JP2007074544A - 画像復号再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 再生システム切り替えの際に出力中の画像データを記憶したフレームメモリに依存せず、且つ画像復号として膨大な記憶領域のメモリを用いることなく、画像データの出力が途切れないようにする。
【解決手段】 出力中の画像データが、再生システム切り替え後には未使用のフレームメモリに記憶されている場合に、再生システム切り替え後に使用するフレームメモリへ画像データを転送させてから画像データを出力するように制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像符号化データを復号する画像復号技術に関するものであり、特に、出力を乱すことなく、再生システムに応じて復号した画像データを記憶するフレームメモリを変更する画像復号再生装置に関するものである。
従来より、デジタル画像信号を圧縮する符号化方式として、ISO/IEC11172,13818において規定されるMPEG(Moving Picture Experts Group)方式などの予測符号化技術を用いたものが広く普及している。
図6は、MPEG方式の代表的なフレームデータ構造を示す図である。図6に示すように、動画シーケンスは、Iピクチャ(フレーム内符号化画像)、Pピクチャ(フレーム間順方向予測符号化画像)が、Bピクチャ(フレーム双方向予測符号化画像)によって構成されている。
図6(a)において矢印によって図示した通り、例えば、IピクチャI2はIピクチャI2のフレームのみにおいてフレーム内符号化され、PピクチャP5はIピクチャI2を、PピクチャP5はIピクチャI2を、PピクチャP8はPピクチャP5を参照してフレーム間予測符号化され、BピクチャB0、B1はP’14とIピクチャI2を、BピクチャB3,B4はIピクチャI2及びPピクチャP5を参照してフレーム間予測符号化される。
図6(b)は各フレームの実際の符号化順序を示す図である。この符号化順序は、他のフレームの復号に必要とされるフレームがそのフレームよりも先に復号されるように設定されている。MPEG方式によって符号化された画像データを復号するためには、一般には、参照フレーム用として2面、出力フレーム用として1面の計3面のフレームメモリを用いる必要がある。
現在、画像圧縮技術においては様々な規格が定義されている。その中で、例えば、DVD Specifications for Read-Only Disc Part3によって定義されるDVD−Video規格では、MPEG方式に準拠しているので、画像復号のためにフレームメモリが3面必要になる。一方、DVD Specifications for Read Only Disc Part4によって定義されるDVD−Audio規格では、同じMPEG方式の圧縮データを用いるが、圧縮画像がIピクチャのみであるので、一般的にはフレームメモリが2面必要になる。
図7は、従来のフレームメモリの使用の一例を示す図である。図7(a)は、DVD−Video方式における割付の例であり、フレームメモリ0、1は参照用フレームメモリ、フレームメモリ2はBピクチャ用フレームメモリである。また、図7(b)は、DVD−Audio方式における使用するフレームメモリの例であり、フレームメモリ0,1はともにIピクチャ用のフレームメモリである。
図8は、DVD−Video方式における通常再生復号時のフレームメモリの使用例を示すタイミングチャート図である。図8に示すように、復号されたIピクチャ及びPピクチャは、常にフレームメモリ0、1のうち出力済みの画像データが記憶されている方のフレームメモリに記憶され、復号されたBピクチャは常に出力フレームメモリ2に記憶されるようになっている。
図9は、DVD−Audio方式における通常再生復号時のフレームメモリの割付例を示すタイミングチャートである。図9に示すように、復号されたIピクチャは常にフレームメモリ0、1のうち出力済みの画像データが記憶されている方のフレームメモリに記憶されるようになっている。なお、この例では、1ピクチャあたりの出力時間は3フレーム時間としている。
ここで、単一の画像復号システムにおいて複数の画像圧縮規格に対応した画像再生を実現するために、例えば、特許文献1では、DVD−Video方式からDVD−Audio方式への切り替えの際に、図10で示すようにフレームメモリを変更することで、出力を乱さずに再生システムを切り替えるようにしたものが開示されている。
図10(a)は、DVD−Video方式でのフレームメモリを示しており、図10(a)においてフレームメモリ0又はフレームメモリ1の画像データを再生システム切り替え時に出力していた場合には、図10(b)に示すようなDVD−Audio方式でのフレームメモリとし、図10(a)でフレームメモリ2を再生システム切り替え時に出力していた場合には、図10(c)に示すようなDVD−Audio方式でのフレームメモリとして使用するようにしている。
