JP2005260554A - 情報提供装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放送コンテンツに他のコンテンツを組み込んで違和感なく提供する情報提供装置を提供する。
【解決手段】複数の放送コンテンツを順次受信する放送コンテンツ取得手段1と、1又は2以上のコンテンツを取得するコンテンツ取得手段2と、放送コンテンツの代わりに提供される代替コンテンツの候補を、コンテンツ取得手段2により取得されたコンテンツから検索する検索手段3と、検索された代替コンテンツの候補の中から放送コンテンツに代えて提供される代替コンテンツを選択する選択手段4と、選択された代替コンテンツを放送コンテンツに代えて出力する出力手段5とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放送コンテンツを出力する情報提供装置に関し、特に放送コンテンツの代わりに選択された他のコンテンツを出力する情報提供装置に関する。
従来、ラジオ局やテレビ局などの放送局が放送する送信波を受信して放送コンテンツを提供する情報提供装置がある。
従来の情報提供装置の利用者は、放送局が提供している放送番組を任意に選択して情報提供装置が提供する放送コンテンツを視聴しているが、放送コンテンツ中には興味がない或いは視聴したくないコンテンツが部分的に含まれている場合もある。
このような場合に利用者は、そのコンテンツが提供されている間、我慢して視聴を続けるか、他の放送局が提供している放送番組に切り換えるか他の情報、例えばCD、MD、DVD、HDなどの記憶媒体に記憶されたコンテンツの再生に切り換えるという行為をしている。
特に他のコンテンツに切り換えて視聴を行う場合には、興味がない或いは視聴したくないコンテンツが終了した時に元の放送番組のコンテンツに戻って視聴したいというニーズがあるが、このようなニーズに答えられるような機能をもった情報提供装置がないという問題があった。
本発明は、以上の課題を鑑みてなされたのものであり、放送コンテンツに他のコンテンツを組み込んで提供することを目的とする。
本発明によれば、複数の放送コンテンツを順次受信し、受信した放送コンテンツを出力する情報提供装置であって、1又は2以上のコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、放送コンテンツの代わりに出力される代替コンテンツの候補を、コンテンツ取得手段により取得されたコンテンツから検索する検索手段と、検索手段により検索された代替コンテンツの候補の中から放送コンテンツに代えて出力される代替コンテンツを選択する選択手段と、選択手段により選択された代替コンテンツを放送コンテンツに代えて出力する出力手段とを有する情報提供装置が提供される。
本発明によれば、放送コンテンツを他のコンテンツに代替させて、ユーザに違和感を与えることなくコンテンツを提供する情報提供装置を提供することができる。
以下、図面に基づいて、本発明に係る実施形態の情報提供装置100を説明する。本実施形態の情報提供装置100は、ラジオ放送により複数の放送コンテンツを順次受信し、受信した放送コンテンツを提供する機能と、放送コンテンツに代えて選択された代替コンテンツを提供する機能と、代替コンテンツの提供後に放送コンテンツの提供に戻る機能とを有している。
本実施形態の情報提供装置100は、ラジオ局等の放送局が送信している番組の放送コンテンツを順次提供しつつ、他のコンテンツを取得する。そして、放送コンテンツの一部分を他のコンテンツと代替させたい場合、放送コンテンツの提供を中断して、選択された他のコンテンツを放送コンテンツの代わりに提供し、交代させた放送コンテンツの提供が終了したタイミング(または次の放送コンテンツの提供が開始したタイミング)で、先に視聴していた番組の放送コンテンツの提供を再開する装置である。
放送コンテンツに代えて提供される代替コンテンツは、CD、MD、DVD、HDなどの記憶媒体に予め記憶されたコンテンツであってもよいし、放送受信と並行してダウンロードされたコンテンツであってもよいし、受信している放送コンテンツとは異なる放送局により放送されたコンテンツであってもよい。ここでは、記憶媒体に予め記憶されたコンテンツから代替コンテンツを選択する情報提供装置100を第1実施形態として、サーバからダウンロードしたコンテンツから代替コンテンツを選択する情報提供装置100を第2実施形態として、これら両方の手法(記憶媒体への読み込み、サーバからのダウンロード)により取得したコンテンツから代替コンテンツを選択する情報提供装置100を第3実施形態として説明する。
<第1実施形態>
図1に本実施形態の情報提供装置100のブロック構成を示した。図1に示すように、情報提供装置100は、放送コンテンツ取得手段1と、コンテンツ取得手段2と、検索手段3と、選択手段4と、出力手段5とを有している。具体的には、少なくとも、取得したコンテンツの中から代替コンテンツを検索し、選択するプログラム、および/または選択された代替コンテンツを放送コンテンツに代えて提供するプログラムを格納したROMと、このROMに格納されたプログラムを実行することで、検索手段3、選択手段4、出力手段5として機能するCPUと、アクセス可能な記憶装置(図示せず)として機能するRAMとを備えている。
以下、本実施形態の情報提供装置100の各構成について説明する。
ここでは、第1実施形態の情報提供装置100が、ラジオ放送を受信し、受信した放送コンテンツに含まれる楽曲部分を、予め記憶媒体に記憶された楽曲(代替コンテンツ)に置き換えて提供し、その楽曲(代替コンテンツ)の終了後に放送コンテンツの提供に戻る処理を例にして説明する。
「放送コンテンツ取得手段1」は複数の放送コンテンツを順次受信する。放送コンテンツ取得手段1は、放送受信部11と、ダウンロード部12と、デジタル放送受信部13とを有する。放送受信部11は、一般的な放送受信機能を有し、放送局から放送された放送コンテンツを順次受信する。ダウンロード部12は、通信回線等を介して配信される放送コンテンツをダウンロードする。また、デジタル放送受信部13は、地上波又は衛星を使ったラジオ放送(デジタル/アナログ)、地上波又は衛星を使ったテレビ放送(デジタル/アナログ)を受信する。本実施形態では、ラジオ放送のように1方向性の放送コンテンツを受信する例を説明したが、代替される放送コンテンツは、双方向性の通信回線を介して順次取得したコンテンツであってもよい。
受信する放送コンテンツは、特に限定されず、楽曲などの音楽、交通情報、天気情報、ニュースといった一般情報コンテンツ、星座や誕生月などに応じた占いなどのエンターテイメントコンテンツが含まれる。
放送コンテンツには、その放送コンテンツに関する属性情報および/または次に続く放送コンテンツに関する属性情報が含まれる。すなわち、第1の放送コンテンツに第1の放送コンテンツに関する第1の属性情報を含めてもよいし、第1の放送コンテンツに第1の放送コンテンツに続く第2の放送コンテンツの関する第2の属性情報を含めてもよい。第1の放送コンテンツに、第1の属性情報と第2の属性情報の両方を含めてもよい。次に放送される第2の放送コンテンツの属性情報を、先に放送される第1の放送コンテンツに含めることにより、次の放送コンテンツのカテゴリ、出力時間、関連するコンテンツがダウンロードできるか否か等を予め認識することができる。
