JP2007072181A - 熱収縮性ラベル - Google Patents

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Abstract

【課題】見栄えを損なうことなく、耐摩耗性が高く、かつ製造し易い、フロスト調表現を容器に付与できる熱収縮性ラベルを製造することを目的とする。
【解決手段】ラベル基材1の、容器に取り付ける際に内側となる面に印刷層2を挟んで無機系粒子を含むニス層3を設け、外側となる面の印刷層2と相対しない部分に、無機系粒子を含むマット層4を設け、その上からマット層4とマット層4の設けられていないラベル基材1の他方の表面との全面に傷防止層5を設けた熱収縮性ラベルを製造する。
【選択図】図1

Description

この発明は、清酒、焼酎、ワイン、化粧品、清涼飲料水などに使用される容器の表面を覆うラベルに関する。
従来、清酒や焼酎、ワイン、化粧品、清涼飲料水などの容器に巻き付ける熱収縮性ラベルにおいて、表面に霜が付着したように白く曇る効果、いわゆるフロスト調表現を行うことが、一般に行われている。このフロスト調表現を用いると、凍結したり雪が降ったりするように見えるので、見た目に涼やかな印象を与えたりすることができる。
この表現を実現する方法としては、特許文献1のように添加剤等を用いて元は透明なベースフィルム自体を変性させたり、ベースフィルム表面にエンボス加工を施したり、ベースフィルム表面にマット(「艶消」を意味する。以下同じ。)印刷を施したりする方法が知られている。また、シリカなどの微粒子を含める方法が特許文献2に記載されている。
特開2000−66603号公報 特開2000−33945号公報
しかしながら、特許文献1のようにベースフィルム自体を変性させる場合、特殊原反となるので、汎用原反のようにロット、納期の融通が利きにくく、実際の製造の際に支障を来すという問題があった。また、印刷表示部分も全てフロスト調になってしまうため、見栄えがよくないという問題もあった。
さらに、エンボス加工によりフロスト調表現を行おうとすると、ある程度の熱成形が必要となり、基材である熱収縮フィルムが劣化してしまうおそれがあった。さらにまた、マット印刷によって実現する場合は、見栄えがよく、小口のロットにも対応しやすいが、耐摩耗性が不十分であるため、外部との接触によってフロスト調表現が失われるという問題があった。
また、特許文献2に記載の方法では、特許文献1と同様に印刷表示部分も全てフロスト調になってしまい、見栄えがよくなかった。
そこでこの発明は、見栄えを損なうことなく、耐摩耗性が高く、かつ製造し易い、フロスト調表現可能な熱収縮性ラベルを製造することを目的とする。
この発明は、ラベル基材の一方の表面の一部に設けた印刷層と、その一方の表面のうち印刷層を設けていない部分とを覆うフロスト調表現のあるニス層を設けるとともに、他方の表面の前記印刷層と相対しない部分にフロスト調表現のあるマット層を設け、その上からマット層とマット層が設けられていない前記他方の表面との全体に傷防止層を設けて、印刷層のある部分の光沢度と、印刷層の無い部分の光沢度及び曇価とを所定の値とした熱収縮性ラベルを製造することで、上記の課題を解決したのである。
容器側となる面に設けたニス層とラベル基材との間に印刷層を挟むことで、ニス層に印刷層が邪魔されることなく、また、印刷層と相対しない部分にのみマット層を設けることで、印刷層がマット層に覆われることがない。これにより、容器の表面にニス層を内側として取り付けると、印刷層に相対する外側表面の光沢度を高め、それ以外のフロスト調表現のある部分の光沢を低く抑えて、コントラストを強くすることができ、見栄えをよくすることができる。さらに、傷防止層が容器の外側となる面の全面を覆っているため外部からの衝撃を受けても傷みにくい。また、これらの層はグラビア印刷で設けることが可能であるので、層を積層する際に熱をかける必要が無くなり、製造の際に熱収縮を起こすといった問題は生じにくい。
