JP2007180901A - 撮影装置 - Google Patents

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【課題】モニタ画面の向きを調整して視認性および操作性を向上させるとともに、省電力化とモニタ画面の保護が可能な撮影装置を提供する。
【解決手段】LCDモニタ22の前面22Fには、被写体像を表示する表示部24と、撮影者の位置を検出するための撮影者検出用カメラ26とが設けられている。撮影者検出用カメラ26により、デジタルカメラ10を使用している撮影者の位置が検出される。撮影者が移動すると、移動後の撮影者の位置が、所定の範囲内にある場合においては撮影者検出用カメラ26により検出される。移動した撮影者の位置が検出されると、LCDモニタ22は、第1および第2モータ13、15によって撮影者に対向するように回転される。また、移動した撮影者の位置が検出されない場合において、未検出時間が所定の上限時間を超えると、LCDモニタ22用の電源がオフ状態になり、LCDモニタ22は収納部16に収納される。
【選択図】図1

Description

本発明は撮影装置に関し、特に、モニタ画面により被写体像が表示可能な撮影装置に関する。
デジタルカメラを始めとする撮影装置、ディスプレイ装置等においては、被写体像を表示するためのモニタ画面が設けられている。そして例えば、視聴者の動きに応じて揺動自在なディスプレイ本体を設け、視聴者を常に画面の中心に映し出すディスプレイ装置が知られている(特許文献1参照)。
特開平6−245209号公報(段落[0015]〜[0022]、図1、2等参照)
モニタ画面の表示画像が容易に視認されるためには、ユーザがモニタ画面の正面付近に位置することが必要であり、ユーザの位置によっては、視認性が低下してしまう。特に、モニタ画面として広く用いられる液晶モニタにおいては、所定の視野角の範囲内でのみ画像を視認できる。
また、モニタ画面の向きをユーザが調整可能とした場合においても、例えばデジタルカメラにおいて、被写体撮影時のレリーズ動作とズーム動作とを両手で同時に行うときには、モニタ画面の向きを調整することは困難である。
このような視認性および操作性の問題は、ユーザの動きに追従するように制御可能なモニタ画面を用いた場合、解消する。しかしながら、ユーザの動きに応じて随時モニタ画面を移動させることが必要となるため、消費電力の増加を招く。また、ユーザが電源をオフ状態にせずにモニタ画面から離された場合等においては、モニタ画面は自動的に移動し続け、予期せぬ移動による破損のおそれがある。
本発明は、モニタ画面の向きを調整して視認性および操作性を向上させるとともに、省電力化とモニタ画面の保護が可能な撮影装置を提供することを目的とする。
本発明の撮影装置は、使用中のユーザの位置を所定の範囲内で検出する位置検出手段と、ユーザの位置が検出されなかった時間が第1の上限時間を超えているか否かを判断する判断手段と、被写体像を表示するモニタと、モニタの向きを調整する調整手段と、モニタ電源のオン・オフ状態を切換えるモニタ電源切換手段とを備え、位置検出手段により検出されたユーザの位置が変化すると、調整手段が、ユーザに向かうようにモニタの向きを調整し、ユーザの位置が検出されなかった時間が第1の上限時間を超えていると判断されると、モニタ電源切換手段が、モニタ電源をオン状態からオフ状態に切換えることを特徴とする。
位置検出手段は、ユーザの撮影装置に対する相対的な位置を検出することが好ましい。また、位置検出手段は、ユーザの基準位置と基準位置からの移動量とに基づいて、ユーザの位置を検出することが好ましい。
位置検出手段は、ユーザの画像を所定時間ごとに生成する画像生成手段と、所定時間が経過する前後の画像に基づいて、ユーザの移動量を算出する移動量算出手段とを含むことが好ましい。この場合、調整手段がユーザの位置に基づいてモニタの向きを調整するモニタ調整モードを設定するモード設定手段をさらに有し、モニタ調整モードが設定されると、画像生成手段が、ユーザの基準位置を示す画像を生成することがより好ましい。
撮影装置は、位置検出手段がユーザの位置を検出できなかったことを示す警告手段をさらに有することが望ましい。位置検出手段は、モニタにおける被写体像の表示領域と同一平面に設けられていることが望ましい。
