JP2004104223A - 携帯通信端末およびその移動速度検出方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】速度検出部12、13は、ドップラー効果を利用して、少なくとも2つの無線局から受信した電波の周波数を用いて各無線局との相対速度を検出する。
位置検出部14は、各無線局の位置情報を各無線局から取得する。そして、位置検出部14は、各無線局の位置情報と各無線局からの電波の受信強度とより携帯通信端末の位置を求める。速度合成部15は、各無線局との相対速度、および携帯通信端末の位置から移動速度を求める。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動速度を測定する機能を有する携帯通信端末に関し、特に、接続する無線通信システムを移動速度に応じて選択する携帯通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、2つの無線通信システムに対応する携帯電話機などの携帯通信端末が実用化され、また新たに提案されている。例えば、PDCとPHSの双方の端末として使用できる携帯通信端末がある。また、PDCとW−LANの双方の端末として使用できるものや、W−CDMAとW−LANの双方の端末として使用できるものが提案されている。
【0003】
例えば、PDCとPHSの両システムに対応する携帯通信端末について考えてみる。PDCは各基地局のカバーするエリアが広く、PHSはそれが狭い。一方、PHSはPDCに比べて通信速度が速い。例えば、データ通信を行う場合、ハンドオーバが発生すればデータの転送が一時的に途切れるので、携帯通信端末は移動速度が速いとき、基地局のカバーエリアが広くハンドオーバの頻度の少ないPDCに接続するのが好ましい。それに対して、移動速度が遅いときには、通信速度の速いPHSに接続するのが好ましい。同様に、PDCとW−LANの両システムに対応する携帯通信端末についても、PDCは各基地局のカバーエリアが広いが通信速度が遅く、W−LANは、W−LANシステムを構成する各無線装置のカバーエリアが狭いが通信速度は速い。W−CDMAとW−LANとの関係も同様である。なお、PDC、W−CDMAまたはPHSなどの移動通信システムの基地局や、W−LANを構成する無線装置のことを、以下、無線局と呼ぶこととする。
【0004】
このように、1つの携帯通信端末が対応する2つの無線通信システムは互いに異なる特徴を有し、補完し合う関係にある。そして、一方の無線通信システムは無線局のカバーエリアが広く、他方の無線通信システムは通信速度が速いという関係にある場合が多い。したがって、携帯通信端末が接続する無線通信システムを選択するとき、移動速度によって選択するのが有効である。携帯通信端末は、小型、軽量、低消費電力など携帯性を損なわないために、付加装置を付加することなく、移動速度を測定できることが好ましい。
【0005】
移動速度を測定する従来の方法の一例(特許文献1参照)は、まず、携帯通信端末から所定周波数の電波を送出する。携帯通信端末からの電波を複数の基地局が受信する。複数の基地局で受信された電波には、携帯通信端末の移動に伴うドップラーシフトが含まれている。各基地局で検出されたドップラーシフト量の空間的な分布状況から移動体の移動方向などを検出する。
【0006】
移動速度を測定する従来の方法の他の例(特許文献2参照)は、まず、携帯通信端末が受信信号のフェージング周波数(f)を検出する。フェージング周波数(f)と、予め定められている受信信号の波長(λ)と、携帯通信端末の移動速度(V)とは、f=V/λという関係にある。携帯通信端末は、この関係式を用いて移動速度(V)を算出する。
【0007】
移動速度を測定する方法のさらに他の例(特許文献3参照)は、まず、各基地局から時分割で無線制御チャネルの信号を送信する。次に、携帯通信端末は各基地局からの無線制御チャネルの受信レベルを測定し、各基地局からの受信レベルの変動から移動速度を推定する。
【0008】
移動速度を測定する方法のさらに他の例(特許文献4参照)は、携帯通信端末がジャイロにより移動速度を検出するというものである。特許文献4によれば、携帯通信端末は、これにより検出した移動速度を用いて、所定速度以上の移動速度ではハンドオフ不可能な方式の無線通信システム(PHS)と、所定速度以上でもハンドオフ可能な方式の無線通信システム(PDC)のいずれかを選択する。
【0009】
【特許文献1】
特開平7−111675号公報
【特許文献2】
特開平10−261989号公報
【特許文献3】
特許第2669288号公報
【特許文献4】
特開平10−290474号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載された移動速度検出方法では、実際の通信に用いられているか否かに関わらず、各基地局が全ての携帯通信端末からの電波を受信する必要がある。そのため、各基地局に処理負荷がかかる。
【0011】