ここで属性情報は、コンテンツの内容毎に分類されたコンテンツの種類、対応する情報をダウンロードできるか否かを示すフラグ、コンテンツを特定する識別情報、又はコンテンツ出力時間のいずれか1以上を含む。放送コンテンツ取得手段1は、ラジオなどの放送電波を受信し、電波に含まれているコンテンツの属性情報を受信する。受信された属性情報は、検索手段3により読み込まれる。
「コンテンツ取得手段2」は1又は2以上のコンテンツを取得する。コンテンツ取得手段2は、記憶媒体読み込み部21と、ダウンロード部22と、デジタル放送受信部23とを有している。記憶媒体読み込み部21は、アクセス(読み込み)可能なCD、MD、DVD、HDその他の記憶媒体に記憶されたコンテンツを取得する。ダウンロード部22は、通信経由でコンテンツをダウンロードする。デジタル放送受信部23は、デジタル放送やFM多重放送などの放送経由でコンテンツを受信する。本実施形態では、記憶媒体読み込み部21が機能し、ダウンロード部22とデジタル放送受信部23については、第2、第3実施形態において説明する。なお、放送コンテンツ取得手段1とコンテンツ取得手段2において共通する放送受信部11,21、ダウンロード部12,22、デジタル放送受信部13,23は、共通のハードウェア構成を用いてもよい。
コンテンツ取得手段2により取得されるコンテンツは、先述した放送コンテンツと同様に、楽曲などの音楽、交通情報、天気情報、ニュースといった一般情報コンテンツ、星座や誕生月などに応じた占いなどのエンターテイメントコンテンツが含まれる。また、コンテンツには、そのコンテンツに関する属性情報が含まれる。ここで属性情報は、コンテンツの内容毎に分類されたコンテンツのカテゴリ、対応する情報をダウンロードできるか否かを示すフラグ、コンテンツを特定する識別情報、又はコンテンツ再生時間のいずれか1以上を含む。「コンテンツのカテゴリ」は、楽曲、楽曲のジャンル、トーク、交通情報、天気情報などのコンテンツの内容を示す情報である。属性情報にコンテンツのカテゴリを含ませ、これに基づいて代替コンテンツを検索できれば、楽曲コンテンツの代わりとなる代替コンテンツとして、楽曲のコンテンツ、さらにジャンルを特定した楽曲コンテンツを検索することができる。「識別情報」は、コンテンツを特定する情報、概要情報と詳細情報のようにコンテンツ間の階層関係を示す情報、コンテンツ間の関連性を示す情報である。属性情報にコンテンツの識別情報を含ませ、これに基づいて代替コンテンツを検索できれば、全国の天気に関する放送コンテンツの代わりに、ユーザが所在する場所の天気に関する代替コンテンツを検索することができ、全国の交通情報に関する放送コンテンツの代わりに、ユーザの目的地又は所在地周辺の交通情報に関する代替コンテンツを検索することができる。
「検索手段3」は放送コンテンツの代わりに提供される代替コンテンツの候補を、コンテンツ取得手段2により取得されたコンテンツから検索する。
検索手段3は、取得されたコンテンツから代替コンテンツの候補を検索する。検索の手法は特に限定されず、ユーザが最近再生した楽曲その他のコンテンツを検索してもよいし、ユーザの再生回数又は再生頻度が多い楽曲その他のコンテンツを検索してもよいし、予め設定されたユーザの嗜好(音楽ジャンル、アーティスト)に応じた楽曲その他のコンテンツを検索してもよい。
本実施形態の検索部3は、属性情報読み出し部31を有する。属性情報読み出し部31は、放送コンテンツの属性情報および取得されたコンテンツの属性情報を読み出す。検索手段3は、読み出した放送コンテンツの属性情報とコンテンツの属性情報とに基づいて代替コンテンツの候補を検索する。つまり、検索手段3は、放送コンテンツの属性情報と取得したコンテンツの属性情報とを比較し、コンテンツの内容(音楽、交通情報、天気情報、ニュース、若しくは占い、又は音楽ジャンル若しくはアーティストなど)に共通性があるコンテンツ、放送コンテンツの出力時間との差が所定値以下の再生時間を有するコンテンツ、又は放送コンテンツの出力時間よりも長い再生時間を有するコンテンツを検索する。
放送コンテンツと、検索された代替コンテンツの候補の例を図2に示した。図2に示すように、放送コンテンツ取得手段1は、放送コンテンツ1、放送コンテンツ2(ディスクジョッキー(DJ)チョイス楽曲)、放送コンテンツ3(ディスクジョッキーのトーク)を順次受信する。検索手段3は、放送コンテンツ2の出力時間と取得された各コンテンツの再生時間とを比較して代替コンテンツの候補を検索する。放送コンテンツ2の楽曲部分に置き代わる代替コンテンツの候補である楽曲1〜4を示した。検索条件は特に限定されないが、検索手段3は、放送コンテンツ2の出力時間との差が所定値以下である再生時間の楽曲を検索してもよいし、放送コンテンツの出力時間よりも再生時間が長いコンテンツを代替コンテンツの候補として検索してもよい。本実施形態の検索手段3は、再生時間が放送コンテンツの出力時間よりも長く、かつ放送コンテンツの出力時間とのずれが所定時間以下である代替コンテンツの候補として楽曲1〜4を検索した。なお、本例における放送コンテンツ2の再生時間は、放送コンテンツ2の前に放送された放送コンテンツ1に、放送コンテンツ2に関する属性情報として含まれる。
「選択手段4」は検索された代替コンテンツの中から放送コンテンツに代えて提供される代替コンテンツを選択する。選択手段4は、入力受付部41と、判断部42とを有している。入力受付部41は、コンテンツの特定情報をユーザから受付け、ユーザから入力された特定情報に基づいて代替コンテンツを選択する。ユーザにはディスプレイ56を介して次に放送される放送コンテンツ1と、代替コンテンツの候補となる楽曲1〜4とを合わせた5つの提供可能なコンテンツのタイトルが示され、ユーザはこれらの選択肢から1のコンテンツを選ぶ。これによりユーザの嗜好に合致した代替コンテンツを選択することができる。また、判断部42は、所定の選択条件に従い、検索された代替コンテンツの候補の中から提供する代替コンテンツを判断し、選択する。判断の基準となる選択条件は、特に限定されず、出力時間と再生時間との差が最も小さいものを選択してもよいし、ユーザの再生回数又は再生頻度が多いものを選択してもよい。本実施形態の判断部42は、再生時間比較機能421と、カテゴリ比較機能422と、識別情報比較機能423とを有する。再生時間比較機能421は、各コンテンツの属性情報に含まれる再生時間を放送コンテンツの出力時間と比較して、検索された候補の中で差が最も少ないコンテンツを代替コンテンツとして選択する。カテゴリ比較機能422は、属性情報に含まれるコンテンツのカテゴリ(内容、ジャンル、アーティストなど)を比較して、交代される放送コンテンツと共通するカテゴリのものを代替コンテンツとして選択する。識別情報比較機能423は、属性情報に含まれるコンテンツの識別情報と放送コンテンツの識別情報とを比較して、同一の識別情報又は関連性を示す識別情報が付されたコンテンツを代替コンテンツとして選択する。識別情報において関連性が示されたコンテンツとは、情報の階層構成において上下関係にあるコンテンツや、予め対応関係が定義されたコンテンツである。
「出力手段5」は選択された代替コンテンツを放送コンテンツに代えて出力(提供)する。出力手段5は、制御部50により出力制御された出力信号をユーザに出力するスピーカ55、ディスプレイ56などの出力装置である。出力手段5は、開始・終了ポイント検出部51と開始タイミング調整部52とを有している。
