JP2007077715A - 温水洗浄便座装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】便器を容易かつ確実に洗浄でき、安価に製造できる温水洗浄便座装置を提供すること。
【解決手段】温水洗浄便座装置の温水供給手段に接続されている洗浄側配管部から清掃側配管部を分岐させ、清掃側配管部に第2開閉弁を配設するとともに、清掃側配管部の端部に清掃ノズルを接続する。清掃ノズルは便器に対して変位可能にする。第2開閉弁を開くと、温水供給手段から清掃ノズルに温水が流入するため、便器を温水で洗浄できる。清掃ノズルは便器に対して変異可能であるため、清掃ノズルを変位させると便器の内部を広範囲にわたって洗浄できる。
【選択図】図1

Description

本発明は温水洗浄便座装置に関し、詳しくは便器を容易かつ確実に洗浄できる温水洗浄便座装置に関する。
便座に着座したユーザーの局部を局部洗浄ノズルから噴射する温水にて洗浄する温水洗浄便座装置としては、従来より種々のものが知られている。近年では、局所洗浄ノズルの近傍に(或いは局所洗浄ノズルと一体に)清掃ノズルを設け、清掃ノズルに温水を供給して便器を洗浄する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。清掃ノズルから噴射される温水で便器を洗浄すれば、便器の内面に付着した大便などの冷水では洗い流し難い汚れを、容易に洗い流すことができる。
ところで、特許文献1の温水洗浄便座装置によると、予め想定された便器内の領域を洗浄することはできるが、便器の内部全体を洗浄することはできない。すなわち、特許文献1の温水洗浄便座装置では、清掃ノズルから噴射された温水が届く領域のみを洗浄することができるが、清掃ノズルから噴射された温水が届かない領域を洗浄することはできない。したがって、この種の温水洗浄便座装置によって便器の内部全体を洗浄するためには、清掃ノズルを多数設ける必要があり、製造コストが非常に高くなる問題があった。
特開平11−324063号公報
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、便器を容易かつ確実に洗浄でき、安価に製造できる温水洗浄便座装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1発明の温水洗浄便座装置は、給水源に接続され給水源から供給された水を加温して吐出する温水供給手段と、便器の内部に向けて延び、先端が便座に着座したユーザーの局部に対応する位置に配される局部洗浄ノズルと、温水供給手段と局部洗浄ノズルとを接続する洗浄側配管部と、洗浄側配管部に配設され、洗浄側配管部の内部に形成されている第1流路を開閉する第1開閉弁と、洗浄側配管部の温水供給手段と第1開閉弁との間の位置に接続し、洗浄側配管部から分岐する清掃側配管部と、清掃側配管部の先端に接続されている清掃ノズルと、清掃側配管部に配設され、清掃側配管部の内部に形成されている第2流路を開閉する第2開閉弁と、を備え、清掃ノズルは便器に対して変位可能であることを特徴とする。
第1発明の温水洗浄便座装置は、下記の構成(1)〜(3)の何れかを備えることが好ましい。構成(1)〜(3)の複数を備えることが望ましい。
(1)上記清掃側配管部の少なくとも一部は可撓性をもつ。
(2)上記ユーザーが上記便座に着座しているか否かを検知する検知手段を備え、上記第2開閉弁は検知手段に接続され、上記ユーザーが上記便座に着座しているときに上記第2流路を閉鎖する。
(3)上記ユーザーが上記便座に着座しているか否かを検知する検知手段を備え、上記第1開閉弁は検知手段に接続され、上記ユーザーが上記便座に着座していないときに上記第1流路を閉鎖する。
上記課題を解決する第2発明の温水洗浄便座装置は、温水供給手段から吐出された温水が、切替手段の切り替え作用により、便器上の便座に着座したユーザーの局部を指向する局部洗浄ノズルと、該便器に対して変位可能であり該便器を清掃する清掃ノズルと、に択一的に供給されるようにしたことを特徴とする。
第2発明の温水洗浄便座装置は、下記の構成(4)を備えることが好ましい。
(4)上記切替手段は、上記ユーザーが上記便座に着座したときに上記温水を上記局部洗浄ノズルに供給し、上記ユーザーが上記便座に着座していないときに上記温水を上記清掃ノズルに供給する。
