JP2007074736A - セルラーネットワークとユビキタスネットワークの融合方法及びデバイス - Google Patents

セルラーネットワークとユビキタスネットワークの融合方法及びデバイス Download PDF

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Abstract

【課題】セルラーネットワークとユビキタスネットワークの融合方法を提供する。
【解決手段】移動端末は、送信しようとするパケットがあるか否かを判別し、判別結果がYESの場合に、予約要求を生成し、予約要求信号を基地局に送信する。基地局は、移動端末及びユビキタスネットワーク端末の上りタイムスロットまたは周波数チャネル情報を生成して送信し、移動端末は、上記リソース配分情報を受信した後、送信しようとする上りパケットを有する移動端末は上りパケットを送信し、ユビキタスネットワーク端末は、基地局が送信したリソース配分情報を独立に受信してもいいし、移動端末を介して、上記リソース配分情報を転送してもいい。その後、ユビキタスネットワーク端末及び移動端末は、ユビキタスネットワークの利用可能タイムスロットまたは周波数チャネルを利用してランダムアクセスプロセスに入る。
【選択図】図3

Description

本発明は、ネットワーク融合方法及びデバイスに関し、特に、セルラーネットワークとユビキタスネットワークの融合方法及びこのような方法を実施するデバイスに関する。
現在、たとえば、無線LAN、パーソナルエリアネットワークPAN(Personal Area Network)の中の端末など、低い送信電力の通信端末の応用がますます広くなってきて、どこでも存在するネットワーク、いわゆるユビキタスネットワークを形成する。ユビキタスネットワークの応用がますます広くなってきているので、モバイルユーザーは、ユビキタスネットワークと普及しているセルラーネットワークを融合することによって、大量のユビキタスネットワークリソースを容易に利用することができる。
ユビキタスネットワークとセルラーネットワークとを融合する方法において、従来の融合方法として、デュアルモード端末を利用してユビキタスネットワークの情報を中継するようなデュアルモード端末方法がある。しかし、この方法は、移動端末が2つのモードの送信機と受信機を常に起動することが要求される。この方法によって、2つのモードの間における干渉を大幅に低下させることはできるが、異なるシステムにおいて汎用性を欠け、しかも、このような移動端末は大量の電力を消耗する。
また、従来の融合方法として、マルチホップ方法がある。TDDによるマルチホップ通信において、特に家庭アンテナを使用した場合に、リバース通信のタイムスロットにおいて深刻的な干渉が発生する。FDDに基づくマルチホップ通信において、中継リンク(家庭アンテナ)に独立なチャネルリソースを提供するため、リソース利用率を低下させることになる。また、この方法は、ユビキタスネットワーク端末が移動端末を介して、パケットを基地局に中継することを解決するものなので、上りと下りが確保されてから通信できるようになり、将来移動端末が周囲のユビキタスネットワーク端末から情報を収集する(パケットが単にユビキタスネットワーク端末から移動端末まで)ことを満足することができない。
本発明は、セルラーネットワークとユビキタスネットワークの融合方法を提供する。
この方法は、移動端末の消耗を向上させず、余分の周波数リソースを独占する必要もなく、セルラーパケットの多さにより、セルラーネットワークとユビキタスネットワークとのダイナミック融合を実現することができる。以下は、本発明の技術案である。
ユビキタスネットワークとセルラーネットワークの融合方法であって、移動端末と基地局の間において、デュプレックス通信を行い、通信モードは時分割多重方式であり、セルラーネットワークの移動端末とユビキタスネットワーク端末は、ランダムアクセス、ポーリングまたは予約型アクセス方式のいずれかの方式を用いて通信することができ、
上記方法は、
移動端末が基地局へ送信しようとするパケットがあるか否かを判別するステップ(1)と、
判別結果がYESの場合には、ステップ(3)に移り、判別結果がNOの場合には、基地局から通じされるタイムスロット配分情報(以下、下りスロット情報)を受信し、ステップ(6)に移るステップ(2)と、
移動端末が予約要求信号を基地局に送信するステップ(3)と、
基地局は、すべての移動端末の予約要求を受信した後、当該移動端末が基地局への通信に用いるタイムスロット(以下、上りスロット情報)、及びユビキタスネットワーク端末が通信に用いるユビキタスタイムスロットの配分情報(以下、ユビキタススロット情報)を生成し、移動端末に通知するステップ(4)と、
移動端末が上記上りスロット情報を受信した後、パケットのある移動端末は前記上りスロット情報にて指定されたスロットを用いて基地局にパケットを送信するステップ(5)と、
移動端末は、ユビキタスタイムスロットが始まるときに、周囲にあるユビキタスネットワーク端末に、ユビキタスタイムスロットの開始及び終了の通知を送信するステップ(6)と、
ユビキタスネットワーク端末は上記ユビキタスタイムスロットの開始通知を受信した後、移動端末との通信プロセスに入り、移動端末はユビキタスネットワーク端末からパケットを受信して処理し、基地局へ転送しようとするパケットはバッファメモリに記憶するステップ(7)と、
次のフレームの上り時間帯においてステップ(1)に移るステップ(8)とを含む。
移動端末とユビキタスネットワーク端末のアクセス方式が同じである場合、技術案は以下のようである。
移動端末が基地局へ送信しようとするパケットがあるか否かを判別するステップ(1)と、
判別結果がYESの場合には、ステップ(3)に移り、判別結果がNOの場合には、基地局から通知されるタイムスロット配分情報(以下、下りスロット情報)を受信し、ステップ(6)に移るステップ(2)と、
移動端末が予約要求信号を基地局に送信するステップ(3)と、
基地局はすべての移動端末の予約要求を受信した後、当該移動端末が基地局への通信に用いるタイムスロット(以下、上りスロット情報)、及びユビキタスネットワーク端末が通信に用いるユビキタスタイムスロットの配分情報(以下、ユビキタススロット情報)を生成し、前記上りスロット情報、及びユビキタススロット情報をブロードキャストチャネルを介して送信するステップ(4)と、
移動端末が上記上りスロット情報を受信した後、パケットのある移動端末は前記上りスロット情報にて指定されたスロットを用いて基地局にパケットを送信し、ユビキタスネットワーク端末はユビキタススロット情報を受信した後、前記ユビキタススロット情報にて指定されたユビキタスネットワークの利用可能タイムスロットにおいて、移動端末との通信プロセスに入るステップ(5)と、
移動端末はユビキタスネットワークの利用可能タイムスロットにおいて、ユビキタスネットワーク端末との通信プロセスに入り、移動端末はユビキタスネットワーク端末から受信したパケットを処理し、基地局へ転送しようとするパケットはバッファメモリに記憶するステップ(6)と、
次のフレームの上りスロットにおいてステップ(1)に移るステップ(7)とを含む。
通信モードが周波数分割多重方式の場合、この方法は以下のステップを含む。
移動端末が基地局へ送信しようとするパケットがあるか否かを判別するステップ(1)と、
判別結果がYESの場合には、ステップ(3)に移り、判別結果がNOの場合には、基地局から通知される周波数チャネル配分情報(以下、下り周波数チャネル情報)を受信し、ステップ(6)に移るステップ(2)と、
移動端末が予約要求信号を基地局に送信するステップ(3)と、
基地局はすべての移動端末の予約要求を受信した後、当該移動端末が基地局への通信に用いる周波数チャネル配分情報(以下、上り周波数チャネル情報)、及びユビキタスネットワーク端末が通信に用いるユビキタス周波数チャネル配分情報(以下、ユビキタス周波数チャネル情報)を生成し、送信機により移動端末に通知するステップ(4)と、
移動端末が上記上り周波数チャネル情報を受信した後、パケットのある移動端末は前記上り周波数チャネル情報にて指定された周波数チャネルを用いて基地局にパケットを送信するステップ(5)と、
移動端末は、ユビキタスネットワーク周波数チャネルにおいて、周囲にあるユビキタスネットワーク端末に、ユビキタス周波数チャネル情報を転送し、ユビキタスネットワークとの通信プロセスに入るステップ(6)と、
ユビキタスネットワーク端末は、移動端末が送信したユビキタス周波数チャネル情報を受信した後、移動端末との通信プロセスに入り、移動端末はユビキタスネットワーク端末から受信したパケットを処理し、基地局へ転送しようとするパケットはバッファメモリに記憶するステップ(7)と、
次のフレームの上り周波数チャネルにおいてステップ(1)に移るステップ(8)とを含む。
移動端末とユビキタスネットワーク端末のアクセス方式が同じである場合、技術案は以下である。
移動端末が基地局へ送信しようとするパケットがあるか否かを判別するステップ(1)と、
判別結果がYESの場合には、ステップ(3)に移り、判別結果がNOの場合には、基地局から通知される周波数チャネル配分情報(以下、下り周波数チャネル情報)を受信し、ステップ(6)に移るステップ(2)と、
移動端末が予約要求信号を基地局に送信するステップ(3)と、
基地局はすべての移動端末の予約要求を受信した後、移動端末が基地局への通信に用いる周波数チャネル配分情報(以下、上り周波数チャネル情報)、及びユビキタスネットワーク端末が通信に用いるユビキタスの周波数チャネル配分情報(以下、ユビキタス周波数チャネル情報)を生成し、該リソース配分情報をブロードキャストするステップ(4)と、
移動端末が上記リソース配分情報を受信した後、パケットのある移動端末は上記上り周波数チャネル情報にて指定された周波数チャネルを用いて基地局にパケットを送信し、ユビキタスネットワーク端末は上記ユビキタス周波数チャネル情報の通知を受信した後、該ユビキタス周波数チャネル情報にて指定された周波数チャネルにおいて、移動端末との通信プロセスに入るステップ(5)と、
移動端末はユビキタス周波数チャネル情報で指定された周波数チャネルにおいて、ユビキタスネットワーク端末との通信プロセスに入り、移動端末はユビキタスネットワーク端末から受信したパケットを処理し、基地局へ転送しようとするパケットはバッファメモリに記憶するステップ(6)と、
次のフレームの上り周波数チャネルにおいてステップ(1)に移るステップ(7)とを含む。
基地局と移動端末の通信モードはパケット多重方式であり、ユビキタスネットワーク端末と移動端末がランダムアクセス、ポーリングまたは予約型アクセス方式のいずれの方式で通信する場合、この方法は以下のステップを含む。
移動端末が基地局へ送信しようとするパケットがあるか否かを判別するステップ(1)と、
判別結果がYESの場合には、ステップ(3)に移り、判別結果がNOの場合には、ステップ(4)に移るステップ(2)と、
アクセスチャネルをランダムに選択して基地局に上りパケットを直接送信するステップ(3)と、
上りパケットがない端末、または上りパケットの送信を完成した移動端末は同時に複数の上りチャネルに対してセンシングを行うステップ(4)と、
付近にユビキタスネットワーク端末のある移動端末はユビキタスネットワーク端末と通信するステップ(5)と、
移動端末はユビキタスネットワーク端末から受信したパケットを処理し、基地局に転送しようとするパケットはバッファメモリに記憶するステップ(6)とを含む。
移動端末とユビキタスネットワーク端末は、RTS及びCTSを送信する方式でランダムアクセス通信を行うことができる。RTS、CTSを送信しなくてもよい。送信しようとするパケットのある端末は、まずチャネルセンシングを行い、送信を行っている端末がないことを検出したときに、DIFSを待ってパケットを送信し、送信を行っている端末があることを検出すれば、引き続きチャネルセンシングを行い、送信が終わることを待ち、DIFSを待って、さらにバックオフプロセスを経てパケットの送信を開始する。この方法は、従来のランダムアクセスデバイスにより実現することができる。
移動端末とユビキタスネットワーク端末の間の通信は、たとえば、ポーリング、予約方式のような集中制御方式を採用しても良い。
上記デュプレックス方式は、時分割デュプレックスまたは周波数分割デュプレックスであっても良い。
上記移動端末は、受信した、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットをバッファメモリに記憶し、移動端末とユビキタスネットワーク端末が通信するときに、さらにパケットをユビキタスネットワーク端末に転送する。
本発明の通信システムにおいて、基地局と、移動端末と、ユビキタスネットワーク端末とを含み、基地局及び移動端末の送信機及び受信機は時分割多重方式において時分割デュプレックス通信機能を有する。上記移動端末は、送信機に接続され、予約要求を生成する上り信号予約ユニットと、上記送信機に接続され、基地局から通知されたユビキタススロット情報にて指定されたタイムスロットにおいて、ユビキタススロットの開始及び終了タイムスロットを通知し、または、単に送信機及び受信機がユビキタスネットワーク端末と通信するタイムスロットを通知するユビキタスネットワークリソース通知ユニットと、受信機に接続され、基地局が送信した下り指令を認識し、下り指令においてユビキタスネットワーク端末に配分されるリソースを示すユビキタススロット情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニットに送信する下り指令認識器と、上記送信機と上記受信機に接続され、受信機により受信した、ユビキタスネットワークからのパケットと、受信機により受信した、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットを記憶するバッファメモリとをさらに含む。上記ユビキタスネットワーク端末は、受信機及び通信制御ユニットに接続され、移動端末のユビキタスネットワークリソース通知ユニットがユビキタスネットワークタイムスロットの開始時に、周囲のユビキタスネットワーク端末に送信したユビキタスネットワークリソース開始及び終了タイムスロット、または、基地局が送信したユビキタスネットワークリソース配分情報の指令を認識し、該指令を通信制御ユニットに送信するユビキタスネットワークリソース通知指令認識器と、通知指令に基づいて、上記ユビキタスネットワーク端末及び移動端末が通信プロセスに入ることを制御する通信制御ユニットとをさらに含む。上記基地局は、受信機及びセルラー・ユビキタスリソース配分器に接続され、移動端末が送信した上り信号予約パケット信号を受信し、該信号の中の情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器に送信する予約要求認識器と、移動端末及びユビキタスネットワーク端末のタイムスロットリソース配分情報である上りスロット情報、下りスロット情報、及びユビキタススロット情報を生成し、該情報をリソース配分信号生成器に送信するセルラー・ユビキタスリソース配分器と、リソース配分信号を生成するリソース配分信号生成器とを含む。