開始・終了ポイント検出部51は、交代される放送コンテンツの開始ポイントを検出する。本実施形態の開始・終了ポイント検出部51は、放送電波を解析し、放送電波からコンテンツの開始トリガを検出する電波解析機能511を有する。開始トリガは、コンテンツの出力開始を示す情報であってもよいし、モノラル音声とステレオ音声の切り替え情報であってもよい。モノラル音声からステレオ音声へ切り替わるタイミングでは、放送コンテンツが切り替わると考えられるからである。なお、放送コンテンツの開始ポイントは、その放送コンテンツの前に放送された放送コンテンツの終了ポイントとみなすことができる。このため、開始ポイントを検出したい放送コンテンツの前に放送された放送コンテンツの終了ポイントを放送コンテンツの開始ポイントとして擬制してもよいし、終了ポイントを検出したい放送コンテンツの後に放送された放送コンテンツの開始ポイントを放送コンテンツの終了ポイントとして擬制してもよい。
開始タイミング調整部52は、開始・終了ポイント検出部51により検出された開始ポイントから選択された代替コンテンツの出力(提供)を開始させる。図2に示す楽曲1が代替コンテンツとして選択された場合、開始・終了ポイント検出部51は放送コンテンツ2の開始トリガ(開始ポイント)を検出し、開始タイミング調整部52は開始トリガ(開始ポイント)から楽曲1の出力(提供)を開始させる。なお、楽曲1の再生中もラジオ放送の受信は裏で継続され、放送コンテンツ2の終了ポイントの検出を続行する。これにより、放送コンテンツの終了と代替コンテンツの開始との間があかず、ユーザに違和感を与えることなく放送番組に他の楽曲等のコンテンツ組み込んで提供することができる。
また、出力手段5は、ミキシング部53を有している。本実施形態の開始・終了ポイント検出部51の電波解析機能511は、放送電波を解析し、放送電波から代替コンテンツに代わられる放送コンテンツの終了ポイントを検出する。本例の電波解析機能511は、次のコンテンツの開始トリガを、現在放送中のコンテンツの終了を示す終了トリガとみなして、次のコンテンツの開始トリガを取得する。開始ポイントを示す情報として、モノラル音声とステレオ音声の切り替え情報であってもよい。モノラル音声からステレオ音声へ切り替わるタイミングでは、コンテンツが切り替わると考えられるからである。
ミキシング部53は、検出した終了ポイントから出力中(提供中)の代替コンテンツの出力音量を漸減させ、放送コンテンツと代替コンテンツとをミキシングして出力する。
図2に示した本例において、開始・終了ポイント検出部51が、ステレオ音声からモノラル音声へ切り替わった開始トリガ(終了ポイント)を検出すると、ミキシング部53は再生中の楽曲1の音量を一定値になるまで徐々に落とし、DJトーク(放送コンテンツ3)とミキシングし、楽曲1の出力(提供)が終了した時点で完全にラジオ放送のみの出力(提供)に戻す。これにより、交代される放送コンテンツの出力時間と代替コンテンツの再生時間とに差があったとしても、ユーザに違和感を与えることなく、放送番組に他の楽曲等のコンテンツを組み込んで出力することができる。ミキシング部53は、検索手段3の検索処理に応じて起動させることができる。代替コンテンツが放送コンテンツの出力時間に基づいて検索された場合、特に放送コンテンツの出力時間との差が所定値以下の再生時間を有するコンテンツが検索された場合には、このような処理を必要とする場面は少ない。しかし、代替コンテンツが、ユーザの再生回数又は再生頻度、コンテンツのカテゴリに基づいて検索された場合は、放送コンテンツの出力時間と代替コンテンツの再生時間に差が生じることもある。そのような場合に、ミキシング処理を行うことができれば、ユーザに違和感を与えることなく、放送番組に他のコンテンツを組み込むことができる。特に、放送コンテンツの出力時間よりも再生時間が長いコンテンツを代替コンテンツの候補として検索した場合は、コンテンツの間が無音状態となることがなく、また代替コンテンツの音量が漸減するため、ユーザに違和感を与えることなくコンテンツの切り替えを行うことができる。もちろん、放送コンテンツの出力時間に基づいて代替コンテンツを検索乃至選択しても、放送コンテンツの出力時間と代替コンテンツの再生時間に若干の差が生じてしまう場合もある。ミキシング部53によれば、このような場合においてユーザに与える違和感を低減させることができる。ミキシング部53は、放送コンテンツの出力時間と代替コンテンツの再生時間との差が所定値以上の場合に機能させてもよい。
次に、情報提供装置100の動作を説明する。情報提供装置100のメイン制御手順を図3のフローチャートに示した。
情報提供装置100は、ユーザからの電源ON入力、ACC−ON入力を取得すると起動する(S300)。放送受信部11がラジオ放送の受信を開始する(S301)。放送受信部11は、受信した電波を一時記憶し、順次出力手段5へ送出する。受信電波は開始・終了ポイント検出部51の電波解析部511、開始・終了ポイント検出部51の電波解析部511を経由し、放送コンテンツは出力制御部50の制御に従い出力手段5のスピーカから出力される(S302)。
検索手段3の属性情報読み出し部31は、放送コンテンツ取得手段1により取得された放送コンテンツの属性情報を取得する(S303)。検索手段3は、予め記憶されたコンテンツにアクセスする(S304)。本実施形態の検索手段3は、CD、MD、DVD、HD等の読み込み可能な記憶媒体にアクセスし、コンテンツを読み出し、放送コンテンツの代わりに提供される代替コンテンツの候補を検索する(S305)。
この検索処理を図4に示した。図4のフローチャートに基づいて検索手段3の検索処理を説明する。検索手段3は、放送コンテンツの代わりに提供される代替コンテンツの候補を、取得されたコンテンツの中から検索する。
まず、放送中の放送コンテンツの次に放送される放送コンテンツの属性情報を取得する(図3のS303)。本実施形態では次に放送される放送コンテンツが楽曲である場合に、その放送コンテンツを他の代替コンテンツに代えて提供する。ステップ401にて、次に放送される放送コンテンツの属性情報を取得し、その放送コンテンツが楽曲であるか否かを判断する。楽曲でなければS409へ進み、楽曲であればS402に進む。図2に示した本実施形態で視聴する放送コンテンツ1は楽曲であるので、S402へ進む。本実施形態では、記憶媒体のコンテンツを利用し、ダウンロードするコンテンツを利用しない。そのため、検索手段3は記憶媒体にアクセスする。記憶媒体に記憶された出力可能なコンテンツの数をカウントし、現在の出力候補数が所定数以下であるか否かが判断される(S402)。ここで出力候補数≧所定数となるのは、ダウンロード利用コンテンツにおいて、ダウンロードされたコンテンツが所定数以上ある場合である。第1実施形態では、ダウンロードコンテンツを利用しないので、S403へ進む。
検索手段3は、記憶媒体に記憶されたコンテンツのデータベース(DB)に楽曲が記憶されているか否かを判断する(S403)。検索手段3の属性情報読み出し部31は、記憶媒体から取得できるコンテンツの属性情報に含まれる出力時間を読み出す(S404)。属性情報に含まれる出力時間は電波解析機能511を介して解析させてもよい。