第1発明および第2発明の温水洗浄便座装置によると、温水供給手段で加温された水(温水)が清掃ノズルを経て噴射する。清掃ノズルから噴射した温水で落ちにくい汚れを容易に洗い流すことができる。清掃ノズルは便器に対して変位可能であるため、清掃ノズルを変位させると便器の内部を広範囲にわたって洗浄できる。よって、多数の清掃ノズルを設ける必要がなく、製造コストが低減する。また、温水洗浄便座装置に通常配設されている温水供給手段から清掃ノズルに温水を供給するため、既存の温水洗浄便座装置を便器清掃用の装置として流用できる利点もある。
第1発明の温水洗浄便座装置が上記構成(1)を備える場合には、可撓性をもつ清掃側配管部を撓めることで、清掃ノズルを便器に対して容易に変位させ得る。すなわち、本発明の温水洗浄便座装置が上記構成(1)を備える場合には、清掃ノズルを便器に対して変位させる機構を簡潔にできる。
第1発明の温水洗浄便座装置が上記構成(2)を備える場合には、ユーザーが便座に着座しているときは、第2経路を自動的に閉鎖する。したがって、ユーザーが局部を洗浄する際に清掃ノズルから温水が噴射することはない。
第1発明の温水洗浄便座装置が上記構成(3)を備える場合には、ユーザーが便座に着座していないときには、第1経路を自動的に閉鎖する。したがって、ユーザーが便器を洗浄する際に局部洗浄ノズルから温水が噴射することはない。
第2発明の温水洗浄便座装置が上記構成(4)を備える場合には、ユーザーが便座に着座しているときには、温水は局部洗浄ノズルにのみ供給される。そして、ユーザーが便座に着座していないときには、温水は清掃ノズルにのみ供給される。したがって、ユーザーが局部を洗浄する際に清掃ノズルから温水が噴射することや、ユーザーが便器を洗浄する際に局部洗浄ノズルから温水が噴射することはない。
第1発明の温水洗浄便座装置において、温水供給手段、便器、便座、局部洗浄ノズル、洗浄側配管部および第1開閉弁は、通常の温水洗浄便座装置に配設されているものと同様のものを使用できる。すなわち、第1発明の温水洗浄便座装置は、従来の温水洗浄便座装置に、さらに、清掃側配管部、清掃ノズルおよび第2開閉弁を配設したものである。以下、清掃側配管部、清掃ノズルおよび第2開閉弁を総称して清掃手段と呼ぶ。便器および便座を総称して便座装置本体と呼ぶ。温水供給手段、局部洗浄ノズル、洗浄側配管部および第1開閉弁を総称して局部洗浄手段と呼ぶ。
第1発明の温水洗浄便座装置において、温水供給手段は、給水源から供給された水を加温し吐出する。したがって温水供給手段は、少なくとも、水を加温する加温手段を備える。加温手段としては、電熱ヒータ等の既知構造からなるものを用いることができる。温水供給手段には、その他、温水を一時的に収容する温水タンクなどを設けても良いし、温水洗浄便座装置の配設場所などによっては、加圧ポンプなどからなる送水手段を設けても良い。第2発明の温水洗浄便座装置における温水供給手段は、温水を吐出できればよく、第1発明の温水洗浄便座装置と同様に、加温手段や温水タンクや加圧ポンプ等を備えても良い。なお、例えば、温水と冷水とを給水する給水源が配設されているトイレに温水洗浄便座装置を配設する場合などには、温水供給手段に加温手段を別途設けなくても良い。
第1発明および第2発明の温水洗浄便座装置において、清掃ノズルは、便器に対して変位可能である。清掃ノズルは、自身が便器に対して変位しても良いし、清掃側配管部の変形や変位に追従し清掃側配管部とともに便器に対して変位しても良い。何れの場合にも、清掃ノズルが便器に対して変位することで、清掃ノズルから噴射された温水が便器内部の広い領域に届く。よって、便器の内部全体を確実に洗浄できる。なお、清掃ノズルの先端部は、種々の形状に形成できる。例えば、清掃ノズルの先端部は筒状をなしても良いし、複数の孔部をもつ形状(所謂シャワーヘッド状)をなしても良い。
第1発明の温水洗浄便座装置において、第1開閉弁と第2開閉弁とは、個別に動作しても良いし連動しても良いが、両者が連動するのが好ましい。すなわち、第1開閉弁が第1流路を開放している場合には第2開閉弁が第2流路を閉鎖し、第2開閉弁が第2流路を開放している場合には第1開閉弁が第1流路を閉鎖するのが好ましい。ユーザーが局所を洗浄しつつ便器を洗浄する可能性は非常に低いためである。第1開閉弁および第2開閉弁は手動で動作しても良いし、モータや制御手段などに接続され所定のタイミングで自動的に動作しても良い。
