JP2007080386A - 車載情報提供装置 - Google Patents

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篤志 亀田
Takamitsu Suzuki
孝光 鈴木
Kenji Mase
研二 間瀬
Yoshitaka Ozaki
義隆 尾崎
Hirotoshi Iwasaki
弘利 岩崎
Shinichiro Sega
信一郎 瀬賀
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Abstract

【課題】 ユーザによる試聴曲購入の促進を図る。
【解決手段】 ユーザの嗜好に合ったユーザ嗜好情報か記憶された内部記憶媒体25からユーザ嗜好情報を取得し(S712)、取得したユーザ嗜好情報に基づいて内部記憶媒体25に記憶された試聴曲からユーザの嗜好に合った試聴曲を含む番組を生成し(S730)、この番組に従ってユーザの嗜好に合った試聴曲を含むコンテンツを提供する(S732)。
【選択図】 図9

Description

本発明は、車両に搭載され各種情報を提供する車載情報提供装置に関する。
この種の装置としては、FMラジオ、AMラジオ、テレビ、CDドライブ、DVDドライブ、MDドライブ、HDDオーディオ、携帯オーディオ端末等の各情報源から所望の音楽や番組を選択して好みの音楽や番組を楽しむことができるナビゲーション装置がある。
また、このようなナビゲーション装置には、製品購入時に既にHDD(ハードディスクドライブ)のような大容量記憶媒体に数万タイトルの楽曲が記憶され、購入操作によってネットワークを介して接続されたセンタからライセンスキーを取得することにより、その楽曲を購入して何度でも聴くことができるように構成されたものがある。このナビゲーション装置は、楽曲の購入前に、予め定められた回数(例えば、3回)まで楽曲を無料で試聴できるようになっている。
しかし、上記したナビゲーション装置は、大量の楽曲の中からユーザの嗜好にあった楽曲を1曲ずつ選択して視聴する仕組みとなっているため、操作に手間がかかり、数多くの試聴曲を気軽に試聴することが困難である。このため、ユーザによる試聴曲購入の阻害となっている。
本発明は上記点に鑑みたもので、ユーザによる試聴曲購入の促進を図ることを第1の目的とする。
また、ユーザは、試聴曲を試聴した場合に、試聴した楽曲をすぐに購入するとは限らない。このため、例えば、ユーザが後日、その曲を購入したいと思っても、前に試聴した楽曲を簡単に表示させることができないので、その楽曲を最初から探し出す操作が必要となり使い勝手がよくないといった問題がある。
本発明は上記問題に鑑みたもので、過去に試聴した試聴曲を容易に探し出せるようにすることを第2の目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、ユーザ嗜好情報に基づいて記憶手段に記憶された試聴曲からユーザの嗜好に合った試聴曲を含む番組を生成する番組生成手段と、番組生成手段によって生成された番組に従って試聴曲を含むコンテンツを提供する番組提供手段と、を備えたことを特徴としている。
このように、番組生成手段によって、ユーザの嗜好に合ったユーザ嗜好情報に基づいて記憶手段に記憶された試聴曲からユーザの嗜好に合った試聴曲を含む番組を生成され、この番組に従って試聴曲を含むコンテンツが提供されるので、ユーザは従来のように大量の試聴曲の中からユーザが試聴したい試聴曲を選択することなく試聴曲を気軽に試聴することができ、ユーザによる試聴曲購入の促進を図ることができる。
また、本発明は、記憶手段から試聴曲を検索し、検索された試聴曲の過去の試聴回数が最小か否かを判定し、過去の試聴回数が最小であると判定された試聴曲を番組に含ませることを第2の特徴としている。
このように、過去の試聴回数が最小であると判定された試聴曲が番組に含まれるので、同じ試聴曲ばかりを提供するといったことをなくし、より多くの試聴曲を提供することができる。
また、本発明は、検索手段によって検索された試聴曲の過去の試聴回数が試聴制限の回数から1を差し引いた回数未満か否かを判定し、過去の試聴回数が試聴回数の制限数から1を差し引いた回数未満であると判定された試聴曲を番組に含ませることを第3の特徴としている。
このように、過去の試聴回数が試聴回数の制限数から1を差し引いた回数未満であると判定された試聴曲を番組に含ませるので、生成した番組に従って試聴曲を再生しても、あと1回はその試聴曲の試聴が可能であり、後でユーザが再試聴したいときに再試聴できなくなってしまうといったことをなくすことができる。
また、本発明は、過去に再生した試聴曲が記憶された試聴履歴に基づいて、試聴曲の試聴履歴を表示する試聴履歴表示手段を備えたことを第4の特徴としている。
このように、過去に再生した試聴曲が記憶された試聴履歴を表示するので、従来のように過去に試聴した試聴曲を最初から探し出す操作を行うことなく、過去の試聴した試聴曲を容易に探し出すことができる。
また、本発明は、試聴曲の試聴履歴の中からユーザの操作に応じて特定された試聴曲の再生指示を受け付ける試聴曲再生指示手段を備えたことを第5の特徴としている。
このように、試聴曲の試聴履歴の中からユーザの操作に応じて特定された試聴曲の再生指示を受け付ける試聴曲再生指示手段を備えたので、ユーザは、この試聴曲再生指示手段を操作することにより容易に試聴曲の再生指示を行うことができる。
また、本発明は、試聴曲の試聴履歴の中からユーザの操作に応じて特定された試聴曲の購入指示を受け付ける試聴購入指示手段を備えたことを6の特徴としている。