通信システムにおいて、基地局と、移動端末と、ユビキタスネットワーク端末とを含み、基地局及び移動端末の送信機及び受信機は周波数分割多重方式において時分割デュプレックス通信機能を有する。上記移動端末は、第1経路の送信機に接続され、移動端末の上り予約パケット数及び送信しようとするパケットデータを送信する上り信号予約ユニットと、第2経路の送信機に接続され、基地局から通知されたユビキタス周波数チャネル情報にて指定された周波数チャネルを用いて、前記ユビキタス周波数チャネル情報を含むユビキタスネットワークリソース通知指令を送信し、または、単に第2経路の送信機及び受信機がユビキタスネットワーク端末と通信する周波数チャネルを通知するユビキタスネットワークリソース通知ユニットと、受信機に接続され、基地局が送信した下り指令を認識し、下り指令においてユビキタスネットワーク端末に配分するリソースを示すユビキタス周波数チャネル情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニットに伝送する下り指令認識器と、上記第1経路の送信機、第2経路の送信機及び上記受信機に接続され、ユビキタスネットワーク端末からのパケットと、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットとを記憶するバッファメモリとをさらに含む。上記ユビキタスネットワーク端末は、受信機及び通信制御ユニットに接続され、移動端末のユビキタスネットワークリソース通知ユニット、または基地局から送信したユビキタスネットワークリソース配分情報の指令を認識し、該指令を通信制御ユニットに送信するユビキタスネットワークリソース通知指令認識器と、通知指令によって指定された周波数チャネルにおいて、該ユビキタスネットワーク端末及び移動端末が通信プロセスに入ることを制御する通信制御ユニットとをさらに含む。上記基地局は、受信機及びセルラー・ユビキタスリソース配分器に接続され、移動端末が送信した上り信号予約信号を受信し、該信号の中の情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器に送信する予約要求認識器と、すべての移動端末が送信した上り信号予約情報に基づいて、ユビキタスネットワークの利用可能リソースを同時に統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末の周波数リソース配分情報である上り周波数チャネル情報、下り周波数チャネル情報、及びユビキタス周波数チャネル情報を生成するセルラー・ユビキタスリソース配分器とをさらに含む。
通信システムにおいて、基地局と、移動端末と、ユビキタスネットワーク端末とを含み、基地局及び移動端末の送信機及び受信機はパケット多重方式において時分割、または周波数分割デュプレックス通信機能を有する。上記移動端末は、ユビキタスネットワーク端末及び基地局から送信したRTS信号をそれぞれ認識し、1つの通信制御ユニット及び受信機に接続された2つのRTS信号認識ユニットと、一つの送信機に接続され、移動端末とユビキタスネットワーク端末との通信、及び移動端末と基地局との通信を制御する通信制御ユニットと、上りパケットユニット及び各送信機に接続され、チャネルをランダムに選択して上りパケットを送信するランダムチャネル選択ユニットと、各送信機及び受信機に接続され、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットと、ユビキタスネットワーク端末から基地局に送信するパケットを記憶するバッファメモリとを含む。上記ユビキタスネットワーク端末は、受信機及び通信制御ユニットに接続され、移動端末が送信したCTS信号を認識し、その後CTS信号を通信制御ユニットに送信するCTS信号認識ユニットと、送信機に接続され、該ユビキタスネットワーク端末及び移動端末の間の通信を制御する通信制御ユニットとを含む。
上記システムにおいて、移動端末が、RTS信号認識ユニットを含まなくても良くて、ユビキタスネットワーク端末が、CTS信号認識ユニットを含まなくても良い。しかし、ともにチャネルセンシングを行うユニットを含み、送信しようとするパケットのある端末は、まずチャネルセンシングを行い、送信を行っている端末がないことを検出したときに、DIFSを待ってパケットを送信し、送信を行っている端末があることを検出すれば、引き続きチャネルセンシングを行い、送信が終わることを待ち、DIFSを待って、さらにバックオフプロセスを経てパケットの送信を開始する。
通信システムにおいて、基地局と、移動端末と、ユビキタスネットワーク端末とを含み,基地局及び移動端末の送信機及び受信機は時分割多重方式において周波数分割デュプレックス通信機能を有する。上記移動端末は、送信機に接続され、移動端末の上り予約パケット数を送信する上り信号予約ユニットと、上記送信機に接続され、基地局から通知された前記ユビキタススロット情報にて指定されたユビキタスネットワークの利用可能なタイムスロットにおいて、ユビキタススロット情報を転送し、送信機及び受信機がユビキタスネットワーク端末と通信するタイムスロットを通知し、または、単に送信機及び受信機がユビキタスネットワーク端末と通信するタイムスロットを通知するユビキタスネットワークリソース通知ユニットと、第1経路の受信機に接続され、基地局が送信した下り指令を認識し、下り指令においてユビキタスネットワーク端末に配分するリソース配分情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニットに伝送する下り指令認識器と、上記送信機と第2経路の受信機に接続され、ユビキタスネットワークからのパケットと、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットとを記憶するバッファメモリとを含む。上記ユビキタスネットワーク端末は、受信機及び通信制御ユニットに接続され、移動端末のユビキタスネットワークリソース通知ユニットがユビキタスタイムスロットの開始時に、周囲のユビキタスネットワーク端末に送信したユビキタススロット開始及び終了タイムスロット、または、基地局が送信したユビキタススロット情報の指令を認識し、該指令を通信制御ユニットに送信するユビキタスネットワークリソース通知指令認識器と、通知指令に基づいて、該ユビキタスネットワーク端末及び移動端末が通信プロセスに入ることを制御する通信制御ユニットとを含む。上記基地局は、受信機及びセルラー・ユビキタスリソース配分器に接続され、移動端末が送信した上り信号予約パケット数信号を受信し、該信号の中の情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器に送信する予約要求認識器と、すべての移動端末が送信した上り信号予約パケット数情報に基づいて、ユビキタスネットワークの利用可能リソースを同時に統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末のタイムスロットリソース配分情報である上りスロット情報、下りスロット情報、及びユビキタススロット情報とを生成するセルラー・ユビキタスリソース配分器とを含む。
通信システムにおいて、基地局と、移動端末と、ユビキタスネットワーク端末とを含み、基地局及び移動端末の送信機及び受信機は周波数分割多重方式において周波数分割デュプレックス通信機能を有する。上記移動端末は、第1経路の送信機に接続され、移動端末の上り予約パケット数を送信する上り信号予約ユニットと、第1経路の受信機に接続され、基地局が送信した下り指令を認識し、下り指令において指定された前記ユビキタス周波数チャネル情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニットに伝送する下り指令認識器と、ユビキタスネットワーク送信機に接続され、基地局から通知されたユビキタス周波数チャネルにおいて、ユビキタスネットワーク端末にユビキタスネットワークリソース情報を送信し、ユビキタスネットワークの送信機及びユビキタスネットワークの受信機がユビキタスネットワーク端末と通信するタイムスロットを通知し、または、単にユビキタスネットワークの送信機及びユビキタスネットワークの受信機がユビキタスネットワーク端末と通信するタイムスロットを通知するユビキタスネットワークリソース通知ユニットと、ユビキタスネットワークが送信したパケットを受信し、パケットをバッファメモリに記憶するユビキタスネットワークの受信機と、情報をユビキタスネットワークにまで送信するユビキタスネットワークの送信機と、上記第1経路の送信機と、第1経路の受信機と、上記ユビキタスネットワークの受信機、及びユビキタスネットワークの送信機に接続され、ユビキタスネットワークからのパケットと、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットとを記憶するバッファメモリとを含む。上記ユビキタスネットワーク端末は、受信機及び通信制御ユニットに接続され、移動端末のユビキタスネットワークリソース通知ユニット、または基地局から送信されたユビキタス周波数チャネル情報の指令を認識し、該指令を通信制御ユニットに送信するユビキタスネットワークリソース通知指令認識器と、通知指令において指定された周波数チャネルにおいて、該ユビキタスネットワーク端末及び移動端末が通信プロセスに入ることを制御する通信制御ユニットとを含む。上記基地局は、受信機及びセルラー・ユビキタスリソース配分器に接続され、移動端末が送信した上り信号予約信号を受信し、該信号の中の情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器に送信する予約要求認識器と、すべての移動端末が送信した上り信号予約情報に基づいて、ユビキタスネットワークの利用可能リソースを同時に統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末の周波数リソース配分情報である上り周波数チャネル情報、下り周波数チャネル情報、及びユビキタス周波数チャネル情報を生成するセルラー・ユビキタスリソース配分器とを含む。
本発明によれば、セルラーネットワークとユビキタスネットワークとを効率よく融合し、エネルギーを節約すると共に、周波数スペクトル利用率を向上させた。また、セルラーネットワークの上りパケット数の多さにより、ユビキタスネットワークのリソースを適応に調節することができ、ダイナミック適応融合を実現することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明に対してさらに説明する。
本発明において、下りにおけるフローは従来のと同じであり、基地局から移動端末にパケットを送信するときに、従来の下りを採用する。基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットがあれば、移動端末とユビキタスネットワーク端末が同じ方式を採用するときに、基地局から直接ユビキタスネットワーク端末にパケットを送信する。移動端末とユビキタスネットワーク端末が異なる方式を採用するときに、 移動端末は、受信した、ユビキタスネットワーク端末に送信するパケットをユビキタスネットワーク端末に転送する。したがって、本発明は、下りについて詳細な説明を省略する。下り上の通信は対応する従来の通信手段を採用するので、本発明は、上りのみについて詳細に説明する。
実施例1a
〔TDD/TD〕方式
セルラーネットワークは、時分割デュプレックス(TDD)方式を採用し、ユビキタスネットワークとセルラーネットワークはTD(Time Divided Multiplex)方式で融合し、セルラーネットワークとユビキタスネットワークは異なるアクセス方式を採用する。ここでは、セルラーネットワークのアクセス方式としてWCDMAを採用し、ユビキタスネットワークのアクセス方式としてはUWBまたはブルートゥースを採用する。ユビキタスネットワーク端末と移動端末の差異は、送信機と受信機にある。本出願に係る送信機及び受信機は、従来の技術におけるデータの送信または受信、及び対応するデータ処理の機能を有する。たとえば、通信モードはWCDMAの場合には、本発明の基地局及び端末はそれぞれ、従来の技術のWCDMAシステムにおける基地局及び端末のすべての機能を有する。そのうち、送信に関連する信号処理、変調から送信までは本発明の送信機において行われ、信号受信、復調及び信号の受信に関連する信号処理は本発明の受信機において行われる。
図2に示すように、基本概念図において、上り/下りは、時分割デュプレックス方式を採用し、基地局と端末の間において、時分割方式を採用して通信する。図3を参照すると、具体的フローは、以下にように示す(基地局1、移動端末2、ユビキタスネットワーク端末3の構成図は図4に示す)。
(1) 移動端末は送信しようとするパケットがあるか否かを判別する。
(2)判別結果がYESの場合には、ステップ(3)に移り、判別結果がNOの場合には、基地局から通知されたタイムスロット配分情報を受信し、ステップ(7)に移る。ここで、すべての移動端末はタイムスロット配分情報を受信することができる。
(3)上り信号予約ユニット404により予約要求を生成し、送信機により、予約要求信号を基地局に送信する。予約要求には、上り予約パケット数が含まれる。
(4)基地局の予約要求認識器403は、すべての移動端末の予約要求を受信した後、予約要求情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器401に伝送する。
(5)セルラー・ユビキタスリソース配分器401は、各移動端末に上りタイムスロットリソースを配分し、ユビキタスネットワークに配分できるタイムスロットを統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末の上りタイムスロットリソース配分情報(各フレームにおいての移動端末が送信しようとする上りパケット数は異なるため、基地局からユビキタスネットワークに配分されるタイムスロットも異なる)を生成し、リソース配分情報をリソース配分信号生成器402に送信する。リソース配分信号生成器402は、リソース配分信号を生成し、送信機により下りチャネル203においてこのリソース配分信号を送信し、各移動端末に、上りで使用するタイムスロット201及びユビキタスネットワークの利用可能タイムスロット202を通知する(図2を参照)。
(6)移動端末は上記通知を受信した後、下り指令認識器406により、この通知の中の情報を認識し、ユビキタスネットワークに配分されるリソースを示すユビキタススロット情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット405に伝送し、パケットのある移動端末は上りパケットを送信する。
(7)ユビキタスネットワークリソース通知ユニット405は、送信機により、ユビキタスタイムスロットの開始時に、周囲のユビキタスネットワーク端末にユビキタスタイムスロットの開始と終了タイムスロットの通知を送信する。
(8)ユビキタスネットワークリソース通知指令認識器408は、この通知を認識した後、通信制御ユニット407によって、ユビキタスネットワーク端末がランダムアクセスプロセスに入ることを制御する。ランダムアクセスプロセスにおいて、移動端末は、基地局から受信した、ユビキタスネットワーク端末に送信するパケット情報をユビキタスネットワーク端末に送信することもでき、ユビキタスネットワーク端末が自身に送信した、または自身を介して基地局に転送するパケット情報を受信し、自身を介して基地局に転送するパケット情報をバッファメモリ409に記憶し、次にフレームの、移動端末に配分された上りタイムスロットにおいて、バッファメモリ409に記憶されたユビキタスネットワークからのパケットを基地局に転送することもできる。
(9)次のフレームの上りタイムスロットにおいてステップ(1)に移る。
ここで、ユビキタスネットワーク端末と移動端末のアクセス方式は異なり、基地局が送信した信号を認識することができなく、移動端末を介して、まず基地局のユビキタスネットワーク端末に送信するパケットを受信し、それをバッファメモリ409に記憶し、そして、ユビキタスタイムスロットにおいてユビキタスネットワーク端末に伝送する。同様に、ユビキタスネットワーク端末が基地局に送信するパケットは移動端末を介して転送され、移動端末とユビキタスネットワーク端末がランダムアクセスを行う期間に、移動端末と基地局は通信しない。当該ユビキタスネットワーク端末は、たとえば、無線LANの端末、UWB端末、ブルートゥース端末または類似する低い電力の無線端末であってもよい。これらのユビキタスネットワーク端末は移動端末とランダムアクセスを行ってもよい。また、移動端末は、送信機に接続され、上り予約パケット数を含む予約要求を生成し、送信機により基地局に送信する上り信号予約ユニット404と、上記送信機に接続され、基地局から通知されたユビキタススロット情報にて指定されたタイムスロットにおいて、ユビキタススロットの開始及び終了タイムスロットを通知し、送信機及び受信機がユビキタスネットワーク端末とランダムアクセスを行うタイムスロットを通知するユビキタスネットワークリソース通知ユニット405と、受信機に接続され、基地局が送信した下り指令を認識し、下り指令においてユビキタスネットワーク端末に配分するリソースを示すユビキタススロット情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット405に伝送する下り指令認識器406と、上記送信機と上記受信機に接続され、受信機により受信した、ユビキタスネットワークからのパケットを記憶し、送信機により移動端末の上り使用タイムスロットにおいて基地局に送信し、また、受信機により受信した、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットを記憶し、そして、送信機により、ユビキタス使用タイムスロットにおいてユビキタスネットワーク端末に送信するバッファメモリ409とを含む。ユビキタスネットワーク端末は、受信機及び通信制御ユニット407に接続され、移動端末のユビキタスネットワークリソース通知ユニット405がユビキタスネットワークタイムスロットの開始時に周囲のユビキタスネットワーク端末に送信したユビキタスネットワークリソース開始及び終了タイムスロットの通知を認識し、この指令を通信制御ユニット407に送信するユビキタスネットワークリソース通知指令認識器408と、通知指令に基づいて、上記ユビキタスネットワーク端末との通信プロセスに入ることを制御し、図18に示すように、ランダムアクセスの送信と受信を制御する通信制御ユニット407とを含む。基地局は、受信機及びセルラー・ユビキタスリソース配分器401に接続され、移動端末が送信した上り信号予約パケット信号を受信し、該信号の中の情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器401に送信する予約要求認識器403と、すべての移動端末が送信した上り信号予約パケット情報に基づいて、同時にユビキタスネットワークの利用可能リソースを統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末のタイムスロットリソース配分情報である上りスロット情報,下りスロット情報,及びユビキタススロット情報とを生成し、該情報をリソース配分信号生成器402に伝送するセルラー・ユビキタスリソース配分器401と、リソース配分信号を生成し、該信号を送信機により移動端末に送信するリソース配分信号生成器402とを含む。
