JP2007072320A - 撮影ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】 陰陽柔らかい光が得られる面光源となるディフューザーシートを簡単に拡縮させることができ、簡単に組立て状態や折畳み状態にすることができる撮影ボックスを提供する。
【解決手段】 底部が開口する撮影ボックス1A(1B)が、長尺の中芯シャフト5と、該中芯シャフト5に対し傘骨状に開閉自在とした複数の親骨6a〜6dと、これら親骨間に張設され該親骨の開閉により拡縮される柔軟で光の透過拡散性を有するディフューザーシート8(18)とを有し、上記ディフューザーシート8(18)に撮影ボックス1A(1B)内の被写体3を外部から撮影するための撮影用窓8aが開設されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、小物や料理等の被写体を撮影する際に、光の透過性及び拡散性を有するディフューザーシートを透過させた照明光によって上記被写体を照射するための撮影ボックスに関するものである。
被写体を覆う半透明で光拡散性を有するディフューザーを備えていて、該ディフューザーを透過させた照明光により上記被写体を照射して撮影するための撮影ボックスは、特許文献1に示すように既に公知である。
該撮影ボックスにおいて、ディフューザーは、サンドブラスト加工を施した円弧状の薄いプラスチックシートから成っていて、該撮影ボックスは、この円弧状シートを丸めてその両端縁部を面ファスナ等で連結することにより、底面が平坦に開口すると共に頂部が上方に尖って閉じられた円錐形状に形成されている。
しかしながら、上記公知の撮影ボックスは、円弧状の薄いプラスチックシートを単に円錐形状に丸めることにより形成されるため、使用時における形状保持等の安定性に欠けるばかりでなく、組立て時や片付け時における作業性や、不使用時における取扱い性等についても、必ずしも十分に配慮されているとはいえない。
特開平11−109458号公報
本発明の技術的課題は、光の透過拡散性を有するディフューザーシートを備えた撮影ボックスにおいて、使用時における安定性、組立て時や片付け時における作業性、及び不使用時における取扱い性等に優れたものを提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の撮影ボックスは、長尺で上下方向に延びる中芯シャフトと、該中芯シャフトに対して傘骨状に開閉自在で該中芯シャフトの下端側において該下端方向に拡開可能な少なくとも3本の親骨と、これら親骨間に張設されて該親骨の開閉により拡縮可能な柔軟で光の透過拡散性を有するディフューザーシートとを備えていて、該ディフューザーシートには隣接する一対の親骨間に撮影用窓が開設されており、上記親骨を拡開させることにより、上記ディフューザーシートが拡張されて、底面が開口したドーム状の撮影用空間が形成されると共に上記中芯シャフトが該撮影用空間よりも上方に向けて立設され、上記撮影用空間に収容された被写体を、上記中芯シャフトに取付けた外部光源から上記ディフューザーシートを透過させて得られた照明光で照射して、上記撮影用窓を通じて撮影することができるように構成されていることを特徴とするものである。
上記撮影ボックスにおいては、上記中芯シャフトにその軸に沿って摺動自在な摺動ろくろが取付けられていると共に、該中芯シャフトの下端部に固定ろくろが固定されており、上記摺動ろくろには、放射状に配置された上記親骨の基端部がそれぞれ回動自在に連結され、上記固定ろくろには、上記親骨の中間部を回動自在に支持する受骨の基端部がそれぞれ回動自在に連結されている。
上記撮影ボックスの好ましい一実施形態においては、上記ディフューザーシートが、上記撮影用空間全体が上記受骨よりも下方に形成されるように、上記親骨間に張設されている。
そして、該ディフューザーシートは、上記親骨間に固定的に張設されて上記撮影用空間の側壁を形成する第1シートと、該第1シートの内面側に着脱自在に張設されて上記撮影用空間の上壁を形成する第2シートとによって構成されていて、上記第1シートに上記撮影用窓が開設されている。
このとき、上記第2シートが雄雌一対の面ファスナにより着脱自在となっており、上記面ファスナにおける雄側及び雌側のうちの一方が、各親骨にそれぞれ取付けられ、上記面ファスナにおける雄側及び雌側のうちの他方が、第2シートにおける各親骨の面ファスナに対応する位置にそれぞれ取付けられていることが望ましい。
さらに、上記親骨にそれぞれ取付けられた面ファスナが筒状に形成されていて、該面ファスナに親骨が挿通され、各親骨の上記受骨による支持位置よりも先端部側には、該面ファスナの親骨の軸方向への移動を制限するストッパ手段が設けられており、該面ファスナが、親骨における上記支持位置と上記ストッパ手段との間で移動自在となっているとより好ましい。
