JP2006186473A - 情報処理システム、及び情報端末装置 - Google Patents

情報処理システム、及び情報端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】車両などでの移動中に受信状態が変化した場合であっても、放送の続きを視聴
できるようにする情報処理システムを提供すること。
【解決手段】車両1に搭載される、放送により提供される放送情報を受信する放送情報
受信機能を有した情報端末装置2と、静止状態で使用される、放送情報受信機能を有した
サーバー5とを含んで構成されると共に、放送波受信機9で受信された放送情報が記憶手
段8で記憶されるように構成された情報処理システムであって、情報端末装置2に、車両
1の先の進路の電波状態が低下する場合、ネットワーク4を介して、サーバー5へ放送情
報の受信を指示する手段を装備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は情報処理システム、及び情報端末装置に関し、より詳細には、放送により提供
される放送情報を受信する放送情報受信機能や、再生リストに従って、楽曲データを再生
する機能を有した情報端末装置を含んで構成される情報処理システム、及びそれを構成す
る情報端末装置に関する。
自宅でラジオ放送やテレビ放送を視聴中に外出しなければならなくなった場合、車両に
搭載されたオーディオ装置で放送の続きを視聴することはできるが、自宅から車両へ移動
する間の放送分を視聴することができない。これと同様に、車両でラジオ放送やテレビ放
送を視聴中に自宅へ戻らなければならなくなった場合、自宅のオーディオ装置で放送の続
きを視聴することはできるが、車両から自宅へ移動する間の放送分を視聴することができ
ない。
このような問題を解決するものとして、例えば、下記の特許文献1には、自宅のオーデ
ィオ装置で、放送の続き部分を録音又は録画させ、録音情報又は録画情報を車両のオーデ
ィオ装置へ転送させて、移動期間中の放送内容を車両到着後に漏れなく視聴できるように
した技術について開示されている。また、下記の特許文献2には、車両が自宅のガレージ
に着いたときに、自宅のオーディオ装置で放送の続きを録音又は録画させ、移動期間中の
放送内容を帰宅後に漏れなく視聴できるようにした技術について開示されている。
ところで、車両などでの移動中は、電波の受信状況が変化するため、ラジオ放送やテレ
ビ放送を間断なく視聴することができなくなる場合がある。特に、長距離移動の場合、放
送受信エリアから外れてしまうことがある。放送受信エリアから外れてしまうと、ラジオ
放送やテレビ放送をそのまま視聴し続けることはできない。
上記したように、自宅から車両への移動期間中や、車両から自宅への移動期間中の放送
内容を漏れなく視聴できるようにした技術については、各種提案がなされているが、車両
などでの移動中に受信状態が変化した場合にも、放送の続きを視聴できるようにしたもの
はこれまでになかった。
また、最近ではHDDなどの大容量記憶装置が普及し、一つの記憶装置に数多くの楽曲
(例えば、数千から1万曲)に関するデータを記憶させておくことができるようになって
いる。例えば、図13に示したように、HDD101に、CD102−1〜CD102−
nに収録されている楽曲そのもののデータ(以降、楽曲データとも記す)及びTOC(Ta
ble Of Contents )情報(例えば、楽曲数や総演奏時間)が記憶され、さらにはCDに関
する情報(例えば、タイトル名や収録されている楽曲数、収録されている楽曲の総演奏時
間、歌手名、各楽曲の曲名・演奏時間・ジャンル)が記憶されている。
楽曲データやTOC情報については、CD102−1〜CD102−nからデータを読
み出してHDD101に記憶させれば良く、CDに関する情報については、これら情報を
提供するサービス機関103があるため、サービス機関103から提供される情報を取得
してHDD101に記憶させれば良い。なお、サービス機関103から提供されたCDに
関する情報が、HDD101に記憶されているどの楽曲データに対応したものであるのか
は、収録されている楽曲数と総演奏時間から判断することができ、例えば、第1番目に記
憶されている、タイトル名が「大発明」であるCD(楽曲数16曲、総演奏時間51分1
2秒)に関する情報は、第2番目に記憶されている楽曲データ(CD102−2に収録さ
れていた楽曲データ)に対応したものであると判断することができるようになっている。
また、HDD101に記憶されている楽曲データの中から、使用者により聴きたい楽曲
が幾つか選択されると、その選択に基づいて楽曲再生リストを作成し、作成した楽曲再生
リストに従って、順番に楽曲を再生していくといった機能がある。
しかしながら、このような楽曲再生リストに従って楽曲を再生していく場合にも、ラジ
オ放送やテレビ放送を視聴している場合と同様の問題がある。例えば、車両などでの移動
中に、楽曲再生リストに従って再生される楽曲を聴いている場合、楽曲再生リストに入っ
ている全ての楽曲の再生が終了していないときに、目的地へ到着するなどして車両から降
りることになると、残りの楽曲をそのまま続けて聴くことはできない。また、自宅などで
楽曲再生リストに従って再生される楽曲を聴いている場合に、外出しなければならなくな
ると、やはり残りの楽曲をそのまま続けて聴くことはできない。
特開2002−157866号公報 特開2002−290350号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、車両などでの移動中に受信状態が変化
した場合であっても、放送の続きを視聴できるようにしたり、また、車両内で聴取してい
た楽曲を、車両から降りた後でも、引き続き聴取できるようにする情報処理システム、及
び情報端末装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係る情報処理システム(1)は、移動体に搭載され
る、放送により提供される放送情報を受信する放送情報受信機能を有した情報端末装置と
、静止状態で使用される、前記放送情報受信機能を有した放送情報受信装置と、前記放送
情報を記憶する放送情報記憶装置とを含んで構成されると共に、前記放送情報受信装置で
受信された前記放送情報が、前記放送情報記憶装置で記憶されるように構成された情報処
理システムであって、前記情報端末装置が、前記移動体の先の進路の電波状態に基づいて
、前記放送情報を前記放送情報記憶装置で記憶させる必要があるか否かを判断する記憶要
否判断手段と、該記憶要否判断手段により、前記放送情報を前記放送情報記憶装置で記憶
させる必要があると判断された場合、前記放送情報受信装置に対して前記放送情報の受信
を指示する受信指示手段とを備えていることを特徴としている。
上記情報処理システム(1)によれば、前記移動体の先の進路(走行することが予想さ
れる場所)の電波状態に基づいて、前記放送情報を前記放送情報記憶装置で記憶させる必
要があるか否かが判断され、前記放送情報を前記放送情報記憶装置で記憶させる必要があ
ると判断された場合、静止状態で使用される前記放送情報受信装置(例えば、自宅に設置
されている録画装置)に対して前記放送情報の受信が指示される。また、前記放送情報受
信装置で受信された前記放送情報は、前記放送情報記憶装置で記憶される。
すなわち、使用者が視聴中のテレビ放送(又は聴取中のラジオ放送)を受信できない領
域に前記移動体が進入することが予想される場合、そのテレビ放送情報をHDD(Hard D
isk Drive )などの記憶装置に記憶させておくことができる。従って、HDDに記憶され
ているテレビ放送情報を利用することによって、テレビ放送の続きを視聴することができ
る。
また、携帯電話などの移動体通信手段を用いて、HDDに記憶されているテレビ放送情
報の読み出しが可能であり、かつ前記移動体が前記移動体通信手段の通信サービスエリア
内を走行中であれば、テレビ放送を受信できない領域を走行中であったとしても、テレビ
