JP2007074517A - 携帯無線端末及びその通信モード切替方法 - Google Patents

携帯無線端末及びその通信モード切替方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 頻繁な通信モードの切替を防止すること。
【解決手段】 携帯無線端末100は、複数ネットワークシステム中のそれぞれのネットワークシステムと通信する複数の通信モードを有する携帯無線端末である。また、移動速度算出部110は、携帯無線端末100の移動速度を算出する。また、端末制御部104は、携帯無線端末100の通信モードを複数の通信モード中のいずれかに設定する。また、端末制御部104は、移動速度算出部110により算出された移動速度が閾値以上である場合には、携帯無線端末100の通信モードを無線LANシステムと通信する通信モードに設定することを拒否する。また、端末制御部104は、移動速度算出部110により算出された移動速度が閾値未満である場合には、携帯無線端末100の通信モードを無線LANシステムと通信する通信モードに設定することを許可する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯無線端末及びその通信モード切替方法に関し、特に、複数ネットワークシステム(例えばセルラー移動無線電話システム及び無線LANシステムなど)に対応した携帯無線端末及びその通信モード切替方法に関する。
通信モード切替方法において、従来技術としては、例えば特許文献1、特許文献2及び特許文献3に記載されたものがある。
特許文献1では、複数のネットワーク接続手段を有する端末装置のためのネットワーク自動切替システムにおいて、端末装置の位置情報とその移動速度情報及びデータベースに格納された接続情報に基づき、ネットワーク接続手段を自動的に切り替える。
また、特許文献2では、セルラー移動無線電話システムと無線LANシステムとの通信が可能な携帯端末における通信モードの切替において、無線LANシステムの信号強度に基づいて、通信モードを無線LANシステムと通信する通信モードにするか、セルラー移動無線電話システムと通信する通信モードにするかを決定する。特に、無線LANシステムの信号強度を測定するにあたり、信号強度を規定回測定し、平均信号強度が規定値以上であれば通信システムを切り替えない。
そして、特許文献3では、マルチモード端末(CDMAやGSMなどのセルラー移動無線電話システム及び無線LANシステムとの通信が可能な携帯端末)において、端末の位置情報(地理的な座標)と、端末が有する位置情報に基づいたアクセス可能な無線通信ネットワーク情報から、最適な通信ネットワーク(通信モード)を選択する。
特開2001−309445号公報 特開2004−96707号公報 特表2003−517803号公報
しかしながら、特許文献1に記載された方法では、通信ネットワークの切替が行われる場合に、最適な通信ネットワーク接続手段を選択するためのデータベースを予め用意する必要があり、利便性に欠ける。
また、特許文献2に記載された方法では、信号の急変化により通信モードを頻繁に変更しないように、信号強度の測定方法を工夫(信号強度の平均値の求め方)しているが、例えば、端末装置の使用者が移動し、且つ無線LANアクセスポイントが連続的に設置されている場所を通過する場合、通信モードの切替が頻繁に発生する。
また、特許文献3に記載された方法では、例えば、無線通信装置の使用者が、電車や車などを使用して高速に移動している場合、位置情報に基づいた無線通信ネットワークの選択を行うことは、携帯端末及び通信ネットワークに多大な処理負荷を発生させる。
更に、無線LANシステムは、広域且つ連続的な通信エリアを有しているセルラー移動無線電話システムとは異なり、不連続(スポット的)に配置されているため連続的な通信エリアを有しておらず、また送信出力が100mW以下に制限されているため通信エリアが狭い。そのため、携帯無線端末が移動している状態において、通信モードを無線LANシステムと通信する通信モードにして無線LANシステムとの通信を行っても、通信エリア外となってしまい、継続的な通信サービスを受けることができない。よって、携帯無線端末の移動速度が速いときに、継続的な通信サービスを受けるためには、頻繁な通信モードの切替が発生するという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、頻繁な通信モードの切替を防止することができる携帯無線端末及びその通信モード切替方法を提供することを目的とする。