検索手段3は、アクセス可能なコンテンツのデータベース(DB)内に、再生時間が、交代される放送コンテンツの出力時間よりも長く、かつ交代される放送コンテンツの出力時間とのずれが所定時間以下の楽曲(コンテンツ)があるか否かを判断する(S405)。S405の条件を満たすコンテンツの数が所定数以下である場合は(S406でNo)、S405で検索された全てのコンテンツを代替コンテンツの候補とする(S407)。S405の条件を満たすコンテンツの数が所定数より多い場合(S406でYes)、代替コンテンツの出力候補の数が所定数となるように、S405の出力候補の中から、交代される放送コンテンツの出力時間との差が小さい再生時間を有する楽曲(代替コンテンツ)を、差の小さい順に選択し(S408)、図3のステップ306へ進む。
図3のステップ306において、選択手段4は検索された代替コンテンツの候補の中から放送コンテンツに代えて出力(提供)される代替コンテンツを選択する(S306)。
この選択処理を図5に示した。選択手段4の選択処理を図5に基づいて説明する。S305で代替コンテンツの出力候補が決定されると、検索手段3は、ディスプレイ56に代替コンテンツの候補を表示する(S500)。表示後、タイマーをスタートさせる(S501)。一定時間経過する前に、ユーザからディスプレイ56に表示された代替コンテンツの候補の中から出力(提供)するコンテンツを特定する情報が入力された場合(S503でYes)、ユーザにより選択されたコンテンツを出力(提供)するコンテンツとして選択する(S504)。タイマースタート後(S501)、一定時間が経過してもコンテンツを選択する入力がなかった場合、図3のS302へ戻り、通常のラジオ放送を出力(提供)する。図2に示した例では、ディスクジョッキー(DJ)のチョイス楽曲が出力(提供)される。ここでは、提供する代替コンテンツの選択手法として、ユーザが選択意思を入力する手法を説明したが、予め定めた選択条件に基づいて提供する代替コンテンツを選択してもよい。選択条件は特に限定されないが、過去のユーザの再生履歴に基づいて、再生回数や再生頻度に基づいて代替コンテンツを選択してもよい。
図3に戻り、S306において代替コンテンツが選択され、電波解析部511が放送コンテンツの開始トリガを検出すると、開始・終了ポイント検出部51が交代される放送コンテンツの開始ポイントを判断する(S307)。
この開始ポイントの判断処理を図6および図7に示した。図6には、ラジオ放送の放送電波に放送コンテンツの開始を示す開始トリガが含まれている場合の開始ポイントの判断処理を示した。開始・終了ポイント検出部51の電波解析機能511は、放送コンテンツの開始トリガの有無で放送コンテンツが開始されたか否かを判断する。電波解析機能511は、コンテンツ開始トリガを受信すると(S600でYes)、放送のコンテンツが開始されたと判断する(S601)。
図7には、ラジオ放送の放送電波に放送コンテンツの開始を示す開始トリガが含まれていない場合の開始ポイントの判断処理を示した。開始・終了ポイント検出部51の電波解析機能511は、ラジオ放送がモノラル音声出力かステレオ音声出力かに基づいて、開始ポイントを判断する。モノラル音声出力とステレオ音声出力とが切り替えられるポイントでは、放送コンテンツが切り替わると判断できるからである。本実施形態では、モノラル音声からステレオ音声へ切り替えがあったか否かを判断し、切り替えがあった場合、次の放送コンテンツが開始されたと判断する(S700でYes、S701)。他方音声出力の切り替えがない場合には、放送コンテンツは開始されていないと判断する(S700でNo,S702)。放送コンテンツの開始ポイントの判断手法は特に限定されず、この他にもラジオ放送の出力周波数を監視し、出力周波数の変化から放送コンテンツの開始を判断することもできる。
図3に戻り、S307にて判断された開始ポイントにおいて、交代される放送コンテンツの放送が開始されると(S308でYes)、開始タイミング調整部52は、ラジオ放送の出力(提供)を中止し(S309)、放送コンテンツの開始ポイントからS306で選択された代替コンテンツの出力(提供)を開始する(S310)。なお、交代される放送コンテンツの放送が開始されるまで(S308でNo)、開始ポイントの判断を行う(S307)。
開始・終了ポイント検出部51の電波解析機能511は、代替コンテンツの再生中に放送される放送電波の解析を行う。開始・終了ポイント検出部51は、交代される放送コンテンツの終了ポイント、すなわち次のコンテンツの開始ポイントを検出する(S311)。図2に示した交代される放送コンテンツ2の次の放送コンテンツ3は、ディスクジョッキーのトークである。開始・終了ポイント検出部51は、次の放送コンテンツ3が開始されたと判断すると(S312)、放送コンテンツ3のトークの出力(提供)を開始する(S313)。
交代される放送コンテンツの終了、すなわち次の放送コンテンツが開始されたか否かの判断処理を、図8及び図9に示した。図8及び図9に図2に示した放送コンテンツ3のトークが開始されたか否かの判断処理のフローを示す。図8には、ラジオ放送の放送電波にトーク開始を示す開始トリガが含まれている場合の開始ポイントの判断処理を示した。開始・終了ポイント検出部51の電波解析機能511は、交代される放送コンテンツ2の次の放送コンテンツであるトークの開始トリガの有無を判断する。この開始トリガを受信したか否かでトークが開始されたか否かを判断する。電波解析機能511は、トーク開始トリガを受信すると(S800でYes)、トークのコンテンツが開始されたと判断する(S801)。
図9には、ラジオ放送の放送電波にトーク開始を示す開始トリガが含まれていない場合の開始ポイントの判断処理を示した。開始・終了ポイント検出部51の電波解析機能511は、ラジオ放送がモノラル音声出力かステレオ音声出力かに基づいて、開始ポイントを判断する。モノラル音声出力とステレオ音声出力とが切り替えられるポイントでは、放送コンテンツが切り替わると判断できるからである。本実施形態では、ステレオ音声からモノラル音声へ切り替えがあったか否かを判断し、切り替えがあった場合、トークが開始されたと判断する(S900でYes、S901)。他方音声出力の切り替えがない場合には、トークは開始されていないと判断する(S900でNo,S902)。放送コンテンツの開始ポイントの判断手法は特に限定されず、この他にもラジオ放送の出力周波数を監視し、出力周波数の変化から放送コンテンツの開始を判断することもできる。
図3のフローチャートのステップ314に戻る。ミキシング部53は、次の放送コンテンツであるトークが開始されると、代替コンテンツが再生中であるか否かを判断する(S314)。代替コンテンツが再生されていなければ、通常どおりラジオ放送を継続し、出力手段5はトークを出力(提供)する。他方、代替コンテンツが再生されている場合は(S314でYes)、ミキシング部53は、再生中の代替コンテンツの出力音量を所定の音量まで漸減し(S315)、放送コンテンツ(トーク)と代替コンテンツとをミキシング出力する(S316)。放送コンテンツの再生が終了したら(S317)、S302に戻る。
