JP2007078807A - 投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】突然の電池切れで使用者が困らない投影装置を提供する。
【解決手段】プロジェクタ10はバッテリー108の電圧を所定時間ごとにチェックし、バッテリー108の放電状態が「電池小」および「電池不足」のいずれかになるとバッテリー108の状態を示す電池アイコン(電池情報)を投影像に重ね合成する。「電池不足」の場合は電池アイコンを点滅させる。スライドショー投影が指示されると、検出されているバッテリー108の電圧に基づいて投影可能時間Rを推定し、この投影可能時間Rよりスライドショー投影の所要時間が長い場合にバッテリー108からの消費電流をInからIsへ30%セーブする。セーブ時の消費電流Isに基づいて投影可能時間Rsを再度推定し、この投影可能時間Rsよりスライドショー投影の所要時間が長い場合に1コマ当たりの投影時間をtnからtsへ短縮することによってスライドショー投影の所要時間を投影可能時間Rsに収める。
【選択図】図3

Description

本発明は、電池駆動される投影装置に関する。
携帯電話機などの小型機器に投影機能を備えた電子機器が知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載のプロジェクタ付き携帯電話機は、通話者が通話しながら通話者自身の手のひらに情報を投影したり、通話しながら壁面に情報を投影したりする。
特開2000−236375号公報
特許文献1には、電池残量低下時の動作について開示されていない。
本発明による投影装置は、光学像を投影する投影手段と、投影手段を駆動する電池の電圧を検出する電圧検出手段と、電圧検出手段による検出電圧に基づいて投影像の態様を異ならせるように投影手段を制御する投影制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の投影装置において、投影制御手段は、検出電圧が所定値より低い場合、投影像に電池情報を含めるように投影手段を制御することもできる。
請求項1に記載の投影装置において、投影制御手段は、検出電圧が所定値より低い場合、投影像の輝度を下げるように投影手段を制御することもできる。
請求項3に記載の投影装置において、投影制御手段は、投影像の輝度低下を画像処理で補うように投影手段をさらに制御することもできる。
請求項1に記載の投影装置において、投影制御手段は、検出電圧が所定値より低い場合、投影像をモノクロ像にするように投影手段を制御することもできる。
請求項1に記載の投影装置において、投影制御手段は、検出電圧が所定値より低い場合、投影像を縮小するように投影手段を制御することもできる。
請求項6に記載の投影装置において、投影制御手段は、縮小後の投影像とともに電池情報を投影するように投影手段を制御することもできる。
請求項1に記載の投影装置はさらに、電圧検出手段による検出電圧を用いて投影可能時間を推定する投影可能時間推定手段を備えてもよく、この場合の投影制御手段は、投影可能時間推定手段により推定された投影可能時間より投影手段による投影所要時間が長い場合、投影装置光源の消費電流を減じて投影像の輝度を下げるように投影手段を制御することもできる。
請求項8に記載の投影装置において、投影可能時間推定手段は、消費電流を減少させた状態の投影可能時間を再度推定してもよい。この場合の投影制御手段は、投影可能時間推定手段により再度推定された投影可能時間より投影手段による投影所要時間が長い場合、投影手段に投影所要時間を短縮させることもできる。
本発明によれば、突然の電池切れで使用者が困らないようにした投影装置を提供できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態による電池駆動型プロジェクタの三面図である。図1(a)は左側面図、図1(b)は平面図、図1(c)は正面図である。プロジェクタ10は、制御部1と投射部2とを構成するそれぞれの筐体がヒンジ部3によって回動自在に支持されている。ヒンジ部3は、投射部2の長手方向において端部寄りに配設され、ヒンジ部3の回転軸は制御部1および投射部2の対向するそれぞれの筐体面と垂直である。ヒンジ部3には不図示のクリック機構が設けられており、制御部1および投射部2間の相対角θが、たとえば90度の位置、180度の位置、および270度の位置でそれぞれクリック機構がはたらく。なお、ヒンジ部3は上述したクリック位置でなくても、任意の角度で支持可能に構成されている。制御部1には、不図示のストラップなどを装着可能なストラップ取り付け部材15が備えられている。
図2は、ヒンジ部3が回動したプロジェクタ10の3態様を例示する図である。図2(a)は、ヒンジ部3を回動軸として相対角θ=90度まで投射部2を回動させた図、図2(b)は、ヒンジ部3を回動軸として相対角θ=180度まで投射部2を回動させた図、図2(c)は、ヒンジ部3を回動軸として相対角θ=270度まで投射部2を回動させた図である。図2(a)〜図2(c)のそれぞれにおいて、光束Bは投射部2から発せられる投影ビームを表す。図2(a)、(b)の状態は、主に手持ちで使用される。また、図2(c)の状態は、手持ちおよび平面台に設置されて使用される。
