JP2007074103A - プログラム提供システム、携帯端末、サーバ、電子機器及びプログラム提供プログラム - Google Patents

プログラム提供システム、携帯端末、サーバ、電子機器及びプログラム提供プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 電子機器の遠隔制御を実行する制御プログラムのダウンロード先アドレスや、電子機器を識別する識別コードを予め携帯端末に設定することなく、利用者による携帯端末の操作負担を減少させて、携帯端末に制御プログラムを提供するプログラム提供システムを提供する。
【解決手段】 電子機器20が、ホスト端末10のメールアドレス及び端末IDを、伝送路40を介してホスト端末10から取得し(A)、電子機器情報と共に、伝送路50を介してプログラム提供サーバ30に送信し(B)、プログラム提供サーバ30が、受信したメールアドレス及び端末IDと、電子機器情報とに基づいて、伝送路60を介してホスト端末10に電子メールによってプログラムのリンク先情報を送信し(C)、ホスト端末10が、受信したリンク先情報に基づいて、プログラムを取得する(D)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プログラムの提供に関し、特に電子機器を制御することが可能な制御プログラムを提供するプログラム提供システム、携帯端末、サーバ、電子機器及びプログラム提供プログラムに関する。
図19に、従来のプログラム提供システムの1例の構成及び動作の概略を示す。図19を参照すると、従来のプログラム提供システムは、電子機器の制御を行う制御プログラムを格納するプログラム提供サーバと、予めプログラム提供サーバのアドレスが設定されているホスト端末と、ホスト端末による制御の対象であり、製造メーカー名や機種名などの電子機器情報を有する電子機器とから構成されており、ホスト端末が、製造メーカー名や機種名などの電子機器情報を、近距離の通信によって電子機器から取得し(a)、予め設定されているプログラム提供サーバのアドレスに基づいて、取得した電子機器情報をプログラム提供サーバに送信し(b)、電子機器情報に基づいてプログラム提供サーバによって選択された制御プログラムを受信する(c)。
このような従来のプログラム提供システムの1例が、特開2004−128859号公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1に記載されているプログラム提供システムの1例は、被制御装置を制御するリモコン制御コードを格納するセンタ装置と、被制御装置を識別する識別コードを格納する被制御装置と、識別コードに対応する多種多様な被制御装置の品番を予め格納する携帯電話端末とを備え、携帯電話端末が、制御対象の被制御装置から識別コードを受信し、対応する品番のリモコン制御コードをセンタ装置からダウンロードすることによって、利用者が携帯電話端末にリモコン制御コードを登録する手間を省くというものである。
特開2004−128859号公報
上述した従来のプログラム提供システムにおいては、以下に述べるような問題点が存在する。
第1の問題点は、制御プログラムのダウンロード先アドレスを予め端末に設定しておかなければならないという問題点である。
端末が電子機器をサーチして電子機器情報を取得し、サーチした電子機器に対応する特定のダウンロードサーバから制御プログラムをダウンロードして実行するモデルでは、ダウンロードサーバのアドレスを予め端末が知っておく必要がある。
このようなモデルのダウンロードサービスを行う場合、特許文献1でも示される管理方法である、複数メーカーの電子機器の制御プログラムを1つのサーバで管理する管理方法を採用することは、プログラムのバージョンアップなどメンテナンスの面で現実的ではないことから、電子機器を提供する各々のメーカーが自社製品用のダウンロードサーバを設置している。
従って、このようなモデルにおいて、ダウンロードサーバのアドレスを予め端末が知っておく必要があるが、メーカー毎に設置された電子機器用のダウンロードサーバのアドレスの全てを端末に設定することは非常に困難である。
第2の問題点は、既存の制御プログラムのダウンロード先アドレスを予め端末に設定してある場合であっても、例えば、現存しない新規参入メーカーが提供するサーバのアドレスを知ることは出来ないため、前記メーカーが提供した電子機器用の制御プログラムのダウンロード先アドレスを、予め端末に設定しておくことはできず、利用者によって端末に該当アドレスが設定されなければならないことから、利用者に操作負担が生じるという問題点である。
第3の問題点は、制御プログラムの選択に必要な制御対象の電子機器の品番を特定できるようにするため、多種多様な電子機器を識別する識別コードと、この識別コードに対応する電子機器の品番を予め端末に設定しておかなければならないという問題点である。
(目的)
本発明の第1の目的は、電子機器の遠隔操作を実行するためのプログラムのダウンロード先アドレスや、電子機器を識別する識別コードを予め端末に設定することなく、利用者による端末の操作負担を減少させて、端末に制御プログラムを提供するプログラム提供システムを提供することにある。
本発明の第2の目的は、プログラムを提供された端末が、操作対象として選択した電子機器を特定してネットワークを介して操作できるプログラム提供システムを提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、自端末を特定する端末情報を有する携帯端末と、自電子機器を特定する機器情報と、前記携帯端末が前記電子機器を操作するためのプログラムを格納するサーバを特定するサーバ情報とを有し、前記携帯端末から受信した前記端末情報と、前記機器情報とを、前記サーバ情報で特定される前記サーバに送信する電子機器と、前記端末情報と前記機器情報とを受信し、前記機器情報で特定される前記電子機器に対応するプログラム又は前記プログラムの格納先を、前記携帯端末に提供するサーバとを有する構成としている。
このような構成により、本発明は、携帯端末が、電子機器と通信することで、サーバからネットワークを介して電子機器の操作に対応するプログラム又はプログラムの格納先の提供を受ける。
本発明によれば、電子機器の操作をするためのプログラム又は当該プログラムの格納先や、電子機器を特定する機器情報を予め端末に設定することなく、利用者による携帯端末の操作負担を減少させて、携帯端末に当該プログラムを提供することが可能となる。
その理由は、電子機器の操作をするためのプログラムを有するサーバを特定するサーバ情報と自身を特定する機器情報とを格納する電子機器が、携帯端末との通信によって携帯端末から読み取った携帯端末を特定する端末情報と、機器情報とを、サーバ情報で特定されるサーバに送信することによって、端末情報と機器情報を受信したサーバが、機器情報で特定されるプログラム又はプログラムの格納先を、端末情報で特定される携帯端末に提供するからである。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(プログラム提供システムの構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態によるプログラム提供システムの構成の概略を示す図である。
図1を参照すると、本実施の形態によるプログラム提供システムは、ホスト端末10と、電子機器20と、プログラム提供サーバ30とを備え、ホスト端末10−電子機器20間、電子機器20−プログラム提供サーバ30間、プログラム提供サーバ30−ホスト端末10間はネットワークを介して伝送路で接続されている。
ここでは、ホスト端末10−電子機器20間が伝送路40で、電子機器20−プログラム提供サーバ30間が伝送路50で、プログラム提供サーバ30−ホスト端末10間が伝送路60で接続されている。
なお、伝送路50及び伝送路60は、ネットワーク70を介している。
図2を参照し、このような構成によるプログラム提供システムの動作の概略を説明する。
すなわち、電子機器20が、ホスト端末10を特定する情報であるホスト端末10のメールアドレス及び端末ID(Identifier)を、伝送路40を経由してホスト端末10から取得し(A)、取得したホスト端末10のメールアドレス及び端末IDと、電子機器20を特定する情報である電子機器情報とを、伝送路50を経由してプログラム提供サーバ30に送信する(B)。
次いで、プログラム提供サーバ30が、受信したホスト端末10のメールアドレス及び端末IDと、電子機器情報とに基づいて、伝送路60を経由してホスト端末10に電子メールによってプログラムのリンク先情報を送信する(C)。
次いで、ホスト端末10が、受信したプログラムのリンク先情報に基づいて、伝送路60を経由してプログラム提供サーバ30から、電子機器20を操作するのに必要で、ホスト端末10に適したプログラムを取得する(D)。
図3に、本実施の形態によるプログラム提供システムのより詳細な構成を示す。
図3を参照すると、プログラム提供システムは、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistance)、多機能リモコン等の携帯情報端末であるホスト端末10と、プリンタ、ハードディスクレコーダ、テレビジョン、エアーコンディショナー、照明等の電子機器20と、プログラム提供サーバ30とを備え、赤外線やRFID(Radio Frequency Identification)等の技術を用いた無線通信、あるいはUSB(Universal Serial Bus)を用いた有線通信によってホスト端末10−電子機器20間を接続する伝送路40と、電子機器20に接続される有線LAN(Local Area Network)71上に設置されたルータ72、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)73、インターネット70を介して電子機器20−プログラム提供サーバ30間を接続する伝送路50と、有線LAN71上に設置された無線LANのアクセスポイント74、ルータ72、ADSL73、及びインターネット70を介してプログラム提供サーバ30−ホスト端末10間を接続する伝送路60等によって構成されている。
ここで、本実施の形態によるプログラム提供システムを構成する各構成要素を説明する。
図4は、本実施の形態によるプログラム提供システムの構成要素であるホスト端末10の構成を示すブロック図である。
ホスト端末10は、上述したように、携帯電話機、PDA、多機能リモコン等の携帯情報端末等で実現され、情報処理部11と、プログラムメモリ12と、作業メモリ13と、プログラム復号処理部14と、情報保存部15と、端末特定情報読み取り領域16と、電子機器通信部17と、プログラム提供サーバ通信部18等とを備え、操作対象である電子機器20をネットワークを介して操作するためのプログラムをプログラム提供サーバ30からダウンロードする機能を有する。
情報処理部11は、プログラムメモリ12に格納されたプログラムに基づいて動作し、ホスト端末10上の各構成部を制御する機能、電子機器20の検索やコントロールを行う機能、プログラム提供サーバ30から受信した情報を処理する機能等を有する。