放送の続きを視聴することができる。
また、本発明に係る情報処理システム(2)は、上記情報処理システム(1)において
、前記先の進路は、目的地へ到達するまでの前記移動体の走行ルートに基づいて決定され
るように構成されていることを特徴としている。
上記情報処理システム(2)によれば、前記先の進路(走行することが予想される場所
)が、目的地へ到達するまでの前記移動体の走行ルートに基づいて決定されるので、前記
先の進路の予想精度を高めることができる。従って、より適切なタイミングで、必要な放
送情報を前記放送情報記憶装置へ記憶させることができる。
また、本発明に係る情報処理システム(3)は、上記情報処理システム(1)又は(2
)において、前記先の進路の電波状態は、マップ情報記憶手段に記憶されている放送サー
ビスエリアを示したマップ情報に基づいて決定されるように構成されていることを特徴と
している。
上記情報処理システム(3)によれば、前記先の進路の電波状態が、前記放送サービス
エリアを示したマップ情報(放送電波の受信良好なエリアや、受信可能なエリア、受信不
可能なエリアを示した情報)に基づいて決定されるので、視聴中のテレビ放送(又は聴取
中のラジオ放送)が受信できなくなるか否かといった判断などを精度良く行うことができ
る。
また、本発明に係る情報処理システム(4)は、上記情報処理システム(3)において
、前記情報端末装置が、放送電波の状態を監視する電波状態監視手段と、該電波状態監視
手段により得られる情報と、現在位置検出手段から得られる前記移動体の現在位置情報と
、前記放送サービスエリアを示したマップ情報とに基づいて、前記マップ情報記憶手段に
記憶されているマップ情報を更新する更新手段とを備えていることを特徴としている。
上記情報処理システム(4)によれば、前記電波状態監視手段により得られる情報と、
前記移動体の現在位置情報と、前記マップ情報とに基づいて、前記マップ情報記憶手段に
記憶されているマップ情報が更新される。前記電波状態監視手段により得られる情報と、
前記移動体の現在位置情報とに基づいて、場所毎の実際の放送電波の受信状態を知ること
ができる。従って、前記放送サービスエリアを示したマップ情報の精度を高めることがで
きる。
また、本発明に係る情報処理システム(5)は、上記情報処理システム(1)〜(4)
のいずれかにおいて、前記放送情報記憶装置を管理する放送情報管理装置が、前記放送情
報の転送要求を受けると、前記放送情報記憶装置に記憶されている前記放送情報を転送要
求元へ転送する放送情報転送手段を備えていることを特徴としている。
上記情報処理システム(5)によれば、前記放送情報管理装置が、前記放送情報の転送
要求を受けると、前記放送情報記憶装置に記憶されている前記放送情報が転送要求元へ転
送される。換言すれば、前記放送情報の転送を要求すれば、前記放送情報を取得すること
ができる。従って、テレビ放送の続きを視聴することができる。
また、本発明に係る情報処理システム(6)は、上記情報処理システム(5)において
、前記情報端末装置が、移動体通信手段を用いて、前記放送情報記憶装置からの前記放送
情報の転送を要求する転送要求手段と、該転送要求手段による転送要求に応じて転送され
てきた前記放送情報を再生する放送情報再生手段とを備えていることを特徴としている。
上記情報処理システム(6)によれば、前記情報端末装置が、前記移動体通信手段を用
いて、前記放送情報記憶装置からの前記放送情報の転送を要求する転送要求手段と、該転
送要求手段による転送要求に応じて転送されてきた前記放送情報を再生する放送情報再生
手段とを備えているので、前記移動体が前記移動体通信手段の通信サービスエリア内を走
行中であれば(又は通信サービスエリアから外れていたとしても、エリアから外れる前に
前記放送情報を取得していれば)、移動中であってもテレビ放送の続きを視聴することが
できる。
また、本発明に係る情報処理システム(7)は、上記情報処理システム(6)において
、前記移動体通信手段の通信不良で、前記放送情報の転送が完了していない場合、前記転
送要求手段が、前記移動体通信手段の通信状態が回復すると、前記放送情報の転送要求を
再開するものであることを特徴としている。
上記情報処理システム(7)によれば、前記移動体通信手段の通信状態が回復すると、
前記放送情報の転送要求が再開されるので、視聴できなくなったテレビ放送(又は聴取で
きなくなったラジオ放送)をできるだけ早く使用者へ提供することができる。
また、本発明に係る情報処理システム(8)は、上記情報処理システム(5)〜(7)
のいずれかにおいて、前記放送情報転送手段が、前記放送情報の転送要求元が、前記情報
端末装置以外の端末装置である場合、所定の条件が満たされているとき、前記放送情報を
転送するものであることを特徴としている。
上記情報処理システム(8)によれば、前記放送情報の転送要求元が、前記情報端末装
置以外の端末装置である場合、前記所定の条件が満たされているとき、前記放送情報が転
送される。換言すれば、前記所定の条件が満たされていないと、前記放送情報は転送され
ない。従って、必要が無いに(又は必要性が低いに)も拘らず、前記放送情報が自宅の端
末装置などへ転送されるのを防ぐことができる。
また、本発明に係る情報処理システム(9)は、上記情報処理システム(8)において
、前記所定の条件が、前記情報端末装置への前記放送情報の転送が完了していないこと、
又は前記情報端末装置で前記放送情報の再生が完了していないことであることを特徴とし
ている。
上記情報処理システム(9)によれば、前記所定の条件が、前記情報端末装置への前記
放送情報の転送が完了していないこと、又は前記情報端末装置で前記放送情報の再生が完
了していないことである。前記移動体に搭載される前記情報端末装置への前記放送情報の
転送が完了している場合には、車両内などで既にテレビ放送の続きなどを視聴している可
能性が高い。また、前記情報端末装置で前記放送情報の再生が完了している場合にも、テ
レビ放送の続きなどを視聴している可能性が高い。従って、使用者が既にテレビ放送の続
きなどを視聴している場合には、自宅の端末装置などへ前記放送情報が転送されないよう
にすることができる。
また、本発明に係る情報処理システム(10)は、上記情報処理システム(5)〜(9
)のいずれかにおいて、前記放送情報転送手段が、前記放送情報の転送要求元である装置
で再生可能なデータ形式に変換して、前記放送情報を転送するものであることを特徴とし
ている。
上記情報処理システム(10)によれば、前記放送情報の転送要求元である装置で再生
可能なデータ形式に変換して、前記放送情報が転送される。従って、視聴中のテレビ放送
(又は聴取中のラジオ放送)を受信できない領域に前記移動体が進入したとしても、その
テレビ放送を確実に視聴することができる。
また、本発明に係る情報処理システム(11)は、再生リストに従って、楽曲データを
再生する機能を有した情報端末装置を含んで構成される情報処理システムであって、前記
情報端末装置が、選択対象となっている楽曲の中から楽曲を選択し、楽曲の再生リストを
作成する再生リスト作成手段と、該再生リスト作成手段により作成された再生リストに従
って、楽曲データ記憶手段に記憶されている楽曲データを再生する第1の楽曲データ再生
手段と、前記再生リスト作成手段により作成された再生リストを示した再生リスト情報を
、再生リスト情報を管理する再生リスト情報管理装置へ送信する再生リスト情報送信手段
を備え、前記再生リスト情報管理装置が、所定の転送先へ、前記再生リスト情報を転送す
る再生リスト情報転送手段を備えていることを特徴としている。
上記情報処理システム(11)によれば、前記情報端末装置で作成された再生リストを
示した前記再生リスト情報が、前記所定の転送先へ転送される。例えば、車両に搭載され
たオーディオ装置で作成された再生リストを示した再生リスト情報を、自宅のオーディオ
装置へ転送したり、その逆に、自宅のオーディオ装置で作成された再生リストを示した再
