を損なったり、主体金具の内周面と絶縁碍子の外周面との間のクリアランスが狭くなり横飛火の原因となってしまう虞がある。
そこで、主体金具と接地電極との溶接が行われた後に、切削やせん断により溶接突起を除去する工程が行われている。特に、主体金具の外周面側に形成された溶接突起の切削除去を行う場合には、一般に、主体金具の先端面を上方に向け、その上方から主体金具の軸線方向に沿って下降させた切削刃の刃先を溶接突起に当接させて、溶接突起の切削除去が行われる(例えば特許文献1参照)。
特開2003−223968号公報
しかしながら、主体金具の上方から切削刃を下降させる際に、主体金具の軸線に対し、接地電極が主体金具の外周側に傾いていると、溶接突起を除去する際に切削刃の刃先が接地電極の先端部に接触したり、ねじ山を形成する際に傷を生じさせてしまう虞があった。また、これを防止するためには接地電極と主体金具との抵抗溶接を行う際に、接地電極の延長方向を主体金具の軸線に揃え、接地電極に傾きが生じないよう精度よく抵抗溶接を行う必要があるため、製造コストが高騰するという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、主体金具と接地電極との接合部位に形成された溶接突起を除去する際に、接地電極に傷が付いてしまうことを防止することができるスパークプラグの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のスパークプラグの製造方法は、中心電極と、前記中心電極の軸線方向に延びる軸孔を有し、その軸孔内で前記中心電極を保持する絶縁碍子と、前記絶縁碍子の径方向周囲を取り囲んで保持する筒状の主体金具と、基端部が前記主体金具の先端面に溶接され、先端部が前記中心電極に対向する接地電極とを備えたスパークプラグの製造方法であって、直棒状の前記接地電極の前記先端部側を前記主体金具の前記先端面よりも上方に向けた状態で、前記主体金具の前記先端面に前記接地電極の前記基端部を溶接する溶接工程と、前記接地電極の前記先端部が、前記基端部よりも前記主体金具の軸線に近づくように、前記先端部を前記軸線寄りに押圧して前記先端部の位置を矯正する矯正工程とを備えている。
また、請求項2に係る発明のスパークプラグの製造方法は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記矯正工程では、前記接地電極の前記基端部側から前記先端部側に向かって前記主体金具の軸線に近づく傾斜をもった円錐状の凹部が形成された矯正治具を、前記主体金具の軸線に沿って前記主体金具の先端面に近づく方向に移動させ、前記凹部の円錐面に前記接地電極の前記先端部を当接させて、前記先端部が前記基端部よりも前記主体金具の軸線に近づくように前記軸線に対する前記接地電極の傾きを矯正することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明のスパークプラグの製造方法は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記矯正工程では、少なくとも、前記接地電極の前記基端部側から前記先端部側に向かって前記主体金具の軸線に近づく傾斜をもった斜面が形成された矯正治具を、前記主体金具の軸線に沿って前記主体金具の先端面に近づく方向に移動させ、前記斜面に前記接地電極の前記先端部を当接させて、前記先端部が前記基端部よりも前記主体金具の軸線に近づくように前記軸線に対する前記接地電極の傾きを矯正することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明のスパークプラグの製造方法は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記矯正工程では、前記主体金具の軸線と直交する方向に回転軸を有するローラを備えた矯正治具を、前記主体金具の軸線に沿って前記主体金具の先端面に近づく方向に移動させ、前記ローラの外周面に前記接地電極の前記先端部を当接させて、前記先端部が前記基端部よりも前記主体金具の軸線に近づくように前記軸線に対する前記接地電極の傾きを矯正することを特徴とする。