ランダムアクセスプロトコルは、衝突回避を有するキャリアセンスマルチアクセス(CSMA/CA)プロトコルを採用する。各ノードは独立にアクセスチャネルを決定し、アクセスに失敗したときに、バックオフプロセスに入って改めてチャネルにアクセスする。たとえば、無線LANの自立分散制御機能(DCF:Distributed Coordination Function)は、送信要求パケット/送信クリアパケット/データパケット/応答パケット(RTS/CTS/DATE/ACK)に基づくハンドシェイクプロセスを定義している。具体的に、図18(a)に示すように、あるノードにおいてパケットが到達する場合にチャネルセンシングを行い、チャネルがアイドル状態であることを検出し、アイドル時間がDCFフレーム間隔(DIFS)以上であるときに、このノードは、短い送信要求パケットRTS(Request to Send)を迅速に送信する。逆に、チャネルがビジー状態である、またはチャネルのアイドル時間がDIFSに到達しないときに、チャネルがビジー状態であることを検出すると、チャネルがアイドルになるのをまち、かつアイドル時間がDIFSに等しいときに、バックオフプロセスに入り、バックオフプロセスが終了した後、RTS(送信要求)を送信する。バックオフプロセスは、バックオフウィンドウにより行われ、バックオフ時間の長さを指示する。受信ノードは、RTSを正確に受信し、かつ、1つの短いフレーム間隔(SIFS)を待ってから、一つの短い送信クリアパケット(CTS,Clear to send)を応答し、それには、RTSの送信ノードアドレスTAをコピーして得た受信ノードアドレスRA及び以降のパケット伝送を完成するにかかる時間Durationが含まれる。ここでのDurationは、受信したRTSのDurationから、CTS(送信クリア)パケットを送信するにかかる時間及び1つのSIFSの時間を引いた時間と同じである。送信ノードは、CTS受信に成功した後1つのSIFSを待ってデータ(Date)パケットを送信する。受信ノードは、このパケット受信に成功したときに、1つのSIFSを待って応答パケット(ACK,acknowledgement)を送信し、確認を行う。
図18(b)に示すのは、もう1つのランダムアクセスの例である。すなわち、RTS、CTSを送信せず、送信しようとするパケットがある端末は、まずチャネルセンシングを行い、送信を行っている端末がないことを検出したときに、DIFSを待ってパケットを送信する。送信を行っている端末があることを検出したときに、引き続きチャネルセンシングを行い、送信が終わることを待ち、DIFSを待って、さらにバックオフプロセスを経てパケット送信を開始する。
移動端末とユビキタスネットワーク端末との通信が、集中制御方式を採用する場合には、ポーリング、予約型アクセス方式を採用しても良い。
ポーリング方式は図18(c)に示すようである。移動端末は、スーパーフレーム長さおきに、開始のビーコンフレームを送信する。ビーコンフレームを送信する前に、移動端末は、まずチャネルセンシングを行い、PIFS[PCF(Point Coordination Function)フレーム間間隔]を待ってビーコンフレームを送信する。移動端末は、ポーリングリストのユビキタスネットワーク端末に対して、ポーリングを行い、ポーリングプロセスは図に示すようである。CF-Diは、移動端末が送信したPollフレームであり、ユビキタスネットワーク端末iに送信する下りデータフレームをついでに有する。CF-Uiは、ポーリングするユビキタスネットワーク端末iが伝送する上りデータフレームである。ポーリングの終了は、2つのケースが考えられる。(1)ポーリングリストの端末がすべてポーリングされていた。(2)ポーリングされる次の端末が1つの最小プロトコルユニットを送信するのに充分の時間がない。
予約方式は図18(d)に示すようである。各局は、データを送信する前に、予約をする必要がある。各多重フレームの前の各タイムスロットは、データの送信に用いられる。最後の1つのタイムスロットは、さらにサブタイムスロット1800に分けられて、専ら予約に用いられる。要求は、タイムスロットALOHA方式に応じて行われる。
(実施例1b)
〔TDD/TD〕方式
セルラーネットワークは、時分割デュプレックス(TDD)方式を採用し、ユビキタスネットワークとセルラーネットワークはTD(Time Divided Multiplex)を採用し、時分割多重方式で融合し、セルラーネットワークとユビキタスネットワークは同じアクセス方式、たとえば、時分割多重方式を採用してもいい。
図2に示すように、基本概念図において、上り/下りは、時分割デュプレックス方式を採用し、基地局と端末との間には、時分割方式を採用して通信する。
図5に示すように、具体的フローは、以下のようである(基地局、移動端末、ユビキタスネットワーク端末の構成は図4に示す)。
(1) 移動端末は送信しようとするパケットがあるか否かを判別する。
(2)判別結果がYESの場合には、ステップ(3)に移り、判別結果がNOの場合には、基地局から通知されたタイムスロット配分情報を受信し、ステップ(7)に移る。ここで、すべての移動端末はタイムスロット配分情報を受信することができる。
(3)上り信号予約ユニット404で予約要求を生成し、送信機により、予約要求信号を基地局に送信する。
(4)基地局の予約要求認識器403はすべての移動端末の予約要求を受信した後、予約要求情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器401に伝送する。
(5)セルラー・ユビキタスリソース配分器401は各移動端末に対して上りタイムスロットリソースを配分し、ユビキタスネットワークに配分できるタイムスロットを統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末の上りタイムスロットリソース配分情報(各フレームにおいて移動端末が送信しようとする上りパケット数が異なるため、基地局からユビキタスネットワークに配分するタイムスロットも異なる)を生成し、リソース配分情報をリソース配分信号生成器402に伝送する。リソース配分信号生成器402は、リソース配分信号を生成し、ブロードキャストチャネルを介して、下りチャネル3でこのリソース配分信号を送信し、各移動端末に対して、上りで使用するタイムスロット1及びユビキタスネットワークの利用可能タイムスロット2を通知する(図2を参照)。
(6)移動端末は上記通知を受信した後、下り指令認識器406により該通知の中の情報を認識し、パケットのある移動端末は、上りパケットを送信する。ユビキタスネットワーク端末と移動端末が同時に上記ユビキタスネットワークの利用可能タイムスロットの通知を受信した後、ユビキタスネットワークリソース通知指令認識器408により認識した後、通信制御ユニット407により、ユビキタスネットワーク端末がユビキタスネットワークの利用可能タイムスロットにおいて、移動端末とランダムアクセスプロセスに入ることを制御する。
(7)移動端末は、ユビキタスネットワークの利用可能タイムスロットにおいて、ユビキタスネットワーク端末とランダムアクセスプロセスに入る。ランダムアクセスプロセスにおいて、移動端末は、基地局から受信した、ユビキタスネットワーク端末に送信するパケット情報をユビキタスネットワーク端末に送信することもでき、ユビキタスネットワーク端末が自身または基地局に送信するパケット情報を受信し、基地局に送信するパケット情報をバッファメモリ409に記憶し、次にフレームの、移動端末の上りタイムスロットにおいて、バッファメモリ409に記憶されたユビキタスネットワークからのパケットを基地局に転送することもできる。
(8)次のフレームの上りタイムスロットにおいてステップ(1)に移る。
本実施例において、ユビキタスネットワークとセルラーネットワークのアクセス方式は同じである。ユビキタスネットワーク端末は、基地局が送信した信号を認識することができ、基地局が送信したパケットデータを直接受信することができる。しかし、ユビキタスネットワーク端末が基地局に送信するパケットは、移動端末を介して転送する必要があり、移動端末とユビキタスネットワーク端末がランダムアクセスを行う期間に、移動端末と基地局は通信をしない。該ユビキタスネットワーク端末は、たとえば、無線LANの端末、または類似する低い電力のワイヤレス端末であってもよい。これらのユビキタスネットワーク端末は移動端末とランダムアクセスを行うことができる。また、移動端末は、送信機に接続され、上り予約パケット数が含まれる予約要求を生成し、送信機により基地局に送信する上り信号予約ユニット404と、上記送信機に接続され、送信機及び受信機がユビキタスネットワーク端末とランダムアクセスを行うタイムスロットを通知するユビキタスネットワークリソース通知ユニット405と、受信機に接続され、基地局が送信した下り指令を認識し、下り指令においてユビキタスネットワーク端末に配分するリソース配分情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット405に伝送する下り指令認識器406と、上記送信機と上記受信機に接続され、受信機から受信した、ユビキタスネットワークからのパケットを記憶し、送信機により、移動端末の上り使用タイムスロットにおいて基地局に送信するバッファメモリ409とを含む。ユビキタスネットワーク端末は、受信機及び通信制御ユニット407に接続され、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信したユビキタスネットワークリソース配分情報を認識し、該情報を通信制御ユニット407に送信するユビキタスネットワークリソース通知指令認識器408と、ユビキタスネットワークリソース配分情報に基づいて、ランダムアクセスプロセスに入ることを制御する通信制御ユニット407とを含む。基地局は、受信機及びセルラー・ユビキタスリソース配分器401に接続され、移動端末が送信した上り信号予約パケット信号を受信し、該信号の中の情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器401に送信する予約要求認識器403と、すべての移動端末が送信した上り信号予約パケット情報に基づいて、同時にユビキタスネットワークの利用可能リソースを統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末のタイムスロットリソース配分情報である上りスロット情報、下りスロット情報、およびユビキタススロット情報を生成し、該情報をリソース配分信号生成器402に送信するセルラー・ユビキタスリソース配分器401と、リソース配分信号を生成し、該信号を送信機により移動端末に送信するリソース配分信号生成器402とを含む。
実施例2a
〔TDD/FD〕方式
セルラーネットワークは、時分割デュプレックス(TDD)方式を採用し、ユビキタスネットワークとセルラーネットワークは周波数分割多重(Frequency Divided Multiplex)方式で融合し、セルラーネットワークとユビキタスネットワークは異なるアクセス方式を採用する。
図6に示すように、基本概念図において、上り/下りは、時分割デュプレックス方式を採用し、基地局と端末との間には、周波数分割方式を採用して通信を行う。
図7に示すように、具体的フローは、以下のようである(基地局、移動端末、ユビキタスネットワーク端末の構成図は図8に示す)。
(1) 移動端末は送信しようとするパケットがあるか否かを判別する。
(2)判別結果がYESの場合には、ステップ(3)に移り、判別結果がNOの場合には、基地局から通知される周波数チャネル配分情報を受信し、ステップ(7)に移る。すべての移動端末は周波数チャネル配分情報を受信することができる。
(3)上り信号予約ユニット804において予約要求を生成し、送信機により、予約要求信号を基地局に送信する。
(4)基地局の予約要求認識器803は、すべての移動端末の予約要求を受信した後、予約要求情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器801に伝送する。
(5)セルラー・ユビキタスリソース配分器801は、各移動端末に対して上り周波数チャネルリソースを配分し、ユビキタスネットワークに配分できる周波数チャネルを統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末の上り周波数帯配分情報(各フレームにおいて移動端末が送信しようとする上りパケット数が異なるため、基地局からユビキタスネットワークに配分する帯域幅も異なる)を生成し、リソース配分情報をリソース配分信号生成器802に送信する。リソース配分信号生成器802は、リソース配分信号を生成し、送信機により、下りチャネル603で該リソース配分信号を送信し、各移動端末に対して、上りで使用する周波数チャネル601及びユビキタスネットワークの利用可能周波数チャネル602を通知する(図6を参照)。
(6)移動端末は上記通知を受信した後、下り指令認識器806により、該通知の中の情報を認識し、ユビキタスネットワークに配分されたリソースを示すユビキタス周波数チャネル情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット805に送信し、パケットのある移動端末は上りパケットを送信する。
(7)ユビキタスネットワークリソース通知ユニット805は、送信機により、ユビキタスネットワーク周波数帯域において、周囲のユビキタスネットワーク端末にユビキタスネットワークリソース配分情報を送信し、ユビキタスネットワークとのランダムアクセスプロセスに入る。
(8)ユビキタスネットワークリソース通知指令認識器808は、この通知を認識した後、通信制御ユニット807により、ユビキタスネットワーク端末が移動端末とのランダムアクセスプロセスに入ることを制御する。ランダムアクセスプロセスにおいて、移動端末は、基地局から受信した、ユビキタスネットワーク端末に送信するパケット情報をバッファリングしてユビキタスネットワーク端末に送信することもでき、ユビキタスネットワーク端末が自身または基地局に送信するパケット情報を受信し、基地局に送信するパケット情報をバッファメモリ809に記憶し、次のフレームの、移動端末の上り周波数チャネルにおいて、バッファメモリ809に記憶されたユビキタスネットワークからのパケットを基地局に転送することもできる。
(9)次のフレームの上り周波数チャネルにおいてステップ(1)に移る。