なお、上記撮影ボックスにおいては、上記外部光源が、上記中芯シャフトに対して着脱自在に取付けられていることが望ましい。
また、上記中芯シャフトは中空のアルミニウム材から成り、上記親骨及び受骨はFRPから成ることが望ましく、上記ディフューザーシートはナイロン又はポリエステルの平織から成ることが望ましい。
さらに、4本の親骨が略等角度間隔に配設されていて、ディフューザーシートにおける上記撮影用窓が開設された面と対向する面に、バックシートの一端を保持させるためのシート保持部が設けられているとより好ましい。
このように、本発明に係る撮影ボックスによれば、親骨の拡開により光の透過拡散性を有するディフューザーシートを拡張させてドーム状の撮影用空間を形成し、該ディフューザーシートにその外面側から外部光源の光を当てて透過及び拡散させることにより、該ディフューザーシートが立体的な面光源となって陰陽柔らかい照明光を得ることができ、その照明光を撮影用空間に収容された被写体に照射することができる。
昨今、デジタルカメラやデジタルビデオ等のデジタル撮影機器が一般の消費者の間で急速に普及しているが、このような陰陽柔らかい照明光は、これらデジタル撮影機器による撮影において特に有効であり、本発明に係る撮影ボックスを使用することにより、被写体のライティングに関して特に専門的な知識を有していない一般の消費者であっても、良質な写真や映像を簡単に撮影することができる。
また、本発明に係る撮影ボックスによれば、親骨が中芯シャフトに対して傘骨状に開閉自在であって、これら親骨間に張設されたディフューザーシートを簡単に拡縮させることができるため、使用にあたっての組立て作業及び使用後の片付け作業を簡単な操作にて行うことができる。そして、使用時においては、拡張された上記ディフューザーシートが親骨によって支持されるため、形状保持等の安定性に優れており、さらに、不使用時には、コンパクトに折畳むことができるため、広い収納場所を必要とせず持ち運び等にも便利である。
なお、使用時の組立て状態においては、上記中芯シャフトが撮影用空間よりも上方に向けて立設されるようになっているため、該中芯シャフトに上記外部光源を取付け、その光を撮影用空間の上方からディフューザーシートの外面に当てて該ディフューザーシートを透過させることにより、撮影用空間内の被写体に対して陰陽柔らかい照明光を均一に照射することが可能となる。
このように、本発明によれば、使用時における安定性、組立て時や片付け時における作業性、及び不使用時における取扱い性等に優れていて、しかも、中芯シャフトに外部光源を取付け、その光を撮影用空間の上方からディフューザーシートの外面に当てて該ディフューザーシートを透過させることにより、撮影用空間内の被写体に照射するための陰陽柔らかい均一な照明光を容易に得ることが可能な撮影ボックスを提供することができる。
図1〜図5は、本発明に係る撮影ボックスの第1実施例を示している。
この撮影ボックス1Aは、撮影台2上において小物や料理等の被写体3を撮影するにあたり、該被写体3を上方から覆い、外部光源4からの光を透過・拡散させることにより得られる陰陽柔らかな照明光によって、該被写体3を照射(ライティング)するためのもので、図1に示すように、長尺で上下方向に延びる中芯シャフト5と、該中芯シャフト5を中心として傘骨状に開閉自在で、該中芯シャフト5の下端側で該下端方向に向けて拡開可能とした長尺かつ湾曲可能な4本の親骨6a〜6dと、各親骨6a〜6dをそれぞれ支持する受骨7a〜7dと、柔軟で光の透過性及び拡散性を兼ね備えていて、4本の親骨6a〜6d間に固定的に張設されると共に撮影用窓8aが開設されており、これら親骨6a〜6dの開閉によって拡縮されるディフューザーシート8と、上記中芯シャフト5に着脱自在に取付けられた上記外部光源4と、上記ディフューザーシート8に一端が着脱自在に取付けられ、上記撮影台2上に敷設して被写体3を載置するための柔軟なバックシート9とを有している。
上記撮影用ボックス1Aの使用時には、上記親骨6a〜6dを拡開させて上記ディフューザーシート8を拡張させることにより、該ディフューザーシート8によって底面全体が開口したドーム状の撮影用空間Sが形成され、撮影台2上において被写体3を該撮影用空間S内に収容して、拡張されたディフューザーシート8により上方から覆うことができるようになっている。そして、上記中芯シャフト5に取付けられた上記外部光源4からディフューザーシート8を透過させて得られた照明光を撮影用空間S内の被写体3に照射することにより、上記撮影用窓8aを通じて、該撮影用空間Sの外部から被写体3を撮影することができるようになっている。
