JP2007067976A - デジタル放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現在、地上デジタルテレビ放送を視聴可能な携帯電話等の携帯端末の開発が進められている。携帯端末は、通常バッテリーにより動作するため消費電力を抑える必要がある。また、ユーザがテレビ放送を視聴する前に番組情報等を提供できると便利である。
【解決手段】デジタル放送信号について別々の処理を実行する第一処理ブロックと第二処理ブロックを有するデジタル放送受信装置であって、ユーザ等によりデジタル放送受信装置の状態が視聴可能状態となり、かつ視聴開始のための視聴操作が行なわれない場合に、第一処理ブロックに電源を供給し、第二処理ブロックには電源を供給しないデジタル放送受信装置を提案する。第一処理ブロックはEIT等の番組情報をデコードするための処理機構等を、第二処理ブロックは映像データや音声データをデコードする処理機構等を想定している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル放送を受信する受信装置に関し、特に省電力化の技術に関する。
現在、携帯電話等の携帯端末を対象としたモバイル端末向け地上デジタルテレビ放送のサービス開始に向けて、地上デジタルテレビ放送を視聴可能な携帯端末の開発が進められている。携帯端末は、通常バッテリーにより動作するため消費電力を抑える必要があり、そのため、テレビ視聴を行なわない時には放送受信機能に関わるハードウェアの電源供給を行なわず、ユーザが視聴ボタンを押下する等、視聴開始の操作を行なってからこれらのハードウェアの電源供給を開始するような制御が一般的となっている。ところで、デジタル放送においては、放送波には映像や音声データ以外に番組に関する情報であるEIT(Event Information Table)が多重化されており、携帯端末で放送波からEITのデータを取り出して解析することにより放送されている番組の情報を提供することができる。しかし、上述のようにユーザが視聴開始の操作を行なってからハードウェアの電源供給がなされて放送波が受信される場合には、ユーザはテレビ放送を視聴する前に番組情報を知っておくことができない。このような問題を解決するために、例えば、特許文献1においては、テレビ放送を視聴しない時にも周期的に放送波を受信することにより、端末内に保持する番組情報を更新しておく方法が開示されている。
特開2004−222031号公報
しかしながら、例えば、携帯電話のような携帯端末においては、テレビ視聴の機能以外にも通話機能やメール送受信機能などの機能が備えられて、ユーザによっては、テレビ視聴機能を長時間使用しない場合もある。このようなユーザにとっては、一定時間ごとに放送波の受信を行なうことは、バッテリーを無駄に消費することになってしまう。
そこで、本発明においては、デジタル放送信号について別々の処理を実行する第一処理ブロックと第二処理ブロックを有するデジタル放送受信装置であって、ユーザ等によりデジタル放送受信装置の状態が視聴可能状態となり、かつ視聴開始のための視聴操作が行なわれない場合に、第一処理ブロックに電源を供給し、第二処理ブロックには電源を供給しない制御を実行するデジタル放送受信装置を提案する。第一処理ブロックは放送波を受信しEIT等の番組情報をデコードするための処理機構等を想定しており、第二処理ブロックは映像データや音声データをデコードする処理機構等を想定している。また、デジタル放送受信装置が上述のようにテレビ視聴機能以外の機能を備えている受信装置であった場合等を考慮し、デジタル放送受信装置の状態が視聴可能状態となった後に、一定時間内に視聴操作が行なわれない場合には、第一処理ブロックへの電源供給を中止する機能を有する構成としてもよい。
本発明のデジタル放送受信装置においては、ユーザがテレビ視聴を行なう前に番組情報を得ることが可能であり、かつデジタル放送受信装置の状態が、ユーザがテレビ視聴を行なう可能性が高い状態となった場合に前記第一処理ブロックのみに電源供給を行なうことにより、より効果的にバッテリー消費を抑えることが可能である。
本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。なお、以下の実施形態と請求項の関係は次の通りである。実施形態1は、主に請求項1、10などについて説明する。実施形態2は、主に請求項2などについて説明する。実施形態3は、主に請求項3などについて説明する。実施形態4は、主に請求項4、11などについて説明する。実施形態5は、主に請求項5などについて説明する。実施形態6は、主に請求項6などについて説明する。実施形態7は、主に請求項7などについて説明する。実施形態8は、主に請求項8などについて説明する。実施形態9は、主に請求項9などについて説明する。
(実施形態1)
(実施形態1:概要)本実施形態は、デジタル放送を受信し処理するための第一処理ブロックと第二処理ブロックとを有するデジタル放送受信装置であって、自身の状態が視聴可能状態となり、未だ視聴操作が行なわれない場合には、第一処理ブロックに電源を供給し、第二処理ブロックには電源を供給しないことによって消費電力を抑えることが可能なデジタル放送受信装置に関する。
(実施形態1:構成)本実施形態に係るデジタル放送受信装置の機能ブロックを図1に例示する。デジタル放送受信装置(0100)は、「第一処理ブロック」(0101)と、「第二処理ブロック」(0102)と、「状態検出部」(0103)と、「視聴操作部」(0104)と、「制御部」(0105)と、を有する。「デジタル放送受信装置」(0100)は、デジタル放送を受信可能な装置であり、据え置き型のデジタルテレビ、デジタル放送受信用STB(Set Top Box)、デジタル放送受信機能付携帯電話等の携帯型端末、等が該当する。
なお、本件発明の構成要素である各部は、ハードウェア、ソフトウェア、ハードウェアとソフトウェアの両方のいずれかによって構成される。例えば、これらを実現する一例として、コンピュータを利用する場合には、CPU、バス、メモリ、インタフェース、周辺装置などで構成されるハードウェアと、それらハードウェア上で実行可能なソフトウェアがある。ソフトウェアとしては、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インタフェースを介して入力されるデータの加工、保存、出力などにより各部の機能が実現される。さらに具体的には、図2は一般的なコンピュータの構成を例示する図でありコンピュータが主にCPU(0210)、入出力インタフェース(I/O)(0220)、ハードディスク(HDD)(0230)、RAM(0240)、ROM(0250)等から構成されることを示しているが、本件発明に係るデジタル放送受信装置は図2と同様の構成にて実現される。(明細書の全体を通じて同様である。)
「第一処理ブロック」(0101)は、デジタル放送信号を処理する機能を有する。また、「第二処理ブロック」(0102)は、デジタル放送信号の前記第一処理ブロック(0101)と異なる処理を実行する機能を有する。「デジタル放送信号」とは、映像データ、音声データに加えて、番組情報等の付加データを多重化した信号であり、より具体的には、例えば、地上デジタルテレビ放送に利用されるMPEG2のTS(Transport Stream)により実現される信号である。また、図3は地上デジタルテレビ放送波の受信処理を示す概略図である。まず、アンテナにて放送信号を受信し(0301)、受信した放送波に復調等の処理を行ないTSが出力される(0302)。出力されたTSは、オーディオストリーム(AS)、ビデオストリーム(VS)、番組情報等を含むセクションデータ(S)に分離される(0303)。さらに、分離されたオーディオストリーム(AS)、ビデオストリーム(VS)、セクションデータ(S)はそれぞれ別々にデコード(復号)処理される(0304)。図3に示した処理のうち、第一処理ブロック(0101)にて実行される処理は、主に、放送信号の受信(0301)、復調等の処理(0302)、TS分離(0303)、さらにセクションデータ(S)のデコード処理(0304)を想定している。また、第二処理ブロック(0102)にて実行される処理は、主に、オーディオストリーム(AS)、ビデオストリーム(VS)のデコード処理(0304)を想定している。すなわち、第一処理ブロックにおける処理によって番組情報等を含むセクションデータがデコードされ番組情報等を得ることができ、第二処理ブロックにおける処理によってオーディオストリームやビデオストリームがデコードされ映像データや音声データを得ることができる。