ここで、ユビキタスネットワーク端末と移動端末の方式は異なり、基地局から送信した信号を認識することができない。また、移動端末は、第1経路の送信機に接続され、移動端末の上り予約パケット数及び送信しようとするパケットデータを送信する上り信号予約ユニット804と、第2経路の送信機に接続され、基地局から通知されたユビキタス周波数チャネルに用いて、ユビキタスネットワークリソース通知指令を送信し、第2経路の送信機及び受信機がユビキタスネットワーク端末とランダムアクセスを行う周波数チャネルを通知するユビキタスネットワークリソース通知ユニット805と、受信機に接続され、基地局が送信した下り指令を認識し、下り指令においてユビキタスネットワーク端末に配分するリソースを示すユビキタス周波数チャネル情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット805に伝送する下り指令認識器806と、上記第1経路の送信機、第2経路の送信機及び上記受信機に接続され、受信機により受信した、ユビキタスネットワークからのパケットを記憶し、それを第1経路の送信機により、移動端末の上り周波数チャネルにおいて基地局に送信し、また、受信機により受信した、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットを記憶し、そして、第2経路の送信機により、ユビキタス周波数チャネルにおいてユビキタスネットワーク端末に送信するバッファメモリ809とを含む。ユビキタスネットワーク端末は、受信機及び通信制御ユニット807に接続され、移動端末のユビキタスネットワークリソース通知ユニット805が送信したユビキタスネットワークリソース通知指令を認識し、この指令を通信制御ユニット807に送信するユビキタスネットワークリソース通知指令認識器808と、通知指令によって指定された周波数チャネルを用いて、移動端末との通信プロセスに入ることを制御する通信制御ユニット807とを含む。基地局は、受信機及びセルラー・ユビキタスリソース配分器801に接続され、移動端末が送信した上り信号予約信号を受信し、該信号の中の情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器801に送信する予約要求認識器803と、すべての移動端末が送信した上り信号予約情報に基づいて、同時にユビキタスネットワークの利用可能リソースを統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末周波数リソース配分情報である上り周波数チャネル情報,下り周波数チャネル情報,及びユビキタス周波数チャネル情報を生成し、該情報をリソース配分信号生成器802に伝送するセルラー・ユビキタスリソース配分器801と、リソース配分信号を生成し、この信号を送信機により移動端末に送信するリソース配分信号生成器802とを含む。
実施例2b
〔TDD/FD〕方式
セルラーネットワークは、時分割デュプレックス(TDD)方式を採用し、ユビキタスネットワークとセルラーネットワークは周波数分割多重(FD)方式で融合し、セルラーネットワークとユビキタスネットワークは同じアクセス方式を採用する。
図6に示すように、基本概念図において、上り/下りは、時分割デュプレックス方式を採用し、基地局と端末との間には、周波数分割多重方式を採用して通信を行う。
図9に示すように、具体的フローは、以下にように示す(基地局、移動端末、ユビキタスネットワーク端末の構成図は図8に示す)。
(1) 移動端末は送信しようとするパケットがあるか否かを判別する。
(2)判別結果がYESの場合には、ステップ(3)に移り、判別結果がNOの場合には、基地局から通知される周波数チャネル配分情報を受信し、ステップ(7)に移る。すべての移動端末は周波数チャネル配分情報を受信することができる。
(3)上り信号予約ユニット804において予約要求を生成し、送信機により予約要求信号を基地局に送信する。
(4)基地局の予約要求認識器803は、すべての移動端末の予約要求を受信した後、予約要求情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器801に送信する。
(5)セルラー・ユビキタスリソース配分器801は各移動端末に対して上り周波数チャネルリソースを配分し、ユビキタスネットワークに配分できる周波数チャネルを統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末の上り周波数チャネルリソース配分情報(各フレームにおいて移動端末が送信しようとする上りパケット数が異なるため、基地局からユビキタスネットワークに配分される周波数帯域も異なる)を生成し、リソース配分情報をリソース配分信号生成器802に伝送する。リソース配分信号生成器802は、リソース配分信号を生成し、下りチャネル603でこのリソース配分信号をブロードキャストし、各移動端末に対して、上りで使用する周波数チャネル601及びユビキタスネットワークの利用可能周波数チャネル602を通知する(図6を参照)。
(6)移動端末は上記通知(上り周波数チャネル情報)を受信した後、下り指令認識器806により、この通知の中の情報を認識し、パケットのある移動端末は、上記上り周波数チャネル情報にて指定された周波数チャネルを用いて基地局にパケットを送信する。ユビキタスネットワーク端末は、上記ユビキタスネットワークの利用可能周波数チャネルの通知を受信した後、ユビキタスネットワークリソース通知指令認識器により認識した後、送信しようとするパケットがあれば、通信制御ユニット807により、ユビキタスネットワーク端末がユビキタスネットワークの利用可能周波数チャネルにおいて、移動端末とランダムアクセスプロセスに入ることを制御する。
(7)移動端末は、ユビキタスネットワークのサブキャリア帯において、ユビキタスネットワーク端末とランダムアクセスプロセスに入る。ランダムアクセスプロセスにおいて、移動端末は、基地局から受信した、ユビキタスネットワーク端末に送信するパケット情報をバッファメモリ809に記憶し、ユビキタスネットワーク周波数チャネルにおいてユビキタスネットワーク端末に送信することもでき、また、ユビキタスネットワーク端末の情報を受信することもできる。たとえば、基地局に送信するパケット情報があると、該パケット情報をバッファメモリ809に記憶し、次のフレームの、移動端末上り周波数チャネルにおいて、バッファメモリ809に記憶されたユビキタスネットワークからのパケットを基地局に転送する。
(8)次のフレームの上り周波数チャネルにおいてステップ(1)に移る。
ここで、ユビキタスネットワーク端末は、移動端末と同じアクセス方式を採用し、基地局が送信したリソース配分情報を受信することができる。また、移動端末は、第1経路の送信機に接続され、移動端末の上り予約パケット数及び送信しようとするパケットデーターを送信する上り信号予約ユニット804と、第2経路の送信機に接続され、第2経路の送信機及び受信機がユビキタスネットワーク端末とランダムアクセスを行う周波数チャネルを通知するユビキタスネットワークリソース通知ユニット805と、受信機に接続され、基地局が送信した下り指令を認識し、下り指令においてユビキタスネットワーク端末に配分するリソース配分情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット805に伝送する下り指令認識器806と、上記第1経路の送信機、第2経路の送信機及び上記受信機に接続され、受信機により受信した、ユビキタスネットワークからのパケットを記憶し、第1経路の送信機により、移動端末の上り使用周波数チャネルにおいてこのパケットを基地局に送信し、また、受信機により受信した、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットを記憶し、そして、第2経路の送信機により、ユビキタスネットワーク使用周波数チャネルにおいてユビキタスネットワーク端末に送信するバッファメモリ809とを含む。ユビキタスネットワーク端末は、受信機及び通信制御ユニット807に接続され、基地局が送信したユビキタスネットワークリソース配分通知指令を認識し、この指令を通信制御ユニット807に送信するユビキタスネットワークリソース通知指令認識器808と、通知指令によって指定された周波数チャネルを用いて、移動端末との通信プロセスに入ることを制御する通信制御ユニット807とを含む。基地局は、受信機及びセルラー・ユビキタスリソース配分器801に接続され、移動端末が送信した上り信号予約信号を受信し、該信号の中の情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器801に送信する予約要求認識器803と、すべての移動端末が送信した上り信号予約情報に基づいて、同時にユビキタスネットワークの利用可能リソースを統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末の周波数リソース配分情報である上り周波数チャネル情報、下り周波数チャネル情報、およびユビキタス周波数チャネル情報を生成し、この情報をリソース配分信号生成器802に伝送するセルラー・ユビキタスリソース配分器801と、リソース配分信号を生成し、この信号を送信機により移動端末に送信するリソース配分信号生成器802とを含む。
実施例3
〔TDD/PD〕方式
セルラーネットワークは、時分割デュプレックス(TDD)方式を採用し、ユビキタスネットワークとセルラーネットワークは、PD(Packet Divided Multiplex)方式で融合する。ユビキタスネットワークとセルラーの上りが共有する時間帯において、移動端末は、基地局と通信でき(上り)、ユビキタスネットワーク端末とも通信できる。下りチャネルにおいて、移動端末は、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットを受信すると、パケットをバッファメモリ1209に記憶し、移動端末とユビキタスネットワーク端末がランダムにアクセスした後、該パケットをユビキタスネットワーク端末に送信する。
図10に示すように、基本概念図において、番号101は、セルラー上りチャネルを示す。番号102は、ユビキタスネットワークランダムアクセスチャネルを示す。セルラーネットワークの上りとユビキタスネットワークは、1つまたは複数のランダムアクセスチャネルを共有する。
図11にフローチャートを示す。
(1) 移動端末は基地局へ送信しようとするパケットがあるか否かを判別する。
(2)判別結果がYESの場合には、ステップ(3)に移り、判別結果がNOの場合には、ステップ(4)に移る。
(3)上り時間帯において、アクセスチャネルをランダムに選択して基地局に上りパケットを直接送信する。
(4)上りパケットがない端末、または上りパケットの送信を完成した移動端末は同時に複数のランダムアクセスチャネルセンシングを行う。
(5)ユビキタスネットワーク端末は、複数のランダムアクセスチャネルに対して同時にセンシングを行う。
(6) ユビキタスネットワーク端末が送信しようとするパケットがあるか否かを判別する。
(7)判別結果がYESの場合には、使用可能なランダムアクセスチャネルを選択して、移動端末にRTS(送信を要求する)信号を送信し、ステップ(8)に移り、判別結果がNOの場合には、ステップ(5)に戻る。
(8)移動端末のRTS信号認識ユニットは、ユビキタスネットワーク端末が送信したRTSを認識した後に、ユビキタスネットワーク端末において選択されたランダムアクセスチャネルが利用可能か否かを判断する。
(9)利用可能の場合に、移動端末は、ユビキタスネットワーク端末にCTS(このチャネルが他の用途、たとえば、本端末の上りパケットを送信するような用途があると、CTSの送信を遅延させてもよい)を送信する。
(10)ユビキタスネットワーク端末のCTS(送信をクリアする)信号認識ユニット1207は、CTSを認識した後に、通信制御ユニット1208に情報をフィードバックする。通信制御ユニット1208は、ユビキタスネットワーク端末が移動端末へのパケットを送信開始するように制御する。
移動端末とユビキタスネットワーク端末のランダムアクセスプロセスにおいて、移動端末は、ユビキタスネットワーク端末が自身または基地局に送信するパケット情報を受信し、基地局に送信されるパケット情報をバッファメモリ1209に記憶し、移動端末と基地局がランダムにアクセスした後、バッファメモリ1209に記憶されたユビキタスネットワークからのパケットを基地局に転送する。同様に、移動端末は、まず、基地局がユビキタスネットワーク端末に送信するパケットを受信してバッファメモリ1209に記憶し、移動端末とユビキタスネットワーク端末がアクセスした後、記憶されたパケットをユビキタスネットワーク端末に転送する。
本実施例の移動端末は、ユビキタスネットワーク端末及び基地局が送信したRTS信号をそれぞれ認識し、1つの通信制御ユニット1204、1206及び受信機に接続された2つのRTS信号認識ユニット1203、1205と、送信機に接続され、移動端末とユビキタスネットワーク端末とのランダムアクセス、及び移動端末と基地局とのランダムアクセスを制御する通信制御ユニット1204、1206と、上りパケットユニット1201及び各送信機に接続され、チャネルをランダムに選択して上りパケットを送信するランダムチャネル選択ユニット1202と、各送信機と受信機に接続され、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットと、ユビキタスネットワーク端末から基地局に送信するパケットとを記憶するバッファメモリ1209を含む。ユビキタスネットワーク端末は、受信機及び通信制御ユニット1208に接続され、移動端末が送信したCTS信号を認識し、その後、CTS信号を通信制御ユニット1208に送信するCTS信号認識ユニット1207と、送信機に接続され、当該ユビキタスネットワーク端末と移動端末のランダムアクセスを制御する通信制御ユニット1208とを含む。ここで、基地局は、通常のパケット多重機能を有する基地局である。
同様に、以下のアクセス方式を採用しても良い。
(1)移動端末は、基地局に送信しようとするパケットがある場合、チャネルセンシングを行い、送信を行っている端末がないことを検出したときに、DIFSを待ってパケットを送信し、送信を行っている端末があることを検出したときに、引き続きチャネルセンシングを行い、送信が終わることを待ち、DIFSを待って、さらにバックオフプロセスを経てパケットの送信を開始する。
(2)ユビキタスネットワーク端末は、送信しようとするパケットがある場合、チャネルセンシングを行い、送信を行っている端末がないことを検出したときに、DIFSを待ってパケットを送信し、送信を行っている端末があることを検出したときに、引き続きチャネルセンシングを行い、送信が終わることを待ち、DIFSを待って、さらにバックオフプロセスを経てパケットの送信を開始する。
(3)移動端末は、ユビキタスネットワーク端末または基地局から受信したパケットを処理し、基地局またはユビキタスネットワーク端末に転送しようとするパケットがあれば、バッファメモリに記憶する。
ここで、移動端末は、RTS信号認識ユニットを含まず、ユビキタスネットワーク端末は、CTS信号認識ユニットを含まなくても良いが、移動端末とユビキタスネットワーク端末はともにチャネルセンシングを行う装置を含む。送信しようとするパケットのある端末は、まずチャネルセンシングを行い、送信を行っている端末がないことを検出したときに、DIFSを待ってパケットを送信する。送信を行っている端末があることを検出したときに、引き続きチャネルセンシングを行い、送信が終わることを待ち、DIFSを待って、さらにバックオフプロセスを経てパケット送信を開始する。
実施例4a
〔FDD/TD〕方式
セルラーネットワークは、FDD方式を採用し、ユビキタスネットワークとセルラーネットワークは、TD方式で融合する。ユビキタスネットワークとセルラーネットワークは、異なるアクセス方式を採用する。
基本概念図は図13に示すようである。
図3にフローチャートを示す。
(1) 移動端末は送信しようとするパケットがあるか否かを判別する。
(2)判別結果がYESの場合には、ステップ(3)に移り、判別結果がNOの場合には、基地局から通知されるタイムスロット配分情報を受信し、ステップ(7)に移る。すべての移動端末はタイムスロット配分情報を受信することができる。
(3)上り信号予約ユニット1404において予約要求を生成し、送信機により、予約要求信号を基地局に送信する。予約要求には、上り予約パケット数が含まれる。
(4)基地局の予約要求認識器1403はすべての移動端末の予約要求を受信した後、予約要求情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器1401に伝送する。
