JP2007079645A - オンライン販売システムとその方法とそれらに用いる端末及びそれらのプログラムとその記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 取引の変更に柔軟に対応することができるオンライン販売システムを提供すること。
【解決手段】 電子商取引における購入者側に設けられた購入者端末装置2と、購入者端末装置2にネットワーク3を介して接続され電子商取引における販売者側に設けられた販売者装置4と、ネットワーク3に接続され購入者と販売者との間で行われた電子商取引に対する課金を行う課金装置5とを備え、販売者装置4が、購入者による商品の注文の内容を表す注文情報に基づいて課金装置5に課金の仮予約を要求し、課金装置5が、仮予約の要求に基づいて購入者の預託金から商品の代金と等しい額の仮払金を凍結し、購入者端末装置2が、注文した商品と納品された商品の差異に応じて支払い額を決定し、購入者が購入した商品に対する課金の指示を表す課金指示情報に基づいて仮払金から購入者に課金する。
【選択図】図1

Description

この発明は、ネットワークを介して商品の取引を行うオンライン販売システムに関し、詳しくは、オンライン販売における取引変更の柔軟性や安全性を高めたオンライン販売システム、及び、そのシステムを構成する装置、その処理方法、及びそれらのプログラムに関する。
従来、ネットワークを介して商品の取引を行うオンライン販売システムとして、例えば、図18に示すように、仮決済依頼を行い(S180)、購入者取引金融機関処理装置220が、購入者の仮決済依頼(S180)に応じてその口座残高を凍結し、仮決済情報を含む金銭情報である仮決済マネーを生成して、商品購入者処理装置200に送信する(S181)。
次に商品購入者処理装置200が、商品購入依頼と仮決済マネーとを商品販売者処理装置210に送信し(S182)、商品を受け取った購入者が、商品を確認した確認結果を商品購入者処理装置200に入力することで、購入者取引金融機関処理装置220に本決済依頼を送信する(S183)。
次に商品販売者処理装置210が、仮決済マネーのチェック結果に基づき、本決済依頼を購入者取引金融機関処理装置220に送信する(S184)。購入者取引金融機関処理装置220は、本決済承認依頼と本決済依頼がデータベースに存在することを条件に、仮決済マネーについて本決済を行う(S185)。このようにして代金支払い後の商品の未納品等の購入者のリスクや、商品納品後の代金の不払い等の販売者のリスクを低減するものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2004−70975号公報
しかしながら、上述したような従来の技術では、購入者と販売者のリスクを低減することができるものの、商品の納期が遅れた場合、欠品が生じた場合、および代替品を納品する場合等のような取引の変更に柔軟に対応することができないといった問題があった。
この発明は、このような問題を解決するためになされたもので、取引の変更に柔軟に対応することができるオンライン販売システムを提供することを目的とする。
この発明のオンライン販売システムは、電子商取引における購入者側に設けられた購入者端末装置と、上記購入者端末装置にネットワークを介して接続され電子商取引における販売者側に設けられた販売者装置と、上記ネットワークに接続され上記購入者と上記販売者との間で行われた電子商取引に対する課金を行う課金装置と、を備え、上記販売者装置が、上記購入者による商品の注文の内容を表す注文情報に基づいて上記課金装置に課金の予約を要求する課金予約情報生成部を有し、上記課金装置が、上記課金予約情報に基づいて上記購入者の預託金から上記商品の代金と等しい額の仮払金を凍結する仮払金凍結処理部を有し、上記購入者端末装置が、注文情報と上記販売者装置から提供される納品情報との差異に応じて支払額を決定する受領情報生成部を有する。
この発明によるオンライン販売システムによれば、購入者端末装置が、注文した商品と納品された商品との差異に応じて支払額を決定するため、取引の変更に柔軟に対応することができる。すなわち、特許文献1に示された仮決済マネーによる発注の局面と、本決済を行う納品確認の局面とに分けることで、販売者側の代金未回収のリスクと購入者側の商品未納リスクに対応可能とした従来の技術の上に、柔軟性を持たせたオンライン販売システムを構築することができる。
以下、この発明の実施の形態に係るオンライン販売システムについて、図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1にこの発明の第1の実施の形態に係るオンライン販売システムの構成をブロック図で示す。オンライン販売システム1は、電子商取引における購入者側に設けられた購入者端末装置2と、購入者端末装置2にネットワーク3を介して接続された電子商取引における販売者側に設けられた販売者装置4と、ネットワーク3に接続され購入者と販売者との間で行われた電子商取引に対する課金を行う課金装置5とを備えている。
なお、図1において、それぞれ1つの購入者端末装置2、販売者装置4および課金装置5が示されているが、この発明におけるオンライン販売システムが備える購入者端末、販売者装置および課金装置の数を限定するものではない。また、ネットワーク3は、携帯電話網及びインターネット網を含む。