プログラムメモリ12は、情報処理部11を動作させるためのプログラムを格納するためのメモリであり、電源供給を取り止めても格納したプログラムが消去されない不揮発性のメモリである。
プログラムメモリ12が格納するプログラムとして、電子機器20の検索を行うためのプログラム、プログラム提供サーバ30からダウンロードした電子機器制御プログラム351(後述)、及びダウンロードした電子機器制御プログラム351(後述)を有効化(起動実行)するためのプログラム等が挙げられる。
作業メモリ13は、上記各プログラムが動作する際に演算処理の一時データを格納する領域であり、不揮発性メモリと比較し、高速に読み書き可能なメモリである。
プログラム復号処理部14は、プログラム提供サーバ30が電子機器20から受信する端末ID151とメールアドレス152とを鍵にして暗号化した電子機器制御プログラム351を自身の情報保存部35に格納し、ホスト端末10がプログラム提供サーバ30からダウンロードして情報保存部15に一時的に保存した電子機器制御プログラム351を、ホスト端末10の端末特定情報であり、情報保存部15が有する端末ID151とメールアドレス152とを鍵にして復号し、電子機器20を制御するプログラムとして実行可能にする機能を有する。なお、復号された電子機器制御プログラム351は、プログラムメモリ12に保存される。
情報保存部15は、電源供給を取り止めても消去されない不揮発性のメモリであり、端末ID151、メールアドレス152など、電源供給を取り止めても消去して欲しくないデータを保存するメモリである。
端末ID151は、ホスト端末10を一意に特定できるシリアルナンバーであり、端末毎にユニークな番号が割り振られている。また端末ID151に関しては、情報処理部11などのCPUが、ユニークな番号を保有する場合や、プログラム提供サーバ通信部18などの通信デバイスが、MACアドレスのようにユニークな番号を保有する場合は、これらを端末IDとして用いることも可能であり、必ずしも情報保存部内に端末IDが設定されていなくともよい。なお、ホスト端末10の利用者は、この端末ID151を変更することができない。
メールアドレス152は、携帯電話に割り当てられた電子メールアドレスを想定しており、一般的には携帯電話のキャリアが利用者に割り当てた、ネットワーク上でユニークに利用可能な電子メールのアドレスであり、ホスト端末10を一意に特定できる電子メールのアドレスであって、ホスト端末10の利用者が設定及び変更が可能である。
例えば、ホスト端末10である携帯電話端末を利用する一般的なシステムにおいては、メールサーバが当該携帯電話端末に割り当てられた端末IDとメールアドレスとを一意に識別できるシステム構造とすることによりセキュリティ対策が図られている。このようなシステムにおいては、メールサーバが携帯電話端末の端末IDとメールアドレスとを一対一で認識しかつ管理しているため、特定の携帯電話端末に割り当てられたメールアドレスと同じメールアドレス宛のメールを他の携帯電話端末では受信することができない。
なお、端末特定情報の端末ID151及びメールアドレス152は、送信用の複製を生成され、端末特定情報読み取り領域16に、端末ID151a及びメールアドレス152aとして書き込まれる。
端末特定情報読み取り領域16は、書き込み完了フラグ161と、端末特定情報である端末ID151a及びメールアドレス152aとを有し、電子機器通信部17が電子機器20と通信を行うことによって、書き込まれている端末特定情報が電子機器20によって読み取られる。
また、端末特定情報読み取り領域16に割り当てられる書き込み完了フラグ161は、端末ID151a及びメールアドレス152aの書き込みが完了するとフラグをONにし、端末ID151a及びメールアドレス152aが電子機器20に読み取られるとフラグをOFFにする。
なお、プログラム提供システムが、端末ID151aを、ホスト端末10の特定や、プログラム提供サーバ30−ホスト端末10間の認証に用いない場合、書き込み完了フラグ161は、メールアドレス152aの書き込みが完了するとフラグをONにし、メールアドレス152aが電子機器20に読み取られるとフラグをOFFにしてもよい。
電子機器通信部17は、ホスト端末10が電子機器20との間で通信を行うための機能を有し、赤外線やRFID等の技術を用いた非接触通信、近接通信等の無線通信や、あるいは物理的な1対1の有線接続によるUSB等を用いた有線通信を行う。
プログラム提供サーバ通信部18は、ホスト端末10がプログラム提供サーバ30との間で通信を行うための機能を有し、IEEE(米国電気電子学会) 802.11a/b/g規格などの無線LANによる一般的な無線通信の他、Bluetooth、あるいはPDC(Personal Digital Cellular)方式やWideband CDMA(Code Division Multiple Access)方式といった移動体キャリア網などの一般的な移動体通信を提供する。
図5は、本実施の形態によるプログラム提供システムの構成要素である電子機器20の構成を示すブロック図である。
図5を参照すると、電子機器20は、上述したように、プリンタ、ハードディスクレコーダ、テレビジョン、エアーコンディショナー、照明等の装置であり、情報処理部21と、プログラムメモリ22と、作業メモリ23と、情報保存部25と、端末特定情報読み取り部26と、ホスト端末通信部27と、プログラム提供サーバ通信部28とを備え、ホスト端末10から取得した端末特定情報と、電子機器20が保存する電子機器情報251とをプログラム提供サーバ30に送信する機能を有する。
情報処理部21は、プログラムメモリ22に格納されたプログラムに基づいて動作し、電子機器20上の各構成部を制御する機能、プログラム提供サーバ30の検索を行う機能、ホスト端末10から受信した情報を処理する機能等を有する。例えば、電子機器20がプリンタであれば、ホスト端末10から送信されてきた印刷データを紙に印刷する印刷処理を行うプログラムがプログラムメモリ22に格納されており、情報処理部21は、上記プログラムに沿って印刷処理を行う。
プログラムメモリ22及び作業メモリ23は、プログラムを保存するという点、またプログラム実行時の作業状態を一時保存するという点で上記ホスト端末10のプログラムメモリ12及び作業メモリ13と同様の構成であり、同様の機能を有する。電子機器20に格納されるプログラムは、電子機器20の各機能を制御したり、ホスト端末10やプログラム提供サーバ30と情報のやり取りを行うために用いられる。
情報保存部25は、電源供給を取り止めても消去されない不揮発性のメモリであり、電子機器情報251、サーバ情報252などの、電源供給を取り止めても消去して欲しくないデータを保存するメモリである。情報保存部25に保存されたデータは、電子機器20の管理者により、又は情報処理部21に消去されない限り消えないデータである。
電子機器情報251は、メーカーなどが電子機器情報251の製造時等に設定する情報であって、電子機器情報251を一意に特定する電子機器情報251の製造社名、機種名、型番などにより構成される。
電子機器情報251は、プログラム提供サーバ30に送信され、プログラム提供サーバ30が、ホスト端末10に提供する、電子機器20を操作するためのプログラムを特定するために用いられる。
サーバ情報252は、プログラム提供サーバ30を特定する情報であって、プログラム提供サーバ30へのアクセス先を示すURL、IPアドレスなどのアクセス情報により構成される。
サーバ情報252は、端末特定情報である端末ID151a及びメールアドレス152aと、電子機器情報251とをプログラム提供サーバ30に送信するために用いられる。
端末特定情報読み取り部26は、ホスト端末通信部27の非接触通信や近接通信、あるいは1対1の有線接続による通信で確立された通信回線を通して、ホスト端末10の端末特定情報を読み取り取得する機能を有する。
なお、電子機器20が読み取りボタンを有し、この読み取りボタンが操作されることによって、端末特定情報読み取り部26が、端末特定情報を読み取るようにしても良い。
ホスト端末通信部27は、電子機器20が、ホスト端末10との間で通信を行うための機能を有し、上記電子機器通信部17と同様、赤外線やRFID等の技術を用いた非接触通信、近接通信等の無線通信や、あるいは物理的な1対1の有線接続によるUSB等を用いた有線通信を行う。
プログラム提供サーバ通信部28は、電子機器20がサーバ情報252に基づいてプログラム提供サーバ30との間で通信を行うための機能を有し、イーサネット(登録商標)などの多対多の通信路、あるいは1対1の有線接続によって通信を行う。
なお、電子機器20が送信ボタンを有し、この送信ボタンが操作されることによって、プログラム提供サーバ通信部28が、プログラム提供サーバ30に情報を送信するようにしても良い。
図6は、本実施の形態によるプログラム提供システムの構成要素であるプログラム提供サーバ30の構成を示すブロック図である。
図6を参照すると、プログラム提供サーバ30は、情報処理部31と、情報処理部31を動作させるプログラムを格納するプログラムメモリ32と、このプログラムが動作する際に演算処理の一時データを格納する作業メモリ33と、プログラム暗号化処理部34と、情報保存部35と、端末特定情報一時保存部36と、ホスト端末通信部37と、電子機器通信部38と、電子機器情報−制御プログラム関連付けテーブル39とを備え、電子機器20から受信した情報に基づいて、対応するプログラムを検索する機能を有する。
情報処理部31は、プログラムメモリ32に格納されたプログラムに基づいて動作し、プログラム提供サーバ30上の各構成部を制御する機能、電子機器20から受信した情報を処理する機能、ホスト端末10の検索を行う機能等を有する。
プログラムメモリ32及び作業メモリ33は、プログラムを保存するという点、またプログラム実行時の作業状態を一時保存するという点で上記ホスト端末10のプログラムメモリ12及び作業メモリ13と同様の構成であり、同様の機能を有する。
プログラムメモリ32に保存されるプログラムは、プログラム提供サーバ30の各機能の制御や、ホスト端末10や電子機器20と情報のやり取りを行うために用いられる点で、後述する情報保存部35に保存される電子機器制御プログラム351と相違する。
プログラム暗号化処理部34は、電子機器20経由で取得して端末特定情報一時保存部36に保存した、ホスト端末10の端末特定情報である端末ID151aとメールアドレス152aとを鍵にして、ホスト端末10に送信する電子機器制御プログラム351を暗号化する機能を有する。
情報保存部35は、電源供給を取り止めても消去されない不揮発性のメモリであり、電子機器制御プログラム351など、電源供給を取り止めても消去して欲しくないデータを保存するメモリである。情報保存部35に保存されたデータは、プログラム提供サーバ30の管理者により、又は情報処理部31に消去されない限り消えないデータである。
電子機器制御プログラム351は、ホスト端末10が電子機器20を制御又は操作するために用いるプログラムであり、仕様の変更や機能の追加等によって更新される。