本発明の携帯無線端末は、複数ネットワークシステム中のそれぞれのネットワークシステムと通信する複数の通信モードを有する携帯無線端末であって、前記携帯無線端末の移動速度を算出する算出手段と、前記複数の通信モード中のいずれかに設定する設定手段と、前記算出手段により算出された移動速度が閾値以上である場合には、前記設定手段の無線LANシステムと通信する通信モードへの設定を拒否し、前記算出手段により算出された移動速度が閾値未満である場合には、前記設定手段の無線LANシステムと通信する通信モードへの設定を許可する制御手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、制御手段は、携帯無線端末の移動速度が閾値以上である場合には、設定手段の無線LANシステムと通信する通信モードへの設定を拒否し、携帯無線端末の移動速度が閾値未満である場合には、設定手段の無線LANシステムと通信する通信モードへの設定を許可するため、頻繁な通信モードの切替を防止し、携帯無線端末及びネットワークシステムの処理負荷を低減しながら、継続的な通信サービスを受け、且つ利便性を向上させることができる。
本発明の携帯無線端末は、上記構成において、前記無線LANシステムの無線周波数及び信号強度を監視する監視手段を更に具備し、前記監視手段は、前記算出手段により算出された移動速度が前記閾値以上である場合には、前記無線LANシステムの無線周波数及び信号強度の監視を停止し、前記設定手段は、前記携帯無線端末の通信モードを前記複数の通信モード中の無線LANシステムと通信する通信モード以外の通信モードに設定する構成を採る。
この構成によれば、携帯無線端末の移動速度が閾値以上である場合には、無線LANシステムの無線周波数及び信号強度の監視を停止するため、携帯無線端末及びネットワークシステムの処理負荷を低減することができる。
本発明の携帯無線端末は、上記構成において、前記無線LANシステムへの接続を認証する認証手段を更に具備し、前記認証手段は、前記監視手段により前記無線LANシステムの無線周波数が所定の周波数であること及び前記無線LANシステムの信号強度が規定値以上であることが判断された場合に、前記無線LANシステムへの接続を認証し、前記監視手段は、前記認証手段により前記接続の認証が確認されなかった場合に、前記無線LANシステムの無線周波数及び信号強度の監視を停止し、前記設定手段は、前記携帯無線端末の通信モードを前記複数の通信モード中の無線LANシステムと通信する通信モード以外の通信モードに設定する構成を採る。
この構成によれば、監視手段は、認証手段により無線LANシステムへの接続の認証が確認されなかった場合には、無線LANシステムの無線周波数及び信号強度の監視を停止し、設定手段は、携帯無線端末の通信モードを複数の通信モードネットワークシステム中の無線LANシステムと以外のネットワークシステムと通信する通信モード以外の通信モードに設定するため、携帯無線端末及びネットワークシステムの処理負荷を低減しながら、継続的な通信サービスを受けることができる。
本発明の携帯無線端末の通信モード切替方法は、複数ネットワークシステムとの通信が可能な携帯無線端末の通信モード切替方法であって、前記携帯無線端末の移動速度を算出する算出ステップと、前記算出ステップにより算出された移動速度が閾値以上である場合には、前記携帯無線端末の通信モードを無線LANシステムと通信する通信モードに設定することを拒否し、前記算出ステップにより算出された移動速度が閾値未満である場合には、前記携帯無線端末の通信モードを無線LANシステムと通信する通信モードに設定することを許可する制御ステップと、を具備するようにした。
この方法によれば、制御ステップは、携帯無線端末の移動速度が閾値以上である場合には、携帯無線端末の通信モードを無線LANシステムと通信する通信モードに設定することを拒否し、携帯無線端末の移動速度が閾値未満である場合には、携帯無線端末の通信モードを無線LANシステムと通信する通信モードに設定することを許可するため、頻繁な通信モードの切替を防止し、携帯無線端末及びネットワークシステムの処理負荷を低減しながら、継続的な通信サービスを受け、且つ利便性を向上させることができる。