また、請求項5に係る発明のスパークプラグの製造方法は、請求項2乃至4のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記矯正治具には、前記矯正工程において前記矯正治具が前記接地電極に接触するよりも先に前記主体金具に当接し、前記主体金具を固定保持するとともに、前記矯正治具が前記接地電極に接触する際の位置決めを行う金具固定部材が設けられ、前記金具固定部材は、前記矯正治具に対し、前記軸線方向で前記主体金具の先端面に向かう方向に付勢されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明のスパークプラグの製造方法では、主体金具の先端面に基端部を溶接した接地電極の先端部が基端部よりも主体金具の軸線に近づくように、主体金具の軸線方向に対する接地電極の傾きの矯正を行うことで、主体金具先端面の外周円を周壁とする仮想円筒よりも接地電極の先端部の位置が外側にならないようにすることができる。このため、接地電極と主体金具との溶接によって生じた溶接突起が主体金具の先端面の外周円より外方に突出した場合に、これを除去するための切削治具等を主体金具の先端側より接地電極の基端部に近づけても、その切削治具等が接地電極の先端部に接触する虞がなく、接地電極の傷付きを防止することができる。また、主体金具の外周面にねじ山を転造する場合、主体金具の外周面を転造ダイスで挟んでも、その転造ダイスに接地電極が接触する虞がなく、接地電極が傷付くことがない。このように、主体金具と接地電極との溶接後に上記のような接地電極の傾きの矯正を行えば、溶接時に、接地電極の先端部の位置が主体金具の先端面の外周円よりも外側にならないように精度よく溶接する必要がなく、製品の歩留まりを高くすることができる。
そして矯正工程において、請求項2に係る発明のスパークプラグの製造方法のように、円錐状の凹部が形成された矯正治具を用いれば、矯正治具を主体金具の先端面に近づける動作で、矯正治具の円錐面に当接した接地電極の先端部を円錐面に沿わせ、主体金具の内側に向けて押圧することができる。つまり、矯正治具の作動方向は主体金具の軸線方向の一方向で済むため、その構成を簡易にすることができる。また、矯正治具の凹部が円錐状であれば、主体金具の先端面のどの位置に接地電極が溶接されていても、接地電極の先端部が当接する円錐面は、主体金具の内側に向けて押圧する方向の傾斜を有する。このため、矯正前に主体金具上の接地電極と矯正治具との位置合わせを行う必要がなく、製品の歩留まりを高くすることができる。また、主体金具に複数の接地電極が溶接された、いわゆる多極型のスパークプラグを製造する場合にも本発明を適用することができる。
また、請求項3に係る発明のスパークプラグの製造方法のように、斜面を有する矯正治具であってもよい。つまり、先端に向かって縮小する斜面や弧状面であれば同様の効果を奏することができる。
そして請求項4に係る発明のスパークプラグの製造方法のように、矯正治具にローラを用い、そのローラ面で接地電極の先端部を押圧する構成とすれば、ローラの当接面と接地電極の先端部とが摺擦することを避けられるため、接地電極の傷付きを抑制することができる。
また、請求項5に係る発明のスパークプラグの製造方法のように、主体金具を金具固定部材で固定保持してから接地電極の傾きの矯正を行えば、矯正治具から接地電極が受けた押圧力の影響により、接地電極に溶接された主体金具ががたつくことを防止することができる。さらに金具固定部材を介し矯正治具と接地電極とが互いに位置決めされるので、接地電極の傾きを確実に矯正することができる。
以下、本発明を具体化したスパークプラグの製造方法の一実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、第1の実施の形態のスパークプラグの製造方法によって製造されるスパークプラグの一例としてのスパークプラグ100の構造について説明する。図1は、スパークプラグ100の部分断面図である。なお、図1に示すスパークプラグ100の軸線O方向において、中心電極20が設けられた側をスパークプラグ100の先端側とし、接続端子40が設けられた側を後端側として説明する。
図1に示すように、スパークプラグ100は、概略、絶縁碍子10と、この絶縁碍子10を保持する主体金具50と、絶縁碍子10の軸孔12内に保持された中心電極20と、主体金具50に接合され、先端部31が中心電極20の先端部22に対向する接地電極30と、絶縁碍子10の後端側に設けられた接続端子40とから構成されている。