続いて、図10に本実施形態の情報提供装置100の電源管理フローを示す。このフローは、図3に示したメインフローと並列に機能し、メインフローの処理にかかわらず有効となる。情報提供装置100は、ユーザからの電源ON入力やACCへの操作入力を取得すると起動し(S1000)、ユーザからの電源OFF入力(S1001)や、ACC・OFF信号の入力を受け付けると(S1002)、電源をOFFにして(S1003)、終了する(S1004)。
ここで、放送局について説明する。放送局は放送コンテンツを放送し、本実施形態の情報提供装置の放送コンテンツ取得手段1がその放送を受信する。ここでは、放送の用語を用いるが、一方向性の情報提供に限定する意図はなく、通信回線を用いた双方向性の情報提供をも含む意味である。
放送局であるラジオ局は、図示しないが、送信部と、放送コンテンツ記憶部と、出力制御部と、音声入力部と、操作部と、表示部とを有している。送信部は、出力制御部で出力制御された音声や、楽曲などのコンテンツを電波搭などを経由して、公共電波を送信する送信機である。コンテンツ記憶部は、放送に利用する楽曲コンテンツを記憶するための記憶媒体で、HD、CD、DVDなどが利用される。放送コンテンツにはその放送コンテンツのカテゴリや出力時間や識別情報等の属性情報が付加されており、放送時において放送コンテンツに含めて送信することができる。放送時においては、次に放送される放送コンテンツに関する属性情報を、前に放送される放送コンテンツに付加することもできる。出力制御部は、操作部から入力される出力指示により、出力する楽曲やディスクジョッキー(DJ)のトークを切り替えるといった出力制御を行う。音声入力部は、放送スタジオのマイクなどであって、ディスクジョッキー(DJ)のトークを入力する。操作部は、コンテンツやDJトークの出力切り替え等を指示する操作命令の入力装置である。表示部は、放送の出力レベルや、コンテンツ記憶部内のコンテンツを表示する表示装置である。
図11に放送局の処理を示す。放送局は、受信機(情報提供装置100)でトークと楽曲とを識別できるように、トークと楽曲との切り替えポイントでコンテンツの開始トリガ又はコンテンツの終了トリガなどのコンテンツ開始ポイントを示す情報を送信する。開始ポイントを示す情報を放送電波に含めずに、トークと楽曲との切り替えポイントで音声出力をステレオ出力/モノラル出力の切り替えを行ってもよい。
図11には、放送電波に開始トリガを含めた場合の処理を示す。システムが起動され(S1100)、音声入力部を介してディスクジョッキー(DJ)によるトーク(放送コンテンツ)が開始される(S1101)。番組進行上においてトーク(放送コンテンツ)の後に楽曲(放送コンテンツ)を放送する場合、表示部に表示された楽曲(放送コンテンツ情報)を順次送信する(S1102,S1103)。DJのトークから楽曲に出力を切り替える場合、操作部に出力の切り替えを入力する。出力の切り替え入力に呼応し、楽曲の送信に先立って楽曲開始トリガを送信する(S1105)。この開始トリガの送信は手動であってもよいし自動的であってもよい。開始トリガの送信後、楽曲の出力(提供)が開始される(S1106)。楽曲が終了し、出力が楽曲からトークに切り替えられる場合(S1107)、手動または自動的にトークの開始トリガが送信される(S1108)。番組が終了すれば終了となる(S1109)。楽曲の開始トリガやトークの開始トリガを放送局側が送信しない場合には、図11のフローチャートのS1105を「モノラル出力からステレオ出力への切り替え」とし、S1108を「ステレオ出力からモノラル出力への切り替え」とする。
本実施形態の情報提供装置100は、以上のように構成され機能するので、以下の効果を奏する。
本実施形態の情報提供装置100は、番組に含まれる一部分の放送コンテンツを、他の代替コンテンツと交代させることができるため、番組中に視聴したくない放送コンテンツがあった場合や番組中の放送コンテンツよりも視聴したいコンテンツがあった場合に、他のコンテンツを視聴することができる。
代替コンテンツは属性情報に基づいて検索され、検索された候補の中から選択されるため、放送コンテンツと代えても違和感のない代替コンテンツを選択することができる。
放送コンテンツの属性情報にコンテンツの出力時間を含ませるとともに、コンテンツの属性情報にコンテンツの再生時間を含ませたため、放送コンテンツの出力時間とコンテンツ再生時間に基づいて代替コンテンツの候補を検索することができる。このため、時間の観点から代替コンテンツを選択することができ、放送コンテンツの代わりに代替コンテンツを出力した場合、ユーザに違和感を与えることなく、放送コンテンツと代替コンテンツとを切り替えることができる。
特に、放送コンテンツの出力時間との差が所定値以下の再生時間を有するコンテンツを代替コンテンツとして検索乃至選択した場合は、放送コンテンツと代替コンテンツとを途切れさせることなく連続して提供することができ、ユーザに違和感を与えることなく、放送コンテンツと代替コンテンツとを切り替えることができる。
また、放送コンテンツの出力時間よりも再生時間が長いコンテンツを、代替コンテンツの候補として検索乃至選択することにより、放送コンテンツと代替コンテンツとの間が途切れてしまうことを防止することができ、ユーザに違和感を与えることなく、放送コンテンツと代替コンテンツとを切り替えることができる。ちなみに、放送コンテンツの出力時間よりも代替コンテンツの再生時間が長い場合、2つの音声が重複してしまうが、このような場合は、ミキシング部53の代替コンテンツの出力音声を漸減させる処理とミキシング出力処理により、違和感を低減させることができる。
本実施形態では、放送コンテンツとコンテンツの属性情報にコンテンツのカテゴリを含ませたため、放送コンテンツのカテゴリとコンテンツのカテゴリに基づいて代替コンテンツの候補を検索することができる。このため、コンテンツの内容の観点から代替コンテンツを選択することができ、放送コンテンツの代わりに代替コンテンツを出力した場合、ユーザに違和感を与えることなく、放送コンテンツと代替コンテンツとを切り替えることができる。たとえば、番組中の楽曲に関する放送コンテンツの代わりに、楽曲の代替コンテンツを組み込むことができるため、ユーザに違和感を与えず、放送コンテンツの交代を行うことができる。
本実施形態では、放送コンテンツとコンテンツの属性情報にコンテンツの識別情報を含ませたため、放送コンテンツ識別情報とコンテンツの識別情報に基づいて代替コンテンツの候補を検索することができる。このため、コンテンツ同士の関連性の観点から代替コンテンツを選択することができ、放送コンテンツの代わりに代替コンテンツを提供した場合、ユーザに違和感を与えることなく、放送コンテンツと代替コンテンツとを切り替えることができる。たとえば、全国の天気に関する放送コンテンツの代わりに、ユーザが所在する場所の天気に関する代替コンテンツを提供することができ、全国の交通情報に関する放送コンテンツの代わりに、ユーザの目的地又は所在地周辺の交通情報に関する代替コンテンツを提供することができる。このように、一般情報と詳細情報などのような階層構造を有する情報に関し、放送コンテンツをユーザが必要とする代替コンテンツに代えて提供することができる。
放送コンテンツに代えて提供するコンテンツは、記憶媒体に記憶されたコンテンツから取得してもよいし、サーバからダウンロードして取得してもよいし、デジタル放送の受信により取得してもよい。様々なデータベースからコンテンツを取得することにより、ユーザの嗜好に合致したコンテンツを提供することができる。
