JP2007078077A - 漏出防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】全体をコンパクトに構成でき、既設管に対しても取り付けが容易であり、しかも管継手部が伸縮する場合に対しても適切に対応可能な漏出防止装置を提供する。
【解決手段】管1,2どうしの継手部を囲うようにして密閉装着可能な漏出防止装置本体3と、この漏出防止装置本体3に装着され、一方の管1の外表面に接当して他方の管2の抜け出しを阻止すべく作用する押しネジ6と、継手部を囲った漏出防止装置本体3の内部空間を密閉するゴムパッキン8,9とを有する漏出防止装置。
【選択図】図1

Description

本発明は漏出防止装置に関し、詳しくは、管どうしの伸縮継手部を囲うようにして密閉装着することにより、管内の流体の漏れだしを防止する漏出防止装置に関する。
既設の流体用配管の内、特に管どうしの継手部においては、長年の使用により、振動や腐食などの影響を受けて損傷して、流体が漏出する場合があり、周囲環境に悪影響をもたらすだけでなく、配管としての本来の機能を発揮しなくなっているので、速やかな補修が必要となる。
かかる事情から、継手部が損傷を受けて配管内部の流体が漏出したとしても、漏出が拡大せず、漏出を継手部に限定する装置として、一対の透明カバーで継手部を覆い、一対のカバーを接合することにより形成される空間内に継手部を収容する発明が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2000−230690号公報
しかしながら、上記従来技術のカバー装置は、管径よりかなり大径を有する太鼓状をした円筒体からなり、これで継手部全体を覆うことになるので、配管どうしを接合する継手部から大きく張出し、広い空間面積を占めざるを得なくなり、周囲に他の設備などが配設されている箇所では、装着することができず、しかも、地盤変位により管継手が伸縮するような場合には、伸縮に対応することができず、振動や地震などに柔軟に対処でないという問題点がある。
そこで、本発明の目的は、全体をコンパクトに構成でき、既設管に対しても取り付けが容易であり、しかも管継手部が伸縮する場合に対しても適切に対応可能な漏出防止装置を提供することにある。
上記課題は、各請求項記載の発明により達成される。すなわち、本発明に係る漏出防止装置の特徴構成は、管どうしの伸縮継手部を囲うようにして密閉装着可能な漏出防止装置本体と、この漏出防止装置本体に装着され、一方の管の外表面に接当して他方の管の抜け出しを阻止すべく作用する係止手段と、前記継手部を囲った漏出防止装置本体の内部空間を密閉するシール手段とを有することにある。
この構成によれば、継手部から大きく張出す部分を有することもなく、専有面積を小さくして、管どうしの伸縮継手部を囲うことができ、しかも管の抜け出しを阻止すべく作用する係止手段により、長年の使用によって、たとえ地盤変位が生じたとしても、伸縮継手部の変位に対処可能となる。
その結果、全体をコンパクトに構成でき、既設管に対しても取り付けが容易であり、しかも管継手部が伸縮する場合に対しても適切に対応可能な漏出防止装置を提供することができた。
前記継手部が、受口を有する管に挿口を有する管を挿入して結合されていて、前記漏出防止装置本体が、受口を有する前記管の端面に接当する接当部を有していると共に、前記係止手段が受口を有する前記管の外表面に接当して係止するようになっていることが好ましい。
この構成によれば、受口を有する大径の管の端面に、漏出防止装置本体の接当部を接当すると共に、受口を有する管の外表面に接当して係止する係止手段により、外力による伸縮継手部への伸縮作用に抗することができる。
管の外表面に接当する前記係止手段の先端が、前記管に食い込み可能なエッジ形状に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、管の伸縮移動に対して、係止手段の先端が効果的に抵抗し得る。
前記シール手段が、受口を有する前記管の外表面と、挿口を有する前記管の外表面とにそれぞれ密着してシールすることが好ましい。
この構成によれば、継手部の周囲を確実にシールでき、管内部の流体が外部へ流出するのを阻止できる。
本発明にかかる漏出防止装置の実施の形態を、継手部から漏水が認められた既設の水道管に装着する場合を例に挙げ、図面を参照して詳細に説明する。図1は、端部に受口を有する管1に対して端部に挿口を有する管2を挿入し結合した既設の管継手部に、本実施形態に係る漏出防止装置3を装着した状態を示す半横断面構造を示し、図2は、図1の漏出防止装置3の左側面構造を示し、上半体を断面構造で示し、下半体を端面構造で示してあり、図3は、同じく漏出防止装置3の平面構造を示す。
