JP2007073877A - 塵埃除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】固体撮像素子のカバーガラスに付着した塵埃を確実に除去することが可能な塵埃除去装置を提供する。
【解決手段】塵埃除去装置2を、固体撮像素子3を搬送する搬送機構7と、第1帯電ローラ8と、第2帯電ローラ9と、集塵機構10とから構成する。第1帯電ローラ8は、−に帯電し、+帯電の塵埃5を吸着する。第2帯電ローラ9は、+に帯電し、−帯電の塵埃6を吸着する。各帯電ローラ8,9に吸着された塵埃5,6は、集塵機構10により吸引し集塵する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固体撮像素子の受光面に付着した塵埃を除去する塵埃除去装置に関する。
CCDイメージセンサなどの固体撮像素子を用いて撮像した撮影画像をデジタルの画像データに変換して記録するデジタルカメラが普及している。このようなデジタルカメラの固体撮像素子は、チップに多数の素子を実装し、これらの素子をカバーガラスで覆うようにして構成されている。固体撮像素子はカバーガラスを透過した光を受光するため、このカバーガラスに塵埃が付着していると撮影画像の画質が劣化してしまう。このため、固体撮像素子をデジタルカメラに組み込む前にカバーガラス上の塵埃を除去しなければならない。
塵埃が付着した平面にエアを吹き付け、塵埃を吹き飛ばして除去する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。しかし、エアに吹き飛ばされた塵埃が再び平面に付着してしまうことがあり、塵埃を完全に除去するのは困難であった。
また、塵埃が付着した平面に粘着ローラを転がし、塵埃を粘着ローラに付着させて除去する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。しかしながら、この技術を固体撮像素子に適用した場合には、カバーガラスに粘着層の一部が付着するおそれがあるとともに、固体撮像素子を粘着ローラの粘着力よりも強い力で保持する構成にしなければならず、現実的ではない。
上記の技術以外に、塵埃が付着した平面に帯電ローラを近づけ、塵埃を静電気力により帯電ローラに付着させて除去する技術が知られている。例えば、特許文献3には、イメージセンサ表面に付着した塵埃を除去する帯電ローラが記載されている。この帯電ローラは−又は+に帯電することができ、まず帯電ローラが−に帯電して+帯電の塵埃を吸着し、この塵埃をクリーナーにより除去してから、次に帯電ローラが+に帯電して−帯電の塵埃を吸着し、再びこの塵埃をクリーナーにより除去している。
開平5−341278号公報 実開平7−16760号公報 特開平2−36666号公報特
しかしながら、特許文献3に記載された技術では帯電ローラを1つしか用いておらず、この帯電ローラを−と+との間で切り替えており、この切り替え制御に高度な技術が要求されていた。このため、帯電ローラの正負の切り替えタイミングがうまくいかずに、塵埃が完全に除去されない場合があった。
本発明は、固体撮像素子のカバーガラスに付着した塵埃を確実に除去することが可能な塵埃除去装置を提供することを目的とする。
本発明は、固体撮像素子の受光面に付着した塵埃を除去する塵埃除去装置に関し、前記固体撮像素子を搬送する搬送機構と、搬送される前記固体撮像素子の受光面に対向するように設置されて回転駆動し、それぞれ−と+とに帯電して前記塵埃を付着させる第1及び第2帯電ローラと、前記第1及び第2帯電ローラに付着した塵埃を吸引して集塵する集塵機構とを備えたことを特徴とする。
各帯電ローラの周面には、前記受光面に対面した領域よりも回転方向上流側に配置され前記周面を帯電させる帯電部と、前記対面した領域よりも回転方向下流側に配置され前記周面を電気的に中和させる除電部と、この除電部よりも回転方向下流側かつ前記帯電部よりも回転方向上流側に配置され前記周面に付着した塵埃を吸引する前記集塵機構の吸引部とが設けられていることが好ましい。