本実施形態の出力手段5は、選択された代替コンテンツに代わられる、放送コンテンツの開始ポイントを検出し、検出した開始ポイントから選択された代替コンテンツの出力(提供)を開始するため、放送コンテンツと代替コンテンツとを途切れることなく連続して提供させることができる。
また、本実施形態の出力手段5は、選択された代替コンテンツに代わられる放送コンテンツの終了ポイントを検出し、検出した終了ポイントから選択された代替コンテンツの出力音量を漸減させ、放送コンテンツと代替コンテンツとをミキシング出力するため、ユーザに違和感を与えることなく放送コンテンツと代替コンテンツとを切り替えることができる。特に放送コンテンツの出力時間と代替コンテンツの再生時間との差が大きい場合、この処理によって違和感を低減させることができる。特に、代替コンテンツがコンテンツの内容の観点から選択された場合や、代替コンテンツがコンテンツ同士の関連性(識別情報)の観点から選択された場合において、放送コンテンツの出力時間と代替コンテンツの出力時間とに差が生じてしまった場合の違和感を低減させることができる。
<第2実施形態>
本実施形態の情報提供装置200は、コンテンツの取得手法が異なるほか、第1実施形態と基本的に共通する。第2実施形態の情報提供装置200の構成は、図1に示した第1実施形態のそれと共通する。本実施形態のコンテンツ取得手段2は、サーバからコンテンツをダウンロードすることにより、コンテンツを取得する。図1に示すコンテンツ取得手段2のダウンロード部22が起動し、コンテンツを取得する。ここでは、ダウンロード部22が取得したコンテンツから代替コンテンツの候補を検索する例を説明するが、デジタル放送受信部23が取得したコンテンツを利用することもできる。
第2実施形態の情報提供装置200が取得する放送コンテンツおよびコンテンツを図12に示した。図12に示すように、放送コンテンツ1に続き、全星座占いダイジェストという占いに関する放送コンテンツ2が提供され、その後トーク(放送コンテンツ3)が提供される。
本実施形態では、放送コンテンツ2の全星座(12星座)占いダイジェストに代えて、ユーザが視聴を希望する3星座ごとの星座占い詳細情報(代替コンテンツの候補)のうち、いずれか1つを提供する処理を例にして説明する。
放送コンテンツ、代替コンテンツ等のコンテンツに付された属性情報の一例を図13に示した。図13に示すように、属性情報は、ダウンロードにより情報が取得できるか否か、つまりダウンロードコンテンツの利用可否を示すダウンロード利用フラグと、コンテンツの内容を示すカテゴリと、コンテンツのID又は他のコンテンツとの関連を示す識別情報と、コンテンツの出力時間/再生時間とを含んでいる。
「ダウンロードコンテンツが利用できる」とは、放送コンテンツの代わりに提供される代替コンテンツがダウンロードにより取得することができることを意味する。本実施形態では、通常のラジオ放送では12星座に関する全星座占いダイジェストが放送されるが、4つに区分された星座群について星座占いの詳細版がデータ放送又はサーバからダウンロードでき、ダウンロードした詳細版の占い情報を放送されるダイジェスト版に代えて提供することができる。ユーザは、自分の星座が含まれる詳細版を、ダイジェスト版に代えて提供することができる。
放送受信部11がラジオなどの放送電波を受信し、出力手段5が放送コンテンツの出力(提供)を行う。放送受信部11が受信した放送コンテンツの属性情報により、放送コンテンツ取得手段1は、放送コンテンツについてダウンロードコンテンツが利用できるか否かを認識することができる。この情報に基づいて、コンテンツ取得手段2のダウンロード部22は、放送コンテンツに代えて出力(提供)できるコンテンツをダウンロードする。このダウンロードは、放送コンテンツの受信及び出力に並行して行われる。
本実施形態では、図12に示すように、放送コンテンツ1の次に放送される放送コンテンツ2(占いのダイジェスト版)は、ダウンロード利用が可能であるフラグを有しているため、ダウンロード部22は占いの詳細版をダウンロードする。
選択手段4は、放送コンテンツ2(全星座占いダイジェスト)の代わりに出力(提供)できる代替コンテンツの候補(牡羊座〜双子座、蟹座〜乙女座、天秤座〜射手座、山羊座〜魚座の詳細)から1つのコンテンツを選択(手動もしくは自動で選択)する。出力手段5は、放送コンテンツ2(全星座占いダイジェスト)の開始ポイントを検出し、開始ポイントからダウンロードした代替コンテンツ(例えば牡羊座〜双子座詳細)の出力(提供)を開始する。出力手段5が、牡羊座〜双子座の詳細版に係る代替コンテンツを出力(提供)している間も放送コンテンツ取得手段1は、ラジオ放送を継続して受信する。出力手段5は、放送コンテンツ2が終了し、放送コンテンツ3(DJのトーク)が開始されると、その開始ポイントで、出力中の代替コンテンツ(牡羊座〜双子座の占い詳細版)の出力音量を一定値になるまで徐々に落とし、DJトーク(放送コンテンツ3)とミキシング出力し、代替コンテンツ(牡羊座〜双子座の占い詳細版)が終了した時点で完全にラジオ放送に戻す。ここに説明した以外の点は、第1実施形態の情報提供装置200と共通する。
図14に本実施形態のメインフローを示した。S1400〜S1404以外は、図3に示した第1実施形態のメインフローと共通する。ここでは重複した説明を避けて異なる処理について説明する。
本実施形態のコンテンツ取得手段2のダウンロード部22は、放送コンテンツ取得手段1により取得された放送コンテンツに対応するコンテンツがダウンロード可能である場合、そのコンテンツをダウンロードする。
S301において、放送受信部11が放送コンテンツを順次受信する。ダウンロード部22は、放送コンテンツの属性情報を解析する(S1400)。解析の結果、放送コンテンツに対応するコンテンツがダウンロードにより取得可能である場合(S1401でYes)、ダウンロード部22はコンテンツをダウンロードする(S1402)。利用可能なコンテンツは属性情報に含まれる識別情報に基づいて特定することができる。ダウンロードが終了したら(S1403)、ダウンロードしたコンテンツをアクセス可能な記憶媒体に記憶する。記憶されたコンテンツは、検索手段3は記憶されたコンテンツにアクセスし(S304)、代替コンテンツ候補の検索対象となる(S304)。
次に、検索手段3の処理について説明する。本実施形態の検索処理を図15に示した。S1501〜S1503以外の点は、図4に示した第1実施形態の検索処理と共通する。ここでは重複した説明を避けて異なる点について説明する。
放送受信部11が放送コンテンツを受信すると(S303)、コンテンツ取得手段2のダウンロード部21は、放送コンテンツの属性情報を解析し、放送コンテンツに対応するコンテンツがダウンロードにより取得できるものであるか否かを判断する(S1501)。検索手段3は、ダウンロードされたコンテンツを記憶する記憶媒体に、放送コンテンツが指定する識別情報を有するコンテンツが記憶されているか否かを調べる(S1502)指定された識別情報を有するコンテンツがあれば、該当するコンテンツを代替コンテンツの候補とする(S1503)。本実施形態では図12に示すように、牡羊座〜双子座、蟹座〜乙女座、天秤座〜射手座、山羊座〜魚座の4つのコンテンツには、全星座占いダイジェスト版の放送コンテンツの識別情報と同一又は関連性のある識別情報が付されており、ダウンロード部22は、この識別情報が付されたコンテンツをダウンロードして記憶する。検索手段3は、識別情報に基づいて、ダウンロードされたコンテンツから代替コンテンツの候補を検索する。