生リスト情報を、車両に搭載されたオーディオ装置へ転送することができる。これにより
、例えば、車両から降りた後にも、車両で利用していた再生リストを利用することができ
たり、自宅で利用していた再生リストを、車両でも利用することができる。
また、本発明に係る情報処理システム(12)は、上記情報処理システム(11)にお
いて、前記情報端末装置が、前記再生リスト情報管理装置からの前記再生リスト情報の転
送を要求する再生リスト情報転送要求手段と、該再生リスト情報転送要求手段による転送
要求に応じて転送されてきた前記再生リスト情報が示す再生リストに従って、前記楽曲デ
ータ記憶手段に記憶されている楽曲データを再生する第2の楽曲データ再生手段とを備え
ていることを特徴としている。
上記情報処理システム(12)によれば、他の装置で作成された再生リストに従って、
楽曲データを再生することができる。これにより、例えば、車両から降りた後にも、車両
で利用していた再生リストに含まれている楽曲を聴くことができたり、自宅で利用してい
た再生リストに含まれている楽曲を、車両内でも聴くことができる。
また、本発明に係る情報処理システム(13)は、上記情報処理システム(12)にお
いて、前記楽曲データ記憶手段に、前記再生リストに含まれている楽曲に対応する楽曲デ
ータが存在しない場合、前記第2の楽曲データ再生手段が、当該楽曲を飛ばして、前記楽
曲データ記憶手段に記憶されている楽曲データを再生するものであることを特徴としてい
る。
上記情報処理システム(13)によれば、前記楽曲データ記憶手段に、他の装置で作成
された再生リストに含まれている楽曲に対応する楽曲データが存在しない場合にも、対応
可能であり、不具合が生じるのを防止することができる。
また、本発明に係る情報処理システム(14)は、上記情報処理システム(11)〜(
13)のいずれかにおいて、前記情報端末装置が、楽曲再生状況に関する再生状況情報を
、前記再生リスト情報管理装置へ送信する再生状況情報送信手段を備えていることを特徴
としている。
上記情報処理システム(14)によれば、前記情報端末装置での楽曲再生状況に関する
再生状況情報(例えば、再生リストに含まれる楽曲のうち、何番目の楽曲まで再生が終了
したのかを示した情報)が、前記再生リスト情報管理装置へ送信される。従って、該再生
リスト情報管理装置では、前記情報端末装置での楽曲再生状況を把握することができるの
で、それに応じた適切な処理をすることが可能となる。
また、本発明に係る情報処理システム(15)は、上記情報処理システム(14)にお
いて、前記再生リスト情報転送手段が、前記所定の転送先へ、前記再生リスト情報と合わ
せて、前記再生状況情報を転送するものであり、前記第2の楽曲データ再生手段が、前記
再生状況情報に基づいて、未再生、又は再生途中であった楽曲の先頭から演奏されるよう
に、楽曲データを再生するものであることを特徴としている。
上記情報処理システム(15)によれば、前記再生状況情報に基づいて、未再生、又は
再生途中であった楽曲の先頭から演奏されるように、楽曲データが再生される。これによ
り、例えば、車両内で演奏途中であった楽曲を、自宅のオーディオ装置で先頭から聴くこ
とができる。
また、本発明に係る情報処理システム(16)は、上記情報処理システム(14)にお
いて、前記再生リスト情報転送手段が、前記所定の転送先へ、前記再生状況情報に基づい
て、再生が完了したものが削除された再生リストに関する再生リスト情報を転送するもの
であることを特徴としている。
上記情報処理システム(16)によれば、転送される再生リスト情報が、再生が完了し
たものが削除された再生リストを示しているので、未再生、又は再生途中であった楽曲か
ら演奏されるように、楽曲データが再生されることとなる。これにより、例えば、車両内
で演奏途中であった楽曲を、自宅のオーディオ装置で先頭から聴くことができる。
また、本発明に係る情報処理システム(17)は、再生リストに従って、楽曲データを
再生する機能を有した情報端末装置を含んで構成される情報処理システムであって、前記
情報端末装置が、選択対象となっている楽曲の中から楽曲を選択し、楽曲の再生リストを
作成する再生リスト作成手段と、該再生リスト作成手段により作成された再生リストに従
って、楽曲データ記憶手段に記憶されている楽曲データを再生する第1の楽曲データ再生
手段と、前記再生リスト作成手段により作成された再生リストを示した再生リスト情報、
及び前記再生リストに含まれている楽曲の楽曲データを、再生リスト及び楽曲データを管
理する再生リスト情報管理装置へ送信する再生リスト情報送信手段を備え、前記再生リス
ト情報管理装置が、所定の転送先へ、前記再生リスト情報、及び該再生リスト情報が示す
再生リストに含まれている楽曲の楽曲データを転送する再生リスト情報転送手段を備えて
いることを特徴としている。
上記情報処理システム(17)によれば、前記情報端末装置で作成された再生リストを
示した前記再生リスト情報が、前記所定の転送先へ転送される。例えば、車両に搭載され
たオーディオ装置で作成された再生リストを示した再生リスト情報を、自宅のオーディオ
装置へ転送したり、その逆に、自宅のオーディオ装置で作成された再生リストを示した再
生リスト情報を、車両に搭載されたオーディオ装置へ転送することができる。これにより
、例えば、車両から降りた後にも、車両で利用していた再生リストを利用することができ
たり、自宅で利用していた再生リストを、車両でも利用することができる。また、前記再
生リスト情報だけでなく、楽曲データについても転送されるので、どの環境においても、
同様の楽曲再生を実現することができる。
また、本発明に係る情報端末装置(1)は、上記情報処理システム(1)〜(10)の
いずれかを構成する、前記移動体に搭載される情報端末装置であり、前記移動体の先の進
路の電波状態に基づいて、前記放送情報受信装置に対して前記放送情報の受信を指示する
ものであることを特徴としている。
上記情報端末装置(1)によれば、視聴中のテレビ放送(又は聴取中のラジオ放送)を
受信できない領域に前記移動体が進入することが予想される場合、そのテレビ放送情報を
HDDなどの記憶装置に記憶させておくことができる。従って、HDDに記憶されている
テレビ放送情報を利用することによって、テレビ放送の続きを視聴することができる。
また、携帯電話などの移動体通信手段を用いて、HDDに記憶されているテレビ放送情
報の読み出しが可能であり、かつ前記移動体が前記移動体通信手段の通信サービスエリア
内を走行中であれば、テレビ放送を受信できない領域を走行中であったとしても、テレビ
放送の続きを視聴することができる。
また、本発明に係る情報端末装置(2)は、上記情報処理システム(11)〜(17)
のいずれかを構成する情報端末装置であり、選択対象となっている楽曲の中から楽曲を選
択し、楽曲の再生リストを作成し、作成した再生リストに関する情報を前記再生リスト情
報管理装置へ転送し得るものであることを特徴としている。
上記情報端末装置(2)によれば、作成した再生リストを示した前記再生リスト情報を
、前記所定の転送先へ転送させることができる。例えば、車両に搭載されたオーディオ装
置で作成した再生リストを示した再生リスト情報を、自宅のオーディオ装置へ転送させた
り、その逆に、自宅のオーディオ装置で作成した再生リストを示した再生リスト情報を、
車両に搭載されたオーディオ装置へ転送させることができる。これにより、例えば、車両
から降りた後にも、車両で利用していた再生リストを利用することができたり、自宅で利
用していた再生リストを、車両でも利用することができる。
以下、本発明に係る情報処理システム、及び情報端末装置の実施の形態を図面に基づい
て説明する。図1は、実施の形態(1)に係る情報処理システムの要部を概略的に示した
ブロック図である。図中1は車両を示しており、車両1にはナビゲーション機能と放送に
より提供される放送情報を受信する放送情報受信機能とを有した情報端末装置2が装備さ
れている。情報端末装置2には、携帯電話などの移動体通信手段(図示せず)が接続され