プロジェクタ10を平面上に載置してもプロジェクタ10が図2(c)の態様の場合、プロジェクタ10は面1bを下に載置されるため、操作部材103を操作可能になる。制御部1のサイズは投射部2のサイズより大きいので、回動されている投射部2が載置平面に接しなくてもプロジェクタ10の姿勢が安定する。
図1において、制御部1には面1aから延伸されたレンズカバー11が設けられている。レンズカバー11は、プロジェクタ10が収納姿勢(相対角θ=0度)にされた状態で投射部2の開口21を覆い、投射部内部の投影レンズを保護する。レンズカバー11は透明部材で構成されており、プロジェクタ10が収納姿勢にされた状態でもレンズカバー11を通して投影が可能である。なお、開口21の位置は、投射部2の長手方向においてヒンジ部3と反対側に配設されるのが好ましい。
図3は、プロジェクタ10の回路構成を説明するブロック図である。図3において、制御部1にはCPU101と、メモリ102と、操作部材103と、液晶表示器104と、スピーカ105と、外部インターフェイス(I/F)106と、電源回路107とが備えられ、バッテリー108、メモリカード200および無線通信ユニット210がそれぞれ装着されている。
投射部2には投影レンズ121と、液晶パネル122と、LED光源123と、投射制御回路124と、レンズ駆動回路125と、姿勢センサ130とが備えられている。
コントローラであるCPU101は、制御プログラムに基づいて、プロジェクタ10を構成する各部から入力される信号を用いて所定の演算を行うなどして、プロジェクタ10の各部に対する制御信号を送出することにより、プロジェクタ10の投影動作を制御する。なお、制御プログラムはCPU101内の不図示の不揮発性メモリに格納されている。CPU101はさらに、プロジェクタ10が投影する画像のデータに対する台形歪み補正(キーストン補正)を画像処理によって行う。
メモリ102はCPU101の作業用メモリとして使用される。操作部材103は、メインスイッチ、光源オン/オフスイッチなどを含み、各操作スイッチに対応する操作信号をCPU101へ送出する。
メモリカード200は不揮発性メモリによって構成され、制御部1のカードスロット14(図1)に着脱可能に構成されている。メモリカード200は、CPU101からの指令により映像・音声データなどのデータの書き込み、保存および読み出しが可能である。
無線通信ユニット210は制御部1に対して着脱可能に構成され、CPU101の指令により外部機器との間でデータを送受信する。送受信するデータは、映像・音声データや、プロジェクタ10に対する制御データである。
外部インターフェイス106は、CPU101の指令により不図示のケーブルまたはクレードルを介して外部機器との間でデータを送受信する。送受信するデータは、映像・音声データや、プロジェクタ10に対する制御データである。
スピーカー105は、CPU101から出力された音声信号による音声を再生する。液晶表示器104は、CPU101の指令によりテキストなどの情報を表示する。テキスト情報は、プロジェクタ10の動作状態を示す情報や操作メニューなどである。
バッテリー108は充電可能な二次電池によって構成され、プロジェクタ10内の各部へ電力を供給する。電源回路107はDC/DC変換回路、充電回路、および電圧検出回路を含み、バッテリー108の電圧をプロジェクタ10内の各部で必要な電圧に変換する他、バッテリー108の電圧が低く、残容量が低下している場合に外部インターフェイス(I/F)106を介して供給される充電用電流でバッテリー108を充電する。
開閉角度検出スイッチ110はヒンジ部3の回動角を検出し、制御部1および投射部2間の相対角θが0度(収納姿勢)にされたことを検出するとオフ信号をCPU101へ送出し、上記角度以外ではオン信号を送出する。
投射制御回路124は、CPU101の指令により液晶パネル122、LED光源123およびレンズ駆動回路125をそれぞれ制御する。投射制御回路124は、CPU101から出力されるLED駆動信号に応じてLED光源123に電流を供給する。LED光源123は、供給電流に応じた明るさで液晶パネル122を照明する。
投射制御回路124は、CPU101から送信される画像データに応じて液晶パネル駆動信号を生成し、生成した駆動信号で液晶パネル122を駆動する。具体的には、液晶層に対して画像信号に応じた電圧を画素ごとに印加する。電圧が印加された液晶層は液晶分子の配列が変わり、当該液晶層の光の透過率が変化する。このように、画像信号に応じてLED光源123からの光を変調することにより、液晶パネル122が光像を形成する。液晶パネル122は略正方形状の有効画素領域を有しており、縦横の有効画素数が同数に構成されている。
レンズ駆動回路125は、投射制御回路124から出力される制御信号に基づいて、投影レンズ121を光軸に対して直交する方向へ進退移動させる。投影レンズ121は、液晶パネル122から射出される光像をスクリーンなどへ向けて投影する。
