JP2007070922A - 錠前におけるデッドボルト駆動機構 - Google Patents

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Hirosuke Maeda
前田啓輔
Yoshiro Takada
高田芳郎
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Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
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Miwa Lock KK
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Abstract

【課題】
防犯性能の向上を目的とする、二重の安全機構としてデッドボルト内に鎌状の別部材を、横枠幅の狭い錠前に設置することは構造上の問題で従来困難であった。そこで、内部機構をリンク構成にすることで、この問題を解決し、鎌状の部材を備えた安価で作動の確実な錠前を、提供する。
【解決手段】
動力源から動力をデッドボルトに伝えるリンク機構と、リンク機構の運動を整え、デッドボルトを案内するデッドガイドで、デッドボルト内の構造を簡略化し、鎌部材の設置するスペースを確保する。リンク機構の一部であるロッドとリンクばねにより、デッドボルトの異常操作に対応する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、扉の開閉側の側面から出し入れされるデッドボルト形式の錠前において、普通は直線的なデッドボルトに加えて、鎌状の部材を追加しても、横枠幅の狭い扉にも適用できる様に、防犯性能を向上させた、デッドボルトと鎌部材の駆動構成に関する。
防犯性能の向上を目的に、二重の安全機構としてデッドボルト内に鎌状の別の部材を内設する事が望ましい。従来の錠前では、デッドボルトを駆動させる機構と、それに付随する構造、例えば施錠状態を維持するロッキング爪などに、大きなスペースが必要であった。そして現行錠前のメンテナンス等の理由で、デッドボルトとサムターンの位置関係などを変更する事は望ましくない。現状の構造のままでは、特に横枠幅が狭い錠前では、鎌部材及び駆動のための機構配置が困難であった。
特開平11−44137
本発明では、デッドボルトの駆動機構をリンク構成として、構造を単純化し、鎌部材の設置を可能にする事を目的とする。
上記の課題を達成する為、動力源と係合し、リンク機構に回動可能に接続するサムターン連結環と、リンク機構を形成する連結アーム、リンクアームA、リンクアームB、デッドボルトが異常操作されたときに有効に作用するリンクばね、作動アームと、小さなスペースでデッドボルトの出し入れを可能にするロッドと、デッドボルトと、その内面に挿設され、デッドボルトの移動に伴って駆動する鎌部材と、デッドボルト付近での動作を整え、案内するデッドガイドによって構成される。
デッドボルトを駆動させる動力を、その発生源からデッドボルトに伝える構造を、リンク機構にする事で、省スペース及び確実な作動が実現し、デッドボルト内に鎌部材を内設する事を容易にしている。リンク機構はギヤを使わない為、動作の安定化、静音化、コストの低減化、組立の簡素化を実現する。
デッドボルトを駆動するロッドは、デッドボルトを駆動するとともに、施錠位置では、デッドボルトとほぼ平行となり、施錠状態でデッドボルトの押し込み等の異常操作に対して、デッドボルトが作動しないようにする働きを、このロッドの1部品だけで実現でき、しかも錠前外部からの犯罪的な破壊にも保安性が高い。
本発明の実施の形態を図1、図2により説明する。
シャーシ11には、リンク軸20、連結環受け13、デッドガイド25が固定されている。デッドガイド25には、右部に図の上下方向に長い穴であるロッド溝251があり、さらに中央下部には図の左右方向に長い穴であるデッド溝252がある。そして図の左下部には2つにわかれた壁面、鎌ガイド253が設けられている。
シャーシ11の図の下部にはコ字形の断面を持つデッドボルト30が配設されている。デッドボルト30は、その中央下部に貫設されたガイド軸27によって、デッドガイド25に摺動可能に係合されることで、フロント板12に垂直な前後方向に案内される。
また、デッドボルトの内側には、鎌部材29とロッド27の一端部が、それぞれデッドボルト30に支承されているガイド軸28によって、回動可能に軸支される。ロッド27の他端部は、ロッド軸26に回動可能に軸支されている。
ロッド軸26は、デッドガイド25のロッド溝251に摺動可能に係合されることで、図の上下方向に案内される。
ロッド軸26には連結アーム23の一端部が揺動可能に軸支されている。連結アーム23はその他端部をリンクアームA17の一端部に連結ピン24によって、回動可能に軸支される。連結ピン24は、連結アーム23とリンクアームA17の動きに伴って自由に移動できる。
このリンクアームA17は、その中央部で、リンク軸20によって回動可能に軸支され、同様にリンクアームB18もその一端部がリンク軸20によって回動可能に軸支される。リンクアームB18の他端部とリンクアームA17の他端部は、リンクばね19の両端部と、それぞれリンクピンB22、リンクピンA21によって回動自在に軸支される。リンクピンB22とリンクピンA21は、リンクアームB18とリンクアームA17の動きに伴って、自由に移動できる。
リンクアームB18とリンクばね19の支軸であるリンクピンB22には、作動アーム16も、その中央部付近で、回動可能に軸支される。この作動アーム16はその下端部を連結環軸15に軸支され、連結環軸15をサムターン連結環14が回動可能に支持している。
サムターン連結環14は、連結環受け13に回動可能に嵌合され、連結環受け13の上下端部にある突起によって、連結環14の回動角度を90°に制限する。
次に動作について説明する。施錠の状態(図1)で、図示しないサムターンを反時計方向に90°回すと、それに係合したサムターン連結環14が同じく回転し、それに連動して作動アーム16が、リンクアームB18を介してリンク軸20を起点に、下方向に平行移動する。
このときリンクアームB18はリンク軸20を中心に左回りで90°回転し、リンクばね19の張力と、作動アーム16の右端部がリンクピンA21を図の下方向に直接押すことで、リンクアームA17がリンク軸20を中心に時計方向で回転する。
リンクアームA17と連結された連結アーム23が、その他端部に軸支するロッド軸26を牽引し、ロッド軸26はデッドガイド25のロッド溝251に案内されて、上方向に摺動する。
ロッド27が、ロッド軸26の動きにともなって、デッドボルト30を牽引し、デッドボルト30はデッドガイド25のデッド溝252に案内されて、右方向へ移動し、シャーシ11内部に収納され、開錠が完了する。
このとき、鎌部材29は、デッドボルト30に伴って動きながらその左下端部が、デッドガイド25の鎌ガイド253に接触し案内され、ガイド軸28を中心に時計回りに回動し、デッドボルト30内に収納される。
開錠の状態(図2)では、上述の逆になる。図示しないサムターンを時計回りで90°回すと、作動アーム16はその回動に伴って図の上方向に移動し、同時にリンクを構成する、リンクアームA17、リンクアームB18、リンクばね19、連結アーム20の連動によって、ロッド軸26が、デッド溝251に案内.されて、下方向へ移動する。このとき、リンクアームA17とリンクアームB18の連動は、上述の施錠状態とは異なり、リンクばね19の張力のみによって行われる。
同時にロッド軸26に伴って、ロッド27がデッドボルト30を押し出し、図示しないストライク板のデッドボルト投入孔に投入され、施錠が完了する。
このとき、鎌部材29は、デッドボルト30に伴って動きながら、その一端部が、鎌ガイド253に接触、案内される事で、ガイド軸28を支点に反時計回りで回動し、施錠位置に至る。
開錠状態で、デッドボルトが異常操作等で作動不能になった場合、サムターンを回転させると、リンク機構を構成するリンクばね19がチャージされた状態で保持され、リンクアームA17とリンクアームB18が連動しなくなり、デッドボルトが開錠状態に固定されていても、機構に無理な力が働くのを防いでいる。このとき、デッドボルトが作動可能の状態になると、チャージされたリンクばね19の張力で連動が始まり、施錠状態(図1)になる。
デッドボルトが施錠状態に位置したときの、錠の平面構造図。 デッドボルトが開錠状態に位置したときの、錠の平面構造図。
符号の説明
11 シャーシ
12 フロント板
13 連結環受け
14 サムターン連結環
15 連結環軸
16 作動アーム
17 リンクアームA
18 リンクアームB
19 リンクばね
20 リンク軸
21 リンクピンA
22 リンクピンB
23 連結アーム
24 連結ピン
25 デッドガイド
251 ロッド溝
252 デッド溝
253 鎌ガイド
26 ロッド軸
27 ロッド
28 ガイド軸
29 鎌部材
30 デッドボルト