電子機器制御プログラム351は、具体的には、プリンタ用のドライバ、ハードディスクレコーダ用のドライバ及びアプリケーション等が挙げられる。
端末特定情報一時保存部36は、電子機器20経由で取得したホスト端末10の端末特定情報である端末ID151aとメールアドレス152aとを一時的に保存する機能を有する。
ホスト端末通信部37は、プログラム提供サーバ30が、ホスト端末10との間で通信を行うための機能を有し、無線LANのアクセスポイント74等を介し、無線LAN、Bluetooth、あるいは移動体通信キャリア網などを用いて無線通信を行う。
電子機器通信部38は、プログラム提供サーバ30が、電子機器20との間で通信を行うための機能を有し、イーサネット(登録商標)などの多対多の通信路、あるいは1対1の有線接続によって通信を行う。
電子機器情報−制御プログラム関連付けテーブル39は、電子機器20を制御するための電子機器制御プログラム351が格納されている場所を示すリンク先情報を有する。
図7に、本実施の形態による電子機器情報−制御プログラム関連付けテーブル39を示す。
図7を参照すると、電子機器情報−制御プログラム関連付けテーブル39は、電子機器20を製造したメーカーのメーカー名391と、電子機器20の機種名392と、メーカー名391及び機種名392に対応する電子機器制御プログラム351が関連付けて格納されている場所を示すリンク先情報393とによって構成されている。
電子機器情報−制御プログラム関連付けテーブル39は、予めプログラム提供サーバ30の管理者などによって登録される情報であり、例えば、メーカー名391がA社で機種名392がX1,X2,X3、メーカー名391がB社で機種名392がY1,Y2,Y3、メーカー名391がC社で機種名392がZ1,Z2,Z3という電子機器20が予め登録されていた場合、図6に示すように、電子機器20から送信された電子機器情報に含まれる電子機器20のメーカー名391と機種名392とに基づいて、対応する電子機器制御プログラム351の格納先が、リンク先情報393によって示される。
また、電子機器20のメーカー名391と機種名392が同一であっても、ホスト端末10の種類毎に対応する電子機器制御プログラム351が異なる場合には、電子機器情報−制御プログラム関連付けテーブル39は、各機種名392に、各ホスト端末10をさらに関連付けて、対応する電子機器制御プログラム351の格納先を示すことによって、電子機器情報及び端末特定情報で特定した電子機器20とホスト端末10の種類に適合した電子機器制御プログラム351を、ホスト端末10に提供してもよい。
ここで、ホスト端末10のハードウェア構成の説明をする。
図8は、本実施の形態によるプログラム提供システムのホスト端末10のハードウェア構成を示すブロック図である。
図8を参照すると、本発明によるホスト端末10は、一般的なコンピュータ装置と同様のハードウェア構成によって実現することができ、CPU(Central Processing Unit)101(情報処理部11、プログラム復号処理部14)、RAM(Random Access Memory)等のメインメモリである主記憶部102(作業メモリ13)、インターネットを介してデータの送受信を行う通信部103(プログラム提供サーバ通信部18)、液晶ディスプレイ、プリンタやスピーカ等の表示部104、キーボードやマウス等の入力部105、赤外線やUSBを用いて電子機器(電子機器20)と接続してデータの送受信を行うインタフェース部106(電子機器通信部17)、磁気ディスク、半導体メモリ等の不揮発性メモリから構成されるハードディスク装置である補助記憶部107(プログラムメモリ12、情報保存部15)等を備えている。
本発明によるホスト端末10は、その動作を、ホスト端末10内部にそのような機能を実現するプログラムを組み込んだ、LSI(Large Scale Integration)等のハードウェア部品からなる回路部品を実装してハードウェア的に実現することは勿論として、上記した各構成部の各機能を提供するプログラムを、コンピュータ処理装置上のCPU101で実行することにより、ソフトウェア的に実現することができる。
すなわち、CPU101は、補助記憶部107に格納されているプログラムを、主記憶部102にロードして実行し、あるいは補助記憶部107上で直接実行し、ホスト端末10の動作を制御することにより、上述した各機能をソフトウェア的に実現する。
また、電子機器20やプログラム提供サーバ30のハードウェア構成も、実行されるプログラムや実際に使用されるデバイス、例えばCPU101に関しては処理能力や命令セット、主記憶部102や補助記憶部107に関しては記憶容量などは異なるものの、CPU101であれば補助記憶部107に格納されたプログラムを元に演算する機能、主記憶部102や補助記憶部107であればプログラムやデータを格納する機能など、その主たる機能は上記と同様の構成であるため、説明を省略する。
次いで、本実施の形態によるプログラム提供システムの上記各構成要素間の伝送路について、図1を用いて説明する。
伝送路40は、ホスト端末10−電子機器20間の通信データを伝送し、伝送中の通信データの改竄が困難であることを特性とし、非接触通信、近接通信等の無線通信や、あるいは1対1の有線接続など、物理的にホスト端末10と電子機器20を1対1に対応付け可能な通信機能を有する。
また、伝送路40は、論理的な通信機能において、セキュアな伝送路でなくてもよい。
伝送路50は、電子機器20−プログラム提供サーバ30間の通信データを伝送し、伝送中の通信データの改竄が困難であることを特性としイーサネット(登録商標)などの多対多の通信機能、あるいは1対1の有線接続による物理的な通信機能を有する。
また、伝送路50は、論理的な通信機能において、イーサネット(登録商標)の場合は、例えば、SOCKS、IPSec(Security Architecture for Internet Protocol)などのセキュアな伝送路であり、一方、1対1の有線接続などのように伝送路40に他の機器が接続されない場合は、セキュアな伝送路でなくもよい。
伝送路60は、プログラム提供サーバ30−ホスト端末10間の通信データの伝送路であることを特性とし、無線LAN、Bluetooth、あるいは移動体通信キャリア網などの無線通信による物理的な通信機能を有する。
また、伝送路60は、論理的な通信機能において、セキュアな伝送路でなくてもよい。すなわち、伝送路60は、伝送路40や伝送路50と異なり、盗聴や改竄などのセキュリティを考慮する必要がない伝送路である。
(プログラム提供システムの動作)
次いで、本発明の実施の形態によるプログラム提供システムの動作を説明する。
図9は、本実施の形態によるプログラム提供システムの動作を示すメッセージシーケンスチャートである。
まず、本実施の形態によるプログラム提供システムの各構成要素の初期設定を説明する。
ホスト端末10は、初期設定として、端末ID151と、利用者によって設定されたメールアドレス152を、予め情報保存部15に保存しておく。
また、ホスト端末10は、端末特定情報読み取り領域16の書き込み完了フラグをOFFに設定する。
さらに、ホスト端末10は、端末特定情報の端末ID151を情報保存部15から読み出して複製し、端末特定情報読み取り領域16に端末ID151aとして書き込む。
電子機器20は、初期設定として、電子機器情報251及びサーバ情報252を情報保存部25に保存している。
プログラム提供サーバ30は、初期設定として、電子機器20毎に電子機器制御プログラム351の格納先(リンク先)を決定し、サーバ管理者が製造メーカーなどから入手した電子機器20の電子機器情報251とそれを制御するための電子機器制御プログラム351の格納先とを関連付けて生成した電子機器情報−制御プログラム関連付けテーブル39を、情報保存部35のデータベースに予め保存しておく。
このようにして、本実施の形態によるプログラム提供システムは、ホスト端末10の利用者による操作を待機する状態となる。
次いで、本実施の形態によるプログラム提供システムの動作を説明する。
ホスト端末の所有者によってホスト端末10が電子機器20に近づけられ、または、ホスト端末10が電子機器20に接続されることによりホスト端末10−電子機器20間(伝送路40)で通信を行う。
ホスト端末10は、電子機器通信部17を用いて電子機器20と1対1に対応付け可能な通信を行うことにより、端末特定情報読み取り領域16に書き込まれた、端末特定情報及び書き込み完了フラグ161を、電子機器20の端末特定情報読み取り部26が読み取り可能な状態にする。
この、1対1に対応付け可能な通信とは、ホスト端末10を電子機器20に近づけて行う非接触通信や近接通信、または、ホスト端末10を電子機器20にUSBケーブルでつないでの通信など、単一の線路による通信のように、人間が直感的に通信相手を認識可能な通信である。
ホスト端末10は、端末ID151が端末特定情報読み取り部26によって読み取られたことを検知してから、メールアドレス152aを端末特定情報読み取り領域16に書き込み、この書き込みが完了した後に、書き込み完了フラグ161の設定をONにする。
電子機器20は、端末特定情報読み取り部26によって、書き込み完了フラグ161を読み取り、書き込み完了フラグ161の設定がONであるか否かを判定し、設定がONの場合、端末特定情報読み取り領域16からメールアドレス152aを読み取る。
一方、設定がONでない場合(設定がOFFの場合)、電子機器20は、端末特定情報読み取り部26によって、再度、書き込み完了フラグ161を読み取る。
電子機器20は、ホスト端末10の端末特定情報である端末ID151aとメールアドレス152aとを読み取ると、読み取った端末特定情報及び自身の電子機器情報251を、予めセキュアな伝送路が確保されている伝送路50を介して、サーバ情報252に基づいて特定したプログラム提供サーバ30に送信する。
プログラム提供サーバ30は、情報保存部35に保存する電子機器情報−制御プログラム関連付けテーブル39と、電子機器20から受信した電子機器情報251とから、初期状態で予め定めた格納先を検索し、電子機器20を制御する電子機器制御プログラム351を特定する。
次いで、プログラム提供サーバ30は、特定した電子機器制御プログラム351を、電子機器20から受信したホスト端末10の端末特定情報である端末ID151aとメールアドレス152aをキーとして、プログラム暗号化処理部34によって暗号化して保存する。
次いで、プログラム提供サーバ30は、電子機器制御プログラム351の保存先を示すURL等のリンク先情報を電子メールに添付してホスト端末10に送信する。
ホスト端末10は、プログラム提供サーバ30から受信したリンク先情報に基づいて、上記保存先から電子機器制御プログラム351をダウンロードすることが可能となる。
なお、プログラム提供サーバ30は、上述したように、セキュアな伝送路と非セキュアな伝送路との2種類の物理的な伝送路を持つ。
ホスト端末10は、プログラム提供サーバ30から電子メールを受信すると、ホスト端末10の利用者に電子メールを受信したことを通知する。
次いで、ホスト端末10は、ホスト端末10の利用者から、リンク先を選択する情報及び電子機器制御プログラム351のダウンロードを指示する情報を入力される。