この発明にかかる熱収縮性ラベルを、表面にフロスト調加工をしていないガラスなどの容器に取り付けることで、十分な耐久性のあるフロスト調表現を実現した表面を有し、かつ必要な印刷部分に光沢を持つフロスト調の容器とすることができる。これにより、清酒や焼酎、ワイン、化粧品、清涼飲料水などに用いる容器に、容易にフロスト調表現を持たせることができる。
以下、この発明について詳細に説明する。この発明は、熱収縮性プラスチックフィルムからなるラベル基材の一方の表面に印刷層及びニス層を積層し、他方の表面にマット層及び傷防止層を積層した、容器の側面を覆う熱収縮性ラベルである。
上記熱収縮性プラスチックフィルムとしては、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、二軸延伸ポリスチレンフィルム、二軸延伸ポリ塩化ビニルフィルムや、ポリオレフィン系フィルム等が挙げられる。この中でも特に二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムがより好ましい。上記熱収縮性プラスチックフィルムの厚さは特に限定されるものではなく、一般的な厚さのフィルムを用いてよい。
上記容器の組成は、ポリエチレンテレフタレートなどの樹脂製容器でもよいし、ガラス製容器でもよい。上記容器の形状は、ボトル状、瓶状などの、上記熱収縮性プラスチックフィルムで覆うことができる側面を有するものであれば特に限定されるものではないが、巻き付ける箇所が円筒状、角柱状、又は角柱の角を丸めたものであると、巻き付けやすく密着させやすいため好ましい。上記の側面を覆うとは、上記熱収縮性プラスチックフィルムを巻き付けてもよいし、筒状にしたフィルムを熱収縮させて側面に密着させてもよい。熱収縮させると、巻き付ける箇所の一部の径が細くなっていても、径が細くなる部分に沿って密着させることができ、また、底部の縁に沿って密着させることもできる。
まず、上記ラベル基材の、熱収縮性ラベルを上記容器に巻き付けた際に上記容器側(以下、「ラベル内面側」と記す。)となる一方の表面の一部分に、任意の表示をする印刷層を設ける。この印刷層の印刷は、上記容器に入れる製品の説明や、購買者に購買意欲を促進させるための絵を形成する。この印刷層に用いるインキは特に限定されるものではなく、一般的な溶剤系グラビアインキや水性グラビアインキが使用できるが、用いる上記熱収縮性プラスチックフィルムに対して印刷しやすいものであると好ましい。このような印刷層を形成させる方法としては、グラビア印刷機を用いて印刷する方法がある。
次に、上記ラベル基材1のラベル内面側表面の上記印刷層2が形成されていない部分と、既に設けた上記印刷層2の表面とに、図1のように、第1ニス組成物によるニス層3を設ける。このニス層3を設けることにより、上記印刷層が直接上記容器に触れて擦られることを防ぐことができ、また、この発明にかかるラベルと上記容器との密着性を緩和することができる。一般に、熱収縮性ラベル、いわゆるシュリンクラベルを上記容器に接着させる場合に、シュリンクトンネルを通過させるが、最近一般的に用いられるスチームトンネルを用いると、上記熱収縮性ラベルの装着直後には、上記熱収縮性ラベルと上記容器との間に水蒸気が閉じこめられてしまう。その際に上記熱収縮性ラベルと上記容器との密着性が良すぎると、水分が抜けた後も上記熱収縮性ラベルと上記容器とが部分的にブロッキングを起こしたままとなり、斑模様に見えて美観を損なってしまう。上記ラベル内面側となる面に上記ニス層3を設けることにより、これを防ぐことができる。この第1ニス組成物としては、一般的なニスとして使用できる塗料を用いることができる。このニス層3を設ける方法としては、グラビア印刷機を用いて形成させる方法が挙げられる他、一般的な塗工方法を用いることができる。