撮影装置は、撮影装置の電源のオン・オフ状態を切換えるカメラ電源切換手段をさらに有し、ユーザの位置が検出されなかった時間が、第1の上限時間よりも長い第2の上限時間を超えていると判断手段によって判断されると、カメラ電源切換手段が、撮影装置の電源をオン状態からオフ状態に切換えることが好ましい。また、調整手段は、例えばモニタを軸心周りに回転させる。
撮影装置には、モニタを収納するための凹部が設けられており、ユーザの位置が検出されなかった時間が、第1の上限時間よりも長い第2の上限時間を超えていると判断手段によって判断されると、モニタが凹部に収納されることが好ましい。この場合、モニタは、被写体像の表示領域が凹部によって覆われるように収納されることがより好ましい。
撮影装置は、例えばデジタルカメラである。
本発明によれば、モニタ画面の向きを調整して視認性および操作性を向上させるとともに、省電力化とモニタ画面の保護が可能な撮影装置が実現できる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態におけるデジタルカメラとその内部を部分的に示す斜視図である。
デジタルカメラ10は、被写体像を生成するデジタルカメラ本体12と、生成された被写体像を表示するためのLCDモニタ22(モニタ)を含む。LCDモニタ22は、一対の第1ヒンジ28を介してデジタルカメラ本体12に取付けられている。第1ヒンジ28の近傍には、第1モータ13(調整手段)が設けられ、LCDモニタ22内にある第2ヒンジ29の近傍には、第2モータ15(調整手段)が設けられている。
第1および第2モータ13、15は、第1ヒンジ28に平行な第1回転軸L1および第2ヒンジ29に平行な第2回転軸L2を中心に、LCDモニタ22をそれぞれ回転させる。このため、LCDモニタ22の向きは、矢印Aおよび矢印Bの示すように第1および第2モータ13、15によって調整される。なお、LCDモニタ22は、構造上の制約により、矢印Aおよび矢印Bの示すいずれの回転方向についても360°回転することはできない。また、LCDモニタ22は、第1および第2モータ13、15が作動していないときに、撮影者(ユーザ)の操作によっても回転可能である。
LCDモニタ22の前面22Fには、被写体像を表示する表示部24と、撮影者の位置を検出するための撮影者検出用カメラ26(位置検出手段)が設けられている。LCDモニタ22は、デジタルカメラ10の使用時においては、図示するように表示部24がデジタルカメラ本体12の背面12R側にあって、撮影者が表示部24を視認できる位置(以下、使用位置という)にある。
一方、デジタルカメラ10の未使用時等においては、LCDモニタ22は、デジタルカメラ本体背面12Rに設けられた収納部16(凹部)に収納されている。このとき、表示部24、および撮影者検出用カメラ26は、収納部16の底面16Bによって覆われており、外部から加わる衝撃等から保護される。
デジタルカメラ本体12の上面12Uには、レリーズボタン、モードダイヤルおよび電源スイッチ等(いずれも図示せず)が設けられ、デジタルカメラ本体背面12Rの収納部16の周囲には、所定の操作を実行するためのメニューボタン等(図示せず)がそれぞれ設けられている。
図2は、デジタルカメラ10のブロック図である。
デジタルカメラ10には、全体を制御する制御回路であるマイコン19、画像データ等を記録するためのフラッシュメモリ42、マイコン19の信号処理のためのデータが記憶されているEEPROM44、時間制御のためのクロックIC48等が設けられている。また、マイコン19には、モードダイヤル14(モード設定手段)、電源スイッチ25等が接続されている。電源スイッチ25が撮影者の操作によりオン状態になると、デジタルカメラ10の電源はオン状態になり、マイコン19が作動を開始する。
モードダイヤル14等が操作されると、操作に応じた所定の信号がマイコン19に送信される。これらのボタンの操作によって、撮影者は、撮影のために用いられる様々なモードを選択することができる。例えば、モニタ調整モードは、モードダイヤル14が所定の回転位置に定められたことにより生じる信号がマイコン19に送信されると設定される。モニタ調整モードにおいては、撮影者がデジタルカメラ10に対して相対的に移動したときにも表示部24が撮影者と向かい合うように、LCDモニタ22の向きが自動的に調整される。