特開2001−103426号公報
しかしながら、単一の画像復号システムにおいて複数の画像圧縮規格に対応した画像再生を実現するためには、フレームメモリの割付を効率的に行う必要がある。例えば、DVD−Video方式とDVD−Audio方式の復号処理を単一のシステムにおいて行う場合、必要となるフレームメモリの個数が、DVD−Video方式では3面である一方、DVD−Audio方式では2面であるので、使用するフレームメモリを効率的に切り替える必要がある。
ここで、DVD−Video方式では図7(a)のように、DVD−Audio方式では図7(b)のように、それぞれフレームメモリの割付を行うものとする。
この場合、DVD−Video方式の再生においてフレームメモリ2の画像が出力されているときに再生モードをDVD−Audio方式に切り替えるものとすると、DVD−Audio方式ではこのフレームメモリ2の領域はフレームメモリ以外の領域になるため、ビデオ出力を一時停止するか、又はボーダーカラーに落とすといった制御を行う必要がある。従って、いずれにせよ、再生システムの切り替え時に復号データの出力が途切れてしまうという問題が生じる。
もちろん、これらの問題は、膨大なメモリを用いることによって一応は回避できるが、回路規模の増大、コストアップ又は消費電力の増加を引き起こすことになる。
また、前記特許文献1では、再生システムの切り替えが発生した際に、出力中の画像データを記憶したフレームメモリに応じて再生システム切り替え後に使用するフレームメモリを変更することで一応の回避を行っているが、再生システム切り替えの際に出力中の画像データを記憶するフレームメモリに応じて新たな再生システムで使用するフレームメモリを変更する必要があり、制御が複雑になるため、回路規模の増大、コストアップを引き起こすという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、再生システム切り替えの際に出力中の画像データを記憶したフレームメモリに依存せず、且つ画像復号として膨大な記憶領域のメモリを用いることなく、画像データの出力が途切れないよう再生システムに応じて使用するフレームメモリを切り替えることにある。
すなわち、本発明の画像復号再生装置は、符号化された画像データを復号するとともに、該符号化データに応じたアクセス信号を生成する復号手段と、
前記画像データを記憶する複数のフレームメモリを有する記憶手段と、
前記復号後の画像データと前記アクセス信号とを入力とし、該アクセス信号に基づいて、前記記憶手段に対する前記画像データの入出力を行うアクセス手段と、
前記記憶手段に記憶された画像データを出力する出力手段と、
前記記憶手段の複数のフレームメモリ間において画像データを転送させる転送手段と、
再生システムの切り替えを通知する再生システム切り替え信号を入力とし、該再生システム切り替え信号に基づいて、前記復号手段、前記出力手段、及び前記転送手段の動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
以上のように、本発明によれば、画像復号にかかる記憶領域を増加することなく、再生システムが切り替わる際に出力を乱さずに且つ出力中の画像データを記憶したフレームメモリに依存せずに新たな再生システムで使用するフレームメモリを決定することができる。
さらに、再生システム切り替え時に発生するフレームメモリの画像データの転送において、復号時に画像データアクセスを行うアクセス手段を用いて画像データの転送を行うことができるため、再生システムが切り替わる際に出力を乱さずに且つ出力中の画像データを記憶したフレームメモリに依存せずに新たな再生システムで使用するフレームメモリを決定することが、画像復号にかかる記憶領域及び回路規模を増大させることなく実現できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る画像復号再生装置の構成を示すブロック図である。図1において、11は入力された画像符号化データを復号処理する復号部であり、制御部17から入力される復号指示信号に基づいて該画像符号化データの復号処理が開始されるようになっている。さらに、この復号部11では、該画像符号化データに応じたアクセス信号が生成され、復号後の画像データ及びアクセス信号はアクセス部12に出力される。
前記アクセス部12は、前記アクセス信号に基づいて、記憶部13に対して画像データの入出力を行うものである。具体的に、前記復号部11で復号された画像データを記憶部13に記憶する一方、記憶部13のフレームメモリに記憶されている画像データにアクセスすることができるようになっている。