第2発明の温水洗浄便座装置における切替手段は、温水の流路を切替えて、温水供給手段から吐出された温水を、局部洗浄ノズルと清掃ノズルとに択一的に供給できるものであれば良く、上述した第1開閉弁と第2開閉弁とを切替手段として用いても良い。
以下、本発明の温水洗浄便座装置を図面を基に説明する。
(実施例1)
実施例の温水洗浄便座装置は、上記構成(1)〜(3)を備える第1発明の温水洗浄便座装置であり、かつ、上記構成(4)を備える第2発明の温水洗浄便座装置である。実施例1の温水洗浄便座装置を模式的に表す斜視図を図1に示す。実施例1の温水洗浄便座装置を模式的に表すブロック図を図2に示す。以下、本明細書において、上、下、左、右、前、後とは図1に示す上、下、左、右、前、後を指すものとする。
実施例の温水洗浄便座装置は、便座装置本体と、局部洗浄手段と、清掃手段とを備える。便座装置本体は、図1に示すように、便蓋10、便座11、便器12、ケース体13、ロータンク14を備える。便座11は便器12の上方に配され、便蓋10は便座11の上方に配される。ケース体13は箱状をなし、便蓋10、便座11および便器12の後方に配される。ケース体13は便器12に脱着自在に固定されている。便蓋10および便座11はケース体13に枢支され、便器12に対して回動して便器12の上面を開閉する。図1においては、便蓋10は便器12の上面を開き、便座11は便器12の上面を閉じている。
ロータンク14は中空状をなし、ケース体13の後方に配されている。ロータンク14の内部には、給水源20(水道管に接続されている止水栓)に一端が接続する第1配管31の他端が接続されている。第1配管31には、給水源20とロータンク14との間の位置に、分岐栓21が接続されている。分岐栓21には第2配管32の一端が接続されている。図2に示すように、第2配管32の他端はケース体13の内部に配設されている温水タンク22に接続されている。第2配管32には、分岐栓21と温水タンク22との間の位置に、第2配管32の内部を開閉する主弁23が配設されている。温水タンク22には、電熱ヒータ29が接続されている。電熱ヒータ29は温水タンク22の内部に収容されている水を所定の温度に加温する。温水タンク22には、第3配管33の一端が接続されている。第3配管33には、第3配管33の内部を開閉する第1開閉弁24が配設されている。第3配管33の他端には切替弁25が配設されるとともに、切替弁25を介して第4配管34および第5配管35が接続されている。切替弁25を切り替えることで、第3配管33の内部が第4配管34の内部と第5配管35の内部との一方に連絡する。第3配管33には、第1開閉弁24と切替弁25との間の位置に、流量制御弁26が配設されている。第4配管34の先端には、肛門洗浄ノズル40が接続されている。第5配管35の先端には、ビデ洗浄ノズル41が接続されている。第4配管34および第5配管35の先端は、ケース体13の外部に表出している。図1に示すように、肛門洗浄ノズル40およびビデ洗浄ノズル41は便器12の内部に向けて延び、先端が便器12の内部に表出している。
実施例1の温水洗浄便座装置では、第3配管33、第4配管34および第5配管35が洗浄側配管部を構成する。第3配管33、第4配管34および第5配管35の内部が第1流路を形成する。実施例1の温水洗浄便座装置では、第1配管31、分岐栓21、第2配管32、主弁23、温水タンク22および電熱ヒータ29が温水供給手段を構成する。肛門洗浄ノズル40およびビデ洗浄ノズル41が局部洗浄ノズルを構成する。温水供給手段、局部洗浄ノズル、洗浄側配管部(第3配管33、第4配管34、第5配管35)、第1開閉弁24、流量制御弁26および切替弁25が局部洗浄手段を構成する。
第3配管33には、温水タンク22と第1開閉弁24との間の位置に、第6配管36の一端が接続されている。すなわち、第6配管36は第3配管33から分岐する。第6配管36の他端には第2開閉弁27が配設されているとともに、第7配管37の一端が接続されている。第7配管37はフレキシブルホースからなる。第2開閉弁27を駆動するための操作レバー28、および、第7配管37は、ケース体13上方に表出している。第7配管37の他端には、シャワーヘッドからなる清掃ノズル42が接続されている。ロータンク14の左側壁には、清掃ノズル42を保持するフック50が設けられている。尚、操作レバー28が第2開閉弁27を完全に閉じていない場合には、図略のスイッチがオン状態となり、このオン信号が制御手段に伝送される。