ており、この移動体通信手段を用いて、基地局3を介して、インターネットなどのネット
ワーク4と繋がることができ、ネットワーク4に接続されているサーバー5などとの間で
データのやり取りを行うことができるようになっている。
サーバー5(本発明の放送情報管理装置に相当)は、CPU(図示せず)などを有した
マイコン6と、ネットワーク4と接続するための通信手段7と、記憶手段8(本発明の放
送情報記憶装置に相当)と、テレビ放送波を受信するための放送波受信機9とを含んで構
成されている。放送波受信機9にはアンテナ10が接続されている。
図2は、実施の形態(1)に係る情報端末装置2の要部を概略的に示したブロック図で
ある。情報端末装置2は、CPU(図示せず)などを有したマイコン11と、地図データ
や施設データなどが記憶されたDVD−ROM12から地図データなどを読み出すための
DVDドライブ13と、ボタンスイッチ14aを有したリモコン14と、ディスプレイ1
5とを含んで構成されている。
マイコン11に接続されているGPS受信機16は、アンテナ17を介して衛星からの
GPS信号を受信するものであり、マイコン11はGPS信号に基づいて自車位置を割り
出すことができるようになっている。また、マイコン11には移動体通信手段18が接続
されており、この移動体通信手段18を使って、サーバー5(図1参照)などとの間でデ
ータのやり取りを行うことができるようになっている。
また、マイコン11には自車の速度に関するデータを検出するための車速センサ19と
、自車の水平面内における方位に関するデータを検出するためのジャイロセンサ20とが
接続されている。また、マイコン11には各種データを記憶しておくための記憶手段21
が接続され、サーバー5などから送信されてきたデータや、リモコン14などを使って入
力された情報などが記憶されるようになっており、例えば、記憶手段21には、放送局毎
の放送サービスエリアを示したマップ情報や、移動体通信手段の種類毎の通信サービスエ
リアを示したマップ情報、テレビの番組情報(番組の開始時間や終了時間など)が記憶さ
れるようになっている。
また、情報端末装置2は、アンテナ22に接続された、テレビ放送波を受信するための
放送波受信機23を含んでおり、放送波受信機23で受信された映像信号はディスプレイ
15へ出力され、音声信号は音声出力手段24を介してスピーカ25から出力されるよう
になっている。放送波受信機23はマイコン11に接続されており、リモコン14などを
使って放送局を選局することができ、また、マイコン11では受信中の放送局を認識する
ことができるようになっている。
次に、実施の形態(1)に係る情報端末装置2におけるマイコン11の行う処理動作[
1−1]を図3−1〜図3−3に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この
処理動作[1−1]は放送波受信機23を使って、テレビ放送波を受信し、使用者がテレ
ビ放送を視聴している場合に、所定の期間毎に行われる動作である。
まず、放送波受信機23から得られる情報に基づいて、選局中のテレビ放送局を認識し
(ステップS1)、記憶手段21に、選局中のテレビ放送局の放送サービスエリアを示し
たマップ情報が記憶されているか否かを判断する(ステップS2)。前記マップ情報が記
憶されていると判断すれば、次に、車両1が目的地Gへ到達するまでの走行ルートRに従
って走行中であるか否か(すなわち、目的地Gが設定されているか否か)を判断する(ス
テップS3)。
車両1が走行ルートRに従って走行していると判断すれば、前記マップ情報に基づいて
、走行ルートRと選局中のテレビ放送局の放送サービスエリアとを照合し(ステップS4
)、車両1が前記放送サービスエリア外へ進入するか否かを判断し(ステップS6)、車
両1が前記放送サービスエリア外へ進入すると判断すれば、ステップS7へ進む。一方、
車両1が前記放送サービスエリア外へ進入しない(すなわち、目的地Gへ到達するまでの
間は、選局中のテレビ放送局から放送されるテレビ放送を視聴し続けることができる)と
判断すれば、そのまま処理動作[1−1]を終了する。
また、ステップS3において、車両1が走行ルートRに従って走行していないと判断す
れば、前記マップ情報に基づいて、車両1の進行方向の延長線上(但し、所定の範囲内で
、例えば、車両1からの距離が5kmの範囲内)と前記放送サービスエリアとを照合し(
ステップS5)、車両1が前記放送サービスエリア外へ進入するか否かを判断する(ステ
ップS6)。
ステップS7では、車両1が前記放送サービスエリア外へ進入するまでに要する時間(
進入時間T1)を求め、次に、記憶手段21に記憶されている番組情報に基づいて、現在
視聴中の番組が終了するまでに要する時間(終了時間T2)を求め(ステップS8)、進
入時間T1が終了時間T2より短いか否かを判断する(ステップS9)。
進入時間T1が終了時間T2より短い(すなわち、視聴中の番組がその途中で視聴でき
なくなる)と判断すれば、別の装置で視聴中の番組を録画させるなどの処理を行うために
ステップS11(図3−2)へ進む。一方、進入時間T1が終了時間T2より短くない(
すなわち、車両1は前記放送サービスエリアから外れるが、それまでに視聴中の番組は終
了する)と判断すれば、上記した録画処理などを行う必要はないため、そのまま処理動作
[1−1]を終了する。
ステップS11(図3−2)では、移動体通信手段18の種類(例えば、サービスを提
供する会社)を認識し、記憶手段21に、当該種類の移動体通信手段の通信サービスエリ
アを示したマップ情報が記憶されているか否かを判断する(ステップS12)。前記マッ
プ情報が記憶されていると判断すれば、次に、車両1が目的地Gへ到達するまでの走行ル
ートRに従って走行中であるか否か(すなわち、目的地Gが設定されているか否か)を判
断する(ステップS13)。
車両1が走行ルートRに従って走行していると判断すれば、前記マップ情報に基づいて
、走行ルートRと移動体通信手段18の通信サービスエリアとを照合し(ステップS14
)、車両1が前記通信サービスエリア外へ進入するか否かを判断し(ステップS16)、
車両1が前記通信サービスエリア外へ進入すると判断すれば、ステップS17へ進む。
また、ステップS13において、車両1が走行ルートRに従って走行していないと判断
すれば、前記マップ情報に基づいて、車両1の進行方向の延長線上(但し、所定の範囲内
で、例えば、車両1からの距離が5kmの範囲内)と前記通信サービスエリアとを照合し
(ステップS15)、車両1が前記通信サービスエリア外へ進入するか否かを判断する(
ステップS16)。
ステップS17では、車両1が前記通信サービスエリア外へ進入するまでに要する時間
(進入時間T3)を求め、次に、進入時間T1が進入時間T3以下であるか否かを判断す
る(ステップS18)。進入時間T1が進入時間T3以下である(すなわち、車両1が前
記通信サービスエリアから外れる前に、前記放送サービスエリアから外れる)と判断すれ
ば、次に、進入時間T1が所定の時間(例えば、3分)以下であるか否かを判断する(ス
テップS19)。
進入時間T1が3分以下である(すなわち、間もなく視聴中の番組が視聴できなくなる
)と判断すれば、移動体通信手段18を用いて、サーバー5に対して現在視聴中の番組の
録画を指示し、そして、録画を指示したことを示す録画指示フラグfを1にする(ステッ
プS20、S23)。例えば、録画指示コードや、情報端末装置2を識別するための識別
情報、視聴している放送局情報、視聴している番組の終了時刻情報などをサーバー5へ送
信する。これにより、サーバー5では、録画番組及び録画終了時刻を特定することができ
る。一方、進入時間T1が3分以下でないと判断すれば、そのまま処理動作[1−1]を
終了する。
後で詳しく説明するが、サーバー5は録画指示コードを受信すると、放送波受信機9を
用いて、録画番組を受信し、受信した録画番組の放送情報を記憶手段8に記憶させるよう