前記記憶部13は、複数個のフレームメモリで構成されており、フレームメモリの各々に画像データを記憶できるようになっている。具体的には、SDRAM等のメモリで構成されている。記憶部13に記憶されている画像データは出力部14により読み出される。
前記出力部14は、前記制御部17から入力される出力指示信号に基づいて、記憶部13のフレームメモリに記憶された画像データを出力するものであり、その出力タイミングは、映像同期信号発生部15から出力される映像同期信号に同期して行われるようになっている。
前記映像同期信号発生部15は、映像同期信号を生成して前記出力部14及び前記制御部17に対して映像同期信号を出力するものである。
また、前記記憶部13には、転送部16が接続されており、制御部17から転送部16に転送指示信号が入力されると、記憶部13のフレームメモリに記憶されている画像データが別のフレームメモリに転送されるようになっている。
前記制御部17は、再生システムの切り替えを通知する再生システム切り替え信号を入力とし、前記復号部11に対して画像符号化データの復号を指示する復号指示信号を、前記出力部14に対して出力すべき画像データを記憶したフレームメモリの指定を行う出力指示信号を、前記転送部16に対して転送指示信号をそれぞれ出力するものである。
以下、必要なフレームメモリが3面である例えばDVD−Video方式のような第1の再生システムと、必要なフレームメモリが2面である例えばDVD−Audio方式のような第2の再生システムとの間で切り替えを行う場合を例にとって、制御部17に再生システムの切り替えを通知する再生システム切り替え信号が入力された場合の動作について説明する。
図3は、画像復号再生装置において、第1の再生システムから第2の再生システムに切り替える際における各フレームメモリに記憶された画像データを示すタイミングチャート図である。図3に示すように、第1の再生システムにおいて画像データB3が出力されているときに、制御部17に第2の再生システムへ切り替える再生システムの切り替え信号が入力されたものとする。
まず、前記制御部17は、フレームメモリ0、フレームメモリ1を第2の再生システムにおいて使用するフレームメモリとして決定する。このときに出力されている画像データB3が記憶されたフレームメモリはフレームメモリ2であるので、制御部17はフレームメモリ2に記憶された画像データをフレームメモリ0に転送させる転送指示信号を転送部16に出力する。
前記転送部16は、入力された転送信号に基づいて、フレームメモリ2に記憶されている画像データをフレームメモリ0に転送する。
その後、前記制御部17は、フレームメモリ0に記憶されている画像データを出力させるべく、前記出力部14に対して出力指示信号を出力する。
前記出力部14は、入力された出力指示信号に基づいて、出力対象となる画像データを、フレームメモリ2に記憶されている画像データからフレームメモリ0に記憶されている画像データに切り替え、映像同期信号に同期してフレームメモリ0の画像データを出力し、フレームメモリ2を開放する。
最後に、前記制御部17は、新たな第2の再生システムにおける復号データの書き込みをフレームメモリ1から開始させるための復号指示信号を出力し、新たな再生システムで使用するフレームメモリへの切り替えを終了する。
図4は、本実施形態1に係る画像復号再生装置におけるシステム切り替えの際の処理手順を示すフローチャート図である。図5は、記憶部13におけるメモリ構成を示す図である。以下、第1の再生システムによって画像再生が行われており、図5(a)に示すように使用するフレームメモリが決定されたものとして説明する。
ここで、図5(b)は、第1の再生システムから第2の再生システムへの切り替え中のフレームメモリを示す図であり、図5(c)は、第2の再生システムで使用するフレームメモリを示す図である。なお、図5では、フレームメモリ2の画像データを出力中に再生システムが切り替わった場合を例として示している。また、図5における記憶部13のメモリ構成中、“出力”は出力部14が出力中であることを示し、“転送”は転送部16がフレームメモリに記憶された画像データを矢印の示すフレームメモリに転送している状態を示しているものとする。
まず、ステップS101では、再生システムの切り替えが生じたか否かを判定する。ステップS101での判定が「YES」の場合には、続くステップS102に分岐する。ステップS101での判定が「NO」の場合には、処理を終了する。
ステップS102では、使用するフレームメモリを変更するか否かを判定する。ステップS102での判定が「YES」の場合には、続くステップS103に分岐する。ステップS102での判定が「NO」の場合には、ステップS107に分岐する。具体的に、第1の再生システムから第2の再生システムに切り替わった場合には、使用するフレームメモリがフレームメモリ0、1に変更されるため、ステップS103に分岐する。