実施例1の温水洗浄便座装置では、第6配管36および第7配管37が清掃側配管部を構成する。第6配管36および第7配管37の内部が第2流路を形成する。実施例1の温水洗浄便座装置では、清掃側配管部(第6配管36、第7配管37)、第2開閉弁27および清掃ノズル42が清掃手段を構成する。主弁23、第1開閉弁24および切替弁25は、図略の制御手段に接続され、マイコン制御により所定のタイミングで動作する。流量制御弁26は手動で動作する。
便座11には、赤外線センサからなる検知手段(図略)が設けられている。検知手段はユーザー(図略)が便座11に着座しているか否かを検知する。検知手段は制御手段に接続されている。すなわち、第1開閉弁24および第2開閉弁27は、制御手段を介して検知手段に接続されている。ユーザーが便座11に着座していない状態では、第1開閉弁24と第2開閉弁27とが閉じられている。よって、第3配管33が閉じられるとともに、第6配管36と第7配管37との連通が遮断している。ユーザーが便座11に着座すると、検知手段で生じた検知信号が制御手段に伝送され、制御手段が第1開閉弁24のみを開く。操作手段は、第2開閉弁27が完全に閉じられていない旨を示すオン信号を検知すると、図略のブザー装置から警報音を発し、ユーザーをして操作レバー28を操作せしめ、第2開閉弁27を完全に閉じるようにする。よって、第6配管36と第7配管37との連通が遮断された状態で第3配管33が開かれる。ユーザーが便座11から離れると、検知手段で生じた非検知信号が制御手段に伝送され、制御手段が第1開閉弁24を閉じる。
ケース体13の左側部分上面には、操作パネル51が設けられている。ユーザーが便座11に着座すると、上述したように、制御手段が第1開閉弁24を開くとともに第2開閉弁27を閉じる。この状態で操作パネル51の肛門洗浄スイッチ(図略)を操作すると、主弁23が開いて給水源20と第3配管33(洗浄側配管部)とが連通する。すると、給水源20からの水圧が温水タンク22内部に加わる。温水タンク22内部には温水が収容されており、水圧が加わることで温水タンク22内の温水は第3配管33に流入する。肛門洗浄スイッチを操作した時点で、切替弁25が動作して第3配管33と第4配管34とを連通する。よって、第3配管33に流入した温水は第4配管34を経て肛門洗浄ノズル40に流入する。肛門洗浄ノズル40は温水の水圧で所定長さだけ伸長する。そして、肛門洗浄ノズル40から温水が噴出する。このとき、肛門洗浄ノズル40の先端は、便座11に着座しているユーザーの肛門部に近接した位置に配され、ユーザーの肛門部を指向するため、肛門洗浄ノズル40から噴出した温水はユーザーの肛門部にあたる。操作パネル51の前方局部洗浄スイッチ(図略)を操作した場合には、切替弁25が動作して第3配管33と第5配管35とを連通するため、同様に温水タンク22から流出した温水は、第5配管35を経てビデ洗浄ノズル41から噴出してユーザーの前方局部にあたる。
ユーザーが便座11に着座していない状態では、第1開閉弁24および第2開閉弁27が閉じられている。したがって、この状態で操作パネル51の洗浄スイッチ(図略)を操作すると、主弁23が開いて給水源20と第3配管33(洗浄側配管部)とが連通する。操作レバー28を操作すると、第2開閉弁27が開かれる。このとき、第1開閉弁24が閉じられているために、第3配管33に流入した温水は第6配管36を経て第7配管37に到達し、洗浄ノズルから噴射する。
ここで、第7配管37はフレキシブルチューブからなり可撓性をもつため、第7配管37は便器12に対して変位(変形)自在である。よって、第7配管37に接続されている清掃ノズル42もまた便器12に対して変位自在である。したがって、第7配管37を撓ませ、清掃ノズル42を便器12に対して変位させつつ清掃ノズル42から温水を噴射すれば、便器12の内部に広範囲にわたって温水を噴射でき、便器12に付着した汚れを確実かつ効率よく落とすことができる。
さらに、実施例1の温水洗浄便座装置によると、清掃ノズル42で便器12以外の物品を洗浄することもできる。例えば、汚物が付着した物品を清掃ノズル42で洗浄する場合には、汚水を直接便器12に流すことができる。また、便器12の上方で物品を洗浄すれば、物品から脱離した汚物は便器12に落ちるため、容易に捨て去ることができる。したがって、汚物が付着した物品を居室や浴室などで洗浄する場合と異なり、物品を洗浄する際にユーザーや居住空間など汚れるのを防止できる。さらに、清掃ノズル42からは冷水ではなく温水が噴射するために、汚物が付着した物品を確実かつ効率よく洗浄できる。