になっている。なお、ここでは情報端末装置2からサーバー5に対して、視聴している番
組の終了時刻情報を送信するようにしているが、別の実施の形態では、情報端末装置2か
ら視聴している番組の終了時刻情報は送信させず、番組の終了時刻についてはサーバー5
で番組情報に基づいて算出させるようにしても良い。
ステップS18において、進入時間T1は進入時間T3以下でない(すなわち、視聴中
の番組が視聴できなくなったときには、既に車両1は移動体通信手段18の通信圏内から
外れている)と判断すれば、次に、進入時間T3が所定の時間(例えば、3分)以下であ
るか否かを判断する(ステップS21)。
進入時間T3が3分以下である(すなわち、間もなく移動体通信手段18の通信圏外と
なる)と判断すれば、移動体通信手段18を用いて、サーバー5に対して現在視聴中の番
組の録画を指示し、そして、録画を指示したことを示す録画指示フラグfを1にする(ス
テップS22、S23)。一方、進入時間T3が3分以下でないと判断すれば、そのまま
処理動作[1−1]を終了する。
また、ステップS12において、記憶手段21に、移動体通信手段18の通信サービス
エリアを示したマップ情報が記憶されていないと判断した場合や、ステップS16におい
て、車両1が前記通信サービスエリア外へ進入しないと判断した場合は、ステップS19
へ進んで、車両1が前記放送サービスエリア外へ進入するまでに要する時間(進入時間T
1)が所定の時間(例えば、3分)以下であるか否かを判断する。
また、ステップS2(図3−1)において、記憶手段21に、選局中のテレビ放送局の
放送サービスエリアを示したマップ情報が記憶されていないと判断した場合は、ステップ
S31(図3−3)へ進んで、放送波の受信レベルを検出し、受信レベルが所定のレベル
以下であるか否かを判断する(ステップS32)。
受信レベルが前記所定のレベル以下であると判断すれば、移動体通信手段18を用いて
、サーバー5に対して現在視聴中の番組の録画を指示し、そして、録画指示フラグfを1
にする(ステップS33、S34)。一方、受信レベルが前記所定のレベル以下でないと
判断すれば、そのまま処理動作[1−1]を終了する。
次に、実施の形態(1)に係る情報処理システムを構成するサーバー5におけるマイコ
ン6の行う処理動作[2−1]を図4に示したフローチャートに基づいて説明する。なお
、この処理動作[2−1]は録画指示コードを受信した場合(すなわち、視聴中の番組の
録画が指示された場合)に行われる動作である。まず、録画指示コードに付加して送信さ
れてきた放送局情報に基づいて、録画すべき番組(放送局)を特定し(ステップS41)
、録画指示コードに付加して送信されてきた識別情報に対応づけて、録画番組を示した情
報を記憶手段8に登録する(ステップS42)。
次に、放送波受信機9を用いて、録画すべき番組の放送情報の受信を開始し(ステップ
S43)、受信した放送情報を所定の容量毎に区切ってファイルとして記憶手段8に記憶
させる(ステップS44)。その後、番組が終了したか否かを判断し(ステップS45)
、番組が終了したと判断すれば、放送情報の受信を終了し(ステップS46)、一方、番
組が終了していないと判断すれば、ステップS44へ戻る。
次に、実施の形態(1)に係る情報端末装置2におけるマイコン11の行う処理動作[
1−2]を図5に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作[1−
2]は所定の期間毎に行われる動作である。なお、別の実施の形態では、情報端末装置2
の電源がオンされたときに行わせるようにしても良い。まず、録画指示フラグfが1であ
るか否かを判断し(ステップS51)、録画指示フラグfが1である(すなわち、サーバ
ー5で記憶させている放送情報がある)と判断すれば、次に、移動体通信手段18が通信
可能であるか否かを判断する(ステップS52)。
移動体通信手段18が通信可能であると判断すれば、移動体通信手段18を用いて、サ
ーバー5に対して放送情報の転送を要求する(ステップS53)。例えば、転送要求コー
ドや、情報端末装置2を識別するための識別情報、情報端末装置2で使用可能なデータ形
式を示したデータ形式情報などをサーバー5へ送信する。サーバー5から放送情報が転送
されてくれば、その放送情報を記憶手段21へ記憶させる(ステップS54)。
次に、転送されてきた放送情報に、番組全ての放送情報の転送が完了したことを示す完
了情報が付加されているか否かを判断し(ステップS55)、前記完了情報が付加されて
いる(すなわち、番組の放送情報の取得を完了した)と判断すれば、録画指示フラグfを
0にし(ステップS56)、その後、放送情報を再生する(ステップS57)。一方、前
記完了情報が付加されていないと判断すれば、録画指示フラグfを0にすることはできな
いので、ステップS56を飛ばして、そのままステップS57へ進む。
また、ステップS51において、録画指示フラグfが1でないと判断すれば、ステップ
S52以降の処理動作を行う必要がないので、そのまま処理動作[1−2]を終了する。
また、ステップS52において、移動体通信手段18が通信可能でないと判断すれば、サ
ーバー5から放送情報を取り込むことはできないので、そのまま処理動作[1−2]を終
了する。
次に、実施の形態(1)に係る情報処理システムを構成するサーバー5におけるマイコ
ン6の行う処理動作[2−2]を図6に示したフローチャートに基づいて説明する。なお
、この処理動作[2−2]は転送要求コードを受信した場合(すなわち、放送情報の転送
が要求された場合)に行われる動作である。まず、転送要求コードに付加して送信されて
きた識別情報に基づいて、転送対象となっている放送情報の転送要求元が、録画指示元と
同じであるか否かを判断する(ステップS61)。
放送情報の転送要求元が、録画指示元と同じであると判断すれば、次に、転送要求コー
ドに付加して送信されてきたデータ形式情報に基づいて、転送要求元で使用可能なデータ
形式に放送情報を変換する(ステップS62)。次に、番組が終了しており、番組全ての
放送情報の記憶が完了しているか否か(すなわち、番組全ての放送情報の転送が可能であ
るか否か)を判断し(ステップS63)、記憶が完了していると判断すれば、記憶手段8
から放送情報を読み出し、完了情報を付加して放送情報を転送要求元へ転送する(ステッ
プS64)。一方、記憶が完了していないと判断すれば、完了情報を付加せずに、放送情
報を転送要求元へ転送する(ステップS65)。
また、ステップS61において、放送情報の転送要求元が、録画指示元と同じでないと
判断すれば、次に、録画指示元に対して、転送対象となっている放送情報の転送が完了し
ているか否かを判断し(ステップS66)、録画指示元に対して、転送対象となっている
放送情報の転送が完了していると判断すれば、転送の必要がないと判定し、そのまま処理
動作[2−1]を終了する。一方、転送が完了していないと判断すれば、ステップS62
へ進む。
なお、ここでは、録画指示元に対して、転送対象となっている放送情報の転送が完了し
ている場合、転送の必要がないと判定するようにしているが、別の実施の形態では、録画
指示元での放送情報の再生状況情報をサーバー5へアップロードさせるようにし、録画指
示元で放送情報の再生が完了している場合、転送の必要がないと判定するようにしても良
い。
次に、実施の形態(1)に係る情報端末装置2におけるマイコン11の行う処理動作[
1−3]を図7に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作[1−
3]は所定の期間毎に行われる動作である。まず、放送波受信機23から得られる情報に
基づいて、選局中のテレビ放送局を認識し(ステップS71)、記憶手段21に、選局中
のテレビ放送局の放送サービスエリアを示したマップ情報が記憶されているか否かを判断
する(ステップS72)。
前記マップ情報が記憶されていると判断すれば、次に、放送波の受信レベルを検出し(
ステップS73)、受信レベルが所定のレベルL1以上であるか否かを判断する(ステッ