ステップS103では、現在出力されている画像データが記憶されたフレームメモリを判定する。ここで、現在出力中の画像データが記憶されたフレームメモリがフレームメモリ0又は1の場合には、ステップS107に分岐し、フレームメモリ2の場合には、ステップS104に分岐する。
ステップS104では、フレームメモリ2に記憶された画像データをフレームメモリ0に転送させるべく、制御部17から転送部16に対して転送指示信号を出力し、続くステップS105に進む。
ステップS105では、フレームメモリ2からフレームメモリ0に対する画像データの転送が完了したかを判定する。ステップS105での判定が「YES」の場合には、ステップS106に分岐する。ステップS105での判定が「NO」の場合には、引き続きデータ転送を実行する。
ステップS106では、フレームメモリ0に記憶された画像データを出力すべく、制御部17から出力部14に対して出力指示信号を出力し、再生システム切り替え後に使用しないフレームメモリを開放して、続くステップS107に進む。
ステップS107では、画像復号再生装置において新たな再生システムへの切り替え設定を行い、処理を終了する。
以上のように、本実施形態1に係る画像復号再生装置によれば、再生システムの切り替えの際に出力中の画像データが記憶されているフレームメモリが、新たな再生システムにおいて使用しないフレームメモリであっても、出力中の画像データを新たな再生システムで使用するフレームメモリに転送し、新たな再生システムで使用するフレームメモリに記憶された画像データを出力するように出力を切り替えるから、画像データの出力が途切れないように制御することができる。従って、再生システムで使用するフレームメモリに切り替えることが、記憶部13に新たな領域を追加することなく実現できる。
なお、本実施形態1では、図5(a)に示すように、フレームメモリを3面必要とする第1の再生システムに対して、記憶部13の先頭を基準にフレームメモリを配置しているが、記憶部13上でのフレームメモリの配置は特に指定するものではない。
また、フレームメモリを3面使用する再生システムからフレームメモリを2面使用する再生システムへの切り替えを例にとって説明したが、この形態に限定するものではなく、再生システムが使用するフレームメモリの面数が3面と2面以外の場合であっても、本実施形態1と同様に、使用するフレームメモリを切り替えることは可能である。
<実施形態2>
図2は、本発明の実施形態2に係る画像復号再生装置の構成を示すブロック図である。図2において、21は入力された画像符号化データを復号処理する復号部であり、制御部27から入力される復号指示信号に基づいて該画像符号化データの復号処理が開始されるようになっている。そして、復号後の画像データはアクセス部23に出力される。さらに、この復号部21では、該画像符号化データに応じた第1のアクセス信号が生成され、第1のアクセス信号はアクセス選択部22に出力される。
前記アクセス選択部22は、前記制御部27から画像データの転送を指示する第2のアクセス信号と、出力すべきアクセス信号を選択的に切り替える切り替え信号とを入力とし、該切り替え信号に基づいて、前記復号部21から入力される第1のアクセス信号と制御部27から入力される第2のアクセス信号とを選択的にアクセス部23に出力するものである。
前記アクセス部23は、前記アクセス選択部22で選択出力されたアクセス信号に基づいて、記憶部24に対して画像データの入出力を行うものである。具体的に、前記復号部21で復号された画像データを記憶部24に記憶する一方、記憶部24のフレームメモリに記憶されている画像データにアクセスすることができるようになっている。
前記記憶部24は、複数個のフレームメモリで構成されており、フレームメモリの各々に画像データを記憶できるようになっている。具体的には、SDRAM等のメモリで構成されている。記憶部24に記憶されている画像データは出力部25により読み出されるようになっている。
前記出力部25は、前記制御部27から入力される出力指示信号に基づいて、記憶部24のフレームメモリに記憶された画像データを出力するものであり、その出力タイミングは、映像同期信号発生部26から出力される映像同期信号に同期して行われるようになっている。
前記映像同期信号発生部26は、映像同期信号を生成して前記出力部25及び前記制御部27に対して映像同期信号を出力するものである。
前記制御部27は、再生システムの切り替えを通知する再生システム切り替え信号を入力とし、前記復号部21に対して画像符号化データの復号を指示する復号指示信号を、前記アクセス選択部22に対して画像データの転送を指示する第2のアクセス信号と切り替え信号とを、前記出力部25に対して出力すべき画像データを記憶したフレームメモリの指定を行う出力指示信号をそれぞれ出力するものである。
