JP2007074078A - 画像形成装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 不正なハード・コピーの出力を抑制可能とし、或いは、複製に際してのセキュリティ対策を十分に行わせることを可能とする。
【解決手段】 埋め込み情報を設定した印刷データをハード・コピーとして出力する複合機1,3,・・・において、埋め込み情報は、印刷データへのアクセス権又はハード・コピーの複製権の少なくとも一方を認証するための操作者IDを備え、ハード・コピーの出力又は複製を行う操作者がカードの登録IDを入力するためのカード・リーダを設け、操作者ID及び登録IDを比較してアクセス権又はハード・コピーの複製権の少なくとも一方を認証する認証ソフトウェア17を設け、認証ソフトウェア17による認証に基づいた印刷データのハード・コピーとしての出力又はハード・コピーの複製の少なくとも一方を行わせることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複写機,プリンタ等に供される画像形成装置及び方法に関する。
従来、例えばPC(Personal Computer)により作成した印刷データを複写機,プリンタ等によりハード・コピーとして出力する場合に、2種類の偽造防止技術を用いてハード・コピーに埋め込み、文書の不正な複製を防止するものがある。
しかし、印刷データをハード・コピーとして出力する際には、特にセキュリティ対策は無く、印刷データの作成者のみならず、第三者もハード・コピーとして出力することができ、不正なハード・コピーの出力を防止できないという問題がある。
また、ハード・コピーの複製に際して操作者の正当性の認証は、例えば、オペレーション・パネルのメニューを介したID(Identification)の入力により行うため、IDを盗んだ第三者による複製が可能となり、セキュリティ対策が不十分であるという問題がある。
特開2003−205661号公報
解決しようとする問題点は、不正なハード・コピーの出力を防止できず、また、
複製に際してのセキュリティ対策が不十分であるという点である。
本発明は、不正なハード・コピーの出力を抑制可能とし、或いは、複製に際してのセキュリティ対策を十分に行わせることを可能とするため、埋め込み情報は、印刷データへのアクセス権又はハード・コピーの複製権の少なくとも一方を認証するための埋め込み認証情報を備え、ハード・コピーの出力又は複製を行う操作者が入力認証情報を入力するための認証入力部を設け、前記埋め込み認証情報及び入力認証情報を比較して前記アクセス権又は複製権の少なくとも一方を認証する認証部を設け、前記認証部による認証に基づいた前記印刷データのハード・コピーとしての出力又は前記ハード・コピーの複製の少なくとも一方を行わせることを最も主要な特徴とする。
本発明の画像形成装置及び方法は、埋め込み情報は、印刷データへのアクセス権又はハード・コピーの複製権の少なくとも一方を認証するための埋め込み認証情報を備え、ハード・コピーの出力又は複製を行う操作者が入力認証情報を入力するための認証入力部を設け、前記埋め込み認証情報及び入力認証情報を比較して前記アクセス権又は複製権の少なくとも一方を認証する認証部を設け、前記認証部による認証に基づいた前記印刷データのハード・コピーとしての出力又は前記ハード・コピーの複製の少なくとも一方を行わせるため、
作成された印刷データからハード・コピーを出力する際にはアクセス権の認証により不正なハード・コピーの出力を抑制でき、或いはハード・コピーの複製に際し複製権の認証により不正な複製を抑制することができる。
不正なハード・コピーの出力を抑制可能とし、或いは、複製に際してのセキュリティ対策を十分に行わせるという目的を、アクセス権又は複製権の認証により実現した。
[画像形成装置]
図1は、本発明の実施例1を適用したシステムの構成図である。
図1のように、本システムは、複数台の複合機1,3,・・・、クライアントPC5,7,・・・、認証サーバ9が、有線又は無線によりLAN(Local Area Network )又はWAN(Wide Area Network)接続されている。
前記複合機1,3,・・・は、同一構成としてあり、コピー機能、スキャナ機能、ファックス機能等を有し、本実施例において画像形成装置を構成している。なお、画像形成装置は、単体のプリンタ等とすることもできる。
