JP2007068253A - Dc−dcコンバータの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】DC−DCコンバータの出力電圧指令値の変化に対して、出力電圧がオーバーシュートするのを防ぐ。
【解決手段】DC−DCコンバータの出力電圧指令値Vo*と、電圧センサ5で検出される電圧値Voとの差を減算器21によって算出し、算出した電圧差に対して、制御ブロック22において制御定数Kpmを乗ずることにより、第1のリアクトル電流指令値を求める。また、リアクトル電流指令値i *に対して、リアクトル電流に対するDC−DCコンバータの出力電圧の伝達特性Gpv(s)のフィルタを通した値と、電圧センサ5で検出される電圧値Voとの差を減算器25によって算出して、H(s)/Gpv(s)なる伝達特性を有するインバースフィルタに入力し、インバースフィルタの出力を第2のリアクトル電流指令値とする。この第1のリアクトル電流指令値と、第2のリアクトル電流指令値とを加算して、最終的なリアクトル電流指令値とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、DC−DCコンバータの制御装置に関する。
従来、DC−DCコンバータの制御装置において、出力電圧指令値と、出力電圧の検出値との偏差を求め、求めた偏差に対してPI制御を施すことにより、DC−DCコンバータの出力電圧値を電圧指令値に一致させる技術が知られている(非特許文献1参照)。
電流可逆チョッパ付きPWMインバータの直流電圧制御特性の改善 平成13年電気学会全国大会
しかしながら、従来の技術では、負荷電流の変化に起因する出力電圧の変動が十分に抑制できるように、PI制御の制御定数を設定するので、電圧指令値の変化に対して、出力電圧がオーバーシュートして、電圧指令値に収束するまでに時間がかかるという問題がある。
(1)本発明によるDC−DCコンバータの制御装置は、リアクトルおよびスイッチング素子を少なくとも備えたDC−DCコンバータの制御装置であって、DC−DCコンバータの出力電圧を検出する電圧検出手段と、DC−DCコンバータに対する出力電圧指令値、および、電圧検出手段によって検出される出力電圧の差に基づいて、第1のリアクトル電流指令値を演算する第1の電流指令値演算手段と、リアクトル電流に対する出力電圧の伝達特性Gpv(s)を有する制御対象モデルと、伝達特性Gpv(s)およびローパスフィルタH(s)から構成されるH(s)/Gpv(s)なる伝達特性を有するインバースフィルタと、リアクトル電流指令値を制御対象モデルに入力した結果と、電圧検出手段により検出される出力電圧との差をインバースフィルタに入力して、インバースフィルタの出力を第2のリアクトル電流指令値とする第2の電流指令値演算手段と、第1のリアクトル電流指令値、および、第2のリアクトル電流指令値を加算して、リアクトル電流指令値とする加算手段とを備えることを特徴とする。
(2)本発明によるDC−DCコンバータの制御装置は、リアクトルとスイッチング素子とを少なくとも備えたDC−DCコンバータの制御装置であって、DC−DCコンバータの出力電圧を検出する電圧検出手段と、DC−DCコンバータに対する出力電圧指令値、および、電圧検出手段によって検出される出力電圧の差に基づいて、第1のリアクトル電流指令値を演算する第1の電流指令値演算手段と、ローパスフィルタH(s)と、リアクトル電流に対するDC−DCコンバータの出力電圧の伝達特性Gpv(s)およびローパスフィルタH(s)から構成されるH(s)/Gpv(s)なる伝達特性を有するインバースフィルタと、リアクトル電流指令値をローパスフィルタH(s)に入力して得られる結果、および、電圧検出手段により検出される出力電圧をインバースフィルタに入力して得られる結果の差を第2のリアクトル電流指令値とする第2の電流指令値演算手段と、第1のリアクトル電流指令値、および第2のリアクトル電流指令値を加算して、リアクトル電流指令値とする加算手段とを備えることを特徴とする。