まず、このスパークプラグ100の絶縁体を構成する絶縁碍子10について説明する。絶縁碍子10は、周知のようにアルミナ等を焼成して形成されており、軸線O方向に軸孔12を有する筒状の絶縁部材である。軸線O方向の略中央には外径が最も大きな鍔部19が形成されており、これより後端側には後端側胴部18が形成されている。鍔部19より先端側には後端側胴部18より外径の小さな先端側胴部17が形成され、さらにその先端側胴部17よりも先端側に、先端側胴部17よりも外径の小さな脚長部13が形成されている。脚長部13は先端側ほど縮径されており、スパークプラグ100が図示外の内燃機関に組み付けられた際には、その燃焼室に曝される。
次に、中心電極20について説明する。中心電極20は、インコネル(商標名)600または601等のニッケル系合金等からなる電極母材の中心部に、放熱促進のための銅または銅合金などで構成された金属芯23が埋設された棒状の電極である。中心電極20の先端部22は絶縁碍子10の先端面から突出しており、先端側に向かって径小となるように形成されている。その先端部22の先端面には、柱状の電極チップ90が、柱軸を中心電極20の軸線にあわせるようにして溶接されている。さらにその電極チップ90の先端には、耐火花消耗性を向上するため貴金属からなる貴金属チップ91が接合されている。この中心電極20は、軸孔12の内部に設けられたシール材4および抵抗体3を経由して、軸孔12の後端側に保持される接続端子40と電気的に接続されている。接続端子40の後端部42は絶縁碍子10の後端より露出され、この後端部42に、プラグキャップ(図示外)を介して高圧ケーブル(図示外)が接続され、外部回路より中心電極20に高電圧が印加されるようになっている。
次に、主体金具50について説明する。主体金具50は絶縁碍子10を保持し、図示外の内燃機関にスパークプラグ100を固定するための円筒状の金具である。主体金具50は、絶縁碍子10の鍔部19近傍の後端側胴部18から、鍔部19、先端側胴部17および脚長部13を取り囲むようにして絶縁碍子10を保持している。主体金具50は低炭素鋼材で形成され、図示外のスパークプラグレンチが嵌合する工具係合部51と、図示外の内燃機関上部に設けられたエンジンヘッドに螺合するねじ部52とを備えている。さらに、主体金具50は工具係合部51の後端側に加締め部53を有している。この加締め部53を加締めることにより、主体金具50の内周に形成した段部56に、絶縁碍子10の先端側胴部17と脚長部13との間の段部15が板パッキン8を介して支持され、主体金具50と絶縁碍子10とが一体にされる。加締めによる密閉を完全なものとするため、主体金具50の加締め部53近傍の内周面と、絶縁碍子10の鍔部19近傍の後端側胴部18の外周面との間に環状のリング部材6,7が介在され、リング部材6,7の間にはタルク(滑石)9の粉末が充填されている。また、主体金具50の中央部には鍔部54が形成され、ねじ部52の後端部側(図1における上部)近傍、すなわち鍔部54の座面55にはガスケット5が嵌挿されている。
次に、接地電極30について説明する。接地電極30は耐腐食性の高い金属から構成され、一例としてインコネル(商標名)600または601などのニッケル系合金が用いられている。この接地電極30は、自身の長手方向と直交する横断面が略長方形であり、屈曲された角棒状の外形を呈している。そして、角棒状の基端部32が、主体金具50の軸線O方向先端側の先端面57に抵抗溶接により接合されている。なお、先端面57なお内周側にはテーパ状に面取りされたテーパ面59が形成されている。一方、この接地電極30の基端部32とは反対側の先端部31は中心電極20の先端部22に対向するよう屈曲され、両者間で火花放電ギャップが形成されている。
次に、第1の実施の形態のスパークプラグ100の製造方法について説明する。まず、後述する第1の実施の形態の矯正工程で、軸線O方向に対する接地電極30の傾きを矯正する矯正治具300の構成について、図2を参照して説明する。図2は、矯正工程において使用される矯正治具300の構成を示す部分断面図である。