購入者端末装置2、販売者装置4および課金装置5は、プログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)と、プログラムやデータを記憶する記憶装置と、これらプログラムを実行するCPUと、CPUが用いるデータ等を記憶するRAMとから成る制御手段が、機能ブロックを構成する各機能部の動作手順及び動作タイミングを制御してその機能を実現するものである。
各端末及び装置は、ネットワーク3を介した通信を行うためのネットワークインターフェースと、近傍の外部機器と通信を行うためのパーソナルエリアネットワーク(Personal Area Network)インターフェースたとえば、非接触ICのための無線通信インターフェース、近距離赤外線通信(Infrared Data Association、以下IrDAと略す)、ブルートゥース(Bluetooth)、ウルトラワイドバンド(Ultra Wide Band)等と、キーボードやポインティングデバイス等の入力機器と、画面出力するディスプレイとを備えた携帯電話や携帯情報端末(Personal Digital Assistant以下PDAと略す)もしくは一般的なコンピュータ装置等によって構成されている。
これに限定するものではないが、購入者端末装置2については、携帯電話やPDAのような通信機能を備えた小型の機器である方が好ましい。購入者端末装置2、販売者装置4および課金装置5のROMまたは記憶装置に記憶される各プログラムには、後述するオンライン販売システム1の動作を各装置に実行させるためのプログラムがそれぞれ含まれている。これらのプログラムは、CD-ROMやメモリーカード等の記憶媒体に記録可能である。
購入者端末装置2は、納品情報等を光学的に読み取るバーコードリーダを内蔵している。そのバーコードリーダは、例えば2次元コードのキューアールコード(Quick Response code、以下QRコードと略す)を読めるQRコードリーダ26である。また、この実施の形態において、販売者装置4は、商品7に付される伝票8等にQRコードを印刷することができるプリンタ装置9を備えている。
課金装置5は、例えば、購入者および販売者の口座を管理する金融機関、または、購入者の口座を管理する金融機関および販売者の口座を管理する金融機関と通信可能であって、信頼される課金機関に設けられている。課金機関は、購入者の指示に従い預託金を管理している。たとえば購入者が預託金を増額する旨の指示を行った場合には、購入者との間の契約に基づいて、購入者の口座等の事前に登録された決済手段を用いて相当額を入金する。また、購入者が預託金に基づいて商品を購入した場合には、販売者の口座等に代金を送金する。このように、課金機関は、購入者のプリペイド口座を管理する。なお携帯電話網などのネットワークオペレータや、ポータルサイトが課金機関になってもよい。
以上のように構成されたオンライン販売システム1について、動作手順を示すシーケンス図である図2と各端末及び装置の構成を示すブロック図、図3〜図5用いて、その動作を説明する。
まず、購入者が購入者端末装置2の入力手段20を操作して、商品を検索することで動作が開始される。購入者端末装置2は、上記したように図示しないCPU,ROM,RAMで構成される制御手段21と、制御手段21によって動作手順や動作のタイミングが制御される機能ブロック22と、表示手段23と通信インターフェース24とで構成され、通信インターフェース24を介してネットワーク3に接続するものである。
このオンライン販売システム1の動作説明においては、購入者端末装置2を例えば携帯電話端末として説明を行う。したがって、ネットワーク3は携帯電話網とインターネットとから構成されるネットワークである。入力手段20からの商品を検索する信号が入力されると、商品情報検索要求生成部22aが販売者装置4に対する商品情報検索要求を生成する(ステップS1)。生成された商品情報検索要求は、例えば、この例の場合、携帯電話通信機能である通信インターフェース24介してネットワーク3に接続された販売者装置4に送信される(ステップS2)。商品情報検索要求は、販売者装置4の通信インターフェース43を経て商品情報検索要求受信部42aで受信される(ステップS3)。購入者端末装置2から送られて来た商品情報検索要求に従って、商品情報抽出部42bが商品情報が記憶されているハードディスク44からハードディスク制御部42cを介して購入者が要求する商品の商品情報を抽出する(ステップS4)。ハードディスク44から抽出された商品情報は、商品情報抽出部42bによって購入者端末装置2に送信される(ステップS5)。
販売者装置4から送り返された商品情報は、商品情報受信部22bで受信され受信された商品情報は、表示制御部22cを介して表示手段23に表示される。購入者端末装置2を操作している購入者は、表示手段23に表示される商品情報を確認し、購入したい商品があれば入力手段20を操作して見積り要求生成部22dに見積り要求を生成(ステップS7)させ、販売者装置4に送信する(ステップS8)。
購入者端末装置2から送られた見積り要求は、販売者装置4の見積り要求受信部42dで受信され(ステップS9)、その見積り要求に対する見積り結果を表す見積り情報が見積り生成部42eで生成される(ステップS10)。
ここで生成される見積り情報を図7に示す。図7に示すように見積り情報70には、最初に以下の所定量の2進符号データが見積り情報である事を意味するヘッダ71と、見積もり対象の商品を表す商品情報73と、商品の購入に関わる取引情報74が含まれる。商品情報73は型番や数量など、商品の内訳が含まれる。取引情報74は、他の見積もり情報と区別するための注文ID74fと、販売者を識別するための販売者ID74aと、予定納期74bと、予定金額74eと、購入者が販売者に商品の対価を支払う条件を表す支払い条件情報75とが含まれる。
