JP2007069533A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 印刷ミスが発生した場合に、作業者にミスが発生した事の報知を行う。
【解決手段】 印刷開始時の用紙先端の検出と印字終了時の用紙後端の検出を行う第一の検出手段と、印刷動作中に用紙送り長を計測する第二の検出手段とを持ち、前記第一及び第二の検出手段により検出した用紙サイズと、ホストコンピュータにより送られた用紙サイズが一致するかの判断をする手段を持つ。
記録装置が検出した用紙サイズとホストコンピュータより送られた用紙サイズが一致するかの判断を行った結果、不一致であった場合には、不一致であった項数を保持する手段を持ち、全項印刷終了後に不一致であった項数をホストコンピュータの表示装置上に報知する構成とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 印刷開始時の用紙先端の検出と印字終了時の用紙後端の検出を行う第一の検出手段と、印刷動作中に用紙送り長を計測する第二の検出手段とを持ち、前記第一及び第二の検出手段により検出した用紙サイズと、ホストコンピュータにより送られた用紙サイズが一致するかの判断をする手段を持つ。
記録装置が検出した用紙サイズとホストコンピュータより送られた用紙サイズが一致するかの判断を行った結果、不一致であった場合には、不一致であった項数を保持する手段を持ち、全項印刷終了後に不一致であった項数をホストコンピュータの表示装置上に報知する構成とする。
【選択図】 図1
Description
本発明はシリアルライン方式を用いた記録装置、及び記録装置において複数の記録用紙を連続して印刷した際の記録用紙長の検出に関する。
近年では、パーソナルコンピュータは世界各国に普及し、それに伴いパーソナルコンピュータで作成された書類の出力手段である、記録装置も様々な地域で使用されている。
印刷が行われる多種多様な環境下においては、場合によっては記録装置が記録用紙を給紙した際に記録用紙を複数枚重複して給紙してしまうことがある。
世界各国では様々な種類、メーカーの用紙が使用されている。記録装置メーカーは何千と存在する記録用紙に対して、事前に社内試験を行うことは困難であり、すべての用紙に対して、確実に装置の性能を提供することは難しいこととなる。その為、記録用紙の種類によっては、確実に給紙を行うことが出来ない場合も存在してしまう。
又、使用される環境も大きく影響している場合もある。乾燥した室内環境では、静電気が多く発生し、静電吸着によって記録用紙が張り付きやすくなり、印刷時に重複給紙が発生することも考えられる。
又、別の従来例としては、特許文献1をあげることが出来る。
特開平10-294833号公報
例えば、重複して給紙した場合として、図3の(a)と(b)の様な状態が発生する。図3の(b)では、本来給紙されるS403と一緒に次の記録用紙S404が給紙されてしまった場合である。(b)の様な重なりであれば、記録データはS403のみに印刷が行われる。S404は白紙のまま排紙されるのみである。
しかし、(a)の様な重なりで給紙された場合には、記録データはS401とS402にまたがって記録され、S401、S402共に印刷ミスとなってしまう。
複数の印刷を作業者が行った場合、例えば数10枚から数100枚のデータを印刷した途中に、図3の(a)の様な印刷ミスが発生しても、作業者は気づくことができない。
本発明は上述した様な、印刷ミスが発生した場合に、作業者にミスが発生した事の報知を行うことを目的になされた発明である。
上記課題を解決する手段として、印刷開始時の用紙先端の検出と印字終了時の用紙後端の検出を行う第一の検出手段と、印刷動作中に用紙送り長を計測する第二の検出手段とを持ち、前記第一及び第二の検出手段により検出した用紙サイズと、ホストコンピュータにより送られた用紙サイズが一致するかの判断をする手段を持ち、記録装置が検出した用紙サイズとホストコンピュータより送られた用紙サイズが一致するかの判断を行った結果、不一致であった場合には、不一致であった項数を保持する手段を持ち、全項印刷終了後に不一致であった項数をホストコンピュータの表示装置上に報知する構成である。
本発明によれば、複数枚の用紙が同時に給紙され印刷ミスが発生した場合にも、ミスの発生有無だけでなく、ミスの発生した項数を作業者に報知することが可能となる。
これにより数100枚もの連続印刷を行った場合に、印刷ミスが発生しても、作業者はすぐに、印刷ミスの項を発見することが出来ることとなる。
図2はインクジェット記録方式を用いた、代表的な記録装置の概観斜視図である。記録ヘッド1はインクジェット記録方式の中でも特にエネルギー発生手段として発熱抵抗体を有する発熱素子等の電気熱変換体を用いて、インクを加熱して熱エネルギーによってインク滴を吐出させる方式を用いることにより、記録画像の高密度化および高精細化を達成しているものである。記録ヘッド1上にはシアンインクタンク1C、マゼンタインクタンク1M、イエローインクタンク1Yおよびブラックインクタンク1Kの4色のインクタンクを有し、記録ヘッド1及び各インクタンク1C、1M、1Y、1Kはガイド軸3の長さ方向に沿って配列された状態すなわちキャリッジ2の移動方向に沿った状態でキャリッジ2に搭載されている。
図2において記録ヘッド1は図示下向きにインクを吐出する姿勢でキャリッジ2に搭載されており、キャリッジ2の軸受け部2aがガイド軸3に沿って移動しながらインク液滴を吐出して、記録用紙等の記録媒体4上に1走査分の画像を形成していく。なお、キャリッジ2のガイド軸3に沿った往復運動は、キャリッジモータ5の駆動力が伝達されたプーリ6の回転により、タイミングベルト7を介して行われる。
記録ヘッド1による1走査分の記録が終了すると、記録ヘッド1は記録を中断し搬送モータ9が駆動されて、プラテン8上に位置する記録媒体4がキャリッジ2の移動方向に対して直行する方向に所定量だけ搬送される。次いで再びキャリッジ2をガイド軸3に沿って移動させながら次の1走査分の画像形成を行う。これらの動作を繰り返すことにより、記録媒体4の全体が記録される。