このように、試聴曲の試聴履歴の中からユーザの操作に応じて特定された試聴曲の購入指示を受け付ける試聴購入指示手段を備えたので、ユーザは、この試聴購入指示手段を操作することにより容易に試聴曲の購入指示を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る車載情報提供装置の全体構成を図1に示す。車載情報提供装置は、ナビゲーション装置1を用いて構成されている。ナビゲーション装置1は、位置検出部11、操作スイッチ群17、TVチューナ18、FM・AMチューナ19、CDドライブ20、DVDドライブ21、MDドライブ22、外部オーディオインタフェース23、制御回路24、内部記憶媒体25、表示部26、音声出力部27、外部情報入出力部28およびリモコンセンサ29を備えている。
位置検出器11は、いずれも周知の地磁気センサ12、ジャイロスコープ13、距離センサ14およびGPS受信機15等のセンサを有しており、これらセンサの各々の性質に基づいた現在位置を特定するための情報を制御回路24に出力する。
操作スイッチ群17は、表示部26の表示画面の周囲に設けられた複数のメカニカルスイッチ、表示部26の表示画面に重ねて設けられたタッチパネル等の入力装置からなり、ユーザによるメカニカルスイッチの押下、タッチパネルのタッチに応じた信号を制御回路24に出力する。
TVチューナ18は、制御回路24からの制御信号に応じてTV放送局からの電波を受信し、映像信号および音声信号を制御回路24に出力する。
FM・AMチューナ19は、制御回路24からの制御信号に応じてFMラジオまたはAMラジオ放送局からの電波を受信し、音声信号を制御回路24に出力する。
CDドライブ20、DVDドライブ21、MDドライブ22は、制御回路24からの制御に基づいて、CD、DVD、MD等のメディアに記憶された楽曲および音楽情報を読み出して制御回路24に出力する。これらの各ドライブ20〜22は、CD、DVD、MD等の各メディアの挿入を検知すると検知信号を制御回路24へ出力するセンサを有している。
外部オーディオインタフェース23は、携帯オーディオ端末(図示せず)とケーブルを介して接続するための接続端子を有し、この接続端子を介して携帯オーディオ端末と各種データの入出力を行う。
内部記憶媒体25は、HDD(ハードディスクドライブ)等の大容量不揮発性記憶媒体によって構成されている。この内部記憶媒体25には、制御回路24が実行するためのプログラム、地図表示のための地図データ、目的地、目的地までの走行ルート、目的地に到着するまでの予想走行時間、楽曲および音楽情報、ユーザ嗜好情報、行動パターン情報等の情報が記憶される。
表示部26は、液晶等による表示画面を有し、制御回路24から入力される映像信号に応じた映像を表示画面に表示させる。
音声出力部27は、スピーカを有し、制御回路24から入力される音声信号に応じた音声をスピーカから出力させる。
外部情報入出力部28は、例えば、VICSなどのインフラネットワークやインターネットなどのネットワークから各種外部情報を取得し、ネットワークに接続された通信装置に対して情報を発信するためのものである。この外部情報入出力部28を介して取得される外部情報としては、例えば、天気情報(天気予報、警報、注意報など)、交通情報(通行止め情報、渋滞情報)、音楽番組、ニュース、ライブ中継などがある。なお、インターネットなどのネットワークから取得する外部情報は、ストリーミング形式やダウンロード形式等、様々な形式で取得が可能となっている。
リモコンセンサ29は、ユーザの操作に基づいて赤外線等による無線信号を送信するリモコン29aから受信した信号を制御回路24へ出力する。
制御回路24は、メモリ、CPU等を備えたコンピュータによって構成され、内部記憶媒体25に記憶されたプログラムに従って各種処理を行う。
本実施形態におけるナビゲーション装置1の内部記憶媒体25には、製品出荷時に、数万タイトルの楽曲およびこれらの楽曲の音楽情報(アルバム名、トラック名、アーティスト名、ジャンル等)が記憶されている。
利用者は、内部記憶媒体25に記憶された楽曲を予め定められた回数(例えば、3回)まで無料で試聴できるようになっており、試聴した楽曲が気に入った場合には、購入操作を行うことで楽曲を購入して何度でも聞くことが可能となる。
また、ナビゲーション装置1は、各ドライブ20〜22に挿入されたCD、DVD、MD等のメディアに記憶された楽曲を再生すると、再生した楽曲を自動的に内部記憶媒体25にコピーする機能を備えている。この機能により、次回から、CD、DVD、MD等のメディアの挿入操作を行うことなく、内部記憶媒体25にコピーされた楽曲を選択操作して再生することができる。
また、本実施形態におけるナビゲーション装置1は、ユーザに係るユーザ基本情報をアンケート形式で入力するようになっている。ユーザ基本情報として入力される情報としては、例えば、ユーザの氏名、生年月日、性別、血液型、現住所、出身地、学歴、職種、役職、勤務地、休みの日(曜日)などのユーザ属性情報、ユーザの好みの色、好みの音、好みの匂い、好みの色、好みの音楽アーティスト、好みの音楽ジャンル、好みの書籍、好みの作家、好みの書籍ジャンル、好みのテレビ・ラジオ番組、1日の平均テレビ視聴時間、1日の平均ラジオ聴取時間、好みの食べ物、流行敏感度などのユーザ嗜好情報がある。
図2に示すように、内部記憶媒体25には、スケジュールおよび走行履歴が含まれる行動パターン情報Aとユーザの嗜好に合ったユーザ嗜好情報Bを記憶するユーザ情報記憶領域Cが設けられている。ユーザによってユーザ基本情報が入力されると、入力された情報によって初期テンプレートが生成され、ユーザ嗜好情報Bに記憶される。このテンプレートは、ユーザ毎に生成される。