(3)本発明によるDC−DCコンバータの制御装置は、リアクトルとスイッチング素子とを少なくとも備えたDC−DCコンバータの制御装置であって、DC−DCコンバータの出力電圧を検出する電圧検出手段と、DC−DCコンバータに対する出力電圧指令値、および、電圧検出手段によって検出される出力電圧の差に基づいて、第1のリアクトル電流指令値を演算する第1の電流指令値演算手段と、リアクトル電流に対するDC−DCコンバータの出力電圧の伝達特性Gpv(s)およびローパスフィルタH(s)から構成されるH(s)/Gpv(s)なる伝達特性を有するインバースフィルタと、1/(1−H(s))なる伝達特性を有する積分系フィルタを有し、第1のリアクトル電流指令値、および、電圧検出手段により検出される出力電圧をインバースフィルタに入力して得られる結果の差を積分系フィルタに入力し、積分系フィルタの出力結果を、リアクトル電流指令値とする最終電流指令値演算手段とを備えることを特徴とする。
本発明によるDC−DCコンバータの制御装置によれば、出力電圧指令値の変化に対して、実際の出力電圧をオーバーシュートさせることなく、速やかに収束・一致させることができる。
−第1の実施の形態−
図1は、第1の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置によって制御される昇圧コンバータ(DC−DCコンバータ)を含むシステム構成を示す図である。二次電池1の直流電圧Viは、昇圧コンバータ2によって電圧Vo(Vo>Vi)に昇圧されて、負荷3に供給される。負荷3は、例えば、インバータおよび交流モータである。
昇圧コンバータ2の出力側には、昇圧コンバータ2の出力電圧を平滑化するためのコンデンサC1が設けられている。電圧センサ5は、昇圧コンバータ2の出力電圧Voを検出する。
昇圧コンバータ2は、リアクトルL1と、NPNトランジスタTr1、Tr2と、ダイオードD1,D2と、NOTゲート4とを備えている。リアクトルL1は、一端が二次電池1の電源ライン20に接続され、他端は、トランジスタTr1とTr2との接続点に接続されている。
NPNトランジスタTr1のコレクタ端子は、電源ライン22に接続され、エミッタ端子は、トランジスタTr2のコレクタ端子と接続されている。また、トランジスタTr2のエミッタ端子は、アースライン21に接続されている。トランジスタTr1,Tr2には、エミッタ端子側からコレクタ端子側に電流が流れるように、ダイオードD1,D2がそれぞれ並列に接続されている。トランジスタTr1およびTr2のオン/オフは、それぞれ、後述するコンバータ制御装置10によって制御される。
コンバータ制御装置10は、例えば、マイクロコンピュータによって構成することができ、PWM制御によって、トランジスタTr1,Tr2のオン/オフを制御することにより、二次電池1の直流電圧Viを負荷3に供給するための所望の電圧に昇圧させる。Lower側のトランジスタTr2がオンするPWMデューティー比をDとすると、D=0の場合、すなわち、Upper側のトランジスタTr1がオンし続ける場合には、DC−DCコンバータ2の出力電圧Voは、二次電池1の電圧Viとほぼ等しくなる。デューティー比Dを大きくしていくと出力電圧Voは増大し、D=50%の時に、出力電圧Voは二次電池1の電圧Viのほぼ2倍となる。
ここで、PWM制御のスイッチング周波数を十分大きく設定すると、次式(1)および(2)の状態方程式が成立する。
Figure 2007068253
ただし、Viは、昇圧コンバータ2の入力電圧、Voは、昇圧コンバータ2の出力電圧、iはリアクトルL1に流れる電流、Dは、上述したPWMデューティー比、iは負荷3に流れる電流、Lは、リアクトルL1のインダクタンス、Cは、コンデンサC1の容量である。
上式(2)において、微分演算子(ラプラス演算子)をs、D/(C×s)=Gpv(s)とおくと、次式(3)が得られる。
Figure 2007068253
式(3)は、リアクトル電流iと、昇圧コンバータ2の出力電圧Voとの関係を示す式であり、右辺第2項は、外乱として扱うことができるが、右辺第1項には、変数であるリアクトル電流iと、PWMデューティー比Dとの積が含まれており、非線形性の強い制御対象であることが分かる。
図2は、第1の実施の形態におけるコンバータ制御装置10の内部構成を示すブロック図である。コンバータ制御装置10は、電圧制御部11と、電流制御部12とを備えている。電圧制御部11は、昇圧コンバータ2の出力電圧Voを電圧指令値Vo*に一致させるためのリアクトル電流指令値i *を求めて電流制御部12に出力し、電流制御部12は、リアクトル電流iをリアクトル電流指令値i *に一致させる制御を行い、トランジスタTr2をオンさせるPWMデューティー比Dを決定して、トランジスタTr1およびTr2のオン/オフを制御する。