ここで支払い条件情報75は、例えば、商品の納品日が予定納期を過ぎた場合の値引き条件75a、欠品した場合の値引き条件75b、及び注文した商品の代替の可否を表す代替の可否情報75c、と予定納期を過ぎた場合や欠品時に取引がキャンセル出来るか否か
を表すキャンセル可否情報75dから成っている。
なお、支払い条件には、会員資格や支払い手段の指定など、取引の前提となる条件がふくまれてもよい。これらは、たとえば、会員割引を適用する際や、支払い手段により手数料が異なる場合に有効である。
以上、見積り生成部で生成された商品情報73と取引情報74とからなる見積り情報は、注文ID割り当て部42fで注文ID74fが割り当てられ、購入者端末装置2に送信される(ステップS12)。
販売者装置4からの送信された見積り情報70は、購入者端末装置2の見積り情報受信部22eで受信され、表示制御部22cを介して表示手段23に表示される。購入者端末装置2の表示手段23に表示された見積り情報70を、購入者が確認し、注文を行うか否かの判断を行う(ステップS13)。見積り情報70の内容が了解できなければ、ここで動作を終了する。
見積り情報70が購入者によって了解されると、購入者が購入者端末装置2の入力手段20から注文入力を行う。その注文入力は、第1購入者認証情報生成部22fに伝達され、第1の購入者認証情報生成部22fはその入力に基づいて第1の購入者認証情報83を生成する(ステップS14)。第1の購入者認証情報83が生成されると続いて第2の購入者認証情報生成部22gによって第2の購入者認証情報84が生成される(ステップS15)。
第1の購入者認証情報83は、商品情報73と取引情報74と購入者ID82とに対する購入者の署名を表す。第2の購入者認証情報84は、取引情報74と購入者ID82とに対する購入者の署名を表す。
第1,第2の購入者認証情報83,84は、注文情報生成部22hに伝達され注文情報80が生成される(ステップS16)。注文情報80を図8に示す。注文情報80には、最初に以下のデータが注文情報である事を意味するヘッダ81と、商品情報73、取引情報74、購入者ID82と、第1の購入者認証情報83及び第2の購入者認証情報84から成る。
なお、この実施の形態において、署名とは、署名者の秘密鍵を用いて、署名対象の情報を入力として計算したディジタル署名を表す。署名に対して、署名者の秘密鍵と対を成す署名者の公開鍵を用いて検証を行うことで、署名対象の情報が改竄されているか否か、また署名者の正当性が確認できる。
注文情報生成部22hで生成された注文情報80は、販売者装置4に送信される(ステップS17)。注文情報80は、販売者装置4の注文情報受信部42gで受信され、第1の購入者認証情報検証部42hにおいて、第1の購入者認証情報83に基づいて検証される(ステップS18)。
注文情報80が改竄されていないことが確認できたあと、注文ID74fに基づき、注文情報80に含まれる商品情報73及び取引情報74と見積り情報70に含まれる商品情報73及び取引情報74とをそれぞれ注文情報照合部42iで照合することによって、購入者が適正に注文を行ったか否かを判断する(ステップS19)。不適な場合は、ここで動作を終了する。適正な場合、第1の販売者認証情報生成部42jに、取引情報74と購入者ID82と、第2の購入者認証情報84とに対する署名である第1の販売者認証情報92を生成させる(ステップS20)。第1の販売者認証情報92が生成されると、課金予約情報生成部42kが図9に示す課金予約情報90を生成する(ステップS21)。
課金予約情報90は、ヘッダ91と取引情報74と、購入者ID82と、第2の購入者認証情報84と、第1の販売者認証情報92とから成る。課金予約情報90は、課金予約情報生成部42kによって、課金装置5に送信される(ステップS22)。課金予約情報90は、課金装置5の課金予約情報受信部52aで受信され、第2の購入者認証情報84に基づく検証が第2の購入者認証情報検証部52bで行われ(ステップS23)、検証が成功すると(ステップS24)、続いて第1の販売者認証情報92に基づいた検証が第1の販売者認証情報検証部52cで行われる(ステップS25)。このように第2の購入者認証情報84と第1の販売者認証情報92の2つの認証情報に基づく検証が成功と判断されると、購入者端末装置2及び販売者装置4において適正に生成された課金予約情報90で在ることの確認が取れる。
課金予約情報90が適正なものと認められると、購入者特定部52dにおいて、購入者ID82に基づいて購入者が特定される(ステップS27)。購入者が特定されると購入者の預託金残高問合せ部52eは、その購入者の預託金を管理する図示しない課金機関の預託金データベースに預託金残高を問い合わせる(ステップS28)。預託金残高が、取引情報74の予定金額74aが示す額以上あると確認された場合には、購入者の預託金から取引情報の予定金額74aの金額の仮払金を凍結する処理を、仮払金凍結処理部52fが行う(ステップS29)。預託金の残高が予定金額74aに満たない場合は、ここで動作を終了する。図2には示していないが、その場合、購入者端末装置2に預託金が不足していることを通知してもよい。このようにすることで、預託金により利用の限度額を設定できるため使い過ぎを防止することができる。また、必要に応じて預託金を増すことも出来る。