(5)セルラー・ユビキタスリソース配分器1401は各移動端末に対して、上りタイムスロットリソースを配分し、ユビキタスネットワークに配分できるタイムスロットを統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末の上りタイムスロットリソース配分情報(各フレームにおいて移動端末が送信しようとする上りパケット数が異なるため、基地局からユビキタスネットワークに配分されるタイムスロット帯も異なる)を生成し、リソース配分情報をリソース配分信号生成器1402に伝送する。リソース配分信号生成器1402は、リソース配分信号を生成し、送信機により、下りチャネル1303で該リソース配分信号を送信し、各移動端末に対して、上りで使用するタイムスロット1301及びユビキタスネットワークの利用可能タイムスロット1302を通知する(図13を参照)。
(6)移動端末は上記通知を受信した後、下り指令認識器1406により、この通知の中の情報を認識し、ユビキタスネットワークに配分されるリソースを示すユビキタススロット情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット1405に伝送し、パケットのある移動端末は上記ユビキタススロット情報にて指定されたタイムスロットにおいて、基地局にパケットを送信する。
(7)ユビキタスネットワークリソース通知ユニット1405は、送信機により、ユビキタスネットワークタイムスロットの開始時に、周囲のユビキタスネットワーク端末にユビキタススロットの開始と終了タイムスロットの通知を送信する。その後、移動端末はユビキタススロットにおいてランダムアクセスプロセスに入る。
(8)ユビキタスネットワークリソース通知指令認識器1408は、この通知を認識した後、通信制御ユニット1407により、ユビキタスネットワーク端末がランダムアクセスプロセスに入ることを制御する。ランダムアクセスプロセスにおいて、移動端末は、基地局から受信した、ユビキタスネットワーク端末に送信する、バッファメモリ1409に記憶されたパケット情報をユビキタスネットワーク端末に送信することもでき、ユビキタスネットワーク端末が自身または基地局に伝送するパケット情報を受信し、基地局に送信するパケット情報をバッファメモリ1409に記憶し、次のフレームの、移動端末の上りタイムスロットにおいて、バッファメモリ1409に記憶されたユビキタスネットワークからのパケットを基地局に転送することもできる。
(9)次のフレームの上り時間帯においてステップ(1)に移る。
ここで、ユビキタスネットワーク端末と移動端末の方式は異なり、基地局が送信した信号を認識することができない。また、移動端末は、送信機に接続され、移動端末の上り予約パケット数を送信する上り信号予約ユニット1404と、上記送信機に接続され、基地局から通知されたユビキタススロット情報にて指定されたタイムスロットにおいて、ユビキタスネットワークリソース通知情報を送信し、送信機及び受信機がユビキタスネットワーク端末とランダムアクセスを行うタイムスロットを通知するユビキタスネットワークリソース通知ユニット1405と、第1経路の受信機に接続され、基地局が送信した下り指令を認識し、下り指令においてユビキタスネットワーク端末に配分されるリロースのリソース配分情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット1405に送信する下り指令認識器1406と、上記送信機と第2経路の受信機に接続され、第2経路の受信機により受信した、ユビキタスネットワークからのパケットを記憶し、送信機により、移動端末の上り使用タイムスロットにおいて基地局に送信し、また、第1経路の受信機により受信した、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットを記憶し、そして、ユビキタスネットワーク使用タイムスロットにおいて、送信機によりユビキタスネットワーク端末に送信するバッファメモリ1409とを含む。ユビキタスネットワーク端末は、受信機及び通信制御ユニット1407に接続され、移動端末のユビキタスネットワークリソース通知ユニット1405がユビキタスタイムスロットの開始時に、周囲のユビキタスネットワーク端末に送信したユビキタススロット開始及び終了タイムスロットの通知を認識し、この指令を通信制御ユニット1407に送信するユビキタスネットワークリソース通知指令認識器1408と、通知指令に基づいて、移動端末との通信プロセスに入ることを制御する通信制御ユニット1407とを含む。通信制御ユニット1407は図18(a)と18(b)に示すように、ランダムアクセスの送信と受信を制御する。基地局は、受信機及びセルラー・ユビキタスリソース配分器1401に接続され、移動端末が送信した上り信号予約パケット数信号を受信し、該信号の中の情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器1401に送信する予約要求認識器1403と、すべての移動端末が送信した上り信
号予約パケット数情報に基づいて、同時にユビキタスネットワークの利用可能リソースを統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末のタイムスロットリソース配分情報である上りスロット情報と、下りスロット情報と、及びユビキタススロット情報とを生成し、この情報をリソース配分信号生成器1402に送信するセルラー・ユビキタスリソース配分器1401と、リソース配分信号を生成し、この信号を送信機により移動端末に送信するリソース配分信号生成器1402とを含む。
実施例4b
〔FDD/TD〕方式
セルラーネットワークは、FDD方式を採用し、ユビキタスネットワークとセルラーネットワークは、TD方式で融合する。ユビキタスネットワークとセルラーネットワークは、同じアクセス方式を採用する。
図13は、基本概念図を示す。
図5に、フローチャートを示す(基地局、移動端末、及びユビキタスネットワーク端末の構成図は図14を参照)。
(1) 移動端末は送信しようとするパケットがあるか否かを判別する。
(2)判別結果がYESの場合には、ステップ(3)に移り、判別結果がNOの場合には、基地局が送信したタイムスロット配分情報を受信し、ステップ(7)に移る。すべての移動端末はタイムスロット配分情報を受信することができる。
(3)上り信号予約ユニット1404から予約要求を生成し、送信機により、予約要求信号を基地局に送信する。
(4)基地局の予約要求認識器1403はすべての移動端末の予約要求を受信した後、予約要求情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器1401に送信する。
(5)セルラー・ユビキタスリソース配分器1401は各移動端末に対して上りタイムスロットリソースを配分し、ユビキタスネットワークに配分できるタイムスロットを統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末の上りタイムスロットリソース配分情報(各フレームにおいて移動端末が送信しようとする上りパケット数が異なるため、基地局からユビキタスネットワークに配分されるタイムスロット帯も異なる)を生成し、リソース配分情報をリソース配分信号生成器1402に送信する。リソース配分信号生成器1402は、リソース配分信号を生成し、ブロードキャストチャネルにより、下りチャネル1303でこのリソース配分信号を送信し、各移動端末に対して、上りで使用するタイムスロット1301及びユビキタスネットワークの利用可能タイムスロット1302を通知する(図13を参照)。
(6)移動端末は上記通知を受信した後、下り指令認識器1406により、このリソース配分信号の中の情報を認識し、パケットのある移動端末は、上りパケットを送信する。ユビキタスネットワーク端末と移動端末は、同時に上記ユビキタスネットワークの利用可能タイムスロットの通知を受信した後、ユビキタスネットワークリソース通知指令認識器1408によって認識し,その後通信制御ユニット1407により、ユビキタスネットワーク端末がユビキタスネットワークの利用可能タイムスロットにおいて移動端末とのランダムアクセスプロセスに入ることを制御する。
(7)移動端末は、ユビキタスネットワークの利用可能タイムスロットにおいて、ユビキタスネットワーク端末とのランダムアクセスプロセスに入る。ランダムアクセスプロセスにおいて、移動端末は、基地局から受信した、ユビキタスネットワーク端末に送信するパケット情報をユビキタスネットワーク端末に送信することもでき、ユビキタスネットワーク端末が自身または基地局に送信するパケット情報を受信し、基地局に送信するパケット情報をバッファメモリ1409に記憶して、次のフレームの、移動端末上りタイムスロットにおいて、バッファメモリ1409に記憶されたユビキタスネットワークからのパケットを基地局に転送することもできる。
(8)次のフレームの上りタイムスロットにおいてステップ(1)に移る。
ここで、ユビキタスネットワーク端末と移動端末の方式は同じであり、基地局から送信される信号を認識することができる。また、移動端末は、送信機に接続され、移動端末の上り予約パケット数を送信する上り信号予約ユニット1404と、上記送信機に接続され、送信機及び受信機がユビキタスネットワーク端末とランダムアクセスを行うタイムスロットを通知するユビキタスネットワークリソース通知ユニット1405と、第1経路の受信機に接続され、基地局が送信した下り指令を認識し、下り指令においてユビキタスネットワーク端末に配分するリソースのリソース配分情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット1405に送信する下り指令認識器1406と、上記送信機と第2経路の受信機に接続され、第2経路の受信機により受信した、ユビキタスネットワークからのパケットを記憶し、移動端末の上り使用タイムスロットにおいて、送信機により基地局に送信し、また、第1経路の受信機により受信した、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットを記憶し、そして、ユビキタスネットワークの使用タイムスロットにおいて、送信機によりユビキタスネットワーク端末に送信するバッファメモリ1409とを含む。ユビキタスネットワーク端末は、受信機及び通信制御ユニット1407に接続され、基地局が送信したユビキタススロット情報の指令を認識し、この指令を通信制御ユニット1407に送信するユビキタスネットワークリソース通知指令認識器1408と、通知指令に基づいて、移動端末とのランダムアクセスプロセスに入ることを制御する通信制御ユニット1407とを含む。通信制御ユニット1407は図18(a)と18(b)に示すように、ランダムアクセスの送信と受信を制御する。基地局は、受信機及びセルラー・ユビキタスリソース配分器1401に接続され、移動端末が送信した上り信号予約パケット数信号を受信し、該信号の中の情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器1401に送信する予約要求認識器1403と、すべての移動端末が送信した上り信号予約パケット数情報に基づいて、同時にユビキタスネットワークの利用可能リソースを統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末のタイムスロットリソース配分情報である上りスロット情報、下りスロット情報、及びユビキタススロット情報とを生成し、この情報をリソース配分信号生成器1402に送信するセルラー・ユビキタスリソース配分器1401と、リソース配分信号を生成し、この信号を送信機により移動端末に送信するリソース配分信号生成器1402とを含む。
実施例5a
〔FDD/FD〕方式
セルラーネットワークは、周波数分割デュプレックス(FDD)方式を採用し、ユビキタスネットワークとセルラーネットワークはFD方式で融合し、セルラーネットワークとユビキタスネットワークは異なるアクセス方式を採用する。
図15は、基本概念図を示す。
図7を参照し、具体的フローは、以下に示す(基地局、移動端末、ユビキタスネットワーク端末の構成図は図16に示される)。
(1) 移動端末は送信しようとするパケットがあるか否かを判別する。
(2)判別結果がYESの場合には、ステップ(3)に移り、判別結果がNOの場合には、基地局から通知される周波数チャネル配分情報を受信し、ステップ(7)に移る。すべての移動端末は周波数チャネル配分情報を受信することができる。
(3)上り信号予約ユニット1604により予約要求を生成し、送信機により、予約要求信号を基地局に送信する。
(4)基地局の予約要求認識器1603はすべての移動端末の予約要求を受信した後、予約要求情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器1601に送信する。
(5)セルラー・ユビキタスリソース配分器1601は各移動端末に対して、上り周波数チャネルを配分し、ユビキタスネットワークに配分できる周波数チャネルを統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末の上り周波数チャネルリソース配分情報(各フレームにおいて移動端末が送信しようとする上りパケット数が異なるため、基地局からユビキタスネットワークに配分される周波数帯域も異なる)を生成し、リソース配分情報をリソース配分信号生成器1602に送信する。リソース配分信号生成器1602は、リソース配分信号を生成し、送信機により、下りチャネル1503でこのリソース配分信号を送信し、各移動端末に対して、上りで使用する周波数チャネル1501及びユビキタスネットワークの利用可能周波数チャネル1502を通知する(図15を参照)。
(6)移動端末は上記通知を受信した後、下り指令認識器1606によりこの通知の中の情報を認識し、ユビキタスネットワークに配分されるリソース情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット1605に送信し、パケットのある移動端末は上りパケットを送信する。
(7)ユビキタスネットワークリソース通知ユニット1605は、送信機により、ユビキタス周波数チャネルにおいて、周囲のユビキタスネットワーク端末にユビキタスネットワークリソース使用周波数チャネルの範囲を送信する。その後、ユビキタスネットワークとのランダムアクセスプロセスに入る。
(8)ユビキタスネットワークリソース通知指令認識器1608は、このユビキタスネットワークリソース使用範囲の通知を認識した後、通信制御ユニット1607により、ユビキタスネットワーク端末が移動端末とのランダムアクセスプロセスに入ることを制御する。ランダムアクセスプロセスにおいて、移動端末は、基地局から受信した、ユビキタスネットワーク端末に送信するパケット情報をバッファリングしてユビキタスネットワーク端末に送信することもでき、ユビキタスネットワーク端末が自身または基地局に送信するパケット情報を受信し、基地局に伝送するパケット情報をバッファメモリ1609に記憶し、次のフレームの、移動端末の上り周波数チャネルにおいて、バッファメモリ1609に記憶されたユビキタスネットワークからのパケットを基地局に転送することもできる。
(9)次のフレームの上り周波数周波数チャネルにおいてステップ(1)に移る。