本発明によれば、頻繁な通信モードの切替を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る携帯無線端末100を示す構成図である。図1に示す携帯無線端末100は、セルラー通信部101、無線LAN通信部102、情報取得部103、端末制御部104、入力部105、ROM(Read Only Memory)106、RAM(Random Access Memory)107、表示部108、位置算出部109及び移動速度算出部110を有する。携帯無線端末100は、セルラー通信部101及び無線LAN通信部102を介してセルラー移動無線電話システム(W−CDMA方式、GSM方式及びPDC方式のいずれかの方式)及び無線LANシステムとそれぞれ通信を行う。
セルラー通信部101は、携帯無線端末100の通信モードが端末制御部104によりセルラー移動無線電話システムと通信する通信モードに設定された時、携帯無線端末100とセルラー移動無線電話システムが通信を行うための無線部として使用される。
無線LAN通信部102は、携帯無線端末100の通信モードが端末制御部104により無線LANシステムと通信する通信モードに設定された時、携帯無線端末100と無線LANシステムが通信を行うための無線部として使用される。また、監視手段としての無線LAN通信部102は無線LANシステムの無線周波数及び信号強度を監視する。
情報取得部103は、GPS衛星からの電波を受信し、情報を取得するための情報取得部(GPRS電波受信装置)として使用される。言い換えれば、情報取得部103は基地局から得たGPS衛星を捕捉する為のサポート情報を基に、GPS衛星から電波を受信して情報を取得する。また、情報取得部103に取得された情報は携帯無線端末100の位置測位を行うために用いられる。
端末制御部104は、セルラー通信部101、無線LAN通信部102、情報取得部103、入力部105、ROM106、RAM107、表示部108、位置算出部109及び移動速度算出部110を制御するための制御部として使用される。設定手段、認証手段及び制御手段としての端末制御部104は、移動速度算出部110により算出された算出結果を基に、携帯無線端末100の電源ON中に、常に定期的に携帯無線端末100の移動速度を判断する。
端末制御部104は、例えば閾値を基準として携帯無線端末100の移動速度が速いか否かを判断する。つまり、携帯無線端末100の移動速度が閾値以上である場合は携帯無線端末100の移動速度が速い、携帯無線端末100の移動速度が閾値未満である場合は携帯無線端末100の移動速度が速くない(携帯無線端末100の移動速度が緩やか、または携帯無線端末100が移動していない)と判断される。なお、携帯無線端末100の移動速度が閾値より大きい場合は携帯無線端末100の移動速度が速い、携帯無線端末100の移動速度が閾値以下である場合は携帯無線端末100の移動速度が速くないと判断されることでも実施可能である。
端末制御部104は、携帯無線端末100の移動速度が速いと判断された場合に、携帯無線端末100の通信モードを複数ネットワークシステム中の無線LANシステム以外のネットワークシステムと通信する通信モード、例えばセルラー移動無線電話システムと通信する通信モードに設定する。また、端末制御部104は、携帯無線端末100の移動速度が速いと判断された場合に、無線LANシステムの無線周波数及び信号強度の監視を停止させる。
端末制御部104は、携帯無線端末100の移動速度が速くないと判断された場合に、無線LANシステムの無線周波数及び信号強度の監視を行わせる。そして、無線LANシステムの無線周波数が所定の周波数であること及び無線LANシステムの信号強度が規定値以上であることが判断された場合に、無線LANシステムへの接続の認証を行う。無線LANシステムへの接続の認証が確認された場合に、端末制御部104は、携帯無線端末100の通信モードを無線LANシステムと通信する通信モードに設定する。また、無線LANシステムへの接続の認証が確認されなかった場合に、無線LANシステムの無線周波数及び信号強度の監視を停止させる。そして、端末制御部104は、携帯無線端末100の通信モードを複数ネットワークシステム中の無線LANシステム以外のネットワークシステムと通信する通信モード、例えばセルラー移動無線電話システムと通信する通信モードに設定する。
入力部105は、例えば携帯無線端末100の使用者が携帯無線端末100を制御するための入力部(キーパッド)として使用される。