本実施形態におけるナビゲーション装置1は、ユーザによる選曲操作、音楽購入操作、楽曲が記憶されたメディアの挿入操作等の各種操作を検知すると、ユーザの操作内容からユーザの嗜好に合った情報を取得して内部記憶媒体25に記憶されたユーザ嗜好情報に追加記憶してユーザの嗜好を学習する学習機能を備えている。この学習機能によって学習したユーザの嗜好に合った番組を生成し、生成した番組に従ってユーザの嗜好に合った情報を提供するようになっている。
次に、図3を参照して、制御回路24によるユーザ嗜好の学習機能について説明する。制御回路24は、イグニッションスイッチを介してバッテリから電源が供給されると、位置検出部11から入力される現在位置を特定するための情報に基づいて車両の現在位置を算出する現在位置算出処理等の処理を開始する。制御回路24は、これらの各処理と並行して図3に示す処理を繰り返し行う。
まず、操作スイッチ群17あるいはリモコンセンサ29から入力される信号に基づいてユーザ操作検知を行う。具体的には、TVチューナ18、FM・AMチューナ19、CDドライブ20、DVDドライブ21、MDドライブ22、外部オーディオインタフェース23、内部記憶媒体25、外部情報入出力部28のいずれかに対するユーザの操作を検知する(S100)。
ここで、ユーザの操作が検知されると、次に、操作情報を取得する(S102)。具体的には、TVチューナ18、FM・AMチューナ19、CDドライブ20、DVDドライブ21、MDドライブ22、外部オーディオインタフェース23、内部記憶媒体25、外部情報入出力部28に対する操作内容を示す操作情報を取得する。
次に、取得した操作情報に基づいて操作対象を判定する(S104)。具体的には、操作対象がCDドライブ20、DVDドライブ21、MDドライブ22、外部オーディオインタフェース23に接続された携帯オーディオ端末、内部記憶媒体25に対する楽曲再生に関するものであるか、外部情報入出力部28に対するものであるか、TVチューナ18、FM・AMチューナ19に対するものであるかを判定する。
操作対象がCDドライブ20、DVDドライブ21、MDドライブ22、外部オーディオインタフェース23に接続された携帯オーディオ端末および内部記憶媒体25のいずれかに対するものであると判定された場合、次に、音楽情報を取得する(S106)。具体的には、ユーザによって選曲操作された楽曲の音楽情報(アルバム名、トラック名、アーティスト名、ジャンル等)を、選曲操作された楽曲が記憶されているメディアあるいは内部記憶媒体25から取得する。
また、操作対象が外部情報入出力部28に対するものであると判定された場合、次に、外部情報を取得する(S108)。具体的には、外部情報入出力部28によって受信可能な外部情報(天気情報、交通情報、音楽番組、ニュース、ライブ中継等)の中からユーザの操作によって特定された外部情報を取得する。インターネットなどのネットワークから取得する外部情報としては、例えば、ユーザの操作によって特定されたインターネット上のウェブサイトのURL(Universal Reference Locator)、ウェブサイトに含まれるテキストデータ等を取得する。
また、操作対象がTVチューナ18とFM・AMチューナ19のいずれかであると判定された場合、次に、テレビ・ラジオ番組情報を取得する(S110)。具体的には、TVチューナ18あるいはFM・AMチューナ19によって受信可能な番組の中からユーザによって選択された番組情報(受信チャンネル、放送開始時刻、放送終了時刻等)を取得し、S112へ進む。
また、S114では、ユーザの操作スイッチ群17あるいはリモコンセンサ29から入力される信号に基づいて音楽購入検知を行う。具体的には、外部情報入出力部28を介してネットワークに接続されたセンタから音楽を視聴するためのライセンスキーを取得する購入操作が行われたかに基づいて音楽の購入操作の検知を行う。
ここで、音楽購入の操作が検知されると、次に、購入操作された音楽情報を取得する(S116)。具体的には、購入操作に基づいて購入操作された楽曲の音楽情報(アルバム名、トラック名、アーティスト名、ジャンル等)を取得し、S112へ進む。
また、S118では、ユーザによってCDドライブ20、DVDドライブ21およびMDドライブ22のいずれかへメディアが挿入されたときに、各ドライブ20〜22から出力されるメディア挿入の検知信号に基づいてユーザによるCDドライブ20、DVDドライブ21、MDドライブ22へのメディア挿入の検知を行う。
ここで、ユーザによるCDドライブ20、DVDドライブ21およびMDドライブ22のいずれかへのメディア挿入が検知されると、次に、挿入されたメディアに記憶された楽曲の音楽情報(アルバム名、トラック名、アーティスト名、ジャンル等)を取得し(S120)、S112へ進む。
S112では、このようにS106、S108、S110、S116、S120において取得したユーザの嗜好に合った情報を内部記憶媒体25に記憶されたユーザ嗜好情報に追加記憶してユーザの嗜好を学習する。すなわち、ユーザの選曲操作によって選曲された楽曲、ユーザの操作によって特定された外部情報(天気情報、交通情報、音楽番組、ニュース、ライブ中継等)、ユーザの操作によって選択されたテレビ・ラジオ番組、ユーザの購入操作によって購入された楽曲、ユーザのメディアの挿入操作によって挿入されたメディアに記憶された音楽情報をユーザの嗜好に合った音楽情報としてユーザ嗜好情報に追加記憶してユーザの嗜好を学習し、本処理を終了する。
このような学習機能によって、上記した内部記憶媒体25に記憶された初期テンプレートは、図4に示すテンプレートの更新処理によって随時更新される。