複合機1につき代表して説明すると、複合機1は、認証入力部としてカード・リーダーを備えている。但し、カード・リーダーは、複合機1と切り離して専用に独立して設置することも可能である。
前記カード・リーダーは、ハード・コピーの出力又は複製を行う操作者が入力認証情報を入力するためのものである。入力認証情報としては、操作者が所有するカードに登録されている登録ID等である。カードは、例えば操作者以外の管理者が発行するものであり、カードの高いセキュリティを保持している。
なお、認証入力部としては、操作者の生体情報を入力認証情報として入力する生態情報入力部とすることも可能である。生態情報としては、指紋情報,目の虹彩情報,掌の毛細血管情報等種種存在する。従って、生態情報が指紋情報であるとき、認証入力部は、指紋入力部となる。
前記複合機1には、制御ソフトウェア11がインストールされている。制御ソフトウェア11としては、例えば、情報埋め込み/電子透かしソフトウェア13,埋め込み情報解析ソフトウェア15,認証ソフトウェア17などである。
情報埋め込み/電子透かしソフトウェア13は、透かし印刷技術によりハード・コピーに電子透かしの情報を埋め込むためのものである。埋め込む情報は、印刷データに設定され、例えば、操作者ID,履歴情報の表示数,メーカー名,機種名,型番,MAC(Media Access Control)アドレス,IP(Internet Protocol)アドレス,ハード・コピー出力年月日時分,文書ID,複製の許可,埋め込む位置などがあり、このうち操作者IDは、本実施例で用いる埋め込み認証情報として必ず含まれ、他の情報は選択的に含める。
埋め込み情報としての操作者IDは、本実施例において印刷データへのアクセス権、ハード・コピーの複製権を認証するための埋め込み認証情報となっている。従って、操作者IDには、印刷データを作成する本人のID及びハード・コピーの複製が許可される第三者のIDが含まれる。
埋め込み情報解析ソフトウェア15は、ハード・コピーを複製するときにハード・コピーをスキャンして得られる印刷情報の解析を行う。
認証ソフトウェア17は、本実施例において埋め込み情報である操作者ID及び入力認証情報であるカードに登録されている登録IDを比較してハード・コピー出力のアクセス権,ハード・コピーの複製権を認証するためのものであり、本実施例において認証部を構成する。本実施例において、認証ソフトウェア17は、複製権を認証する場合に、IDの比較により同一人であることも認証する。従って、認証ソフトウェア17は、ハード・コピーに埋め込まれている最新の履歴情報の操作者とハード・コピーの複製を行う操作者とが同一人であるか否かを判断する操作者判断部をも構成する。
前記クライアントPC5,7,・・・は、各操作者が操作可能であり、印刷データの入力及び前記埋め込み情報の入力等を行う。
前記認証サーバ9は、前記認証ソフトウェア17とは別にハード・コピー出力のアクセス権,ハード・コピーの複製権を認証を行わせるものであり、認証情報として操作者ID等のデータ・ベースを備えている。データ・ベースは、管理者が管理し、操作者に入れ替わり等があったときにデータ・ベースの書き換えが行われる。従って、例えば古いカードを持ち現在はアクセス権,複製権の消滅した操作者を排除することができる。
[システムの動作]
図1のシステムは、前記クライアントPC5,7,・・・において印刷データ及び埋め込み情報の設定を行い、埋め込み情報を含んだ印刷データが複合機1,3,・・・に送信され、複合機1,3,・・・において印刷され、ハード・コピーの出力が行われる。
次に、図2〜図4のフロー・チャートを用い、本実施例の画像形成方法を含めて説明する。
図2は、埋め込み情報埋め込み及び印刷のフロー・チャート,図3は、データ認証・複製者情報再埋め込み・印刷のフロー・チャート,図4は、データの印刷履歴を抽出するフロー・チャートである。
(埋め込み情報埋め込み及び印刷)
印刷データの作成の際には、図2のフロー・チャートが実行される。
図2のフロー・チャートが実行されると、ステップS1において、「印刷データへの埋め込み情報設定」の処理が実行される。この処理は、例えばクライアントPC5において作成される印刷データに、印刷データの作成者がID等の前記埋め込み情報を設定し、ステップS2,S3へ移行する。IDには、作成者自らの操作者ID,複製を許可するための第三者の操作者IDが含まれる。