「状態検出部」(0103)は、機器の状態が視聴可能状態か視聴不能状態かを検出する機能を有する。「機器」とは、デジタル放送受信装置(0100)を指す。「機器の状態」とは、具体的には、例えば、デジタル放送受信装置の形状や、電源がONとなっている等の内部状態などを意味する。例えば、「機器の状態」がデジタル放送受信装置の形状を指す場合であって、デジタル放送受信装置が折り畳み式の携帯電話であり、使用しない時には折り畳んだ状態でありテレビを視聴する時には開いた状態にしなければならない場合であれば、「機器の状態が視聴可能状態か視聴不能状態か」とは、デジタル放送受信装置の形状が開いた状態であるか折り畳んだ状態であるかにより判断できることになる。すなわち、デジタル放送受信装置の形状が開いた状態であれば「機器の状態が視聴可能状態」であり、折り畳んだ状態であれば「機器の状態が視聴不能状態」であることになる。より具体的には、状態検出部は、例えば、「state="possible"」というような情報を受け取る。ここで、「state」とは機器の状態を示すプログラム上の変数であり、この変数が「possible」であれば機器の状態が視聴可能状態であることを、「impossible」であれば機器の状態が視聴不能状態であることを示すとする。つまり、状態検出部は、RAMやHDD等の所定の記憶領域に保持されている「state」の値を読出すことによって機器の状態を検出することができる。なお、状態検出部は、このような処理をCPUに実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
「視聴操作部」(0104)は、状態検出部(0103)での検出結果が視聴可能状態である場合に視聴操作を受け付けるための機能を有する。「状態検出部での検出結果が視聴可能状態である」とは、具体的には、例えば、前述の変数stateの値が「possible」であることを意味する。「視聴操作を受け付ける」とは、例えば、ユーザが視聴開始のためのボタンを押下する場合等が該当する。より具体的には、例えば、「signal="view_button"」というような情報を受け取る。ここで、「signal」とはユーザからの操作信号を示すプログラム上の変数であり、「signal="view_button"」とは、視聴用ボタンが押下されたことを示すとする。つまり、視聴操作部は、RAMやHDD等の所定の記憶領域に保持されている「signal」の値が変更されたことをトリガーとしてユーザから視聴操作が行なわれたことを判断することができる。視聴操作部の具体的な処理としては、まず、RAMやHDD等の所定の記憶領域に保持されている変数stateの値を読出す。この値が「possible」であれば、さらに所定の記憶領域に保持されている変数signalの値が変更されることを監視し、変更された場合には変数signalの値を読出す。なお、この値が「view_button」であれば視聴操作がなされたと判断する。また、視聴操作部は、このような処理をCPUに実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
「制御部」(0105)は、状態検出部(0103)での検出結果が視聴可能状態となり、視聴操作部(0104)が視聴操作を未だ受け付けていない場合に第一処理ブロックに電源を供給し、第二処理ブロックに電源を供給しない制御を行なう機能を有する。「状態検出部での検出結果が視聴可能状態となり」とは、具体的には、例えば、前述の変数stateの値が「possible」となったことを意味する。「視聴操作部が視聴操作を未だ受け付けていない場合」とは、例えば、前述の変数signalの値が「view_button」となっていないことを意味する。すなわち、制御部の具体的な処理としては、例えば、まずRAMやHDD等の所定の記憶領域に保持されている変数stateの値を読出す。この値が「possible」であって、さらに、所定の記憶領域に保持されている変数signalの値が変更されない、もしくは変更されたことをトリガーとして変数signalの値を読出してこの値が「view_button」以外の値であれば、視聴操作を受け付けていないと判断し、第一処理ブロックに電源を供給し、第二処理ブロックに電源を供給しない。なお、制御部は、このような処理をCPUに実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
(実施形態1:処理の流れ)図4は、本実施形態に係るデジタル放送受信装置における処理の流れを示すフロー図を例示する。最初に、機器の状態の検出を行なう。この処理は、主に状態検出部によって実行される(ステップS0401)。次に、ステップS0401にて検出した機器の状態が視聴可能状態であるか判断する。ここでの判断が視聴可能状態であるとの判断であった場合には、ステップS0403に移行する。ここでの判断が視聴可能状態ではないとの判断であった場合には、ステップS0401に戻る。この処理は、主に状態検出部によって実行される(ステップS0402)。次に、ステップS0402における判断が視聴可能状態であるとの判断であった場合には、視聴操作の受け付けを開始する。この処理は、主に視聴操作部によって実行される(ステップS0403)。次に、視聴操作を受け付けたか判断する。ここでの判断が受け付けたとの判断であった場合には、処理を終了する。ここでの判断が受け付けていないとの判断であった場合には、ステップS0405に移行する。この処理は、主に制御部によって実行される(ステップS0404)。次に、ステップS0404における判断が受け付けていないとの判断であった場合には、第一処理ブロックに電源を供給し、第二処理ブロックに電源を供給しない制御を実行する。この処理は、主に制御部によって実行される(ステップS0405)。最後に、ステップS0405にて電源供給がなされた第一処理ブロックにおいてデジタル放送信号の処理を行なう。この処理は、主に第一処理ブロックによって実行される(ステップS0406)。
(実施形態1:効果)本実施形態に係るデジタル放送受信装置においては、自身の状態が視聴可能状態となり、未だ視聴操作が行なわれない場合には、第一処理ブロックに電源を供給し、第二処理ブロックには電源を供給しないことによって、バッテリーの消費を抑えつつデジタル信号に関して必要な処理のみを行なうことができる。
(実施形態2)
(実施形態2:概要)本実施形態は、前記第一処理ブロックが、チューナ部と、TS分離部と、EIT解析部の少なくとも一を含み、前記第二処理ブロックが、デコード部を含むデジタル放送受信装置に関する。