まず、ユーザの操作によって入力されるユーザに係るユーザ基本情報を取得し(S150)、次に、取得したユーザ基本情報に基づいて初期テンプレートを生成する(S152)。
次に、ユーザの嗜好に合った情報を取得する(S154)。具体的には、図3のS106、S108、S110、S116、S120において取得した各種情報をユーザの嗜好に合った情報として取得する(S154)。
次に、取得したユーザの嗜好に合った情報をユーザ嗜好情報に追加記憶することによりテンプレートを更新し(S156)、S154へ戻る。このようにS154〜S156を繰り返し、テンプレートを随時更新する。
次に、図5を参照して、制御回路24による番組生成処理について説明する。ユーザの操作に応じて表示画面にユーザ認証のための入力画面(例えば、名前とパスワードの入力画面)を表示させ、この表示画面に従ってユーザの操作により入力された情報に基づいてユーザ認証を行い、このユーザ認証によってユーザが認証されると、制御回路24は図5に示す番組生成処理を開始する。
まず、車両周辺の状況を認識するためのシーン判定処理を行う(S200)。図6に、シーン判定処理のフローチャートの一例を示す。
このシーン判定処理では、まず、日時情報を取得する(S210)。具体的には、内部カレンダを参照して年月日、時分秒、曜日を取得する。
次に、天気情報を取得する(S212)。具体的には、外部情報入出力部28を介して天気情報を取得する。
次に、走行環境に関する情報を取得する(S214)。具体的には、外部情報入出力部28を介して取得した交通情報(通行止め情報、渋滞情報)や、現在位置と地図データに基づいて走行道路の車線数等、走行環境に関する情報を取得する。
次に、走行情報を取得する(S216)。具体的には、ユーザの操作によって入力された目的地、目的地までの走行ルートが設定されている場合にはその走行ルート、目的地に到着するまでの予想走行時間等の走行情報を内部記憶媒体25から取得する。
次に、ユーザ情報記憶領域Cに記憶された行動パターン情報Aを取得する(S218)。具体的には、行動パターン情報Aから、スケジュールと過去の走行履歴を取得する。
次に、シーン判定を行う(S220)。具体的には、取得した日時情報に基づいて平日であるか休日であるかを判定し(S221)、取得した天気情報に基づいて天気(晴れ、曇り、雨等)を判定し、走行環境情報に基づいて渋滞中であるか否かを判定し(S223)、取得した走行情報に基づいて目的地を判定し(S224)、取得した走行情報と現在位置に基づいて走行ルートが高速道路であるか否かを判定する(S225)。
次に、これらの判定S221〜S225によって、状況(シーン)が決定される(S230)。図6に示す例では、「晴れの日の平日通勤。通勤道は渋滞しており、現在高速道路を走行中。」といった状況(シーン)が決定される。
図5の説明に戻り、S300では、内部記憶媒体25からユーザ嗜好情報を取得する。このユーザ嗜好情報は、ユーザによる各種操作内容からユーザの嗜好に合った情報が反映されたものである。
次に、ユーザ嗜好情報とシーン判定に基づいてタイムテーブル(番組)を生成する(S400)。具体的には、ベイジアン・ネットワーク・モデル等の確率ネットワーク・モデルを用いて、上述したようにユーザの操作内容に基づいて学習したユーザ嗜好情報とシーン判定処理によって決定した状況(シーン)からユーザの嗜好と状況(シーン)に適した情報を予測して、FMラジオ、AMラジオ、テレビ、CDドライブ、DVDドライブ、MDドライブ、携帯オーディオ端末、HDDオーディオ等の各情報源からユーザの嗜好に合った楽曲や番組を選択してタイムテーブルを作成する。なお、ベイジアン・ネットワーク・モデルを用いて各種情報にユーザの嗜好を反映させる技術は公知である(例えば、特開2004−355075参照)。
図7に、ユーザ嗜好情報とシーン判定に基づいて生成されたタイムテーブルの一例を示す。図に示すように、定期的に通知される交通情報、HDDに記憶されたユーザの好みのアーティストの音楽(JPOP)、ヘッドラインニュース、HDDに記憶されたユーザの好みのジャンルの音楽(最新JPOP)、時報、定期的に通知される交通情報、予め登録された地点のピンポイント天気情報、HDDに記憶されたユーザの好みのジャンルの音楽(ロック)といった番組内容を含むタイムテーブルが生成されている。
次に、生成されたタイムテーブルに従って番組再生を行う(S402)。具体的には、生成されたタイムテーブルに従って、FMラジオ、AMラジオ、テレビ、CDドライブ、DVDドライブ、MDドライブ、HDDオーディオ等の各情報源から音楽や番組を取得して提供する。
次に、シーン変更があるか否かを判定する。具体的には、シーン判定処理において決定した状況(シーン)に変更があるか否かを判定する(S404)。
ここで、シーン変更があると判定された場合、S404の判定はYESとなり、S200の処理へ戻る。また、シーン変更がないと判定された場合、S404の判定はNOとなり、ユーザ嗜好情報を取得して、前に取得したユーザ嗜好情報を比較して変更が有るか否かを判定する(S406)。
ここで、変化があると判定された場合、S406の判定はYESとなり、S200の処理へ戻る。また、変化がないと判定された場合、S406の判定はNOとなり、次に、タイムテーブルに従って全ての番組内容の提供が終了したか否かに基づいて番組が終了したか否かを判定する(S408)。
ここで、全ての番組内容の提供が終了してない場合、S408の判定はNOとなり、S402の処理へ戻る。また、全ての番組内容の提供が終了した場合、S418の判定はYESとなり、S200の処理へ戻る。