ステップS2では、「明示的な情報埋め込み画像部分作成」の処理が実行され、同時にステップS3では、「電子透かしによる情報埋め込み」の処理が実行される。明示的な情報埋め込み画像部分は、ハード・コピーとして印刷されたとき、目視できる埋め込み画像であり、電子透かしによる情報埋め込みは、同目視できない情報部分である。ステップS2,S3により画像及び情報部分が印刷データに設定され、ステップS4へ移行する。
ステップS4では、「印刷データを画像形成装置内(or外部装置)へ配置」の処理が実行される。この処理では、例えばクライアントPC5で作成された印刷データ(埋め込み情報を含む)が例えば複合機1へ送信され、複合機1のメモリに記憶されるか、複合機1に接続された外部装置としての外部メモリ等に記憶され、ステップS5へ移行する。
ステップS5では、「データへのアクセス権あり?」の判断処理が実行される。この処理は、複合機1へ送信された印刷データへのアクセス権の認証を行うものである。例えば複合機1の操作者がカード・リーダにカードを挿入して入力したカードに登録されている登録IDと前記埋め込み情報の操作者IDとが比較され、一致すればアクセス権あり(YES)と判断され、不一致であればアクセス権なし(NO)と判断される。
カード・リーダによる入力データは、認証サーバ9にも送信され、認証サーバ9のデータ・ベースに記憶されている操作者IDとも比較され、同様にアクセス権の有無判断が行われる。
複合機1及び認証サーバ9の双方でアクセス権ありと判断されたときステップS6へ移行し、複合機1でアクセス権なしと判断されたとき、或いは複合機1でアクセス権ありと判断されても認証サーバ9でアクセス権なしと判断されたときステップS7へ移行する。
ステップS6では、「情報が埋め込まれた印刷データ出力」の処理が実行される。この処理では、前記埋め込み情報の設定された印刷データが出力され、この出力によりハード・コピーの印刷が行われる。この印刷により印刷データの欄外等に明示的な埋め込み情報及び電子透かしによる埋め込み情報が埋め込まれたハード・コピーが出力され、処理は終了する。操作者ID等セキュリティ保持の必要のある情報は、電子透かしによる印刷となる。
ステップS7では、「メッセージ表示」の処理が実行される。この処理では、複合機1の操作パネルに「あなたに権利はありません」等の表示を行い、処理は終了する。なお、操作パネル上の「あなたに権利はありません」等の表示に代え、或いは表示と共に同様のメッセージを音声により出力することもできる。
かかる処理により、作成された印刷データに対してアクセス権がなければ印刷データに基づいたハード・コピーの出力ができない。このため、不正なハード・コピーの出力を抑制又は防止することができ、印刷データを作成した者により確実に出力させることができる。また、印刷データの作成後に、作成者が指定した第三者にハード・コピーを出力させる場合でも、不正な出力を抑制又は防止し、確実な出力を行わせることができる。
しかも、アクセス権の認証は、例えば管理者が発行するカードに登録された操作者ID等を用いるため、操作者自身が入力する場合に比較して、セキュリティがより向上する。
(データ認証・複製者情報再埋め込み・印刷)
ハード・コピーの複製に際しては、図3のフロー・チャートが実行される。
図3のフロー・チャートが実行されると、ステップS11において「印刷物のスキャン」の処理が実行される。複合機1の操作者が複合機の原稿ガラス上にハード・コピーを乗せて操作パネルでのスキャン操作を行うと、スキャナ機能によりハード・コピーの印刷データ等がスキャンされ、ステップS12へ移行する。
ステップS12では、「電子透かしデータあり?」の判断処理が実行される。ハード・コピーのスキャンの結果、操作者ID等が電子透かしとして埋め込まれていれば、電子透かしデータあり(YES)と判断され、操作者ID等が電子透かしとして埋め込まれていなければ、電子透かしデータなし(NO)と判断される。電子透かしデータありのときはステップS13へ移行し、同なしのときはステップS14へ移行する。
ステップS13では、「埋め込みデータの取得」の処理が実行される。この処理では、前記埋め込み情報の中から、例えば認証用の操作者IDを取得し、ステップS15へ移行する。
