JP2007078276A - 気化冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被冷却物の全体を均一に気化冷却することのできる気化冷却装置を提供する。
【解決手段】 横長円筒状シェル1の内部に断面略長方形の細管2を、複数本取り付ける。シェル1の上部に冷却流体供給管3を接続する。シェル1の下部に吸引手段接続管4を接続する。シェル1の上部と、吸引手段接続管4とを接続する連通管9を取り付ける。
冷却流体供給管3からシェル1内の細管2へ冷却流体を噴射することにより、細管2の長手長方形側面部を冷却流体が流れ落ち、細管2内の被冷却物の熱を奪って蒸発気化することによって、被冷却物の全体が均一に気化冷却される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、気化冷却室で冷却流体の蒸発潜熱によって被冷却物を冷却する気化冷却装置に関する。
冷却装置は、冷却室の内部に長尺状の複数の伝熱チューブを水平に配置して、この伝熱チューブの内部に冷媒を流下させることによって、伝熱チューブの外周に位置する被冷却物を間接冷却することができるものである。
この冷却装置においては、上記とは反対に、伝熱チューブの内部を被冷却物が流下して、冷媒を伝熱チューブの外周に噴射することによって、伝熱チューブ内の被冷却物を冷却する場合に、伝熱チューブの断面形状が円形であるために、伝熱チューブの外周の全体に冷媒が行き渡らず、流下する被冷却物の全体を均一に冷却することができない問題があった。
特開2002−372384号公報
解決しようとする課題は、被冷却物の全体を均一に気化冷却することのできる気化冷却装置を提供することである。
本発明は、被冷却物を冷却する気化冷却室を形成して、当該気化冷却室に冷却流体を供給すると共に、気化冷却室を吸引手段と接続して被冷却物を気化冷却するものにおいて、気化冷却室の内部に複数の細管を配置すると共に、当該細管の断面形状を平坦な略長方形としたものである。
本発明の気化冷却装置は、伝熱チューブとしての細管の断面形状を平坦な略長方形としたことによって、細管の外周から噴射される冷却流体が、細管外周面の全体に行き渡ることができ、従って、被冷却物の全体を均一に気化冷却することができる。
本発明は、細管の断面形状を平坦な略長方形とするものであるが、長方形の長尺面を冷却流体の流れ方向に沿わせる方向に配置することが好ましい。また、平坦な長方形の内部形状は、被冷却物の流下を妨げない程度の通路を有する形状とすることが好ましい。
本実施例においては、気化冷却室として横長中空円筒状のシェル1と、シェル1内に配置した伝熱チューブとしての細管2と、シェル1内に冷却流体を供給する冷却流体供給管3、及び、図示しない吸引手段と接続する吸引手段接続管4とで気化冷却装置を構成する。
図1においては、円筒状のシェル1の縦断面図を示し、図1の手前側に管板を介在して細管2と連通する被冷却物流入口を、図1の奥側に同じく管板を介在して細管2と連通する被冷却物流出口を、それぞれ取り付ける。
細管2は、図1に示すようにその断面が上下に長い略長方形とし、シェル1内に均等に且つ水平状に多数本を取り付ける。なお、気化冷却室としてのシェル1内の細管2の断面形状は、上記のとおり略長方形とするが、シェル1両端部の管板以降の部分は、従来通りの円形とすることが装置の製作上好ましい。
シェル1の中央上部に冷却流体供給管3を接続する。冷却流体供給管3には、供給する流体量を制御するための制御弁5を取り付ける。また、冷却流体供給管3のシェル1側端部6には、図示はしないが冷却流体を、全ての細管2へ噴射するための噴射ノズルを取り付ける。冷却流体供給管3から細管2の外表面へ噴射された冷却流体によって、細管2内を流下する被冷却物が冷却されるものである。
シェル1の下部には、吸引手段接続管4を接続して、図示しない真空ポンプ等の吸引手段と接続する。吸引手段接続管4には、蒸気は出口側へ排出することなく液体だけを排出する蒸気トラップ7と、シェル1内のあらゆる流体を下流の吸引手段側へ流下させる開閉バルブ8を、それぞれ並列に取り付ける。また、シェル1の上部と、吸引手段接続管4を連通する連通管9を取り付ける。この連通管9には開閉バルブ10を取り付ける。
細管2内を流下する被冷却物を冷却する場合は、図示しない吸引手段を駆動し吸引手段接続管4を介してシェル1内を所定の減圧状態としておき、冷却流体供給管3から細管2の外表面へ冷却流体を噴射することによって、冷却流体が被冷却物の熱を奪って蒸発することにより、すなわち、冷却流体の気化潜熱によって被冷却物が気化冷却される。
細管2の断面形状を縦方向に長い長方形としたことによって、細管2の長手側面部に沿いながら冷却流体が流れ落ちることができ、細管2外表面の広い面積から冷却流体が気化することにより、細管2内を流下する被冷却物の全体を均一に気化冷却することができる。
被冷却物を気化冷却したことにより発生した気化蒸気、及び、残余の冷却流体は、開閉バルブ8と吸引手段接続管4を通って吸引手段へ吸引される。また、シェル1内で発生した気化蒸気は、シェル1上部の連通管9を通っても吸引手段へ吸引される。
本発明の気化冷却装置の実施例を示す構成図。
符号の説明
1 シェル
2 細管
3 冷却流体供給管
4 吸引手段接続管
5 制御弁
8 開閉バルブ
9 連通管

Claims (1)

  1. 被冷却物を冷却する気化冷却室を形成して、当該気化冷却室に冷却流体を供給すると共に、気化冷却室を吸引手段と接続して被冷却物を気化冷却するものにおいて、気化冷却室の内部に複数の細管を配置すると共に、当該細管の断面形状を平坦な略長方形としたことを特徴とする気化冷却装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57127759A (en) * 1981-01-30 1982-08-09 Mitsuru Terasaki Making of chilled water
JPS6183895A (ja) * 1984-09-28 1986-04-28 Hitachi Ltd 伝熱面およびその製造方法
JPH0526554A (ja) * 1991-07-15 1993-02-02 Tlv Co Ltd 減圧気化冷却装置

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