預託金の凍結が終了すると、課金者認証情報生成部52gが課金者認証情報104を生成する(ステップS30)。課金者認証情報104が生成された後、課金者認証情報104を含む課金予約確認情報100が課金予約確認情報生成部52hで生成される(ステップS31)。課金予約確認情報100を図10に示す。課金予約確認情報100は、ヘッダ101と、注文ID72と、仮払金の凍結が出来たことを表す課金予約結果103と、注文ID72と課金予約結果103とに対する課金装置5の管理者の署名である課金者認証情報104とから成る。
その課金予約確認情報100は、課金予約確認情報生成部52hによって、販売者装置4に送信される(ステップS32)。課金予約確認情報100は、販売者装置4の課金予約確認情報受信部42mで受信される(ステップS33)。受信された課金予約確認情報100は、課金予約情報検証部42nにおいて、課金者認証情報104によって検証される(ステップS34)。正当な課金装置5から送信された課金予約確認情報100と検証されると(ステップS35)、第2の販売者認証情報生成部42oが第2の販売者認証情報112を生成する(ステップS36)。第2の販売者認証情報112が生成されると、図11に示すような、商品情報73と、取引情報74と、購入者ID82と、それらに対する販売者の署名である第2の販売者認証情報112とから成る注文確認情報110が、注文確認情報生成部42pによって生成される(ステップS37)。
注文確認情報110は、注文確認情報生成部42pによって、購入者端末装置2に送信され(ステップS38)、購入者端末装置2の注文確認情報受信部22iで受信される(ステップS39)。注文確認情報110は、第2の販売者認証情報検証部22jにおいて、第2の販売者認証情報112に基づいて検証される(ステップS40)。正当な販売者装置4から送信された正当な注文確認情報110と検証されると(ステップS41)、例えばフラッシュメモリ等から成る記憶部25に注文確認情報110を、記憶制御部22kを介して格納する(ステップS42)。このとき、注文確認情報110を表示制御部22cを介して表示手段23に表示してもよい。
注文確認情報110が、購入者端末装置2の記憶部25に格納される動作と並行して、販売者装置4を管理する販売者が、販売者装置4の入力手段45を操作して納品情報の生成を指示する。その指示にしたがって、第3の販売者認証情報生成部42wが第3の販売者認証情報123を生成する(ステップS43)。第3の販売者認証情報123が生成されると、納品情報生成部42xが、納品情報120を生成する。図12に納品情報120を示す。納品情報120は、出荷される商品7を表す商品確認情報122と、実際になされる取引を表す取引確認情報123と、購入者ID82と、販売者からの簡単なメモ124と、それらのデータに対する販売者の署名を表す第3の販売者認証情報123と、から成る。
この納品情報120は、例えばバーコード生成部42sによってバーコード情報に変換され、プリンタ駆動部42tを介してプリンタ装置9で印刷される。バーコードに変換された納品情報120が印刷された伝票8は、商品7に添付され、出庫された商品7とともに、運送手段によって購入者に納品される(ステップS46、運送手段を破線で示す)。ここでバーコードは例えば2次元コードのQRコードである。
なお納品情報120を直接バーコード情報に変換する代わりに、納品情報120をネットワーク経由でアクセス可能なデータベース(DB)に登録し、上記納品情報の格納場所(URL等)をバーコード情報に変換し、プリンタ装置9で印刷してもよい。このようにすれば、納品情報120の情報量がバーコードに格納できるデータ量の制約を受けることなく、また、商品の配達者に対して商品情報を秘匿できる。さらに第3者に上記バーコード情報から納品情報120を読み取られる危険もない。ただし、この場合、ネットワーク経由で納品情報120にアクセスする際に認証が必要となる。
伝票8が添付された商品7が購入者に受領されるにあたって、購入者端末装置2は、伝票8に印刷されたQRコードをQRコードリーダ6で読み取る(ステップS47)。読み取られたQRコードに変換された納品情報120は、リーダ駆動部22mを介して第3の販売者認証情報検証部22nに伝達され、第3の販売者認証情報123に基づいて検証される(ステップS48)。検証された納品情報120は、記憶部25から記憶部制御部22kによって読み出された注文確認情報110(ステップS42で記憶した)との差異が、注文確認情報照合部22oで照合され、注文確認情報110の取引情報74に示された取引条件が満たされているか否かを確認する(ステップS49)。
購入者端末装置2は、ステップS49で確認された結果に基づいて、第3の購入者認証情報生成部22pで第3の購入者認証情報133を生成(ステップS50)し、第4の購入者認証情報生成部22qで第4の購入者認証情報134を生成する(ステップS51)。第3,第4の購入者認証情報133,134が生成された後に、受領情報生成部22rが図13に示す受領情報130を生成する(ステップS52)。このとき受領情報130を表示手段23に表示してもよい。また、納品情報120に含まれた販売者メモ124を合わせて表示しても良い。
受領情報130は、商品確認情報122と、取引確認情報123と、購入者ID82と、支払い金額132aとキャンセルの場合のキャンセルを表すキャンセル情報132bとからなる支払い指示情報132と、それらに対する購入者の署名を表す第3の購入者認証情報133と、商品確認情報122を除いた情報、すなわち、取引確認情報123と購入者ID82と支払い指示情報132に対する購入者の署名を表す第4の購入者認証情報134とから成る。支払い指示情報132は、例えば、支払い条件75に商品の納品日時が予定納期を過ぎた場合の値引き額が示されているときに、購入者端末装置2の図示しない内部時計によって得られる時刻と注文確認情報110の取引情報74の予定納期74bとを比較することによって、予定納期までに商品が納品されたか否かを判断し、予定納期までに商品が納品されなかった場合に、取引情報74の予定価格74eから値引き額を減じた支払い金額132aとなるものである。