ステップS14では、「通常印刷」の処理が実行される。この処理では、前記のように電子透かしデータがなく、セキュリティ保持の必要がないと判断できるため、原稿ガラス上のハード・コピーをそのまま印刷することができる。従って、コピー操作によりハード・コピーの複製として出力させ、処理は終了する。
ステップS15では、「複製可能?」の判断処理が実行される。この処理は、ハード・コピーの複製権の認証を行うものである。例えば複合機1の操作者がカード・リーダにカードを挿入して入力したカードに登録されている登録IDと前記埋め込み情報の操作者IDとが比較され、一致すれば複製権あり(YES)と判断され、不一致であれば複製権なし(NO)と判断される。
カード・リーダによる入力データは、認証サーバ9にも送信され、認証サーバ9のデータ・ベースに記憶されている操作者IDとも比較され、同様に複製権の有無判断が行われる。
複合機1及び認証サーバ9の双方で複製権ありと判断されたときステップS16へ移行し、複合機1で複製権なしと判断されたとき、或いは複合機1で複製権ありと判断されても認証サーバ9で複製権なしと判断されたときステップS17へ移行する。
ステップS16では、「複製者のデータ取得」の処理が実行される。この処理では、前記カード・リーダにより入力された複製者のその他の情報等が取得され、ステップS18へ移行する。取得される情報には、複製に際しての日時等も含められる。
ステップS17では、「パネルにメッセージ表示」の処理が実行される。この処理では、前記のように複製権が認証されなかったので、複合機1の操作パネルに「あなたに権利はありません」等の表示を行い、処理は終了する。なお、操作パネル上の「あなたに権利はありません」等の表示に代え、或いは表示と共に同様のメッセージを音声により出力することもできる。
ステップS18では、「印刷データへの埋め込み情報設定」の処理が実行される。この処理は、履歴情報として複製者である操作者のデータ等を埋め込み情報として前記スキャンしてハード・コピーから取得した印刷データに設定し、ステップS19,S20へ移行する。操作者のデータ等としては、複製者の操作者ID,履歴情報の表示数,メーカー名,機種名,型番,MAC(Media Access Control)アドレス,IP(Internet Protocol)アドレス,ハード・コピー複製年月日時分,文書ID,複製の許可,埋め込む位置などである。
ステップS19では、「明示的な埋め込み画像部分作成」の処理が実行される。この処理は、図2のステップS2と同様な処理であり、複製者の全データから設定された埋め込み情報に基づき目視できる埋め込み画像を、スキャンして読み込んだ印刷データに設定し、ステップS21へ移行する。
ステップS20では、「履歴表示上限数設定あり?」の判断処理が実行される。この処理では、クライアントPC5による印刷データの入力の際に埋め込み情報として設定された履歴情報の表示数の有無が判断される。この判断では、表示数の設定があるか否かだけではなく、表示数の設定があっても、すでに履歴情報の累積数が表示数を埋めているか否かも判断される。表示数の設定があれば(YES)、ステップS22へ移行し、表示数の設定がないか、履歴情報の累積数が表示数を埋めているときは(NO)、ステップS23へ移行する。
ステップS22では、「電子透かしによる情報埋め込み」の処理が実行される。この処理は、前記ステップS3と同様な処理であり、複製者の操作者IDなどの情報部分が、スキャンして取得された印刷データの履歴部に併設設定され、ステップS21へ移行する。
ステップS23では、「最新(古)履歴部への情報上書き埋め込み」の処理が実行される。表示数の設定がないときは、複製者の操作者IDなどの情報部分が、スキャンして取得した印刷データの履歴部の履歴情報に上書き設定され、ステップS21へ移行する。表示数の設定があっても、履歴情報の数が表示数を埋めているときは、同様に履歴部の最も古い履歴情報に上書き設定され、ステップS21へ移行する。
これらステップS22,S23のように、履歴情報の累積数は、設定された表示数の範囲内となる。また、ステップS22,S23により、ハード・コピーの複製に際し該ハード・コピーから取得した印刷データの埋め込み情報として履歴情報を付加することになる。
前記履歴情報の付加に際し、履歴情報の最新の操作者と今回複製を行う操作者とが同一人であると判断されたとき履歴情報の日時のみを変更する。