ホスト端末10は、電子機器制御プログラム351のダウンロードを指示する情報を入力すると、プログラム提供サーバ30に電子機器制御プログラム351を要求し、電子機器制御プログラム351をダウンロードする。
ホスト端末10は、ダウンロードした電子機器制御プログラム351を、プログラム復号処理部14によって復号し、プログラムメモリ12に格納する。
ホスト端末10がダウンロードする電子機器制御プログラム351は、プログラム提供サーバ30のプログラム暗号化処理部34によって、端末特定情報を鍵として暗号化されているため、ホスト端末10は、情報保存部15に保存する端末ID151とメールアドレス152を用いて復号する。
電子機器制御プログラム351が正常に復号された場合、ホスト端末10は、選択した電子機器20とホスト端末10とが1対1に関係付けられ、電子機器制御プログラム351の実行が可能になったことをホスト端末10の利用者に示し、ホスト端末10の利用者による電子機器制御プログラム351の実行指示を待機する状態となる。
なお、プログラム提供サーバ30は、電子機器制御プログラム351の保存先を示すURL等のリンク先情報を電子メールに添付してホスト端末10に送信するのではなく、暗号化した電子機器制御プログラム351を電子メールに添付してホスト端末10に送信してもよい。
ホスト端末10は、このようにして電子機器制御プログラム351を取得し、ホスト端末10が有する画像データのプリンタへの出力や、ハードディスクレコーダの再生、録画予約及び記憶データの取得や、エアーコンディショナーの温度調節や、照明の明るさの調節等を遠隔操作によって行える。
(第1の実施の形態による効果)
以上のように、本実施の形態によれば、電子機器20が、ホスト端末10の端末特定情報を読み取り、読み取った端末特定情報及び自身の電子機器情報251を、プログラム提供サーバ30に送信し、プログラム提供サーバ30が、電子機器制御プログラム351の保存先を示すURL等のリンク先情報を電子メールに添付してホスト端末10に送信するので、ホスト端末10は、ホスト端末10の利用者による入力操作の負担を軽減し、電子機器20を特定して適切な電子機器制御プログラム351をネットワークを介して取得できる。
また、本実施の形態によれば、プログラム提供サーバ30が、電子機器制御プログラム351の保存先を示すリンク先情報をホスト端末10に送信するので、電子機器制御プログラム351のダウンロード先アドレスや電子機器を識別する識別コードを予めホスト端末10に設定しておく必要が無い。
これにより、例えば、新規メーカーが提供した電子機器20用の電子機器制御プログラム351のダウンロード先アドレスを予めホスト端末10に設定しておかなくても、ホスト端末10は、ホスト端末10の利用者による入力操作の負担を増大させることなく、該当電子機器制御プログラム351をダウンロードできる。
さらに、従来は、操作対象と同一機種の電子機器20が所定の領域内に複数存在する場合に、製造メーカー名や機種名に基づいて電子機器20を識別し、該当電子機器20の電子機器制御プログラム351を選択した場合、操作対象の電子機器20と同一機種に共通の電子機器制御プログラム351をホスト端末10にダウンロードするため電子機器20に操作要求を発行することは可能であるが、この操作要求が、ホスト端末10の利用者が選択した特定の電子機器20に対するものであるかどうかの判別が困難であるという問題点があった。
すなわち、ホスト端末10に該当する電子機器制御プログラム351をダウンロードした場合でも、例えば、所定の領域内に同一種類の電子機器20が複数台設置されている場合には、ホスト端末10の利用者が選択した電子機器20を特定して制御することが困難であり、特に、ホスト端末10からネットワークを介して該当電子機器20を特定して制御することは極めて困難であった。
しかし、本実施の形態によれば、電子機器20は、ホスト端末10が電子機器20に近づいて行う赤外線やICタグを用いた非接触通信や近接通信、または、ホスト端末10を電子機器20にUSBケーブルでつないでの通信など単一の線路による通信のように、1対1に対応付け可能な状態によってホスト端末10と通信するので、ホスト端末10の利用者が選択した特定の電子機器20をネットワークを介して制御できる。すなわち、同種の電子機器が、帰属するネットワークに複数存在する場合でも、電子機器制御プログラム351を提供されたホスト端末10が、操作対象として選択した電子機器20を特定し、ネットワークを介して操作することが可能となった。
さらにまた、プログラム提供サーバ30とホスト端末10間で通信を行う伝送路60は、一般的なインターネット回線を介するので、従来は電子機器制御プログラムが格納されたサーバとホスト端末間で通信される電子機器制御プログラムに対するセキュリティが低かったが、プログラム提供サーバ30が、ホスト端末10に固有の端末ID151a、及びメールアドレス152aを用いて電子機器制御プログラム351を暗号化するので、ホスト端末10がダウンロードする電子機器制御プログラム351に対する伝送路60上でのセキュリティが向上する。
(第2の実施の形態)
図10は、本発明の第2の実施の形態によるプログラム提供システムの構成の概略を示す図である。
図10を参照すると、本実施の形態によるプログラム提供システムは、第1の実施の形態と同様に、ホスト端末10と、電子機器20と、プログラム提供サーバ30とを備えるが、電子機器20−プログラム提供サーバ30間が通信可能ではない状態で構成されている点で第1の実施の形態と異なる。
また、ホスト端末10が、自身のメールアドレスを設定しなくてよい点等で第1の実施の形態と異なる。
なお、本実施の形態におけるサーバ情報252を構成するアクセス情報は、ホスト端末10の制御対象となる電子機器20の制御を実行する電子機器制御プログラム351の格納先を直接又は間接的にホスト端末10に示す情報であって、プログラム提供サーバ30へのアクセス先を示すURLの他、電子機器制御プログラム351の格納先を直接示すリンク先情報などでも良い。
図11は、本実施の形態によるプログラム提供システムの動作の概略を説明するメッセージシーケンスチャートである。
図11を参照すると、本実施の形態によるプログラム提供システムの動作の概略は、以下の点で第1の実施の形態と異なる。
すなわち、ホスト端末10が、電子機器20を特定する情報である電子機器情報251と、サーバ情報252を構成するアクセス情報とを、伝送路40を経由して電子機器20から取得し、電子機器20から取得したアクセス情報に基づいて、伝送路50を経由してプログラム提供サーバ30にアクセスし、ホスト端末10の端末IDと、電子機器20から取得した電子機器情報251とをプログラム提供サーバ30に提供する点で第1の実施の形態と異なる。
プログラム提供サーバ30は、ホスト端末10から提供された端末ID151と電子機器情報251とに基づいて、対応する電子機器制御プログラム351を検索し、検索した電子機器制御プログラム351をホスト端末10に提供する。
また、ホスト端末10が、電子機器制御プログラム351の格納先を直接示すリンク先情報を電子機器20から取得する場合は、電子機器制御プログラム351の格納先にアクセスし、電子機器制御プログラム351を取得する点で第1の実施の形態と異なる。
なお、初期設定において、ホスト端末10が、自身のメールアドレスを予め設定し、電子機器20が、サーバ情報252にプログラム提供サーバ30のメールアドレスを予め有している場合は、ホスト端末10が、電子機器20が有するメールアドレスに従って、端末ID151と、自身のメールアドレス152と、電子機器情報251とをプログラム提供サーバ30に送信することによって、第1の実施の形態と同様に、プログラム提供サーバ30から送信された電子メールにより直接又は間接的に電子機器制御プログラム351をダウンロードできる。
(第2の実施の形態による効果)
以上のように、本実施の形態によれば、電子機器20−プログラム提供サーバ30間が通信可能ではない状態で接続されている場合であっても、ホスト端末10が、プログラム提供サーバ30へのアクセス先を示すURLなどのアクセス情報に基づいて、プログラム提供サーバ30を特定してアクセスでき、プログラム提供サーバ30によって検索された、対応する電子機器制御プログラム351をダウンロードできるので、ホスト端末10は、ホスト端末10の利用者による入力操作の負担を軽減し、適切な電子機器制御プログラム351を取得できる。
また、本実施の形態によれば、電子機器20−プログラム提供サーバ30間が通信可能ではない状態で接続されている場合であっても、電子機器20又はプログラム提供サーバ30が、電子機器制御プログラム351の保存先を示すリンク先情報をホスト端末10に示すので、電子機器制御プログラム351のダウンロード先アドレスを予めホスト端末10に設定しておく必要が無い。
さらに、本実施の形態によれば、電子機器20−プログラム提供サーバ30間が通信可能ではない状態で接続されている場合であっても、初期設定において、ホスト端末10が、自身のメールアドレスを予め設定し、電子機器20が、プログラム提供サーバ30のメールアドレスを予め有している場合は、ホスト端末10が、電子機器20が有するメールアドレスに従って、端末ID151と、自身のメールアドレス152と、電子機器情報251とをプログラム提供サーバ30に送信することにより、第1の実施の形態と同様に、電子機器制御プログラム351のダウンロードにおいて、セキュリティが向上する。
(第3の実施の形態)
図12は、本発明の第3の実施の形態によるプログラム提供システムの構成要素であるホスト端末10の他の構成を示す図である。
図12を参照すると、本実施の形態によるプログラム提供システムにおける、ホスト端末10は、第1の実施の形態と同様に、情報処理部11と、プログラムメモリ12と、作業メモリ13と、プログラム復号処理部14と、情報保存部15と、端末特定情報読み取り領域16と、電子機器通信部17と、プログラム提供サーバ通信部18とを備えるが、情報保存部15と端末特定情報読み取り領域16に、それぞれ、ホスト端末10のメーカー名153と型番154、およびメーカー名153aと型番154aを備える点が第1の実施の形態に追加されている。
ホスト端末のメーカー名と型番は、ホスト端末10が、異なるOS(Operating System)など、異なるソフトウェア実行環境で用いられる場合に、各ソフトウェア実行環境を区別するために利用する。
その理由は、例えば、甲社のホスト端末10と乙社のホスト端末10ではOSが異なる場合があり、その場合には、OSに合わせた電子機器制御プログラム351が必要となるが、ホスト端末のメーカー名と型番を利用して各ホスト端末10のOSを区別すると、プログラム提供システムは、各ホスト端末10のOSに合わせた電子機器制御プログラム351を各ホスト端末10に提供できるからである。
第3の実施の形態によるプログラム提供システムの動作の主要な点を説明する。
電子機器20が、ホスト端末10からホスト端末10のメーカー名153a及び型番154aを取得し、プログラム提供サーバ30が、電子機器20から取得したホスト端末10のメーカー名153a及び型番154aからホスト端末10の機種を特定し、特定した機種に適合した電子機器制御プログラム351を選択して、ホスト端末10に提供する。