レリーズボタンが半押しされると、測光スイッチSWSがオン状態になる。被写体の撮影を行う場合において測光スイッチSWSがオン状態となると、測光処理部(図示せず)による被写体の測光が行われる。そして、得られた輝度データは、マイコン19に送信される。
レリーズボタンが全押しされると、レリーズスイッチSWRがオン状態になる。レリーズスイッチSWRがオン状態になると、マイコン19は、絞り31の位置を調整するように絞り駆動回路34を制御し、絞り駆動回路34が、絞り31を所定量だけ開く。また、このときシャッタ(図示せず)が所定の開度まで所定時間だけ開放される。
この結果、CCD駆動回路36によって制御されるCCD38が、撮影レンズ30を通過した光により露光され、CCD38には被写体像を示す画像信号が発生する。CCD38において発生した画像信号は、CDS回路39においてノイズが低減され、A/D変換器40によりアナログからデジタルに変換される。デジタル化された画像信号は、ホワイトバランス調整などの様々な信号処理が施された後にマイコン19へ送られる。画像信号は、さらにマイコン19からLCDモニタ22に送信され、被写体像がLCDモニタ22の表示部24に表示される。
なお、CCD38によって生成された被写体の画像データは、フラッシュメモリ42、およびインターフェイス43を介してメモリカード46にも送信され、記録される。記録された画像データは、モードダイヤル14等の操作によって再生モードが選択されることにより、LCDモニタ22上で再生表示される。
モニタ調整モードが設定されると、撮影者検出用カメラ26は、このときの撮影者の位置を基準位置として検出するために、撮影者を撮影する。モニタ調整モードが設定されている間、撮影者検出用カメラ26は、基準位置からの撮影者の移動量を検出するために、基準位置の検出のための撮影後も所定時間ごとに撮影動作を行う。
撮影者検出用カメラ26は、撮影者検出用のCCD(図示せず)を内蔵しており、このCCDにより生成された画像データは、マイコン19を介してDRAM45に送信され、記憶される。マイコン19においては、DRAM45に記憶されている画像データと、新たに受信した画像データとを比較し、撮影者の移動量を算出する。この結果、移動後のデジタルカメラ10に対する相対的な位置が検出される。なお、DRAM45には、最後に撮影された画像が、順次上書きされて記憶される。
そして、撮影者がデジタルカメラ10に対して相対的に移動したこと、すなわち撮影者の位置が変化したことが検出されると、マイコン19は、第1および第2モータ13、15を制御して、移動した撮影者の方向を向くように、LCDモニタ22の向きを調整する。
ここで、LCDモニタ22は、第1回転軸L1および第2回転軸L2を中心としたいずれの軸回転においても360°回転することはできないため、撮影者がデジタルカメラ10から離れると、LCDモニタ22が撮影者の移動に追従しきれない場合がある。この場合、撮影者の位置が撮影者検出用カメラ26の撮影範囲から外れてしまう。
このように、モニタ調整モードの設定時に、撮影者の位置が検出されない状態が所定の第1の上限時間を超えて継続すると、マイコン19は、LCDモニタ22用の電源(図示せず)をオフ状態にする。そして、撮影者の位置が検出されない状態が、第1の上限時間よりも長い第2の上限時間を超えて継続すると、マイコン19は、LCDモニタ22を収納部16に収納させる(図1参照)ように第1および第2モータ13、15を制御するとともに、電源スイッチ25がオン状態であるにも関わらず、デジタルカメラ10の電源をオフ状態にする。
ここで、撮影者の位置が検出されない時間(以下、未検出時間という)は、デジタルカメラ本体12に設けられたクロックIC48がマイコン19に常時送信するクロックパルスに基づいて、マイコン19により計測され、各上限時間と比較される。また、ここでの未検出時間とは、連続して撮影者が検出されない時間であり、一度撮影者が検出された後に再び検出されない状態になった場合、未検出時間の計測は、ゼロから再開される。
図3は、撮影者検出用カメラ26によって生成された撮影者の画像を例示する図である。
撮影者検出用カメラ26によって生成された画像は、複数の分割領域に分割されて記憶される。そして、撮影者の移動量は、DRAM45に記憶されている最後に取得された画像と、その画像の取得時から所定時間経過後に新たに取得された画像との色情報の変化に基づいて検出される。
