JP2007078203A - 配管温度センサー取り付け部品 - Google Patents
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Abstract
【課題】配管温度センサーを冷媒配管に取り付けた後、配管温度センサー取り付け部品の外側から断熱材を貼るといった方策をとることなく、配管温度センサー取り付け部品を断熱できる配管温度センサー取り付け部品を提供すること。
【解決手段】亜鉛鋼板などの弾性がある薄金属板8とポリエチレンフォームなどの断熱材9をあらかじめ貼り合わせた断熱鋼板10から形成され、空気調和機の冷媒配管15の側面に円筒形の配管温度センサー11を挟みながら固定する、断面が略U字型の配管温度センサー取り付け部品とした。
【選択図】図1
【解決手段】亜鉛鋼板などの弾性がある薄金属板8とポリエチレンフォームなどの断熱材9をあらかじめ貼り合わせた断熱鋼板10から形成され、空気調和機の冷媒配管15の側面に円筒形の配管温度センサー11を挟みながら固定する、断面が略U字型の配管温度センサー取り付け部品とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、配管温度センサー取り付け部品に関し、特に空気調和機の冷媒配管の側面に円筒形の配管温度センサーを挟みながら固定する、配管温度センサー取り付け部品に関するものである。
従来、この種の配管温度センサー取り付け部品は、空気調和機の冷媒配管の側面に円筒形の配管温度センサーを挟みながら固定する、断面が略U字型の配管温度センサー取り付け部品があった。(例えば、特許文献1参照)。
図3は、特許文献1に記載された、配管温度センサー取り付け部品の斜視図、図4は、配管温度センサー取り付け部品で配管温度センサーを冷媒配管に固定した状態を示す断面図である。図3、図4のように、従来の配管温度センサー取り付け部品1は、弾性のある薄金属板から形成され、断面は略U字型で、配管温度センサー2の挿入部3と、先端に外開きの爪4を設けた冷媒配管固定部5からなり、冷媒配管6の側面に配管温度センサー2を挟みながら固定し、冷媒配管6の温度を測定することで、空気調和機を制御する。
特開平11−37618号公報
しかしながら、前記従来の構成では、配管温度センサー取り付け部品は、薄金属板から形成されているため、周囲の空気と接触する面積が大きく、周囲の空気温度に影響を受け易く、特に冷媒配管の温度と周囲の空気温度の差が大きい時には、配管温度センサーが冷媒配管の温度正確に検知しないといった問題があった。このような問題を防ぐために、配管温度センサーを冷媒配管に取り付けた後、配管温度センサー取り付け部品の外側から断熱材を貼るといった方策がとられることが多い。しかし、部品や工数が増える上、断熱材が剥がれ易いといった問題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、配管温度センサーを冷媒配管に取り付けた後、配管温度センサー取り付け部品の外側から断熱材を貼るといった対策をとることなく、配管温度センサー取り付け部品を断熱でき、実際の冷媒配管の温度と配管温度センサーが検知する温度のずれを少なくできる配管温度センサー取り付け部品を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の配管温度センサー取り付け部品は、弾性がある薄金属板とポリエチレンフォームなどの断熱材をあらかじめ貼り合わせた断熱鋼板から形成され、空気調和機の冷媒配管の側面に円筒形の配管温度センサーを挟みながら固定する、断面が略U字型の配管温度センサー取り付け部品としたものである。
これによって、配管温度センサーを冷媒配管に取り付けた後、配管温度センサー取り付け部品の外側から断熱材を貼るといった方策をとることなく、配管温度センサー取り付け部品を断熱でき、配管温度センサーと冷媒配管の温度のずれを少なくできる。
本発明の配管温度センサー取り付け部品は、後から断熱材を貼るといった方策が不要で、部品点数を削減でき、工数も削減でき、なおかつ、断熱材が薄金属板から剥がれること
もないので、信頼性の高い配管温度センサー取り付け部品が提供でき、空気調和機の制御における精度が向上する。
もないので、信頼性の高い配管温度センサー取り付け部品が提供でき、空気調和機の制御における精度が向上する。
第1の発明の配管温度センサー取り付け部品は、弾性がある薄金属板とポリエチレンフォームなどの断熱材をあらかじめ貼り合わせた断熱鋼板から形成され、空気調和機の冷媒配管の側面に円筒形の配管温度センサーを挟みながら固定する、断面が略U字型の配管温度センサー取り付け部品としたものである。これによって、配管温度センサーを冷媒配管に取り付けた後、配管温度センサー取り付け部品の外側から断熱材を貼るといった対策をとることなく、配管温度センサー取り付け部品を断熱でき、配管温度センサーと冷媒配管の温度のずれを少なくできる。
第2の発明は、特に、第1の発明の配管温度センサー取り付け部品を、薄金属板は配管温度センサー側に、断熱材は外側になるよう加工したことを特徴としたものである。これにより、伝熱性が高い薄金属板が、冷媒配管の温度を配管温度センサーに伝えるので、配管温度センサーの検知精度が向上し、なおかつ、外側を断熱材とすることで、周囲の空気との伝熱を防げるので、配管温度センサーの検知精度がさらに向上する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における配管温度センサー取り付け部品の斜視図、図2は、配管温度センサー取り付け部品で配管温度センサーを冷媒配管に固定した状態を示す断面図である。
図1は、本発明の実施の形態1における配管温度センサー取り付け部品の斜視図、図2は、配管温度センサー取り付け部品で配管温度センサーを冷媒配管に固定した状態を示す断面図である。
図1、図2において、配管温度センサー取り付け部品7は、亜鉛鋼板などの弾性がある薄金属板8とポリエチレンフォームなどの断熱材9をあらかじめ貼り合わせた断熱鋼板10から形成されている。断熱鋼板10は、亜鉛鋼板などの薄金属板とポリエチレンフォームなどの断熱材をあらかじめ接着剤などで貼り合わせた状態で販売されている複合材で、そのままでプレスや切断といった後加工が可能で、断熱材の金型が必要なく、部品点数の削減や工数の削減が可能であることから、断熱の必要な空気調和機の構造体などとして広く利用されている。また、配管温度センサー取り付け部品7は、断面は略U字型で、配管温度センサー11の挿入部12と、先端に外開きの爪13を設けた冷媒配管固定部14からなり、冷媒配管15の側面に配管温度センサー11を挟みながら固定する。