プS74)。受信レベルが所定のレベルL1以上である(すなわち、受信状態は良好であ
る)と判断すれば、前記マップ情報に基づいて、車両1の現在位置情報と前記放送サービ
スエリアとを照合し(ステップS75)、受信状況に差異があるか否かを判断する(ステ
ップS76)。差異があると判断すれば、現在位置が前記放送サービスエリア内となるよ
うに前記マップ情報を更新する(ステップS77)。一方、差異がないと判断すれば、前
記マップ情報を更新する必要がないので、そのまま処理動作[1−3]を終了する。
また、ステップS74において、受信レベルが所定のレベルL1以上でないと判断すれ
ば、次に、受信レベルが所定のレベルL2(<L1)以下であるか否かを判断し(ステッ
プS78)、受信レベルが所定のレベルL2以下である(すなわち、受信状態は不良であ
る)と判断すれば、前記マップ情報に基づいて、車両1の現在位置情報と前記放送サービ
スエリアとを照合し(ステップS79)、受信状況に差異があるか否かを判断する(ステ
ップS80)。差異があると判断すれば、現在位置が前記放送サービスエリアから外れる
ように前記マップ情報を更新する(ステップS81)。一方、差異がないと判断すれば、
前記マップ情報を更新する必要がないので、そのまま処理動作[1−3]を終了する。ま
た、ステップS78において、受信レベルが所定のレベルL2以下でないと判断した場合
にも、前記マップ情報を更新する必要はないので、そのまま処理動作[1−3]を終了す
る。
上記実施の形態(1)に係る情報処理システムによれば、車両1の先の進路(走行する
ことが予想される場所)の電波状態に基づいて、前記放送情報をサーバー5の記憶手段8
で記憶させる必要があるか否かが判断され、前記放送情報をサーバー5の記憶手段8で記
憶させる必要があると判断された場合、静止状態で使用されるサーバー5に対して前記放
送情報の受信が指示され、前記放送情報が記憶手段8で記憶される。
すなわち、視聴中のテレビ放送を受信できない領域に車両1が進入することが予想され
る場合、そのテレビ放送情報を記憶手段8に記憶させておくことができる。従って、記憶
手段8に記憶されているテレビ放送情報を利用することによって、テレビ放送の続きを視
聴することができる。
また、情報端末装置2では携帯電話などの移動体通信手段18を用いて、記憶手段8に
記憶されているテレビ放送情報の読み出しが可能であり、かつ車両1が移動体通信手段1
8の通信サービスエリア内を走行中であれば、テレビ放送を受信できない領域を走行中で
あったとしても、テレビ放送の続きを視聴することができる。なお、ここではテレビ放送
の場合について説明しているが、ラジオ放送の場合にも同様に採用可能である。
図8は、実施の形態(2)に係る情報処理システムの要部を概略的に示したブロック図
である。図中31は車両を示しており、車両31にはナビゲーション機能と楽曲データを
再生する楽曲再生機能とを有した情報端末装置32が装備されている。情報端末装置32
には、携帯電話などの移動体通信手段(図示せず)が接続されており、この移動体通信手
段を用いて、基地局33を介して、インターネットなどのネットワーク34と繋がること
ができ、ネットワーク34に接続されているサーバー35などとの間でデータのやり取り
を行うことができるようになっている。サーバー35(本発明の再生リスト情報管理装置
に相当)は、CPU(図示せず)などを有したマイコン36と、ネットワーク34と接続
するための通信手段37と、記憶手段38とを含んで構成されている。
図9は、実施の形態(2)に係る情報端末装置32の要部を概略的に示したブロック図
である。情報端末装置32は、CPU(図示せず)などを有したマイコン41と、地図デ
ータや施設データなどが記憶されたDVD−ROM42から地図データなどを読み出すた
めのDVDドライブ43と、ボタンスイッチ44aを有したリモコン44と、ディスプレ
イ45とを含んで構成されている。また、DVDドライブ43はCDの再生も可能となっ
ている。
マイコン41に接続されているGPS受信機46は、アンテナ47を介して衛星からの
GPS信号を受信するものであり、マイコン41はGPS信号に基づいて自車位置を割り
出すことができるようになっている。また、マイコン41には移動体通信手段48が接続
されており、この移動体通信手段48を使って、サーバー35(図8参照)などとの間で
データのやり取りを行うことができるようになっている。
また、マイコン41には自車の速度に関するデータを検出するための車速センサ49と
、自車の水平面内における方位に関するデータを検出するためのジャイロセンサ50とが
接続されている。また、マイコン41には各種データを記憶しておくための記憶手段51
が接続され、サーバー35などから送信されてきたデータや、リモコン44などを使って
入力された情報などが記憶されるようになっている。例えば、記憶手段51には、図13
に示したような、楽曲データや、楽曲情報に関するデータなどが記憶されるようになって
おり、マイコン41は楽曲情報に関するデータを使って、再生リストを作成し、作成した
再生リストに従って楽曲データを再生することができるようになっている。また、マイコ
ン41には音声出力手段52を介してスピーカ53が接続されており、楽曲データを再生
することによって、音声をスピーカ53から出力させることができるようになっている。
次に、実施の形態(2)に係る情報端末装置32におけるマイコン41の行う処理動作
[3−1]を図10に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作[
3−1]はリモコン44などが操作されることによって、使用者により再生リストの作成
が指示された場合に行われる動作である。
まず、アーティスト名や楽曲名などを使用者が選択し得る選択画面などから構成される
再生リスト作成画面をディスプレイ45へ表示し(ステップS91)、次に、この再生リ
スト作成画面を通じて行われた、使用者による楽曲の選択が完了したか否かを判断する(
ステップS92)。
使用者による楽曲の選択が完了したと判断すれば、選択内容に基づいて、再生リストを
作成し(ステップS93)、作成した再生リストに従って楽曲データを再生することによ
って、スピーカ53から音声を出力させる(ステップS94)。次に、再生リストに含ま
れている全ての楽曲の再生が完了したか否かを判断する(ステップS95)。
再生リストに含まれている全ての楽曲の再生が完了したと判断すれば、そのまま処理動
作[3−1]を終了し、一方、再生が完了していないと判断すれば、次に、リモコン44
などが操作されることによって、使用者により再生リストを示した再生リスト情報のサー
バー35への送信が指示されたか否かを判断する(ステップS96)。
再生リスト情報の送信が指示されたと判断すれば、次に、再生リストに従って再生され
ている楽曲再生状況(何曲目まで再生が終了しているかといったことなど)を認識し(ス
テップS97)、移動体通信手段48を用いて、楽曲再生状況に関する再生状況情報を付
加して再生リスト情報をサーバー35へ送信する(ステップS98)。サーバー35は再
生リスト情報を受信すると、再生状況情報に対応づけて再生リスト情報を記憶手段38へ
記憶させるようになっている。 一方、再生リスト情報の送信は指示されていないと判断
すれば、ステップS94へ戻る。
次に、実施の形態(2)に係る情報端末装置32におけるマイコン41の行う処理動作
[3−2]を図11に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作[
3−2]はリモコン44などが操作されることによって、使用者により再生リスト情報の
転送が要求された場合に行われる動作である。
まず、移動体通信手段48を用いて、サーバー35に対して再生リスト情報の転送を要
求する(ステップS101)。例えば、転送要求コードや、情報端末装置32で使用可能
なデータ形式を示したデータ形式情報などをサーバー35へ送信する。サーバー35から