また次に、上記ラベル基材を上記容器に巻き付けた際の外側(以下、「ラベル外面側」と記す。)となる上記他方の表面のうち、図1のように、ラベル基材1を挟んで印刷層2と相対しない部分にマット層4を形成させる。このマット層4を形成させる材料としては、第2ニス組成物を用いる必要がある。この第2ニス組成物とは、粒子を分散させる、透明性のある乾性油、揮発性油、樹脂、シッカチーフなどの調合油であって、乾燥時において表面に艶が出にくいものである必要がある。
上記ラベル外面側の印刷層2と相対する部分は、上記容器に取り付けた際に印刷層2により表される字や絵をはっきりと示す必要がある。もしマット層4を形成してしまうとそれらがフロスト調表現に覆われてしまうこととなり、不都合を生じてしまうため、この部分にはマット層4を設けない。一方で、上記の印刷層2と相対しない部分は、このマット層4を形成することにより、艶を抑えてかつフロスト調表現を重ねることができ、印刷層2を形成した部分と、印刷層2の無い部分との差異をよりはっきりとすることができる。
さらに次に、上記マット層4の表面、及び上記マット層4の設けられていないラベル外面側の上記ラベル基材1の表面に、第3ニス組成物により傷防止層5を形成させる。すなわち、図1のように傷防止層5により、ラベル外面側の表面全体が覆われるようにする。この傷防止層5を形成させる第3ニス組成物は、ワックスを含有するニスからなると好ましく、そのニスは耐摩耗性を有するオーバープリントニスであるとより好ましい。オーバープリントニスとは、印刷物に対して最終インクとして塗布する無色かつほぼ透明な溶液状のニスをいう。この傷防止層5を形成させることにより、ラベルの表面が擦れて平滑となったり、ラベル基材が傷ついたりすることを防ぐことができ、結果としてフロスト調表現が消失することを防止することができる。
上記のマット層4をラベル基材1上に塗工する方法、及び傷防止層5をマット層4及びラベル基材1上に塗工する方法としては、上記の印刷層2及びニス層3を塗工したラベル基材1のラベル外面側の面にグラビア印刷機により印刷する方法が挙げられる。また、上記の印刷層2及びニス層3を含めた全ての層を、グラビア印刷機により、上記の順番で連続的に印刷してもよい。その場合、印刷層2及びニス層3を形成させた後、ラベル基材1を反転させてマット層4及び傷防止層5を形成する。
上記のニス層3に用いる第1ニス組成物は第1無機系粒子を、マット層4に用いる第2ニス組成物は第2無機系粒子を、それぞれ含有している必要がある。それぞれの層にフロスト調表現を与えるためである。これらの無機系粒子は、シリカ化合物や炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、カオリン、タルクなどからなり、それぞれが同一であってもよいし、違っていてもよい。
これらの無機系粒子を含んだ層が積層することにより、この発明にかかる熱収縮性ラベルは、印刷層2を設けた以外の部分が、表面に霜が降りたように見える白色の粒状効果、すなわちフロスト調表現を実現したラベルとなる。ここで、マット層4だけでなく、ニス層3もフロスト調表現を実現する無機系粒子を有することで、フロスト調表現がより確実なものとなる。
上記ニス層3に用いる第1ニス組成物としては、例えば、一般的なオーバープリントニスに上記第1無機系粒子を含有させたものが挙げられる。なお、上記ニス層3を塗工する際の第1ニス組成物に含まれる第1無機系粒子の含有量は、1重量%以上、10重量%以下であると好ましい。1重量%未満ではフロスト調表現が不十分となるおそれがあり、10重量%より多くても外観への寄与が少ないためである。