すなわち、モニタ調整モードにおいて画像が生成されると、マイコン19により、得られた画像データのうち、撮影者検出用カメラ26の撮影領域の中心にある中心領域50と、中心領域50を全て含み、中心領域50の周囲に広がる周辺領域56とにおいて、所定の色成分について二値化処理が施される。そして、中心領域50における、二値化処理が施された所定の色成分の強度分布と、その直後に得られた画像データの周辺領域56における強度分布との比較により、撮影者の移動量が算出される。
例えば、通常、撮影者の顔面が撮影領域の中心に位置することから、肌色の成分について二値化処理が施されると、中心領域50に含まれる分割領域のうち、斜線で示される領域54(高強度領域)での強度が高くなる。そして、図示された画像の画像データの次に得られた画像データの周辺領域56において、高強度領域54が紙面右側にずれている場合、矢印Cの示すように、撮影者が自分にとっての左方向に所定量だけ移動したものと判断される。
ここで、所定の閾値範囲を越えて撮影者が移動したか否かがマイコン19により判断され、閾値範囲を越えて移動したと判断されると、第1、第2モータ13、15は、LCDモニタ22を移動後の撮影者に対向させるように回転させる。従って、モニタ調整モードの設定時に撮影領域の中心にある中心領域50は、移動する撮影者を追尾するように移動するものの、その直後のLCDモニタの移動により、再び撮影領域の中心に戻る。
一方、撮影者の移動が所定の閾値範囲内のものであると判断されると、LCDモニタ22は移動されない。この場合、中心領域50は、わずかに移動した撮影者に追尾するように、移動後の撮影者を中心に含む位置に移動する。そして、撮影領域の中心からわずかに移動した中心領域50の周囲に周辺領域56が設定され、その後の撮影者の移動量が検出される。
上述の二値化処理は、中心領域50と周辺領域56のいずれについても、必要とされる撮影者の移動量検出の精度に応じて、実際には図示された領域よりも細かく分割された分割領域ごとに実施される。
なお、撮影者検出用カメラ26により生成された画像は、撮影者の移動量を算出するためにのみ必要であり、撮影者にとっては不要なものであるため、表示部24には表示されない。
図4は、LCDモニタ22の表示方向を調整するモニタ調整ルーチンを示すフローチャートである。
モニタ調整ルーチンは、LCDモニタ22が使用位置に移動され、モニタ調整モードが設定されると開始する。ステップS11では、撮影者の基準位置を示す画像が撮影者検出用カメラ26により生成され、ステップS12に進む。ステップS12では、例えば1/30秒など所定時間の経過後に、撮影者の新たな画像が撮影者検出用カメラ26により生成され、ステップS13に進む。
ステップS13においては、LCDモニタ22の表示方向を調整する必要があるか否かが判断される。LCDモニタ22の表示方向の調整が必要であると判断されるとステップS14に進む。表示方向の調整の必要性は、画像データの二値化処理により検出されたデジタルカメラ10に対する撮影者の相対的な移動量が、所定の閾値範囲内にあるかに基づいて判断される。そして、撮影者の移動量が、撮影者の手ぶれ等に起因すると考えられるほどわずかなものである場合、LCDモニタ22の向きの調整は不要であると判断される。
ステップS14においては、LCDモニタ22を撮影者に対向させるために必要とされる、第1および第2モータ13、15によるLCDモニタ22の駆動量がそれぞれマイコン19によって算出され、ステップS15に進む。ステップS15では、算出された駆動量が、駆動可能なものであるか否か、すなわち、算出された駆動量による回転が、LCDモニタ22の回転可能な限界を超えてしまうか否かが判断される。その結果、算出された駆動量だけLCDモニタ22を回転させることができると判断されると、ステップS16に進み、回転させることができないと判断されると、ステップS17に進む。
ステップS16では、LCDモニタ22が算出された駆動量だけ駆動され、ステップS12に戻る。一方、ステップ17では、ステップS14で算出された駆動量よりも小さい駆動量で、機械的に可能な範囲内でLCDモニタ22が回転され、ステップS18に進む。