上記した構成によれば、ユーザによる操作内容からユーザの嗜好に合った情報を取得し、取得したユーザの嗜好に合った情報を内部記憶媒体25に記憶されたユーザ嗜好情報に記憶してユーザの嗜好を学習するので、よりユーザの嗜好に合った情報を提供することができる。
また、本実施形態におけるナビゲーション装置1は、内部記憶媒体25に記憶された楽曲の中から自動的に試聴曲を選曲して提供する機能を備えている。
本実施形態におけるナビゲーション装置1は、内部記憶媒体25に記憶された楽曲あるいは各ドライブ20〜22に挿入されたCD、DVD、MD等のメディアに記憶された楽曲を再生する通常モードと、内部記憶媒体25に記憶された試聴回数が制限された楽曲の中から自動的に試聴曲を選曲して再生する試聴モードの2つのモードを備えている。
図8(a)に、通常モードのコンテンツ再生時の表示画面の表示例を、図8(b)に、試聴モードのコンテンツ再生時の表示画面の表示例を示す。
図8(a)に示す通常モードの表示画面の「試聴モード」がユーザによって選択されると、図8(b)に示す試聴モードの表示画面に切り替わり、図8(b)に示す試聴モードの表示画面の「通常モード」が選択されると、図8(a)に示す通常モードの表示画面に切り替わる。
また、図8(a)、(b)に示した「コンテンツ設定」がユーザによって選択操作されると、図8(c)に示すコンテンツ設定の表示画面に切り替わる。
このコンテンツ設定の表示画面では、通常モードのコンテンツ再生時にユーザの嗜好を反映させるか否かを設定する「嗜好反映」と、試聴モードのコンテンツ再生時にユーザの嗜好を反映させるか否かを設定する「嗜好反映(試聴)」と、コンテンツ再生時にシーン判定処理によって決定される状況(シーン)を反映させるか否かを設定する「シーン判定」と、試聴曲のみを次々に再生する番組を提供するか、再生中の曲と曲の間にCM(コマーシャルメッセージ)のように試聴曲を織り交ぜて生成する番組を提供するかを選択する「試聴割込」の各設定画面が表示される。ユーザは、表示画面に従ってこれらの設定を行うようになっており、設定された内容は内部記憶媒体25に記憶される。
なお、このコンテンツ設定の表示画面の「戻る」がユーザよって選択されると、コンテンツ設定の表示画面の前に表示されていた画面表示に切り替わる。
また、図8(a)、(b)に示した表示画面の「番組切替」がユーザによって選択操作されると、図5に示した番組生成処理が開始され、新たなタイムテーブルが生成される。
また、図8(a)、(b)に示した表示画面の「試聴履歴」がユーザによって選択操作されると、図8(d)に示すような試聴履歴の表示画面が表示される。本実施形態におけるナビゲーション装置1では、「今日」、「昨日」、「一週間前」、「2週間前」といったように、試聴曲として再生した楽曲の一覧が、再生した時期毎に表示される。また、表示画面に表示すべき試聴曲の全てを一度に表示されない場合、スクロールバーが表示される。ユーザによるスクロールバーの操作により、試聴曲の表示を上限にスクロールさせることが可能となっている。また、この試聴履歴の表示画面には、ユーザの操作に応じて特定された試聴曲の再生指示を受け付けるための「試聴曲再生」と、ユーザの操作に応じて特定された試聴曲の購入指示を受け付けるための「試聴曲購入」の各操作スイッチも表示される。
次に、図9を参照して、制御回路24による試聴曲を含めた番組生成処理について説明する。制御回路24は、操作スイッチ群17あるいはリモコンセンサ29からユーザの操作に応じてコンテンツ再生を指示する信号が入力されると、図8(a)に示すようなコンテンツ再生の表示画面を表示させる。
そして、この表示画面に表示された「番組切替」がユーザにより選択操作されると、番組生成要求が入力されたことを検出し(S500)、次に、S600に示す試聴曲提供方法判定処理を行う。
図10に、試聴曲提供方法判定処理のフローチャートを示す。この試聴曲提供方法判定処理では、まず、図8(a)に示した「試聴モード」がユーザによって選択操作されたか否かを判定する(S602)。
ここで、「試聴モード」がユーザによって選択操作された場合、S602の判定はYESとなり、次に、番組取得対象を試聴曲のみに設定する(S604)。具体的には、番組取得対象を試聴曲のみに設定するフラグをオンに設定し、S700へ進む。なお、このフラグは通常オフに設定されている。
また、「試聴モード」がユーザによって選択操作されない場合、S602の判定はNOとなり、次に、試聴割込設定がオン(ON)であるか否かを判定する(S606)。具体的には、図8(c)に示したコンテンツ設定の画面表示に従って設定された「試聴割込」の設定がオンであるか否かを判定する。
ここで、「試聴割込」の設定がオンであると判定された場合、S606の判定はYESとなり、S700へ進む。なお、上記した番組取得対象を試聴曲のみに設定するフラグはオフに設定されたままとなる。
また、「試聴割込」の設定がオフであると判定された場合、S606の判定はNOとなり、番組生成処理(S608)へ進む。なお、この番組生成処理は、ユーザの操作によって選択された楽曲を順番に再生する通常モードのコンテンツ再生を行うための番組生成処理であり、以下、詳細については図示しないが、この番組生成処理によって生成された番組に従って各楽曲が再生される。
図9の説明に戻り、S700では、試聴曲データ取得方法判定処理を行う。図11に、試聴曲データ取得方法判定処理のフローチャートを示す。この試聴曲データ取得方法判定処理では、まず、嗜好反映(試聴)設定がオン(ON)であるか否かを判定する(S702)。具体的には、コンテンツ設定の画面表示に従って設定された「嗜好反映(試聴)」の設定がオンであるか否かを判定する。