第1の実施の形態におけるコンバータ制御装置10は、電圧制御部11の構成に特徴があり、後述する方法によって、昇圧コンバータ2の出力電圧Voを電圧指令値Vo*に一致させるためのリアクトル電流指令値i *を求める。電圧制御部11は、減算器21と、所定の制御定数Kpmを乗ずる制御ブロック22と、加算器23と、Gpv(s)なる伝達特性を有する制御ブロック24と、減算器25と、H(s)/Gpv(s)なる伝達特性を有するインバースフィルタを備えた制御ブロック26とを備える。
伝達特性Gpv(s)は、リアクトルL1に流れる電流iに対する出力電圧Voの伝達特性を表した昇圧コンバータの制御対象モデルであり、上述したように、Gpv(s)=D/(C×s)で表される。伝達特性H(s)は、次式(4)で表される1次遅れのローパスフィルタの特性である。ただし、τhは時定数であり、sは微分演算子(ラプラス演算子)である。
H(s)=1/(1+τh・s) (4)
第1の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置では、以下の手順により、リアクトルL1に流れる電流指令値i *を設定する。まず、DC−DCコンバータ2の出力電圧指令値Vo*と、電圧センサ5で検出される電圧値Voとの差を減算器21によって算出し、算出した電圧差に対して、制御ブロック22において制御定数Kpmを乗ずることにより、第1のリアクトル電流指令値を求める。また、リアクトル電流指令値i *に対して、制御ブロック24においてGpv(s)なるフィルタを通した値と、電圧センサ5で検出される電圧値Voとの差を減算器25によって算出して、制御ブロック26に入力し、制御ブロック26の出力を第2のリアクトル電流指令値とする。この第1のリアクトル電流指令値と、第2のリアクトル電流指令値とを加算して、最終的なリアクトル電流指令値i *とする。
図3は、第1の実施の形態におけるコンバータ制御装置10の制御効果を説明するための図である。図3に示す加算器23、制御ブロック24、減算器25、および、制御ブロック26は、図2に示す加算器23、制御ブロック24、減算器25、および、制御ブロック26に対応している。また、制御ブロック31は、実際のDC−DCコンバータ2を表したものである。
上述した第1のリアクトル電流指令値をu1、第2のリアクトル電流指令値をu2とすると、加算器23の加算結果であるリアクトル電流指令値i *は、次式(5)で表される。
*=u1+u2 (5)
DC−DCコンバータ2を表した制御ブロック31には、リアクトル電流指令値i *とともに、外乱dが入力される。外乱dは、例えば、負荷電流iの変動や、モデル化誤差である。従って、制御ブロック31の出力、すなわち、DC−DCコンバータ2の出力電圧Voは、次式(6)で表される。
Vo=(i *+d)Gpv(s) (6)
減算器25の減算結果eは、式(7)で表されるので、式(6)より、次式(8)の関係が成り立つ。
e=i *・Gpv(s)−Vo (7)
=i *・Gpv(s)−(i *+d)Gpv(s)
=−d・Gpv(s) (8)
第2のリアクトル電流u2は、次式(9)で表されるので、式(8)より、次式(10)が得られる。
u2=e・H(s)/Gpv(s) (9)
=−d・H(s) (10)
式(10)を式(5)に代入すると、次式(11)が得られる。
*=u1−d・H(s) (11)
式(11)を式(6)に代入すると、次式(12)が得られる。
Vo={(u1−d・H(s))+d}Gpv(s)
={u1+(1−H(s))d}Gpv(s) (12)
ここで、式(4)で表される伝達特性H(s)において、時定数τhを十分小さい値に設定すると、H(s)は1に近づくので、式(12)より、DC−DCコンバータ2の出力電圧Voは、次式(13)で近似して表すことができる。
Vo=u1・Gpv(s) (13)
上式(13)から明らかなように、伝達特性H(s)の時定数τhを十分小さい値に設定することにより、DC−DCコンバータ2の出力電圧Voは、外乱dの影響を受けなくなる。
すなわち、図2および図3に示す加算器23、制御ブロック24、減算器25、および、制御ブロック26を備えることにより、DC−DCコンバータ2の出力電圧Voは、外乱dの影響を受けなくなり、Vo=Gpv(s)・i *とみなすことができるので、図2の制御モデルは、図4の制御モデルのように書き換えることができる。図4の制御モデルにおいて、減算器21および制御ブロック22は、図2に示す減算器21および制御ブロック22にそれぞれ対応し、制御ブロック31は、実際のDC−DCコンバータ2を表したものであって、図3に示す制御ブロック31に対応している。