次に、放送コンテンツが楽曲かどうか判断する。この判断は、属性情報に基づいて行う。図12に示すように放送コンテンツ2は楽曲ではないので、S409へ進む。S409では、指定された識別情報に対応するコンテンツを代替コンテンツの候補とし(S409でYes)、S306へ進み、出力候補の中から出力(提供)する代替コンテンツを1つ選択する。出力候補が存在しなければ、S302へ進み、通常のラジオ放送を出力(提供)する。つまり本実施形態では、全星座占いダイジェスト版が出力(提供)される。
本実施形態の情報提供装置200は第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、情報提供装置200側が有している、予め記憶されたコンテンツだけでなく、ダウンロードしたコンテンツも、代替コンテンツの候補とすることができるため、幅広い代替コンテンツの候補をユーザに示すことができ、ユーザは嗜好に応じた代替コンテンツを視聴することができる。
<第3実施形態>
本実施形態の情報提供装置300は、コンテンツの取得手法が異なるほか、第1実施形態と基本的に共通する。第3実施形態の情報提供装置300の構成は、図1に示した第1実施形態のそれと共通する。本実施形態のコンテンツ取得手段2は、記憶媒体読み込み部21、ダウンロード部22、デジタル放送受信部23がそれぞれコンテンツを取得し、検索手段3は取得されたコンテンツの中から代替コンテンツの候補を検索する。ここでは、記憶媒体読込み部21とダウンロード部22とが取得したコンテンツから代替コンテンツの候補を検索する例を説明するが、デジタル放送受信部23が取得したコンテンツを利用することもできる。
第3実施形態の情報提供装置300が取得する放送コンテンツおよびコンテンツを図16に示した。図16に示すように、放送コンテンツ1に続き、DJチョイス楽曲1が放送コンテンツ2として出力(提供)され、その後トーク(放送コンテンツ3)が出力(提供)される。
本実施形態では、DJチョイス楽曲1に代えて、ダウンロード可能なDJチョイス楽曲1,2、3、又はCDに記憶されたCD楽曲1、CD楽曲2のうち、いずれか1つを出力(提供)する処理を例にして説明する。
コンテンツ取得手段2のダウンロード部22は、外部のサーバからコンテンツをダウンロードする。ダウンロードに関する処理は、第2実施形態のそれと共通する。デジタル放送受信部23はデジタル放送を受信して、受信したコンテンツを記憶する。
第2実施形態と同様に、ダウンロード部22は、放送コンテンツ2の属性情報から対応づけられたコンテンツがダウンロード可能であることを識別し、放送コンテンツ2に対応づけられたコンテンツ(DJチョイス楽曲1、楽曲2、楽曲3)をダウンロードする。記憶媒体読み込み部21は、記憶されたコンテンツにアクセス可能な状態で待機する。
検索手段3は、放送コンテンツ2に対応づけられたコンテンツ(DJチョイス楽曲1、楽曲2、楽曲3)と、放送コンテンツ2の属性情報に含まれる出力時間との差が所定値以下のコンテンツとを検索する。検索の結果、放送コンテンツ2の代わりに出力可能な代替コンテンツの候補は、図16に示すように、DJチョイス楽曲2、楽曲3と、CD楽曲1、CD楽曲2である。
選択手段4は、この4つの代替コンテンツの候補から4つから1つ選択する(手動もしくは自動で選択)。出力手段5は、放送コンテンツ2(DJチョイス楽曲1)の開始ポイントを検出し、検出した開始ポイントから選択された代替コンテンツ(例えばDJチョイス楽曲2)を出力(提供)する。DJチョイス楽曲2の再生中においても、放送受信部11は、ラジオ放送は裏で受信し続ける。放送コンテンツ3(DJトーク)の開始ポイントを検出し、放送コンテンツ3の出力が開始されたと判断したら、出力手段5は代替コンテンツ(DJチョイス楽曲2)の音量を一定値になるまで徐々に落とし、放送コンテンツ3(DJトーク)とミキシングし、代替コンテンツ(DJチョイス楽曲2)が終了した時点で完全にラジオ放送に戻す。
次に、第3実施形態の検索手段3の処理について説明する。本実施形態の検索処理を図17に示した。S1700〜S1703以外の点は、図15に示した第2実施形態の検索処理と共通する。ここでは重複した説明を避けて異なる点について説明する。
放送受信部11が放送コンテンツを受信すると(S303)、コンテンツ取得手段2のダウンロード部21は、放送コンテンツの属性情報を解析し、放送コンテンツに対応するコンテンツがダウンロードにより取得できるものであるか否かを判断する(S1501)。検索手段3は、ダウンロードされたコンテンツを記憶する記憶媒体に、放送コンテンツが指定する識別情報を有するコンテンツが記憶されているか否かを調べる(S1502)。本実施形態では、DJチョイス楽曲1と関連づけられた識別情報が付されたDJチョイス楽曲2、3の2つのコンテンツがダウンロードされて記憶されているため、これら2つのコンテンツが代替コンテンツの出力候補と決定される。
次に、放送コンテンツが楽曲かどうか判断する。この判断は、属性情報に基づいて行う。図16に示すように放送コンテンツ2は楽曲であるので、S402へ進む。S402では、S1503で決定された出力候補の数が、所定数に達しているか否かを判断する。この所定数は、車両搭載の情報提供装置の場合、運転中に表示しても安全であると判断される数であり、本実施形態では所定数=4とした。また、車両に搭載されない情報提供装置では、表示可能な範囲に応じて決定してもよい。S402において所定数=4であるのに対し、S1503で決定された出力候補数=2であるので、S403へ進む。ちなみに、S402で出力候補数≧所定数となった場合、S1503にて決定されたコンテンツを出力候補と決定する。S403では、検索手段3が、記憶媒体(DB)にアクセスし、DB内に楽曲があれば(S403でYes)、放送コンテンツの属性情報中の出力時間を取得する(S404)。検索手段3は記憶媒体に記憶されたコンテンツの属性情報(再生時間)を読み出し、再生時間が、交代される放送コンテンツの出力時間より長く、出力時間とのずれが所定値以下の楽曲があるか否かを判断する(S405)。S1503にて決定されたコンテンツとS405の条件を満たすコンテンツの和が所定数よりも多い場合(S1700でYes)、S1503とS405の和(出力候補数)が所定数となるように、交代される放送コンテンツの出力時間との差が小さい再生時間を有する楽曲(代替コンテンツ)を、差の小さい順に選択する(S1702)。本実施形態では、S1503での出力候補=2であるので、S405で検索したコンテンツ(楽曲)が2曲以上存在すれば、放送コンテンツの出力時間に最も近いものから2曲(CD楽曲1、CD楽曲2)を出力候補とし、S1503のDJチョイス楽曲2,3と合わせた4つのコンテンツを代替コンテンツの出力候補と決定する。なお、S1503にて決定されたコンテンツとS405の条件を満たすコンテンツの和が所定数以下である場合(S1700でNo)、検索されたコンテンツのすべてを表示する(S1701)。