本発明の塵埃除去装置によれば、固体撮像素子を搬送する搬送機構と、搬送される固体撮像素子の受光面に対向するように配置されて回転駆動し、それぞれ−と+とに帯電して塵埃を付着させる第1及び第2帯電ローラと、これらの第1及び第2帯電ローラに付着した塵埃を吸引して集塵する集塵機構とを備えたので、+に帯電した塵埃は−に帯電した第1帯電ローラに吸着された後に集塵機構に集塵され、−に帯電した塵埃は+に帯電した第2ローラに吸着された後に集塵機構に集塵されるから、受光面上の塵埃の帯電属性が混在している場合であっても、これらの塵埃を受光面から確実に除去することができる。
各帯電ローラの周面には、受光面に対面した領域よりも回転方向上流側に配置され周面を帯電させる帯電部と、受光面に対面した領域よりも回転方向下流側に配置され周面を電気的に中和させる除電部と、この除電部よりも回転方向下流側かつ帯電部よりも回転方向上流側に配置され周面に付着した塵埃を吸引する集塵機構の吸引部とが設けられているので、各帯電ローラは回転駆動し、受光面に対面した領域では帯電して塵埃を吸着し、この対面した領域より回転方向下流側の領域では電気的に中和して塵埃を離し、この塵埃は吸引部により吸引されるから、塵埃を受光面から確実に除去することができる。
図1に示すように、塵埃除去装置2は、固体撮像素子3のカバーガラス(受光面)3aに付着した塵埃5,6を除去するものであり、固体撮像素子3を搬送する搬送機構7と、カバーガラス3aに付着した+帯電の塵埃5を吸着する第1帯電ローラ8と、カバーガラス3aに付着した−帯電の塵埃6を吸着する第2帯電ローラ9と、第1及び第2帯電ローラ8,9に吸着された塵埃5,6を吸引し集塵する集塵機構10とを有している。
搬送機構7は、ローラ20,21と、これらのローラ20,21に掛け渡された無端の搬送ベルト22と、ローラ20を回転駆動させるモータ23と、このモータ23の回転を制御する回転制御部24とから構成される。ローラ20が回転駆動すると、搬送ベルト22が図中反時計回りに循環移動する。この循環移動する搬送ベルト22にはカバーガラス3aを上側にした状態で固体撮像素子3が載置され、固体撮像素子3はこの状態のまま図中矢印方向に搬送される。回転制御部24はシステム制御部25の指示に基づいて動作する。システム制御部25は、搬送機構7のほか、第1及び第2帯電ローラ8,9や集塵機構10などの各部の動作を管制している。
第1帯電ローラ8及び第2帯電ローラ9は、搬送機構7の搬送ベルト22に対向するようにして並べて設置されている。各帯電ローラ8,9は、それぞれモータ30,31によって図中時計回りに回転する。各モータ30,31は、回転制御部32,33により回転を制御されている。
第1帯電ローラ8の周面8aにおいて、搬送ベルト22に対面する周面領域より回転方向上流側には−の電荷を発生して周面8aを帯電させる帯電部40が配置され、搬送ベルト22に対面する周面領域より回転方向下流側には+の電荷を発生して周面8aを電気的に中和させる除電部41が配置されている。帯電部40及び除電部41は、帯電制御部42により電荷量を制御されている。
また、第2帯電ローラ9の周面9aにおいて、搬送ベルト22に対面する周面領域より回転方向上流側には+の電荷を発生して周面9aを帯電させる帯電部43が配置され、搬送ベルト22に対面する周面領域より回転方向下流側には−の電荷を発生して周面9aを電気的に中和させる除電部44が配置されている。帯電部43及び除電部44は、帯電制御部45により電荷量を制御されている。
集塵機構10は、それぞれファン50,51の風力により空気を吸引する吸引部52,53と、これらの吸引部52,53により吸引された塵埃を集塵する集塵箱54とから構成されている。吸引部52は第1帯電ローラ8の上方に配置されており、吸引部52の下端開口52aは第1帯電ローラ8の幅に合わせたサイズにされている。また、吸引部53は第2帯電ローラ9の上方に配置されており、吸引部53の下端開口53aは第2帯電ローラ9の幅に合わせたサイズにされている。