ROM106は、携帯無線端末100を制御するための処理及び通信処理等のプログラムが格納されている不発揮メモリとして使用される。
RAM107は、一次的にデータを保持するための発揮メモリとして使用される。RAM107は、例えば位置算出部109により算出された携帯無線端末100の位置情報を保持し、その保持された位置情報は、移動速度算出部110が携帯無線端末100の移動速度を算出する時に用いられる。
表示部108は、携帯無線端末100の表示部、例えば、LCD表示部として使用される。
位置算出部109は、GPS(Network assisted GPS)及びOTDOA(Observed Time Difference of Arrival)の測位方式を併用して携帯無線端末100の位置測位を行い、また、これらを併用することで、位置測位精度を高めるようにする。すなわち、位置算出部109は、情報取得部103が取得した情報に基づいて、携帯無線端末100の位置を算出する。また、位置算出部109は、セルラー通信部101によって複数の基地局から受信された電波の位相差から携帯無線端末100の位置を算出する。そして、位置算出部109は、GPS及びOTDOAの測位方式を併用して算出した携帯無線端末100の位置情報をRAM107に保存する。位置算出部109は、携帯無線端末100の電源ON中に、常に定期的に携帯無線端末100の位置測位を行う。
算出手段としての移動速度算出部110は、位置算出部109により算出された携帯無線端末100の位置情報と、前回算出された携帯無線端末100の位置情報(RAM107に保存されている携帯無線端末100の位置情報)から携帯無線端末100の移動速度を算出する。移動速度算出部110は、携帯無線端末100の電源ON中に、常に定期的に携帯無線端末100の移動速度の算出を行う。
以下、図2を用いて本発明の一実施の形態に係る携帯無線端末100の通信モード設定動作の一例を説明する。
携帯無線端末100は、GPS衛星300からの電波を受信し、携帯無線端末100の位置を測位して、その位置情報を基に移動速度を算出する。また、携帯無線端末100は、GPS及びOTDOAの測位方式を併用することにより位置測位精度を高める。携帯無線端末100が移動しておらず(一定の場所に留まっている)、且つ無線LANアクセスポイント200を介して無線LANシステムと通信可能な無線LANシステム通信エリア400内にあると確認された場合、携帯無線端末100の通信モードは無線LANシステムと通信する通信モードに設定される。そして、携帯無線端末100は、インターネット網500とつながっている無線LANアクセスポイント200を介して無線LANシステムと通信を行う。
以下、図3を用いて本発明の一実施の形態に係る携帯無線端末100の通信モード設定動作の他の例を説明する。
携帯無線端末100は、GPS衛星300からの電波を受信し、携帯無線端末100の位置を測位して、その位置情報を基に移動速度を算出する。また、携帯無線端末100は、GPS及びOTDOAの測位方式を併用することにより位置測位精度を高める。携帯無線端末100が移動しており、無線LANシステム通信エリア400内からその外に移動したことが確認され、且つセルラー移動無線電話システム通信エリア700内にある場合に、携帯無線端末100の通信モードはセルラー移動無線電話システムと通信する通信モードに設定される。そして、携帯無線端末100は、基地局600を介してセルラー移動無線電話システムと通信を行う。
以下、図4A及び図4Bに示すフロー図を用いて本発明の一実施の形態に係る端末制御部104の動作の一例を説明する。
まず、端末制御部104は、携帯無線端末100の通信モードをセルラー移動無線電話システムと通信する通信モードに設定する(S4001)。
そして、端末制御部104は、無線LANシステムの無線周波数及び信号強度の監視を開始させる(S4002)。
次に、端末制御部104は、移動速度算出部110により算出された携帯無線端末100の移動速度情報を基に、携帯無線端末100の移動速度が速いか否かを判断する(S4003)。端末制御部104は、例えば閾値を基準として携帯無線端末100の移動速度が速いか否かを判断する。
携帯無線端末100の移動速度が速いと判断された場合(S4003:YES)、端末制御部104は無線LANシステムの無線周波数及び信号強度の監視を停止させる(S4004)。