姿勢センサ130は、投射部2の姿勢を検出し、検出信号を投射制御回路124を介してCPU101へ送出する。これによりCPU101は、プロジェクタ10が収納姿勢の状態にあるか、図2(a)〜図2(c)のいずれの状態にされているかを判定する。
(投射像のオフセット)
CPU101は、投影レンズ121を光軸に直交する向きにシフトさせることによって光束Bの射出方向を変え、投射像をオフセットさせる。CPU101は、図2(a)の状態を判定した場合、光束Bの一部が制御部1の筐体でけられないように光束Bを面1bから離れる向きに射出させる。つまり、光束Bの上端が面1bの延長面より下に向くように投影レンズ121をシフトさせる。
CPU101はまた、図2(c)の状態を判定した場合、光束Bの一部が載置平面でけられないように光束Bを面1bの延長面から離れる向きに射出させる。つまり、光束Bの下端が面1bの延長面より上に向くように投影レンズ121をシフトさせる。
CPU101はさらに、図2(b)の状態を判定した場合には、面1bの延長面に対して直交する向きに光束Bを射出させるように投影レンズ121をシフトさせる。なお、収納姿勢の状態(図1)を判定した場合には、面1aの延長面に対して直交する向きに光束Bを射出させるように投影レンズ121をシフトさせる。
投射像のオフセットは、投影レンズ121をシフトさせて行う他にも、液晶パネル122、LED光源123を光軸に対して垂直方向にシフトさせて行う構成としてもよい。すなわち、投影レンズ121と液晶パネル122の相対的位置関係を光軸に垂直な方向に変化させることで、投射像のオフセットを実現できる。
(投射像のキーストン補正)
投影レンズ121、液晶パネル122、LED光源123の一部を光軸に対して垂直方向にシフトさせる際には、そのシフト量に応じて投影するデータに対するキーストン補正を行う。投射像に上述したオフセットを与えるだけでは投射像が台形状に変化する。そこで、CPU101は投射像を台形状から長方形状に補正するために画像処理による電気的なキーストン補正を施す。CPU101内には、あらかじめ図2(a)〜図2(c)の各状態で投射像を方形状に補正するための初期補正値が記憶されている。CPU101は、この初期補正値をもとに、投影する像のデータに対してメモリ102上でキーストン補正処理を施す。
本実施形態では、上記プロジェクタ10がバッテリー108の電圧低下の状態を投影像を用いて報知する。
(メイン処理)
上述したプロジェクタ10のCPU101によって行われるメイン処理の流れについて、図4のフローチャートを参照して説明する。図4による処理は、操作部材103を構成するメインスイッチがオン操作されると起動する。図4のステップS1において、CPU101は電源回路107に指令を送り、LED光源123および液晶パネル122を除く各部へ通電を開始させてステップS2へ進む。
ステップS2において、CPU101は光源オン(投影開始)操作されたか否かを判定する。CPU101は、操作部材103を構成する光源オン/オフスイッチからのオン操作信号および開閉角度検出スイッチ110からのオン信号のうち、いずれかの信号が新たに入力されるとステップS2を肯定判定してステップS3へ進み、新たな信号が入力されない場合にはステップS2を否定判定し、ステップS13へ進む。
ステップS3において、CPU101は投射制御回路124へ指令を送り、LED光源123および液晶パネル122へ通電を開始させてステップS4へ進む。これにより、プロジェクタ10から光束Bが射出され、スクリーン上に光像が投影される。
プロジェクタ10は、以下の投影ソースから選択されたコンテンツを投影および再生するように構成されている。CPU101は、操作部材103からの設定操作信号に応じて投影コンテンツを選択する。CPU101は、選択したコンテンツのデータを投射制御回路124へ送信し、当該データによる光像を液晶パネル122上に形成させる。
ソース1.メモリカード200から読出したデータによる画像および音声
ソース2.無線通信ユニット210で受信されたデータによる画像および音声
ソース3.外部インターフェイス106から入力されたデータによる画像および音声
ソース4.プロジェクタ10の機能設定のための操作メニュー画像および音声
ステップS4において、CPU101はプロジェクタ10の姿勢チェックを行う。CPU101は、姿勢センサ130からの姿勢検出信号に基づいてプロジェクタ10が図1、図2(a)〜図2(c)のいずれの状態にされているかを判定してステップS5へ進む。
ステップS5において、CPU101はプロジェクタ10の姿勢が変更されているか否かを判定する。CPU101は、ステップS4で判定した姿勢が前回の判定姿勢と異なる場合にステップS5を肯定判定してステップS6へ進み、前回の判定姿勢と合致する場合にはステップS5を否定判定し、ステップS7へ進む。
ステップS6において、CPU101は投影画像を回転させる。CPU101は、ステップS4で収容姿勢の状態(図1)、図2(b)もしくは図2(c)の状態を判定した場合、投影するコンテンツデータによる光像を通常の向きで液晶パネル122上に形成するように投射制御回路124へ指示する。