図4において、DC−DCコンバータ2の出力電圧Voは、次式(14)で表される。
Vo=Kpm・Gpv(s)・(Vo*−Vo) (14)
式(14)を変形すると、次式(15)が得られる。
Figure 2007068253
ここで、Gpv(s)=D/(C×s)を式(15)に代入すると、次式(16)が得られる。
Figure 2007068253
式(16)において、Kpm=C/(τv×D)とおくと、式(16)は、次式(17)で表すことができる。
Figure 2007068253
上式(17)は、電圧指令値Vo*に対して、昇圧コンバータ2の出力電圧Voが1次遅れの特性を有することを示している。
図5(a)〜図5(c)は、昇圧コンバータ2への入力電圧を260V、昇圧後の出力電圧を400Vに制御している状態から、出力電圧の指令値をステップ状に410Vに上昇させた場合の各状態の変化を示す図であり、図5(a)は、リアクトル電流の変化、図5(b)は、昇圧コンバータ2の出力電圧の変化、図5(c)は、デューティー比の変化を示す図である。図5(a)〜図5(c)では、PI制御によって、出力電圧を電圧指令値に一致させる従来の制御方法による制御結果を点線で、第1の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置による制御結果を実線でそれぞれ示している。
図5(b)に示すように、従来の制御方法では、出力電圧の指令値をステップ状に上昇させると、出力電圧がオーバーシュートしてしまい、電圧指令値の値に収束するまでに時間がかかっていた。しかし、第1の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置による制御方法によれば、出力電圧指令値が変化すると、出力電圧はオーバーシュートせずに、1次遅れの特性で電圧指令値に収束する。また、出力電圧が電圧指令値に収束するまでの時間も、従来の制御方法に比べて短縮されている。
第1の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置によれば、DC−DCコンバータに対する出力電圧指令値と、DC−DCコンバータの出力電圧との差に基づいて、第1のリアクトル電流指令値を演算するとともに、リアクトル電流に対する出力電圧の伝達特性Gpv(s)を有する制御対象モデルにリアクトル電流指令値を入力した結果と、DC−DCコンバータの出力電圧との差を、伝達特性Gpv(s)およびローパスフィルタH(s)から構成されるH(s)/Gpv(s)なる伝達特性を有するインバースフィルタに入力して得られる出力結果を第2のリアクトル電流指令値とし、第1のリアクトル電流指令値と、第2のリアクトル電流指令値とを加算して、リアクトル電流指令値とする。これにより、DC−DCコンバータに対する出力電圧指令値の変化に対して、実際の出力電圧をオーバーシュートさせることなく、速やかに収束・一致させることができる。
−第2の実施の形態−
図6は、第2の実施の形態におけるコンバータ制御装置10aの内部構成を示すブロック図である。図2に示すコンバータ制御装置10の構成と同じ構成部分については、同一の符号を付す。
図6に示すコンバータ制御装置10a内の電圧制御部11aの構成は、図2に示すコンバータ制御装置10内の電圧制御部11の構成を等価変換したものである。図2に示す電圧制御部11では、制御ブロック24の伝達特性Gpv(s)がD/(C×s)で表される積分器で構成されていることから、制御ブロック24に入力される誤差等が長時間蓄積すると、積分器がオーバーフローする可能性がある。しかし、図6に示す電圧制御部11aでは、制御ブロック41の伝達関数H(s)は、式(4)で表されるローパスフィルタであり、制御ブロック42の伝達関数H(s)/Gpv(s)では、積分器Gpv(s)が分数の分母に含まれている。
すなわち、第2の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置によれば、コンバータ制御装置10aの内部に、積分器Gpv(s)を単独ブロックとして有しないので、積分ドリフトを引き起こすことがなく、また、第1の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置と同様に、DC−DCコンバータに対する出力電圧指令値の変化に対して、実際の出力電圧をオーバーシュートさせることなく、速やかに収束・一致させることができる。