さらに詳述すると、上記4本の親骨6a〜6dは、互いに略同じ長さを有していて、好ましくは、グラスファイバー等のFRP(繊維強化プラスチック)から成り、光を吸収して反射しない黒色系、又は後述するディフューザーシート8と同様の白色系に着色されている。そして、これら親骨6a〜6dは、上記中芯シャフト5の軸廻りにおいて略等角度間隔(略90度間隔)に放射状に配設されており、該中芯シャフト5の周囲にその軸方向に対して摺動自在に配置された基端部を中心として回動自在となっている。一方、これら親骨6a〜6dの先端部は自由端となっており、ディフューザーシート8を拡張して撮影ボックス1Aを使用する際に、脚部として撮影台2上に載置できるようになっている。
上記受骨7a〜7dは、上記親骨6a〜6dよりも短尺で該親骨6a〜6dと同本数(4本)設けられいて、互いに同じ長さを有しており、該親骨6a〜6dと同様に湾曲可能で、好ましくは、グラスファイバー等のFRPから成り、光を吸収して反射しない黒色系、又は後述するディフューザーシート8と同様の白色系に着色されている。そして、該受骨7a〜7dは、上記中芯シャフト5の下端部において上記親骨6a〜6dと略同じ軸廻りの角度位置に放射状に配設されていて、それらの基端部が該中芯シャフト5の下端部に回動自在に連結されると共に、それらの先端部が上記親骨6a〜6dの基端部寄りの中間位置にヒンジ等を介して回動自在に連結されている。
上記中芯シャフト5は、その横断面が略円形で軸方向に略均一に形成されていて、好ましくは、中空のアルミニウム材から成っている。該中芯シャフト5には、略円筒形状の摺動ろくろ10がその軸に沿って摺動自在に嵌められており、該摺動ろくろ10の下端部に上記親骨6a〜6dの基端部が回動自在に連結されている。また、該中芯シャフト5の下端部には固定ろくろ11が固定されていており、該固定ろくろ11に上記受骨7a〜7dの基端部が回動自在に連結されている。さらに、中芯シャフト5の下端部寄りの中間部には、上記摺動ろくろ10が中芯シャフト5の上端部側へ移動するのを規制して親骨7a〜7dの拡開状態を保持するためのはじき5aが、中芯シャフト5の中空内部に設けられた図示しない弾性手段により外方に付勢されて該中芯シャフト5の表面に突設されている。該はじき5aは、薄板状で中芯シャフト5の上端部側から下端部側に向けて突出高さが大きくなるように傾斜して形成されている。なお、上記中芯シャフト5における固定ろくろ11とはじき5aとの間には、摺動ろくろ10の中芯シャフトの先端部側への移動を制限する鋲等の当接部材5bが凸設されている。
そのため、摺動ろくろ10がはじき5aよりも中芯シャフト5の上端部側にあって上記親骨6a〜6dが閉じられた状態から、親骨6a〜6dを拡開させながら該摺動ろくろ10を中芯シャフト5の下端部側へと摺動させて上記はじき5aに当接させると、該はじき5aがその傾斜に沿って摺動ろくろ10により上記弾性手段の付勢力に抗して押圧され、中芯シャフト5内に押込まれていく。そして、該はじき5aは、摺動ろくろ10が乗り越えると同時に弾性手段の付勢力により突出して、該摺動ろくろ10の上端部側への戻りを阻止し、上記親骨6a〜6dを拡開状態に保持する。このとき、上記固定ろくろ11が、上記受骨7a〜7dの先端部と上記親骨6a〜6dとの連結位置(すなわち、受骨7a〜7dによる親骨6a〜6dの支持位置)の高さよりも低い位置に配置されていて、上記摺動ろくろ10には、ディフューザーシート8の張力により下方に湾曲した親骨6a〜6dを通じて、中芯シャフト5の上端部側へと戻そうとする力が作用しているため、該はじき5aを指で押圧して中芯シャフト5内に押込むと、摺動ろくろ10が該はじき5aを乗り越え中芯シャフト5の上端部側へと摺動して、上記親骨6a〜6bが閉じられるようになっている。
上記ディフューザーシート8は、上記4本の親骨6a〜6dを内側にして、これら親骨6a〜6dの基端部から先端部にたわる略全体に張設されており、その頂部が上記摺動ろくろ10に固定されていると共に、上記親骨6a〜6dに対して、少なくとも上記受骨7a〜7dが連結された支持位置と先端部とにおいて、糸等の適宜の固定手段13により固定されている。なお、ここでは、親骨6a〜6dの先端部をディフューザーシート8の下端縁から若干突出させて撮影台2上に載置するための脚部としている。
そして、該ディフューザーシート8における拡張時に撮影用空間Sの側壁を形成する面であって、上記親骨6a〜6dのうち互いに隣接する一対の親骨6a、6b間に張設された面には、撮影用空間Sの外部から被写体3を撮影するための上記撮影用窓8aが開設されており、また、該撮影用窓8aが開設された面と対向する面、すなわち、他方の一対の親骨6c、6d間に張設された面には、上記バックシート9の一端を保持させるためのスリット状開口や面ファスナから成る保持部14が形成されている。