(実施形態2:構成)本実施形態に係るデジタル放送受信装置の機能ブロックを図5に例示する。本実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成は、実施形態1に係るデジタル放送受信装置の構成に「チューナ部」(0506)と、「TS分離部」(0507)と、「EIT解析部」(0508)の少なくとも一の部と、「デコード部」(0509)を加えた構成である。デジタル放送受信装置(0500)は、「第一処理ブロック」(0501)と、「第二処理ブロック」(0502)と、「状態検出部」(0503)と、「視聴操作部」(0504)と、「制御部」(0505)と、を有する。また、前記第一処理ブロック(0501)は、「チューナ部」(0506)と、「TS分離部」(0507)と、「EIT解析部」(0508)の少なくとも一を含む。また、前記第二処理ブロック(0502)は、「デコード部」(0509)を含む。なお、図6は、前記第一処理ブロックと前記第二処理ブロックに含まれる各部の構成例を示す。アンテナにて受信された放送信号は、まず、第一処理ブロックに含まれるチューナ部にて処理され、その後、TS分離部、EIT解析部の順に処理される。また、TS分離部での処理後は、第二処理ブロックに含まれるデコード部においても処理が行なわれる。
「チューナ部」(0506)は、デジタル放送信号を受信する機能を有する。さらに、受信した放送波を復調してTSに変換する。すなわち、主に、図3における放送信号受信(0301)と復調(0302)の処理を実行する。
「TS分離部」(0507)は、前記チューナ部(0506)にて出力されたTSをオーディオストリーム、ビデオストリーム、番組情報等を含むセクションデータに分離する。すなわち、主に、図3におけるTS分離(0303)の処理を実行する。
「EIT解析部」(0508)は、前記TS分離部(0507)にてTSを分離して得られたセクションデータをデコードし、含まれているEITを解析する。すなわち、主に、図3におけるセクションデータの復号(0304)の処理を実行する。
「デコード部」(0509)は、前記TS分離部(0507)にてTSを分離して得られたオーディオストリーム、ビデオストリームをデコードする。すなわち、主に、図3におけるオーディオストリーム、ビデオストリームの復号(0304)の処理を実行する。
また、前記第一処理ブロックは、前記チューナ部(0506)と、前記TS分離部(0507)と、前記EIT解析部(0508)の少なくとも一を含み、前記第二処理ブロックは、前記デコード部(0509)を含む。よって、制御部(0505)にて第一処理ブロックに電源が供給され第二処理ブロックに電源が供給されないとは、すなわち、EIT解析に関係する機能を動作可能とすることであり、映像データや音声データのデコードに関係する機能を動作不可としておくことである。
(実施形態2:処理の流れ)図7は、本実施形態に係るデジタル放送受信装置における処理の流れを示すフロー図を例示する。最初に、機器の状態の検出を行なう。この処理は、主に状態検出部によって実行される(ステップS0701)。次に、ステップS0701にて検出した機器の状態が視聴可能状態であるか判断する。ここでの判断が視聴可能状態であるとの判断であった場合には、ステップS0703に移行する。ここでの判断が視聴可能状態ではないとの判断であった場合には、ステップS0701に戻る。この処理は、主に状態検出部によって実行される(ステップS0702)。次に、ステップS0702における判断が視聴可能状態であるとの判断であった場合には、視聴操作の受け付けを開始する。この処理は、主に視聴操作部によって実行される(ステップS0703)。次に、視聴操作を受け付けたか判断する。ここでの判断が受け付けたとの判断であった場合には、処理を終了する。ここでの判断が受け付けていないとの判断であった場合には、ステップS0705に移行する。この処理は、主に制御部によって実行される(ステップS0704)。次に、ステップS0704における判断が受け付けていないとの判断であった場合には、第一処理ブロックに電源を供給し、第二処理ブロックに電源を供給しない制御を実行する。この処理は、主に制御部によって実行される(ステップS0705)。次に、ステップS0705にて電源供給がなされた第一処理ブロックにおいてデジタル放送信号を受信しTSに変換する。この処理は、主にチューナ部によって実行される(ステップS0706)。次に、ステップS0706にて変換されたTSの分離処理を行なう。この処理は、主にTS分離部によって実行される(ステップS0707)。最後に、ステップS0707にて分離されたセクションデータをデコードし含まれているEITを解析する。この処理は、主にEIT解析部によって実行される(ステップS0708)。
(実施形態2:効果)本実施形態に係るデジタル放送受信装置においては、自身の状態が視聴可能状態となり、かつ視聴操作が行なわれない場合には、EIT解析に関係する機能を動作可能とし、映像データや音声データのデコードに関係する機能を動作不可としておくことができるため、余計なバッテリー消費を抑えることができる。
(実施形態3)
(実施形態3:概要)本実施形態は、デジタル放送受信装置の状態が視聴可能状態であり、かつ視聴操作がなされていない場合に、番組情報を得ることが可能であるデジタル放送受信装置に関する。
(実施形態3:構成)本実施形態に係るデジタル放送受信装置の機能ブロックを図8に例示する。本実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成は、実施形態2に係るデジタル放送受信装置の構成に「番組情報出力手段」(0810)を加えた構成である。デジタル放送受信装置(0800)は、「第一処理ブロック」(0801)と、「第二処理ブロック」(0802)と、「状態検出部」(0803)と、「視聴操作部」(0804)と、「制御部」(0805)と、を有する。また、前記第一処理ブロック(0801)は、「チューナ部」(0806)と、「TS分離部」(0807)と、「EIT解析部」(0808)の少なくとも一を含む。また、前記第二処理ブロック(0802)は、「デコード部」(0809)を含む。また、前記EIT解析部(0808)は、「番組情報出力手段」(0810)を有する。
「番組情報出力手段」(0810)は、解析結果に基づいて番組情報を出力するための処理を実行するための機能を有する。「解析結果」とは、前記EIT解析部(0808)におけるEITの解析の結果を指す。すなわち、「解析結果」は、具体的にはEITに含まれる番組に関する情報全般が該当する。「番組情報」とは、EITに含まれる情報に基づいて構成され、具体的には、図9に例示するような番組名、番組開始時刻、番組継続時間、番組内容、等の情報を含む。番組情報出力手段は、具体的には、例えば、RAMやHDD等の所定の記憶領域に保持されているEITの解析結果を読出し、解析結果に含まれている情報を組み合わせて一つの番組情報として、RAMやHDD等の所定の記憶領域に格納することにより実現される。また、さらに番組情報はディスプレイ等にてテレビ番組表のように表示されてもよい。なお、番組情報出力手段は、このような処理をCPUに実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
(実施形態3:処理の流れ)図10は、本実施形態に係るデジタル放送受信装置における処理の流れを示すフロー図を例示する。最初に、機器の状態の検出を行なう。この処理は、主に状態検出部によって実行される(ステップS1001)。次に、ステップS1001にて検出した機器の状態が視聴可能状態であるか判断する。ここでの判断が視聴可能状態であるとの判断であった場合には、ステップS1003に移行する。ここでの判断が視聴可能状態ではないとの判断であった場合には、ステップS1001に戻る。この処理は、主に状態検出部によって実行される(ステップS1002)。次に、ステップS1002における判断が視聴可能状態であるとの判断であった場合には、視聴操作の受け付けを開始する。この処理は、主に視聴操作部によって実行される(ステップS1003)。次に、視聴操作を受け付けたか判断する。ここでの判断が受け付けたとの判断であった場合には、処理を終了する。ここでの判断が受け付けていないとの判断であった場合には、ステップS1005に移行する。この処理は、主に制御部によって実行される(ステップS1004)。次に、ステップS1004における判断が受け付けていないとの判断であった場合には、第一処理ブロックに電源を供給し、第二処理ブロックに電源を供給しない制御を実行する。この処理は、主に制御部によって実行される(ステップS1005)。次に、ステップS1005にて電源供給がなされた第一処理ブロックにおいてデジタル放送信号を受信しTSに変換する。この処理は、主にチューナ部によって実行される(ステップS1006)。次に、ステップS1006にて変換されたTSの分離処理を行なう。この処理は、主にTS分離部によって実行される(ステップS1007)。次に、ステップS1007にて分離されたセクションデータをデコードし含まれているEITを解析する。この処理は、主にEIT解析部によって実行される(ステップS1008)。最後に、ステップS1008にて解析された解析結果に基づいて番組情報を出力する。この処理は、主に番組情報出力手段によって実行される(ステップS1009)。