CPU101は、ステップS4で図2(a)の状態を判定した場合、投射制御回路124へ指令を送り、投影される光像が通常の向きから180度回転するように液晶パネル122上の形成像を回転させる。
図4のステップS7において、CPU101は投射像のオフセット処理を行ってステップS8へ進む。CPU101は、投射制御回路124へ投影レンズ121をシフトさせる指示を送り、光束Bの一部がけられないようにする。投影レンズ121のシフト量を示すデータは、あらかじめCPU101内に記憶されている。CPU101は、ステップS4でチェックしたプロジェクタ10の状態に応じたシフト量のデータを読み出し、このデータとともにシフト指令を投射制御回路124へ送る。
ステップS8において、CPU101は投射像のキーストン処理を行ってステップS9へ進む。CPU101は、ステップS4でチェックしたプロジェクタ10の状態に応じた初期補正値を読み出し、この補正値を用いて投影像のデータを補正した上で投射制御回路124へ送信する。
ステップS9において、CPU101は、後述する電池チェック処理においてバッテリー108の放電状態を示す「電池小」もしくは「電池不足」が判定されているか否かを判定する。CPU101は、「電池小」もしくは「電池不足」が判定されている場合にステップS9を肯定判定してステップS10へ進み、「電池フル」もしくは「電池中」が判定されている場合にはステップS9を否定判定し、ステップS11へ進む。
ステップS10において、CPU101は投射制御回路124へ指令を送り、投影される光像に電池アイコンの像を重ね合成させてステップS11へ進む。具体的には、投影するコンテンツデータに電池アイコンのデータを合成し、合成後のデータを投射制御回路124へ送信することにより、電池アイコンが重ね合成された光像を液晶パネル122上に形成させる。
コンテンツ画像上で電池アイコンを合成する位置は、静止画像の場合に日時情報が重ねられている位置を避けて合成する。たとえば、横長画像の場合には画像の右下を避け、画像の左上に電池アイコンを重ねる。縦長画像の場合には画像の右上および左下を避け、画像の右下に電池アイコンを重ねる。
また、CPU101は、合成する電池アイコンの色をコンテンツ画像の色と異なる色にする。CPU101は、コンテンツ画像のうち電池アイコンを重ねる領域の色(電池アイコンの背景に相当する色)をチェックし、この背景色と異なる色を用いて電池アイコン像を生成し、生成した電池アイコンの像をコンテンツ画像に重ね合成する。
ステップS11において、CPU101は光源オフ(投影終了)操作されたか否かを判定する。CPU101は、操作部材103を構成する光源オン/オフスイッチからのオフ操作信号および開閉角度検出スイッチ110からオフ信号のうち、いずれかの信号が新たに入力されるとステップS11を肯定判定してステップS12へ進み、新たな信号が入力されない場合にはステップS11を否定判定し、ステップS4へ戻る。ステップS4へ戻る場合は、姿勢およびバッテリー108の残量状態をチェックしながら投影が継続される。
ステップS12において、CPU101は投射制御回路124へ指令を送り、LED光源123および液晶パネル122への通電を停止させてステップS13へ進む。これにより、プロジェクタ10からの光像が投影されなくなる。なお、CPU101をはじめとしてメモリ102やメモリカード200、無線通信ユニット210、外部インターフェイス106などの各回路への通電を継続するため、投影コンテンツが上記ソース1.の場合はメモリ102上にメモリカード200の情報、およびメモリカード200から読み込んだデータが保存されている。同様に、投影コンテンツが上記ソース2.の場合は無線通信ユニット210と外部機器との通信が継続され、メモリ102上に無線通信ユニット210によって受信されたデータが保存されている。また、投影コンテンツが上記ソース3.の場合は外部インターフェイス106と外部機器との通信が継続され、メモリ102上に外部インターフェイス106によって受信されたデータが保存されている。
ステップS13において、操作部材103を構成するメインスイッチがオフ操作されたかを判定する。CPU101は、オフ操作信号が入力されるとステップS13を肯定判定し、電源オフ処理を行って各部への通電を終了し、図4による処理を終了する。一方CPU101は、オフ操作信号が入力されない場合にはステップS13を否定判定してステップS2へ戻る。
ステップS2へ戻った後に光源オン操作が行われる場合は、メモリ102に保存されているデータを用いてただちに投影が再開される。
(スライドショー処理)
スライドショー処理は、上述したメイン処理による投影中(ステップS3〜ステップS11)において、上記ソース1.の投影コンテンツが選択され、かつ操作部材103からスライドショー投影を指示する操作信号がCPU101へ入力されると起動する。図5は、スライドショー処理を説明するフローチャートである。