ここで、上記ディフューザーシート8は、ナイロン又はポリエステルの白色系糸の平織から成る白色系で光の透過性を有する織布により形成されていて、柔軟でその表裏面に無数の凹凸が形成されている。そのため、該ディフューザーシート8の外面に外部光源4からの光を当てて透過させることにより、その透過した光が撮影用空間S内で拡散して陰陽柔らかい照明光を得ることができる。すなわち、ディフューザーシート8を、その点光源からの光を透過及び拡散させるという性質を利用して面光源として用い、撮影用空間S内の被写体3を照射することができる。このような面光源から照射される陰陽柔らかい照明光は、デジタルカメラやデジタルビデオ等のデジタル撮影機器による撮影において特に有効である。
上記外部光源4は、光源本体40と該光源本体40を中芯シャフト5に対して着脱自在に取付けるための取付部41とから構成されている。そして、該取付部41は、バネ力により中芯シャフト5を挟持するクリップ部41aと、該クリップ部41aに対して上記光源本体40を二軸廻りに回動自在に連結する連結部41bとにより構成されている。そのため、ディフューザーシート8をドーム状に拡張させて撮影ボックス1Aを組立てた際に、撮影用空間Sよりも上方に向けてディフューザーシート8の頂部から略鉛直に立設された中芯シャフト5を上記クリップ部41aで挟持することにより、光源本体40を中芯シャフト5の所望の高さ位置に取付けることができ、さらに、取付けた光源本体40を上記連結部41bの二軸廻りに回動させることにより、光源本体40の向きを適宜調整することができる。
上記バックシート9は、紙、樹脂又は布等から成っていて、撮影用空間Sの底面開口とほぼ同じ横幅を有している。そして、該バックシート9における長手方向の一方の端縁部には、面ファスナの雄雌の一方9aが取付けられ、その一方で、一対の親骨6c、6d間に張設されたディフューザーシート8の内面には、対となる面ファスナの雄雌の他方が上記保持部14として取付けられていて、バックシート9を、拡張されたディフューザーシート8に対して着脱自在に装着することにより、撮影用空間S内において撮影台2上に敷設することができるようになっている。また同時に、上記ディフューザーシート8には、上記他方の面ファスナの取付け位置に沿って、スリット状開口が同じく上記保持部14として開設されており、バックシート9が紙等から形成されていて面ファスナ9aを取付けることができない場合に、該バックシート9の一方の端縁部をクリップ等の保持手段を用いて上記スリット状開口に着脱自在に保持させることができるようになっている。
ここで、該バックシート9は、光の不要な反射を避けるため光沢が無いものが望ましく、その色については、白、黒等、必要に応じて適宜の色を採用することができる。また、該バックシート9は、図1及び図5に示すように、ディフューザーシート8への装着状態における撮影台2からの立上がり部分から、ディフューザーシート8に保持される長手方向の一方の端縁部に至るまで、撮影用空間Sの幅に対応して徐々に幅狭となるように形成されている。
このような構成を備えた撮影ボックス1Aの操作及び使用方法について説明する。
まず、撮影ボックス1Aを閉じて折畳んだ状態から開いて組立てるにあたっては、上記はじき5aよりも上端部側に位置する摺動ろくろ10を、上記中芯シャフト5に対してその下端部側に向けて摺動させると、4本の受骨7a〜7dを介して4本の親骨6a〜6dがそれぞれ押圧されることにより、各親骨6a〜6dは中芯シャフト5の下端側において該下端方向に向けて傘骨状に開かれていく。そして、上記摺動ろくろ10が中芯シャフト5の表面から突出したはじき5aに当接する位置まで摺動すると、該はじき5aが、摺動ろくろ10により上記弾性手段の付勢力に抗して中芯シャフト5内に押込まれる。さらに、摺動ろくろ10がはじき5aを乗り越えて通過する位置まで摺動すると、中芯シャフト5内に押下げられていたはじき5aが中芯シャフト5の表面から再び突出して、摺動ろくろ10の上方への戻りを阻止する。このとき、各親骨6a〜6dは拡張されたディフューザーシート8の張力により下方へ湾曲した状態となっているため、上記摺動ろくろ10には、これら親骨6a〜6dを通じて中芯シャフト5の上端部方向への力が作用している。したがって、その時点で上記摺動ろくろ10の摺動を停止すると、該摺動ろくろ10がはじき5aに係止されて親骨6a〜6dは拡開した状態に保持されるため、上記撮影ボックス1Aは上記ディフューザーシート8がドーム状に拡張された状態に保持される。