また、購入者端末装置2は、支払い条件75に商品の納品日時が予定納期を過ぎた場合に取引をキャンセルできる旨が示されているときに、予定納期までに商品が納品されなかった場合に、取引をキャンセルする指示(キャンセル情報132b)を受領情報130に含ませることができる。
購入者端末装置2は、生成した受領情報130を販売者装置4に送信する(ステップS55)。
なお、購入者端末装置2は、受領情報130を販売者装置4に送信する前に、表示手段23に受領情報130を表示し、購入者の同意を入力手段20から得るようにしてもよい。
受領情報130は、販売者装置4の受領情報受信部42qで受信される(ステップS56)。受信された受領情報130は、第3の購入者認証情報検証部42rに伝達され、第3の購入者認証情報133に基づいて検証される(ステップS57)。検証された受領情報130は、表示駆動部42uを介して表示手段46に表示される(ステップS58)。販売者はその表示を確認し、課金を指示する入力を入力手段45によって行う(ステップS59)。販売者からの課金指示の入力を受けて、課金指示情報生成部42vが課金指示情報140を生成する(ステップS60)。
課金指示情報140を図14に示す。課金指示情報140は、ヘッダ141と、商品確認情報122と、取引確認情報123と、購入者ID82と、支払い指示情報132と、第4の購入者認証情報134とから成る。
課金指示情報140は、課金装置5に送信され(ステップS61)、課金指示情報受信部52iで受信される(ステップS62)。受信された課金指示情報140は、課金指示情報検証部52jにおいて、第4の購入者認証情報によって検証される(ステップS63)。課金指示情報140が検証されると、課金処理部52kがステップS29で凍結した仮払金から購入者に課金する(ステップS64)と共に、入金処理部52mが、課金した金額を販売者に入金する(ステップS65)。
以上述べたオンライン販売システム1の動作を記述した各端末及び装置のプログラムを実行することによって、購入者端末装置2の機能ブロック22は、この発明における支払額を決定する受領情報生成部22rを有し、販売者装置4の機能ブロック42は、課金装置5に課金の予約をする課金予約情報生成部42kを有し、課金装置5は、購入者の預託金から商品の代金と等しい額の仮払金を凍結する仮払金凍結処理部52fを有する。
以上説明したように、オンライン販売システム1は、購入者端末装置2が、注文した商品と納品された商品との差異や、支払い条件が表す条件が満たされているか否かに応じて支払額を決定するため、取引の変更に柔軟に対応することができる。
また購入者端末内で注文確認情報と納品情報の照合が自動的に行われ、購入者は差分を確認するだけでよいので、納品の確認が簡単に行える。
また、上記したように注文確認情報が購入者端末装置2の記憶部25に随時記録されて行くので、購入履歴の管理が容易にできる。また、この発明のオンライン販売システムは、プリペイドと代引の利点を兼ね備えている。すなわち、預託金により支出に一定の枠を設けており、また残高が容易に確認できるため、プリペイド同様に使いすぎが抑制できる。また、納品直後に決済が終了するため、支出総額の把握が容易である。
また、この発明のオンライン販売システムは、電子マネーを用いず、課金指示情報により決済を行っている。課金指示情報は注文IDを含んで署名されているので、仮に第3者の手に渡ったとしても悪用は困難である。また、複製したとしてもその価値が増加することがない。このように紛失や複製に対する耐性があるので、価値そのものを電子化した電子マネーよりも扱いが容易であり、その結果システムのコストを低減することができる。また、処理手順も簡単化することができる。
なお、この実施例においては、携帯電話機等の購入者端末により、発注から納品確認、さらには支出記録までの管理を一つの端末で行える。このため、決済の仕組みにとどまらず、注文内容、出荷状況、預託金(プリペイド)残高、支出総額、支出内訳(家計簿、小遣い帳)などの確認を容易にし、オンライン取引のトータルな管理が可能となる。
また、この発明によれば、商品情報を含んだ第1の購入者認証情報と、商品情報を含まない第2の購入者認証情報と、を設けることで課金者に対して購入商品の内容を秘匿することができ、購入者のプライバシーが確保できる。また、課金者、販売者、配送者間の情報の連携は注文IDに基づいて行われるため、配送先など必要な情報以外の購入者の個人情報を、販売者や配送者に秘匿することができる。
なお、オンライン販売システム1は、注文を指示する端末と、商品を発注する端末と、商品を受領する端末とによって購入者端末装置2を構成するようにしてもよい。
また、オンライン販売システム1は、商品の注文を受けて納品を指示する端末と、納品の指示を受けて商品を発送する端末とによって販売者装置4を構成するようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
図15に、この発明の第2の実施の形態に係るオンライン販売システム150の構成をブロック図で示す。オンライン販売システム150は、この発明の第1の実施の形態に係るオンライン販売システム1に配送者端末12を付加したものである。オンライン販売システム1と同じ構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。