実施例1の温水洗浄便座装置では、便座11に検知手段を配設したが、検知手段はその他の場所に配設しても良い。例えば、フック50に検知手段を配設し、清掃ノズル42とフック50との位置関係からユーザーが便座11に着座しているか否かを検知しても良い。清掃ノズル42がフック50に保持されている場合には、ユーザーが便座11に着座していると判断し、清掃ノズル42がフック50から外れている場合には、ユーザーが便座11に着座していないと判断すればよい。
尚、操作レバー28で開閉操作される第2開閉弁27を、制御手段によって直接開閉駆動される電磁弁としても良い。
(実施例2)
実施例2の温水洗浄便座装置は、第6配管および第7配管(清掃側配管部)以外は実施例1の温水洗浄便座装置と同じである。実施例2の温水洗浄便座装置を模式的に表す斜視図を図3に示す。
実施例2の温水洗浄便座装置では、清掃側配管部(第6配管および第7配管37)が可撓性をもたない。第7配管37は略L字状をなし、第6配管に回動可能に接続されている。第7配管37は、清掃ノズル42が接続されている側の端部が長手方向に伸縮する。
実施例2の温水洗浄便座装置では、清掃側配管部が可撓性をもたないが、第7配管37が第6配管に対して回動するため、清掃ノズル42が便器12に対して変位する。よって、実施例2の温水洗浄便座装置によっても、便器12の内部に広範囲にわたって温水を噴射でき、便器12に付着した汚れを確実かつ効率よく落とすことができる。
実施例1の温水洗浄便座装置を模式的に表す斜視図である。 実施例1の温水洗浄便座装置を模式的に表すブロック図である。 実施例2の温水洗浄便座装置を模式的に表す斜視図である。
符号の説明
11:便座、12:便器、20:給水源、(33、34、35):洗浄側配管部、(21、22、23、29、31、32):温水供給手段、24:第1開閉弁、(40、41):局部洗浄ノズル、(36、37):清掃側配管部、27:第2開閉弁、42:清掃ノズル

Claims (6)

  1. 給水源に接続され該給水源から供給された水を加温して吐出する温水供給手段と、
    便器の内部に向けて延び、先端が便座に着座したユーザーの局部に対応する位置に配される局部洗浄ノズルと、
    該温水供給手段と該局部洗浄ノズルとを接続する洗浄側配管部と、
    該洗浄側配管部に配設され、該洗浄側配管部の内部に形成されている第1流路を開閉する第1開閉弁と、
    該洗浄側配管部の該温水供給手段と該第1開閉弁との間の位置に接続し、該洗浄側配管部から分岐する清掃側配管部と、
    該清掃側配管部の先端に接続されている清掃ノズルと、
    該清掃側配管部に配設され、該清掃側配管部の内部に形成されている第2流路を開閉する第2開閉弁と、を備え、
    該清掃ノズルは該便器に対して変位可能であることを特徴とする温水洗浄便座装置。
  2. 前記清掃側配管部の少なくとも一部は可撓性をもつ請求項1に記載の温水洗浄便座装置。
  3. 前記ユーザーが前記便座に着座しているか否かを検知する検知手段を備え、
    前記第2開閉弁は該検知手段に接続され、前記ユーザーが前記便座に着座しているときに前記第2流路を閉鎖する請求項1に記載の温水洗浄便座装置。
  4. 前記ユーザーが前記便座に着座しているか否かを検知する検知手段を備え、
    前記第1開閉弁は該検知手段に接続され、前記ユーザーが前記便座に着座していないときに前記第1流路を閉鎖する請求項1に記載の温水洗浄便座装置。
  5. 温水供給手段から吐出された温水が、切替手段の切り替え作用により、便器上の便座に着座したユーザーの局部を指向する局部洗浄ノズルと、該便器に対して変位可能であり該便器を清掃する清掃ノズルと、に択一的に供給されるようにしたことを特徴とする温水洗浄便座装置。
  6. 前記切替手段は、前記ユーザーが前記便座に着座したときに前記温水を前記局部洗浄ノズルに供給し、前記ユーザーが前記便座に着座していないときに前記温水を前記清掃ノズルに供給する請求項5に記載の温水洗浄便座装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101215765B1 (ko) 2007-09-28 2012-12-26 파나소닉 주식회사 위생 세정 장치

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