本実施形態の情報提供装置300は第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、情報提供装置300側が有している、予め記憶されたコンテンツだけでなく、ダウンロードしたコンテンツも、代替コンテンツの候補とすることができる。このため、幅広い代替コンテンツの候補をユーザに示すことができ、ユーザは嗜好に応じた代替コンテンツを視聴することができる。一方、本実施形態の検索手段3は、記憶媒体から読み出すコンテンツと、ダウンロードするコンテンツの候補の数が適切になるように調整処理を行うため、ユーザにとって選択しやすい範囲の代替コンテンツの候補を検索し、提示することができる。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
第1実施形態の情報提供装置のブロック構成を示す図である。 第1実施形態の放送コンテンツと代替コンテンツの候補を説明するための図である。 第1実施形態のメインフローを示すフローチャート図である。 第1実施形態の検索手段による検索処理手順を示すフローチャート図である。 第1実施形態の選択手段による選択処理手順を示すフローチャート図である。 第1実施形態の開始・終了ポイント検出部の開始ポイントの判断処理手順を示す第1のフローチャート図である。 第1実施形態の開始・終了ポイント検出部の開始ポイントの判断処理手順を示す第2のフローチャート図である。 次に放送される放送コンテンツの開始ポイントの判断処理手順を示す第1のフローチャート図である。 次に放送される放送コンテンツの開始ポイントの判断処理手順を示す第2のフローチャート図である。 第1実施形態の電源制御手順を示すフローチャート図である。 放送局の放送手順を示すフローチャート図である。 第2実施形態の放送コンテンツと代替コンテンツの候補を説明するための図である コンテンツの属性情報を説明するための図である。 第2実施形態のメインフローを示すフローチャート図である。 第2実施形態の検索手段による検索処理手順を示すフローチャート図である。 第3実施形態の放送コンテンツと代替コンテンツの候補を説明するための図である。 第3実施形態の検索手段による検索処理手順を示すフローチャート図である。
符号の説明
100,200,300…情報提供装置
1…放送コンテンツ取得手段
11・・・放送受信部
12・・・ダウンロード部(放送コンテンツ取得用)
13・・・デジタル放送受信部(放送コンテンツ取得用)
2・・・コンテンツ取得手段
21・・・記憶媒体読込み部
22・・・ダウンロード部(代替コンテンツ取得用)
23・・・デジタル放送受信部(代替コンテンツ取得用)
3・・・検索手段
31・・・属性情報読み出し部
4・・・選択手段
41・・・入力受付部
42・・・判断部
421・・・再生時間比較機能
422・・・カテゴリ比較機能
423・・・識別情報比較機能
5・・・出力手段
50・・・制御部
51・・・開始・終了ポイント検出部
511・・・電波解析機能
52・・・開始タイミング調整部
53・・・ミキシング部
55・・・スピーカ
56・・・ディスプレイ

Claims (14)

  1. 複数の放送コンテンツを順次受信し、受信した放送コンテンツを出力する情報提供装置であって、
    1又は2以上のコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、
    前記放送コンテンツの代わりに出力される代替コンテンツの候補を、前記コンテンツ取得手段により取得されたコンテンツから検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索された代替コンテンツの候補の中から放送コンテンツに代えて出力される代替コンテンツを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された代替コンテンツを前記放送コンテンツに代えて出力する出力手段とを有する情報提供装置。
  2. 前記各放送コンテンツは当該放送コンテンツ及び/又は次に放送される放送コンテンツに関する属性情報を含むとともに、前記各コンテンツは当該コンテンツに関する属性情報を含み、
    前記検索手段は、前記放送コンテンツの属性情報と前記コンテンツの属性情報とに基づいて、前記代替コンテンツの候補を検索する請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記放送コンテンツの属性情報はコンテンツの出力時間を含み、前記コンテンツの属性情報はコンテンツの再生時間を含む請求項2に記載の情報提供装置。
  4. 前記検索手段は、前記放送コンテンツの出力時間との差が所定値以下の再生時間を有するコンテンツを代替コンテンツの候補として検索する請求項3に記載の情報提供装置。
  5. 前記検索手段は、前記放送コンテンツの出力時間よりも再生時間が長いコンテンツを、代替コンテンツの候補として検索する請求項3又は4に記載の情報提供装置。
  6. 前記放送コンテンツと前記コンテンツの属性情報は、コンテンツのカテゴリ情報を含む請求項2に記載の情報提供装置。
  7. 前記放送コンテンツと前記コンテンツの属性情報は、コンテンツの識別情報を含む請求項2に記載の情報提供装置。
  8. 前記コンテンツ取得手段は、記録媒体に記録されたコンテンツを読み出す請求項1〜7のいずれかに記載の情報提供装置。
  9. 前記コンテンツ取得手段は、サーバからコンテンツをダウンロードする請求項1〜8のいずれかに記載の情報提供装置。
  10. 前記コンテンツ取得手段は、デジタル放送の受信によりコンテンツを取得する請求項1〜9のいずれかに記載の情報提供装置。
  11. 前記出力手段は、前記選択された代替コンテンツに代わられる放送コンテンツの開始ポイントを検出し、検出した開始ポイントから前記選択された代替コンテンツの出力を開始する請求項1から10のいずれかに記載の情報提供装置。
  12. 前記出力手段は、前記選択された代替コンテンツに代わられる放送コンテンツの終了ポイントを検出し、検出した終了ポイントから前記選択された代替コンテンツの出力音量を漸減させ、放送コンテンツと代替コンテンツとをミキシング出力する請求項1〜11のいずれかに記載の情報提供装置。
  13. 複数の放送コンテンツを順次受信しつつ、
    1又は2以上のコンテンツを取得し、
    前記放送コンテンツの代わりに出力される代替コンテンツの候補を、前記取得されたコンテンツから検索し、
    前記検索された代替コンテンツの候補の中から放送コンテンツに代えて出力する代替コンテンツを選択し、
    前記選択された代替コンテンツを前記放送コンテンツに代えて出力する情報提供方法。
  14. コンピュータに、
    複数の放送コンテンツを順次受信しつつ、1又は2以上のコンテンツを取得するステップと、
    前記放送コンテンツの代わりに出力される代替コンテンツの候補を、前記取得されたコンテンツから検索するステップと、
    前記検索された代替コンテンツの候補の中から放送コンテンツに代えて出力する代替コンテンツを選択するステップと、
    前記選択された代替コンテンツを前記放送コンテンツに代えて出力するステップとを実行させるための情報提供用プログラム。


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