図2に示すように、主体金具50に接地電極30を抵抗溶接した金具組立体200を載置する金具載置台360の上方には、図示外の昇降装置に昇降可能に固定された矯正治具300が配置されている。矯正治具300は、接地電極30の傾きを矯正する矯正部材380と、矯正部材380を昇降装置に固定するための治具固定部材310と、接地電極30の矯正時に金具組立体200を位置決め固定する金具固定部材330と、金具固定部材330を移動可能に保持する規制部材320となどから構成される。また、金具載置台360は、主体金具50の先端面57を上方に向けた状態で金具組立体200を載置するための台であり、接地電極30の先端部31を矯正部材380に向けさせている。
矯正部材380は円柱形状を有し、軸方向(図中軸線P方向として示す。)を上下方向として昇降装置に固定される。そして軸線P方向における下方側の端面385に、軸線P方向上向きに先細るテーパー状の凹部381が形成されている。その凹部381内には、テーパー状の斜面(円錐面)の途中から連続して円柱状に型抜かれた凹部382が形成されており、さらにその凹部382の底面(軸線P方向の上面)から、矯正部材380の上方側の端面386に向けて貫通する貫通孔383が孔設されている。
矯正部材380は、端面386および端面386側の外周面が治具固定部材310の凹部312内に嵌合され、その状態で貫通孔383に挿通されるボルト350によって、治具固定部材310にねじ止め固定される。治具固定部材310は昇降装置(図示外)の可動部分(昇降する部分)に固定される部材で、この治具固定部材310を介し、矯正部材380が昇降可能な状態で昇降装置に固定される。治具固定部材310は、少なくとも矯正部材380との係合部付近が円柱形状を有しており、その外周にはねじ部311が形成されている。
この治具固定部材310のねじ部311には、矯正部材380を覆う筒状の規制部材320が係合されるようになっており、規制部材320の一端側(矯正治具300の昇降装置への固定時の軸線P方向上側)の内周面には、ねじ部311と螺合するねじ部321が形成されている。また、規制部材320の他端側(軸線P方向下側)の端面には、鍔状の突起部322が内側に向けて突設されている。
さらに、規制部材320の内周側には、一端側(軸線P方向上側)の内周面335が、治具固定部材310より突出した部分の矯正部材380の外周面に沿ってスライド可能に係合する筒状の金具固定部材330が配設されている。金具固定部材330の外周には、他端側(軸線P方向下側)が細径となる段部332が形成されており、この段部332が規制部材320内で突起部322に当接することにより、金具固定部材330の下方向への移動範囲が規制されている。また、金具固定部材330と治具固定部材310との間には矯正部材380の外周に係合する巻きバネ340が配設されており、金具固定部材330は治具固定部材310の下方、すなわち矯正治具300に対し、金具組立体200の主体金具50の先端面57に向けた方向に付勢されている。
この金具固定部材330は、矯正治具300が下降した際に、軸線P方向下方側の内周面336が金具組立体200の未形成ねじ部152(ねじ山形成後のねじ部52)の外周に係合し、先端面331が金具組立体200の鍔部54に当接することにより、金具組立体200を位置決め固定するものである。なお、内周面336の開口部337は広がり形状に斜面形成されており、金具組立体200の接地電極30が主体金具50の軸線Oと平行な方向に対し、先端部31が基端部32よりも先端面57外周の外側に傾いていた場合でも、その斜面に沿って金具固定部材330の内周面336内に誘導されるようになっている。
次に、主体金具50と接地電極30とを抵抗溶接した際に生じた溶接突起を除去する一連の工程を含むスパークプラグ100の製造方法について、図2〜図4を参照して説明する。なお、第1の実施の形態の要部の製造方法を中心に説明し、公知部分については説明を省略または簡略化する。図3は、矯正工程における矯正治具300の動作を示すための図である。図4は、矯正工程における矯正治具300の動作を示すための図である。
まず、主原料にアルミナを使用し、所定の形状になるように研削等を行い高温で焼成することによって絶縁碍子10を形成する。一方、前述のニッケル系合金により棒状の中心電極20および接地電極30を作製する。なお、中心電極20の形成時には、金属芯23を挿入して形成している。形成された絶縁碍子10へガラスシール工程によって中心電極20、シール材4、抵抗体3、予め塑性加工等によって作製された接続端子40等が一体に形成される。なお、このガラスシール工程において絶縁碍子10の表面に釉薬層を形成してもよい。