以下、必要なフレームメモリが3面である例えばDVD−Video方式のような第1の再生システムと、必要なフレームメモリが2面である例えばDVD−Audio方式のような第2の再生システムとの間で切り替えを行う場合を例にとって、制御部27に再生システムの切り替えを通知する再生システム切り替え信号が入力された場合の動作について説明する。
なお、画像復号再生装置において、第1の再生システムから第2の再生システムに切り替える際における各フレームメモリに記憶された画像データを示すタイミングチャート図は前記実施形態1と同様であるため、以下、図3を参照しながら説明する。
図3に示すように、第1の再生システムにおいて画像データB3が出力されているときに、制御部27に第2の再生システムへ切り替える再生システムの切り替え信号が入力されたものとする。
再生システム切り替え信号が入力されると、制御部27からの復号指示信号の出力が停止し、復号部21における復号処理が停止する。
そして、前記制御部27は、フレームメモリ0、フレームメモリ1を第2の再生システムにおいて使用するフレームメモリとして決定する。このときに出力されている画像データB3が記憶されたフレームメモリはフレームメモリ2であるので、制御部27は切り替え信号をアクセス選択部22に出力し、アクセス選択部22において第2のアクセス信号がアクセス信号としてアクセス部23に出力されるように選択的にアクセス信号の切り替えを行い、フレームメモリ2に記憶された画像データをフレームメモリ0に転送させるべく第2のアクセス信号をアクセス選択部22に出力する。
前記アクセス選択部22は、第2のアクセス信号が入力されると第2のアクセス信号をアクセス信号としてアクセス部23に出力し、アクセス部23は入力されたアクセス信号に基づいて、フレームメモリ2の画像データをフレームメモリ0に転送する。
その後、前記制御部27は、フレームメモリ0に記憶されている画像データを出力させるべく、前記出力部25に対して出力指示信号を出力する。
前記出力部25は、入力された出力指示信号に基づいて、出力対象となる画像データを、フレームメモリ2に記憶されている画像データからフレームメモリ0に記憶されている画像データに切り替え、映像同期信号に同期してフレームメモリ0の画像データを出力し、フレームメモリ2を開放する。
最後に、前記制御部27は、新たな第2の再生システムにおける復号データの書き込みをフレームメモリ1から開始させるための復号指示信号を出力し、新たな再生システムで使用するフレームメモリへの切り替えを終了する。
以上のように、本実施形態2に係る画像復号再生装置によれば、再生システムの切り替えの際に出力中の画像データが記憶されているフレームメモリが、新たな再生システムにおいて使用しないフレームメモリであっても、出力中の画像データを新たな再生システムで使用するフレームメモリに転送し、新たな再生システムで使用するフレームメモリに記憶された画像データを出力するように出力を切り替えるから、画像データの出力が途切れないように制御することができる。従って、再生システムで使用するフレームメモリに切り替えることが、記憶部24に新たな領域を追加することなく実現できる。
さらに、アクセス部23を復号及び出力中の画像データの転送にも活用しているため、画像データの転送専用の回路を必要とせず、回路規模の増大を抑える上で有利な効果が得られる。
以上説明したように、本発明は、再生システム切り替えの際に出力中の画像データを記憶したフレームメモリに依存せず、且つ画像復号として膨大な記憶領域のメモリを用いることなく、画像データの出力が途切れないよう再生システムに応じて使用するフレームメモリを切り替えることができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
本発明の実施形態1に係る画像復号再生装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態2に係る画像復号再生装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態1に係る再生システムの切り替え時のフレームメモリを示すタイミングチャート図である。 本実施形態1に係る再生システムの切り替え動作を示すフローチャート図である。 (a)フレームメモリを3面使用する再生システムを示す図である。(b)フレームメモリを3面使用する再生システムからフレームメモリを2面使用する再生システムへの再生システム切り替え中の一例を示す図である。(c)フレームメモリを2面使用する再生システムを示す図である。 (a)MPEG方式の代表的なデータ構造を示す図である。