再生リスト情報が転送されてくれば、その再生リスト情報を記憶手段51へ記憶させる(
ステップS102)。
次に、再生リストの最初の楽曲を選択し(ステップS103)、対応する楽曲データが
記憶手段51に記憶されているか否かを判断する(ステップS104)。対応する楽曲デ
ータが記憶手段51に記憶されていると判断すれば、当該楽曲データを読み出して、読み
出した楽曲データを再生する(ステップS105)。
次に、楽曲データ(1曲分)の再生が終了したか否かを判断し(ステップS106)、
再生が終了したと判断すれば、再生リストに従って次に再生すべき楽曲が残っているか否
かを判断し(ステップS107)、残っていると判断すれば、ステップS104へ戻り、
次の楽曲に対応する楽曲データが記憶手段51に記憶されているか否かを判断する。一方
、次に再生すべき楽曲はない(すなわち、再生リストに含まれている全ての楽曲の再生が
完了した)と判断すれば、処理動作[3−2]を終了する。また、ステップS104にお
いて、対応する楽曲データが記憶手段51に記憶されていないと判断すれば、ステップS
105、S106を飛ばして、ステップS107へ進む。
次に、実施の形態(2)に係る情報処理システムを構成するサーバー35におけるマイ
コン36の行う処理動作[4−1]を図12に示したフローチャートに基づいて説明する
。なお、この処理動作[4−1]は再生リスト情報の転送を要求する転送要求コードを受
信した場合に行われる動作である。
まず、転送対象となっている再生リスト情報に対応づけて、記憶手段38に楽曲再生状
況に関する再生状況情報が記憶されているか否かを判断し(ステップS111)、再生状
況情報が記憶されていると判断すれば、再生状況情報に基づいて、再生リストを修正する
(ステップS112)。例えば、全10曲からなる再生リストであっても、先頭の2曲が
再生完了していれば、3〜10曲目までの計8曲からなる再生リストに修正する。これに
より、情報端末装置32では再生が終了していない楽曲から再生することができる。
なお、ここではサーバー35で再生状況情報に基づいて再生リストを修正して、情報端
末装置32で再生が終了していない楽曲からの再生を実現するようにしているが、別の実
施の形態では、サーバー35で再生リストを修正させるのではなく、再生リスト情報に再
生状況情報を付加して情報端末装置32へ送信して、情報端末装置32で再生リストの修
正をさせるようにしても良い。
次に、転送要求コードに付加して送信されてきたデータ形式情報に基づいて、転送要求
元で使用可能なデータ形式に再生リスト情報を変換し(ステップS113)、変換した再
生リスト情報を通信手段37を用いて転送要求元へ送信する(ステップS114)。一方
、ステップS111において、記憶手段38に再生状況情報が記憶されていないと判断す
れば、ステップS112を飛ばして、そのままステップS113へ進む。
なお、ここでは再生リスト情報をサーバー35へ送信する情報端末装置も、再生リスト
情報を受ける情報端末装置も、移動体に搭載される情報端末装置の場合について説明して
いるが、これら情報端末装置は移動体に搭載されるものに限定されない。自宅などの静止
状態で使用される情報端末装置でも通信機能を有していれば、使用可能であることは言う
までもない。
上記実施の形態(2)に係る情報処理システムによれば、情報端末装置32で作成され
た再生リストを示した前記再生リスト情報が、前記所定の転送先へ転送される。例えば、
車両に搭載されたオーディオ装置で作成された再生リストを示した再生リスト情報を、自
宅のオーディオ装置へ転送したり、その逆に、自宅のオーディオ装置で作成された再生リ
ストを示した再生リスト情報を、車両に搭載されたオーディオ装置へ転送することができ
る。これにより、例えば、車両から降りた後にも、車両で利用していた再生リストを利用
することができたり、自宅で利用していた再生リストを、車両でも利用することができる
なお、上記実施の形態(2)に係る情報処理システムでは、再生リスト情報だけを転送
させるようにしているが、別の実施の形態では、再生リスト情報だけでなく、楽曲データ
についても合わせて転送させるようにしても良い。これにより、楽曲飛ばしを無くすこと
ができ、どの環境においても、同様の楽曲再生を実現することができる。
本発明の実施の形態(1)に係る情報処理システムの要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(1)に係る情報端末装置の要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(1)に係る情報端末装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る情報端末装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る情報端末装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る情報処理システムを構成するサーバーにおけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る情報端末装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る情報処理システムを構成するサーバーにおけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る情報端末装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(2)に係る情報処理システムの要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(2)に係る情報端末装置の要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(2)に係る情報端末装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(2)に係る情報端末装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(2)に係る情報処理システムを構成するサーバーにおけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 HDDに記憶されているデータの一部を示した図である。
符号の説明
2、32 情報端末装置
5、35 サーバー
6、11、36、41 マイコン
7、37 通信手段
8、21、38、51 記憶手段
9、23 放送波受信機
18 移動体通信手段

Claims (19)

  1. 移動体に搭載される、放送により提供される放送情報を受信する放送情報受信機能を有
    した情報端末装置と、
    静止状態で使用される、前記放送情報受信機能を有した放送情報受信装置と、
    前記放送情報を記憶する放送情報記憶装置とを含んで構成されると共に、
    前記放送情報受信装置で受信された前記放送情報が、前記放送情報記憶装置で記憶され
    るように構成された情報処理システムであって、
    前記情報端末装置が、
    前記移動体の先の進路の電波状態に基づいて、前記放送情報を前記放送情報記憶装置で
    記憶させる必要があるか否かを判断する記憶要否判断手段と、
    該記憶要否判断手段により、前記放送情報を前記放送情報記憶装置で記憶させる必要が
    あると判断された場合、前記放送情報受信装置に対して前記放送情報の受信を指示する受
    信指示手段とを備えていることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記先の進路は、目的地へ到達するまでの前記移動体の走行ルートに基づいて決定され