(実施形態3:効果)本実施形態に係るデジタル放送受信装置においては、EITの解析結果に基づいて番組情報を出力することができるため、ユーザがテレビ放送を視聴する前に番組情報を提供することができる。
(実施形態4)
(実施形態4:概要)本実施形態は、デジタル放送受信装置の状態が視聴可能状態となった後にテレビ視聴以外の機能が利用される等により、一定時間内に視聴操作が行なわれない場合には、第一処理ブロックへの電源供給を中止することによって、余計なバッテリー消費を抑えるように構成されたデジタル放送受信装置に関する。
(実施形態4:構成)本実施形態に係るデジタル放送受信装置の機能ブロックを図11に例示する。本実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成は、実施形態1から3のいずれか一に係るデジタル放送受信装置の構成に「電源供給中止手段」(1111)を加えた構成である。図11においては、実施形態3に係るデジタル放送受信装置の構成に前記電源供給中止手段(1111)を加えた構成を例示している。デジタル放送受信装置(1100)は、「第一処理ブロック」(1101)と、「第二処理ブロック」(1102)と、「状態検出部」(1103)と、「視聴操作部」(1104)と、「制御部」(1105)と、を有する。また、前記第一処理ブロック(1101)は、「チューナ部」(1106)と、「TS分離部」(1107)と、「EIT解析部」(1108)の少なくとも一を含む。また、前記第二処理ブロック(1102)は、「デコード部」(1109)を含む。また、前記制御部(1105)は、「電源供給中止手段」(1111)を有する。また、前記EIT解析部(1108)は、「番組情報出力手段」(1110)を有する。
「電源供給中止手段」(1111)は、状態検出部(1103)での検出結果が視聴可能状態となった後、一定時間内に視聴操作部(1104)が視聴操作を受け付けない場合には、第一処理ブロック(1101)への電源供給を中止する機能を有する。例えば、テレビ視聴以外の機能を有する携帯電話などの端末においては、機器の状態が視聴可能状態となっても、その後ユーザがメールの送受信や通話などの機能を使用する場合もあり、必ずしもテレビ視聴を行なうとは限らない。よって、一定時間内に視聴操作がなされない場合には、第一処理ブロックへの電源供給を中止することにより、余計なバッテリー消費を抑えることができる。また、第一処理ブロックへの電源供給を中止するタイミングとしては、EIT解析や番組情報の出力等の処理が行なわれている途中であっても中止するようになっていてもよいし、処理が終了するのを待ってから中止するようになっていてもよい。電源供給中止手段の具体的な処理としては、例えば、RAMやHDD等の所定の記憶領域に保持されている変数stateの値を読出す。この値が「possible」であって、さらに所定の記憶領域に保持されている変数signalの値が変更されない、もしくは変更されたことをトリガーとして変数signalの値を読出してこの値が「view_button」以外の値であれば、視聴操作を受け付けていないと判断し、第一処理ブロックに電源を供給し、第二処理ブロックに電源を供給しない。また、この時点で時間をカウントするためのタイマーを、初期値を0として起動させる。このタイマーの値を随時読出し、読出したタイマーの値と予め決められた値(100、200など)が等しいかどうかを判断し、等しい場合には(一定時間が経過したことになるため)トリガーを引く。また、このトリガーが引かれるまで、変数signalの値が変更されたことをトリガーとして変数signalの値を読出しチェックすることを繰り返し、この値が「view_button」の値とならなかった場合には、第一処理ブロックへの電源供給を中止する。なお、電源供給中止手段は、このような処理をCPUに実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
(実施形態4:処理の流れ)図12は、本実施形態に係るデジタル放送受信装置における処理の流れを示すフロー図を例示する。なお、図12においては、第一処理ブロックへの電源供給を中止するタイミングとして、番組情報の出力が終了した後に限定した場合を例示する。最初に、機器の状態の検出を行なう。この処理は、主に状態検出部によって実行される(ステップS1201)。次に、ステップS1201にて検出した機器の状態が視聴可能状態であるか判断する。ここでの判断が視聴可能状態であるとの判断であった場合には、ステップS1203に移行する。ここでの判断が視聴可能状態ではないとの判断であった場合には、ステップS1201に戻る。この処理は、主に状態検出部によって実行される(ステップS1202)。次に、ステップS1202における判断が視聴可能状態であるとの判断であった場合には、視聴操作の受け付けを開始する。この処理は、主に視聴操作部によって実行される(ステップS1203)。次に、視聴操作を受け付けたか判断する。ここでの判断が受け付けたとの判断であった場合には、処理を終了する。ここでの判断が受け付けていないとの判断であった場合には、ステップS1205に移行する。この処理は、主に制御部によって実行される(ステップS1204)。次に、ステップS1204における判断が受け付けていないとの判断であった場合には、第一処理ブロックに電源を供給し、第二処理ブロックに電源を供給しない制御を実行する。この処理は、主に制御部によって実行される(ステップS1205)。次に、ステップS1205にて電源供給がなされた第一処理ブロックにおいてデジタル放送信号を受信しTSに変換する。この処理は、主にチューナ部によって実行される(ステップS1206)。次に、ステップS1206にて変換されたTSの分離処理を行なう。この処理は、主にTS分離部によって実行される(ステップS1207)。次に、ステップS1207にて分離されたセクションデータをデコードし含まれているEITを解析する。この処理は、主にEIT解析部によって実行される(ステップS1208)。次に、ステップS1208にて解析された解析結果に基づいて番組情報を出力する。この処理は、主に番組情報出力手段によって実行される(ステップS1209)。次に、一定時間が経過したかを判断する。ここでの判断が経過したとの判断であった場合には、ステップS1212に移行する。ここでの判断が経過していないとの判断であった場合には、ステップS1211に移行する。この処理は、主に電源供給中止手段によって実行される(ステップS1210)。ステップS1210における判断が経過したとの判断であった場合には、視聴操作を受け付けたか判断する。ここでの判断が受け付けたとの判断であった場合には、処理を終了する。ここでの判断が受け付けていないとの判断であった場合には、ステップS1210に移行する。この処理は、主に電源供給中止手段によって実行される(ステップS1211)。最後に、ステップS1210における判断が経過したとの判断であった場合には、第一処理ブロックへの電源供給を中止する。この処理は、主に電源供給中止手段によって実行される(ステップS1212)。