上記マット層4に用いる第2ニス組成物に含まれる第2無機系粒子の含有量は、1重量%以上、10重量%以下であると好ましい。1重量%未満ではフロスト調表現が不十分となるおそれがあり、10重量%より多くても外観への寄与が少ないためである。
この発明にかかる熱収縮性ラベルは、縦横に複数枚分が連続した広幅フィルムとしてグラビア印刷機で上記の各層を印刷することで製造したフィルムを裁断して得ると製造がしやすく好ましい。こうして得られた熱収縮性ラベルの端部同士をオーバーラップさせて貼り合わせ、筒状ラベルとすることができる。さらにこの筒状ラベルを熱収縮させることで、容器に密着させて、フロスト調容器を得ることができる。
また別の方法として、例えば、得られたフィルムを流れ方向に裁断して、一列ずつの縦方向にラベルが連続したシートを得るスリット加工を行い、このシートを横方向に巻いた長筒状とし、この長筒を平面に畳んでから縦方向へロール状に巻いて保存しておき、このロール状に巻いたものをほどいた長筒状のシートを容器に装着させ、個々のラベルごとに切断し、熱収縮により密着させてフロスト調容器を得る方法が挙げられる。
このように筒状ラベルを熱収縮させて上記容器に密着させると、印刷層2が印刷された面はフロスト調表現に覆われることなく表現され、それ以外の部分は全体にフロスト調表現がされたフロスト調容器が得られる。
上記の印刷層2に相対しない部分のラベル外面側表面、すなわち、上記のマット層4と傷防止層5との2層が積層した部分の光沢度は0以上、35以下である必要がある。ここで光沢度とはJIS K 7105に記載の方法で測定される値である。光沢度が35を超えると、フロスト調表現が光沢によって十分に反映されなくなってしまい、無機系粒子によって表現したフロスト調とする効果が発揮できなくなるおそれがあるためである。
また、印刷層2に相対する部分である傷防止層5に覆われたラベル外面側の表面と、印刷層2に相対しない部分であるマット層4及び傷防止層5の両方に覆われたラベル外面側の表面との上記光沢度の差は、30以上100以下であり、印刷層2に相対する部分の方が高い必要がある。印刷層2が無機系粒子によって覆われていない箇所は光沢を持って見えることが好ましく、フロスト調表現が為されている箇所との間で明確なコントラストを示すには30以上であることが好ましいからである。一方で、差が100を超えることはほとんどない。
さらに、上記の印刷層2に相対しない部分のラベル外面側表面における曇価は、50以上80以下である必要がある。50未満であると、第1無機系粒子及び第2無機系粒子によって実現するフロスト調表現が不十分であり、80を超えるとフロスト調ではなく全体が白くなりすぎてしまうおそれがあるからである。
上記のような光沢度と曇価を有するため、この発明にかかる熱収縮性ラベルは、印刷層により表現される光沢のある部分と、フロスト調表現により白く覆われる部分との差異が明確になり、コントラストがはっきりした美しい外観となる。これにより、清酒、焼酎、ワイン、化粧品、清涼飲料水などに用いる容器の装飾として好適に用いることができ、特にガラス製容器に好適に用いられる。ガラス製容器に用いると、フロストガラス瓶の代わりに通常のガラス瓶を用いて、フロスト調の外観を実現できる。
(実施例1)
ラベル基材となる二軸延伸ポリエチレンテレフタレート製フィルム(東洋紡績(株)製:スペースクリーン、厚さ:50μm)の片面の一部に、溶剤系グラビアインキ(サカタインクス(株)製:シュリンクバック)を用いてグラビア印刷機で印刷を行い、印刷層を形成させた。次に、印刷層のある面の上から、第1無機系粒子(十条ケミカル(株)製:シリカ)を含有させたオーバープリントニスを、同様のグラビア印刷機で塗工し、ニス層を形成させた。