ここで、ユビキタスネットワーク端末と移動端末の方式は異なり、基地局が送信した信号を認識することができない。また、移動端末は、第1経路の送信機に接続され、移動端末の上り予約パケット数を送信する上り信号予約ユニット1604と、第1経路の受信機に接続され、基地局が送信した下り指令を認識し、下り指令において指定されたユビキタス周波数チャネル情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット1605に伝送する下り指令認識器1606と、ユビキタスネットワークの送信機1611に接続され、基地局から通知されたユビキタス周波数チャネルにおいて、ユビキタスネットワーク端末にユビキタスネットワークリソース通知情報を送信し、ユビキタスネットワークの送信機及びユビキタスネットワークの受信機がユビキタスネットワーク端末とランダムアクセスを行うタイムスロットを通知するユビキタスネットワークリソース通知ユニット1605と、ユビキタスネットワークからのパケットを受信し、該パケットをバッファメモリ1609に記憶するユビキタスネットワークの受信機1610と、情報をユビキタスネットワークにまで送信するユビキタスネットワークの送信機1611と、上記第1経路の送信機、第1経路の受信機及び上記ユビキタスネットワークの受信機、ユビキタスネットワークの送信機に接続され、ユビキタスネットワークの受信機により受信した、ユビキタスネットワークからのパケットを記憶し、第1経路の送信機により、移動端末の上り使用タイムスロットに基地局に送信し、また、第1経路の受信機により受信した、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットを記憶し、そして、ユビキタスネットワークの送信機により、ユビキタスネットワーク使用タイムスロットにユビキタスネットワーク端末に送信するバッファメモリ1609とを含む。ユビキタスネットワーク端末は、受信機及び通信制御ユニット1607に接続され、移動端末のユビキタスネットワークリソース通知ユニット1605が送信した周波数チャネル使用範囲の通知指令を認識し、この指令を通信制御ユニット1607に送信するユビキタスネットワークリソース通知指令認識器1608と、通知指令によって指定された周波数チャネルにおいて、移動端末とのランダムアクセスプロセスに入ることを制御する通信制御ユニット1607とを含む。基地局は、受
信機及びセルラー・ユビキタスリソース配分器1601に接続され、移動端末が送信した上り信号予約信号を受信し、該信号の中の情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器1601に送信する予約要求認識器1603と、すべての移動端末が送信した上り信号予約情報に基づいて、同時にユビキタスネットワークの利用可能リソースを統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末の周波数チャネルリソース配分情報である上り周波数チャネル情報、下り周波数チャネル情報、及びユビキタス周波数チャネル情報とを生成し、この情報をリソース配分信号生成器1602に送信するセルラー・ユビキタスリソース配分器1601と、リソース配分信号を生成し、この信号を送信機により移動端末に送信するリソース配分信号生成器1602とを含む。
実施例5b
〔FDD/FD〕方式
セルラーネットワークは、周波数分割デュプレックス(FDD)方式を採用し、ユビキタスネットワークとセルラーネットワークはFD方式で融合し、セルラーネットワークとユビキタスネットワークは同じアクセス方式を採用する。
図15は、基本概念図を示す。
図9を参照し、具体的フローは、以下に示す(基地局、移動端末、ユビキタスネットワーク端末の構成図は図16に示される)。
(1) 移動端末が送信しようとするパケットがあるか否かを判別する。
(2)判別結果がYESの場合には、ステップ(3)に移り、判別結果がNOの場合には、基地局から通知される周波数チャネル配分情報を受信し、ステップ(7)に移る。すべての移動端末が周波数チャネル配分情報を受信することができる。
(3)上り信号予約ユニット1604において予約要求を生成し、送信機により、予約要求信号を基地局に送信する。
(4)基地局の予約要求認識器1603は、すべての移動端末の予約要求を受信した後、予約要求情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器1601に送信する。
(5)セルラー・ユビキタスリソース配分器1601は各移動端末に対して、上り周波数チャネルを配分し、ユビキタスネットワークに配分できる周波数チャネルを統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末の上り周波数チャネルリソース配分情報(各フレームにおいて移動端末が送信しようとする上りパケット数が異なるため、基地局からユビキタスネットワークに配分される周波数帯域も異なる)を生成し、リソース配分情報をリソース配分信号生成器1602に送信する。リソース配分信号生成器1602は、リソース配分信号を生成し、下りチャネル1503でこのリソース配分信号をブロードキャストし、各移動端末に対して、上りで使用する周波数チャネル1501及びユビキタスネットワークの利用可能周波数チャネル1502を通知する(図15を参照)。
(6)移動端末は上記通知を受信した後、下り指令認識器1606により、この通知の中の情報を認識し、ユビキタスネットワークリソース配分情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット1605に送信し、パケットのある移動端末は、上りパケットを送信する。ユビキタスネットワーク端末は、上記ユビキタスネットワークの利用可能周波数チャネルの通知を受信した後、ユビキタスネットワークリソース通知指令認識器1608によって認識した後、送信しようとするパケットがあれば、通信制御ユニット1607により、ユビキタスネットワーク端末がユビキタスネットワークの利用可能周波数チャネルにおいて移動端末とのランダムアクセスプロセスに入ることを制御する。
(7)移動端末は、ユビキタスネットワークのサブキャリア帯において、ユビキタスネットワーク端末とのランダムアクセスプロセスに入る。ランダムアクセスプロセスにおいて、移動端末は、基地局から受信した、ユビキタスネットワーク端末に送信するパケット情報をバッファメモリ1609に記憶し、ユビキタス周波数チャネルチャネルにおいてユビキタスネットワーク端末に送信することもでき、ユビキタスネットワークが自身または基地局に送信するパケット情報を受信し、基地局に送信するパケット情報をバッファメモリ1609に記憶し、次のフレームの、移動端末上り周波数チャネルにおいて、バッファメモリ1609に記憶されたユビキタスネットワークからのパケットを基地局に転送することもできる。
(8)次のフレームの上り周波数チャネルにおいてステップ(1)に移る。
ここで、ユビキタスネットワーク端末は、移動端末と同じ動作方式を採用し、基地局が送信したリソース配分情報を受信することができる。また、移動端末は、第1経路の送信機に接続され、移動端末の上り予約パケット数を送信する上り信号予約ユニット1604と、第1経路の受信機に接続され、基地局が送信した下り指令を認識し、下り指令において指定されたユビキタス周波数チャネル情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット1605に送信する下り指令認識器1606と、ユビキタスネットワークの送信機1611に接続され、ユビキタスネットワークの送信機及びユビキタスネットワークの受信機がユビキタスネットワーク端末とランダムアクセスを行うタイムスロットを通知するユビキタスネットワークリソース通知ユニット1605と、ユビキタスネットワークからのパケットを受信し、パケットをバッファメモリ1609に記憶するユビキタスネットワークの受信機1610と、情報をユビキタスネットワークにまで送信するユビキタスネットワークの送信機1611と、上記第1経路の送信機、第1経路の受信機、上記ユビキタスネットワークの受信機、ユビキタスネットワークの送信機に接続され、ユビキタスネットワークの受信機により受信したユビキタスネットワークからのパケットを記憶し、第1経路の送信機により、移動端末の上り使用タイムスロットに基地局に送信し、また、第1経路の受信機により受信した、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信したパケットを記憶し、そして、ユビキタスネットワークの送信機により、ユビキタスネットワーク使用タイムスロットにユビキタスネットワーク端末に送信するバッファメモリ1609とを含む。ユビキタスネットワーク端末は、受信機及び通信制御ユニット1607に接続され、基地局が送信したユビキタス周波数チャネル情報の指令を認識し、この指令を通信制御ユニット1607に送信するユビキタスネットワークリソース通知指令認識器1608と、通知指令によって指定された周波数チャネルにおいて、移動端末とのランダムアクセスプロセスに入ることを制御する通信制御ユニット1607とを含む。基地局は、受信機及びセルラー・ユビキタスリソース配分器1601に接続され、移動端末が送信した上り信号予約信号を受信し、該信号の中の情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器1601に送信する予約要求認識器1603と、すべての移動端末が送信した上り信号予約情報に基づいて、同時にユビキタスネットワークの利用可能リソースを統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末の周波数チャネルリソース配分情報である上り周波数チャネル情報、下り周波数チャネル情報、及びユビキタス周波数チャネル情報とを生成し、この情報をリソース配分信号生成器1602に送信するセルラー・ユビキタスリソース配分器1601と、リソース配分信号を生成し、この信号を送信機により移動端末に送信するリソース配分信号生成器1602とを含む。
実施例6
〔FDD/PD〕方式
セルラーネットワークは、周波数分割デュプレックス(FDD)方式を採用し、ユビキタスネットワークとセルラーネットワークは、PD方式で融合する。ユビキタスネットワークとセルラーネットワークは、同一のアクセス方式を採用する。
図17に示すように、基本概念図において、番号1701は、セルラー上りチャネルを示す。番号1702は、ユビキタスネットワークランダムアクセスチャネルを示す。セルラーネットワークの上りとユビキタスネットワークは、1つまたは複数のランダムアクセスチャネルを共有する。
図11にフローチャートを示す。本実施例と実施例3のフローとの差異は、本実施例のセルラーネットワークは、周波数分割デュプレックス(FDD)方式を採用し、基地局と移動端末の送信と受信は、全デュプレックス方式であり、アクセス方式はパケット多重方式を採用することである。
以上は、ただ本発明の好適な実施形態であり、当業者には、本発明の原理から逸脱することなく様々な修正及び変更を為し得ることは明らかである。
本発明のアプリケーションシナリオを示す。 本発明の実施例1a、1bにおけるTDD/TD方式の概念図である。 本発明の実施例1a、4aのフローチャートである。 本発明の実施例1a、1bの構成を示す図である。 本発明の実施例1b、4bのフローチャートである。 本発明の実施例2a、2bにおけるTDD/FD方式の概念図である。 本発明の実施例2a、5aのフローチャートである。 本発明の実施例2a、2bの構成を示す図である。 本発明の実施例2b、5bのフローチャートである。 本発明の実施例3におけるTDD/PD方式の概念図である。 本発明の実施例3、6のフローチャートである。 本発明の実施例3、6における移動端末とユビキタスネットワーク端末の構成を示す図である。 本発明の実施例4a、4bにおけるFDD/TD方式の概念図である。 本発明の実施例4a、4bの基地局、移動端末及びユビキタスネットワーク端末の構成を示す図である。 本発明の実施例5a、5bにおけるFDD/FD方式の概念図である。 本発明の実施例5a、5bにおける基地局、移動端末及びユビキタスネットワーク端末の構成を示す図である。 本発明の実施例6におけるFDD/PD方式の概念図である。 従来のランダムアクセス方法を示す図である。 従来の集中制御の概念図である。
符号の説明
1…基地局
2…移動端末
3…ユビキタスネットワーク端末
201…タイムスロット
202…利用可能タイムスロット
203…チャネル
401…セルラー・ユビキタスリソース配分器
402…リソース配分信号生成器
403…予約要求認識器
404…上り信号予約ユニット
405…ユビキタスネットワークリソース通知ユニット
406…下り指令認識器
407…通信制御ユニット
408…ユビキタスネットワークリソース通知指令認識器
409…バッファメモリ
601…周波数チャネル
602…利用可能周波数チャネル
603…下りチャネル
801…セルラー・ユビキタスリソース配分器
802…リソース配分信号生成器
803…予約要求認識器
804…上り信号予約ユニット
805…ユビキタスネットワークリソース通知ユニット
806…下り指令認識器
807…通信制御ユニット
808…ユビキタスネットワークリソース通知指令認識器
809…バッファメモリ
1201…上りパケットユニット
1202…ランダムチャネル選択ユニット
1203…RTS信号認識ユニット
1204…通信制御ユニット
1207…CTS信号認識ユニット
1208…通信制御ユニット
1209…バッファメモリ
1301…タイムスロット
1302…利用可能タイムスロット
1303…下りチャネル
1401…セルラー・ユビキタスリソース配分器
1402…リソース配分信号生成器
1403…予約要求認識器
1404…上り信号予約ユニット
1405…ユビキタスネットワークリソース通知ユニット
1406…下り指令認識器
1407…通信制御ユニット
1408…ユビキタスネットワークリソース通知指令認識器
1409…バッファメモリ
1501…周波数チャネル
1502…利用可能周波数チャネル
1503…下りチャネル
1601…セルラー・ユビキタスリソース配分器
1602…リソース配分信号生成器
1603…予約要求認識器
1604…上り信号予約ユニット
1605…ユビキタスネットワークリソース通知ユニット
1606…指令認識器
1607…通信制御ユニット
1608…ユビキタスネットワークリソース通知指令認識器
1609…バッファメモリ
1610…受信機
1611…送信機
1800…サブタイムスロット

Claims (26)

  1. 移動端末と基地局の間においてデュプレックス通信を行い、通信モードは時分割多重方式であり、セルラーネットワークの移動端末とユビキタスネットワークの端末が、ランダムアクセス、ポーリングまたは予約型アクセス方式のいずれかの方式を用いて通信することができるユビキタスネットワークとセルラーネットワークの融合方法であって、
    移動端末は基地局へ送信しようとするパケットがあるか否かを判別するステップ(1)と、
    判別結果がYESの場合には、ステップ(3)に移り、判別結果がNOの場合には、基地局から通知されるタイムスロット配分情報(以下,下りスロット情報)を受信し、ステップ(6)に移るステップ(2)と、
    移動端末が予約要求信号を基地局に送信するステップ(3)と、
    基地局がすべての移動端末の予約要求を受信した後、当該移動端末が基地局への通信に用いるタイムスロット(以下,上りスロット情報),及びユビキタスネットワーク端末が通信に用いるユビキタスタイムスロットの配分情報(以下,ユビキタススロット情報)を生成し、移動端末に通知するステップ(4)と、
    移動端末が前記上りスロット情報を受信した後、パケットのある移動端末は前記上りスロット情報にて指定されたスロットを用いて基地局にパケットを送信するステップ(5)と、
    移動端末は、ユビキタスタイムスロットが始まるときに、周囲にあるユビキタスネットワーク端末に、ユビキタスタイムスロットの開始及び終了タイムスロットの通知を送信するステップ(6)と、
    ユビキタスネットワーク端末は前記ユビキタスタイムスロットの開始通知を受信した後、移動端末との通信プロセスに入り、移動端末はユビキタスネットワーク端末からパケットを受信して処理し、基地局へ伝送しようとするパケットをバッファメモリに記憶するステップ(7)と、
    次のフレームの上りスロットの時間帯においてステップ(1)に移るステップ(8)と
    を含むことを特徴とするユビキタスネットワークとセルラーネットワークの融合方法。
  2. 前記デュプレックス方式は、時分割デュプレックスまたは周波数分割デュプレックスであることを特徴とする請求項1に記載のユビキタスネットワークとセルラーネットワークの融合方法。
  3. 移動端末と基地局の間においてデュプレックス通信を行い、通信モードは時分割多重方式であり、セルラーネットワークの移動端末とユビキタスネットワーク端末がランダムアクセス、ポーリングまたは予約型アクセス方式のいずれかの方法を用いて通信することができるユビキタスネットワークとセルラーネットワークの融合方法であって、
    移動端末が基地局へ送信しようとするパケットがあるか否かを判別するステップ(1)と、
    判別結果がYESの場合には、ステップ(3)に移り、判別結果がNOの場合には、基地局から通知されるタイムスロット配分情報(以下,下りスロット情報)を受信し、ステップ(6)に移るステップ(2)と、