オンライン販売システム150の動作を動作シーケンスを示す図16と、配送者端末12の構成を示すブロック図である図6を用いて説明する。なお、図2を用いて説明したこの発明の第1の実施の形態に係るオンライン販売システム1と同一の動作ステップは参照符号を同一とし、説明を繰り返さない。配送者端末12を付加したことによって、追加になった動作ステップを図面上にハッチングで示し、その部分を中心に動作説明を行う。
販売者装置4における商品出庫のステップS45までの動作は、図2と全く同じである。販売者側で出庫処理が行われた商品7は、例えば配送者端末12を管理する運送業者が、販売者に出向きハンドキャリーで購入者に納品する。このとき、販売者装置4で生成された納品情報120は、例えば販売者装置4のUSBポートと配送者端末12のUSBインターフェース123とを通信ケーブルで直接接続させ、配送者端末12に転送する。
USBインターフェース123を介して販売者装置4から転送されて来る納品情報120は、納品情報受信部122aで受信され、記憶手段制御部122bを介して納品情報記憶手段124に記憶される(ステップS160)。配送者端末12を管理する配送者が購入者に商品7を配達する際、配送者は配送者端末12の入力手段125を操作し、納品情報検索部122cが、納品情報120を納品情報記憶手段124から読み出す。読み出された配達する商品7に対応した納品情報120は、QRコード生成部122dでQRコードに変換され(ステップS161)表示制御部122eを介して表示手段126に表示される(ステップS162)。
表示手段126に表示された納品情報120を表すQRコードは、購入者端末装置2のQRコードリーダで読み込まれる(ステップS47)。このステップS47から受領情報通知のステップS55までは、図2で説明した動作と全く同じである。この部分で説明を追加すると、配送者端末12の表示手段126上に表示されたQRコードを、例えば購入者端末装置2である携帯電話に備えられたCCDカメラで撮像することで、購入者端末装置2が納品情報120を取り込むようにしてもよい。
この実施の形態の場合、ステップS55で受領情報が送信される先は、配送者端末12である。商品7を配送者が配達する場面では、購入者と配送者が対面するので、受領情報130は例えばIrDAで転送されてもよい。近距離データ通信の技術としては、Blue toothや微弱無線技術などがあり、それらのどの技術を用いても良い。例えば、IrDAによる近距離通信によって送信された受領情報130は、近距離通信インターフェース127を介して受領情報受信部122fで受信される。受信された受領情報130は、第3の購入者認証情報検証部122gにおいて、第3の購入者認証情報に基づいて検証される(ステップS163)。検証された受領情報130は、表示手段126に表示して購入者に確認してもらってもよい。受領情報130が、第3の購入者認証情報に基づいて検証されると、課金装置5に課金を指示する課金指示情報140を課金指示情報生成部122hが生成する(ステップS164)。
課金指示情報140は、この実施の形態の場合、通信インターフェース機能128によって、ネットワーク3を介して課金装置5に送信される(ステップS165)。例えば、通信インターフェース機能128は、携帯電話網を使ったパケット通信モジュールでもよい。配送者端末12の携帯電話送受信機能128によって送信された課金指示情報140は、課金装置の課金指示情報受信部52iで受信される(ステップS62)。ステップS62から
販売者に入金するステップS65までは、図2で説明済みの動作と同一である。
図2とは、販売者への入金処理が終了した後に、課金装置5が配送者端末12に課金完了を通知する点が異なる。課金完了通知は、課金装置5の課金完了通知生成部52nで生成され(ステップS166)、課金装置5の通信インターフェース53を介してネットワーク3を経て、配送者端末12に送信される(ステップS167)。配送者端末12は、その課金完了通知を課金結果受信部122iで受信し、表示制御部122eを介して表示手段126に表示する(ステップS168)。配送者端末12の表示手段126に課金が完了したことを表示することで、購入者が商品7を受領する際に同時に課金されたことを確認することができる。
以上述べたように、オンライン販売システム150によれば、この発明の第1の実施の形態に係るオンライン販売システム1と同一の効果に加えて、配送者と購入者に受領の確認や課金の確認を商品7の受け渡しの現場で行うことができる。
なお、図17に第2の実施の形態の説明で述べた受領情報を配送者端末12に送信するステップS55の状況を示す。配送者端末12の表示手段126上には、納品情報120が変換されたQRコードが表示されている。図17では、このQRコードを図17では図示されていない購入者端末装置2の裏側に配置されたCCDカメラで撮像することで、納品情報120を読み込み、商品を受領したことを表示手段23に表示している状態を示している。図16−1の動作シーケンス図に示した受領情報表示S53の状態である。
この後、購入者は購入者端末装置2を、配送者端末12のケース上面に設けられた通信ステージ171に置くことで、配送者端末に対して受領情報通知を行う(ステップS55の動作)。ここでの通信は、例えば非接触ICカード技術が用いられICチップ170と配送者端末12が通信を行う。