Claims (4)

  1. 作動アーム、連結アームおよびリンクアームからなるリンク機構と、狭小なスペースでデッドボルトの出し入れを可能にするロッドによって、動力源の回転運動を、デッドボルトの直進運動に変換するとともに、デッドボルトの内面に挿設した鎌部材を回動させることを特長とする扉錠。
  2. 請求項1に於いて施錠位置状態では、ロッドがデッドボルトの作動方向とほぼ平行になることで、ロッドの作用点の支点附近となり、デッドボルトを固定、押し込み防止を行うよう構成した請求項1記載の扉錠。
  3. リンク機構の一部品にリンクばねを配設することで、リンク機構がリンクばねの応力以上の力量を伝えなくなり、開錠状態のデッドボルトが、非常の力で強制的に開錠位置に固定されたとき、動力源の作動によって、機械構造に無理な力が働く事を防ぐことができる請求項1記載の扉錠。
  4. リンクばねの応力以上の大きな力でデッドボルトの施錠状態が堅持されても、それ以上の力量を動力源に与えることにより、作動アームが直接、リンクアームを押すことができるようにし、動力源の力量を直接、デッドボルトに伝えて開錠できるようにしたことを特徴とする請求項3記載の扉錠。
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KR100806623B1 (ko) 2007-07-19 2008-02-25 윤자호 도어락용 양방향 잠금장치
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KR101127548B1 (ko) 2010-03-02 2012-03-23 서울통신기술 주식회사 도어록 잠금장치 및 이를 구비한 디지털 도어록

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