(実施形態4:効果)本実施形態に係るデジタル放送受信装置においては、特にテレビ視聴以外の機能を備えたデジタル放送受信装置の場合等に、デジタル放送受信装置の状態が視聴可能状態となった後、ユーザが他の機能を使用した場合等に第一処理ブロックへの電源供給を中止することができるため、余計なバッテリー消費を抑えることができる。
(実施形態5)
(実施形態5:概要)本実施形態は、番組情報出力手段にて番組情報を出力するための処理を実行するに際してチューナ部に対し選択すべきデジタル放送信号チャンネルの選択優先順位を決定するデジタル放送受信装置に関する。
(実施形態5:構成)本実施形態に係るデジタル放送受信装置の機能ブロックを図13に例示する。本実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成は、実施形態3に係るデジタル放送受信装置の構成に「優先順位決定手段」(1312)を加えた構成である。デジタル放送受信装置(1300)は、「第一処理ブロック」(1301)と、「第二処理ブロック」(1302)と、「状態検出部」(1303)と、「視聴操作部」(1304)と、「制御部」(1305)と、を有する。また、前記第一処理ブロック(1301)は、「チューナ部」(1306)と、「TS分離部」(1307)と、「EIT解析部」(1308)の少なくとも一を含む。また、前記第二処理ブロック(1302)は、「デコード部」(1309)を含む。また、前記制御部(1305)は、「優先順位決定手段」(1312)を有する。また、前記EIT解析部(1308)は、「番組情報出力手段」(1310)を有する。
「優先順位決定手段」(1312)は、前記番組情報出力手段(1310)にて番組情報を出力するための処理を実行するに際してチューナ部(1306)に対し選択すべきデジタル放送信号チャンネルの選択優先順位を決定する機能を有する。前記チューナ部(1306)においては、デジタル放送信号を受信する放送局にチャンネルを設定してデジタル放送信号を受信する。よって、デジタル放送信号を受信するチャンネルに優先順位をつけることにより、優先順位の高いチャンネルから順番にデジタル放送信号を受信する等が可能である。優先順位の決定方法は様々に考えられるが、例えば、予めデジタル放送受信装置に設定されていて不変となっていてもよいし、ユーザの視聴履歴等を利用してユーザが頻繁に視聴するチャンネルの優先順位が高くなるようになっていてもよいし、ユーザが任意で設定した優先順位に基づいて決定するようになっていてもよい。優先順位決定手段は、さらに具体的には、例えば、RAMやHDD等の所定の記憶領域に格納されている優先順位を示す情報を読出し、読出した情報をチューナ部に対して出力等することにより実現される。「優先順位を示す情報」とは、例えば、優先順位の高い順にチャンネルを並べた情報等である。なお、このような処理をCPUに実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
(実施形態5:処理の流れ)図14は、本実施形態に係るデジタル放送受信装置における処理の流れを示すフロー図を例示する。最初に、機器の状態の検出を行なう。この処理は、主に状態検出部によって実行される(ステップS1401)。次に、ステップS1401にて検出した機器の状態が視聴可能状態であるか判断する。ここでの判断が視聴可能状態であるとの判断であった場合には、ステップS1403に移行する。ここでの判断が視聴可能状態ではないとの判断であった場合には、ステップS1401に戻る。この処理は、主に状態検出部によって実行される(ステップS1402)。次に、ステップS1402における判断が視聴可能状態であるとの判断であった場合には、視聴操作の受け付けを開始する。この処理は、主に視聴操作部によって実行される(ステップS1403)。次に、視聴操作を受け付けたか判断する。ここでの判断が受け付けたとの判断であった場合には、処理を終了する。ここでの判断が受け付けていないとの判断であった場合には、ステップS1405に移行する。この処理は、主に制御部によって実行される(ステップS1404)。次に、ステップS1404における判断が受け付けていないとの判断であった場合には、第一処理ブロックに電源を供給し、第二処理ブロックに電源を供給しない制御を実行する。この処理は、主に制御部によって実行される(ステップS1405)。次に、チューナ部に対し選択すべきデジタル放送信号チャンネルの選択優先順位を決定する。この処理は、主に優先順位決定手段によって実行される(ステップS1406)。次に、ステップS1405にて電源供給がなされた第一処理ブロックにおいて、ステップS1406にて決定された優先順位に基づいて、チャンネルのデジタル放送信号を受信しTSに変換する。この処理は、主にチューナ部によって実行される(ステップS1407)。次に、ステップS1407にて変換されたTSの分離処理を行なう。この処理は、主にTS分離部によって実行される(ステップS1408)。次に、ステップS1408にて分離されたセクションデータをデコードし含まれているEITを解析する。この処理は、主にEIT解析部によって実行される(ステップS1409)。最後に、ステップS1409にて解析された解析結果に基づいて番組情報を出力する。この処理は、主に番組情報出力手段によって実行される(ステップS1410)。
(実施形態5:効果)本実施形態に係るデジタル放送受信装置においては、チューナ部に対し選択すべきデジタル放送信号チャンネルの選択優先順位を決定することができるので、例えば、ユーザが頻繁に利用しているチャンネルの番組情報を先に受信する等が可能である。
(実施形態6)
(実施形態6:概要)本実施形態は、ユーザの視聴履歴に基づいてデジタル放送信号チャンネルの選択優先順位を決定するデジタル放送受信装置に関する。
(実施形態6:構成)本実施形態に係るデジタル放送受信装置の機能ブロックを図15に例示する。本実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成は、実施形態5に係るデジタル放送受信装置の構成に「視聴履歴保持部」(1513)と「視聴履歴依存決定器」(1514)を加えた構成である。デジタル放送受信装置(1500)は、「第一処理ブロック」(1501)と、「第二処理ブロック」(1502)と、「状態検出部」(1503)と、「視聴操作部」(1504)と、「制御部」(1505)と、「視聴履歴保持部」(1513)と、を有する。また、前記第一処理ブロック(1501)は、「チューナ部」(1506)と、「TS分離部」(1507)と、「EIT解析部」(1508)の少なくとも一を含む。また、前記第二処理ブロック(1502)は、「デコード部」(1509)を含む。また、前記制御部(1505)は、「優先順位決定手段」(1512)を有する。また、前記優先順位決定手段(1512)は、「視聴履歴依存決定器」(1514)を有する。また、前記EIT解析部(1508)は、「番組情報出力手段」(1510)を有する。
「視聴履歴保持部」(1513)は、デジタル放送信号の視聴履歴を保持する機能を有する。図16は、視聴履歴保持部の具体例を示す。図16においては、視聴履歴保持部が視聴履歴DBというデータベースにて実現されている場合を示している。また、視聴履歴DBは、「ID」、「チャンネル」から構成される視聴履歴テーブルを保持している。例えば、ユーザがチャンネルを切り換える度に、「insert into 視聴履歴 (チャンネル) values (’10CH’)」というようなSQLクエリーのinsert文が実行され、ユーザが切り換えたチャンネルの情報が視聴履歴テーブルに挿入されていく。「ID」は、insert文が実行されると自動的にインクリメントされて入力される。また、単に見たい番組を探すためにチャンネルを切り換える場合等もあるため、例えば、チャンネルを切り換えてから一定時間が経過した場合にのみ、ユーザの意志により視聴されていると判断してinsert文を実行する等となっていてもよい。視聴履歴保持部の具体的な処理としては、例えば、前記チューナ部(1506)にてチャンネルが切り換えられたことをトリガーとして、HDD等の所定の記憶領域に保持されているデータベースに対してinsert文を実行し、新しいデータが挿入されたデータベースを所定の記憶領域に格納する。なお、視聴履歴保持部は、このような処理をCPUに実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
