JP2007070868A - ドア開放装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ドアBが所定角度まで開いた時に作動して全開させる開アシスト手段と、一端部がドアB及びドア支持体Aの一方に軸着され、起立しながらドアB及びドア支持体Aの他方を押圧して、閉鎖状態のドアBを所定角度まで開く開扉レバー2と、モータで駆動されて開扉レバー2を起立させるワイヤ3とを備え、開扉レバー2が一定角度よりも倒れた状態では長さ方向中間部が、一定角度まで起立した後は他端部が、それぞれドアB及びドア支持体Aの他方を押圧する。
【選択図】 図3
Description
このような跳ね上げ式ドアでは、電動ドラムで巻き取り・巻き戻しされるワイヤにより、開扉レバーを起立させてドアを中立位置まで押し開き、中立位置を越えた後は、アシスト手段によって自然開扉するものである。
一方、開扉レバーが次第に起立してドアが開くと、このモーメントも減少して中立位置付近ではきわめて小さくなる。
このため、開き始めの大きな負荷に合わせた出力でモータを作動させることは著しく不合理である。
また、開扉レバーが長いほど開扉初期におけるモーメントは大きくなるのであるが、開き始めの負荷を小さくするために開扉レバーを短くすると、ドアに対して開扉レバーが完全に起立しても、ドアの開き角度を十分に大きくすることができない。
図1に示すように、ドア支持体である車体Aの開口部上端に、バックドアBの上端がヒンジCにより開閉自在に取り付けられる。
また、車体AとバックドアBとの間にはガスステー、トーションスプリング等の開アシスト手段1が設置される。この開アシスト手段1は、バックドアBが閉鎖状態から所定角度まで開いて開中立位置に達すると作動して、バックドアBを全開させるようになっている。
そして、モータを駆動してドラムを回転させ、ワイヤ3を引っ張ると、開扉レバー2がピン4を中心として図2の時計回りに回転し、バックドアBに対して前方へ(車体Aの方向へ)起立するようになっている。
開扉レバー2は、長さ方向中間部が前方へ突出するよう屈曲しており、前側縁の頂点となる部分(長さ方向の略中央部)に第1の押圧ローラ5が装着され、他端部に第2の押圧ローラ6が装着されている。
モータを作動させてワイヤ3を引っ張ると開扉レバー2が起立しながら車体Aを押し、この結果、バックドアBが開く。
開扉レバー2が一定角度よりも倒れた状態では、第1の押圧ローラ5が車体Aを押圧する。この開き始めの時点では、バックドアBの重量gによるモーメントは、ピン4から第1の押圧ローラ5までの距離L1×重量gとなる。この値は、開き始めに開扉レバー2の他端が車体Aを押圧した場合のモーメント(ピン4から他端までの距離L2×重量g)に比較して1/2程度となる。このため、開扉レバー2を駆動するモータに加わる負荷は小さくて済む。
図3の(ロ)に示すように、開扉レバー2が一定角度まで起立すると、第1の押圧ローラ5及び第2の押圧ローラ6が共に車体Aに当接する。
開扉レバー2が完全に起立すると、その全長L2に相当する角度までバックドアBが大きく開く。
また、開扉レバー2が一定角度以上に起立した状態では、バックドアBの重量gによるモーメントは非常に小さくなる。このように、開扉レバー2が作動を開始した開き始めから、開扉レバー2が一定角度起立するまで、開扉レバー2を駆動するモータに加わる負荷は小さいので、出力の小さい小型モータを使用することができる。
その後は、開アシスト手段1が作動して、バックドアBは全開する。
また、開扉レバーをドア支持体に軸着し、開扉レバーが起立した時にドアを押圧して開けるようにすることも可能である。
B バックドア
C ヒンジ
1 開アシスト手段
2 開扉レバー
3 ワイヤ
4 ピン
5 第1の押圧ローラ
6 第2の押圧ローラ
Claims (1)
- ドアが所定角度まで開いた時に作動して全開させる開アシスト手段と、一端部がドア及びドア支持体の一方に軸着され、起立しながらドア及びドア支持体の他方を押圧して、閉鎖状態の前記ドアを所定角度まで開く開扉レバーと、モータで駆動されて前記開扉レバーを起立させるワイヤとを備え、前記開扉レバーが一定角度よりも倒れた状態では、その長さ方向中間部が前記ドア及びドア支持体の他方を押圧し、一定角度まで起立した後は、その他端部が前記ドア及びドア支持体の他方を押圧することを特徴としたドア開放装置。
Priority Applications (1)
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JP2005258375A JP4753671B2 (ja) | 2005-09-06 | 2005-09-06 | ドア開放装置 |
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JP4753671B2 JP4753671B2 (ja) | 2011-08-24 |
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Family Applications (1)
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000160929A (ja) * | 1998-11-30 | 2000-06-13 | Tooshintekku Kk | 跳ね上げ式車両ドアの開閉装置 |
JP2005097862A (ja) * | 2003-09-22 | 2005-04-14 | Shanon Corp | 引戸用の開閉装置およびこれを用いた建物開口部 |
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JP2000160929A (ja) * | 1998-11-30 | 2000-06-13 | Tooshintekku Kk | 跳ね上げ式車両ドアの開閉装置 |
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