ここで、「嗜好反映(試聴)」の設定がオフである場合、S702の判定はNOとなり、次に、試聴DB(データベース)から試聴曲を検索する(S704)。試聴曲の検索は、例えば、試聴DBの登録順に検索してもよく、アーティスト名やアルバム名を五十音順に検索してもよい。なお、試聴DBは、内部記憶媒体25に記憶された楽曲の中で試聴曲として提供可能な音楽情報(アルバム名、トラック名、アーティスト名、ジャンル等)がデータベース化されたものである。
次に、検索された試聴曲のこれまでの試聴回数が最小か否かを判定する(S706)。制御回路24は、試聴曲として再生した試聴曲名および試聴回数を試聴履歴として保存するようになっており、この試聴履歴に基づいてこれまでの試聴回数が最小か否かを判定する。例えば、試聴DBにこれまでの試聴回数が0回と1回の試聴曲が存在する場合、検索された試聴曲のこれまでの試聴回数が0回(最小)か否かを判定する。また、試聴DBにこれまでの試聴回数が1回と2回の試聴曲が存在する場合、検索された試聴曲のこれまでの試聴回数が1回(最小)か否かを判定する。
ここで、試聴回数が最小でない場合、S706の判定はNOとなり、S704の処理へ戻り、再度、試聴DB(データベース)から試聴曲を検索する。このように過去の試聴回数が少ない試聴曲を検索することで、同じ試聴曲ばかりを提供するといったことをなくし、より多くの試聴曲を提供することができる。
また、試聴回数が最小であると判定された場合、S704の判定はYESとなり、次に、試聴回数がN−1回未満か否かを判定する(S708)。ここで、Nは試聴制限回数である。試聴回数がN回に制限されている場合、過去の試聴回数がN−1回未満の試聴曲が試聴DBから検索され、その試聴曲を自動的に再生してしまうと、後でユーザが再試聴したいときに試聴できなくなってしまうことが考えられる。例えば、試聴制限回数が3回に制限されており、過去の試聴回数が2回の試聴曲を自動的に再生してしまうと、後でユーザが再試聴したいときに試聴できなくなってしまうことが考えられる。このように後でユーザが再試聴できなくなってしまうといったことをなくすため、試聴回数がN−1回未満か否かを判定するステップを設けている。
ここで、試聴回数がN−1回未満でない場合、S708の判定はNOとなり、S704へ戻り、再度、試聴DBから試聴曲を検索する。また、試聴回数がN−1回未満であると判定された場合、S708の判定はYESとなり、次に、試聴曲データを試聴DBから取得する(S710)。例えば、試聴DBに登録された順番で試聴曲データの音楽情報(アルバム名、トラック名、アーティスト名、ジャンル等)を取得する。
次に、取得した試聴曲データの数が、予め定められた試聴曲データ取得数M未満であるか否かを判定する(S711)。
取得した試聴曲データの数が、予め定められた試聴曲データ取得数M未満の場合、S711の判定はYESとなり、取得した試聴曲データの数が、予め定められた試聴曲データ取得数Mと等しくなるまで、S704〜S710の処理を繰り返す。そして、取得した試聴曲データの数が、予め定められた試聴曲データ取得数Mと等しくなると、S711の判定はNOとなり、S730へ進む。
また、「嗜好反映(試聴)」の設定がオンである場合、S702の判定はYESとなり、次に、内部記憶媒体25からユーザ嗜好情報Bを取得する(S712)。
次に、S704に示した処理と同様に、試聴DB(データベース)から試聴曲を検索する(S714)。
次に、S714において検索された試聴曲がS712において取得したユーザ嗜好情報Bに適合しているか否かを判定する(S716)。例えば、検索された試聴曲がユーザ嗜好情報Bに記憶されたユーザの好みのジャンルと一致する場合、検索された試聴曲がユーザ嗜好情報Bに適合すると判定し、検索された試聴曲がユーザの好みのジャンルと異なる場合、検索された試聴曲がユーザ嗜好情報Bに適合しないと判定する。
ここで、検索された試聴曲がユーザ嗜好情報Bに適合していないと判定された場合、S716の判定はNOとなり、S714へ戻り、再度、試聴DBから試聴曲を検索する。このようにしてユーザの嗜好に合った試聴曲が検索される。
また、検索された試聴曲がユーザ嗜好情報Bに適合していると判定された場合、S716の判定と同様に試聴回数が最小か否かを判定し(S718)、試聴回数が最小であると判定された場合、S708の判定と同様に試聴回数がN−1回未満か否かを判定する(S720)。
また、S720において試聴回数がN−1回未満であると判定(S720でYESと判定)された場合、次に、試聴曲データを取得する(S722)。具体的には、検索されたユーザの嗜好が反映された試聴曲の音楽情報(アルバム名、トラック名、アーティスト名、ジャンル等)を試聴DBから取得する。
次に、取得した試聴曲データの数が、予め定められた試聴曲データ取得数M未満であるか否かを判定する(S723)。
取得した試聴曲データの数が、予め定められた試聴曲データ取得数M未満の場合、S723の判定はYESとなり、取得した試聴曲データの数が、予め定められた試聴曲データ取得数Mと等しくなるまで、S714〜S722の処理を繰り返す。そして、取得した試聴曲データの数が、予め定められた試聴曲データ取得数Mと等しくなると、S723の判定はNOとなり、S730へ進む。