また、いずれかの装置では各基地局で検出されたドップラーシフト量を取りまとめて、携帯通信端末の移動速度を総合的に判断する必要がある。そして、その装置は、全ての携帯通信端末について判断をする必要がある。そのため、その装置には大きな処理負荷がかかる。
【0012】
特許文献2に記載された移動速度検出方法では、フェージング周波数を検出した信号の送り元の基地局との相対速度が検出される。そのため、例えば図5に示すように、携帯通信端末51が基地局52を中心とする円周上を移動しているとき、携帯通信端末51の移動速度はゼロと検出され、PHSなどの無線通信システムに接続される。しかし、そのとき実際には高速移動していることもあり、PDCなどの無線通信システムに接続すべきである可能性がある。
【0013】
特許文献3に記載された移動速度検出方法では、基地局との相対距離が変化しなければ受信レベルは変化しない。そのため、、携帯通信端末の移動経路によっては正確な移動速度を検出することができない。
【0014】
特許文献4に記載された移動速度検出方法では、携帯通信端末にジャイロを搭載する必要があり、小型、軽量などの携帯性が要求される携帯通信端末には好ましくない。
【0015】
本発明の目的は、携帯性を損なわず、無線通信システムに負荷をかけずに、基地局との相対速度でなく実際の移動速度を検出できる携帯通信端末を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の移動速度検出方法は、複数の無線局から電波を受信する携帯通信端末における移動速度検出方法であって、少なくとも2つの無線局からの電波を受信するステップと、各無線局からの電波を用いて各無線局との相対速度を検出するステップと、各無線局との相対速度、および携帯通信端末の位置から移動速度を求めるステップを有している。
【0017】
したがって、本発明によれば、携帯通信端末が、少なくとも2つの無線局との相対速度を検出し、その相対速度と自身の位置とから自身の移動速度を検出する。
【0018】
また、本発明の移動速度検出方法は、ドップラー効果を利用して、各無線局からの電波の周波数から各無線局との相対速度を検出することとしてもよい。
【0019】
また、本発明の移動速度検出方法は、各無線局の位置情報と各無線局からの電波とを用いて携帯通信端末の位置を求めるステップをさらに有してもよい。
【0020】
また、本発明の移動速度検出方法は、各無線局の位置情報を各無線局から取得するステップをさらに有してもよい。あるいは、本発明の移動速度検出方法は、各無線局の位置情報を携帯通信端末に予め記録するステップをさらに有してもよい。
【0021】
また、本発明の移動速度検出方法は、各無線局の位置情報と各無線局からの電波の受信強度とより携帯通信端末の位置を求めることとしてもよい。
【0022】
本発明の携帯通信端末は、複数の無線局から電波を受信する携帯通信端末であって、少なくとも2つの無線局から受信した電波を用いて各無線局との相対速度を検出する速度検出部と、速度検出部によって検出された各無線局との相対速度、および携帯通信端末の位置から移動速度を求める速度合成部を有している。
【0023】
また、速度検出部は、ドップラー効果を利用して、各無線局からの電波の周波数から各無線局との相対速度を検出することとしてもよい。
【0024】
また、本発明の携帯通信端末は、各無線局の位置情報と各無線局からの電波とを用いて携帯通信端末の位置を求める位置検出部をさらに有していてもよい。
【0025】
また、位置検出部は、各無線局の位置情報を各無線局から取得することとしてもよい。あるいは、位置検出部は、各無線局の位置情報を予め記憶していることとしてもよい。
【0026】
また、位置検出部は、各無線局の位置情報と各無線局からの電波の受信強度とより携帯通信端末の位置を求めることとしてもよい。
【0027】
また、本発明の携帯通信端末は少なくとも2つの無線通信システムに接続可能であり、速度合成部によって求められた移動速度に応じていずれかの無線通信システムを選択するシステム切り替え部をさらに有していてもよい。
【0028】
したがって、本発明の携帯通信端末は、速度検出部によって少なくとも2つの無線局との相対速度を検出し、その相対速度と自身の位置とから自身の移動速度を検出し、自身の移動速度に適した無線通信システムを選択する。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0030】
ここでは、PDCとPHSの2つの移動通信システムに対応した携帯電話機を例示する。図1は、本実施形態の携帯電話機の移動の様子を示す図である。図1を参照すると、携帯電話機1が、基地局2、3の付近を移動速度Vで移動している。これらの基地局2、3はPDCの基地局でもPHSの基地局でもよい。さらに、基地局2、3は、一方がPDCの基地局で他方がPHSの基地局でもよい。
【0031】
図2は、本実施形態の携帯電話機の構成を示すブロック図である。図2を参照すると、携帯電話機1は、アンテナ11、速度検出部12,13、位置検出部14、速度合成部15およびシステム切り替え部16を有している。
【0032】
アンテナ11は、少なくとも2つの基地局(ここでは基地局2、3)からの電波を受ける。
【0033】