(第3の実施の形態による効果)
以上のように、本実施の形態によれば、ホスト端末10の機種が異なり、ソフトウェアの実行環境が異なるような場合であっても、ホスト端末10を特定する情報としてメーカー名と型番を備える事で、ホスト端末の機種を特定することが可能となり、それぞれの機種に適合した電子機器制御プログラムを提供することが可能となる。
(第4の実施の形態)
図13は、本発明の第4の実施の形態によるプログラム提供システムの構成要素であるプログラム提供サーバ30の他の構成を示す図である。
第13図を参照すると、本実施の形態によるプログラム提供システムにおける、プログラム提供サーバ30は、第1の実施の形態と同様に、情報処理部31と、プログラムメモリ32と、作業メモリ33と、プログラム暗号化処理部34と、情報保存部35と、端末特定情報一時保存部36と、ホスト端末通信部37と、電子機器通信部38と、電子機器情報−制御プログラム関連付けテーブル39とを備えるが、電子署名生成/添付部80を備える点が第1の実施の形態に追加されている。
電子署名生成/添付部80は、電子署名を生成してホスト端末10がダウンロードする電子機器制御プログラム351及び電子メールに添付する機能を有する。
電子署名は、プログラム提供サーバ30から、ホスト端末10に、電子機器制御プログラムの格納先を通知する場合や、電子機器制御プログラム351を提供する場合に、通信路のデータが改竄されているか否かを確認するため、また、通信データの送信元がプログラム提供サーバ30であるか否かを確認するために用いられる。
なお、電子署名は、プログラム提供サーバ30が電子機器20から受信したホスト端末10の端末特定情報に基づいて生成される。
図14を参照すると、本実施の形態によるプログラム提供システムにおける、ホスト端末10は、第1の実施の形態と同様に、情報処理部11と、プログラムメモリ12と、作業メモリ13と、プログラム復号処理部14と、情報保存部15と、端末特定情報読み取り領域16と、電子機器通信部17と、プログラム提供サーバ通信部18とを備えるが、プログラム提供サーバ30で添付された電子署名を確認する機能を有する電子署名確認部81を備える点が第1の実施の形態に追加されている。
第4の実施の形態によるプログラム提供システムの動作の主要な点を、図13及び図14を参照して説明する。
プログラム提供サーバ30は、電子署名が添付された電子機器制御プログラム351及び電子メールをホスト端末10に送信する。
ホスト端末10は、プログラム提供サーバ30から受信した、電子署名が添付された電子機器制御プログラム351及び電子メールが適切なものであるか、ホスト端末10の端末特定情報に基づいて復号等することにより確認できた場合に、電子機器制御プログラム351を実行できる。
なお、プログラム提供サーバ30が、電子機器制御プログラム351の格納先と電子署名とが添付された電子メールをホスト端末10に送信し、ホスト端末10が、プログラム提供サーバ30から受信した、電子署名が添付された電子メールが適切なものであるか確認できた場合に、電子機器制御プログラム351の格納先に接続できることとしてもよい。
(第4の実施の形態による効果)
従来、電子機器制御プログラムが格納されたサーバとホスト端末間で通信を行う伝送路は、一般的なインターネット回線を用いるので、ホスト端末がダウンロードする電子機器制御プログラムに対する伝送路上での不正取得や改竄への抑止機能が低いという問題点があった。
しかし、以上のように、本実施の形態によれば、プログラム提供サーバ30が電子機器制御プログラム351に電子署名を付加してホスト端末10に提供し、ホスト端末10が電子署名を復号してこれを確認する事で、プログラム提供サーバ30とホスト端末10の通信経路で改竄されていない電子機器制御プログラム351をホスト端末10によって用いることが可能となり、また、不正取得に対する抑止機能が強化される。
(第5の実施の形態)
図15は、本発明の第5の実施の形態によるプログラム提供システムの構成要素であるプログラム提供サーバ30の他の構成を示す図である。
第15図を参照すると、本実施の形態によるプログラム提供システムにおける、プログラム提供サーバ30は、第1の実施の形態と同様に、情報処理部31と、プログラムメモリ32と、作業メモリ33と、プログラム暗号化処理部34と、情報保存部35と、端末特定情報一時保存部36と、ホスト端末通信部37と、電子機器通信部38と、電子機器情報−制御プログラム関連付けテーブル39とを備えるが、利用権利情報添付部82を備える点が第1の実施の形態に追加されている。
利用権利情報添付部82は、ホスト端末10がダウンロードする電子機器制御プログラム351及び電子メールに、ホスト端末10の端末特定情報等をキーとして生成した利用権利情報を添付して、ホスト端末10に送信する機能を有する。
プログラム提供サーバ30を提供するサービスプロバイダなどが電子機器制御プログラム351を販売するような場合において、利用権利情報が電子機器制御プログラム351に添付されておりホスト端末10の端末特定情報等をキーとしている場合はホスト端末10で電子機器制御プログラム351を実行可能とし、利用権利情報が電子機器制御プログラム351に添付されているがホスト端末10の端末特定情報等をキーとしていない場合や、利用権利情報が電子機器制御プログラム351に添付されていない場合は実行不可能とする。
さらに、利用権利情報に、プログラムを実行可能とする期限や回数などの利用制限情報を含ませ、ホスト端末10に対して、利用制限情報における期限を過ぎていない場合はプログラムを起動可能とし、期限を過ぎると起動不可能とすることや、あるいは、利用制限情報における回数を越えない場合はプログラムを起動可能とし、回数を超えると起動不可能とすることなどができる。
また、図16に示すように、第1の実施の形態のホスト端末10の構成に、利用権利情報起動制御部83が追加されている。
利用権利情報起動制御部83は、ホスト端末10が利用権利情報に基づいてプログラムの起動制御を行う機能を有する。
第5の実施の形態によるプログラム提供システムの動作の主要な点を説明する。
プログラム提供サーバ30が、利用権利情報添付部82により電子機器制御プログラム351及び電子メールに利用権利情報を添付して、ホスト端末10に送信する。
ホスト端末10が、プログラム提供サーバ30から受信した電子機器制御プログラム351の利用権利を取得し、利用権利起動制御部83により電子機器制御プログラム351の起動制御を行う。
(第5の実施の形態による効果)
以上のように、本実施の形態によれば、プログラム提供サーバ30を提供するサービスプロバイダ等が、利用権利情報によって電子機器制御プログラム351の利用条件を設定することで、サービスプロバイダ等が許可したホスト端末10あるいはユーザにのみ電子機器制御プログラム351を利用可能とする、または、利用期限や回数などの利用制限付きでプログラムを利用可能にすることが可能となる。
(第6の実施の形態)
図17は、本発明の第6の実施の形態によるプログラム提供システムの構成要素であるプログラム提供サーバ30の他の構成を示す図である。
第17図を参照すると、本実施の形態によるプログラム提供システムにおける、プログラム提供サーバ30は、第1の実施の形態と同様に、情報処理部31と、プログラムメモリ32と、作業メモリ33と、プログラム暗号化処理部34と、情報保存部35と、端末特定情報一時保存部36と、ホスト端末通信部37と、電子機器通信部38と、電子機器情報−制御プログラム関連付けテーブル39とを備えるが、電子機器IPアドレス埋め込み部84を備える点が第1の実施の形態に追加されている。
前記電子機器IPアドレス埋め込み部84は、電子機器20の電子機器情報251の一部である、電子機器20のネットワーク上の位置を特定するIPアドレスを、電子機器20から取得して電子機器制御プログラム351に埋め込む機能を持つ。
第6の実施の形態によるプログラム提供システムの動作の主要な点を説明する。
プログラム提供サーバ30は、電子機器20のIPアドレスが埋め込まれた電子機器制御プログラム351をホスト端末10に送信する。 ホスト端末10は、電子機器20のIPアドレスが含まれた電子機器制御プログラム351をプログラム提供サーバ30から受信し、IPアドレスが示す電子機器20にアクセスする。
(第6の実施の形態による効果)
以上のように、本実施の形態によれば、ホスト端末10は、電子機器20のIPアドレスが埋め込まれた電子機器制御プログラム351をダウンロードし、前記埋め込まれたIPアドレスで、ネットワークを介して電子機器20にアクセスし、制御するので、利用者が電子機器20と通信するためのIPアドレスをホスト端末10に改めて設定する必要がないため、ホスト端末10の電子機器20に対するIPアドレスの設定が容易になる。
また、同種の電子機器が、帰属するネットワークに複数存在する場合でも、ホスト端末10は、電子機器20のIPアドレスが埋め込まれた電子機器制御プログラム351を提供されるので、操作対象として選択した電子機器20を特定し、ネットワークを介して操作することが可能となる。
(第7の実施の形態)
第7の実施の形態を図18に示す、その構成として、ホスト端末10が、ランダムな暗号キーを生成する点が第1の実施の形態に追加されている。
生成された暗号キーは、情報保存部15に保存され、さらに端末特定情報読み取り領域16に書き込まれる端末特定情報に含められ、端末ID151a及びメールアドレス152aと共に、後にホスト端末10がプログラム提供サーバ30から取得する電子機器制御プログラム351をプログラム復号処理部14によって復号するためのキーに用いられる。
また、暗号キーは、端末特定情報読み取り領域16に書き込まれる際にランダムに生成され、また、メールアドレス152の書き込みと同じタイミングで端末特定情報読み取り領域16に書き込まれる。
なお、端末特定情報読み取り領域16に書き込まれた暗号キーとメールアドレス151aは、電子機器20に読まれた後、消去される。
第7の実施の形態によるプログラム提供システムの動作を説明する。
ホスト端末10は、初期設定で端末ID151aを端末特定情報読み取り領域16に書き込む。
次いで、ホスト端末10は、電子機器20が端末特定情報読み取り領域16にアクセスしたことを検出した後、メールアドレス152aとランダム暗号キー生成部85により生成された暗号キーとを端末特定情報読み取り領域16に書き込む。同じタイミングで情報保存部15にも前記生成された暗号キーを保存する。
次いで、ホスト端末10は、書き込み完了フラグ161をONに設定する。
電子機器20は、書き込み完了フラグ161がONであることを確認して、ホスト端末10のメールアドレス152aと暗号キーとを読み出す。
電子機器20は、ホスト端末10の端末特定情報読み取り領域16に書かれた端末特定情報である端末ID151aとメールアドレス152aと暗号キーとを読み取り、電子機器情報251と共にプログラム提供サーバ30に送信する。