「視聴履歴依存決定器」(1514)は、前記視聴履歴保持部(1513)にて保持されている視聴履歴に基づいて選択優先順位を決定する機能を有する。図17は、視聴履歴依存決定器の具体例を示す。一例として、切り換えられた回数が一番多い順番に優先順位を付ける場合を示す。視聴履歴保持部(1710)に保持されている視聴履歴は、図16に例示したものと同様とする。視聴履歴依存決定器(1720)は、視聴履歴保持部(1710)に保持されている視聴履歴テーブルに対して、例えば、「select チャンネル from 視聴履歴 group by チャンネル order by count(チャンネル) desc」というようなSQLクエリーのselect文が実行され、実行結果として、視聴履歴テーブルに保持されている数の多い順にチャンネルを並べたデータが取得される。視聴履歴依存決定器の具体的な処理としては、例えば、HDD等の所定の記憶領域に保持されているデータベースに対して上述のようなselect文を実行し、実行結果のデータを所定の記憶領域に格納する。なお、視聴履歴依存決定器は、このような処理をCPUに実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
(実施形態6:処理の流れ)本実施形態に係るデジタル放送受信装置における処理の流れは、実施形態5に係るデジタル放送受信装置における処理の流れと同様である。ただし、デジタル放送信号の視聴履歴を保持する処理を随時実行し、さらに、ステップS1406にてチューナ部に対し選択すべきデジタル放送信号チャンネルの選択優先順位を決定する際に、保持されている視聴履歴に基づいて選択優先順位を決定することを特徴とする。なお、この処理は、主に視聴履歴依存決定器によって実行される。
(実施形態6:効果)本実施形態に係るデジタル放送受信装置においては、ユーザの視聴履歴に基づいてチューナ部に対し選択すべきデジタル放送信号チャンネルの選択優先順位を決定することができるので、ユーザがより必要とするであろうチャンネルの番組情報を先に受信する等が可能である。
(実施形態7)
(実施形態7:概要)本実施形態は、時刻と関連付けられたユーザの視聴履歴に基づいてデジタル放送信号チャンネルの選択優先順位を決定するデジタル放送受信装置に関する。
(実施形態7:構成)本実施形態に係るデジタル放送受信装置の機能ブロックを図18に例示する。本実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成は、実施形態6に係るデジタル放送受信装置の構成に「時計部」(1815)と「時刻付視聴履歴保持手段」(1816)と「時刻依存決定器」(1817)を加えた構成である。デジタル放送受信装置(1800)は、「第一処理ブロック」(1801)と、「第二処理ブロック」(1802)と、「状態検出部」(1803)と、「視聴操作部」(1804)と、「制御部」(1805)と、「視聴履歴保持部」(1813)と、「時計部」(1815)と、を有する。また、前記第一処理ブロック(1801)は、「チューナ部」(1806)と、「TS分離部」(1807)と、「EIT解析部」(1808)の少なくとも一を含む。また、前記第二処理ブロック(1802)は、「デコード部」(1809)を含む。また、前記制御部(1805)は、「優先順位決定手段」(1812)を有する。また、前記優先順位決定手段(1812)は、「視聴履歴依存決定器」(1814)と「時刻依存決定器」(1817)を有する。また、前記EIT解析部(1808)は、「番組情報出力手段」(1810)を有する。また、前記視聴履歴保持部(1813)は、「時刻付視聴履歴保持手段」(1816)を有する。
「時計部」(1815)は、主に現在時刻を保持する機能を有する。
「時刻付視聴履歴保持手段」(1816)は、デジタル放送信号の視聴履歴を時刻と関連付けて保持する機能を有する。「時刻」とは、ユーザが放送信号を受信すると同時に放送を視聴する場合には主に放送時刻が該当するが、例えば、放送信号を記録媒体に保存しておき後で放送を視聴する場合等は、実際に視聴した時刻等であってもよい。「時刻と関連付けて」とは、例えば、視聴開始時刻や視聴終了時刻等のような時刻に関する情報を含めて保持するという意味である。図19においては、時刻付視聴履歴保持手段が時刻付視聴履歴DBというデータベースにて実現されている場合を示している。また、時刻付視聴履歴DBは、「視聴開始時刻」、「視聴時間」、「チャンネル」から構成される時刻付視聴履歴テーブルを保持している。「視聴開始時刻」は、各チャンネルにおいて視聴が開始された時刻を示し、例えば、前記チューナ部(1806)においてチャンネルが切り替わった際の時刻を前記時計部(1815)から取得することにより知ることができる。「視聴時間」は、各チャンネルにおいて視聴していた時間を示し、例えば、前記視聴開始時刻から、前記チューナ部(1806)においてチャンネルが切り替わった際の時刻までの差分により知ることができる。このような時刻付視聴履歴テーブルに対して、例えば、ユーザがチャンネルを切り換える度に、「insert into 視聴履歴 (視聴開始時刻,視聴時間,チャンネル) values (’10:05:13’,’00:13:25’,’10CH’)」というようなSQLクエリーのinsert文が実行され、ユーザが視聴したチャンネルの情報が時刻付視聴履歴テーブルに挿入されていく。また、単に見たい番組を探すためにチャンネルを切り換える場合等もあるため、例えば、チャンネルを切り換えてから一定時間が経過した場合にのみ、ユーザの意志により視聴されていると判断してinsert文を実行する等となっていてもよい。時刻付視聴履歴保持手段の具体的な処理としては、例えば、前記チューナ部(1806)にてチャンネルが切り換えられたことをトリガーとして、前記時計部から現在時刻を取得し、視聴開始時刻としてRAMやHDD等の所定の記憶領域に格納する。また、さらに前記チューナ部(1806)にてチャンネルが切り換えられたことをトリガーとして、前記時計部から現在時刻を取得し、所定の記憶領域に保持した視聴開始時刻との差分を視聴時間として、RAMやHDD等の所定の記憶領域に格納する。このように所定の記憶領域に格納した視聴開始時刻と視聴時間を読出してinsert文を作成し、HDD等の所定の記憶領域に保持されているデータベースに対してinsert文を実行し、さらに新しいデータが挿入されたデータベースを所定の記憶領域に格納する。なお、時刻付視聴履歴保持手段は、このような処理をCPUに実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