上記構成による作用について図2及び図3を用いて説明する。搬送機構7の搬送ベルト22は所定速度で移動し、この搬送ベルト22上にはカバーガラス3aを上側にした固体撮像素子3が載置される。固体撮像素子3は搬送方向に所定間隔で複数載置される。ここで、固体撮像素子3が搬送方向に直交する方向に複数列に載置される構成であってもよく、この場合にはより多くの個数の処理が可能になる。
図3(A)に示すように、搬送される固体撮像素子3のカバーガラス3aには、+帯電の塵埃5と、−帯電の塵埃6とが付着している。第1及び第2帯電ローラ8,9は回転駆動しており、周面の速度が搬送ベルト22とほぼ同じ速度になるように制御されている。第1帯電ローラ8の周面8aにおいては、帯電部40で−の電荷が放出され、この帯電部40を通り過ぎた周面8aが−に帯電してゆき、一方で、除電部41で+の電荷が放出され、この除電部41を通り過ぎた周面8aが電気的に中和されてゆく。第2帯電ローラ9の周面9aにおいては、帯電部43で+の電荷が放出され、この帯電部43を通り過ぎた周面9aが+に帯電してゆき、一方で、除電部44で−の電荷が放出され、この除電部44を通り過ぎた周面9aが電気的に中和されてゆく。また、塵埃機構54が駆動しており、各吸引部52,53の下端開口部52a,53aから空気が吸引されている。
図3(B)に示すように、固体撮像素子3が第1帯電ローラ8の下方に搬送されると、塵埃のうち+帯電の塵埃5が第1帯電ローラ8の周面8aに静電気力により吸着される。この+帯電の塵埃5は周面8aに吸着された状態で第1帯電ローラ8の回転とともに移動してゆく。
図3(C)に示すように、+帯電の塵埃5が除電部41を通過すると、第1帯電ローラ8の周面8aが電気的に中和されて静電気力がなくなり、吸着が解除される。この+帯電の塵埃5は、吸引部52に吸引され、集塵箱54に集塵される。
+帯電の塵埃5が吸引部52に吸引されるのとほぼ同時に、固体撮像素子3は第2帯電ローラ9の下方に搬送される。カバーガラス3aに付着した−帯電の塵埃6が第2帯電ローラ9の周面9aに静電気力により吸着される。この−帯電の塵埃6は、+帯電の塵埃5のときと同様に、吸引部53に吸引され、集塵箱54に集塵される。
このように、本装置によれば、固体撮像素子3のカバーガラス3aに+帯電の塵埃5と−帯電の塵埃6とが混在して付着している場合であっても、確実に除去することが可能である。もちろん、カバーガラスに+帯電の塵埃のみが付着している固体撮像素子と、カバーガラスに−帯電の塵埃のみが付着している固体撮像素子とが混在して搬送される場合にも、塵埃を確実に除去することができる。
塵埃除去装置の概略構成図である。 塵埃除去動作の流れを示すフローチャートである。 塵埃除去動作を説明する説明図である。
符号の説明
2 塵埃除去装置
3 固体撮像素子
3a カバーガラス
5,6 塵埃
7 搬送機構
8 第1帯電ローラ
9 第2帯電ローラ
10 集塵機構

Claims (2)

  1. 固体撮像素子の受光面に付着した塵埃を除去する塵埃除去装置において、
    前記固体撮像素子を搬送する搬送機構と、
    搬送される前記固体撮像素子の受光面に対向するように設置されて回転駆動し、それぞれ−と+とに帯電して前記塵埃を付着させる第1及び第2帯電ローラと、
    前記第1及び第2帯電ローラに付着した塵埃を吸引して集塵する集塵機構とを備えたことを特徴とする塵埃除去装置。
  2. 各帯電ローラの周面には、前記受光面に対面した周面領域よりも回転方向上流側に配置され前記周面を帯電させる帯電部と、前記対面した周面領域よりも回転方向下流側に配置され前記周面を電気的に中和させる除電部と、この除電部よりも回転方向下流側かつ前記帯電部よりも回転方向上流側に配置され前記周面に付着した塵埃を吸引する前記集塵機構の吸引部とが設けられていることを特徴とする請求項1記載の塵埃除去装置。



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