−第3の実施の形態−
図7は、第3の実施の形態におけるコンバータ制御装置に含まれる電圧制御部11bの内部構成を示すブロック図である。図2に示す電圧制御部11の構成と同じ構成部分については、同一の符号を付す。図7に示す電圧制御部11bの構成は、図6に示す電圧制御部11aの構成を等価変換したものである。図7に示す電圧制御部11bの構成が図6に示す電圧制御部11の構成と等価である理由を、図8を用いて以下で説明する。
図8は、図6に示す電圧制御部11aの構成を等価変換した電圧制御部の構成を示す図であり、制御ブロック51は、図6に示す制御ブロック42に対応しており、制御ブロック54は、図6に示す制御ブロック41に対応している。
図8において、加算器53の出力をy、減算器52の出力をxとすると、次式(18)が成立する。
y=x+y×H(s) (18)
式(18)をyについて解くと、次式(19)が得られる。
Figure 2007068253
すなわち、図8の回路において、加算器53および制御ブロック54を含む構成部分は、1/(1−H(s))なる積分系フィルタを有する制御ブロック61に置き換えることができる。以上より、図7に示す電圧制御部11bの構成は、図6に示すコンバータ制御装置11aの構成と等価である。
図9は、リアクトルL1に流れる電流iをリアクトル電流指令値i *と一致させるための電流制御部12の一例を示すブロック構成図である。図9に示す電流制御部12において、制御ブロック91の伝達関数s/(1+τi×s)のτiの値を十分小さく設定すると、実質的な遅れ無く、リアクトル電流iをリアクトル電流指令値i *に追従させることができる。
図10は、図7に示す電圧制御部11bと図9に示す電流制御部12とを備えたコンバータ制御装置10bの構成を示す図である。図10に示すコンバータ制御装置10bにおいて、制御ブロック100の伝達関数は、電圧制御部11bの制御ブロック61の伝達関数1/(1−H(s))と、電流制御部12の制御ブロック91の伝達関数s/(1+τis)とを組み合わせたものである。すなわち、制御ブロック61の伝達関数1/(1−H(s))は、式(4)を代入すると、(1+τhs)/τhsと表すことができ、分母に含まれるsと、制御ブロック91の伝達関数の分子に含まれるsとを極零相殺すると、制御ブロック100の伝達関数が得られる。
第3の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置によれば、電圧制御部の後段に設けられる電流制御部が定常項を持たない(微分要素を持つ)場合に、電流制御部に含まれる微分要素と、積分系フィルタに含まれる積分要素とが相殺されるようなフィルタを設けるので、電圧制御部に含まれる積分要素と、電流制御部に含まれる微分要素とが直列に接続されることによって発生する演算ドリフトを回避することができる。また、第1の実施の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置と同様に、DC−DCコンバータに対する出力電圧指令値の変化に対して、実際の出力電圧をオーバーシュートさせることなく、速やかに収束・一致させることができる。
−第4の実施の形態−
上述した図2、図6、および、図7に示す電圧制御部では、いずれもH(s)/Gpv(s)なる伝達特性を有する制御ブロックが含まれている。上述したように、伝達特性Gpv(s)には、コンバータ制御装置10の出力となるデューティー比Dが含まれているため、実際のマイクロコンピュータ等を用いたデジタル演算では、代数ループが生じる。この問題を解決するための構成図を図11に示す。図11は、伝達特性H(s)/Gpv(s)の制御ブロックと等価な制御ブロック110を示す図である。
制御ブロック110は、遅延ブロック111と、除算器112と、制御ブロック113とを備える。H(s)/Gpv(s)は、式(4)、および、Gpv(s)=D/(C×s)を代入すると、次式(20)で表される。
Figure 2007068253
遅延ブロック111は、1サンプリング前に、コンバータ制御装置10で演算されたデューティー比Dを除算器112に入力する。すなわち、制御ブロック110への入力値uは、1サンプリング前のデューティー比Dで除算された後、制御ブロック113において、Cs/(1+τh×s)なるフィルタを通されて、出力結果yが得られる。