このようにして組立てられた撮影ボックス1Aを使用して被写体3を撮影するにあたっては、まず、ディフューザーシート8がドーム状に拡張された該撮影ボックス1Aを、4本の親骨6a〜6dの先端部を脚部として撮影台2上に載置し、それと同時に、上記バックシート9を、ディフューザーシート8に装着して撮影用空間S内の撮影台2上に敷設すると共に、拡張されたディフューザーシート8の頂部から突出して撮影用空間Sの上方に立設された中芯シャフト5に対し、上記外部光源4をその光源本体40を下方に向けて取付ける。そして、上記被写体3を、撮影用空間S内に敷設されたバックシート9上に上記撮影用窓8aを通じてセットする。
次に、上記中芯シャフト5に取付けた外部光源4の高さ位置や光源本体40の角度を調節し、その外部光源4の光を撮影用空間Sの上方からディフューザーシート8の外面に当てる。そして、その光がディフューザーシート8を透過して撮影用空間S内で拡散することにより得られた陰陽柔らかい照明光で上記被写体3を照射し、その照射された被写体3を、上記撮影用窓8aを通じてデジタルカメラ等により撮影する。なお、被写体3の形状等によっては、別途、他の外部光源を追加して、その光をディフューザーシート8における撮影用空間Sの側壁を形成する部分に当てることも可能である。
この撮影ボックス1Aを使用状態から折畳んで片付けるにあたっては、まず、上記バックシート9及び外部光源4をディフューザーシート8及び中芯シャフト5からそれぞれ取外す。次いで、上記はじき5aを上記中芯シャフト5内に押込む方向に指で押圧すると、上記親骨6a〜6dを通じて摺動ろくろ10に作用している中芯シャフト5の上端部方向への力により、摺動ろくろ10が該はじき5aを乗り越えて中芯シャフト5の上端部方向へと摺動し、その結果、図3に示すように上記親骨6a〜6bが傘骨状に閉じられて、ディフューザーシート8が畳まれるようになっている。
このように、本第1実施例に係る撮影ボックス1Aによれば、親骨6a〜6dの拡開により光の透過拡散性を有するディフューザーシート8を拡張させて、簡単にドーム状の撮影用空間Sを形成することができるため、その拡張されたディフューザーシート8の外面に外部光源4からの光を当てることにより、該ディフューザーシート8が、その光を透過させると共に撮影用空間S内で拡散させて立体的な面光源を形成し、その結果、容易に陰陽柔らかい照明光を得て撮影用空間S内の被写体3を照射することができる。
また、上記撮影ボックス1Aは、傘骨状に開閉する複数の親骨6a〜6dにより上記ディフューザーシート6を簡単に拡縮させることができるから、使用にあたってのディフューザーシート8を拡張する組立て作業、及び使用後の該ディフューザーシート8を畳む片付け作業を、簡単な操作にて行うことができる。
また、上記撮影ボックス1Aは、上記ディフューザーシート8を拡張した組立て状態では、該ディフューザーシート8が4本の親骨6a〜6dによって支持されるようになっているため、形状保持等の安定性に優れており、中芯シャフト5に外部光源4を取付けても撮影用空間Sが歪むことが無い。さらに、不使用時には、親骨6a〜6dを傘骨状に閉じて、コンパクトに折畳むことができるため、広い収納場所を必要とせず持ち運び等にも便利である。
次に、本発明に係る撮影ボックスの第2実施例を図6〜図9に基づいて詳細に説明する。なお、ここでは、上記第1実施例との説明の重複を避けるため、第1実施例と同じ構成部分、並びに、その作用効果及び使用方法については、同一符号を付して具体的説明を省略することとする。
本第2実施例に係る撮影ボックス1Bは、上記第1実施例に係る撮影ボックス1Aをさらに改良したものであって、その主な違いは、ディフューザーシートの構成にある。
すなわち、上記第1実施例に係る撮影ボックス1Aでは、ディフューザーシート8が、一体に形成されており、4本の親骨6a〜6dの外側において、これら親骨6a〜6dの基端部から先端部にわたる略全体に張設されている。そのため、ディフューザーシート8を拡張した際に、撮影用空間S内の上部空間に受骨7a〜7dが配置されるので、場合によっては、ディフューザーシート8を透過して拡散した照明光がこれら受骨7a〜7dによって遮られ、撮影用空間S内の被写体3に影を形成する虞がある。そこで、本第2実施例に係る撮影ボックス1Bでは、被写体3に受骨7a〜7dの影が形成されないように、ディフューザーシート18を、ドーム状の撮影用空間S全体が受骨7a〜7dの下方に形成されるように、親骨6a〜6d間に張設した。
具体的に説明すると、上記ディフューザーシート18は、親骨6a〜6dの外側に固定的に張設され、上記撮影用空間Sの側壁部分を形成すると共に上記撮影用窓8aが開設された第1シート18aと、該第1シート18aの内面側に着脱自在に張設され、上記撮影用空間Sの上壁部分を形成する第2シート18bとにより構成されている。