図5のステップS21において、CPU101はLUT(ルックアップテーブル)からバッテリー108の残容量データA・hを読出してステップS22へ進む。LUTは、あらかじめバッテリー108の電圧と残容量との関係が実測され、テーブル化されてCPU101内の不揮発性メモリ(不図示)に記憶されたものである。CPU101は、後述する電池チェック処理において検出されているバッテリー108の電圧値を引数にして、LUTから残容量データA・hを読出す。
ステップS22において、CPU101はR=(A・h)/Inを算出することにより、投影可能時間Rを推定する。ここで、電流Inは直近の所定時間(たとえば、10秒間)の消費電流の平均値であり、電流情報として電源回路107からCPU101へ送信される。CPU101は、投影可能時間Rを推定するとステップS23へ進む。
ステップS23において、CPU101は、(コマ数×1コマ当たりの標準投影時間tn)≦推定投影可能時間Rが成立するか否かを判定する。コマ数は、スライドショー投影で投影が指示されている画像の数である。コマ数は、操作部材103からの操作信号によって指示される。CPU101は、上式が成立する場合にステップS23を肯定判定してステップS27へ進み、上式が成立しない場合にはステップS23を否定判定してステップS24へ進む。ステップS24へ進む場合は、スライドショー投影の途中でバッテリー108の残容量不足が見込まれる場合である。ステップS27へ進む場合は、スライドショー投影するために必要なバッテリー108の残容量が確保されている場合である。ステップS27へ進む場合のCPU101は、投射制御回路124へ指令を送り、LED光源123へ供給している現在の電流値を維持させる。
ステップS24において、CPU101はRs=(A・h)/Isを算出することにより、消費電流セーブ時の投影可能時間Rsを推定する。ここで、電流Isは電流セーブ時の消費電流であり、たとえば、上述した直近の消費電流Inの70%とする。CPU101は、投影可能時間Rsを推定するとステップS25へ進む。
ステップS25において、CPU101は、(コマ数×1コマ当たりの標準投影時間tn)≦推定投影可能時間Rsが成立するか否かを判定する。CPU101は、上式が成立する場合にステップS25を肯定判定してステップS27へ進み、上式が成立しない場合にはステップS25を否定判定してステップS26へ進む。ステップS26へ進む場合は、消費電流をセーブしてもスライドショー投影の途中でバッテリー108の残容量不足が見込まれる場合である。ステップS27へ進む場合は、消費電流をセーブすればバッテリー108の残容量がスライドショー投影に足りる場合である。ステップS27へ進む場合のCPU101は、投射制御回路124へ指令を送り、消費電流が直近の消費電流Inの70%に減少するように、LED光源123へ供給する電流値を減少させる。CPU101はさらに、投射制御回路124へ指令を送り、LED光源123へ供給する電流の削減による投影輝度の低下を補う方向に、ガンマ補正などの画像処理を行わせる。
ステップS26において、CPU101は、1コマ当たりの短縮投影時間ts=Rs/コマ数を算出する。CPU101はさらに、スライドショー投影する場合の1コマ当たりの投影時間を標準投影時間tnから短縮投影時間tsへ変更するとともに、消費電流が直近の消費電流Inの70%に減少するように、LED光源123へ供給する電流値を減少させてステップS27へ進む。LED光源123へ供給する電流の削減による投影輝度の低下を補う方向にガンマ補正などの画像処理を行わせる点は、上記ステップS25を肯定判定する場合と同様である。
ステップS27において、CPU101は、画像データをメモリカード200から読出すとともに、投射制御回路124へ投影表示用データを送出して再生画像の投影を指示し、ステップS28へ進む。これにより、プロジェクタ10から再生画像が投影される。
ステップS28において、CPU101は、タイムアップしたか否かを判定する。CPU101は、上記標準投影時間tn(ステップS26を経由した場合は短縮投影時間ts)が経過した場合にステップS28を肯定判定してステップS29へ進み、タイムアップしていない場合にはステップS28を否定判定して当該判定処理を繰り返す。
ステップS29において、CPU101は、全コマについて投影を終了したか否かを判定する。CPU101は、スライドショー投影が指示されている全てのコマの画像について投影を終了した場合にステップS29を肯定判定して図5によるスライドショー処理を終了する。CPU101は、全コマについての投影が終了していない場合にはステップS29を否定判定し、ステップS30へ進む。
ステップS30において、CPU101は中止操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、操作部材103からスライドショー投影を中止する操作信号が入力された場合にステップS30を肯定判定して図5によるスライドショー処理を終了する。CPU101は、操作部材103からスライドショー投影を中止する操作信号が入力されない場合には、ステップS30を否定判定してステップS27へ戻る。ステップS27へ戻る場合のCPU101は、次のコマの画像データをメモリカード200から読出すとともに、投射制御回路124へ投影表示用データを送出して再生画像の投影を指示し、ステップS28へ進む。これにより、プロジェクタ10から次のコマの再生画像が投影される。