続いてラベル基材を反転させ、印刷層とは反対側の面の、印刷層と相対しない部分に、第2無機系粒子(十条ケミカル(株)製:シリカ)を含有させた第2ニス組成物を、同様にグラビア印刷機で塗工し、マット層を形成させた。さらにこのマット層の表面に、ワックスを含み、第3無機系粒子(十条ケミカル(株)製:シリカ)を含む耐摩耗性オーバープリントニスを、同様にグラビア印刷機で塗工して、傷防止層を形成させた。
得られた、図1のように「傷防止層/マット層/フィルム/印刷層/ニス層」の構造を有するパターンが縦横に並んだフィルムに、まず縦方向に裁断するスリット加工を行い、次に横方向に裁断して縦112.5cm×横112.5cmとし、この試料について横の両端同士をシールするセンターシールを行い、熱収縮性の筒状ラベルを得た。
このラベルについて、JIS K 7105に従い、印刷層に相対するラベル外面側表面(以下、「印刷部」と記す。)と、印刷層に相対しないラベル外面側表面(以下、「非印刷部」と記す。)との光沢度を測定し、非印刷部の曇価を測定した。その結果を表1及び表2に示す。また、光沢性試験に合わせて目視でデザインの見栄えを確認し、その結果を良い方から順に○、△、×と分類した。さらに、曇価試験に合わせて目視でフロスト調の再現性を確認し、その結果を良い方から順に○、△、×と分類した。
Figure 2007072181
Figure 2007072181
(比較例1)
実施例1のフィルムの製造において、ニス層を形成させず、「傷防止層/マット層/フィルム/印刷層」の構造である、すなわち容器側となる面に印刷層が剥きだしであるフィルムとした以外は実施例1と同様の手順により熱収縮性ラベルを得た。このラベルについて同様に試験を行った。その結果を表1及び表2に示す。
(比較例2)
比較例1のフィルムの製造において、傷防止層を形成させず、「マット層/フィルム/印刷層」の構造であるフィルムとした以外は、比較例1と同様の手順により熱収縮性ラベルを得た。このラベルについて同様に試験を行った。その結果を表1及び表2に示す。
(比較例3)
比較例2に記載のフィルムの製造において、マット層を形成させず、「フィルム/印刷層」のみの構造であるフィルムとした以外は、比較例2と同様の手順により熱収縮性ラベルを得た。このラベルについて同様に試験を行った。その結果を表1及び表2に示す。
この発明にかかる熱収縮性ラベルの断面図
符号の説明
1 ラベル基材
2 印刷層
3 ニス層
4 マット層
5 傷防止層

Claims (3)

  1. 熱収縮性プラスチックフィルムからなるラベル基材の一方の表面の一部に印刷層を設け、前記ラベル基材の一方の表面のうち前記印刷層の形成されていない部分及び前記印刷層の表面にニス層を積層し、前記ラベル基材の他方の表面の前記印刷層と相対しない部分にマット層を設け、前記ラベル基材の他方の表面のうち前記マット層の形成されていない部分及び前記マット層の表面に傷防止層を積層した、容器の側面を覆う熱収縮性ラベルであって、
    前記ニス層は第1ニス組成物に第1無機系粒子を含有させたものからなり、前記マット層は第2ニス組成物に第2無機系粒子を含有させたものからなり、前記傷防止層は第3ニス組成物からなり、
    前記熱収縮性ラベルの、前記印刷層に相対しない部分である前記傷防止層の表面の、JIS K 7105の角度60度における光沢度が0〜35であり、かつ上記印刷層に相対する部分である前記傷防止層の表面と上記印刷層に相対しない部分である前記傷防止層の表面との上記光沢度の差は30〜100であり、前記の印刷層に相対しない部分の前記傷防止層の表面における、JIS K 7105における曇価が50〜80である熱収縮性ラベル。
  2. 請求項1に記載の熱収縮性ラベルの端部同士を接着し、上記ニス層側を内側とした筒状ラベル。
  3. 請求項2に記載の筒状ラベルの上記ニス層を円筒状容器に密着させた、フロスト調容器。
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