上記第1シート18aは、拡張させた際に、底面と上面とが開口すると共に、底面の開口と上面の開口とが略同形(略正方形)で、底面の開口よりも上面の開口の方が開口面積が小さくなるように形成されていて、上記親骨6a〜6dにおける上記受骨7a〜7dが連結された支持位置から先端部にわたって張設されており、少なくともこれら支持位置と先端部とにおいて、上記親骨6a〜6dに対して糸等の適宜の固定手段13により固定されている。
そして、該第1シート18aにおける上記親骨6a〜6dのうち互いに隣接する一対の親骨6a、6b間に張設された面には、上記撮影用窓8aが開設されており、また、該第1シート18aにおける上記撮影用窓8aが開設された面と対向する面、すなわち、他方の一対の親骨6c、6d間に張設された面には、上記バックシート9の一端を保持させるためのスリット状開口や面ファスナから成る保持部14が形成されている。
一方、上記第2シート18bは、上記第1シート18aにおける底面及び上面の開口と略同形(略正方形)で、底面の開口面積よりも小さく上面の開口面積よりも大きく形成されており、上記第1シート18aの内面側であって、上記親骨6a〜6dにおける上記受骨7a〜7dによる支持位置よりも先端部側において、該親骨6a〜6dに対し着脱自在に取付けられている。
ここで、上記第2シート18bの各親骨6a〜6dに対する着脱は、係合手段としての雄雌一対の面ファスナ20により行われ、該面ファスナ20は、表面に多数のループを備えた雌側片20aと、表面に多数のフックを備えた雄側片20bとにより構成されている。
上記面ファスナ20の雌側片20aは、表面を外側にした長い筒状に形成されていて、上記各親骨6a〜6dにそれぞれ挿通することにより、該親骨6a〜6dに対して取付けられている。そして、各親骨6a〜6dにおける上記受骨7a〜7dによる支持位置よりも先端部側には、該雌側片20aの親骨6a〜6dの軸方向への移動を制限するストッパ手段21がそれぞれ設けられており、図9に示すように、該雌側片20aが上記支持位置と上記ストッパ手段21との間で移動自在となっている。なお、本第2実施例において、上記ストッパ手段21は、第1シート18aを親骨6a〜6dに対して結合する環状の縫い糸により形成されている。
一方、上記面ファスナ20の雄側片20bは、上記筒状の雌側片と略同じ長さを有していて、上記第2シート18bにおける上記親骨6a〜6dに装着された雌側片20aに対応する位置、すなわち、上記第2シート18bにおける各親骨6a〜6dに対応する四隅の対角線上に取付けられている。
そのため、上記面ファスナ20の雌側片20aの親骨6a〜6dに対する取付け位置を、上記支持位置と上記ストッパ手段21との間でそれぞれ調整し、調整した雌側片20aに上記第2シート18bの雄側片20bをそれぞれ係合させることにより、ディフューザーシート18によって形成されるドーム状の撮影用空間Sの高さを、被写体3の照明具合等に応じて自在に調節することができる。しかも、上記第2シート18bが、受骨7a〜7dよりも下方に張設されていて、撮影用空間S全体が該受骨7a〜7dよりも下方に形成されるため、ディフューザーシート18を透過して拡散した照明光が受骨7a〜7dによって遮られることが無く、その結果、撮影用空間S内の被写体3に受骨7a〜7dの影が形成されるのを防ぐことができる。
なお、本第2実施例とは逆に、面ファスナ20の雌側片20aを第2シート18b側に取付けて、面ファスナ20の雄側片20bを親骨6a〜6d側に取付けることも勿論可能である。
このような構成を備えた撮影ボックス1Bの操作及び使用方法について説明する。
撮影ボックス1Bを閉じて折畳んだ状態から開いて組立てるにあたっては、まず、上記第1実施例の撮影ボックス1Aの場合と同様にして4本の親骨6a〜6dを拡開させることにより、ディフューザーシート18の第1シート18aを略円筒状に拡張させて撮影用空間Sの側壁部分を形成し、該撮影ボックス1Bを撮影台2上に載置する。次に、上記バックシート9を、拡張された第1シート18aに装着して撮影用空間S内の撮影台2上に敷設すると共に、その撮影用空間S内に敷設されたバックシート9上に、上記被写体3を上記撮影用窓8aを通じてセットする。そして、上記親骨6a〜6dに装着された雌側片20aを親骨6a〜6dに沿って移動させてその取付け位置を調整し、上記第2シート18bに取付けられた雄側片20bを該雌側片20aに対して係合させることにより、受骨7a〜7dの下方において、第2シート18bを張設し撮影用空間Sの上壁部分を形成する。また同時に、上記第2シート18bよりも上方において撮影用空間Sよりも上方に向けて立設された中芯シャフト5に対し、上記外部光源4をその光源本体40を下方に向けて取付けると共に、その高さ位置や角度を調節する。ここで、上記雌側片20aは、親骨6a〜6dと張設された第1シート18aとの間に挟持されるため、取付け位置がずれることが無い。また、上記外部光源4を、中芯シャフト5における上記はじき5aに係止された摺動ろくろ10と下端部に取付けられた固定ろくろ11との間に位置する部分に取付けることも勿論可能である。