この漏出防止装置は、図2に示すように、その本体3が上部半体3aと下部半体3bの上下二つ割りになっていて、上部半体3aのフランジ部4aと下部半体3bのフランジ部4bとをボルト・ナットのような締結具5を用いて締結・固着することにより、ゴムパッキンの圧着による止水性能および管周りの廻り止めが図られている。
更に、漏出防止装置本体3は、外径の異なる既設の水道管1,2の継手部に対して、それぞれ外嵌可能に段付き構造を有しており、受口を有する大径の管1に対しては、上部半体3aと下部半体3bにそれぞれ螺着される係止手段である押しネジ6により、押しつけ係止される。この押しネジ6は、図1,3に示すように、漏出防止装置本体3から張り出すアーム部3cに取り付けられて、その先端は、尖ったエッジ部6aに形成されており、管1の外表面に食い込むようになっていて、管の伸縮移動に対して効果的に抵抗し得るようになっている。
また、大径の管1の開口端側は、幾分大径に形成された受口段部1aを有しており、この受口段部1aの端面である外表面に漏出防止装置本体3の接当部7が接当するようになっていて、この状態で、押しネジ6を管1の外表面に押しつけ固着する。この場合、漏出した水の圧力によって、流出防止装置本体3が管1から抜け出す方向に変位すると、押しネジ6の抵抗によって抜け出しが阻止されるが、本管内圧力が抜け出し阻止力以上になる時には、押しネジ6が抵抗しつつ移動し、受口段部1aの外周部に接当して、管1からの抜け出しを阻止する。また、地盤変位などで管2が抜け出す方向に変位したて場合でも、押しネジ6によって抜け出しが阻止されるので、管2との相対移動により管1から流出防止装置本体3が外れることはない。その間、以下に説明するシール手段であるゴムパッキンにより、継手部における水密性が保たれるため、管内部の水が漏出防止装置の外部に漏れ出すことはない。
すなわち、継手部での流体の漏出を防止するため、受口段部1aに対面する漏出防止装置本体3の内周面にパッキン取り付け凹部を形成してゴムパッキン8を装着すると共に、挿口を有する小径の管2に対しても、漏出防止装置本体3の内周面に設けられている凹部に水密用のゴムパッキン9が嵌め込み装着されていて、これらゴムパッキン8,9が管1,2の外表面に密着して接当し、水密性を確保している。
更に、漏出防止装置本体3を継手部に装着した後、継手部から水が漏れるか否かは、漏出防止装置本体3の長手方向略中央部の上部に取り付けられているプラグ10を取り外し、圧縮空気を注入したりすることにより漏れを確認することができる。
受口を有する管1に対する挿口を有する管2の結合は、図示はしないが、挿口を有する管2の外表面に水密パッキンが外嵌されていると共に、先端にストッパー部材(ストッパーリングなど)が装着されていて、地盤変位などにより管2が引き抜かれる方向に外力が作用した場合には、管2の先端のストッパー部材と管1の内周面に形成されている突起とが接当して抜け難くされている。
もとより、実際に漏水が生じている管継手部に対してだけでなく、漏水してない既設の管継手部に対しても、予め本実施形態に係る漏出防止装置を取り付けることにより、不測の事態に備えることができる。
〔別実施の形態〕
(1)上記実施形態において、管自体の径が同じである、受口を有する管1と挿口を有する管2との組み合わせによる継手部に対する漏出防止機構を備えた装置の例を示したが、管径が異なる異形管に対しても同様な効果を発揮し得る。
(2)上記実施形態では、既設の管継手部に本実施形態の漏出防止装置を装着する例について説明したが、もとより新設の管継手部に当初から装着することもでき、更に管内部の流体についても、水道水に限定されるものではなく、各種液体、気体などの流体に適用できる。
本発明の一実施形態に係る漏出防止装置を装着した配管の管継手の半横断面図 図1の漏出防止装置の左側半断面図 図1の漏出防止装置の平面図
符号の説明
1,2 管
3 漏出防止装置本体
6 係止手段
8,9 シール手段

Claims (4)

  1. 管どうしの伸縮継手部を囲うようにして密閉装着可能な漏出防止装置本体と、この漏出防止装置本体に装着され、一方の管の外表面に接当して他方の管の抜け出しを阻止すべく作用する係止手段と、前記伸縮継手部を囲った漏出防止装置本体の内部空間を密閉するシール手段とを有する漏出防止装置。
  2. 前記伸縮継手部が、受口を有する管に挿口を有する管を挿入して結合されていて、前記漏出防止装置本体が、受口を有する前記管の端面に接当する接当部を有していると共に、前記係止手段が受口を有する前記管の外表面に接当して係止するようになっている請求項1記載の漏出防止装置。
  3. 管の外表面に接当する前記係止手段の先端が、前記管に食い込み可能なエッジ形状に形成されている請求項1又は2記載の漏出防止装置。
  4. 前記シール手段が、受口を有する前記管の外表面と、挿口を有する前記管の外表面とにそれぞれ密着してシールする請求項1〜3のいずれか1項記載の漏出防止装置。
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