図9の説明に戻り、S730では、番組取得対象を試聴曲のみに設定するフラグの設定に基づいて番組生成を行う(S730)。具体的には、番組取得対象を試聴曲のみに設定するフラグがオンに設定されている場合には、試聴曲のみを次々に再生する番組を生成し、番組取得対象を試聴曲のみに設定するフラグがオフに設定されている場合には、再生中の曲と曲の間にCM(コマーシャルメッセージ)のように試聴曲を織り交ぜて再生する番組を生成する。なお、番組を生成する際に、S710において試聴DBの登録順に試聴曲データを取得している場合には、試聴曲を試聴DBの登録順に並べて番組を生成し、S722において試聴DBからユーザの嗜好が反映された試聴曲を取得している場合には、試聴DBからユーザの嗜好が反映された試聴曲を取得した順番に並べて番組を生成する。
次に、生成された番組に従って番組を提供する(S732)。具体的には、生成された番組に従って内部記憶媒体25に記憶された試聴回数が制限された楽曲の中から自動的に試聴曲を選曲して試聴曲を再生する。
次に、試聴曲として再生した試聴曲名および試聴回数を試聴履歴として保存し(S734)、本処理を終了する。
上記した構成によれば、ユーザ嗜好情報に基づいて内部記憶媒体25に記憶された試聴曲からユーザの嗜好に合った試聴曲を含む番組が生成され、この番組に従って試聴曲を含むコンテンツが提供されるので、ユーザは従来のように大量の試聴曲の中からユーザが試聴したい試聴曲を選択することなく試聴曲を気軽に試聴することができ、ユーザによる試聴曲購入の促進を図ることができる。
本実施形態におけるナビゲーション装置1は、再生した試聴曲を試聴履歴として保存しておき、この試聴履歴を表示する試聴履歴表示機能を備えている。次に、図12を参照して、制御回路24による試聴履歴表示処理について説明する。制御回路24は、操作スイッチ群17あるいはリモコンセンサ29からユーザの操作に応じてコンテンツ再生を指示する信号が入力されると、図8(a)に示すようなコンテンツ再生の表示画面を表示させる。
そして、この表示画面に表示された「試聴履歴」がユーザにより選択操作されると、試聴履歴表示要求が入力されたことを検出し(S800)、次に、試聴履歴が保存された試聴履歴から過去に再生された試聴曲の試聴履歴を取得する(S802)。
次に、取得した試聴履歴を表示画面に表示させる(S804)。具体的には、図8(d)に示したような試聴曲の再生操作のための「試聴曲再生」と試聴曲の購入操作のための「試聴曲購入」を含む試聴履歴の表示画面を表示させる。
次に、ユーザによる「試聴曲再生」または「試聴曲購入」のいずれかの操作があるか否かを判定する(S806)。
ユーザによって表示画面に表示された試聴曲の中から特定の試聴曲が選択された後、「試聴曲再生」が選択操作されると、S806において「試聴曲再生」の操作があったと判定され、試聴曲を再生させるとともに試聴曲再生の表示画面(図示せず)を表示させ(S808)、本処理を終了する。
また、ユーザによって表示画面に表示された試聴曲の中から特定の試聴曲が選択された後、「試聴購入」が選択操作されると、S806において「試聴購入」の操作があったと判定され、次に、試聴曲購入の表示画面(図示せず)を表示させ(S810)、本処理を終了する。
上記した構成によれば、ナビゲーション装置1は、過去に再生した試聴曲が記憶された試聴履歴を表示するので、従来のように過去に試聴した試聴曲を最初から探し出す操作を行うことなく、過去の試聴した試聴曲を容易に探し出すことができる。
なお、試聴曲購入の表示画面に従って操作することにより、ネットワークを介して接続されたセンタから音楽を視聴するためのライセンスキーを取得し、購入操作を行った音楽を何度でも聞くことが可能となる。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、内部記憶媒体25が記憶手段に相当し、S730の処理が番組生成手段に相当し、S732の処理が番組提供手段に相当し、S734の処理が試聴履歴記憶手段に相当し、S714の処理が検索手段に相当し、S718の処理が第1の判定手段に相当し、S720の処理が第2の判定手段に相当し、S804の処理が試聴履歴表示手段に相当し、図8(d)に「試聴曲再生」として表示された操作スイッチが試聴曲再生指示手段に相当し、図8(d)に「試聴曲購入」として表示された操作スイッチが試聴購入指示手段に相当する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、ナビゲーション装置1を用いて車載情報提供装置を構成した例を示したが、パーソナルコンピュータ(PC)や携帯端末などを用いて車載情報提供装置を構成してもよい。
また、上記実施形態では、試聴回数に制限が設けられた試聴曲を含む番組を生成し再生する例を示したが、例えば、試聴期間に制限が設けられた試聴曲を含む番組を生成し再生する場合に適用してもよい。
また、上記実施形態では、S704で検索された試聴曲が、S706において過去の試聴回数が最小であると判定され、かつ、S708において過去の試聴回数が試聴制限の回数から1を差し引いた回数未満であると判定された場合に、この試聴曲を含む番組を生成する例を示したが、S704で検索された試聴曲が、S706とS708のいずれか一方で肯定判定された場合に、この試聴曲を含む番組を生成してもよい。
また、上記実施形態では、S708およびS718の処理において、試聴回数がN−1回未満か否かを判定する例を示したが、例えば、試聴回数がN回未満か否かを判定するようにしてもよく、試聴回数がN−2回未満か否かを判定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、S730において、番組取得対象を試聴曲のみに設定するフラグがオフに設定されている場合に、再生中の曲と曲の間にCM(コマーシャルメッセージ)のように試聴曲を織り交ぜて再生する番組を生成する例を示したが、例えば、交通情報、天気情報、テレビ番組、ラジオ番組等の各種コンテンツの間にCMのように試聴曲を織り交ぜて再生する番組を生成してもよい。