図1は、本実施例の動作フローを示すフロー図である。
ホストコンピューターより印刷データが送信され、記録装置が印字データを受信した場合(S101)、記録用紙の給紙が行われる(S102)。給紙された用紙は、センサー手段によって用紙先端の検出が行われる(S103)。先端を検出したのを起点に、用紙長の計測が開始される(S104)。用紙長の計測は、記録用紙を搬送するモータ(搬送モータ9)が例えば、パルスモータであった場合には、モータを駆動したパルス数をCPUがカウントすることで、計測することができる。
また、搬送モータ9がDCモータであった場合に、位置検出手段であるロータリーエンコーダーを用いて、エンコーダーからの相信号をカウントすることで計測することが可能である。
図2の記録装置では、パルスモータを使用しているので、モータを駆動したパルス数をカウントすることで、用紙長を計測している。
印字と搬送が繰り返され、用紙の後端が検出された時点で、用紙長の計測を停止する(S105)。次に、ホストコンピュータから送信された印刷データに含まれている、印刷用紙サイズと、実際に検出した用紙サイズが一致しているかの比較を行い(S106)、一致していない場合には項数をプリンタ内部のメモリに保持を行う(S107)。
図3の(a)(b)の様に複数枚の用紙が重複して給紙された場合には、用紙の先端から後端までの距離が実際の用紙よりも長くなり、用紙サイズは不一致となる。
ここで、一致していた場合には、先ほど終了したページが最終ページかの判断を行い(S108)、最終ページでない場合には、次の項の印刷を開始する(S101)。S108で最終ページであった場合にCPUは、プリンタ内部のメモリを参照し、用紙サイズ不一致の項数を確認し(S110)、不一致が発生していた場合には、メモリに保持されている項数データをホストコンピュータに送信する。
S109で不一致が発生していない場合には、動作フローは終了となる。
1 記録ヘッド1
1C シアンインクタンク
1M マゼンタインクタンク
1Y イエローインクタンク
1K ブラックインクタンク
2 キヤリッジ
2a 軸受け
3 ガイド軸
4 記録媒体
5 キヤリッジモーター
6 プーリー
7 タイミングベルト
8 プラテン
9 搬送モーター
10 回復機器
11 キヤップ
12 ワイパ
13 エンコーダースケール
14 エンコーダー
1C シアンインクタンク
1M マゼンタインクタンク
1Y イエローインクタンク
1K ブラックインクタンク
2 キヤリッジ
2a 軸受け
3 ガイド軸
4 記録媒体
5 キヤリッジモーター
6 プーリー
7 タイミングベルト
8 プラテン
9 搬送モーター
10 回復機器
11 キヤップ
12 ワイパ
13 エンコーダースケール
14 エンコーダー
Claims (3)
- シリアルライン方式の記録装置において、印刷開始時の用紙先端の検出と印字終了時の用紙後端の検出を行う第一の検出手段と、印刷動作中に用紙送り長を計測する第二の検出手段とを持ち、前記第一及び第二の検出手段により検出した用紙サイズと、ホストコンピュータにより送られた用紙サイズが一致するかの判断をする手段を持つことを特徴とする記録装置。
- 請求項1の記録装置において、単数枚或いは、複数枚の連続印刷時に、記録装置が検出した用紙サイズとホストコンピュータより送られた用紙サイズが一致するかの判断を行った結果、不一致であった場合には、不一致であった項数を保持する手段を持ち、全項印刷終了後に不一致であった項数をホストコンピュータの表示装置上に報知することを特徴とする記録装置。
- 請求項2の記録装置において、用紙サイズが不一致であった項数の再印刷要求を促すメッセージを表示装置上に報知し、再印刷実行命令が出された場合、前記の用紙サイズが不一致であった項数のみ印刷する事を特徴とする印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005260986A JP2007069533A (ja) | 2005-09-08 | 2005-09-08 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005260986A JP2007069533A (ja) | 2005-09-08 | 2005-09-08 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007069533A true JP2007069533A (ja) | 2007-03-22 |
Family
ID=37931406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005260986A Withdrawn JP2007069533A (ja) | 2005-09-08 | 2005-09-08 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007069533A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9134669B2 (en) | 2012-09-26 | 2015-09-15 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having exposure operation control |
-
2005
- 2005-09-08 JP JP2005260986A patent/JP2007069533A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9134669B2 (en) | 2012-09-26 | 2015-09-15 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having exposure operation control |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081202 |