ホスト端末10は、書き込み完了フラグ161をONに設定した後に電子機器20が端末特定情報読み取り領域16にアクセスしたことを検出することによって、書き込み完了フラグ161をOFFに設定し、メールアドレス152aと暗号キーとを端末特定情報読み取り領域16から消去する。
プログラム提供サーバ30は、ホスト端末10によって電子機器制御プログラム351を要求されると、電子機器20から受信した暗号キーによって電子機器制御プログラム351を暗号化し、暗号化した電子機器制御プログラム351をホスト端末10に送信する。
ホスト端末10は、プログラム提供サーバ30からダウンロードした電子機器制御プログラム351を、プログラム復号処理部14で暗号キーを用いることによって復号する。
その他の動作は、本発明の第1の実施の形態による基本動作と同様である。
(第7の実施の形態による効果)
以上のように、本実施の形態によれば、ホスト端末10に固有で変化しない端末ID151ではなく、ランダムに生成される暗号キーによって電子機器制御プログラム351を復号するので、電子機器制御プログラム351の不正取得や改竄等に対するセキュリティが向上する。
本実施例1は、第1の実施の形態に対応する例であり、図3にその構成図を示す。また、論理的な伝送路を説明するにあたり、図1を用いて説明する。
その構成として、携帯電話機、PDA、多機能リモコン等の携帯情報端末であるホスト端末10と、プリンタ、ハードディスクレコーダ、テレビジョン、エアーコンディショナー、照明等の電子機器20と、プログラム提供サーバ30とを備え、赤外線やRFIDのような近距離無線通信等の技術を用いた無線通信、あるいはUSBを用いた有線通信によってホスト端末10−電子機器20間を接続する伝送路40と、電子機器20に接続される有線LAN71上に設置されたルータ72、ADSL73、インターネット70を介して電子機器20−プログラム提供サーバ30間を接続する伝送路50と、有線LAN71上に設置された無線LANのアクセスポイント74、ルータ72、ADSL73、及びインターネット70を介してプログラム提供サーバ30−ホスト端末10間を接続する伝送路60等によって構成されている。
本実施例1によるプログラム提供システムの動作を説明する。
伝送路40が近距離無線通信の場合、ホスト端末の所有者はホスト端末10を電子機器20に近づける。電子機器20は、伝送路40を通してホスト端末10の端末IDやメールアドレスが含まれた端末特定情報を読み取ると、電子機器20自身のメーカー名や機種名などの機種を区別する情報が含まれた機種情報の電子機器情報251と、ホスト端末10から読み取った端末特定情報とを共に、有線LAN71に接続されたルータ72およびADSL73、さらにインターネット70を経由する、論理的にセキュアな伝送路50を通して、プログラム提供サーバ30に送信する。
プログラム提供サーバ30は、電子機器20から受信した電子機器情報251から電子機器20の電子機器制御プログラム351を特定し、端末特定情報から得られるホスト端末10のメールアドレスに電子機器制御プログラム351の格納先が記載された情報を、インターネット70と、ADSL73と、ルータ72と、無線LANアクセスポイント74を経由する、伝送路60を通して、電子メールなどで通知する。
ホスト端末10は、電子メールを受信すると、記載された電子機器制御プログラム351の格納先に伝送路60を通してアクセスし、特定された電子機器制御プログラム351を取得する。
(実施例1による効果)
以上のように、本実施例1によれば、ホスト端末10は、プログラム提供サーバ30から受信した電子機器制御プログラム351の格納先にアクセスして、前記プログラムを取得する事で、予め、ホスト端末10に電子機器20を制御するプログラムおよびプログラムの格納先が設定されていなくとも、電子機器20を制御するプログラムを取得することを可能とする。
本実施例2は、第1の実施の形態に対応する例であり、その構成として、上記第7の実施の形態同様に、ホスト端末10が、暗号キーを生成する点が第1の実施の形態に追加されているが、生成する暗号キーについて、公開鍵暗号方式の公開鍵を生成する点で上記第7の実施の形態と異なる。
本実施例における暗号キーは、上記第7の実施の形態同様に、端末特定情報読み取り領域16に書き込まれる端末特定情報に含められ、端末ID151a及びメールアドレス152aと共に、後にホスト端末10がプログラム提供サーバ30から取得する電子機器制御プログラム351をプログラム復号処理部14によって復号するためのキーに用いられる。
一方、本実施例における暗号キーは、端末特定情報読み取り領域16に書き込まれる際にランダムに生成されたキーの種から、公開鍵暗号方式で公開鍵と秘密鍵の2種類を生成され、前記2種のうち公開鍵が、暗号キーとして、メールアドレス152aの書き込みと同じタイミングで端末特定情報読み取り領域16に書き込まれる点で上記第7の実施の形態と異なる。
なお、端末特定情報読み取り領域16に書き込まれた暗号キーとメールアドレス151aは、上記第7の実施の形態同様に、電子機器20に読まれた後、消去される。
本実施例2によるプログラム提供システムの動作を説明する。
ホスト端末10は、初期設定で端末ID151aを端末特定情報読み取り領域16に書き込む。
次いで、ホスト端末10は、電子機器20が端末特定情報読み取り領域16にアクセスしたことを検出した後、メールアドレス152aと暗号キーとを端末特定情報読み取り領域16に書き込む。
次いで、ホスト端末10は、書き込み完了フラグ161をONに設定する。
電子機器20は、書き込み完了フラグ161がONであることを確認して、ホスト端末10のメールアドレス152aと暗号キーとを読み出す。
ホスト端末10は、書き込み完了フラグ161をONに設定した後に電子機器20が端末特定情報読み取り領域16にアクセスしたことを検出することによって、書き込み完了フラグ161をOFFに設定し、メールアドレス152aと暗号キーとを端末特定情報読み取り領域16から消去する。
電子機器20は、ホスト端末10の端末特定情報読み取り領域16に書かれた端末特定情報である端末ID151aとメールアドレス152aと暗号キーとを読み取り、電子機器情報251と共にプログラム提供サーバ30に送信する。
プログラム提供サーバ30は、ホスト端末10によって電子機器制御プログラム351を要求されると、電子機器20から受信した暗号キーによって電子機器制御プログラム351を公開鍵暗号方式で暗号化し、暗号化した電子機器制御プログラム351をホスト端末10に送信する。
ホスト端末10は、プログラム提供サーバ30からダウンロードした電子機器制御プログラム351を、プログラム復号処理部14で秘密鍵を用いることによって復号する。
その他の動作は、本発明の第1の実施の形態による基本動作と同様である。
(実施例2による効果)
以上のように、本実施例2によれば、ホスト端末10に固有で変化しない端末ID151ではなく、公開鍵生成のためにランダムに生成されるキーの種、及び生成される公開鍵によって電子機器制御プログラム351を暗号化し、さらに、秘密鍵によって電子機器制御プログラム351を復号するので、電子機器制御プログラム351の不正取得や改竄等に対するセキュリティが向上する。
以上好ましい複数の実施の形態をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも、上記実施の形態及び実施例に限定されるものでなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
本発明の第1の実施の形態によるプログラム提供システムの構成の概略を示すブロック図である。 第1の実施の形態によるプログラム提供システムの構成及び動作の概略を示す図である。 第1の実施の形態によるプログラム提供システムのより詳細な構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態によるプログラム提供システムの構成要素であるホスト端末10の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態によるプログラム提供システムの構成要素である電子機器20の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態によるプログラム提供システムの構成要素であるプログラム提供サーバ30の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態による電子機器情報−制御プログラム関連付けテーブルを示す図である。 第1の実施の形態によるプログラム提供システムのホスト端末10のハードウェア構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態によるプログラム提供システムの動作を示すメッセージシーケンスチャートである。 本発明の第2の実施の形態によるプログラム提供システムの構成及び動作の概略を示す図である。 第2の実施の形態によるプログラム提供システムの動作を説明するメッセージシーケンスチャートである。 第3の実施の形態によるプログラム提供システムの構成要素であるホスト端末10の他の構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態によるプログラム提供システムの構成要素であるプログラム提供サーバ30の他の構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態によるプログラム提供システムの構成要素であるホスト端末10の他の構成を示すブロック図である。 第5の実施の形態によるプログラム提供システムの構成要素であるプログラム提供サーバ30の他の構成を示すブロック図である。 第5の実施の形態によるプログラム提供システムの構成要素であるホスト端末10の他の構成を示すブロック図である。 第6の実施の形態によるプログラム提供システムの構成要素であるプログラム提供サーバ30の他の構成を示すブロック図である。 第7の実施の形態によるプログラム提供システムの構成要素であるホスト端末10の他の構成を示すブロック図である。 従来のプログラム提供システムの構成及び動作の概略を示す図である。
符号の説明
10:ホスト端末
101:CPU
102:主記憶部
103:通信部
104:提示部
105:入力部
106:インタフェース部
107:補助記憶部
11:情報処理部
12:プログラムメモリ
13:作業メモリ
14:プログラム復号処理部
15:情報保存部
151,151a:端末ID
152,152a:メールアドレス
16:端末特定情報読み取り領域
161:書き込み完了フラグ
17:電子機器通信部
18:プログラム提供サーバ通信部
20:電子機器
21:情報処理部
22:プログラムメモリ
23:作業メモリ
25:情報保存部
251:電子機器情報
252:サーバ情報
26:端末特定情報読み取り部
27:ホスト端末通信部
28:プログラム提供サーバ通信部
30:プログラム提供サーバ
31:情報処理部
32:プログラムメモリ
33:作業メモリ
34:プログラム暗号化処理部
35:情報保存部
351:電子機器制御プログラム
36:端末特定情報一時保存部
37:ホスト端末通信部
38:電子機器通信部