続いて、上記中芯シャフト5に取付けた外部光源4の光を、撮影用空間Sの上方からディフューザーシート18(特に第2シート18b)の外面に当てる。そして、その光がディフューザーシート18を透過して撮影用空間S内で拡散することにより得られた陰陽柔らかい照明光で上記被写体3を照射し、その照射された被写体3を、上記撮影用窓8aを通じてデジタルカメラ等により撮影する。
さらに、この撮影ボックス1Bを使用状態から折畳んで片付けるにあたっての操作は、上記第1実施例の撮影ボックス1Aと同様であるが、上記第2シート18bについては、取外しても取外さなくても良い。
このように、本第2実施例に係る撮影ボックス1Bによれば、上記第1実施例に係る撮影ボックス1Aの作用効果に加えて、上記撮影用空間Sの上壁部分を形成する第2シート18bが、受骨7a〜7dよりも下方に張設されていて、撮影用空間S全体が該受骨7a〜7dよりも下方に形成されるため、ディフューザーシート18を透過して拡散した照明光が受骨7a〜7dによって遮られることが無く、その結果、撮影用空間S内の被写体3に受骨7a〜7dの影が形成されるのを防ぐことができる。しかも、ディフューザーシート18によって形成されるドーム状の撮影用空間Sの高さを、被写体3の照明具合等に応じて自在に調節することができる。
図10は、第2実施例に係る撮影ボックス1Bの一変形例を示している。上記第2実施例においては、親骨6a〜6dが、摺動ろくろ10のはじき5aに対する下方からの係合によって、その拡開状態が保持されるようになっているが、外部光源4を中芯シャフト5に取付けるに際し、そのクリップ部41aで該中芯シャフト5における上記はじき5aの部分を挟持すると、該はじき5aがクリップ41aにより中芯シャフト5内に押込まれると共に、摺動ろくろ10とはじき5aとの係合が解除されて、親骨6a〜6dが閉じてしまう。そのため、外部光源4を中芯シャフト5に対して取付けるにあたっては、はじき5aの位置を外して取付ける必要性があり、該はじき5aの存在によってその取付け位置が制限されてしまう。
そこで、本変形例においては、上記はじき5aを省くと共に、受骨7a〜7dの長さや親骨6a〜6dに対する連結位置、及び上記当接部材5bの中芯シャフト5に対する凸設位置等を適宜調節して、親骨6a〜6dを拡開させた際に、固定ろくろ11が、上記受骨7a〜7dによる親骨6a〜6dの支持位置よりも高い位置、具体的には、該支持位置と上記当接部材5bとの間の高さ位置に配置されると共に、摺動ろくろ10の下端が、上記当接部材5bに当接するように構成することにより、親骨6a〜6dの拡開状態を保持することができるようになっている。
そうすることより、中芯シャフト5に対する外部光源4の取付け位置が、はじきによって制限されることがなくなり、しかも、撮影ボックス1Bの組立てや折畳みの操作がより簡単となる。なお、この変形例は、上記第2実施例だけではなく、上記第1実施例においても勿論採用することが可能である。
以上において、本発明に係る撮影ボックスについて詳述したが、本発明は、上記各実施例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載の発明の精神を逸脱しない範囲で、設計において種々の変更ができるものである。
例えば、上記各実施例では、傘骨状に開閉する親骨6a〜6dの本数を4本としているが、必ずしもこれら実施例に限定される必要は無く、傘骨状に開閉する親骨の本数を3本あるいは5本以上としても良い。そして、上記親骨6a〜6d及び受骨7a〜7dを形成する材料についても、上記グラスファイバー等のFRPに限られることなく、例えば、カーボンや金属材料等であっても良く、また、中芯シャフト5を形成する材料についても、上記アルミニウム材に限られることなく、その他の金属材料や樹脂材料であっても良い。
本発明の第1実施例に係る撮影ボックスの組立て状態を示す斜視図である。 第1実施例において中芯シャフトに対し親骨を開いた状態を示す概念図である。 第1実施例において中芯シャフトに対し親骨を閉じる途中の状態を示す概念図である。 第1実施例における親骨と受骨との関係を示す斜視図である。 第1実施例におけるバックシートの平面図である。 本発明の第2実施例に係る撮影ボックスの組立て状態を示す斜視図である。 第2実施例に係る撮影ボックスおける外部光源を取外した状態の部分破断平面図である。 第2実施例においてディフューザーシートの一部を形成する第2シートの平面図である。 第2実施例において中芯シャフトに対し親骨を開いた状態を示す概念図である。 第2実施例の変形例において中芯シャフトに対し親骨を開いた状態を示す概念図である。
符号の説明
1A,1B 撮影ボックス