制御ブロック110は、図6に示す制御ブロック42、図7に示す制御ブロック51、図10に示す制御ブロック51と置き換えることができる。すなわち、H(s)/Gpv(s)なる伝達関数を有する制御ブロックを制御ブロック110に置き換えた第4の実施の形態におけるコンバータ制御装置によれば、Gpv(s)に含まれるデューティー比Dとして、1サンプリング前のデューティー比Dを用いるので、代数ループの発生を回避することができる。
−第5の実施の形態−
トランジスタTr2のデューティー比Dは、時間の経過とともに、Vi/Voの値に収束する。従って、図11に示す制御ブロック110は、図12に示す制御ブロック120と置き換えることができる。図12に制御ブロック120は、乗算器121と、除算器122と、制御ブロック113とを備え、入力値をデューティー比Dで除算する代わりに、Vo/Viを乗じる処理を行う。図11に示す制御ブロック110の代わりに、制御ブロック120を組み込んだ第5の実施の形態におけるコンバータ制御装置によれば、演算の安定性を向上させることができる。
−第6の実施の形態−
第5の実施の形態におけるコンバータ制御装置では、電圧センサ5で検出される出力電圧Voを乗ずる乗算器121、および、昇圧コンバータ2の入力電圧viを除算する除算器122を設けた。第6の実施の形態におけるコンバータ制御装置では、図13に示すように、電圧センサ5の検出電圧Voを乗ずる乗算器121の代わりに、電圧指令値Vo*を乗ずる乗算器131を設けている。この構成によれば、演算パラメータとして、電圧センサ5による電圧検出値Voの代わりに、電圧指令値Vo*を用いるので、電圧検出値に含まれるノイズ等の影響を排除することができる。
本発明は、上述した各実施の形態に限定されることはない。例えば、DC−DCコンバータの一例として、昇圧コンバータを例に挙げて説明したが、降圧コンバータに適用することもできるし、昇圧および降圧を行うことができるコンバータに適用することもできる。
第1の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置では、制御ブロック22の制御定数KpmをKpC/(τv×D)に設定することによって、電圧指令値Vo*に対する昇圧コンバータ2の出力電圧Voが式(17)で表される1次遅れの特性になるように設定した。しかし、電圧指令値Vo*の変化に対して、昇圧コンバータ2の出力電圧Voがオーバーシュートすることなく、速やかに収束・一致できるシステムが構成できるのであれば、制御定数Kpmの値は、上述した値に限定されることはない。
第4の実施の形態では、Gpv(s)に含まれるデューティー比Dとして、1サンプリング前のデューティー比Dを用いたが、所定サンプリング前のデューティー比を用いることもできる。ただし、演算精度を高めるためには、1サンプリング前のデューティー比Dを用いることが好ましい。
特許請求の範囲の構成要素と各実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。まず、請求項1の構成要素との対応関係では、電圧センサ5が電圧検出手段を、減算器21および制御ブロック22が第1の電流指令値演算手段を、制御ブロック24が制御対象モデルを、制御ブロック26がインバースフィルタを、減算器25および制御ブロック26が第2の電流指令値演算手段を、加算器23が加算手段をそれぞれ構成する。請求項2の構成要素との対応関係では、電圧センサ5が電圧検出手段を、減算器21および制御ブロック22が第1の電流指令値演算手段を、制御ブロック41がローパスフィルタを、制御ブロック42がインバースフィルタを、制御ブロック41,42および減算器25が第2の電流指令値演算手段を、加算器23が加算手段をそれぞれ構成する。請求項3の構成要素との対応関係では、電圧センサ5が電圧検出手段を、減算器21および制御ブロック22が第1の電流指令値演算手段を、制御ブロック51がインバースフィルタを、制御ブロック51,61および減算器52が最終電流指令値演算手段をそれぞれ構成する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係に何ら限定されるものではない。