以上のように構成された配管温度センサー取り付け部品について、以下その動作、作用を説明する。
空気調和機を制御するために、冷媒配管の温度を測定することが多いが、円筒形の配管温度センサーが良く用いられる。配管温度センサー11を冷媒配管15の側面に固定するには、まず、挿入部12に配管温度センサー11を挿入し、外に開いた爪13を冷媒配管15に押し付け、冷媒配管固定部14が冷媒配管15を挟むように押し込み、固定する。すると、配管温度センサー11が冷媒配管15に密着し、冷媒配管15の温度を測定できる、このとき、配管温度センサー取り付け部品7は、亜鉛鋼板などの薄金属板8とポリエチレンフォームなどの断熱材9をあらかじめ貼り合わせた断熱鋼板10から形成されているので、後から断熱材を貼るといった対策をとらなくても、ポリエチレンフォームなどの断熱材9が周囲の空気との伝熱を遮断し、配管温度センサー11と冷媒配管15の温度のずれを少なくできる。この作用は、特に冷媒配管15の温度と周囲の空気温度の差が大きい時ほど有効である。
また、図1、図2のように、亜鉛鋼板などの薄金属板8は配管温度センサー11の側に、ポリエチレンフォームなどの断熱材9は外側になるように取り付けることで、熱伝導性
が高い亜鉛鋼板などの薄金属板8が、配管温度センサー11と冷媒配管15の温度を伝えるので、配管温度センサー11の検知精度が向上し、なおかつ、外側をポリエチレンフォームなどの断熱材9とすることで、周囲の空気との伝熱を遮断できるので、配管温度センサー11の検知精度がさらに向上する。
が高い亜鉛鋼板などの薄金属板8が、配管温度センサー11と冷媒配管15の温度を伝えるので、配管温度センサー11の検知精度が向上し、なおかつ、外側をポリエチレンフォームなどの断熱材9とすることで、周囲の空気との伝熱を遮断できるので、配管温度センサー11の検知精度がさらに向上する。
このように、亜鉛鋼板などの薄金属板8とポリエチレンフォームなどの断熱材9をあらかじめ貼り合わせた断熱鋼板10から形成されているので、後から断熱材を貼るといった対策が不要で、部品点数を削減でき、工数も削減でき、なおかつ、断熱材が薄金属板から剥がれることもないので、信頼性の高い配管温度センサー取り付け部品が提供でき、空気調和機の制御における精度が向上する。
なお、薄金属板8については亜鉛鋼板に限るものではなく、銅板など熱伝導性が高く、弾性があるものであればよい。
以上のように、本発明にかかる配管温度センサー取り付け部品は、亜鉛鋼板などの薄金属板とポリエチレンフォームなどの断熱材をあらかじめ貼り合わせた断熱鋼板から形成され、空気調和機の冷媒配管の側面に円筒形の配管温度センサーを挟みながら固定することを特徴としているので、空気調和機以外にも、配管の温度を配管温度センサーで検知する必要のある他の機器にも適用できる。
7 配管温度センサー取り付け部品
8 薄金属板
9 断熱材
10 断熱鋼板
11 配管温度センサー
15 配管
8 薄金属板
9 断熱材
10 断熱鋼板
11 配管温度センサー
15 配管
Claims (2)
- 弾性がある薄金属板とポリエチレンフォームなどの断熱材をあらかじめ貼り合わせた断熱鋼板から形成され、断面が略U字型を成して空気調和機の冷媒配管の側面に円筒形の配管温度センサーを挟みながら固定することを特徴とする配管温度センサー取り付け部品。
- 薄金属板は配管温度センサー側に、断熱材は外側になるよう構成したことを特徴とする請求項1記載の配管温度センサー取り付け部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005263398A JP2007078203A (ja) | 2005-09-12 | 2005-09-12 | 配管温度センサー取り付け部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005263398A JP2007078203A (ja) | 2005-09-12 | 2005-09-12 | 配管温度センサー取り付け部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007078203A true JP2007078203A (ja) | 2007-03-29 |
Family
ID=37938716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005263398A Pending JP2007078203A (ja) | 2005-09-12 | 2005-09-12 | 配管温度センサー取り付け部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007078203A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015059722A (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | 日立アプライアンス株式会社 | 温度センサ取付具およびこれを用いたヒートポンプ給湯機 |
KR101771649B1 (ko) * | 2015-10-30 | 2017-08-25 | 김영환 | 온도 연동 주파수 자동가변형 스케일 처리시스템 |
US20180292118A1 (en) * | 2015-11-09 | 2018-10-11 | Mitsubishi Electric Corporation | Refrigeration cycle apparatus and refrigerant leakage detection method |
KR20210026515A (ko) | 2019-08-30 | 2021-03-10 | 삼성중공업 주식회사 | 온도 센서 장치 |
WO2021210174A1 (ja) * | 2020-04-17 | 2021-10-21 | 三菱電機株式会社 | 配管温度センサ取り付け構造及び配管温度センサ取り付け部品 |
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2005
- 2005-09-12 JP JP2005263398A patent/JP2007078203A/ja active Pending
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