ステップS21では、「印刷データ(複製データ)を出力」の処理が実行される。この処理では、前記複製者に関する埋め込み情報の設定された印刷データが出力され、この出力によりハード・コピーの印刷が行われる。この印刷により印刷データの欄外等に明示的な埋め込み情報及び電子透かしによる埋め込み情報が埋め込まれたハード・コピーが出力され、処理は終了する。複製者の操作者ID,履歴情報等セキュリティ保持の必要のある情報は、電子透かしによる印刷となる。
かかる、処理により、ハード・コピーの複製権がなければハード・コピーの複製ができない。このため、不正なハード・コピーの複製を抑制又は防止することができ、複製のセキュリティを大幅に向上させることができる。
また、表示数の設定があるときは、履歴情報の累積数は、設定された表示数の範囲内となるので、ハード・コピーの複製が行われる度に行われる電子透かしデータの膨大化を抑制することができる。
(データの印刷履歴を抽出)
ハード・コピーを紛失した後、管理者等が入手した場合には、図4のフローチャートにより履歴情報の確認をすることができる。
図4のフロー・チャートが実行されると、ステップS31において「印刷履歴抽出特殊コマンド入力」の処理が実行される。この処理では、例えば管理者がハード・コピーの履歴情報にアクセスするために管理者に特別に与えられたID等が、操作を行う複合機1,3,・・・の何れかの操作パネル等から特殊コマンドとして入力されると、ステップS32へ移行する。
ステップS32では、「印刷物のスキャン」の処理が実行される。この処理では、原稿ガラス上のハード・コピーがスキャンされ、その印刷データ及び埋め込み情報が読み込まれ、ステップS33へ移行する。
ステップS33では、「電子透かしデータあり?」の判断処理が実行される。この処理では、前記スキャンにより読み込まれたハード・コピーの埋め込み情報に電子透かしデータがあるか否かが判断され、電子透かしデータがあれば(YES)ステップS34へ移行し、電子透かしデータがなければ(NO)ステップS35へ移行する。
ステップS34では、「埋め込みデータの取得」の処理が実行される。この処理では、電子透かしデータの履歴情報が取得され、ステップS36へ移行する。
ステップS35では、「パネルへメッセージ表示」の処理が実行される。この処理では、操作パネルに「履歴情報はありません」などの表示が行われ、処理が終了する。なお、操作パネル上の「履歴情報はありません」等の表示に代え、或いは表示と共に同様のメッセージを音声により出力することもできる。
ステップS36では、「複製履歴をパネルに表示」の処理が実行される。この処理では、電子透かしデータの履歴情報が操作パネルに表示され、処理は終了する。
かかる処理により、紛失した後に発見しハード・コピーの履歴情報を操作パネルに表示させて確認し、何時、誰が、どの複合機で複製したか等を正確に把握することができ、ドキュメントの複製経路の推測を行うことができる。また、複製経路の推測は、ログによる管理ではないため、履歴情報を容易に取得することができる。
そして、上記一連の処理により、クライアントPC5,7,・・・で作成した印刷データの出力によるハード・コピーの出力、ハード・コピーの複製に際して、複合機1,3,・・・の認証部及び認証サーバ9による認証により、アクセス権、複製権を認証してから複合機1,3,・・・によりハード・コピーの出力、複製を高いセキュリティで行わせることができる。
システムの構成図である(実施例1)。 埋め込み情報埋め込み及び印刷のフロー・チャートである(実施例1)。 データ認証・複製者情報再埋め込み・印刷のフロー・チャートである(実施例1)。 データの印刷履歴を抽出するフロー・チャートである(実施例1)。
符号の説明
1,3 複合機(画像形成装置,認証入力部)
17 認証部

Claims (14)

  1. 埋め込み情報を設定した印刷データをハード・コピーとして出力する画像形成装置において、
    前記埋め込み情報は、前記印刷データへのアクセス権又は前記ハード・コピーの複製権の少なくとも一方を認証するための埋め込み認証情報を備え、
    前記ハード・コピーの出力又は複製を行う操作者が入力認証情報を入力するための認証入力部を設け、
    前記埋め込み認証情報及び入力認証情報を比較して前記アクセス権又は複製権の少なくとも一方を認証する認証部を設け、