主体金具50は、鋼鉄材料を使用し、所定の形状に塑性加工や切削、転造加工を行うことによって作製される。この際、主体金具50には所定の形状の工具係合部51、未形成ねじ部152、鍔部54等が形成される。
そして、絶縁碍子10等を組み付ける前の円筒状の主体金具50の先端面57に、接地電極30の基端部32が抵抗溶接により接合され、金具組立体200(図2参照)が形成される(溶接工程)。接地電極30は曲げ加工が施される前の棒状の状態であり、その先端部31を主体金具50の先端面57よりも上方に向けた状態で接合される。
次に図2に示すように、金具組立体200の軸線O方向を垂直方向にし、主体金具50の先端面57を上方に向けた状態で金具組立体200を金具載置台360に保持させる。そして、図示外の昇降装置を駆動させ、金具載置台360に保持された金具組立体200の軸線Oに対し軸線Pが略一致するようにして、金具載置台360の上方に配置させた矯正治具300を下降させる。
図3に示すように、金具組立体200は矯正治具300の下降にともない、金具固定部材330の内周に未形成ねじ部152が係合し、金具固定部材330を介して金具組立体200と矯正部材380とが互いに位置決めされる。さらに金具組立体200の鍔部54に金具固定部材330の先端面331が当接すると、金具組立体200は、金具載置台360と金具固定部材330との間で挟まれて固定保持される。
次に図4に示すように、矯正治具300がさらに下降されると、矯正部材380の凹部381の斜面(円錐面)に接地電極30の先端部31の角部分(稜角部分)が当接される。金具固定部材330によって位置決め固定保持された金具組立体200の接地電極30は、凹部381の斜面から抗力を受け、斜面に沿って先端部31が軸線Oに近づく方向に押圧される。これにより接地電極30は、先端部31が基端部32よりも主体金具50の軸線O側に近づき、軸線Oに対し傾いた状態となるように矯正される(矯正工程)。このとき、接地電極30に溶接され一体となった主体金具50は、接地電極30が矯正部材380から与えられる押圧力の影響を受けるが、金具固定部材330により金具組立体200が弾性保持されているので、がたつくことがない。
なお、接地電極30の矯正度合い(接地電極30の基端部32に対する先端部31の傾き量)が、求める大きさとなったか否かについては、昇降装置(図示外)による矯正治具300の下降時の移動量によって調整するとよい。例えば、あらかじめ狙いの矯正度合いを得られる矯正治具300の位置と金具組立体200の位置との関係を求め、その位置関係となるまで矯正治具300が下降されるように昇降装置の下降量を決定すればよい。しかし本実施の形態では、矯正工程後において、少なくとも接地電極30の先端部31が基端部32よりも軸線O寄りとなるように接地電極30の傾きが矯正されれば足りる。このため、矯正治具300が下降した際に、軸線O方向において、金具組立体200の主体金具50の先端面57と矯正部材380の円錐面(斜面)との間の距離が、接地電極30の長さ未満となればよく、移動量に精度が求められるものではない。
このようにして接地電極30の先端部31が主体金具50の内側に傾くように矯正された金具組立体200に対し、図5に示すように、接地電極30と主体金具50との溶接時に生じた溶接突起80の除去が行われる。主体金具50の軸線方向を垂直にして先端面57を上方に向けた状態で固定部材(図示外)により金具組立体200を固定し、その上方から公知のダレ除去刃500を下降させて、溶接突起80が切除される。このとき、接地電極30の先端部31が基端部32よりも内側に傾けられているので、ダレ除去刃500の下降時に、ダレ除去刃500に接地電極30が接触することはなく、接地電極30が傷つく虞がない。
次いで、図6に示すように公知の転造ダイス550を用い、金具組立体200の未形成ねじ部152にねじ山が転造され、ねじ部52が形成される。この場合においても、上記同様、接地電極30の先端部31が基端部32よりも内側に傾けられているので、転造ダイス550に接地電極30が接触することがなく、接地電極30が傷つく虞がない。