そして、端末制御部104は、携帯無線端末100の通信モードをセルラー移動無線電話システムと通信する通信モードに設定する(S4005)。例えば携帯無線端末100の移動速度が速い、且つ携帯無線端末100の通信モードがセルラー移動無線電話システムと通信する通信モードである場合、携帯無線端末100の通信モードはセルラー移動無線電話システムと通信する通信モードから無線LANシステムと通信する通信モードへ切り替えられず、セルラー移動無線電話システムとの通信が継続される。また、例えば携帯無線端末100の移動速度が速い、且つ携帯無線端末100の通信モードが無線LANシステムと通信する通信モードである場合、携帯無線端末100の通信モードは無線LANシステムと通信する通信モードからセルラー移動無線電話システムと通信する通信モードへ切り替えられる。そして、ステップS4003に進む。
一方、携帯無線端末100の移動速度が速くないと判断された場合(S4003:NO)、端末制御部104は、無線LANシステムの無線周波数及び信号強度の監視が停止されているか否かを判断する(S4006)。
無線LANシステムの無線周波数及び信号強度の監視が停止されたと判断された場合(S4006:YES)、端末制御部104は、無線LANシステムの無線周波数及び信号強度の監視を開始させる(S4007)。そして、端末制御部104は、無線LAN通信部102により監視された無線LANシステムの無線周波数及び信号強度の情報を基に、無線LANシステムの無線周波数が所定の無線周波数であること及び無線LANシステムの信号強度が規定値以上であることを判断する(S4008)。
一方、S4006において、無線LANシステムの無線周波数及び信号強度の監視が停止されていないと判断された場合(S4006:NO)、ステップS4008に進む。
無線LANシステムの無線周波数が所定の無線周波数であること及び無線LANシステムの信号強度が規定値以上であることが判断された場合(S4008:YES)、端末制御部104は、無線LANシステムへの接続の認証を行う(S4009)。一方、無線LANシステムの無線周波数が所定の無線周波数であること及び無線LANシステムの信号強度が規定値以上であることが判断されなかった場合(S4008:NO)、ステップS4004に進む。
ステップS4009に続いて、端末制御部104は、無線LANシステムへの接続が認証されたか否かを確認する(S4010)。
無線LANシステムへの接続の認証が確認された場合(S4010:YES)、すなわち、無線LANシステムと通信可能である場合、端末制御部104は、携帯無線端末100の通信モードを無線LANシステムと通信する通信モードに設定する(S4011)。つまり、携帯無線端末100の通信モードがセルラー移動無線電話システムと通信する通信モードである場合、携帯無線端末100の通信モードをセルラー移動無線電話システムと通信する通信モードから無線LANシステムと通信する通信モードに切り替える。一方、無線LANシステムへの接続の認証が確認されなかった場合(S4010:NO)、ステップS4004に進む。
ステップS4011に続いて、端末制御部104は、移動速度算出部110により算出された携帯無線端末100の移動速度情報を基に、携帯無線端末100の移動速度が速いか否かを判断する(S4012)。端末制御部104は、例えば閾値を基準として携帯無線端末100の移動速度が速いか否かを判断するする。
携帯無線端末100の移動速度が速いと判断された場合(S4012:YES)、ステップS4004に進む。
一方、携帯無線端末100の移動速度が速くないと判断された場合(S4012:NO)、端末制御部104は、無線LAN通信部102により監視された無線LANシステムの無線周波数及び信号強度の情報を基に、無線LANシステムの無線周波数が所定の無線周波数であること及び無線LANシステムの信号強度が規定値以上であることを判断する(S4013)。
無線LANシステムの無線周波数が所定の無線周波数であること及び無線LANシステムの信号強度が規定値以上であることが判断された場合(S4013:YES)、端末制御部104は、その無線LANシステムが携帯無線端末100と現在通信中の無線LANシステムと異なる周辺の無線LANシステムであるか否かを判断する(S4014)。一方、無線LANシステムの無線周波数が所定の無線周波数であること及び無線LANシステムの信号強度が規定値以上であることが判断されなかった場合(S4013:NO)、ステップS4004に進む。