第1の実施の形態におけるDC−DCコンバータの制御装置によって制御される昇圧コンバータを含むシステム構成を示す図 第1の実施の形態におけるコンバータ制御装置の内部構成を示すブロック図 第1の実施の形態におけるコンバータ制御装置の制御効果を説明するための図 図2に示す制御モデルを書き換えた制御モデル 図5(a)〜(c)は、昇圧コンバータの出力電圧指令値をステップ状に上昇させた場合の各状態変化を示す図であり、図5(a)は、リアクトル電流の変化、図5(b)は、昇圧コンバータの出力電圧の変化、図5(c)は、デューティー比の変化を示す図を示している。 第2の実施の形態におけるコンバータ制御装置の内部構成を示すブロック図 第3の実施の形態におけるコンバータ制御装置に含まれる電圧制御部の内部構成を示すブロック図 図6に示す電圧制御部の構成を等価変換した電圧制御部の構成を示す図 リアクトルに流れる電流をリアクトル電流指令値と一致させるための電流制御部の一例を示すブロック構成図 図7に示す電圧制御部と図9に示す電流制御部とを備えたコンバータ制御装置の構成を示す図 伝達特性H(s)/Gpv(s)の制御ブロックと等価な制御ブロックを示す図 図11に示す制御ブロックとほぼ等価な制御ブロックを示す図 図12に示す制御ブロックにおいて、昇圧コンバータの出力電圧の代わりに、出力電圧指令値を用いる例を説明するための図
符号の説明
1…二次電池、2…昇圧コンバータ、3…負荷、4…NOTゲート、5…電圧センサ、10…コンバータ制御装置、11,11a,11b…電圧制御部、12…電流制御部、C1…コンデンサ、L1…リアクトル、Tr1,Tr2…NPNトランジスタ、21…減算器、22,24,26…制御ブロック、23…加算器、25…減算器、30…加算器、31…DC−DCコンバータを表した制御ブロック、41,42…制御ブロック、51…制御ブロック、52…減算器、53…加算器、54…制御ブロック、61…制御ブロック、91…制御ブロック、92…減算器、93…制御ブロック、94…除算器、100…制御ブロック、110…制御ブロック、111…遅延ブロック、112…除算器112、113…制御ブロック、120…制御ブロック、121…乗算器、122…除算器、130…制御ブロック、131…乗算器

Claims (9)

  1. リアクトルおよびスイッチング素子を少なくとも備えたDC−DCコンバータの制御装置において、
    DC−DCコンバータの出力電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記DC−DCコンバータに対する出力電圧指令値と、前記電圧検出手段によって検出される出力電圧との差に基づいて、第1のリアクトル電流指令値を演算する第1の電流指令値演算手段と、
    リアクトル電流に対するDC−DCコンバータの出力電圧の伝達特性Gpv(s)を有する制御対象モデルと、
    前記伝達特性Gpv(s)およびローパスフィルタH(s)から構成されるH(s)/Gpv(s)なる伝達特性を有するインバースフィルタと、
    リアクトル電流指令値を前記制御対象モデルに入力して得られる結果と、前記電圧検出手段により検出される出力電圧との差を前記インバースフィルタに入力して、前記インバースフィルタの出力を第2のリアクトル電流指令値とする第2の電流指令値演算手段と、
    前記第1の電流指令値演算手段により演算される第1のリアクトル電流指令値と、前記第2の電流指令値演算手段により演算される第2のリアクトル電流指令値とを加算して、リアクトル電流指令値とする加算手段とを備えることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  2. リアクトルとスイッチング素子とを少なくとも備えたDC−DCコンバータの制御装置において、
    DC−DCコンバータの出力電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記DC−DCコンバータに対する出力電圧指令値と、前記電圧検出手段によって検出される出力電圧との差に基づいて、第1のリアクトル電流指令値を演算する第1の電流指令値演算手段と、
    ローパスフィルタH(s)と、
    リアクトル電流に対するDC−DCコンバータの出力電圧の伝達特性Gpv(s)および前記ローパスフィルタH(s)から構成されるH(s)/Gpv(s)なる伝達特性を有するインバースフィルタと、
    リアクトル電流指令値を前記ローパスフィルタH(s)に入力して得られる結果と、前記電圧検出手段により検出される出力電圧を前記インバースフィルタに入力して得られる結果との差を第2のリアクトル電流指令値とする第2の電流指令値演算手段と、