その後の工程では、金具組立体200に耐腐食性向上のためのめっき処理が施され、乾燥後、中心電極20等が一体となった絶縁碍子10が金具組立体200に組み付けられる。このとき、前述の板パッキン8、リング部材6,7、タルク9等を用い、加締め部53を形成することによって、金具組立体200と絶縁碍子10等とが一体にされる。次いで、図1に示すように接地電極30を折り曲げる加工が行われ、接地電極30の先端部31と中心電極20の先端部22との間で火花放電ギャップが形成され、スパークプラグ100が完成する。
次に、第2の実施の形態のスパークプラグ100の製造方法について説明する。まず、後述する第2の実施の形態の矯正工程で、主体金具50の軸線方向に対する接地電極30の傾きを矯正する矯正治具400の構成について、図7を参照して説明する。図7は、矯正工程において使用される矯正治具400の構成を示す部分断面図である。
図7に示す、第2の実施の形態の矯正治具400の基本的な構成は、第1の実施の形態の矯正治具300とほぼ同様である。すなわち矯正治具400においては、矯正部材380の代わり矯正部材480が設けられるが、この矯正部材480の大きさにあわせ、治具固定部材410、規制部材420、巻きバネ440および金具固定部材430が径大に形成されている。
矯正部材480は台座部483を有し、この台座部483が治具固定部材410の凹部412内に嵌合された状態で、第1の実施の形態と同様に、ネジ450によってねじ止め固定されている。そして軸線方向を上下方向として昇降装置に固定された際に下側となる台座部483の端面485から下方に向けて突き出すように支持部材482が突設されており、その先端に、ローラ481が回転可能に支持されている。ローラ481の回転軸は、金具組立体200の軸線位置を中心とし、その軸線と直交する仮想円の接線方向となるように設けられており、平面視、金具組立体200の主体金具50の円環状の先端面57外周よりも外側となる位置に配置されている。なお、その他の部材の構成については第1の実施の形態とほぼ同様である。
このような矯正治具400を用いたスパークプラグ100の製造方法では、その矯正工程において、金具組立体200を金具保持部材360に保持させる際に、上方から見たときに、矯正部材480のローラ481の位置と金具組立体200の接地電極30の位置とが重なる向きとなるように保持させている。この状態で昇降装置(図示外)を駆動させ矯正治具400を金具組立体200に向けて下降させると、図8に示すように、ローラ481が接地電極30の先端部31に当接する。ここで上記したように、ローラ481の回転軸は、金具組立体200の主体金具50の先端面57外周よりも外側に設けられている。このため、接地電極30の先端部31は、ローラ481の回転軸よりも軸線P寄りの位置で、ローラ481の外周面に当接する。そして矯正部材480の下降に伴い、ローラ481の外周面から押圧力が加えられる接地電極30の先端部31は、基端部32よりも先端面57の内周側に向けて押圧されることとなる。このとき、ローラ481の外周面上で接地電極30の先端部31に当接する位置は、ローラ481の回転に伴ってずれるため、ローラ481の外周面と接地電極30の先端部31とが摺擦することなく接地電極30の傾きの矯正が行われる。なお、その他の工程や動作については第1の実施の形態と同様である。
なお、本発明は上記実施の形態に限られず、各種の変更が可能である。例えば、第1の実施の形態では矯正部材380にテーパー状の斜面を有する凹部381を設け、この斜面を接地電極30に当接させて傾きの矯正を行ったが、斜面はテーパー状でなく、平面に構成されていてもよい。例えば図9に示す矯正治具600のように、第2の実施の形態のローラ481の代わりに、台座部583から突設させた支持部材582の先端に、板体581を設けた矯正部材580を用い、接地電極30の先端部31を板体581の斜面に沿って摺擦させて、基端部32よりも主体金具50の先端面57の内周側へ向けた押圧力を先端部31に加えることによって、接地電極30の傾きを矯正してもよい。
また、金具組立体200には接地電極30が一本接合されたものを用いたが、第1の実施の形態の矯正治具300であれば、例えば多極型のスパークプラグなどに用いる複数の接地電極を有した金具組立体に対しても接地電極の傾きの矯正を行うことができる。また、第2の実施の形態の矯正治具400においても同様にローラ481を複数設けることで、多極型のスパークプラグに適用可能である。