ステップS4014において、無線周波数が所定の無線周波数であること及び無線LANシステムの信号強度が規定値以上であることが判断された無線LANシステムが携帯無線端末100と現在通信中の無線LANシステムと異なる周辺の無線LANシステムであると判断された場合(S4014:YES)、端末制御部104は、周辺の無線LANシステムへの接続の認証を行う(S4016)。
一方、無線周波数が所定の無線周波数であること及び無線LANシステムの信号強度が規定値以上であることが判断された無線LANシステムが携帯無線端末100と現在通信中の無線LANシステムと判断された場合(S4014:NO)、端末制御部104は、携帯無線端末100と現在通信中の無線LANシステムとの通信を継続させる(S4015)。すなわち、携帯無線端末100の移動速度が速くない、且つ携帯無線端末100と通信中の無線LANシステムの無線周波数が所定の無線周波数であること及び無線LANシステムの信号強度が規定値以上であることである場合、携帯無線端末100の通信モードは無線LANシステムと通信する通信モードからセルラー移動無線電話システムと通信する通信モードへ切り替えられず、携帯無線端末100と現在通信中の無線LANシステムとの通信が継続される。そして、ステップS4012に進む。
ステップS4016に続いて、端末制御部104は、周辺の無線LANシステムへの接続が認証されたか否かを確認する(S4017)。
周辺の無線LANシステムへの接続の認証が確認された場合(S4017:YES)、すなわち、周辺の無線LANシステムと通信可能である場合、端末制御部104は、周辺の無線LANシステムへ通信を切り替える(S4018)。つまり、携帯無線端末100の移動速度が速くない、且つ周辺の無線LANシステムの無線周波数が所定の無線周波数であること及び無線LANシステムの信号強度が規定値以上であることである場合、携帯無線端末100の通信モードは無線LANシステムと通信する通信モードからセルラー移動無線電話システムと通信する通信モードへ切り替えられず、接続の認証が確認された周辺の無線LANシステムへ通信を切り替える。そして、ステップS4012に進む。
一方、周辺の無線LANシステムへの接続の認証が確認されなかった場合(S4017:NO)、ステップS4004に進む。
このように、本実施の形態によれば、携帯無線端末100の移動速度が閾値以上である場合には、携帯無線端末100の速度が速いと判断され、携帯無線端末100の通信モードはセルラー移動無線電話システムと通信する通信モードに設定される。よって、頻繁な通信モードの切替を防止し、携帯無線端末100及びネットワークシステムの処理負荷を低減しながら、継続的な通信サービスを受け、且つ利便性を向上させることができる。
また、携帯無線端末100の移動速度が閾値以上である場合には、携帯無線端末100の速度が速いと判断され、無線LANシステムの無線周波数及び信号強度の監視が停止される。よって、携帯無線端末100及びネットワークシステムの処理負荷を低減することができる。
更に、無線LANシステムへの接続の認証が確認されなかった場合には、無線LANシステムの無線周波数及び信号強度の監視を停止させ、携帯無線端末100の通信モードはセルラー移動無線電話システムと通信する通信モードに設定される。よって、携帯無線端末100及びネットワークシステムの処理負荷を低減しながら、継続的な通信サービスを受けることができる。
また、本発明は様々な実施の形態をとることが可能であり、本実施の形態で説明したもののみに限定されない。例えば、上記の携帯無線端末100の通信モード切替方法をソフトウェアとしてコンピュータに実行させるようにしても良い。すなわち、上記実施の形態で説明した携帯無線端末100の通信モード切替方法を実行するプログラムを予め例えばROM等の記録媒体に記録しておき、そのプログラムをCPU(Central Processing Unit)によって動作させることで、本発明の携帯無線端末100の通信モード切替方法を実行することができる。
本発明の携帯無線端末及びその通信モード切替方法は、頻繁な通信モードの切替を防止することができる効果を有し、複数ネットワークシステム(例えばセルラー移動無線電話システム及び無線LANシステム)と通信が可能な携帯無線端末及びその通信モード切替方法として有用である。