    移動端末が予約要求信号を基地局に送信するステップ(3)と、
    基地局がすべての移動端末の予約要求を受信した後、当該移動端末が基地局への通信に用いるタイムスロット(以下,上りスロット情報),及びユビキタスネットワーク端末が通信に用いるユビキタスタイムスロットの配分情報(以下,ユビキタススロット情報)を生成し、前記上りスロット情報,及びユビキタススロット情報をブロードキャストチャネルにより送信するステップ(4)と、
    移動端末が前記上りスロット情報を受信した後、パケットのある移動端末は前記上りスロット情報にて指定されたスロットを用いて基地局にパケットを送信し、ユビキタスネットワーク端末は、前記ユビキタススロット情報を受信した後、前記ユビキタススロット情報にて指定されたユビキタスネットワークの利用可能タイムスロットにおいて、移動端末との通信プロセスに入るステップ(5)と、
    移動端末は、前記ユビキタスネットワークの利用可能タイムスロットにおいて、ユビキタスネットワーク端末との通信プロセスに入り、移動端末はユビキタスネットワーク端末から受信したパケットを処理し、基地局へ伝送しようとするパケットをバッファメモリに記憶するステップ(6)と、
    次のフレームの上りスロットの時間帯においてステップ(1)に移るステップ(7)と
    を含むことを特徴とするユビキタスネットワークとセルラーネットワークの融合方法。
  4. 前記デュプレックス方式は、時分割デュプレックスまたは周波数分割デュプレックス方式であることを特徴とする請求項3に記載のユビキタスネットワークとセルラーネットワークの融合方法。
  5. 移動端末と基地局の間においてデュプレックス通信を行い、通信モードは周波数分割多重方式であり、セルラーネットワークの移動端末とユビキタスネットワーク端末がランダムアクセス、ポーリングまたは予約型アクセス方式のいずれかの方式を用いて通信することができるユビキタスネットワークとセルラーネットワークの融合方法であって、
    移動端末は基地局へ送信しようとするパケットがあるか否かを判別するステップ(1)と、
    判別結果がYESの場合には、ステップ(3)に移り、判別結果がNOの場合には、基地局から通知される周波数チャネル配分情報(以下,下り周波数チャネル情報)を受信し、ステップ(6)に移るステップ(2)と、
    移動端末が予約要求信号を基地局に送信するステップ(3)と、
    基地局は、すべての移動端末の予約要求を受信した後、当該移動端末が基地局への通信に用いる周波数チャネル配分情報(以下,上り周波数チャネル情報),及びユビキタスネットワーク端末が通信に用いるユビキタス周波数チャネル配分情報(以下,ユビキタス周波数チャネル情報)を生成し、送信機により移動端末に通知するステップ(4)と、
    移動端末が前記上り周波数チャネル情報を受信した後、パケットがある移動端末は前記上り周波数チャネル情報にて指定された周波数チャネルを用いて基地局にパケットを送信するステップ(5)と、
    移動端末は、ユビキタスネットワーク周波数帯域において、周囲のユビキタスネットワーク端末に、前記ユビキタス周波数チャネル情報を転送し、ユビキタスネットワークとの通信プロセスに入るステップ(6)と、
    ユビキタスネットワーク端末は、移動端末が送信した前記ユビキタス周波数チャネル情報を受信した後、移動端末との通信プロセスに入り、移動端末はユビキタスネットワーク端末から受信したパケットを処理し、基地局へ転送しようとするパケットはバッファメモリに記憶するステップ(7)と、
    次のフレームの上り周波数チャネルにおいてステップ(1)に移るステップ(8)と
    を含むことを特徴とするユビキタスネットワークとセルラーネットワークの融合方法。
  6. 前記デュプレックス方式は、時分割デュプレックスまたは周波数分割デュプレックス方式であることを特徴とする請求項5に記載のユビキタスネットワークとセルラーネットワークの融合方法。
  7. 移動端末と基地局の間において、デュプレックス通信を行い、通信モードは周波数分割多重方式であり、セルラーネットワークの移動端末とユビキタスネットワーク端末は、ランダムアクセス、ポーリングまたは予約型アクセス方式のいずれかの方式を用いて通信できるユビキタスネットワークとセルラーネットワークの融合方法であって、
    移動端末は基地局へ送信しようとするパケットがあるか否かを判別するステップ(1)と、判別結果がYESの場合には、ステップ(3)に移り、判別結果がNOの場合には、基地局から通知される周波数チャネル配分情報(以下,下り周波数チャネル情報)を受信し、ステップ(6)に移るステップ(2)と、
    移動端末が予約要求信号を基地局に送信するステップ(3)と、
    基地局がすべての移動端末の予約要求を受信した後、当該移動端末が基地局への通信に用いる周波数チャネル配分情報(以下,上り周波数チャネル情報),及びユビキタスネットワーク端末が通信に用いるユビキタスの周波数チャネル配分情報(以下,ユビキタス周波数チャネル情報)を生成し、該リソース配分情報をブロードキャストするステップ(4)と、
    移動端末は、前記リソース配分情報を受信した後、パケットのある移動端末は前記上り周波数チャネル情報にて指定された周波数チャネルを用いて基地局にパケットを送信し、ユビキタスネットワーク端末は前記ユビキタス周波数チャネル情報の通知を受信した後、該ユビキタス周波数チャネル情報で指定された周波数チャネルにおいて、移動端末との通信プロセスに入るステップ(5)と、
    移動端末は前記ユビキタス周波数チャネル情報で指定された周波数チャネルにおいて、ユビキタスネットワーク端末との通信プロセスに入り、移動端末はユビキタスネットワーク端末から受信したパケットを処理し、基地局へ転送しようとするパケットをバッファメモリに記憶するステップ(6)と、
    次のフレームの上り周波数チャネルにおいてステップ(1)に移るステップ(7)と
    を含むことを特徴とするユビキタスネットワークとセルラーネットワークの融合方法。
  8. 前記デュプレックス方式は、時分割デュプレックスまたは周波数分割デュプレックス方式であることを特徴とする請求項7に記載のユビキタスネットワークとセルラーネットワークの融合方法。
  9. 移動端末と基地局の間においてデュプレックス通信を行い、通信方式はパケット多重方式であり、セルラーネットワークの基地局と移動端末はパケット多重方式を採用し、ユビキタスネットワーク端末と移動端末はランダムアクセス、ポーリングまたは予約型アクセスのいずれかの方式を用いて通信できるユビキタスネットワークとセルラーネットワークの融合方法であって、
    移動端末は基地局へ送信しようとするパケットがあるか否かを判別するステップ(1)と、判別結果がYESの場合には、ステップ(3)に移り、判別結果がNOの場合には、ステップ(4)に移るステップ(2)と、
    アクセスチャネルをランダムに選択して、基地局に上りパケットを直接送信するステップ(3)と、
    上りパケットがない端末、または上りパケットの送信を完成した移動端末は同時に複数の上りチャネルに対してセンシングを行うステップ(4)と、
    周囲にユビキタスネットワーク端末のある移動端末はユビキタスネットワーク端末と通信するステップ(5)と、
    移動端末はユビキタスネットワーク端末が送信したパケットを処理し、基地局に転送しようとするパケットをバッファメモリに記憶するステップ(6)と
    を含むことを特徴とするユビキタスネットワークとセルラーネットワークの融合方法。
  10. 移動端末と基地局の間において、デュプレックス通信を行い、通信モードはパケット多重方式であり、セルラーネットワークの基地局と、移動端末と、ユビキタスネットワーク端末がランダムアクセスの方式で通信するユビキタスネットワークとセルラーネットワークの融合方法であって、
    移動端末は、基地局に送信しようとするパケットがある場合、チャネルセンシングを行い、送信を行っている他の端末がないことを検出したときに、DIFSを待ってパケットを送信し、送信を行っている端末があることを検出したときに、引き続きチャネルセンシングを行い、送信が終わることを待ち、DIFSを待って、さらにバックオフプロセスを経てパケットの送信を開始するステップ(1)と、
    ユビキタスネットワーク端末は、送信しようとするパケットがある場合、チャネルセンシングを行い、送信を行っている他の端末がないことを検出したときに、DIFSを待ってパケットを送信し、送信を行っている端末があることを検出したときに、引き続きチャネルセンシングを行い、送信が終わることを待ち、DIFSを待って、さらにバックオフプロセスを経てパケットの送信を開始するステップ(2)と、
    移動端末は、ユビキタスネットワーク端末または基地局から受信したパケットを処理し、基地局またはユビキタスネットワーク端末に転送しようとするパケットをバッファメモリに記憶するステップ(3)と
    を含むことを特徴とするユビキタスネットワークとセルラーネットワークの融合方法。
  11. 前記デュプレックス方式は、時分割デュプレックスまたは周波数分割デュプレックス方式であることを特徴とする請求項9ないし10のいずれかに記載のユビキタスネットワークとセルラーネットワークの融合方法。
  12. 移動端末は、受信した、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットをバッファメモリに記憶し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末がランダムにアクセスした後、さらにユビキタスネットワーク端末にパケットを転送することを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載のユビキタスネットワークとセルラーネットワークの融合方法。
  13. 基地局と、移動端末と、ユビキタスネットワーク端末とを含み、基地局及び移動端末の送信機及び受信機が時分割多重方式において、時分割デュプレックス通信機能を有する通信システムであって、
    前記移動端末は、
    送信機に接続され、予約要求を生成する上り信号予約ユニット(404)と、
    前記送信機に接続され、基地局から通知されたユビキタススロット情報にて指定されたタイムスロットにおいて、ユビキタススロットの開始及び終了タイムスロットを通知し、または、単に送信機と受信機がユビキタスネットワーク端末と通信するタイムスロットを通知するユビキタスネットワークリソース通知ユニット(405)と、
    受信機に接続され、基地局が送信した下り指令を認識し、下り指令においてユビキタスネットワーク端末に配分されるリソースを示すユビキタススロット情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット(405)に送信する下り指令認識器(406)と、
    前記送信機と前記受信機に接続され、受信機により受信したユビキタスネットワークからのパケットと、受信機により受信した基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットとを記憶するバッファメモリ(409)と
    をさらに含み、
    前記ユビキタスネットワーク端末は、
    受信機及び通信制御ユニット(407)に接続され、移動端末のユビキタスネットワークリソース通知ユニット(405)がユビキタスネットワークタイムスロットの開始時に周囲のユビキタスネットワーク端末に送信したユビキタスネットワークリソース開始及び終了タイムスロット、または、基地局が送信したユビキタスネットワークリソース配分情報の指令を認識し、該指令を通信制御ユニット(407)に送信するユビキタスネットワークリソース通知指令認識器(408)と、
    通知指令に基づいて、当該ユビキタスネットワーク端末及び移動端末が通信プロセスに入ることを制御する通信制御ユニット(407)と
    をさらに含み、
    前記基地局は、
    受信機及びセルラー・ユビキタスリソース配分器(401)に接続され、移動端末が送信した上り信号予約パケット信号を受信し、該信号の中の情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器(401)に送信する予約要求認識器(403)と、
    移動端末及びユビキタスネットワーク端末のタイムスロットリソース配分情報である上りスロット情報,下りスロット情報,及びユビキタススロット情報とを生成し、該情報をリソース配分信号生成器(402)に送信するセルラー・ユビキタスリソース配分器(401)と、
    リソース配分信号を生成するリソース配分信号生成器(402)と
    をさらに含むことを特徴とする通信システム。
  14. 基地局と、移動端末と、ユビキタスネットワーク端末とを含み、基地局及び移動端末の送信機及び受信機が周波数分割多重方式において時分割デュプレックス通信機能を有する通信システムであって、
    前記移動端末は、
    第1経路の送信機に接続され、移動端末の上り予約パケット数及び送信しようとするパケットデータを送信する上り信号予約ユニット(804)と、
    第2経路の送信機に接続され、基地局から通知されたユビキタス周波数チャネル情報にて指定された周波数チャネルを用いて、前記ユビキタス周波数チャネル情報を含むユビキタスネットワークリソース通知指令を送信し、または、単に第2経路の送信機及び受信機がユビキタスネットワーク端末と通信する周波数チャネルを通知するユビキタスネットワークリソース通知ユニット(805)と、
    受信機に接続され、基地局が送信した下り指令を認識し、下り指令においてユビキタスネットワーク端末に配分するリソースを示すユビキタス周波数チャネル情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット(805)に送信する下り指令認識器(806)と、
    前記第1経路の送信機、第2経路の送信機及び前記受信機に接続され、ユビキタスネットワーク端末が送信したパケットと、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットとを記憶するバッファメモリ(809)と
    を含み、
    前記ユビキタスネットワーク端末は、
    受信機及び通信制御ユニット(807)に接続され、移動端末のユビキタスネットワークリソース通知ユニット(805),または基地局から送信したユビキタスネットワークリソース配分情報の指令を認識し、該指令を通信制御ユニット(807)に送信するユビキタスネットワークリソース通知指令認識器(808)と、
    通知指令によって指定された周波数チャネルにおいて、該ユビキタスネットワーク端末及び移動端末が通信プロセスに入ることを制御する通信制御ユニット(807)と
    を含み、
    前記基地局は、
    受信機及びセルラー・ユビキタスリソース配分器(801)に接続され、移動端末が送信した上り信号予約信号を受信し、該信号の中の情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器(801)に送信する予約要求認識器(803)と、
    すべての移動端末が送信した上り信号予約情報に基づいて、ユビキタスネットワークの利用可能リソースを同時に統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末の周波数リソース配分情報である上り周波数チャネル情報,下り周波数チャネル情報,及びユビキタス周波数チャネル情報を生成するセルラー・ユビキタスリソース配分器(801)と
    を含むことを特徴とする通信システム。
  15. 基地局と、移動端末と、ユビキタスネットワーク端末とを含む通信システムであって、基地局及び移動端末の送信機及び受信機がパケット多重方式において、時分割、または周波数分割デュプレックス通信機能を有し、
    前記移動端末は、
    各送信機と受信機に接続され、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットと、ユビキタスネットワーク端末から基地局に送信するパケットとを記憶するバッファメモリ(1209)をさらに含むことを特徴とする通信システム。
  16. 前記移動端末は、