    前記認証部による認証に基づいた前記印刷データのハード・コピーとしての出力又は前記ハード・コピーの複製の少なくとも一方を行わせる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置であって、
    前記認証入力部は、前記操作者が所有するカードに登録されている入力認証情報を読み込むカード・リーダ又は前記操作者の生体情報を入力認証情報として入力する生体情報入力部である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置であって、
    前記ハード・コピーの複製に際し該ハード・コピーから取得した印刷データの埋め込み情報として履歴情報を付加する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3記載の画像形成装置であって、
    前記履歴情報の累積数は、設定された表示数の範囲内である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3記載の画像形成装置であって、
    前記履歴情報の付加は、上書きにより行われる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項3〜5の何れかに記載の画像形成装置であって、
    前記ハード・コピーに埋め込まれている最新の履歴情報の操作者とハード・コピーの複製を行う操作者とが同一人であるか否かを判断する操作者判断部を設け、
    前記履歴情報の付加に際し、前記操作者判断部により同一人であると判断されたとき履歴情報の日時のみを変更する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載の画像形成装置であって、
    前記埋め込み情報は、透かし印刷技術により埋め込んだ
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 埋め込み情報を設定した印刷データをハード・コピーとして出力する画像形成方法において、
    前記埋め込み情報は、前記印刷データへのアクセス権又は前記ハード・コピーの複製権の少なくとも一方を認証するための埋め込み認証情報を備え、
    前記ハード・コピーの出力又は複製を行う操作者が入力認証情報を入力し、
    前記埋め込み認証情報及び入力認証情報を比較して前記アクセス権又は複製権の少なくとも一方を認証し、
    前記認証に基づいた前記印刷データのハード・コピーとしての出力又は前記ハード・コピーの複製の少なくとも一方を行わせる
    ことを特徴とする画像形成方法。
  9. 請求項8記載の画像形成方法であって、
    前記入力認証情報の入力は、前記操作者が所有するカードに登録されている入力認証情報をカード・リーダに読み込ませること又は前記操作者の生体情報を生体情報入力部に入力することである
    ことを特徴とする画像形成方法。
  10. 請求項8又は9記載の画像形成方法であって、
    前記ハード・コピーの複製に際し該ハード・コピーから取得した印刷データの埋め込み情報として履歴情報を付加する
    ことを特徴とする画像形成方法。
  11. 請求項10記載の画像形成方法であって、
    前記履歴情報の累積数は、設定された表示数の範囲内である
    ことを特徴とする画像形成方法。
  12. 請求項10記載の画像形成方法であって、
    前記履歴情報の付加は、上書きにより行われる
    ことを特徴とする画像形成方法。
  13. 請求項11〜12の何れかに記載の画像形成方法であって、
    前記ハード・コピーに埋め込まれている最新の履歴情報の操作者とハード・コピーの複製を行う操作者とが同一人であるか否かを判断し、
    前記履歴情報の付加に際し、前記判断の結果が同一人であるとき履歴情報の日時のみを変更する
    ことを特徴とする画像形成方法。
  14. 請求項9〜13の何れかに記載の画像形成方法であって、
    前記埋め込み情報は、透かし印刷技術により埋め込んだ
    ことを特徴とする画像形成方法。
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