速度検出部12,13は、それぞれ1つの基地局からの受信電波を用いて、その基地局との相対速度を検出する。速度検出部12、13は、相対速度の検出にドップラー効果を利用する。
【0034】
携帯電話機1の基地局2との相対速度の検出について説明する。基地局2は所定の周波数f20および波長λ20の電波を送出している。しかし、携帯電話機1が移動していると、携帯電話機1にて受信される信号の周波数f2は周波数f20と異なる。携帯電話機1の基地局2との相対速度をV2とすると、V2=(f2−f20)・λ20の関係が成り立つ。この式から相対速度V2を求めることができる。
【0035】
携帯電話機1の基地局3との相対速度の検出も同様にして行うことができる。基地局3は所定の周波数f30および波長λ30の電波を送出しており、相対速度をV3とすると、V3=(f3−f30)・λ30の関係が成り立つ。
【0036】
位置検出部14は携帯電話機1の位置を検出する。それに際して、位置検出部14は、各基地局2、3から送出されている電波の強度(送出電波強度)を予め知っている。そして、位置検出部14は、各基地局2、3から受信された電波の強度(受信電波強度)を測定する。そして、位置検出部14は、受信電波強度を基地局2、3からの送出電波強度と比較して得られた減衰量から基地局2、3との各相対距離を求める。
【0037】
位置検出部14は、上述のようにして求められた各基地局2、3との相対距離から携帯電話機1の位置を検出する。それに際し、位置検出部14は、各基地局2、3からそれぞれの位置情報を予め入手している。
【0038】
図3は、本実施形態の携帯電話機の位置検出について説明するための図である。ここでは携帯電話機1の基地局2との相対距離をr2とし、基地局3との相対距離をr3とする。図3を参照すると、位置情報に従って各基地局2、3の位置を定め、基地局2の位置を中心として半径r2の円S2を描く。また、同様にして、基地局3の位置を中心として半径r3の円S3を描く。それら2つの円S2、S3の交点が携帯電話機1の位置である。なお、図3に示したように交点は2つ存在するが、携帯電話機1の位置情報は移動速度を求めるのに用いられるだけなので、どちらの交点が実際の位置か特定する必要はない。
【0039】
速度合成部15は、速度検出部12,13で検出された相対速度V2,V3と、携帯電話機1の位置情報とから携帯電話機1の移動速度を求める。
【0040】
図4は、本実施形態の携帯電話機の移動速度の求め方について説明するための図である。図4に示すように、基地局2と携帯電話機1とを結ぶ直線L2上に携帯電話機1の位置から相対速度V2のベクトルを描き、基地局3と携帯電話機1との結ぶ直線L3上に携帯電話機1の位置から相対速度V3のベクトルを描く。そして、直線L2への垂線が相対速度V2のベクトルの終点で直線L2と交わり、直線L3への垂線が相対速度V3のベクトルの終点で直線L3と交わる点Pを求める。携帯電話機1の位置から点Pへ向かうベクトルの大きさが携帯電話機1の移動速度Vである。
【0041】
システム切り替え部16は、携帯電話機1の移動速度Vと所定のしきい値とを比較して移動速度Vがしきい値より大きいときPDCを選択し、移動速度Vがしきい値以下のときPHSを選択する。
【0042】
上述したような構成の携帯電話機1は、まず、速度検出部12,13によって2つの基地局2,3との相対速度を検出し、位置検出部14によって自身の位置を検出する。次に、携帯電話機1は、速度合成部15によって、基地局2,3との相対速度と自身の位置とを利用して自身の移動速度を求める。次に、携帯電話機1は、自身の移動速度に応じてPDCまたはPHSのいずれかを選択する。
【0043】
以上説明したように、本実施形態の携帯電話機1は、2つの基地局2、3からの受信電波の周波数より各基地局2、3との相対速度を検出し、基地局2、3からの受信電波の強度から自身の位置を検出し、基地局2、3との相対速度、および自身の位置情報から自身の移動速度を求めることができるので、付加装置を設けることなく、また無線通信システムに負荷をかけることなく移動速度を求め、適切な無線通信システムを選択することができる。
【0044】
なお、本実施形態では速度検出部12、13は、ドップラー効果を利用して基地局2、3との相対速度を検出したが、本発明はそれに限定されない。速度検出部12,13は、フェージング周波数から相対速度を求めてもよく、受信電波の強度の変化から相対速度を求めてもよい。
【0045】
また、本実施形態では位置検出部14は、基地局2、3の位置情報を基地局2、3から取得することとしたが、本発明はそれに限定されない。位置検出部14は、予め基地局2、3の位置情報を記憶していてもよい。また、各基地局2、3の位置情報を記憶している位置情報サーバ(不図示)が存在し、携帯電話機1の位置検出部14は位置情報サーバから基地局2、3の位置情報を取得することとしてもよい。
【0046】
また、本実施形態では位置検出部14は、基地局2、3の位置情報と、各基地局2、3からの電波の受信強度から携帯電話機1の位置情報を求めることとしたが、本発明はそれに限定されない。位置検出部14はGPSを有し、携帯電話機1の位置を直接求めてもよい。