このあと、配送者端末12は、ただちに課金指示情報を生成(ステップS166)し、生成した課金指示情報を、カードスロット172に挿入されたパケット通信モジュール173により、ネットワーク3を介して課金装置5に送信する。その後、図17には図示していないが、課金装置5は購入者に対する課金処理を行い、課金が完了したことをネットワーク3を介して配送者端末12に返信する。返信された課金完了通知は、非接触ICカード技術で購入者端末装置2に転送され、購入者端末装置2の表示手段23に表示される。
購入者が購入者端末装置2を配送者端末12のステージ171の上に置いてから、課金完了の表示がされるまでの時間は、長くて数10秒である。商品の受け渡しの現場において、このような短い時間で、購入者と配送者の双方が受領と課金の確認を行うことができる。
なお、購入者端末装置2と配送者端末12との間の通信は、上記したようにIrDAやBlue toothでも実現できる。しかし、ここで敢えて非接触ICカード技術を用いて説明したのは、一般的に行われる操作(例えばメールアドレスのIrDAによる転送)と差別化した方が、より好ましいとの理由からである。操作を分けることで、例えば、商品の受領と課金確認以外に、余計な情報が漏洩してしまうのでは、という不安感を購入者に持たせることがない。
なお、この実施の形態においては、配送者端末は課金指示情報を課金装置に直接送信しているが、実施の形態1と同様に、課金指示情報を販売者装置を経由して課金装置に送るようにしてもよい。
この発明の第1の実施の形態に係るオンライン販売システム1の構成を示す図である。 この発明の第1の実施の形態に係るオンライン販売システム1の動作を説明するためのシーケンス図の1ページ目である。 この発明の第1の実施の形態に係るオンライン販売システム1の動作を説明するためのシーケンス図の2ページ目である。 この発明の第1の実施の形態に係るオンライン販売システム1の動作を説明するためのシーケンス図の3ページ目である。 この発明の第1の実施の形態に係るオンライン販売システム1の動作を説明するためのシーケンス図の4ページ目である。 購入者端末装置2の構成を示すブロック図である。 販売者装置4の構成を示すブロック図である。 課金装置5の構成を示すブロック図である。 配送者端末12の構成を示すブロック図である。 見積り情報を示す図である。 注文情報を示す図である。 課金予約情報を示す図である。 課金予約確認情報を示す図である。 注文確認情報を示す図である。 納品情報を示す図である。 受領情報を示す図である。 課金指示情報を示す図である。 この発明の第2の実施の形態に係るオンライン販売システムの構成を示す図である。 この発明の第2の実施の形態に係るオンライン販売システムの動作を説明するためのシーケンス図の1ページ目である。 この発明の第2の実施の形態に係るオンライン販売システムの動作を説明するためのシーケンス図の2ページ目である。 第2の実施の形態の動作ステップS55の状況を示す図である。 従来のオンライン販売システムの動作を説明するシーケンスを示す図である。

Claims (17)

  1. 電子商取引における購入者側に設けられた購入者端末装置と、
    上記購入者端末装置にネットワークを介して接続され電子商取引における販売者側に設けられた販売者装置と、
    上記ネットワークに接続され上記購入者と上記販売者との間で行われた電子商取引に対する課金を行う課金装置と、を備え、
    上記販売者装置が、上記購入者による商品の注文の内容を表す注文情報に基づいて上記課金装置に課金の予約を要求する課金予約情報生成部を有し、
    上記課金装置が、上記課金予約情報に基づいて上記購入者の預託金から上記商品の代金と等しい額の仮払金を凍結する仮払金凍結処理部を有し、
    上記購入者端末装置が、上記注文情報と上記販売者装置から提供される納品情報との差異に応じて支払額を決定する受領情報生成部を有することを特徴とするオンライン販売システム。
  2. 請求項1に記載のオンライン販売システムにおいて、
    上記注文情報は、上記購入者が上記商品を購入する条件を表す支払い条件を含み、
    上記受領情報生成部が、注文した商品と納品された商品の差異に加えて、上記支払い条件情報が表す条件が満たされているか否かに応じて上記支払い額を決定することを特徴とするオンライン販売システム。
  3. 請求項1又は2に記載のオンライン販売システムにおいて、
    上記販売者装置が、上記仮払金凍結処理部によって上記仮払金が凍結された後に、上記購入者による注文の内容の確認を表す注文確認情報を生成する注文確認情報生成部を有し、
    上記販売者装置が、出荷する商品を表す納品情報を生成する納品情報生成部を有し、
    上記購入者端末装置が、上記注文確認情報と上記納品情報とに基づいて、注文した商品と納品された商品との差異を得て支払額を決定する受領情報生成部を有することを特徴とするオンライン販売システム。
  4. 請求項3に記載のオンライン販売システムにおいて、
    上記販売者装置が、出荷する商品を表す納品情報を生成する納品情報生成部を有し、出荷伝票に上記納品情報をバーコードとして印刷する印刷装置を備えることを特徴とするオンライン販売システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のオンライン販売システムにおいて、
    商品を購入者に配送する配送者が携帯する配送者端末を備え、
    上記販売者装置が、出荷する商品を表す納品情報を生成する納品情報生成部を有し、