    ユビキタスネットワーク端末及び基地局が送信したRTS信号をそれぞれ認識し、1つの通信制御ユニット(1204、1206)及び受信機に接続された2つのRTS信号認識ユニット(1203、1205)と、
    1つの送信機に接続され、移動端末とユビキタスネットワーク端末との通信、及び移動端末と基地局との通信を制御する通信制御ユニット(1204、1206)と、
    上りパケットユニット(1201)及び各送信機に接続され、チャネルをランダムに選択して上りパケットを送信するランダムチャネル選択ユニット(1202)と
    をさらに含み、
    前記ユビキタスネットワーク端末は、
    受信機及び通信制御ユニット(1208)に接続され、移動端末が送信したCTS信号を認識し、CTS信号を通信制御ユニット(1208)に送信するCTS信号認識ユニット(1207)と、
    送信機に接続され、該ユビキタスネットワーク端末及び移動端末の通信を制御する通信制御ユニット(1208)と
    をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の通信システム。
  17. 基地局と、移動端末と、ユビキタスネットワーク端末とを含む通信システムであって、基地局及び移動端末の送信機及び受信機が時分割多重方式において周波数分割デュプレックス通信機能を有し、
    前記移動端末は、
    送信機に接続され、移動端末の上り予約パケット数を送信する上り信号予約ユニット(1404)と、
    前記送信機に接続され、基地局から通知された前記ユビキタススロット情報にて指定されたユビキタスネットワークの利用可能なタイムスロットにおいて、ユビキタススロット情報を転送し、送信機及び受信機がユビキタスネットワーク端末と通信するタイムスロットを通知し、または、単に送信機及び受信機がユビキタスネットワーク端末と通信するタイムスロットを通知するユビキタスネットワークリソース通知ユニット(1405)と、
    第1経路の受信機に接続され、基地局が送信した下り指令を認識し、下り指令においてユビキタスネットワーク端末に配分されるリソースのリソース配分情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット(1405)に送信する下り指令認識器(1406)と、
    前記送信機と第2経路の受信機に接続され、ユビキタスネットワークが送信したパケットと、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットとを記憶するバッファメモリ(1409)と
    をさらに含み、
    前記ユビキタスネットワーク端末は、
    受信機及び通信制御ユニット(1407)に接続され、移動端末のユビキタスネットワークリソース通知ユニット(1405)がユビキタスタイムスロットの開始時に、周囲のユビキタスネットワーク端末に送信したユビキタススロット開始及び終了タイムスロット、または、基地局が送信したユビキタススロット情報の指令を認識し、該指令を通信制御ユニット(1407)に送信するユビキタスネットワークリソース通知指令認識器(1408)と、
    通知指令に基づいて、該ユビキタスネットワーク端末及び移動端末が通信プロセスに入ることを制御する通信制御ユニット(1407)と
    をさらに含み、
    前記基地局は、
    受信機及びセルラー・ユビキタスリソース配分器(1401)に接続され、移動端末が送信した上り信号予約パケット数信号を受信し、該信号の中の情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器(1401)に送信する予約要求認識器(1403)と、
    すべての移動端末から送信された上り信号予約パケット数情報に基づいて、 ユビキタスネットワークの利用可能リソースを同時に統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末のタイムスロットリソース配分情報である上りスロット情報,下りスロット情報,及びユビキタススロット情報とを生成するセルラー・ユビキタスリソース配分器(1401)と
    をさらに含むことを特徴とする通信システム。
  18. 基地局と、移動端末と、ユビキタスネットワーク端末とを含む通信システムであって、基地局及び移動端末の送信機及び受信機が周波数分割多重方式において周波数分割デュプレックス通信機能を有し、
    前記移動端末は、
    第1経路の送信機に接続され、移動端末の上り予約パケット数を送信する上り信号予約ユニット(1604)と、
    第1経路の受信機に接続され、基地局が送信した下り指令を認識し、下り指令において指定された前記ユビキタス周波数チャネル情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット(1605)に送信する下り指令認識器(1606)と、
    ユビキタスネットワークの送信機(1611)に接続され、基地局から通知されたユビキタス周波数チャネルにおいて、ユビキタスネットワーク端末にユビキタスネットワークリソース情報を送信し、ユビキタスネットワークの送信機及びユビキタスネットワークの受信機がユビキタスネットワーク端末と通信するタイムスロットを通知し、または、単にユビキタスネットワークの送信機及びユビキタスネットワークの受信機がユビキタスネットワーク端末と通信するタイムスロットを通知するユビキタスネットワークリソース通知ユニット(1605)と、
    ユビキタスネットワークから送信されたパケットを受信し、パケットをバッファメモリ(1609)に記憶するユビキタスネットワークの受信機(1610)と、
    情報をユビキタスネットワークにまで送信するユビキタスネットワークの送信機(1611)と、
    前記第1経路の送信機、第1経路の受信機、前記ユビキタスネットワークの受信機、及び前記ユビキタスネットワークの送信機に接続され、受信した、ユビキタスネットワークからのパケットと、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信されるパケットとを記憶するバッファメモリ(1609)と
    をさらに含み、
    前記ユビキタスネットワーク端末は、
    受信機及び通信制御ユニット(1607)に接続され、移動端末のユビキタスネットワークリソース通知ユニット(1605),または基地局から送信されたユビキタス周波数チャネル情報の指令を認識し、該指令を通信制御ユニット(1607)に送信するユビキタスネットワークリソース通知指令認識器(1608)と、
    通知指令によって指定された周波数チャネルに於いて、該ユビキタスネットワーク端末及び移動端末が通信プロセスに入ることを制御する通信制御ユニット(1607)と
    をさらに含み、
    前記基地局は、
    受信機及びセルラー・ユビキタスリソース配分器(1601)に接続され、移動端末が送信した上り信号予約信号を受信し、該信号の中の情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器(1601)に送信する予約要求認識器(1603)と、
    すべての移動端末から送信された上り信号予約情報に基づいて、ユビキタスネットワークの利用可能リソースを同時に統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末の周波数チャネルリソース配分情報である上り周波数チャネル情報,下り周波数チャネル情報,及びユビキタス周波数チャネル情報を生成するセルラー・ユビキタスリソース配分器(1601)と
    をさらに含むことを特徴とする通信システム。
  19. 送信機と受信機とを含み、前記送信機及び受信機が時分割または周波数分割多重方式においてデュプレックス通信機能を有する基地局であって、
    受信機及びセルラー・ユビキタスリソース配分器(1601)に接続され、移動端末が送信した上り信号予約信号を受信し、該信号の中の情報をセルラー・ユビキタスリソース配分器(1601)に送信する予約要求認識器(1603)と、
    すべての移動端末から送信された上り信号予約情報に基づいて、ユビキタスネットワークの利用可能リソースを同時に統計し、移動端末及びユビキタスネットワーク端末の周波数チャネルリソース配分情報である上り周波数チャネル情報,下り周波数チャネル情報,及びユビキタス周波数チャネル情報を生成するセルラー・ユビキタスリソース配分器(1601)と
    をさらに含むことを特徴とする基地局。
  20. 送信機と受信機とを含み、前記送信機及び受信機が時間分割多重方式において時分割デュプレックス通信機能を有する移動端末であって、
    送信機に接続され、予約要求を生成する上り信号予約ユニット(404)と、
    前記送信機に接続され、基地局から通知されたユビキタススロット情報にて指定されたタイムスロットにおいて、ユビキタススロットの開始及び終了タイムスロットを通知し、または、単に送信機及び受信機がユビキタスネットワーク端末と通信するタイムスロットを通知するユビキタスネットワークリソース通知ユニット(405)と、
    受信機に接続され、基地局が送信した下り指令を認識し、下り指令においてユビキタスネットワーク端末に配分するリソースを示すユビキタススロット情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット(405)に送信する下り指令認識器(406)と、
    前記送信機と前記受信機に接続され、受信機により受信した、ユビキタスネットワークからのパケットと、受信機により受信した、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットとを記憶するバッファメモリ(409)と
    をさらに含むことを特徴とする移動端末。
  21. 送信機と受信機とを含み、前記送信機及び受信機が時分割多重方式において周波数分割デュプレックス通信機能を有する移動端末であって、
    第1経路の送信機に接続され、移動端末の上り予約パケット数及び送信しようとするパケットデータを送信する上り信号予約ユニット(804)と、
    第2経路の送信機に接続され、基地局から通知されたユビキタス周波数チャネルにおいて、ユビキタスネットワークリソース通知指令を送信する事で第2経路の送信機及び受信機がユビキタスネットワーク端末と通信する周波数チャネルを通知し、または、単に第2経路の送信機及び受信機がユビキタスネットワーク端末と通信する周波数チャネルを通知するユビキタスネットワークリソース通知ユニット(805)と、
    受信機に接続され、基地局が送信した下り指令を認識し、下り指令において指定された前記ユビキタス周波数チャネル情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット(805)に送信する下り指令認識器(806)と、
    前記第1経路の送信機、第2経路の送信機及び前記受信機に接続され、ユビキタスネットワーク端末からのパケットと、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットとを記憶するバッファメモリ(809)と
    をさらに含むことを特徴とする移動端末。
  22. 送信機と受信機とを含み、前記送信機及び受信機がパケット多重方式において時分割または周波数分割デュプレックス通信機能を有する移動端末であって、
    各送信機と受信機に接続され、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信されるパケットと、ユビキタスネットワーク端末から基地局に送信されるパケットとを記憶するバッファメモリ(1209)をさらに含むことを特徴とする移動端末。
  23. ユビキタスネットワーク端末及び基地局から送信されたRTS信号をそれぞれ認識し、1つの通信制御ユニット(1204、1206)及び受信機に接続された2つのRTS信号認識ユニット(1203、1205)と、
    一つの送信機に接続され、移動端末とユビキタスネットワーク端末との通信、及び移動端末と基地局との通信を制御する通信制御ユニット(1204、1206)と、
    上りパケットユニット(1201)及び各送信機に接続され、チャネルをランダムに選択して上りパケットを送信するランダムチャネル選択ユニット(1202)と
    をさらに含むことを特徴とする請求項22に記載の移動端末。
  24. 送信機と受信機とを含み、前記送信機及び受信機が時分割多重方式において周波数分割デュプレックス通信機能を有する移動端末であって、
    送信機に接続され、移動端末の上り予約パケット数を送信する上り信号予約ユニット(1404)と、
    前記送信機に接続され、基地局から通知されたユビキタススロット情報にて指定されたタイムスロットにおいて、ユビキタススロットの開始及び終了タイムスロットを通知する事で送信機及び受信機がユビキタスネットワーク端末と通信するタイムスロットを指定し、または、単に送信機及び受信機がユビキタスネットワーク端末と通信するタイムスロットを通知するユビキタスネットワークリソース通知ユニット(1405)と、
    第1経路の受信機に接続され、基地局が送信した下り指令を認識し、下り指令においてユビキタスネットワーク端末に配分するリソースを示すユビキタススロット情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット(1405)に送信する下り指令認識器(1406)と、
    前記送信機と第2経路の受信機に接続され、ユビキタスネットワークからのパケットと、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信するパケットとを記憶するバッファメモリ(1409)と
    をさらに含むことを特徴とする移動端末。
  25. 送信機と受信機とを含み、前記送信機及び受信機が周波数分割多重方式において周波数分割デュプレックス通信機能を有する移動端末であって、
    第1経路の送信機に接続され、移動端末の上り予約パケット数を送信する上り信号予約ユニット(1604)と、
    第1経路の受信機に接続され、基地局が送信した下り指令を認識し、下り指令において指定されたユビキタス周波数チャネル情報をユビキタスネットワークリソース通知ユニット(1605)に送信する下り指令認識器(1606)と、
    ユビキタスネットワークの送信機(1611)に接続され、基地局から指定されたユビキタスネットワーク周波数チャネルにおいて、ユビキタスネットワーク端末にユビキタスネットワークリソース通知情報を送信し、ユビキタスネットワークの送信機及びユビキタスネットワークの受信機がユビキタスネットワーク端末と通信するタイムスロットを通知し、または、単にユビキタスネットワークの送信機及びユビキタスネットワークの受信機がユビキタスネットワーク端末と通信するタイムスロットを通知するユビキタスネットワークリソース通知ユニット(1605)と、
    ユビキタスネットワークから送信されたパケットを受信し、パケットをバッファメモリ(1609)に記憶するユビキタスネットワークの受信機(1610)と、
    情報をユビキタスネットワークにまで送信するユビキタスネットワークの送信機(1611)と、
    前記第1経路の送信機、第1経路の受信機、前記ユビキタスネットワークの受信機、及び前記ユビキタスネットワークの送信機に接続され、ユビキタスネットワークからのパケットと、基地局からユビキタスネットワーク端末に送信されるパケットとを記憶するバッファメモリ(1609)と
    をさらに含むことを特徴とする移動端末。
  26. 通信機能を有する送信機と受信機とを含むユビキタスネットワーク端末であって、
    受信機及び通信制御ユニットに接続され、移動端末が送信したまたは基地局から送信したユビキタスネットワークリソース配分情報の指令を認識し、該指令を通信制御ユニット(1607)に送信するユビキタスネットワークリソース通知指令認識器(1608)と、
    通知指令によって指定されたリソース情報に基づいて、該ユビキタスネットワーク端末及び移動端末が通信プロセスに入ることを制御する通信制御ユニット(1607)と
    をさらに含むことを特徴とするユビキタスネットワーク端末。
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