2 撮影台
3 被写体
4 外部光源
5 中芯シャフト
5a はじき
5b 当接部材
6a〜6d 親骨
7a〜7d 受骨
8,18 ディフューザーシート
18a 第1シート
18b 第2シート
8a 撮影用窓
9 バックシート
10 摺動ろくろ
11 固定ろくろ
14 保持部
20 雄雌一対の面ファスナ
20a 面ファスナの雌側片
20b 面ファスナの雄側片
21 ストッパ手段

Claims (10)

  1. 長尺で上下方向に延びる中芯シャフトと、該中芯シャフトに対して傘骨状に開閉自在で該中芯シャフトの下端側において該下端方向に拡開可能な少なくとも3本の親骨と、これら親骨間に張設されて該親骨の開閉により拡縮可能な柔軟で光の透過拡散性を有するディフューザーシートとを備えていて、該ディフューザーシートには隣接する一対の親骨間に撮影用窓が開設されており、
    上記親骨を拡開させることにより、上記ディフューザーシートが拡張されて、底面が開口したドーム状の撮影用空間が形成されると共に上記中芯シャフトが該撮影用空間よりも上方に向けて立設され、
    上記撮影用空間に収容された被写体を、上記中芯シャフトに取付けた外部光源から上記ディフューザーシートを透過させて得られた照明光で照射して、上記撮影用窓を通じて撮影することができるように構成されている、
    ことを特徴とする撮影ボックス。
  2. 上記中芯シャフトにその軸に沿って摺動自在な摺動ろくろが取付けられていると共に、該中芯シャフトの下端部に固定ろくろが固定されており、
    上記摺動ろくろには、放射状に配置された上記親骨の基端部がそれぞれ回動自在に連結され、上記固定ろくろには、上記親骨の中間部を回動自在に支持する受骨の基端部がそれぞれ回動自在に連結されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影ボックス。
  3. 上記ディフューザーシートが、上記撮影用空間全体が上記受骨よりも下方に形成されるように、上記親骨間に張設されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮影ボックス。
  4. 上記ディフューザーシートが、上記親骨間に固定的に張設されて上記撮影用空間の側壁を形成する第1シートと、該第1シートの内面側に着脱自在に張設されて上記撮影用空間の上壁を形成する第2シートとによって構成されていて、上記第1シートに上記撮影用窓が開設されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮影ボックス。
  5. 上記第2シートは雄雌一対の面ファスナにより着脱自在となっており、
    上記面ファスナにおける雄側及び雌側のうちの一方が、各親骨にそれぞれ取付けられ、上記面ファスナにおける雄側及び雌側のうちの他方が、第2シートにおける各親骨の面ファスナに対応する位置にそれぞれ取付けられている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の撮影ボックス。
  6. 上記親骨にそれぞれ取付けられた面ファスナが筒状に形成されていて、該面ファスナに親骨が挿通され、
    各親骨の上記受骨による支持位置よりも先端部側には、該面ファスナの親骨の軸方向への移動を制限するストッパ手段が設けられており、
    該面ファスナが、親骨における上記支持位置と上記ストッパ手段との間で移動自在となっている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮影ボックス
  7. 上記外部光源が、上記中芯シャフトに対して着脱自在に取付けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の撮影ボックス。
  8. 上記中芯シャフトが中空のアルミニウム材から成り、上記親骨及び受骨がFRPから成る、
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の撮影ボックス。
  9. 上記ディフューザーシートがナイロン又はポリエステルの平織から成る、
    ことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の撮影ボックス。
  10. 4本の親骨が略等角度間隔に配設されていて、ディフューザーシートにおける上記撮影用窓が開設された面と対向する面に、バックシートの一端を保持させるためのシート保持部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の撮影ボックス。
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