また、上記実施形態では車載情報提供装置として、試聴回数に制限が設けられた試聴曲が内部記憶媒体25に記憶された場合の例を示したが、例えば、試聴曲の試聴可能な総曲数が制限される場合や、試聴した曲が一定期間(例えば、3日間)を経過すると制限される場合など、各種試聴制限が設けられた場合に適用してもよい。
また、上記実施形態では車載情報提供装置として、試聴回数に制限が設けられた試聴曲が内部記憶媒体25に記憶された場合の例を示したが、例えば、インターネットなどのネットワークから音楽データを取得して試聴する場合に適用することもできる。このような場合においても、例えば、インターネットなどのネットワークから音楽データ(例えば、MP3フォーマットの音楽データ)をダウンロードする場合には試聴制限が設けられ、ストリーミングで再生する場合には試聴制限が設けられないといったように、様々な形態で試聴制限が設けられることが考えられるが、各種試聴制限が設けられた場合に適用してもよい。
本発明に係る車載情報提供装置の全体構成を示す図である。 行動パターン情報Aとユーザ嗜好情報Bについての説明図である。 制御回路によるユーザ嗜好の学習機能についての説明図である。 制御回路によるテンプレートの更新処理を示す図である。 制御回路による番組生成処理を示す図である。 シーン判定処理のフローチャートの一例を示す図である。 番組生成処理によって生成されたタイムテーブルの一例を示す図である。 (a)は、通常モードのコンテンツ再生時の表示画面の表示例、(b)は、試聴モードのコンテンツ再生時の表示画面の表示例、(c)は、コンテンツ設定画面の表示例、(d)は、試聴履歴の表示画面の表示例を示す図である。 制御回路による試聴曲を含めた番組生成処理を示す図である。 試聴曲提供方法判定処理のフローチャートである。 試聴曲データ取得方法判定処理のフローチャートである。 制御回路による試聴履歴表示処理を示す図である。
符号の説明
1…ナビゲーション装置、11…位置検出部、12…地磁気センサ、
13…ジャイロスコープ、14…距離センサ、15…GPS受信機、
17…操作スイッチ群、18…TVチューナ、19…FM・AMチューナ、
20…CDドライブ、21…DVDドライブ、22…MDドライブ、
23…外部オーディオインタフェース、24…制御回路、25…内部記憶媒体、
26…表示部、27…音声出力部、28…外部情報入出力部、29…リモコンセンサ、
29a…リモコン。

Claims (8)

  1. 試聴制限が設けられた試聴曲を記憶するとともにユーザの嗜好に合ったユーザ嗜好情報を記憶する記憶手段と、
    前記ユーザ嗜好情報に基づいて前記記憶手段に記憶された前記試聴曲からユーザの嗜好に合った試聴曲を含む番組を生成する番組生成手段と、
    前記番組生成手段によって生成された前記番組に従って前記試聴曲を含むコンテンツを提供する番組提供手段と、を備えたことを特徴とする車載情報提供装置。
  2. 前記番組生成手段は、前記記憶手段に記憶された前記試聴曲のみを含む番組を生成することを特徴とする請求項1に記載の車載情報提供装置。
  3. 前記番組生成手段は、前記記憶手段に記憶された前記試聴曲以外のコンテンツの合間に前記試聴曲を織り交ぜて前記番組を生成することを特徴とする請求項1に記載の車載情報提供装置。
  4. 前記記憶手段から試聴曲を検索する検索手段と、
    前記検索手段によって検索された試聴曲の過去の試聴回数が最小か否かを判定する第1の判定手段と、を備え、
    前記番組生成手段は、前記第1の判定手段によって前記過去の試聴回数が最小であると判定された試聴曲を前記番組に含ませることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車載情報提供装置。
  5. 前記検索手段によって検索された試聴曲の過去の試聴回数が前記試聴制限の回数から1を差し引いた回数未満か否かを判定する第2の判定手段と、を備え、
    前記番組生成手段は、前記第2の判定手段によって前記過去の試聴回数が前記試聴回数の制限数から1を差し引いた回数未満であると判定された試聴曲を前記番組に含ませることを特徴とする請求項4に記載の車載情報提供装置。
  6. 再生した試聴曲の試聴履歴を記憶する試聴履歴記憶手段と、
    前記試聴履歴記憶手段に記憶された前記試聴曲の試聴履歴に基づいて、前記試聴曲の試聴履歴を表示する試聴履歴表示手段と、を備えたことを特徴とする車載情報提供装置。
  7. 前記試聴履歴表示手段によって表示された前記試聴曲の試聴履歴の中からユーザの操作に応じて特定された試聴曲の再生指示を受け付ける試聴曲再生指示手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載の車載情報提供装置。
  8. 前記試聴履歴表示手段によって表示された前記試聴曲の試聴履歴の中からユーザの操作に応じて特定された試聴曲の購入指示を受け付ける試聴購入指示手段を備えたことを特徴とする請求項6または7に記載の車載情報提供装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009266083A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Kddi Corp 試聴用コンテンツ配信システムおよび端末装置

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