ステップS18では、LCDモニタ22が本来の駆動量だけ駆動されていないことから、撮影者検出用カメラ26により所定時間ごとに生成される画像にて撮影者が検出されるか否かが判断される。この判断は、撮影者の移動量の検出(図3参照)と同様に色情報の変化に基づいて行なわれるものの、二値化処理は、周辺領域56のみならず撮影領域の全範囲について施される。これは、撮影者が撮影領域の全範囲内にて検出されるか否かを判断するためである。そして、撮影者が検出されたと判断されると、ステップS12に戻り、撮影者が検出されなかったと判断されると、ステップS19に進む。
ステップS19では、マイコン19の制御によって、表示部24(警告手段)上に撮影者の位置を検出できなかったことを示す警告メッセージが表示され、ステップS20に進む。ステップS20では、再度、撮影者が検出されるか否かが判断され、撮影者が検出されたと判断されると、ステップS21に進み、撮影者が検出されなかったと判断されるとステップS22に進む。
ステップS21においては、表示部24上の警告メッセージ表示が解消され、ステップS12に戻る。一方、ステップS22では、未検出時間が第1の上限時間を超えているか否かが判断され、未検出時間が第1の上限時間を超えたと判断されるとステップS23に進み、未検出時間が第1の上限時間を超えていないと判断されるとステップS20に戻る。ステップS23では、デジタルカメラ10の電源はオン状態のままで、LCDモニタ22用の電源のみがオフ状態になり、バックライトによる光の出射が停止され、ステップS24に進む。
ステップS24では、再び、撮影者が検出されるか否かが判断され、撮影者が検出されたと判断されると、ステップS25に進み、撮影者が検出されなかったと判断されるとステップS26に進む。ステップS25では、モニタ電源がオン状態に切換えられ、バックライトからの出射光により表示部24に被写体像が表示可能となり、ステップS21に進む。
ステップS26では、未検出時間が第1の上限時間よりも長い第2の上限時間を超えているか否かが判断され、未検出時間が第2の上限時間を超えたと判断されるとステップS27に進み、未検出時間が第2の上限時間を超えていないと判断されるとステップS24に戻る。ステップS27では、LCDモニタ22が収納部16に収納され、ステップS28に進む。ステップS28においては、デジタルカメラ10の電源がオフ状態に自動的に切換えられ、モニタ調整ルーチンは終了する。
以上のように本実施形態によれば、移動する撮影者の位置を所定の範囲内で検出し、表示部24が撮影者に対向するようにLCDモニタ22の向きを制御することにより、被写体像の視認性が向上される。そして、LCDモニタ22の向きが自動的に調整されることから、デジタルカメラ10の操作性も良好である。さらに、所定の時間を超えて表示部24を撮影者に対向させることができない場合、LCDモニタ22の電源、さらにはデジタルカメラ10全体の電源が自動的にオフ状態に切換えられることにより、省電力化が可能である。そしてこのとき、LCDモニタ22の表示部24等は収納部16に収納され、保護される。
また、本実施形態においては、撮影者の画像データを所定時間ごとに生成し、画像データにおける色情報の変化に基づいて撮影者の移動量を検出することにより、予め記憶させていた撮影者の輪郭等の目安を示す所定の画像データと実際の撮影者の画像データとを比較して撮影者の位置を検出する場合に比べ、実際の撮影者の色、形状等に左右されず、より正確に撮影者の位置を検出することができる。
撮影装置は、本実施形態のデジタルカメラには限らず、例えば、ビデオカメラ、撮影機能付き携帯電話等であっても良い。また、撮影装置に使用されるモニタもLCDモニタ22に限定されず、例えばプラズマディスプレイパネル等であっても良い。
モニタ調整モードは、モードダイヤル14以外の、例えばメニューボタン等の操作によって設定されても良い。また、撮影者の基準位置を示す画像は、モニタ調整モードが設定された直後に自動的に生成されるのではなく、モニタ調整モードの設定後におけるレリーズボタンの半押し操作等、撮影者の指示によって生成されても良い。
本実施形態におけるデジタルカメラとその内部を部分的に示す斜視図である。 デジタルカメラのブロック図である。 撮影者検出用カメラによって生成される撮影者の画像を例示する図である。 LCDモニタの表示方向を調整するモニタ調整ルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
10 デジタルカメラ(撮影装置)