(電池チェック処理)
バッテリー108の放電状態を検出する電池チェック処理の詳細について、図6のフローチャートを参照して説明する。図6による電池チェック処理は、図4(メイン処理)および図5(スライドショー処理)のいずれの処理を実行中でも割り込み処理として所定時間ごとに起動される。
図6のステップS51において、CPU101はバッテリー108の電圧チェックを行ってステップS52へ進む。電圧チェックは電源回路107で検出された検出信号を入力して行う。
ステップS52において、CPU101は、バッテリー108の電圧がたとえば3.5V以上か否かを判定する。CPU101は、3.5V以上の電圧が検出されている場合にステップS52を肯定判定してステップS53へ進み、検出電圧が3.5V未満の場合にはステップS52を否定判定し、ステップS54へ進む。
ステップS53において、CPU101はバッテリー108がフル充電されている(一次電池の場合は放電率が略0%)と判定し、「電池フル」を示す電池アイコン(セグメントを3つ全て点灯)を決定して図6による処理を終了する。「電池フル」を示す電池アイコンは、本実施形態では特に使用しない。
ステップS54において、CPU101は、バッテリー108の電圧が3.0V以上3.5V未満か否かを判定する。CPU101は、3.0〜3.5Vの電圧が検出されている場合にステップS54を肯定判定してステップS55へ進み、検出電圧が3.0V未満の場合にはステップS54を否定判定し、ステップS56へ進む。
ステップS55において、CPU101はバッテリー108の充電率が中(一次電池の場合は放電率が約50%)と判定し、「電池中」を示す電池アイコン(セグメントを2つ点灯、1つ消灯)を決定して図6による処理を終了する。「電池中」を示す電池アイコンは、本実施形態では特に使用しない。
ステップS56において、CPU101は、バッテリー108の電圧が2.7V以上3.0V未満か否かを判定する。CPU101は、2.7〜3.0Vの電圧が検出されている場合にステップS56を肯定判定してステップS57へ進み、検出電圧が2.7V未満の場合にはステップS56を否定判定し、ステップS58へ進む。
ステップS57において、CPU101はバッテリー108の充電率が小(一次電池の場合は放電率が約70%)と判定し、「電池小」を示す電池アイコン(セグメントを1つ点灯、2つ消灯)を決定して図6による処理を終了する。「電池小」を示す電池アイコンは、図4のステップS10において使用される。
ステップS58において、CPU101は、バッテリー108の電圧が2.5V以上2.7V未満か否かを判定する。CPU101は、2.5〜2.7Vの電圧が検出されている場合にステップS58を肯定判定してステップS59へ進み、検出電圧が2.5V未満の場合にはステップS58を否定判定し、ステップS60へ進む。
ステップS59において、CPU101はバッテリー108の充電率がきわめて少ない(一次電池の場合は放電率が約90%)と判定し、「電池不足」を示す電池アイコン(セグメントを3つ全て消灯し、枠を点滅)を決定して図6による処理を終了する。「電池不足」を示す電池アイコンは、図4のステップS10において使用される。
ステップS60へ進む場合は、バッテリー108の電圧がプロジェクタ10内の各部を作動させるために必要な電圧に満たない(残容量が不足している)状態である。ステップS60において、CPU101はスライドショー投影中か否かを判定する。CPU101は、図5のスライドショー処理を実行中の場合にステップS60を肯定判定してステップS61へ進み、図5のスライドショー処理を実行中でない場合にはステップS60を否定判定してステップS62へ進む。
ステップS61へ進む場合は、図5において推定した投影可能時間R(もしくはRs)より短い時間でバッテリー108の電圧が低下した場合である。ステップS61において、CPU101は、バッテリー108が他の充電済みバッテリーと交換(もしくはバッテリー108そのものが充電)され、スライドショー投影の開始が指示された場合に次回投影するコマを示す情報(たとえば、画像データファイルの名称)、およびスライドショー処理において未投影のコマを示す情報をCPU101内の不揮発性メモリに記憶してステップS62へ進む。
ステップS62において、CPU101は、電源オフ処理を行って各部への通電を終了し、図6による処理を終了する。これにより、バッテリー108の電圧が不足してCPU101が動作不能に陥る前に、必要な情報を格納してから電源オフ処理を行える。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)プロジェクタ10はバッテリー108の電圧を所定時間ごとにチェックし、バッテリー108の放電状態が「電池小」および「電池不足」のいずれかになるとバッテリー108の放電状態を示す電池アイコン(電池情報)を投影像に重ね合成するようにした(ステップS9、S10)。これにより、バッテリー108の放電状態を示す電池アイコンが常に投影像に重ねられる場合に比べて、投影内容が分かりやすい。