    前記第1の電流指令値演算手段により演算される第1のリアクトル電流指令値と、前記第2の電流指令値演算手段により演算される第2のリアクトル電流指令値とを加算して、リアクトル電流指令値とする加算手段とを備えることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  3. リアクトルとスイッチング素子とを少なくとも備えたDC−DCコンバータの制御装置において、
    DC−DCコンバータの出力電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記DC−DCコンバータに対する出力電圧指令値と、前記電圧検出手段によって検出される出力電圧との差に基づいて、第1のリアクトル電流指令値を演算する第1の電流指令値演算手段と、
    リアクトル電流に対するDC−DCコンバータの出力電圧の伝達特性Gpv(s)および前記ローパスフィルタH(s)から構成されるH(s)/Gpv(s)なる伝達特性を有するインバースフィルタと、
    1/(1−H(s))なる伝達特性を有する積分系フィルタを有し、前記第1のリアクトル電流指令値と、前記電圧検出手段により検出される出力電圧を前記インバースフィルタに入力して得られる結果との差を前記積分系フィルタに入力し、前記積分系フィルタの出力結果を、リアクトル電流指令値とする最終電流指令値演算手段とを備えることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  4. 請求項3に記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    前記最終電流指令値演算手段によって演算されるリアクトル電流指令値と、実際のリアクトル電流とを一致させる制御を行うリアクトル電流制御手段をさらに備え、
    前記リアクトル電流制御手段に含まれる微分要素と、前記積分系フィルタに含まれる積分要素とを相殺したフィルタを設けることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    DC−DCコンバータに含まれるスイッチング素子のオン/オフを制御するデューティー比をD、DC−DCコンバータの出力電圧を平滑化するためのコンデンサの静電容量をC、微分演算子をsとすると、前記制御対象モデルの伝達特性Gpv(s)をD/(C×s)と表すことを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  6. 請求項5に記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    前記デューティー比Dは、前記DC−DCコンバータの制御装置によって演算された所定サンプル前のデューティー比を用いることを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  7. 請求項1〜4のいずれかに記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    DC−DCコンバータの入力電圧をVi、出力電圧をVo、DC−DCコンバータの出力電圧を平滑化するためのコンデンサの容量をC、微分演算子をsとすると、前記制御対象モデルの伝達特性Gpv(s)を(Vi/Vo)/(C×s)と表すことを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  8. 請求項1〜4のいずれかに記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    DC−DCコンバータの入力電圧をVi、出力電圧指令値をVo*、DC−DCコンバータの出力電圧を平滑化するためのコンデンサの容量をC、微分演算子をsとすると、前記制御対象モデルの伝達特性Gpv(s)を(Vi/Vo*)/(C×s)と表すことを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のDC−DCコンバータの制御装置において、
    前記第1の電流指令値演算手段の制御定数を、DC−DCコンバータの出力電圧指令値に対する出力電圧の応答が1次遅れの特性になるように設定することを特徴とするDC−DCコンバータの制御装置。
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