39:電子機器情報−制御プログラム関連付けテーブル
391:メーカー名
392:機種名
393:リンク先情報
40、50、60:伝送路
70:インターネット
71:有線LAN
72:ルータ
73:ADSL
74:無線LANアクセスポイント
153,153a:メーカー名
154,154a:型番
155:暗号キー
80:電子署名生成/添付部
81:電子署名確認部
82:利用権利情報添付部82
83:利用権利情報起動制御部
84:電子機器IPアドレス埋め込み部
85:ランダム暗号キー生成部

Claims (52)

  1. 自端末を特定する端末情報を有する携帯端末と、自電子機器を特定する機器情報と、前記携帯端末が前記電子機器を操作するためのプログラムを格納するサーバを特定するサーバ情報とを有し、前記携帯端末から受信した前記端末情報と、前記機器情報とを、前記サーバ情報で特定される前記サーバに送信する電子機器と、
    前記端末情報と前記機器情報とを受信し、前記機器情報で特定される前記電子機器に対応するプログラム又は前記プログラムの格納先を、前記携帯端末に提供するサーバと、を有することを特徴とするプログラム提供システム。
  2. 前記サーバが、前記機器情報及び前記端末情報に基づいて、前記電子機器と前記携帯端末の種類に適合する前記プログラム又は前記プログラムの格納先を特定し、前記プログラム又は前記プログラムの格納先を前記端末情報で特定される前記携帯端末に、前記ネットワークを介して提供することを特徴とする請求項1に記載のプログラム提供システム。
  3. 前記電子機器が、前記携帯端末と一対一に接続して通信する一対一通信により、前記携帯端末の前記端末情報を直接取得することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプログラム提供システム。
  4. 前記サーバは、前記プログラム又は前記プログラムの格納先情報を前記端末情報を用いて暗号化し、前記携帯端末に提供することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のプログラム提供システム。
  5. 前記端末情報が、前記携帯端末を宛先とするメールアドレスを有し、
    前記電子機器が、前記携帯端末と前記電子機器との一対一通信によって前記携帯端末から読み取った前記メールアドレスと、前記機器情報とを、前記サーバ情報で特定される前記サーバに送信し、
    前記メールアドレスと前記機器情報を受信した前記サーバが、前記機器情報で特定される前記プログラム又は前記プログラムの格納先を、前記メールアドレスに基づいて、前記携帯端末に、前記ネットワークを介して提供することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載のプログラム提供システム。
  6. 前記端末情報が、前記携帯端末を宛先とするメールアドレスと前記携帯端末を識別する端末IDとを有し、
    前記電子機器が、前記携帯端末と前記電子機器との一対一通信によって前記携帯端末から読み取った前記メールアドレス及び前記端末IDと、前記機器情報とを、前記サーバ情報で特定される前記サーバに送信し、
    前記メールアドレス及び前記端末IDと前記機器情報とを受信した前記サーバが、前記機器情報及び前記端末IDで特定される前記プログラム又は前記プログラムの格納先を、前記メールアドレスに基づいて、前記携帯端末に、前記ネットワークを介して提供することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載のプログラム提供システム。
  7. 前記サーバが、前記端末IDに基づいて生成した電子証明書を添付した電子メールを用いて、前記プログラム又は前記プログラムの格納先を前記携帯端末に提供することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のプログラム提供システム。
  8. 前記一対一通信は、赤外線やICタグなどの技術を用いた非接触通信や近接通信、又はUSBなどの技術を用いて単一の線路として直接的に識別できる通信であることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1項に記載のプログラム提供システム。
  9. 前記端末情報のうち前記端末IDは、前記一対一通信で前記電子機器に読み取られる読み取り領域に予め書き込まれており、前記端末情報のうち前記メールアドレスを含む前記端末ID以外の情報は、前記端末IDが読み取られた後に前記読み取り領域に書き込まれ、前記電子機器による読み取りが終了すると前記読み取り領域から消去されることを特徴とする請求項6から請求項8の何れか1項に記載のプログラム提供システム。
  10. 前記サーバは、前記プログラム又は前記プログラムの格納先を、前記端末IDを用いて暗号化し、前記携帯端末に提供することを特徴とする請求項6から請求項9の何れか1項に記載のプログラム提供システム。
  11. 前記サーバは、前記携帯端末や前記電子機器との通信において、2種類以上の論理的な通信路を持ち、その内の最低1つがセキュアな通信路であることを特徴とする請求項1から請求項10の何れか1項に記載のプログラム提供システム。
  12. 自電子機器を特定する機器情報と、前記携帯端末が前記電子機器を操作するためのプログラムを格納するサーバを特定するサーバ情報とを有する電子機器と、
    自端末を特定する端末情報を有し、前記電子機器から受信した前記機器情報と、前記端末情報とを、前記電子機器から読み取った前記サーバ情報で特定される前記サーバに送信する携帯端末と、
    前記端末情報と前記機器情報とを受信し、前記機器情報で特定される前記電子機器に対応するプログラム又は前記プログラムの格納先を、前記携帯端末に提供するサーバと、
    を有することを特徴とするプログラム提供システム。
  13. 前記サーバは、前記プログラムの利用権利を示す利用権利情報を前記端末情報で暗号化し、前記プログラムに格納して前記携帯端末に提供し、
    前記携帯端末は、前記端末情報で前記利用権利情報を復号できた場合に、前記プログラムを実行できることを提示することを特徴とする請求項1から請求項12の何れか1項に記載のプログラム提供システム。
  14. 電子機器の操作を実行するプログラムを格納するサーバから前記プログラムをネットワークを介して受信する携帯端末において、
    前記サーバを特定するサーバ情報と、前記電子機器自身を特定する機器情報とを有する前記電子機器に通信によって携帯端末自身を特定する端末情報を提供する提供手段と、
    前記端末情報と前記機器情報とを前記サーバ情報に基づいて特定されて提供された前記サーバが前記端末情報及び前記機器情報によって特定した、前記電子機器と前記携帯端末の種類に適合する前記プログラム又は前記プログラムの格納先情報を、前記ネットワークを介して受信する受信手段を有することを特徴とする携帯端末。
  15. 前記受信手段は、前記サーバによって、送信先を前記端末情報で特定され、前記機器情報及び前記端末情報で特定された、前記電子機器と前記携帯端末の種類に適合する前記プログラム又は前記プログラムの格納先情報を、前記ネットワークを介して受信することを特徴とする請求項14に記載の携帯端末。
  16. 前記提供手段は、操作対象として直接的に識別できる前記電子機器に一対一に接続して通信することで、前記端末情報を前記電子機器に提供することを特徴とする請求項14又は請求項15に記載の携帯端末。
  17. 前記受信手段は、前記サーバによって前記端末情報を用いて暗号化された前記プログラム又は前記プログラムの格納先情報を受信し、
    暗号化された前記プログラム又は前記プログラムの格納先情報を、自身が有する前記端末情報を用いて復号する復号手段を有することを特徴とする請求項14から請求項16の何れか1項に記載の携帯端末。
  18. 前記携帯端末自身を宛先とするメールアドレスを有し、
    前記提供手段は、前記電子機器との一対一通信によって前記電子機器に前記メールアドレスを有する前記端末情報を提供し、
    前記受信手段は、前記電子機器によって、前記サーバ情報で特定され前記端末情報及び前記機器情報を送信された前記サーバによって、送信先を前記メールアドレスで特定され、前記機器情報で特定された前記プログラム又は前記プログラムの格納先を、前記ネットワークを介して受信することを特徴とする請求項14から請求項17の何れか1項に記載の携帯端末。
  19. 前記携帯端末自身を宛先とするメールアドレスと、前記携帯端末を識別する端末IDとを有し、
    前記提供手段は、前記電子機器との一対一通信によって前記電子機器に前記メールアドレス及び前記端末IDを有する前記端末情報を提供し、
    前記受信手段は、前記電子機器によって、前記サーバ情報で特定され前記端末情報及び前記機器情報を送信された前記サーバによって、送信先を前記メールアドレスで特定され、前記機器情報及び前記端末IDで特定された前記電子機器と前記携帯端末の種類に適合する前記プログラム又は前記プログラムの格納先を、前記ネットワークを介して受信することを特徴とする請求項14から請求項17の何れか1項に記載の携帯端末。
  20. 前記受信手段は、前記サーバによって、前記端末情報で生成された電子証明書を添付された電子メールに示された前記プログラム又は前記プログラムの格納先を、前記ネットワークを介して受信することを特徴とする請求項18又は請求項19に記載の携帯端末。
  21. 前記提供手段は、赤外線やICタグの技術を用いた非接触通信や近接通信、又はUSBの技術を用いて単一の線路として直接的に識別できる前記電子機器に一対一に接続して通信することによって、前記端末情報を前記電子機器に提供することを特徴とする請求項14から請求項20の何れか1項に記載の携帯端末。
  22. 前記端末情報のうち前記端末IDは、前記提供手段で前記電子機器に情報を提供するための提供領域に予め書き込まれており、前記端末情報のうち前記メールアドレスを含む前記端末ID以外の情報は、前記提供手段で前記端末IDを提供した後に前記提供領域に書き込まれ、前記電子機器への提供が終了すると前記提供領域から消去する手段を有することを特徴とする請求項19から請求項21の何れか1項に記載の携帯端末。
  23. 前記受信手段は、前記サーバによって前記端末IDで暗号化された前記プログラム又は前記プログラムの格納先情報を受信し、
    暗号化された前記プログラム又は前記プログラムの格納先情報を、自身が有する前記端末IDを用いて復号する復号手段を有することを特徴とする請求項19から請求項22の何れか1項に記載の携帯端末。
  24. 電子機器の操作を実行するプログラムを格納するサーバから前記プログラムをネットワークを介して受信する携帯端末において、
    前記サーバを特定するサーバ情報と、前記電子機器自身を特定する機器情報とを有する前記電子機器から、一対一通信によって前記サーバ情報及び前記機器情報を入手する入手手段と、
    前記機器情報と携帯端末自身を特定する端末情報とを、前記サーバ情報で特定した前記サーバに提供する提供手段と、