また、本実施の形態では、金具載置台360に対して矯正部材380,480が近づく構成としたが、矯正部材380,480を固定し、金具組立体200を軸線P方向に移動させて矯正部材380,480に近づける構成としてもよい。
また、溶接突起部80の除去は金具組立体200の未形成ねじ部152へのねじ山の形成前に行ったが、接地電極30の傾き矯正後にねじ山を転造し、次いで溶接突起部80の除去を行ってもよい。
本発明は、内燃機関に用いられるスパークプラグの製造方法に適用することができる。
スパークプラグ100の部分断面図である。 矯正工程において使用される矯正治具300の構成を示す部分断面図である。 矯正工程における矯正治具300の動作を示すための図である。 矯正工程における矯正治具300の動作を示すための図である。 主体金具50と接地電極30との間に生じた溶接突起80を除去する様子を示す図である。 主体金具50の未形成ねじ部152にねじ山を転造する様子を示す図である。 矯正工程において使用される矯正治具400の構成を示す部分断面図である。 矯正工程における矯正治具400の動作を示すための図である。 変形例としての矯正治具600の構成を示す部分断面図である。
符号の説明
10 絶縁碍子
12 軸孔
20 中心電極
30 接地電極
31 先端部
32 基端部
50 主体金具
57 先端面
100 スパークプラグ
300,400,600 矯正治具
381 凹部
481 ローラ
581 板体

Claims (5)

  1. 中心電極と、前記中心電極の軸線方向に延びる軸孔を有し、その軸孔内で前記中心電極を保持する絶縁碍子と、前記絶縁碍子の径方向周囲を取り囲んで保持する筒状の主体金具と、基端部が前記主体金具の先端面に溶接され、先端部が前記中心電極に対向する接地電極とを備えたスパークプラグの製造方法であって、
    直棒状の前記接地電極の前記先端部側を前記主体金具の前記先端面よりも上方に向けた状態で、前記主体金具の前記先端面に前記接地電極の前記基端部を溶接する溶接工程と、
    前記接地電極の前記先端部が、前記基端部よりも前記主体金具の軸線に近づくように、前記先端部を前記軸線寄りに押圧して前記先端部の位置を矯正する矯正工程と
    を備えたことを特徴とするスパークプラグの製造方法。
  2. 前記矯正工程では、前記接地電極の前記基端部側から前記先端部側に向かって前記主体金具の軸線に近づく傾斜をもった円錐状の凹部が形成された矯正治具を、前記主体金具の軸線に沿って前記主体金具の先端面に近づく方向に移動させ、前記凹部の円錐面に前記接地電極の前記先端部を当接させて、前記先端部が前記基端部よりも前記主体金具の軸線に近づくように前記軸線に対する前記接地電極の傾きを矯正することを特徴とする請求項1に記載のスパークプラグの製造方法。
  3. 前記矯正工程では、少なくとも、前記接地電極の前記基端部側から前記先端部側に向かって前記主体金具の軸線に近づく傾斜をもった斜面が形成された矯正治具を、前記主体金具の軸線に沿って前記主体金具の先端面に近づく方向に移動させ、前記斜面に前記接地電極の前記先端部を当接させて、前記先端部が前記基端部よりも前記主体金具の軸線に近づくように前記軸線に対する前記接地電極の傾きを矯正することを特徴とする請求項1に記載のスパークプラグの製造方法。
  4. 前記矯正工程では、前記主体金具の軸線と直交する方向に回転軸を有するローラを備えた矯正治具を、前記主体金具の軸線に沿って前記主体金具の先端面に近づく方向に移動させ、前記ローラの外周面に前記接地電極の前記先端部を当接させて、前記先端部が前記基端部よりも前記主体金具の軸線に近づくように前記軸線に対する前記接地電極の傾きを矯正することを特徴とする請求項1に記載のスパークプラグの製造方法。
  5. 前記矯正治具には、前記矯正工程において前記矯正治具が前記接地電極に接触するよりも先に前記主体金具に当接し、前記主体金具を固定保持するとともに、前記矯正治具が前記接地電極に接触する際の位置決めを行う金具固定部材が設けられ、
    前記金具固定部材は、前記矯正治具に対し、前記軸線方向で前記主体金具の先端面に向かう方向に付勢されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のスパークプラグの製造方法。
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