(2)投影するコンテンツ画像上で電池アイコンを重ね合成する位置は、静止画像の場合に日時情報が重ねられている位置を避けたので、電池アイコンが日時情報に被って日時情報がわかりにくくなることを防止できる。
(3)上記(2)に加えて、電池アイコンの色をコンテンツ画像の色(電池アイコンを重ねる領域の色)と異ならせたので、電池アイコンが背景色に吸収されてわかりにくくなることを防止できる。
(4)「電池不足」の場合に電池アイコンを点滅させたので、容量低下の状態を強く報知することができる。
(5)スライドショー投影が指示されると、検出されているバッテリー108の電圧に基づいて投影可能時間Rを推定し(ステップS22)、この投影可能時間Rよりスライドショー投影の所要時間が長い場合(ステップS23を否定判定)にバッテリー108からの消費電流をInからIsへ30%セーブするようにした(ステップS24)。これにより、スライドショー投影の途中でバッテリー108の残容量が不足しないようにすることができる。
(6)セーブ時の消費電流Isに基づいて投影可能時間Rsを再度推定し(ステップS24)、この投影可能時間Rsよりスライドショー投影の所要時間が長い場合(ステップS25を否定判定)に1コマ当たりの投影時間をtnからtsへ短縮する(ステップS26)ことによってスライドショー投影の所要時間を投影可能時間Rsに収めるようにした。これにより、スライドショー投影の途中でバッテリー108の残容量が不足しないようにすることができる。
(7)消費電流をInからIsへ30%セーブするようにLED光源123へ供給する電流値を削減する場合、電流削減による投影輝度の低下を補う方向にガンマ補正などの画像処理を行わせる(ステップS25、S26)ので、画像処理をしない場合に比べて投影輝度の低下の影響を抑えることができる。
(8)バッテリー108の電圧が2.5Vに満たなくなった場合(ステップS58を否定判定)に自動的に電源オフする(ステップS62)ようにしたので、バッテリー108の電圧が不足してCPU101が動作不能に陥る前に、すみやかに電源オフ処理を行える。
(9)上記(8)がスライドショー投影の途中の場合には、次回投影するコマ情報(たとえば、画像データファイルの名称)や、スライドショー投影において未投影のコマ情報をCPU101内の不揮発性メモリに記憶してから電源オフ処理を行う(ステップS61、S62)ので、バッテリー108が他の充電済みバッテリーと交換(もしくはバッテリー108そのものが充電)された場合に、スライドショー投影を再開することができる。
上述したバッテリー108の電圧値は一例であるので、電圧判定基準は使用されるバッテリー108の種類に応じて適宜変更してよい。
スライドショー処理においてスライドショー投影する画像についても電池アイコンを重ね合成するように構成してよい。
上述した説明では、スライドショー投影の途中にバッテリー108の電圧が必要電圧(2.5V)に満たなくなった場合にのみ、次回投影するコマ情報などを不揮発性メモリに記憶して電源オフ処理を行うようにしたが、情報記憶を電源オフ処理時に必ず行うように構成してもよい。この場合のCPU101は、 操作部材103を構成するメインスイッチからオフ操作信号が入力される場合にも、次回投影するコマ情報などを不揮発性メモリに記憶し、その後電源オフ処理を行う。
(変形例1)
上記実施形態では、バッテリー108の放電状態が「電池小」および「電池不足」のいずれかになるとバッテリー108の状態を示す電池アイコンを投影像に重ね合成するようにしたが、放電状態が「電池中」になった時点で電池アイコンを重ね合成してもよいし、放電状態が「電池不足」になった時点で電池アイコンを重ね合成してもよい。
(変形例2)
電池アイコンを重ね合成する代わりに、投影するコンテンツ画像そのものの投影輝度を低下させてもよい。投影輝度の低下は、LED光源123へ供給する電流値を減少させることによって行う。電池アイコンがコンテンツ画像に被らないので、投影内容が分かりやすい。
(変形例3)
変形例2のように、電池アイコンを重ね合成する代わりに投影するコンテンツ画像の投影輝度を低下させる場合、投影輝度の低下状態と通常状態とを交互に切替えてコンテンツ画像を「ブリンク表示」させてもよい。「ブリンク表示」によってバッテリー108の電圧低下を強く報知することができる。
(変形例4)
また、コンテンツ画像に電池アイコンを重ね合成したり、コンテンツ画像の投影輝度を低下させる代わりに、投影するコンテンツ画像そのものの色をカラー画像からモノクロ画像へ変化させてもよい。カラー画像に代えてモノクロ画像を投影することで、バッテリー108の電圧低下を確実に報知することができる。さらに、電池アイコンがコンテンツ画像に被らないので、投影内容が分かりやすい。
(変形例5)