本発明の一実施の形態に係る携帯無線端末の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態に係る携帯無線端末の通信モード切替の動作の一例を示す図 本発明の一実施の形態に係る携帯無線端末の通信モード切替の動作の他の例を示す図 本発明の一実施の形態に係る端末制御部の動作例の一部分を示すフロー図 本発明の一実施の形態に係る端末制御部の動作例の他の部分を示すフロー図
符号の説明
101 セルラー通信部
102 無線LAN通信部
103 情報取得部
104 端末制御部
105 入力部
106 ROM
107 RAM
108 表示部
109 位置算出部
110 移動速度算出部

Claims (4)

  1. 複数ネットワークシステム中のそれぞれのネットワークシステムと通信する複数の通信モードを有する携帯無線端末であって、
    前記携帯無線端末の移動速度を算出する算出手段と、
    前記複数の通信モード中のいずれかに設定する設定手段と、
    前記算出手段により算出された移動速度が閾値以上である場合には、前記設定手段の無線LANシステムと通信する通信モードへの設定を拒否し、
    前記算出手段により算出された移動速度が閾値未満である場合には、前記設定手段の無線LANシステムと通信する通信モードへの設定を許可する制御手段と、
    を具備することを特徴とする携帯無線端末。
  2. 前記無線LANシステムの無線周波数及び信号強度を監視する監視手段を更に具備し、
    前記監視手段は、
    前記算出手段により算出された移動速度が前記閾値以上である場合には、前記無線LANシステムの無線周波数及び信号強度の監視を停止し、
    前記設定手段は、
    前記携帯無線端末の通信モードを前記複数の通信モード中の無線LANシステムと通信する通信モード以外の通信モードに設定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯無線端末。
  3. 前記無線LANシステムへの接続を認証する認証手段を更に具備し、
    前記認証手段は、
    前記監視手段により前記無線LANシステムの無線周波数が所定の周波数であること及び前記無線LANシステムの信号強度が規定値以上であることが判断された場合に、前記無線LANシステムへの接続を認証し、
    前記監視手段は、
    前記認証手段により前記接続の認証が確認されなかった場合に、前記無線LANシステムの無線周波数及び信号強度の監視を停止し、
    前記設定手段は、
    前記携帯無線端末の通信モードを前記複数の通信モード中の無線LANシステムと通信する通信モード以外の通信モードに設定する、
    ことを特徴とする請求項2記載の携帯無線端末。
  4. 複数ネットワークシステムとの通信が可能な携帯無線端末の通信モード切替方法であって、
    前記携帯無線端末の移動速度を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップにより算出された移動速度が閾値以上である場合には、前記携帯無線端末の通信モードを無線LANシステムと通信する通信モードに設定することを拒否し、
    前記算出ステップにより算出された移動速度が閾値未満である場合には、前記携帯無線端末の通信モードを無線LANシステムと通信する通信モードに設定することを許可する制御ステップと、
    を具備することを特徴とする携帯無線端末の通信モード切替方法。
JP2005260725A 2005-09-08 2005-09-08 携帯無線端末及びその通信モード切替方法 Pending JP2007074517A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012010241A (ja) * 2010-06-28 2012-01-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線通信装置およびwan側回線切替方法
JP2012507932A (ja) * 2008-10-29 2012-03-29 クゥアルコム・インコーポレイテッド マルチ・モード・デバイスの選択的データ通信のためのシステム及び方法
CN102083172B (zh) * 2009-12-01 2013-09-11 中兴通讯股份有限公司 一种网络限制mtc设备移动次数的方法、装置和系统
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