13 第1モータ(調整手段)
14 モードダイヤル(モード設定手段)
15 第2モータ(調整手段)
16 収納部(凹部)
19 マイコン(判断手段・モニタ電源切換手段・カメラ電源切換手段・移動量算出手段)
22 LCDモニタ(モニタ・警告手段)
24 表示部(警告手段)
26 撮影者検出用カメラ(位置検出手段・画像生成手段)
48 クロックIC(判断手段)

Claims (12)

  1. 使用中のユーザの位置を所定の範囲内で検出する位置検出手段と、
    前記ユーザの位置が検出されなかった時間が第1の上限時間を超えているか否かを判断する判断手段と、
    被写体像を表示するモニタと、
    前記モニタの向きを調整する調整手段と、
    モニタ電源のオン・オフ状態を切換えるモニタ電源切換手段とを備え、
    前記位置検出手段により検出された前記ユーザの位置が変化すると、前記調整手段が、前記ユーザに向かうように前記モニタの向きを調整し、前記ユーザの位置が検出されなかった時間が前記第1の上限時間を超えていると判断されると、前記モニタ電源切換手段が、モニタ電源をオン状態からオフ状態に切換えることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記位置検出手段が、前記ユーザの前記撮影装置に対する相対的な位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記位置検出手段が、前記ユーザの基準位置と前記基準位置からの移動量とに基づいて、前記ユーザの位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  4. 前記位置検出手段が、前記ユーザの画像を所定時間ごとに生成する画像生成手段と、前記所定時間が経過する前後の前記画像に基づいて、前記ユーザの移動量を算出する移動量算出手段とを含むことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  5. 前記調整手段が前記ユーザの位置に基づいて前記モニタの向きを調整するモニタ調整モードを設定するモード設定手段をさらに有し、前記モニタ調整モードが設定されると、前記画像生成手段が、前記ユーザの基準位置を示す画像を生成することを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。
  6. 前記位置検出手段が前記ユーザの位置を検出できなかったことを示す警告手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  7. 前記位置検出手段が、前記モニタにおける前記被写体像の表示領域と同一平面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  8. 前記撮影装置の電源のオン・オフ状態を切換えるカメラ電源切換手段をさらに有し、前記ユーザの位置が検出されなかった時間が、前記第1の上限時間よりも長い第2の上限時間を超えていると前記判断手段によって判断されると、前記カメラ電源切換手段が、前記撮影装置の電源をオン状態からオフ状態に切換えることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  9. 前記調整手段が、前記モニタを軸心周りに回転させることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  10. 前記モニタを収納するための凹部が設けられており、前記ユーザの位置が検出されなかった時間が、前記第1の上限時間よりも長い第2の上限時間を超えていると前記判断手段によって判断されると、前記モニタが前記凹部に収納されることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  11. 前記モニタが、前記被写体像の表示領域が前記凹部によって覆われるように収納されることを特徴とする請求項10に記載の撮影装置。
  12. 前記撮影装置が、デジタルカメラであることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。

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