投影するコンテンツ画像そのものの大きさを変えてもよい。この場合には、バッテリー108の放電状態が「電池小」および「電池不足」のいずれかになると、投影するコンテンツ画像の大きさを、たとえば1割小さく縮小投影させる。縮小投影によって余る投影領域には、電池アイコンやバッテリー108の電圧低下を報知するメッセージを投影する。このように構成する場合にも電池アイコンやメッセージがコンテンツ画像に被らないので、投影内容が分かりやすい。
プロジェクタ10が制御部1と投射部2とに分離されている構成例を説明したが、制御部1と投射部2とが1筐体で構成される構成でも構わない。
上述した説明では、メモリカード200に記録されている静止画像をスライドショー投影する場合に、スライドショー投影の途中でバッテリー108の残容量が不足しないようにする例を説明したが、動画像を投影する場合も同様に行うことができる。この場合のCPU101は、動画像ファイルに含まれている再生時間の情報を利用して、この再生時間がバッテリー108の検出電圧に基づいて推定される投影可能時間に収まるように、消費電流をセーブ(LED光源123へ供給する電流値を減少させる)すればよい。
以上の説明において、液晶パネル122を用いて光像形成素子を構成し、液晶パネル122による像をLED光源123の光で照明して光像を得る場合を説明したが、自発光式の光像形成素子を用いて構成してもよい。この場合の光源は光像形成素子によって構成される。光像形成素子は、画素に対応する点光源を画像信号に応じて画素ごとに発光させることにより、光像を形成する。
電池駆動されるプロジェクタ10を例に説明したが、電池駆動されるプロジェクタ付き電子機器であれば、たとえば、プロジェクタ付き携帯電話機、プロジェクタ付きカメラなどにも本発明を適用できる。
以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係に何ら限定されるものではない。
本発明の実施形態によるプロジェクタの三面図であり、図1(a)は左側面図、図1(b)は平面図、図1(c)は正面図である。 図2(a)は相対角θ=90度まで回動させた図、図2(b)は相対角θ=180度まで回動させた図、図2(c)は相対角θ=270度まで回動させた図である。 プロジェクタの回路構成を説明するブロック図である。 CPUによって行われるメイン処理の流れを説明するフローチャートである。 スライドショー処理の流れを説明するフローチャートである。 電池チェック処理の流れを説明するフローチャートである。
符号の説明
1…制御部
2…投射部
3…ヒンジ部
10…プロジェクタ
101…CPU
103…操作部材
107…電源回路
108…バッテリー
124…投射制御回路
B…光束

Claims (9)

  1. 光学像を投影する投影手段と、
    前記投影手段を駆動する電池の電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧検出手段による検出電圧に基づいて投影像の態様を異ならせるように前記投影手段を制御する投影制御手段とを備えることを特徴とする投影装置。
  2. 請求項1に記載の投影装置において、
    前記投影制御手段は、前記検出電圧が所定値より低い場合、前記投影像に電池情報を含めるように前記投影手段を制御することを特徴とする投影装置。
  3. 請求項1に記載の投影装置において、
    前記投影制御手段は、前記検出電圧が所定値より低い場合、前記投影像の輝度を下げるように前記投影手段を制御することを特徴とする投影装置。
  4. 請求項3に記載の投影装置において、
    前記投影制御手段は、前記投影像の輝度低下を画像処理で補うように前記投影手段をさらに制御することを特徴とする投影装置。
  5. 請求項1に記載の投影装置において、
    前記投影制御手段は、前記検出電圧が所定値より低い場合、前記投影像をモノクロ像にするように前記投影手段を制御することを特徴とする投影装置。
  6. 請求項1に記載の投影装置において、
    前記投影制御手段は、前記検出電圧が所定値より低い場合、前記投影像を縮小するように前記投影手段を制御することを特徴とする投影装置。
  7. 請求項6に記載の投影装置において、
    前記投影制御手段は、前記縮小後の投影像とともに電池情報を投影するように前記投影手段を制御することを特徴とする投影装置。
  8. 請求項1に記載の投影装置において、
    前記電圧検出手段による検出電圧を用いて投影可能時間を推定する投影可能時間推定手段をさらに備え、
    前記投影制御手段は、前記投影可能時間推定手段により推定された投影可能時間より前記投影手段による投影所要時間が長い場合、投影装置光源の消費電流を減じて前記投影像の輝度を下げるように前記投影手段を制御することを特徴とする投影装置。
  9. 請求項8に記載の投影装置において、
    前記投影可能時間推定手段は、前記消費電流を減少させた状態の投影可能時間を再度推定し、
    前記投影制御手段は、前記投影可能時間推定手段により再度推定された投影可能時間より前記投影手段による投影所要時間が長い場合、前記投影手段に投影所要時間を短縮させることを特徴とする投影装置。
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