    るように構成されていることを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記先の進路の電波状態は、マップ情報記憶手段に記憶されている放送サービスエリア
    を示したマップ情報に基づいて決定されるように構成されていることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記情報端末装置が、
    放送電波の状態を監視する電波状態監視手段と、
    該電波状態監視手段により得られる情報と、現在位置検出手段から得られる前記移動体
    の現在位置情報と、前記放送サービスエリアを示したマップ情報とに基づいて、前記マッ
    プ情報記憶手段に記憶されているマップ情報を更新する更新手段とを備えていることを特
    徴とする請求項3記載の情報処理システム。
  5. 前記放送情報記憶装置を管理する放送情報管理装置が、
    前記放送情報の転送要求を受けると、前記放送情報記憶装置に記憶されている前記放送
    情報を転送要求元へ転送する放送情報転送手段を備えていることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかの項に記載の情報処理システム。
  6. 前記情報端末装置が、
    移動体通信手段を用いて、前記放送情報記憶装置からの前記放送情報の転送を要求する
    転送要求手段と、
    該転送要求手段による転送要求に応じて転送されてきた前記放送情報を再生する放送情
    報再生手段とを備えていることを特徴とする請求項5記載の情報処理システム。
  7. 前記移動体通信手段の通信不良で、前記放送情報の転送が完了していない場合、
    前記転送要求手段が、前記移動体通信手段の通信状態が回復すると、前記放送情報の転
    送要求を再開するものであることを特徴とする請求項6記載の情報処理システム。
  8. 前記放送情報転送手段が、
    前記放送情報の転送要求元が、前記情報端末装置以外の端末装置である場合、所定の条
    件が満たされているとき、前記放送情報を転送するものであることを特徴とする請求項5
    〜7のいずれかの項に記載の情報処理システム。
  9. 前記所定の条件が、前記情報端末装置への前記放送情報の転送が完了していないこと、
    又は前記情報端末装置で前記放送情報の再生が完了していないことであることを特徴とす
    る請求項8記載の情報処理システム。
  10. 前記放送情報転送手段が、
    前記放送情報の転送要求元である装置で再生可能なデータ形式に変換して、前記放送情
    報を転送するものであることを特徴とする請求項5〜9のいずれかの項に記載の情報処理
    システム。
  11. 再生リストに従って、楽曲データを再生する機能を有した情報端末装置を含んで構成さ
    れる情報処理システムであって、
    前記情報端末装置が、
    選択対象となっている楽曲の中から楽曲を選択し、楽曲の再生リストを作成する再生リ
    スト作成手段と、
    該再生リスト作成手段により作成された再生リストに従って、楽曲データ記憶手段に記
    憶されている楽曲データを再生する第1の楽曲データ再生手段と、
    前記再生リスト作成手段により作成された再生リストを示した再生リスト情報を、再生
    リスト情報を管理する再生リスト情報管理装置へ送信する再生リスト情報送信手段を備え

    前記再生リスト情報管理装置が、
    所定の転送先へ、前記再生リスト情報を転送する再生リスト情報転送手段を備えている
    ことを特徴とする情報処理システム。
  12. 前記情報端末装置が、
    前記再生リスト情報管理装置からの前記再生リスト情報の転送を要求する再生リスト情
    報転送要求手段と、
    該再生リスト情報転送要求手段による転送要求に応じて転送されてきた前記再生リスト
    情報が示す再生リストに従って、前記楽曲データ記憶手段に記憶されている楽曲データを
    再生する第2の楽曲データ再生手段とを備えていることを特徴とする請求項11記載の情
    報処理システム。
  13. 前記楽曲データ記憶手段に、前記再生リストに含まれている楽曲に対応する楽曲データ
    が存在しない場合、
    前記第2の楽曲データ再生手段が、当該楽曲を飛ばして、前記楽曲データ記憶手段に記
    憶されている楽曲データを再生するものであることを特徴とする請求項12記載の情報処
    理システム。
  14. 前記情報端末装置が、
    楽曲再生状況に関する再生状況情報を、前記再生リスト情報管理装置へ送信する再生状
    況情報送信手段を備えていることを特徴とする請求項11〜13のいずれかの項に記載の
    情報処理システム。
  15. 前記再生リスト情報転送手段が、
    前記所定の転送先へ、前記再生リスト情報と合わせて、前記再生状況情報を転送するも
    のであり、
    前記第2の楽曲データ再生手段が、
    前記再生状況情報に基づいて、未再生、又は再生途中であった楽曲の先頭から演奏され
    るように、楽曲データを再生するものであることを特徴とする請求項14記載の情報処理
    システム。
  16. 前記再生リスト情報転送手段が、
    前記所定の転送先へ、前記再生状況情報に基づいて、再生が完了したものが削除された
    再生リストに関する再生リスト情報を転送するものであることを特徴とする請求項14記
    載の情報処理システム。
  17. 再生リストに従って、楽曲データを再生する機能を有した情報端末装置を含んで構成さ
    れる情報処理システムであって、
    前記情報端末装置が、
    選択対象となっている楽曲の中から楽曲を選択し、楽曲の再生リストを作成する再生リ
    スト作成手段と、
    該再生リスト作成手段により作成された再生リストに従って、楽曲データ記憶手段に記
    憶されている楽曲データを再生する第1の楽曲データ再生手段と、
    前記再生リスト作成手段により作成された再生リストを示した再生リスト情報、及び前
    記再生リストに含まれている楽曲の楽曲データを、再生リスト及び楽曲データを管理する
    再生リスト情報管理装置へ送信する再生リスト情報送信手段を備え、
    前記再生リスト情報管理装置が、
    所定の転送先へ、前記再生リスト情報、及び該再生リスト情報が示す再生リストに含ま
    れている楽曲の楽曲データを転送する再生リスト情報転送手段を備えていることを特徴と
    する情報処理システム。
  18. 請求項1〜10のいずれかの項に記載の情報処理システムを構成する、前記移動体に搭
    載される情報端末装置であり、
    前記移動体の先の進路の電波状態に基づいて、前記放送情報受信装置に対して前記放送
    情報の受信を指示するものであることを特徴とする情報端末装置。
  19. 請求項11〜17のいずれかの項に記載の情報処理システムを構成する情報端末装置で
    あり、
    選択対象となっている楽曲の中から楽曲を選択し、楽曲の再生リストを作成し、作成し
    た再生リストに関する情報を前記再生リスト情報管理装置へ転送し得るものであることを
    特徴とする情報端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011086213A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Yahoo Japan Corp サイネージ検索サーバ、方法及びプログラム
US9015770B2 (en) 2012-04-18 2015-04-21 Mitsubishi Electric Corporation Digital broadcasting reception apparatus and digital broadcasting reception method

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