「時刻依存決定器」(1817)は、時計部(1815)から取得した現在時刻と、時刻付視聴履歴保持手段(1816)に保持されている視聴履歴と、に基づいて選択優先順位を決定する機能を有する。「時計部から取得した現在時刻と、時刻付視聴履歴保持手段に保持されている視聴履歴と、に基づいて」とは、例えば、視聴開始時刻や視聴終了時刻のように視聴履歴に含まれる情報のうち時刻が関連する情報と、現在時刻とを関連付けて選択優先順位を決定すること等を意味する。例えば、時刻付視聴履歴に保持されているデータのうち、視聴開始時刻が現在時刻の前後30分以内に含まれるデータを対象として、切り換えられた回数が多い順番に優先順位を付ける場合等が該当する。現在時刻と視聴履歴との関連付け方は、予めデジタル放送受信装置に設定されていて不変となっていてもよいし、ユーザがその都度設定できる等となっていてもよい。図20は、時刻依存決定器の具体例を示す。一例として、現在時刻が10:32:20であることに基づいて、時刻付視聴履歴において視聴開始時刻が10:00:00から11:00:00までに含まれている履歴を対象として、切り換えられた回数が多い順番に優先順位を付ける場合を示す。時刻付視聴履歴保持手段(2010)に保持されている時刻付視聴履歴は、図19に例示したものと同様とする。また、時計部(2020)における現在時刻が「10:32:20」であるとする。時計部(2020)における現在時刻に基づいて、時刻依存決定器(2030)は、時刻付視聴履歴保持手段(2010)に保持されている時刻付視聴履歴テーブルに対して、例えば、「select チャンネル from 時刻付視聴履歴 where 10:00:00<=視聴開始時刻<11:00:00 group by チャンネル order by count(チャンネル) desc」というようなSQLクエリーのselect文が実行され、実行結果として、時刻付視聴履歴テーブルにおいて視聴開始時刻が10:00:00から11:00:00までの間であって、保持されている数の多い順にチャンネルを並べたデータが取得される。時刻依存決定器の具体的な処理としては、例えば、前記時計部における現在時刻を取得し、取得した現在時刻に基づいて、優先順位を決定する対象とするチャンネルの視聴開始時刻等を決定し、決定した視聴開始時刻等の条件をRAMやHDD等の所定の記憶領域に格納する。さらに、RAMやHDD等の所定の記憶領域から視聴開始時刻等の条件を読出してselect文を作成し、HDD等の所定の記憶領域に保持されているデータベースに対してselect文を実行し、実行結果のデータを所定の記憶領域に格納する。なお、時刻依存決定器は、このような処理をCPUに実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
(実施形態7:処理の流れ)本実施形態に係るデジタル放送受信装置における処理の流れは、実施形態6に係るデジタル放送受信装置における処理の流れと同様である。ただし、デジタル放送信号の視聴履歴を時刻と関連付けて保持する処理を随時実行し、さらに、チューナ部に対し選択すべきデジタル放送信号チャンネルの選択優先順位を決定する際に、現在時刻と保持されている時刻付視聴履歴とに基づいて選択優先順位を決定することを特徴とする。なお、この処理は、主に時計部と時刻依存決定器によって実行される。
(実施形態7:効果)本実施形態に係るデジタル放送受信装置においては、時刻と関連付けられたユーザの視聴履歴に基づいてチューナ部に対し選択すべきデジタル放送信号チャンネルの選択優先順位を決定することができるので、現在時刻を考慮して、ユーザがより必要とするであろうチャンネルの番組情報を先に受信する等が可能である。
(実施形態8)
(実施形態8:概要)本実施形態は、優先順位を定める情報である優先順位情報を入力し、入力された優先順位情報を保持する機能を有するデジタル放送受信装置に関する。例えば、ユーザが任意に優先順位を決定する等が可能である。
(実施形態8:構成)本実施形態に係るデジタル放送受信装置の機能ブロックを図21に例示する。本実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成は、実施形態5から7のいずれか一に係るデジタル放送受信装置の構成に「優先順位情報保持手段」(2118)と「入力手段」(2119)を加えた構成である。図21においては、実施形態7に係るデジタル放送受信装置の構成に前記優先順位情報保持手段(2118)と前記入力手段(2119)を加えた構成を例示している。デジタル放送受信装置(2100)は、「第一処理ブロック」(2101)と、「第二処理ブロック」(2102)と、「状態検出部」(2103)と、「視聴操作部」(2104)と、「制御部」(2105)と、「視聴履歴保持部」(2113)と、「時計部」(2115)と、を有する。また、前記第一処理ブロック(2101)は、「チューナ部」(2106)と、「TS分離部」(2107)と、「EIT解析部」(2108)の少なくとも一を含む。また、前記第二処理ブロック(2102)は、「デコード部」(2109)を含む。また、前記制御部(2105)は、「優先順位決定手段」(2112)と「優先順位情報保持手段」(2118)と「入力手段」(2119)を有する。また、前記優先順位決定手段(2112)は、「視聴履歴依存決定器」(2114)と「時刻依存決定器」(2117)を有する。また、前記EIT解析部(2108)は、「番組情報出力手段」(2110)を有する。また、前記視聴履歴保持部(2113)は、「時刻付視聴履歴保持手段」(2116)を有する。
「優先順位情報保持手段」(2118)は、優先順位決定手段(2112)が決定すべき優先順位を定める情報である優先順位情報を保持する機能を有する。「優先順位決定手段が決定すべき優先順位」とは、チューナ部(2106)に対して選択すべきデジタル放送信号チャンネルの選択優先順位を指す。「優先順位情報」とは、前記チャンネルの選択優先順位を示した情報であり、具体的には、例えば、チャンネルを優先順位の高い順に並べた情報等である。優先順位情報保持手段は、具体的には、RAMやHDD等の所定の記憶領域に優先順位情報をデータベース等として保持することにより実現される。また、データベース等に対するSQLクエリーの実行等、優先順位情報を保持するための処理をCPUに実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
「入力手段」(2119)は、前記優先順位情報保持手段(2118)に保持される優先順位情報を入力するための機能を有する。入力する優先順位情報は、例えば、ユーザがキーボードやマウス等の入力インタフェースを介して取得されるようになっていてもよいし、デジタル放送受信装置により内部又は外部より自動的に取得されるようになっていてもよい。また、入力手段は、入力インタフェースを介する等して取得された優先順位情報を、さらに前記優先順位情報保持手段(2118)により保持されている優先順位情報に反映させる機能が必要である。実際には、例えば、優先順位情報を保持しているデータベースに対してSQLクエリーを実行するなどして反映させることができる。入力手段の具体的な処理としては、例えば、入力インタフェースを介する等して取得された優先順位情報をRAMやHDD等の所定の記憶領域に格納する。さらに、格納した優先順位情報を所定の記憶領域から読出し、insert文、update文、delete文等を作成し、RAMやHDD等の所定の記憶領域に保持されているデータベースに対して作成したSQLクエリーを実行し、さらに新しいデータが挿入されたデータベースを所定の記憶領域に格納する。なお、入力手段は、このような処理をCPUに実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
(実施形態8:処理の流れ)本実施形態に係るデジタル放送受信装置における処理の流れは、実施形態5から7のいずれか一に係るデジタル放送受信装置における処理の流れと同様である。ただし、優先順位情報を入力し、入力された優先順位情報を保持する処理を随時実行する。なお、この処理は、主に優先順位情報保持手段と入力手段によって実行される。
(実施形態8:効果)本実施形態に係るデジタル放送受信装置においては、優先順位情報を入力し、入力された優先順位情報を保持する機能を有するため、例えば、ユーザが任意に優先順位を決定する等が可能である。
(実施形態9)