【0047】
また、本実施形態では、PDCとPHSの両システムに対応した携帯電話機について例示したが、本発明はそれに限定されない。本発明は、PDCとW−LANに対応した携帯通信端末、W−CDMAとW−LANに対応した携帯通信端末などにも適用可能である。PDCやPHSのような移動通信システムにおける基地局に対して、W−LANでは、それを構成する無線装置が設けられている。その場合、携帯通信端末は、基地局からの電波の代わりにW−LANを構成する無線装置からの電波を利用する。移動通信システムの基地局やW−LANの無線装置などを含めて、以下、無線局と称する。つまり、携帯電話機を含む携帯通信端末は無線局からの電波を利用して移動速度を検出することとなる。
【0048】
また、本実施形態では、2つの無線通信システムの選択に移動速度を利用しているが、本発明はそれに限定されない。移動速度を測定する携帯通信端末に広く適用可能である。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、携帯通信端末が、少なくとも2つの無線局との相対速度を検出し、その相対速度と自身の位置とから自身の移動速度を検出するので、付加装置を設けることなく、また無線局を含むシステム側に負担をかけることなく、無線局との相対速度でない実際の移動速度を求めることができる。
【0050】
また、本発明によれば、携帯通信端末は検出した自身の移動速度に適した無線通信システムを選択するので、付加装置を設けることなく、またいずれの無線通信システムにも負担をかけることなく、適切な無線通信システムを選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の携帯電話機の移動の様子を示す図である。
【図2】本実施形態の携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態の携帯電話機の位置検出について説明するための図である。
【図4】本実施形態の携帯電話機の移動速度の求め方について説明するための図である。
【図5】従来の移動速度検出方法では移動速度の検出が困難な例を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機
11 アンテナ
12、13 速度検出部
14 位置検出部
15 速度合成部
16 システム切り替え部
2、3 基地局
S2、S3 円
L2、L3 直線
Claims (13)
- 複数の無線局から電波を受信する携帯通信端末における移動速度検出方法であって、
少なくとも2つの無線局からの電波を受信するステップと、
前記各無線局からの電波を用いて前記各無線局との相対速度を検出するステップと、
前記各無線局との相対速度、および前記携帯通信端末の位置から移動速度を求めるステップを有する移動速度検出方法。 - ドップラー効果を利用して、前記各無線局からの電波の周波数から該各無線局との相対速度を検出する、請求項1記載の移動速度検出方法。
- 前記各無線局の位置情報と前記各無線局からの電波とを用いて前記携帯通信端末の位置を求めるステップをさらに有する、請求項1または2記載の移動速度検出方法。
- 前記各無線局の位置情報を該各無線局から取得するステップをさらに有する、請求項3記載の移動速度検出方法。
- 前記各無線局の位置情報を前記携帯通信端末に予め記録するステップをさらに有する、請求項3記載の移動速度検出方法。
- 前記各無線局の位置情報と前記各無線局からの電波の受信強度とより前記携帯通信端末の位置を求める、請求項3〜5のいずれか1項に記載の移動速度検出方法。
- 複数の無線局から電波を受信する携帯通信端末であって、
少なくとも2つの無線局から受信した電波を用いて前記各無線局との相対速度を検出する速度検出部と、
前記速度検出部によって検出された前記各無線局との相対速度、および前記携帯通信端末の位置から移動速度を求める速度合成部を有する携帯通信端末。 - 前記速度検出部は、ドップラー効果を利用して、前記各無線局からの電波の周波数から該各無線局との相対速度を検出する、請求項7記載の携帯通信端末。
- 前記各無線局の位置情報と前記各無線局からの電波とを用いて前記携帯通信端末の位置を求める位置検出部をさらに有する、請求項7または8記載の携帯通信端末。
- 前記位置検出部は、前記各無線局の位置情報を該各無線局から取得する、請求項9記載の携帯通信端末。
- 前記位置検出部は、前記各無線局の位置情報を予め記憶している、請求項9記載の携帯通信端末。
- 前記位置検出部は、前記各無線局の位置情報と前記各無線局からの電波の受信強度とより前記携帯通信端末の位置を求める、請求項9〜11のいずれか1項に記載の携帯通信端末。
- 少なくとも2つの無線通信システムに接続可能であり、前記速度合成部によって求められた移動速度に応じていずれかの無線通信システムを選択するシステム切り替え部をさらに有する、請求項7〜12のいずれか1項に記載の携帯通信端末。
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