(b)各フレームの実際の符号化順序を示す図である。 (a)従来のフレームメモリのDVD−Video方式における割付の例を示す図である。(b)従来のフレームメモリのDVD−Audio方式における割付の例を示す図である。 従来のフレームメモリを3面使用する再生システムでのフレームメモリの状態を示すタイミングチャート図である。 従来のフレームメモリを2面使用する再生システムでのフレームメモリの状態を示すタイミングチャート図である。 (a)従来のDVD−Video方式でのフレームメモリの構成を示す図である。(b)DVD−Audio方式でのフレームメモリの構成を示す図である。(c)DVD−Audio方式でのフレームメモリの別の構成を示す図である。
符号の説明
11 復号部
12 アクセス部
13 記憶部
14 出力部
15 映像同期信号発生部
16 転送部
17 制御部
21 復号部
22 アクセス選択部
23 アクセス部
24 記憶部
25 出力部
26 映像同期信号発生部
27 制御部

Claims (4)

  1. 符号化された画像データを復号するとともに、該符号化データに応じたアクセス信号を生成する復号手段と、
    前記画像データを記憶する複数のフレームメモリを有する記憶手段と、
    前記復号後の画像データと前記アクセス信号とを入力とし、該アクセス信号に基づいて、前記記憶手段に対する前記画像データの入出力を行うアクセス手段と、
    前記記憶手段に記憶された画像データを出力する出力手段と、
    前記記憶手段の複数のフレームメモリ間において画像データを転送させる転送手段と、
    再生システムの切り替えを通知する再生システム切り替え信号を入力とし、該再生システム切り替え信号に基づいて、前記復号手段、前記出力手段、及び前記転送手段の動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像復号再生装置。
  2. 請求項1に記載された画像復号再生装置において、
    前記制御手段は、
    前記再生システム切り替え信号に基づいて、システム切り替え後の新たな再生システムにおいて使用する前記フレームメモリを決定し、
    前記出力手段が出力中の画像データが記憶されているフレームメモリが前記決定されたフレームメモリに含まれるかを判定し、
    前記決定されたフレームメモリに含まれない場合に、前記出力手段が出力中の画像データを前記決定されたフレームメモリに転送させる転送指示信号を、前記転送手段に対して出力し、
    前記画像データ転送後のフレームメモリから該画像データを出力させる出力指示信号を、前記出力手段に対して出力するように構成されていることを特徴とする画像復号再生装置。
  3. 符号化された画像データを復号するとともに、該符号化データに応じた第1のアクセス信号を生成する復号手段と、
    前記画像データを記憶する複数のフレームメモリを有する記憶手段と、
    前記第1のアクセス信号と、前記画像データの転送を指示する第2のアクセス信号とを入力とし、該第1又は第2のアクセス信号のうち一方のアクセス信号を選択的に出力するアクセス選択手段と、
    前記復号後の画像データと前記アクセス選択手段から出力されたアクセス信号とを入力とし、該アクセス信号に基づいて、前記記憶手段に対する前記画像データの入出力を行うアクセス手段と、
    前記記憶手段に記憶された画像データを出力する出力手段と、
    再生システムの切り替えを通知する再生システム切り替え信号を入力とし、該再生システム切り替え信号に基づいて、前記復号手段、前記出力手段、及び前記アクセス選択手段の動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像復号再生装置。
  4. 請求項3に記載された画像復号再生装置において、
    前記制御手段は、
    前記再生システム切り替え信号に基づいて、システム切り替え後の新たな再生システムにおいて使用する前記フレームメモリを決定し、
    前記出力手段が出力中の画像データが記憶されているフレームメモリが前記決定されたフレームメモリに含まれるかを判定し、
    前記決定されたフレームメモリに含まれない場合に、前記出力手段が出力中の画像データを前記決定されたフレームメモリに転送させる前記第2のアクセス信号と、前記アクセス選択手段において該第2のアクセス信号を選択するように指示する切り替え信号とを、該アクセス選択手段に出力し、
    前記画像データ転送後のフレームメモリから該画像データを出力させる出力指示信号を、前記出力手段に対して出力するように構成されていることを特徴とする画像復号再生装置。
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