    前記端末情報と前記機器情報とを提供された前記サーバが前記端末情報と前記機器情報とで特定した前記プログラムを前記サーバから取得する取得手段とを有することを特徴とする携帯端末。
  25. 前記受信手段は、前記サーバによって前記プログラムの利用権利を示す利用権利情報を格納され前記端末情報で暗号化された前記プログラムを受信し、
    前記復号手段によって、自身が有する前記端末情報で前記利用権利情報を復号できた場合に、前記プログラムを実行できることを提示する手段を有することを特徴とする請求項14から請求項24の何れか1項に記載の携帯端末。
  26. 電子機器の操作をするためのプログラムを格納し、前記電子機器を操作する携帯端末にネットワークを介して前記プログラムを送信するサーバにおいて、
    前記電子機器が有する前記サーバを特定するサーバ情報で送信先を特定され、前記電子機器が有する前記電子機器を特定する機器情報と、前記携帯端末から受信した前記携帯端末を特定する端末情報とを前記電子機器から受信する受信手段と、
    前記機器情報で特定した前記プログラムの送信先を前記端末情報で特定し、前記プログラム又は前記プログラムの格納先を前記ネットワークを介して前記携帯端末に送信する送信手段とを有することを特徴とするサーバ。
  27. 前記送信手段は、前記機器情報及び前記端末情報で特定した、前記電子機器と前記携帯端末の種類に適合する前記プログラム又は前記プログラムの格納先を、前記端末情報で特定した前記携帯端末に、前記ネットワークを介して送信することを特徴とする請求項26に記載のサーバ。
  28. 前記送信手段は、前記プログラム又は前記プログラムの格納先情報を、前記端末情報を用いて暗号化して、前記携帯端末に送信することを特徴とする請求項26又は請求項27に記載のサーバ。
  29. 前記受信手段は、前記携帯端末を宛先とするメールアドレスと前記機器情報を前記電子機器から受信し、
    前記送信手段は、前記機器情報で特定した前記プログラム又は前記プログラムの格納先を、前記メールアドレスに基づいて、前記携帯端末に、前記ネットワークを介して送信することを特徴とする請求項26から請求項28の何れか1項に記載のサーバ。
  30. 前記受信手段は、前記電子機器が前記携帯端末から取得した前記端末情報である前記携帯端末を宛先とするメールアドレスと、前記携帯端末を識別する端末IDとを、前記電子機器から受信し、
    前記送信手段は、前記機器情報及び前記端末IDで特定した、前記電子機器と前記携帯端末の種類に適合した前記プログラム又は前記プログラムの格納先を、前記メールアドレスに基づいて、前記携帯端末に、前記ネットワークを介して送信することを特徴とする請求項26から請求項29の何れか1項に記載のサーバ。
  31. 前記送信手段は、前記端末情報で生成した電子証明書を添付した電子メールを用いて、前記プログラム又は前記プログラムの格納先を前記携帯端末に送信することを特徴とする請求項29又は請求項30に記載のサーバ。
  32. 前記送信手段は、前記プログラム又は前記プログラムの格納先情報を、前記端末IDを用いて暗号化し、前記携帯端末に送信することを特徴とする請求項30又は請求項31に記載のサーバ。
  33. 前記携帯端末や前記電子機器との通信において、2種類以上の論理的な通信路であって、その内の最低1つがセキュアな通信路である前記論理的な通信路によって通信を行うことを特徴とする請求項26から請求項32の何れか1項に記載のサーバ。
  34. 前記送信手段は、前記プログラムの利用権利を示す利用権利情報を、前記端末情報で暗号化し、前記プログラムに格納して前記携帯端末に送信することを特徴とする請求項26から請求項33の何れか1項に記載のサーバ。
  35. 所定の操作をするためのプログラムを当該プログラムを格納するサーバからネットワークを介して取得した携帯端末によって操作される電子機器において、
    前記サーバを特定するサーバ情報と、自身を特定する機器情報とを有し、
    前記携帯端末との一対一通信によって前記携帯端末から読み取った前記携帯端末を特定する端末情報と、前記機器情報とを、前記サーバ情報で特定される前記サーバに送信する送信手段とを有することを特徴とする電子機器。
  36. 前記一対一通信は、非接触通信や近接通信又は単一の線路で直接的に識別できる一対一の接続による前記携帯端末との通信であることを特徴とする請求項35に記載の電子機器。
  37. 前記携帯端末が有する、前記携帯端末を宛先とするメールアドレスを取得する取得手段を有し、
    前記送信手段は、前記機器情報と共に前記メールアドレスを前記サーバに送信することを特徴とする請求項35又は請求項36に記載の電子機器。
  38. 前記送信手段は、前記携帯端末との一対一通信によって前記携帯端末から読み取った前記携帯端末を宛先とするメールアドレス及び前記携帯端末を識別する端末IDと、前記機器情報とを、前記サーバ情報で特定される前記サーバに送信することを特徴とする請求項35から請求項37の何れか1項に記載の電子機器。
  39. 前記一対一通信は、赤外線やICタグの技術を用いた非接触通信や近接通信、又はUSBの技術を用いて単一の線路として直接的に識別できる一対一の接続による前記携帯端末との通信であることを特徴とする請求項35から請求項38の何れか1項に記載の電子機器。
  40. 前記送信手段は、前記端末情報のうち予め設定されている前記端末IDをまず読み取り、前記端末ID読み取り後に、前記端末情報のうち前記メールアドレスを含む、前記端末ID以外の情報が設定されたことを確認して、前記メールアドレスを含む、前記端末ID以外の情報を読み取り、読み取った前記端末ID及び、前記メールアドレスを含む、前記端末ID以外の情報を前記サーバに送信することを特徴とする請求項38又は請求項39に記載の電子機器。
  41. コンピュータ装置上で実行される、携帯端末による電子機器の操作要求に応じて、前記電子機器を操作するためのプログラムを格納するサーバからネットワークを介して前記プログラムを前記携帯端末に提供するプログラム提供プログラムであって、
    前記コンピュータ装置に、
    前記電子機器が、前記サーバを特定するサーバ情報と、自身を特定する機器情報とを格納し、前記携帯端末との通信によって前記携帯端末から読み取った前記携帯端末を特定する端末情報と、前記機器情報とを、前記サーバ情報で特定される前記サーバに送信し、
    前記端末情報と前記機器情報をと受信した前記サーバが、前記機器情報で特定される前記プログラム又は前記プログラムの格納先を、前記端末情報で特定される前記携帯端末に、前記ネットワークを介して提供する機能を持たせることを特徴とするプログラム提供プログラム。
  42. 前記コンピュータ装置に、
    前記サーバが、前記機器情報及び前記端末情報で特定した、前記電子機器と前記携帯端末の種類に適合したプログラム又は前記プログラムの格納先を、前記端末情報で特定した前記携帯端末に、前記ネットワークを介して提供する機能を持たせることを特徴とする請求項41に記載のプログラム提供プログラム。
  43. 前記コンピュータ装置に、
    前記電子機器が、前記携帯端末の操作対象として直接的に認識できる一対一に接続された通信を行うことで前記端末情報を読み取る読み取り機能を持たせることを特徴とする請求項41又は請求項42に記載のプログラム提供プログラム。
  44. 前記コンピュータ装置に、
    前記サーバが、前記プログラム又は前記プログラムの格納先情報を、前記端末情報を用いて暗号化して前記携帯端末に提供する機能を持たせることを特徴とする請求項41から請求項43の何れか1項に記載のプログラム提供プログラム。
  45. 前記コンピュータ装置に、
    前記電子機器が、前記携帯端末が有する前記携帯端末を宛先とするメールアドレスを読み取り、前記機器情報と共に前記メールアドレスを前記サーバに送り、
    前記サーバが、前記機器情報で特定する前記プログラム又は前記プログラムの格納先を、前記メールアドレスに基づいて、前記携帯端末に、前記ネットワークを介して提供する機能を持たせることを特徴とする請求項41から請求項44の何れか1項に記載のプログラム提供プログラム。
  46. 前記コンピュータ装置に、
    前記電子機器が、前記携帯端末が有する前記携帯端末を宛先とするメールアドレスと、前記携帯端末を識別する端末IDとを読み取り、前記機器情報と共に前記サーバに送り、
    前記サーバは、前記機器情報及び前記端末IDで特定した、前記電子機器と前記携帯端末の種類に適合した前記プログラム又は前記プログラムの格納先を、前記メールアドレスに基づいて、前記携帯端末に、前記ネットワークを介して提供する機能を持たせることを特徴とする請求項41から請求項44の何れか1項に記載のプログラム提供プログラム。
  47. 前記コンピュータ装置に、
    前記サーバが、前記端末特定情報で生成した電子証明書を添付した電子メールを用いて、前記プログラム又は前記プログラムの格納先を前記携帯端末に通知する機能を持たせることを特徴とする請求項45又は請求項46に記載のプログラム提供プログラム。
  48. 前記読み取り機能に、赤外線やICタグの技術を用いた非接触通信や近接通信、又はUSBの技術を用いて単一の線路として直接的に識別できる一対一の接続によって前記携帯端末と通信することで、前記端末情報を読み取る機能を持たせることを特徴とする請求項41から請求項47の何れか1項に記載のプログラム提供プログラム。
  49. 前記コンピュータ装置に、
    前記端末情報のうち前記端末IDを、前記読み取り機能によって前記電子機器に情報を読み取られる読み取り領域に予め書き込み、前記端末情報のうち前記メールアドレスを含む、前記端末ID以外の情報を、前記端末IDが読み取られた後に前記読み取り領域に書き込み、前記電子機器による読み取りが終了すると前記読み取り領域から消去する機能を持たせることを特徴とする請求項46から請求項48の何れか1項に記載のプログラム提供プログラム。
  50. 前記コンピュータ装置に、
    前記サーバが、前記プログラム又は前記プログラムの格納先情報を、前記端末IDを用いて暗号化することにより、前記携帯端末に提供する機能を持たせることを特徴とする請求項46から請求項49の何れか1項に記載のプログラム提供プログラム。
  51. 前記コンピュータ装置に、
    前記サーバが、前記携帯端末や前記電子機器との通信において、2種類以上の論理的な通信路を持ち、その内の最低1つがセキュアな通信路である機能を持たせることを特徴とする請求項41から請求項50の何れか1項に記載のプログラム提供プログラム。
  52. 前記コンピュータ装置に、
    前記サーバが、前記プログラムの利用権利を示す利用権利情報を、前記端末情報を用いて暗号化し、前記プログラムに格納して前記携帯端末に提供し、
    前記携帯端末が、前記端末情報を用いて前記利用権利情報を復号できた場合に、前記プログラムを実行できることを外部に示す機能を持たせることを特徴とする請求項41から請求項51の何れか1項に記載のプログラム提供プログラム。
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