(実施形態9:概要)本実施形態は、実施形態1から8のいずれか一に記載のデジタル放送受信装置を有する携帯型端末装置に関する。
(実施形態9:構成)本実施形態に係る携帯型端末装置の機能ブロックを図22に例示する。携帯型端末装置(2220)は、デジタル放送受信装置(2200)を有する。また、デジタル放送受信装置(2200)の構成は、実施形態1から8のいずれか一に係るデジタル放送受信装置の構成と同様である。図22においては、実施形態8に係るデジタル放送受信装置の構成である場合を例示している。デジタル放送受信装置(2200)は、「第一処理ブロック」(2201)と、「第二処理ブロック」(2202)と、「状態検出部」(2203)と、「視聴操作部」(2204)と、「制御部」(2205)と、「視聴履歴保持部」(2213)と、「時計部」(2215)と、を有する。また、前記第一処理ブロック(2201)は、「チューナ部」(2206)と、「TS分離部」(2207)と、「EIT解析部」(2208)の少なくとも一を含む。また、前記第二処理ブロック(2202)は、「デコード部」(2209)を含む。また、前記制御部(2205)は、「優先順位決定手段」(2212)と「優先順位情報保持手段」(2218)と「入力手段」(2219)を有する。また、前記優先順位決定手段(2212)は、「視聴履歴依存決定器」(2214)と「時刻依存決定器」(2217)を有する。また、前記EIT解析部(2208)は、「番組情報出力手段」(2210)を有する。また、前記視聴履歴保持部(2213)は、「時刻付視聴履歴保持手段」(2216)を有する。なお、各構成要素の機能は実施形態8と同様であるので、ここでの説明は省略する。また、携帯型端末装置(2220)は持ち運び可能な携帯型の端末であり、具体的には、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)、ノート型パソコン等が該当する。これらのような携帯型端末装置においては、通常はバッテリーにて動作するため、バッテリー消費を抑えることができることは特に大きな効果となる。
(実施形態9:処理の流れ)本実施形態に係る携帯型端末装置における処理の流れは、実施形態1から8のいずれか一に係るデジタル放送受信装置における処理の流れと同様である。
(実施形態9:効果)本実施形態に係る携帯型端末装置は、通常はバッテリーにより動作する場合が多いため、特にバッテリー消費を抑えられることは大きな効果となる。
実施形態1に係るデジタル放送受信装置の機能ブロック図 一般的なコンピュータの構成を例示する図 地上デジタルテレビ放送波の受信処理を示す概略図 実施形態1に係るデジタル放送受信装置の処理の流れを示すフロー図 実施形態2に係るデジタル放送受信装置の機能ブロック図 第一処理ブロックと第二処理ブロックに含まれる各部の構成例 実施形態2に係るデジタル放送受信装置の処理の流れを示すフロー図 実施形態3に係るデジタル放送受信装置の機能ブロック図 番組情報の一例 実施形態3に係るデジタル放送受信装置の処理の流れを示すフロー図 実施形態4に係るデジタル放送受信装置の機能ブロック図 実施形態4に係るデジタル放送受信装置の処理の流れを示すフロー図 実施形態5に係るデジタル放送受信装置の機能ブロック図 実施形態5に係るデジタル放送受信装置の処理の流れを示すフロー図 実施形態6に係るデジタル放送受信装置の機能ブロック図 視聴履歴保持部の具体例 視聴履歴依存決定器の具体例 実施形態7に係るデジタル放送受信装置の機能ブロック図 時刻付視聴履歴保持手段の具体例 時刻依存決定器の具体例 実施形態8に係るデジタル放送受信装置の機能ブロック図 実施形態9に係るデジタル放送受信装置の機能ブロック図
符号の説明
0100 デジタル放送受信装置
0101 第一処理ブロック
0102 第二処理ブロック
0103 状態検出部
0104 視聴操作部
0105 制御部

Claims (11)

  1. デジタル放送信号を処理する第一処理ブロックと、
    デジタル放送信号の前記第一処理ブロックと異なる処理を実行する第二処理ブロックと、
    機器の状態が視聴可能状態か視聴不能状態かを検出する状態検出部と、
    状態検出部での検出結果が視聴可能状態である場合に視聴操作を受け付けるための視聴操作部と、
    状態検出部での検出結果が視聴可能状態となり、視聴操作部が視聴操作を未だ受け付けていない場合に第一処理ブロックに電源を供給し、第二処理ブロックに電源を供給しない制御を行う制御部と、
    を有するデジタル放送受信装置。
  2. 前記第一処理ブロックは、
    デジタル放送信号を受信するチューナ部と、TS分離部と、EIT解析部の少なくとも一を含み、
    前記第二処理ブロックは、
    デコード部を含む
    請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  3. 前記EIT解析部は、解析結果に基づいて番組情報を出力するための処理を実行するための番組情報出力手段を有する請求項2に記載のデジタル放送受信装置。
  4. 前記制御部は、状態検出部での検出結果が視聴可能状態となった後、一定時間内に視聴操作部が視聴操作を受け付けない場合には、第一処理ブロックへの電源供給を中止する電源供給中止手段を有する請求項1から3のいずれか一に記載のデジタル放送受信装置。
  5. 前記制御部は、前記番組情報出力手段にて番組情報を出力するための処理を実行するに際してチューナ部に対し選択すべきデジタル放送信号チャンネルの選択優先順位を決定する優先順位決定手段をさらに有する請求項3に記載のデジタル放送受信装置。
  6. デジタル放送信号の視聴履歴を保持する視聴履歴保持部を有し、
    前記優先順位決定手段は、前記視聴履歴保持部にて保持されている視聴履歴に基づいて選択優先順位を決定する視聴履歴依存決定器を有する請求項5に記載のデジタル放送受信装置。
  7. 時計部を有し、
    前記視聴履歴保持部は、デジタル放送信号の視聴履歴を時刻と関連付けて保持する時刻付視聴履歴保持手段を有し、
    前記優先順位決定手段は、時計部から取得した現在時刻と、時刻付視聴履歴保持手段に保持されている視聴履歴と、に基づいて選択優先順位を決定する時刻依存決定器を有する請求項6に記載のデジタル放送受信装置。
  8. 前記制御部は、
    優先順位決定手段が決定すべき優先順位を定める情報である優先順位情報を保持する優先順位情報保持手段と、
    前記優先順位情報保持手段に保持される優先順位情報を入力するための入力手段と、を有する請求項5から7のいずれか一に記載のデジタル放送受信装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一に記載のデジタル放送受信装置を有する携帯型端末装置。
  10. デジタル放送信号を処理する第一処理ブロックと、デジタル放送信号の前記第一処理ブロックと異なる処理を実行する第二処理ブロックとを有するデジタル放送受信装置の動作方法であって、
    機器の状態が視聴可能状態か視聴不能状態かを検出する状態検出ステップと、
    状態検出ステップでの検出結果が視聴可能状態である場合に視聴操作を受け付け可能な状態にするための視聴操作受付準備ステップと、
    状態検出ステップでの検出結果が視聴可能状態となり、視聴操作受付準備ステップにて視聴操作を未だ受け付けていない場合に第一処理ブロックに電源を供給し、第二処理ブロックに電源を供給しない制御を行う制御ステップと、
    を有するデジタル放送受信装置の動作方法。
  11. 前記制御ステップは、状態検出ステップでの検出結果が視聴可能状態となった後、一定時間内に視聴操作を受け付けない場合には、第一処理ブロックへの電源供給を中止する電源供給中止ステップを有する請求項10に記載のデジタル放送受信装置の動作方法。
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