    上記配送者端末は上記販売者装置から受信した上記納品情報をバーコードとして表示する表示手段を備えた配送者端末を具備したことを特徴とするオンライン販売システム。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載のオンライン販売システムにおいて、
    商品を購入者に配送する配送者が携帯する配送者端末を備え、
    上記配送者端末は、上記購入者が商品を受領したことを表す受領情報および上記購入者に対する課金が完了した旨を表示することを特徴とするオンライン販売システム。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載のオンライン販売システムにおいて、
    上記注文情報は、上記購入者によって注文された商品を表す商品情報を含み、
    上記課金予約情報は、上記注文情報から少なくとも上記商品情報を除かれたものであることを特徴とするオンライン販売システム。
  8. 注文情報を生成して販売者装置へ送信する注文情報生成部と、
    販売者装置より受信した注文確認情報を記憶する注文確認情報記憶部と、
    販売者装置より受信した納品情報と上記注文情報記憶部に記憶された注文確認情報とを照合する照合部と、
    上記照合部の照合結果に基づき上記注文情報と上記納品情報との差異に応じた受領情報を生成して販売者装置に送信する受領情報生成部と、
    を少なくとも具備したことを特徴とするオンライン販売システムにおける購入者端末装置。
  9. 購入者端末装置からの見積り要求を受信すると見積り情報を生成して購入者端末装置へ送信する見積り情報生成部と、
    購入者端末装置から注文情報を受信すると、その注文情報と対応する見積り情報を照合して適正な注文であるか否かを判断する注文情報照合部と、
    上記注文情報照合部が適正な注文であると判断したときに課金予約情報を課金装置に送信する課金予約情報生成部と、
    購入者の仮払金を凍結したことを通知する課金予約確認情報を課金装置より受信し課金の予約が出来たことが確認されると注文確認情報を購入者端末装置に送信する注文確認情報生成部と、
    納品情報を購入者端末装置に送信する納品情報生成部と、
    購入者端末装置から商品の受領情報の通知を受信すると、その受領情報が適正であるか否かを判断する受領情報確認部と、
    上記受領情報確認部で適正な受領情報であるとされたときに課金指示情報を課金装置に送信する課金指示情報生成部と、
    を具備したことを特徴とするオンライン販売システムにおける販売者装置。
  10. 販売者装置から購入者に課金する課金予約情報通知を受信し、上記課金予約情報通知に含まれる商品情報を含まない購入者認証情報を検証する購入者認証情報検証部と、
    上記課金予約情報通知に含まれる販売者認証情報を検証する販売者認証情報検証部と、
    上記購入者認証情報検証部及び販売者認証情報検証部とで課金予約情報通知が適正なとき購入者を特定する購入者特定部と、
    購入者の預託金残高が課金予定額以上の場合に仮払金として購入者の口座残高内の課金予定額を凍結させる仮払金の凍結処理部と、
    仮払金の凍結処理が出来たことを販売者装置に通知する課金予約確認情報を生成する課金予約確認情報生成部と、
    販売者装置から購入者への課金を指示する課金指示情報通知を受信した後に、上記凍結した仮払金から購入者の預託金に課金する課金処理部と、
    販売者に上記課金処理部で処理された金額を入金する入金処理部と、
    を具備したことを特徴とするオンライン販売システムにおける課金装置。
  11. 納品情報を受信する納品情報受信部と、
    上記納品情報をバーコードに変換するバーコード生成部と、
    上記生成されたバーコードを表示する表示手段と、
    購入者側に設けられた購入者端末からの受領情報を受信する受領情報受信部と、
    上記受領情報が適正な場合に課金装置に課金指示情報を生成する課金指示情報生成部と、
    を備えたことを特徴とする配送者端末。
  12. 購入者による商品の注文の内容を表す注文情報に基づいて課金装置に課金の予約を要求する課金予約過程と、
    上記課金予約過程によって要求された商品の代金と等しい額の仮払金を購入者の預託金から凍結する仮払金凍結過程と、
    上記注文情報と販売者から提供される納品情報との差異に応じて支払額を決定する支払額決定過程と、
    を有するオンライン販売システムの処理方法。
  13. 配送者端末の表示手段に表示されたバーコードを撮像する撮像過程と、
    上記撮像過程で得られたバーコード画像情報から納品情報を復号する納品情報復号過程と、
    上記復号された納品情報を上記表示手段に表示する納品情報表示過程と、
    上記納品情報と予め記憶された注文確認情報とを照合し、支払額を決定する支払額決定過程と、
    上記支払額情報を含む受領情報を生成する受領情報生成過程と、
    上記受領情報を上記配送者端末に送信する受領情報送信過程と、
    を有した購入者端末装置の処理方法。
  14. 請求項8に記載した購入者端末装置としてコンピュータを機能させるための端末プログラム。
  15. 請求項9に記載した販売者装置としてコンピュータを機能させるための端末プログラム。
  16. 請求項10に記載した課金装置としてコンピュータを機能させるための装置プログラム。
  17. 請求項14乃至16に記載した何れかのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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